JP7395311B2 - ベースユニット及び照明器具 - Google Patents

ベースユニット及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP7395311B2
JP7395311B2 JP2019186839A JP2019186839A JP7395311B2 JP 7395311 B2 JP7395311 B2 JP 7395311B2 JP 2019186839 A JP2019186839 A JP 2019186839A JP 2019186839 A JP2019186839 A JP 2019186839A JP 7395311 B2 JP7395311 B2 JP 7395311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
base unit
side wall
light source
reflective member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019186839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021064454A (ja
Inventor
拓未 富田
尚之 山田
佳史 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koizumi Lighting Technology Corp
Original Assignee
Koizumi Lighting Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koizumi Lighting Technology Corp filed Critical Koizumi Lighting Technology Corp
Priority to JP2019186839A priority Critical patent/JP7395311B2/ja
Publication of JP2021064454A publication Critical patent/JP2021064454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7395311B2 publication Critical patent/JP7395311B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、ベースユニット及び照明器具に関する。
特許文献1に記載の照明器具は、器具本体と、光源ユニットとを備える。器具本体は、収容部と、反射部材とを有する。収容部は、光源ユニットを収容する。収容部は、係止部を有する。係止部は、反射部材に収容部を係止する。反射部材は、光の配光を調整する。反射部材は、係止孔を有する。係止孔には、係止部が挿入される。係止孔に係止部が挿入されることで、収容部と反射部材とが係合される。
特開2018-147666号公報
しかしながら、特許文献1の器具本体は、収容部に係止部を形成し、反射部材に係止部を挿入する係止孔を形成する必要がある。つまり、収容部と反射部材とのそれぞれに加工が必要となる。よって、器具本体を製造するための工数が増加していた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、器具本体のようなベースユニットを製造するための工数を低減できるベースユニット及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係るベースユニットは、筐体と、反射部材とを備える。前記筐体は、光を照射面に向かって出射する光源ユニットの少なくとも一部を収容することが好ましい。前記反射部材は、光を反射することが好ましい。前記筐体は、フランジ部と、側壁とを有することが好ましい。前記フランジ部は、前記筐体の外側に延びる。前記側壁は、前記光源ユニットの少なくとも一部と対向する。前記反射部材は、当接部と、延設部とを有することが好ましい。前記当接部は、前記フランジ部よりも前記照射面側に位置し、前記フランジ部と当接することが好ましい。前記延設部は、前記側壁に沿って、前記当接部から延び、前記側壁の内面と当接することが好ましい。前記当接部は、前記フランジ部に溶接されていることが好ましい。
本発明に係るベースユニットの前記筐体は、開口を更に有することが好ましい。前記反射部材は、前記筐体の前記開口の幅よりも小さい幅の開口を更に有することが好ましい。前記反射部材の前記開口は、前記筐体の開口の内側に位置することが好ましい。
本発明に係るベースユニットの前記反射部材は、平坦部と、反射部とを更に有することが好ましい。前記平坦部は、前記フランジ部の外側に位置し、前記当接部よりも前記出射面側に位置することが好ましい。前記反射部は、前記当接部から前記平坦部に向かって傾斜することが好ましい。
本発明に係るベースユニットは、ネジを備えることが好ましい。前記ネジは、前記延設部と前記側壁とを固定することが好ましい。
本発明に係る照明器具は、上記ベースユニットと、光源ユニットとを備える。前記光源ユニットは、前記ベースユニットに収容される。
本発明のベースユニット及び照明器具によれば、ベースユニットを製造するための工数を低減できる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 図1に示す照明器具のII-II断面を示す図である。 図2に示す照明器具のうちベースユニットを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る反射部材を溶接する前の筐体を示す図である。 本発明の実施形態に係る筐体に溶接される前の反射部材を示す図である。 (a)は、筐体と反射部材とを溶接する前のベースユニットの一部を拡大して示す図である。(b)は、筐体と反射部材とを溶接した後のベースユニットの一部を拡大して示す図である。 本実施形態に係るベースユニットを示す斜視図である。 図3に示すベースユニットのフランジ部周辺を示す拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、及びZ軸を適宜記載している。X軸及びY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。
図1を参照して、本実施形態に係る照明器具100について説明する。図1は、本実施形態に係る照明器具100を示す斜視図である。照明器具100は、例えば、ベースライトである。照明器具100は、例えば、埋め込み型ベースライトである。埋め込み型ベースライトは、天井のような壁Wに埋め込まれて使用される。また、照明器具100は、例えば、直付け型ベースライトであってもよい。直付け型ベースライトは、壁Wに直接取り付けられる。照明器具100は、ベースユニット10と光源ユニット20とを備える。照明器具100は、ベースユニット10と光源ユニット20とを備える。
ベースユニット10は、光源ユニット20を固定する。ベースユニット10は、壁Wに取り付けられる。ベースユニット10は、壁Wに穴をあけて穴を覆う位置で壁Wに取付けられる。なお、壁Wの穴にベースユニット10の一部が埋め込まれるように、壁Wに取付けられてもよい。また、ベースユニット10は、壁Wの表面に取り付けられてもよい。ベースユニット10は、矩形形状を有する。
光源ユニット20は、光を出射する。光源ユニット20は、照射面に向かって光を出射する。照射面は、光源ユニット20から出射された光によって照射される面を示す。照射される面は、例えば、壁Wに対向する面である。
光源ユニット20は、ベースユニット10の中央部分に位置する。ベースユニット10に取付けられた光源ユニット20の一部は、取り付けられた位置から照射面に向かって突出する。光源ユニット20は、矩形形状を有する。
光源ユニット20は、光源モジュール21を有する。光源モジュール21は、基板23と光源22とを含む。基板23は、導電パターンを有する。導電パターンには、光源22が電気的に接続される。導電パターンには、光源22に電力を供給するための配線が接続される。
光源22は、光を出射する。例えば、光源22は、複数の発光素子を含む。複数の発光素子は、例えば、格子状に基板23に配置される。発光素子は、LED(Light Emitting Diode)アレイである。複数の発光素子は、基板23の実装面に載置されて、基板23の導電パターンに電気的に接続される。光源22は、光軸AXを有する。光軸AXは、光源22と基板23とが並ぶ方向に沿う。光軸AXは、基板23の中心を垂直に通る仮想直線である。例えば、光源22から出射された光の一部は、光軸AXに沿って出射される。
次に、図1と図2とを参照して照明器具100を更に詳しく説明する。図2は、図1に示す照明器具100のII-II断面を示す図である。図2に示すように、光源ユニット20は、取付板25と、カバー部材26と、電源部27と、固定バネ28とを更に有する。
取付板25は、光源ユニット20の構成物を固定する板である。取付板25には、光源モジュール21と、カバー部材26と、電源部27と、固定バネ28とが取り付けられる。
カバー部材26は、光を透過する。カバー部材26は透明または半透明であり、光源22が出射した光を透過させる。例えば、カバー部材26は、光源22を保護する。カバー部材26は、光源22に塵埃が付着することを抑制できる。また、カバー部材26は、光源22とユーザーの身体の一部が接触することを抑制する。光源22とユーザーの身体の一部が接触することを抑制することで、例えば、発光素子の蛍光体の欠損、及び、基板23の破損を抑制できる。
また、例えば、カバー部材26は、樹脂を箱状に成型することによって形成される。樹脂は、例えば、ポリカーボネートである。例えば、カバー部材26は、光拡散材料を樹脂に混ぜて形成される。例えば、カバー部材26は、透明または半透明の樹脂に微小な凹凸を設けることによって形成される。例えば、カバー部材26は、乳白色のような色彩を有していてもよい。例えば、カバー部材26は、レンズ機能を有する形状を有していてもよい。レンズ機能とは、光を屈折させて、光を発散または収束させる機能のことである。
電源部27は、電源回路を含む。電源回路は、光源22に電力を供給する。本実施形態では、電源回路は、光源22へ直流電圧を供給する。
電源回路は、詳しくは、プリント配線基板と、複数の電子部品とを含む。複数の電子部品は、プリント配線基板に実装される。複数の電子部品は、点灯電圧を生成するために必要な回路部品と、駆動電圧を生成するために必要な回路部品とを含む。具体的には、電子部品は、トランスやダイオード、コンデンサなどの回路部品を含む。
固定バネ28は、光源ユニット20をベースユニット10に固定する。具体的には、固定バネ28は、光源ユニット20の一部がベースユニット10に収容される位置で光源ユニット20を固定する。固定バネ28は、例えば、ねじりバネである。
ベースユニット10は、筐体11と、反射部材15とを有する。筐体11は、光源ユニット20の少なくとも一部を収容する。具体的には、筐体11は、光源ユニット20のうち、取付板25と、電源部27と、固定バネ28とを収容する。更に筐体11は、カバー部材26の一部を収容する。したがって、光源ユニット20のうち、カバー部材26が筐体11から露出する。
筐体11は、バネ保持部114を有する。バネ保持部114は、固定バネ28を保持する。バネ保持部114が、固定バネ28を保持することで、光源ユニット20をベースユニット10に保持できる。
反射部材15は、光を反射する。例えば、反射部材15は、光源ユニット20から出射された光を反射する。反射部材15は、光軸AXから離れる方向に向かって筐体11から延びる。例えば、図1に示すように、平面視において、反射部材15が筐体11の周りを囲むように、反射部材15は光軸AXから離れる方向に向かって筐体11から延びる。
反射部材15は、筐体11に溶接される。したがって、反射部材15と筐体11とを係合するために反射部材15と筐体11とのそれぞれに加工をする必要がない。この結果、ベースユニット10を製造する際の製造工数を低減できる。
例えば、一般的な筐体と反射部材とを結合する技術について説明する。一般的に反射部材と筐体とを結合する場合、反射部材と筐体とのそれぞれに加工を要する。例えば、反射部材に係合突起を形成する加工を行う。そして、筐体に孔を形成する。そして、係合突起を孔に挿入して、筐体に反射部材を取り付ける。この場合、反射部材と筐体とのそれぞれに加工が必要となり、ベースユニットを製造する際の製造工数が増加する。
一方、本実施形態のベースユニット10のように、反射部材15と筐体11とを溶接する場合、反射部材15と筐体11とのそれぞれに加工を行う必要がない。つまり、反射部材15と筐体11とのそれぞれに加工を行わなくても、溶接によって反射部材15を筐体11に取付けることができる。この結果、加工の手間が減少し、ベースユニット10を製造する際の製造工数を低減できる。また、反射部材15と筐体11とを溶接する手法は、例えば、スポット溶接が好ましい。なお、反射部材15と筐体11とを溶接する手法は、スポット溶接に限らず、反射部材15と筐体11とが溶接される手法であればよい。
次に、図1~図6を参照してベースユニット10を更に詳しく説明する。図3は、図2に示す照明器具100のうちベースユニット10を示す断面図である。図3では、図2に示す照明器具100から光源ユニット20を除いている。図4は、反射部材15を溶接する前の筐体11を示す。図5は、筐体11に溶接される前の反射部材15を示す。図6(a)は、筐体11と反射部材15とを溶接する前のベースユニット10の一部を拡大して示す図である。図6(b)は、筐体11と反射部材15とを溶接した後のベースユニット10の一部を拡大して示す図である。図6では、図3に示すベースユニット10の領域AR部分を拡大し、筐体11の端面と反射部材15の端面とを示す。
図3と図4とに示すように、筐体11は、箱形状を有する。また、筐体11の箱形状は、開口部11Aを有する。開口部11Aの幅は、幅L1である。筐体11は、ベース部111と、側壁120と、フランジ部130とを有する。筐体11は、例えば、金属から形成される。
ベース部111は、例えば、壁Wに埋め込まれる。また、ベース部111は、壁Wに直接取り付けられてもよい。
側壁120は、ベース部111を囲う。側壁120は、ベース部111から延設される。図3に示すように、側壁120は、第1方向DAに沿って延びる。第1方向DAは、開口部11Aとベース部111とが並ぶ方向に沿う。第1方向DAは、光軸AXに沿う方向である。第1方向DAは、方向DA1と方向DA2とを含む。方向DA1は、開口部11Aからベース部111に向かう方向に沿う方向である。方向DA2は、ベース部111から開口部11Aに向かう方向である。
図2~図6に示すように、フランジ部130は、反射部材15と当接する。フランジ部130は、筐体11の外側に向かって延びる。具体的には、フランジ部130は、光軸AXから離れる方向に向かって側壁120から延設される。
引き続き、図1~図6を参照して、ベースユニット10の反射部材15を更に詳しく説明する。反射部材15は、略角錐台状である。反射部材15の内面の周長は、光源ユニット20から離れるのにしたがって漸次大きくなる。例えば、反射部材15の内面は、白色塗装されていることが好ましい。反射部材15の内面は、鏡面であってもよい。反射部材15は、金属から形成される。
図3と図5とに示すように、反射部材15は、第1開口部151と第2開口部152と反射部156とを有する。第1開口部151と第2開口部152とは、光が出射される方向に並ぶ。
第1開口部151は、第1開口H1と、第1平坦部153とを有する。第1開口H1は、筐体11の開口部11Aと第1方向DAに対向する。第1開口H1の幅は、幅L2である。第1開口H1の幅L2は、筐体11の開口部11Aの幅L1よりも小さい。または、第1開口H1の幅L2は筐体11の開口部11Aの幅L1と略一致する。したがって、開口部11Aと第1開口H1とを合わせて反射部材15を筐体11に溶接することで、フランジ部130を室内側から見えないように隠すことが可能となる。フランジ部130が見えないことで、反射部材15とフランジ部130との間にできる段差、及び、空間が室内側から見えない。この結果、ベースユニット10の美観が向上する。
第1平坦部153は、フランジ部130と第1方向DAに対向する。第1平坦部153は、フランジ部130と当接する。第1平坦部153は、フランジ部130と重なった状態で溶接される。具体的には、開口部11Aと第1開口H1とを合わせて、第1平坦部153は、フランジ部130に溶接される。第1平坦部153は、「当接部」の一例に相当する。したがって、第1平坦部153は、フランジ部130を室内側から見えないように隠すことができる。フランジ部130が見えないことで、反射部材15とフランジ部130との間にできる段差、及び、空間が室内側から見えない。この結果、ベースユニット10の美観が向上する。
また、例えば、筐体11と反射部材15とを溶接する場合、図6(a)に示すように、筐体11を方向DA2へ移動させる。そして、図6(b)に示すように、筐体11のフランジ部130と反射部材15の第1平坦部153とを当接させる。そして、フランジ部130と第1平坦部153とを溶接する。例えば、フランジ部130と第1平坦部153とを電極で加圧しつつ電流を流す。電流によって抵抗熱が発生し、フランジ部130と第1平坦部153は、溶解凝固を起こして溶接される。
第2開口部152は、光が照射される照射面側に位置する。第2開口部152は、第2開口H2と、第2平坦部154とを有する。第2開口H2の幅は、幅L3である。第2開口H2の幅L3は、第1開口H1の幅L2よりも大きい。光源ユニット20から出射された光は、第1開口H1から進入して第2開口H2を通過して出射する。
第2平坦部154は、壁Wと重なる位置まで延設される。具体的には、照明器具100を設置するために壁Wに開けた穴より大きくなるように第2平坦部154が延設される。したがって、壁Wに開けた穴を隠すことができる。この結果、照明器具100を壁Wに取り付けた際の美観が向上する。また、第2平坦部154は、筐体11の外側に位置する。第2平坦部154は、光軸AXから離れる方向に向かって反射部156から延設される。
反射部156は、第1開口部151から第2開口部152に向かって傾斜する。反射部156は、第1開口部151と第2開口部152との間に位置する。また、反射部156は、筐体11の外側に位置する。反射部156は、光軸AXから離れる方向に向かって第1開口部151から第2開口部152に向かって延びる。
次に、図3~図8を参照して、筐体11と反射部材15との溶接位置を説明する。図7は、ベースユニット10を示す斜視図である。図8は、図3のベースユニット10のフランジ部130周辺を拡大した図である。
図7に示すように、ベース部111はバネ保持部114の他に、複数の貫通孔113を更に含む。複数の貫通孔113は、第1貫通孔113A、及び、第2貫通孔113Bを含む。第1貫通孔113Aと第2貫通孔113Bとの各々には、例えば、天井を支持するチャンネルから突出するボルト(図示せず)が挿通される。第1貫通孔113Aと第2貫通孔113Bとにボルト(図示せず)を挿通させた状態で、ボルト(図示せず)にナット(図示せず)を装着する。ボルト(図示せず)とナット(図示せず)とでベース部111を締め付けることでベースユニット10を天井に取り付けることができる。
また、ベースユニット10を天井に取り付ける場合、例えば、天井を支持するチャンネルにナット(図示せず)を配置してもよい。また、例えば、チャンネルにネジ穴(図示せず)を配置してもよい。また、例えば、チャンネルには、インサートナット(図示せず)を埋め込んでもよい。そして、ベース部111側から天井に向かって、第1貫通孔113Aと第2貫通孔113Bとにボルト(図示せず)を挿通させる。更に、ナット(図示せず)のネジ穴にボルト(図示せず)を位置させて、ボルト(図示せず)とナット(図示せず)とでベース部111を締め付けることでベースユニット10を天井に取り付けることができる。
図7に示すように、側壁120は、複数の側壁120を有する。側壁120は、ベース部111を囲う。また、側壁120からはフランジ部130が延設される。具体的には、側壁120は、第1側壁121、第2側壁122、第3側壁123、及び、第4側壁124を含む。第1側壁121は、第2側壁122と対向する。第1側壁121は、第2方向DBに沿って延びる。第2方向DBは、図2に示す固定バネ28が並ぶ方向と平行な方向である。第2方向DBは、方向DB1と方向DB2とを含む。方向DB1は、第3側壁123から第4側壁124へ向かう方向に沿う方向を示す。方向DB2は、第4側壁124から第3側壁123へ向かう方向に沿う方向を示す。
第2側壁122は、第1側壁121と対向する。第2側壁122は、第2方向DBに沿って延びる。また、第2側壁122と第1側壁121とは、第3方向DCに並ぶように配置される。第3方向DCは、第2方向DBに交差する方向である。第3方向DCは、方向DC1と方向DC2とを含む。方向DC1は、第2側壁122から第1側壁121へ向かう方向に沿う方向を示す。方向DC2は、第1側壁121から第2側壁122へ向かう方向に沿う方向を示す。
第3側壁123は、第4側壁124と対向する。第3側壁123は、第2方向DBに沿って延びる。第4側壁124は、第3側壁123と対向する。第4側壁124は、第2方向DBに沿って延びる。また、第3側壁123と第4側壁124とは、第3方向DCに並ぶように配置される。
図6~図8に示すように、フランジ部130と第1平坦部153とは、重なった状態で溶接される。図8に示すように、フランジ部130は方向DA1側に位置し、第1平坦部153は方向DA2側に位置するように、フランジ部130と第1平坦部153とは、重なる。したがって、照明器具100を方向DC1から見た場合、筐体11と反射部材15との継ぎ目が見えない状態となる。この結果、筐体11と反射部材15との一体感が向上し、ベースユニット10の美観が向上する。
第1平坦部153がフランジ部130に溶接されることで、筐体11に反射部材15が取り付けられる。フランジ部130と第1平坦部153との溶接位置は、例えば、図8に示す溶接位置WDである。溶接位置WDでは、フランジ部130の平坦な面と第1平坦部153の平坦な面とが重なる。したがって、平坦な面と平坦な面とが重なる部分で筐体11と反射部材15とを溶接できる。つまり、傾斜している面、または、凹凸がある面で溶接しなくてもよい。この結果、溶接が容易となる。
例えば、図7に示すように、第1平坦部153は、複数の溶接位置WDでフランジ部130に溶接される。複数の溶接位置WDは、第1溶接位置WD1~第8溶接位置WD8を含む。例えば、第1側壁121に対応するフランジ部130と第1平坦部153とは、第1溶接位置WD1と第2溶接位置WD2とで溶接される。例えば、第2側壁122に対応するフランジ部130と第1平坦部153とは、第3溶接位置WD3と第4溶接位置WD4とで溶接される。例えば、第3側壁123に対応するフランジ部130と第1平坦部153とは、第5溶接位置WD5と第6溶接位置WD6とで溶接される。例えば、第4側壁124に対応するフランジ部130と第1平坦部153とは、第7溶接位置WD7と第8溶接位置WD8とで溶接される。
筐体11と反射部材15とは、第1溶接位置WD1~第8溶接位置WD8で溶接される。したがって、反射部材15が筐体11に更に強固に固定される。この結果、更に筐体11から反射部材15が脱落することを抑制できる。
また、例えば、溶接位置WDで第1平坦部153とフランジ部130とをネジ止めする場合、ネジの一部が反射部材15の内面に突出する。反射部材15の内面は、方向DC2側の面である。ネジの一部が反射部材15の内面に突出した状態で光源22から光を出射すると、ネジの一部によって光が遮られ、影ができる。影が発生することで、設計者が望む配光とならないことがある。
一方、本実施形態においては、反射部材15の内面にはネジの一部が突出しない。したがって、ネジの一部が原因で発生する影ができない。この結果、設計者が望む配光を実現できる。
また、図8に示すように、反射部材15は、延設部155を有する。延設部155は、側壁120に沿って、第1平坦部153からベース部111に向かって延びる。延設部155は、側壁120と第2方向DBに対向する。延設部155と第1平坦部153とは、略直角である。具体的には、延設部155は、第1側壁121に沿って、第1平坦部153からベース部111に向かって延びる。延設部155は、第2側壁122に沿って、第1平坦部153からベース部111に向かって延びる。延設部155は、第3側壁123に沿って、第1平坦部153からベース部111に向かって延びる。延設部155は、第4側壁124に沿って、第1平坦部153からベース部111に向かって延びる。
側壁120を延設部155に沿わせることで、フランジ部130と第1平坦部153とが当接する位置に、フランジ部130を案内できる。この結果、筐体11に反射部材15を溶接する際の位置決め作業が容易となる。
更に、第1側壁121~第4側壁124の各々は、それぞれ延設部155と当接する。したがって、筐体11と反射部材15とが位置ズレすることを抑制できる。つまり、フランジ部130と第1平坦部153とを溶接する際に、位置ズレを抑制できる。この結果、溶接位置WDの位置がズレることを抑制でき、ベースユニット10を製造する際の効率が向上する。
延設部155と側壁120とは、ネジBで固定される。したがって、溶接だけでなく、ネジBによっても反射部材15と筐体11とを固定できる。この結果、反射部材15と筐体11との結合が解除されることを抑制できる。
筐体11は壁Wから延びるボルトとナットとによって固定される。一方、反射部材15は、筐体11に溶接される。筐体11と反射部材15との溶接位置WDは、反射部材15の重量によって照射面側に引っ張られる。例えば、反射部材15に強い力がかかる場合、筐体11と反射部材15との結合が解除されることがある。したがって、ネジBで延設部155と側壁120とを固定して、筐体11と反射部材15とを結合させる。この結果、反射部材15と筐体11との結合が解除されることを抑制できる。
また、ネジBは、側壁120に位置する。したがって、光源ユニット20をベースユニット10に収容することでネジBはカバー部材26によって隠れる。したがって、ユーザーは、延設部155を固定するネジBを視認できない。この結果、反射部材15と筐体11との結合が解除されることを抑制しつつ、美観を向上できる。また、ネジBは、筐体11に収容された光源ユニット20よりもベース部111側に位置する。したがって、光源22から出射された光をネジBがさえぎらない。この結果、ネジBは、光源22から出射される光を遮らない位置で延設部155と側壁120とを固定できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、ベースユニット10は矩形形状を有したが、これに限らない。例えば、ベースユニット10は、円形状であってもよい。ベースユニット10の形状は、光源ユニット20の形状と略同一の形状であってもよいし、異なっていてもよい。
(2)本実施形態では、光源ユニット20は矩形形状を有したが、これに限らない。例えば、光源ユニット20は、円形状であってもよい。光源ユニット20の形状は、ベースユニット10の形状と略同一の形状であってもよいし、異なっていてもよい。
本発明は、ベースユニット及び照明器具の分野に利用可能である。
10 :ベースユニット
11 :筐体
15 :反射部材
20 :光源ユニット
100 :照明器具
120 :側壁
130 :フランジ部
153 :第1平坦部(当接部)
155 :延設部
B :ネジ
WD :溶接位置

Claims (5)

  1. 光を照射面に向かって出射する光源ユニットの少なくとも一部を収容する筐体と、
    光を反射する反射部材と
    を備え、
    前記筐体は、
    前記筐体の外側に延びるフランジ部と、
    前記光源ユニットの少なくとも一部と対向する側壁と
    を有し、
    前記反射部材は、
    前記フランジ部よりも前記照射面側に位置し、前記フランジ部と当接する当接部と、
    前記側壁に沿って、前記当接部から延び、前記側壁の内面と当接する延設部と
    を有し、
    前記当接部は、前記フランジ部に溶接されている、ベースユニット。
  2. 前記筐体は、開口を更に有し、
    前記反射部材は、前記筐体の前記開口の幅よりも小さい幅の開口を更に有し、
    前記反射部材の前記開口は、前記筐体の前記開口の内側に位置する、請求項1に記載のベースユニット。
  3. 前記反射部材は、
    前記フランジ部の外側に位置し、前記当接部よりも前記照射面側に位置する平坦部と、
    前記当接部から前記平坦部に向かって傾斜する反射部と
    を更に有する、請求項1または請求項2に記載のベースユニット。
  4. 前記延設部と前記側壁とを固定するネジを備える、請求項3に記載のベースユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の前記ベースユニットと、
    前記ベースユニットに収容される光源ユニットと
    を備える、照明器具。
JP2019186839A 2019-10-10 2019-10-10 ベースユニット及び照明器具 Active JP7395311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186839A JP7395311B2 (ja) 2019-10-10 2019-10-10 ベースユニット及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186839A JP7395311B2 (ja) 2019-10-10 2019-10-10 ベースユニット及び照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021064454A JP2021064454A (ja) 2021-04-22
JP7395311B2 true JP7395311B2 (ja) 2023-12-11

Family

ID=75486420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019186839A Active JP7395311B2 (ja) 2019-10-10 2019-10-10 ベースユニット及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7395311B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043760A (ja) 2010-08-23 2012-03-01 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2015179664A (ja) 2015-01-26 2015-10-08 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置
JP2018147666A (ja) 2017-03-03 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及び照明器具

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012043760A (ja) 2010-08-23 2012-03-01 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2015179664A (ja) 2015-01-26 2015-10-08 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置
JP2018147666A (ja) 2017-03-03 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及び照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021064454A (ja) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7216473B2 (ja) 車両ランプ光アセンブリ
JP5746930B2 (ja) 車両用灯具
US10442345B2 (en) Vehicular lamp and light source unit
US9945524B2 (en) Light source unit and lighting fixture
US8520392B2 (en) Electronic control unit and method for producing component of same
JP6111494B2 (ja) 照明器具
JP7395311B2 (ja) ベースユニット及び照明器具
WO2022065030A1 (ja) 車両用灯具および車両用灯具の製造方法
JP2021064453A (ja) 照明器具
JP2021051850A (ja) 車両用光源アセンブリ、車両用灯具
JP6554296B2 (ja) 照明装置及び照明装置用器具本体
JP2016119238A (ja) 照明装置及び照明装置用器具本体
JP5893693B1 (ja) 照明装置用発光ユニット及び照明装置
JP6341960B2 (ja) 照明器具
JP2022053380A (ja) 発光モジュール
JP6223517B2 (ja) 固定具
CN114335307B (zh) 发光模块
JP2022053381A (ja) 発光モジュール
JP2023126405A (ja) 照明器具
JP7398919B2 (ja) 照明器具
CN108397726B (zh) 光源单元和照明器具
US20210191030A1 (en) Lighting device and lamp apparatus
JP6316359B2 (ja) 照明器具
JP6449662B2 (ja) 照明装置及び照明装置用器具本体
JP2021082421A (ja) 取付器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7395311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150