JP2018147544A - 制御回路、半導体記憶装置、情報処理装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力の増加やコストの増大を抑えつつ、確実な参照電位の生成が可能な制御回路を提供する。【解決手段】メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行するよう制御する、制御回路。【選択図】図1
Description
本開示は、制御回路、半導体記憶装置、情報処理装置及び制御方法に関する。
STT−MRAM(Spin Transfer Torque Magnetoresistive Random Access Memory;スピン注入磁気メモリ)におけるセンスアンプの参照電位の生成方法として、複数のメモリセルを並行および直列に接続したリファレンスセルを設け、参照電位生成時の参照抵抗としてリファレンスセルを使用する方法が知られている。また、リファレンスセルの合成抵抗値を、高抵抗(RH)と低抵抗(RL)の中間の所望の値とするために、RH及びRLのセルを複数個ずつ搭載し、各々のセルの割合を可変にする技術もある(特許文献1、2等)。
磁気トンネル接合(Magnetic Tunnel Junction;MTJ)素子を使用したメモリデバイスでは、MTJ素子に蓄えた情報が意図せず反転する可能性があることが知られている。そのため、確実な読出しには定期的にリフレッシュ動作(再書き込み動作)が必要である。例えば特許文献3では、メモリセルへの書き込み動作と並行して、リファレンスセルに対するリフレッシュ動作を行う技術が開示されている。
しかし、メモリセルへの書き込み動作と並行して、リファレンスセルに対するリフレッシュ動作を行うと、消費電力が増大するだけでなく、ピーク電流の増加に伴うチップコストの増加にも繋がる。
そこで本開示では、消費電力の増加やコストの増大を抑えつつ、確実な参照電位の生成が可能な、新規かつ改良された制御回路、半導体記憶装置、情報処理装置及び制御方法を提案する。
本開示によれば、メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行するよう制御する、制御回路が提供される。
また本開示によれば、メモリ素子と、前記メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、前記第1の参照素子と前記第2の参照素子とに対する書き込み処理を個別に実行する制御回路と、を備える、半導体記憶装置が提供される。
また本開示によれば、上記半導体記憶装置を少なくとも1つ備える、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、プロセッサが、メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行する、制御方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、消費電力の増加やコストの増大を抑えつつ、確実な参照電位の生成が可能な、新規かつ改良された制御回路、半導体記憶装置、情報処理装置及び制御方法を提供することが出来る。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施の形態
1.1.概要
1.2.構成例
2.応用例
3.まとめ
1.本開示の実施の形態
1.1.概要
1.2.構成例
2.応用例
3.まとめ
<1.本開示の実施の形態>
[1.1.概要]
本開示の実施の形態について詳細に説明する前に、本開示の実施の形態の概要について説明する。
[1.1.概要]
本開示の実施の形態について詳細に説明する前に、本開示の実施の形態の概要について説明する。
抵抗変化型不揮発性素子である磁気トンネル接合(MTJ)素子は、2つの磁性層と、それらの磁性層の間に設けられる非磁性層と、を有する素子である。MTJ素子は、2つの磁性層の磁化の向きが平行であるか否かによって、2つの磁性層間の抵抗値が低抵抗状態か高抵抗状態のいずれかの状態をとる。抵抗変化型素子は、抵抗状態を不揮発の保持することが出来る。
上述したように、MTJ素子を記憶素子として用いるSTT−MRAM(スピン注入磁気メモリ)におけるセンスアンプの参照電位の生成方法として、複数のメモリセルを並行および直列に接続したリファレンスセルを設け、参照電位生成時の参照抵抗としてリファレンスセルを使用する方法が知られている。また、リファレンスセルの合成抵抗値を、高抵抗(RH)と低抵抗(RL)の中間の所望の値とするために、RH及びRLのセルを複数個ずつ搭載し、各々のセルの割合を可変にする技術もある。
MTJ素子を使用したメモリデバイスでは、次に挙げるメカニズムによってMTJ素子に蓄えた情報が意図せず反転する可能性がある。そのため、確実な読出しには定期的にリフレッシュ動作(再書き込み動作)が必要である。特に、リファレンスセルは、リードの度にアクセスされ、蓄えられたデータのH/L判定の基準として使用されるために、意図しない論理反転は許されない。
意図しない論理反転を引き起こすメカニズムのうち致命的なのが読み出しディスターブ(Read disturb)である。これはリード時に印可される微小電流が書き込み閾値以下であっても、ある確率で生じる論理反転であり、リードの度に毎回アクセスされるリファレンスセルでは特に無視することができない現象である。この論理反転によるリードエラーを防ぐために、一般的にはメモリセルへの書き込みの裏側で(書き込みと並行して)リファレンスセルにも所望データを上書きする書き込み動作(リフレッシュ書き込み)を行う必要がある。
メモリセルへの書き込みと並行してリファレンスセルをリフレッシュすることの理由としては、大きく次の2点が挙げられる。1点目は、STT−MRAMは不揮発メモリを目指しているため、ユーザにリフレッシュ動作を意識させたくないことである。2点目は、リファレンスセルのリフレッシュであっても通常のセルと同じだけの書き込みパルス長が必要であり、書き込み以外のタイミングではリファレンスセルのリフレッシュ中にリードコマンドが発行された場合、リファレンスセルのリフレッシュが不完全になってしまう可能性があるためである。
ところで前述の論理反転の発生を抑制するような提案もなされている。例えば、先に挙げた特許文献2では、リファレンスセルの構成を読み出しディスターブが起きにくい配置にすることを提案している。しかしながら、提案されているのはある特定のリファレンスセルの構成に限られ、任意のリファレンスセルの組合せに適用することはできない。より効率的で高品質な読出し回路の実現には、特許文献2で提案されたものとは異なる構成のリファレンスセルも想定されうるため、任意の構成を前提として回路や制御方法を考える必要がある。
一方、メモリセルへの書き込みと並行してリファレンスセルをリフレッシュする場合のデメリットの1つとして、消費電流の増加が挙げられる。電流書込み型STT−MRAMは本質的に書き込み時の電力が大きく、書き込むセル数が増すことはピーク電流が増大することに繋がる。ピーク電流が増大することは、書き込み回路や配線面積等のチップリソースの増大にも直結するため、チップコストの増加にもつながる。また、消費電力が大きくなると、モバイル製品では電池の消費が多くなり、稼働時間の減少に繋がるため、製品価値を大きく毀損しうる。また、発熱が大きくなることは製品のパフォーマンス低下や製品寿命の悪化に繋がり、またそれらを防ぐための対策や部材が必要となるなどのさらなるコスト増の要因となる。
以上を鑑みると、STT−MRAMの実用化とその価値の向上を考えた際には、消費電力の抑制が非常に重要と考えられ、動作電力の削減が強く求められている。一方で、メモリとしての機能を保つため、前述の論理反転を確実に防ぐことも必要である。従って、前述の点を同時にクリアにする必要がある。
そこで本件開示者は、上述した点に鑑み、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させるための技術について、鋭意検討を行った。その結果、本件開示者は、以下で説明するように、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させるための技術を考案するに至った。
[1.2.構成例]
続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置の機能構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置の機能構成例について説明する。
続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置の機能構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置の機能構成例について説明する。
図1に示したように、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ10と、リファレンスセルアレイ20と、VDD側のカラム制御スイッチ31、32と、VSS側のカラム制御スイッチ33、34と、カラムデコーダ41と、ワード線デコーダ42と、ワード線ドライバ43と、センスアンプ50と、制御回路100と、コマンドカウンタ110と、温度センサ120と、を含んで構成される。
メモリセルアレイ10は、マトリクス状に配置された、記憶素子を有するメモリセルを有している。本実施形態では、記憶素子として、両端間に印加される電位差の極性に応じて可逆的に抵抗状態が変化することを利用して、情報の記憶を行う素子を用いる。そのような素子としては、上述のようにMTJ素子を用いることが出来る。記憶素子は、2つの識別可能な抵抗状態(低抵抗状態および高抵抗状態)を有するものである。また、メモリセルアレイ10は、行方向(横方向)に延伸する複数のワード線と、列方向(縦方向)に延伸する複数のビット線および複数のソース線とを有している。各ワード線の一端はワード線ドライバ43に接続され、各ビット線はVDD側のカラム制御スイッチ31と、VSS側のカラム制御スイッチ33と、に接続されている。
リファレンスセルアレイ20は、マトリクス状に配置された複数のリファレンスセルを有している。また、リファレンスセルアレイ20は、メモリセルアレイ10と同様に、行方向(横方向)に延伸する複数のワード線と、列方向(縦方向)に延伸する複数のビット線および複数のソース線とを有している。各ワード線の一端はワード線ドライバ43に接続され、各ビット線はVDD側のカラム制御スイッチ32と、VSS側のカラム制御スイッチ34と、に接続されている。
本実施形態では、リファレンスセルアレイ20に設けられるリファレンスセルは、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルと、を有する。高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルと、を有することで、リファレンスセルの合成抵抗値を、高抵抗と低抵抗の中間の所望の値としている。
カラム制御スイッチ31〜34は、制御信号に基づいて、メモリセルアレイ10の複数のビット線やソース線のうちの、駆動対象となるメモリセルに係るビット線やソース線を、図示しないビット線駆動部やソース線駆動部と接続するものである。カラム制御スイッチ31〜34に供給される制御信号には、リードイネーブル信号RDen、ライトイネーブル信号WRenがある。またカラム制御スイッチ31〜34には、データ信号Dataと、カラムデコーダ41からの信号(カラムアドレス信号をデコードしたもの)が送られる。
カラムデコーダ41は、アドレス信号をデコードし、デコードした信号をカラム制御スイッチ31〜34に送る。ワード線デコーダ42は、アドレス信号をデコードし、デコードした信号をワード線ドライバ43に送る。ワード線ドライバ43は、制御信号に基づいて、メモリセルアレイ10における、駆動対象となるメモリセルを選択するものである。具体的には、ワード線ドライバ43は、メモリセルアレイ10のワード線に信号を印加することにより、データの書込動作または読出動作の対象となるメモリセルの属する行を選択する。ワード線ドライバ43には、ワード線デコーダ42からの信号に加え、ワード線をアクティベートとするための信号ACTenが送られる。
センスアンプ50は、メモリセルアレイ10のメモリセルからデータを読み出す際に、ビット線を通じて出力される電位と、リファレンスセルアレイ20のリファレンスセルが生成する参照電位とを比較して、参照電位より高い(H)か、低い(L)かを示すデータを出力する。
ここで、メモリセルアレイ10及びリファレンスセルアレイ20並びにそれらの周辺の回路構成例を示す。図2は、メモリセルアレイ10及びリファレンスセルアレイ20並びにそれらの周辺の回路構成例を示す説明図である。
カラム制御スイッチ31は、MOSトランジスタTr1、Tr2を含んで構成される。カラム制御スイッチ32は、MOSトランジスタTr11、Tr12を含んで構成される。カラム制御スイッチ33は、MOSトランジスタTr3、Tr4を含んで構成される。カラム制御スイッチ32は、MOSトランジスタTr13、Tr14を含んで構成される。またカラム制御スイッチ31とセンスアンプ50との間にはMOSトランジスタTr21が設けられ、カラム制御スイッチ32とセンスアンプ50との間にはMOSトランジスタTr22が設けられる。MOSトランジスタTr21、Tr22は、リードイネーブル信号RDenによってオン、オフが切り替わる。
メモリセルアレイ10は、選択トランジスタTr5と、記憶素子R1と、を有するメモリセルが、マトリクス上に配置された構成を有する。なお図2では説明を簡易なものとするために、メモリセルアレイ10にはメモリセルが1つのみ設けられたものが図示されている。
リファレンスセルアレイ20は、選択トランジスタTr15と、記憶素子R11と、を有するリファレンスセルが、マトリクス上に配置された構成を有する。なお図2では説明を簡易なものとするために、リファレンスセルアレイ20にはリファレンスセルが2つのみ設けられたものが図示されている。
図3は、メモリセルアレイ10及びメモリセルアレイ10の周辺の回路構成例を示す説明図である。図3に示したメモリセルアレイ10の周辺の回路は、メモリセルに対して書き込み動作を実行するための回路である。図3には、レジスタ61、63と、NOTゲート62、64と、NANDゲート65〜68と、トランジスタTr1〜Tr5と、記憶素子R1と、が示されている。メモリセルアレイ10は、NOTゲート62、64により、トランジスタTr1、Tr2のいずれか一方がオンになり、トランジスタTr3、Tr4のいずれか一方がオンになることで、記憶素子R1へのデータの書き込みを行うこと、すなわち、記憶素子R1の抵抗状態を変化させることが出来る。
図4は、リファレンスセルアレイ20及びリファレンスセルアレイ20の周辺の回路構成例を示す説明図である。図4に示したリファレンスセルアレイ20の周辺の回路は、リファレンスセルに対して書き込み動作を実行するための回路である。図4には、レジスタ71、73と、NOTゲート72、74と、NANDゲート75〜78と、トランジスタTr11〜Tr15と、記憶素子R11と、が示されている。また図5は、ANDゲートを示す説明図であり、リフレッシュイネーブル信号RREF enableとライトイネーブル信号WRenとから、リファレンスセルへのライトイネーブル信号WRenrfを生成するANDゲート79を示す説明図である。すなわち、リフレッシュイネーブル信号RREF enableとライトイネーブル信号WRenの両方が1となった場合にのみライトイネーブル信号WRenrfは1となる。リファレンスセルアレイ20は、NOTゲート72、74により、トランジスタTr11、Tr12のいずれか一方がオンになり、トランジスタTr13、Tr14のいずれか一方がオンになることで、記憶素子R11へのデータの書き込みを行うこと、すなわち、記憶素子R11の抵抗状態を変化させることが出来る。
制御回路100は、リファレンスセルアレイ20に対するリフレッシュ動作を制御する回路である。本実施形態では、以下で説明するように、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとで、リフレッシュ動作を変化させている。より具体的には、制御回路100は、読み出しディスターブが起こりやすいリファレンスセルに対しては、読み出しディスターブが起こりにくいリファレンスセルに比べて頻度を上げてリフレッシュ動作を行うよう動作する。すなわち、制御回路100は、高抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュ動作を行うためのリフレッシュイネーブル信号と、低抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュ動作を行うためのリフレッシュイネーブル信号とを独立して出力する。
コマンドカウンタ110は、書き込みコマンドと読み出しコマンドが発行された回数をカウントして、カウントした値を制御回路100に出力する。制御回路100は、コマンドカウンタ110がカウントした値に基づいてリファレンスセルアレイ20に対するリフレッシュ動作を実行する。
温度センサ120は、メモリセルアレイ10やリファレンスセルアレイ20の周囲の温度をセンシングし、センシングした結果を制御回路100に出力する。制御回路100は、温度センサ120のセンシング結果に基づいてリファレンスセルアレイ20に対するリフレッシュ動作を実行する。例えば制御回路100は、温度センサ120がセンシングした温度が所定の閾値以上である場合と、閾値未満である場合とで、リファレンスセルアレイ20に対するリフレッシュ動作のパターンを変化させても良い。
図6は、本実施形態に係る半導体記憶装置1の機能構成例を示す説明図であり、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとで、リフレッシュ動作を変化させるための、半導体記憶装置1の機能構成例を示したものである。また図7は、図6に示したメモリセル及びリファレンスセルの回路構成例を示す説明図であり、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとで参照電位を生成する場合の例を示したものである。
図6には、センスアンプ50の片側には通常のメモリセルが、他方にはリファレンスセルとして高抵抗(RH)のリファレンスセルと低抵抗(RL)のリファレンスセルとが1つずつ並列に接続された構成が示されている。もちろん高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとの組の数は1つに限定されるものではなく、複数存在する場合の例は後述する。
リファレンスセルは、高抵抗側、低抵抗側ともに、ソース線がスイッチ(MOSトランジスタ)を介してセンスアンプ50に接続されている。制御回路100は、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとに対してリフレッシュイネーブル信号を出力するよう構成されている。また本実施形態では、低抵抗のリファレンスセルのみ読み出しディスターブが生じる構成としている。従って、制御回路100は、低抵抗のリファレンスセルに対しては、高抵抗のリファレンスセルに比べて頻度を上げてリフレッシュ動作を行うよう動作する。図6には、高抵抗のリファレンスセルに対するカラム制御スイッチ32a、34aと、低抵抗のリファレンスセルに対するカラム制御スイッチ32b、34bと、が示されている。
例えば制御回路100は、通常のメモリセルへの書き込み動作のタイミングに同期して、低抵抗のリファレンスセルに対してのみリフレッシュイネーブル信号を出力してもよい。図8は、制御回路100による、図6及び図7に示した高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。このように、高抵抗のリファレンスセルにはリフレッシュイネーブル信号を出力せず、低抵抗のリファレンスセルには通常のメモリセルへの書き込み動作のタイミングに同期してリフレッシュイネーブル信号を出力する。このように制御回路100が低抵抗のリファレンスセルに対してのみリフレッシュイネーブル信号を出力することで、本実施形態に係る半導体記憶装置1は、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させることが可能となる。
図9は、本実施形態に係る半導体記憶装置1の別の機能構成例を示す説明図であり、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとで、リフレッシュ動作を変化させるための、半導体記憶装置1の機能構成例を示したものである。また図10は、図9に示したメモリセル及びリファレンスセルの回路構成例を示す説明図であり、高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとで参照電位を生成する場合の例を示したものである。
図9及び図10に示したのは、リファレンスセルとして高抵抗のリファレンスセルと、低抵抗のリファレンスセルとをそれぞれ2つ並列に接続した半導体記憶装置1の例である。すなわち、図9及び図10には、センスアンプ50の片側には通常のメモリセルが、他方にはリファレンスセルとして高抵抗(RH)のリファレンスセルと低抵抗(RL)のリファレンスセルとが2つずつ並列に接続された構成が示されている。
図11は、制御回路100による、図9及び図10に示した高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。このように、高抵抗のリファレンスセルにはリフレッシュイネーブル信号を出力せず、低抵抗のリファレンスセルには通常のメモリセルへの書き込み動作のタイミングに同期してリフレッシュイネーブル信号を出力する。
なお、読み出しディスターブが起こらない高抵抗のリファレンスセルには、ごく小さな確率で、熱的な揺らぎからランダムに起こる論理反転(リテンション不良)が起こりうる。従って制御回路100は、高抵抗のリファレンスセルに対して、定期的にリフレッシュ動作を行っても良い。図11に示した例では、制御回路100は、低抵抗のリファレンスセルに対して256回リフレッシュイネーブル信号を出力するたびに、高抵抗のリファレンスセルに対してもリフレッシュイネーブル信号を出力している。
図12は、制御回路100による、図9及び図10に示した高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。図12に示した例では、制御回路100は、低抵抗のリファレンスセルに対して255回リフレッシュイネーブル信号を出力すると、次のリフレッシュ動作のタイミングでは、高抵抗のリファレンスセルに対してのみリフレッシュイネーブル信号を出力している。
図13は、制御回路100による、図9及び図10に示した高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。図13に示した例では、制御回路100は、低抵抗のリファレンスセルに対して交互にリフレッシュイネーブル信号を出力し、256回目、257回目のリフレッシュ動作のタイミングでは、高抵抗のリファレンスセルに対してのみ交互にリフレッシュイネーブル信号を出力している。
なお、高抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュ動作は主にメモリセル材料の性能が低い場合に必要な動作であり、理想的、もしくはそれに近い性能のメモリセル材料では必要の無い動作である。高抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュイネーブル信号の出力頻度は、メモリセル材料の性能や電流値、制御回路100の規模に応じて適当に選ぶことができ、予め用意されたレジスタに所望の設定をしてもよい。
制御回路100は、リフレッシュイネーブル信号RREFの出力にリード回数を考慮しても良い。読み出しディスターブによる不良発生確率は、リードコマンドの回数が増えるに従って上昇する。従って、予め許容できるリードコマンドの回数を設定しておき、制御回路100は、リードコマンドの発行回数がその設定値に達した後に、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュ動作を行っても良い。
図14は、制御回路100による、図6及び図7に示した高抵抗のリファレンスセル及び低抵抗のリファレンスセルに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。図14に示した例では、リードコマンドの発行回数が3回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力している。
図15は、半導体記憶装置1の動作をタイミングチャートで示す説明図であり、図14のように、リードコマンドの発行回数が3回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力する場合の動作例である。ライトコマンドが発行された低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力した制御回路100は、その後、リードコマンドの発行回数が3回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、再び低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力している。なお、図15に示したのは、
制御回路100は、リフレッシュイネーブル信号RREFの出力に、温度センサ120からの信号を考慮しても良い。例えば、温度センサ120が低温状態と高温状態の2つの状態を示す信号を出力出来る場合、制御回路100は、温度センサ120が低温状態を示す信号を出力している場合と、高温状態を示す信号を出力している場合とで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力する間隔を変化させても良い。STT−MRAMの場合、温度が高くなると論理反転する確率が高くなるため、制御回路100は、リフレッシュイネーブル信号RREFの出力を高頻度で行うことが望ましい。例えば予め設定された温度を超えた場合に、制御回路100は、リフレッシュイネーブル信号RREFの出力頻度を2倍にするという制御も可能である。
図16は、制御回路100による、図6及び図7に示した高抵抗のリファレンスセルと低抵抗のリファレンスセルとに対するリフレッシュイネーブル信号の出力例を示す説明図である。図16に示した例では、低温状態であればライトコマンドの発行回数が256回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力して、高温状態であればライトコマンドの発行回数が128回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力している。
図17は、半導体記憶装置1の動作をタイミングチャートで示す説明図であり、図16のように、低温状態と高温状態とでリフレッシュイネーブル信号RREFの出力頻度を変化させる場合の例である。このように制御回路100は、低温状態であればライトコマンドの発行回数が256回に達すると、高温状態であればライトコマンドの発行回数が128回に達すると、ライトコマンドが発行されたタイミングで、低抵抗のリファレンスセルにリフレッシュイネーブル信号RREFを出力している。
図18は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の動作例を示す流れ図である。以下、図18を用いて本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の動作例を説明する。
半導体記憶装置1は、所定の条件が満たされると、所定のリファレンスセル、主に読み出しディスターブが生じうるセルにのみリフレッシュイネーブル信号を制御回路100から発行する(ステップS101)。所定の条件とは、例えば、ライトコマンドの発行回数が所定の回数に達したこと等である。
所定のリファレンスセル、主に読み出しディスターブが生じうるセルにのみリフレッシュイネーブル信号を制御回路100から発行すると、続いて半導体記憶装置1は、リフレッシュイネーブル信号を受けたリファレンスセルに対するリフレッシュを実行する(ステップS102)。
図19は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の動作例を示す流れ図である。以下、図19を用いて本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の動作例を説明する。
半導体記憶装置1は、コマンドカウンタ110がコマンド(ライトコマンドまたはリードコマンド)の発行を受けて、リフレッシュ動作の頻度に関係するコマンドの回数をカウントする(ステップS111)。そして半導体記憶装置1は、温度センサ120等が出力する信号を加味して、コマンドカウンタ110がカウントしたカウント値が所定の値に達したかどうかを判断する(ステップS112)。ステップS112の判断は制御回路100が行いうる。
ステップS112の判断の結果、カウント値が所定の値に達していなければ(ステップS112、No)、半導体記憶装置1は、ステップS111の処理に戻る。一方、カウント値が所定の値に達していれば(ステップS112、Yes)、所定のリファレンスセル、主に読み出しディスターブが生じうるセルにのみリフレッシュイネーブル信号を制御回路100から発行する(ステップS113)。
読み出しディスターブが生じうるセルにのみリフレッシュイネーブル信号を制御回路100から発行すると、続いて半導体記憶装置1は、リフレッシュイネーブル信号を受けたリファレンスセルに対するリフレッシュを実行する(ステップS114)。リファレンスセルに対するリフレッシュ動作が完了すると、続いて半導体記憶装置1は、コマンドカウンタ110がカウントしたカウント値をリセットして(ステップS115)、再びコマンドの回数のカウントを開始する。
本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、上述したような一連の動作を実行することで、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させることが可能となる。
<2.応用例>
本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、1つのチップ上に全ての構成が形成されても良く、一部の構成が別のチップに形成されても良い、図20は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す説明図である。例えば半導体記憶装置1は、メモリチップ2と処理チップ3とから構成されても良い。処理チップ3には、図20に示したように、コマンドカウンタ110及び温度センサ120が形成され、メモリチップ2にはその他の構成が形成されても良い。そしてメモリチップ2及び処理チップ3は、システムインパッケージもしくはシステムオンチップに搭載されてもよい。
本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、1つのチップ上に全ての構成が形成されても良く、一部の構成が別のチップに形成されても良い、図20は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す説明図である。例えば半導体記憶装置1は、メモリチップ2と処理チップ3とから構成されても良い。処理チップ3には、図20に示したように、コマンドカウンタ110及び温度センサ120が形成され、メモリチップ2にはその他の構成が形成されても良い。そしてメモリチップ2及び処理チップ3は、システムインパッケージもしくはシステムオンチップに搭載されてもよい。
そして、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、様々な電子デバイスに搭載されうる。本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1が搭載されうる電子デバイスとしては、スマートフォン、タブレット型端末、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、音楽プレイヤー、セットトップボックス、コンピュータ、テレビ、時計、アクティブスピーカー、ヘッドセット、ゲーム機、ラジオ、計測器、電子タグ、ビーコンなどがある。
図21は、本開示の実施の形態に係る半導体記憶装置1が搭載されうる電子デバイス1000の機能構成例を示す説明図である。図21に示した電子デバイス1000は、システムインパッケージ1100、アンテナ1110、スピーカ1120、マイク1130、表示装置1140、入力装置1150、センサ1160、電源1170を含む。またシステムインパッケージ1100は、プロセッサ1200、無線通信インターフェース1210、オーディオ回路1220を含む。
アンテナ1110は、移動体通信、無線LANまたは近距離通信を行うためのアンテナであり、無線通信インターフェース1210と接続されている。スピーカ1120は、音を出力するものであり、オーディオ回路1220と接続されている。マイク1130は、電子デバイス1000の周囲の音を集音するものであり、オーディオ回路1220と接続されている。
表示装置1140は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)インジケータ等で構成され、プロセッサ1200と接続されている。入力装置1150は、例えばキーボード、ボタン、タッチパネルなどで構成され、プロセッサ1200と接続されている。
センサ1160は、光学センサ、位置センサ、加速度センサ、生体センサ、磁気センサ、機械量センサ、熱センサ、電気センサまたは化学センサ等の機能を有する。センサ1160には、本開示の実施の形態に係る抵抗変化型の半導体記憶装置1が接続されてもよい。電源1170は、電子デバイス1000へ電源を供給するものであり、例えばバッテリやACアダプタなどから供給される電源である。
プロセッサ1200は、電子デバイス1000の動作を制御するための電子回路であり、システムインパッケージ1100の中に、またはシステムインパッケージ1100の外に、本開示の実施の形態に係る抵抗変化型の半導体記憶装置1が接続されてもよい。
無線通信インターフェース1210は、移動体通信、無線LANまたは近距離通信の機能を有する。無線通信インターフェース1210には、本開示の実施の形態に係る抵抗変化型の半導体記憶装置1が接続されてもよい。オーディオ回路1220は、スピーカ1120およびマイク1130を制御する機能を持ち、オーディオ回路1220には、本開示の実施の形態に係る抵抗変化型の半導体記憶装置1が接続されてもよい。
このような電子デバイス1000は、本開示の実施の形態に係る抵抗変化型の半導体記憶装置1を搭載することで、消費電力を抑えながら、データ読出し時の信頼性を向上させることが可能となる。
<3.まとめ>
以上説明したように本開示の実施の形態によれば、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させることが可能な半導体記憶装置1、及び半導体記憶装置1の動作を制御する制御回路100が提供される。
以上説明したように本開示の実施の形態によれば、リファレンスセルの論理反転を確実に防ぐことと、消費電力を抑制することとを両立させることが可能な半導体記憶装置1、及び半導体記憶装置1の動作を制御する制御回路100が提供される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行するよう制御する、制御回路。
(2)
前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、前記(1)に記載の制御回路。
(3)
読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、前記(2)に記載の制御回路。
(4)
読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、前記(2)に記載の制御回路。
(5)
前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、前記(3)または(4)に記載の制御回路。
(6)
前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、前記(5)に記載の制御回路。
(7)
メモリ素子と、
前記メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、
前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、
前記第1の参照素子と前記第2の参照素子とに対する書き込み処理を個別に実行する制御回路と、
を備える、半導体記憶装置。
(8)
前記制御回路は、前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、前記(7)に記載の半導体記憶装置。
(9)
前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、前記(8)に記載の半導体記憶装置。
(10)
前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、前記(8)に記載の半導体記憶装置。
(11)
前記制御回路は、前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、前記(9)または(10)に記載の半導体記憶装置。
(12)
前記制御回路は、前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、前記(11)に記載の半導体記憶装置。
(13)
前記メモリ素子は抵抗変化型のメモリ素子である、前記(7)〜(12)のいずれかに記載の半導体記憶装置。
(14)
前記メモリ素子は磁気抵抗変化型のメモリ素子である、前記(13)に記載の半導体記憶装置。
(15)
請求項1に記載の半導体記憶装置を少なくとも1つ備える、情報処理装置。
(16)
メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行する、制御方法。
(1)
メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行するよう制御する、制御回路。
(2)
前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、前記(1)に記載の制御回路。
(3)
読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、前記(2)に記載の制御回路。
(4)
読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、前記(2)に記載の制御回路。
(5)
前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、前記(3)または(4)に記載の制御回路。
(6)
前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、前記(5)に記載の制御回路。
(7)
メモリ素子と、
前記メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、
前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、
前記第1の参照素子と前記第2の参照素子とに対する書き込み処理を個別に実行する制御回路と、
を備える、半導体記憶装置。
(8)
前記制御回路は、前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、前記(7)に記載の半導体記憶装置。
(9)
前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、前記(8)に記載の半導体記憶装置。
(10)
前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、前記(8)に記載の半導体記憶装置。
(11)
前記制御回路は、前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、前記(9)または(10)に記載の半導体記憶装置。
(12)
前記制御回路は、前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、前記(11)に記載の半導体記憶装置。
(13)
前記メモリ素子は抵抗変化型のメモリ素子である、前記(7)〜(12)のいずれかに記載の半導体記憶装置。
(14)
前記メモリ素子は磁気抵抗変化型のメモリ素子である、前記(13)に記載の半導体記憶装置。
(15)
請求項1に記載の半導体記憶装置を少なくとも1つ備える、情報処理装置。
(16)
メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行する、制御方法。
1 半導体記憶装置
100 制御回路
100 制御回路
Claims (16)
- メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行するよう制御する、制御回路。
- 前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、請求項1に記載の制御回路。
- 読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、請求項2に記載の制御回路。
- 読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、請求項2に記載の制御回路。
- 前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、請求項3に記載の制御回路。
- 前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、請求項5に記載の制御回路。
- メモリ素子と、
前記メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、
前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、
前記第1の参照素子と前記第2の参照素子とに対する書き込み処理を個別に実行する制御回路と、
を備える、半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記第1の参照素子と前記第2の参照素子との内、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の頻度を、読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理の頻度と比べて多くする、請求項7に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理も実行する、請求項8に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、読み出しディスターブが起きるものに対する書き込み処理の回数が所定値に達するごとに読み出しディスターブが起きないものに対する書き込み処理だけを実行する、請求項8に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記第1の参照素子及び前記第2の参照素子の周囲の温度に応じて前記所定値を変化させる、請求項9に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記温度が所定の温度以上の場合と該所定の温度未満の場合とで、前記所定値を変化させる、請求項11に記載の半導体記憶装置。
- 前記メモリ素子は抵抗変化型のメモリ素子である、請求項7に記載の半導体記憶装置。
- 前記メモリ素子は磁気抵抗変化型のメモリ素子である、請求項8に記載の半導体記憶装置。
- 請求項7に記載の半導体記憶装置を少なくとも1つ備える、情報処理装置。
- プロセッサが、メモリ素子からのデータの読み出しに用いられる参照電位を生成する際の第1の抵抗状態に設定された第1の参照素子と、前記参照電位を生成する際の、前記第1の抵抗状態とは異なる第2の抵抗状態に設定された、前記第1の参照素子と異なる第2の参照素子と、に対する書き込み処理を個別に実行する、制御方法。
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