JP2018144414A - 立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 - Google Patents
立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018144414A JP2018144414A JP2017043632A JP2017043632A JP2018144414A JP 2018144414 A JP2018144414 A JP 2018144414A JP 2017043632 A JP2017043632 A JP 2017043632A JP 2017043632 A JP2017043632 A JP 2017043632A JP 2018144414 A JP2018144414 A JP 2018144414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimensional
- composition
- modeling
- dimensional modeling
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
Description
これらの方法の一例としては、粉末材料の層にレーザー光を照射し、焼結させながら積層する粉末焼結積層方式、光硬化性樹脂液に紫外線レーザーを照射し、光硬化させながら積層する光造形方式、熱で溶融させた樹脂をノズルから押し出し、積層する熱融解積層方式、インクジェットヘッドから光硬化性樹脂液を噴射し、光硬化させながら積層するマテリアルジェット方式、粉末材料の層上にインクジェットヘッドからバインダー樹脂液を吐出し、これらを繰り返して粉末材料を積層するバインダージェット方式など、多くの方法が提案されている。
本発明の立体造形用組成物(「第一の立体造形用液体材料」などとも称することがある)は、相変化性物質と、粒子と、溶媒とを含有し、更に必要に応じてその他の材料を含有する。本実施形態の立体造形用組成物によれば、高融点かつ高硬度な材料を用いた場合であっても複雑な立体形状の立体造形物を、高強度かつ高精度で製造することができる。また、高融点かつ高硬度な材料を用いた場合であっても、簡便にかつ効率良く立体造形物を製造することができる。
相変化性物質は、常温常圧下(25℃、1気圧下)で固体であり、熱や圧力変化などにより物質の状態が固体状態から液体状態に融解、または固体状態から直接気体状態に昇華、あるいは固体からガラス状態に変化する物質のことをさす。
立体造形用組成物が相変化性物質を含むことにより、例えば熱等により未硬化部分を簡便に除去することが可能になり、除去性が上がることで、除去工程において見られていたグリン体の欠け等が減少することにより、造形物の強度を維持しつつ寸法精度の向上が可能となる。
ワックスとしては、パラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックスなどの石油ワックス、モンタンワックスなどの鉱物ワックス、カルナバワックス、ライスワックスなどの動植物ワックス、脂肪酸エステルワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロブシュワックスなどの合成ワックスなどが挙げられる。
非金属化合物としては、例えば硫黄、ヨウ素などが用いられる。
相変化性物質の含有量≦粒子の含有量
を満たすことが好ましい。
前記粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、セラミックス粒子、金属粒子などの無機粒子や樹脂粒子などが挙げられる。中でも無機粒子であることが好ましい。前記粒子としては、生体適合性を有することが好ましい。
立体造形用組成物が粒子を含有することにより、得られる立体造形物の硬度を向上させることができる。
前記セラミックス粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジルコニア粒子、アルミナ粒子、シリカ粒子、二ケイ酸リチウム粒子などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ジルコニア粒子が好ましい。前記セラミックス粒子としてジルコニア粒子を用いる場合は、安定化剤としてのイットリアやセリア等を含有してもよい。
前記ジルコニア粒子中の前記安定化剤の含有量は、例えば、ICP発光分光分析法により測定することができる。
前記金属粒子としては、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、チタン粒子、チタン合金粒子、コバルト/クロム合金粒子、ステンレス合金粒子などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、チタン粒子、チタン合金粒子が好ましい。
前記樹脂粒子としては、目的に応じて適宜選択することができ、例えばポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルイミド、液晶ポリマー、ポリフェニルスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリフタルアミド、ポリスルフォン、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、超高分子量ポリエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、アクリロニトリル・スチレン、ポリビニールアルコール、ポリメチルメタアクリル、ポリエチレンテフタレート、ポリ塩化ビニデリン、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル、シリコン樹脂、ユリア樹脂の粒子などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトンが好ましい。
前記粒子の含有量としては、特に制限されず、目的に応じて適宜調節可能である。例えば、立体造形用組成物100質量部に対して、下限値としては1質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましく、10質量部以上が更に好ましく、20質量部以上が特に好ましい。上限値としては90質量部以下が好ましく、80質量部以下がより好ましく、70質量部以下が特に好ましい。前記粒子の含有量が特に20質量部以上であると、揮発する溶媒量が相対的に少なくでき、グリンシート又はグリン体の密度を高くすることができる。特に70質量部以下であると、スラリーとしての流動性を向上でき、ドクターブレード等によるスラリー搬送を良好に行うことができる。
本発明の立体造形用材料セット(「積層造形用材料セット」とも称することがある)は、立体造形用組成物と、硬化用材料とを有している。硬化用材料としては、適宜変更することが可能であるが、例えば硬化液として用いることが好ましい。以下、硬化液を例として説明する箇所があるが、これに限られるものではない。
また、本実施形態の立体造形用材料セットに重合性モノマーを含有させてもよく、活性エネルギー線を照射させて硬化させることで、簡便に効率よく、高精度に所望の立体造形物を作製することができる。
本実施形態の立体造形用材料セットに用いられる立体造形用組成物としては、上述した本実施形態の立体造形用組成物を用いることができる。本実施形態の立体造形用組成物には、上記の他にも、以下の有機化合物Aや溶媒を含有させてもよく、必要に応じてその他の成分を含有させてもよい。また、この他にも、活性エネルギー線を照射することで硬化する成分として、重合性モノマーを含有させてもよい。なお、重合性モノマーを含有させる場合は、重合性モノマーは立体造形用組成物及び硬化用材料のうち少なくとも一方が含有していればよい。
前記有機化合物Aとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリアニオンバインダー、水溶性樹脂などが挙げられる。前記水溶性樹脂における水溶性とは、室温(25℃)において、水に対して10質量%以上溶解することを意味する。
前記溶媒としては、前記有機化合物Aを溶解することができれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、メタノール、エタノール、トルエン(沸点:110.6℃)等の極性溶媒などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、グリンシート又はグリン体造形の生産性を向上の点から、沸点が低い有機溶剤が好ましく、沸点が80℃以下である有機溶剤がより好ましい。
本実施形態の立体造形用組成物には、重合性モノマーを含有させてもよい。重合性モノマーを含有させる場合、用いる重合性モノマーによっても異なるが、重合開始剤を含有させることが好ましい。
前記アミド基、アミノ基、水酸基、テトラメチルアンモニウム基、シラノール基、エポキシ基などを有する水溶性有機ポリマーは、血管モデルの強度を保つために有利な構成成分である。
重合開始剤としては、活性エネルギー線のエネルギーによって、ラジカルやカチオンなどの活性種を生成し、重合性化合物(モノマーやオリゴマー)の重合を開始させることが可能なものであればよい。このような重合開始剤としては、公知のラジカル重合開始剤やカチオン重合開始剤、塩基発生剤等を、1種単独もしくは2種以上を組み合わせて用いることができ、中でもラジカル重合開始剤を使用することが好ましい。また、重合開始剤は、十分な硬化速度を得るために、立体造形用組成物又は硬化用材料の総質量(100質量%)に対し、5〜20質量%含まれることが好ましい。
前記光重合開始剤としては、例えば、アセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p,p’−ジクロロベンゾフェノン、p,p−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、メチルベンゾイルフォーメート、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、分散剤、可塑剤、焼結助剤などが挙げられる。
前記立体造形用組成物が、前記分散剤を含むと、前記粒子の分散性を改善し、静止時の沈降を抑制することができる点で好ましく、グリンシート又はグリン体を造形する際に粒子が連続して存在しやすくなる。
また、前記可塑剤を含むと、前記立体造形用組成物からなるグリンシート又はグリン体前駆体が乾燥した際に亀裂が入りにくくなる点で好ましい。
前記焼結助剤を含むと、得られた積層造形物につき焼結処理を行う場合において、より低温での焼結が可能となる点で好ましい。
本実施形態の硬化用材料(「第二の立体造形用液体材料」などとも称することがある)は、前記有機化合物Aに対して反応性を示す有機化合物Bを含んでいてもよく、更に必要に応じて水性媒体などのその他の成分を含んでいてもよい。また、この他にも、活性エネルギー線を照射することで硬化する成分として、重合性モノマーを含有させてもよい。なお、重合性モノマーを含有させる場合は、重合性モノマーは立体造形用組成物及び硬化用材料のうち少なくとも一方が含有していればよい。
前記有機化合物Bとしては、前記有機化合物Aに対して反応性を示めす有機化合物であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、ポリカチオンインク組成物、水溶性樹脂などが挙げられる。前記水溶性樹脂における水溶性とは、室温(25℃)において、水に対して10質量%以上溶解することを意味する。
前記アミノ基を有する有機化合物Bとしては、例えば、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、酸性官能基との反応性の点から、カチオン密度が高いポリエチレンイミンが好ましい。
前記水性媒体としては、例えば、水、メタノール、エタノール等のアルコール、エーテル、ケトン、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水が好ましい。なお、前記水性媒体は、前記水が前記アルコール等の水以外の成分を若干量含有するものであってもよい。
前記水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水などが挙げられる。
本実施形態の硬化用材料には、重合性モノマーを含有させてもよい。重合性モノマーを含有させる場合、用いる重合性モノマーによっても異なるが、重合開始剤を含有させることが好ましい。重合性モノマーとしては、上述の本実施形態の立体造形用組成物における重合性モノマーを用いることができる。また、重合開始剤としては、上述の本実施形態の立体造形用組成物における重合開始剤を用いることができる。
前記その他の成分としては、例えば、界面活性剤、保存剤、防腐剤、安定化剤、pH調整剤、紫外線硬化樹脂などが挙げられる。紫外線硬化樹脂を紫外線に照射することでさらに高硬化性を付与することができる。
本発明の立体造形物(「積層造形物」などとも称する)の製造方法は、相変化性物質と、粒子と、溶媒とを含有する立体造形用組成物を用いて立体造形用組成物層を形成する層形成工程と、前記立体造形用組成物層の所定領域を硬化する硬化工程と、を複数回繰り返すことで立体造形物を造形する。その他にも、除去工程、層乾燥工程など更に必要に応じてその他の工程を有する。
また、本発明の立体造形物の製造方法及び立体造形物の製造装置は、歯科用補綴物の製造に用いることができる。
前記層形成工程は、本実施形態の立体造形用組成物を用いて立体造形用組成物層を形成する工程である。
前記層形成手段は、本実施形態の立体造形用組成物を用いて立体造形用組成物層を形成する手段である。
前記立体造形用組成物層保持手段は、前記立体造形用組成物層を保持する手段である。
前記立体造形用組成物層保持手段(支持体などとも称する)としては、前記立体造形用組成物を載置することができれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、前記立体造形用組成物の載置面を有する台、特開2000−328106号公報の図1に記載の装置におけるベースプレート、などが挙げられる。前記支持体の表面、すなわち、前記立体造形用組成物を載置する載置面としては、例えば、平滑面であってもよいし、粗面であってもよく、また、平面であってもよいし、曲面であってもよい。
前記立体造形用組成物を前記支持体上に配置させる方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、立体造形用組成物(スラリー材料)を薄層に配置させる方法としては、特許第3607300号公報に記載の選択的レーザー焼結方法に用いられる、公知のカウンター回転機構(カウンターローラ)などを用いる方法、前記スラリー材料をブラシ、ローラ、ブレード等の部材を用いて薄層に拡げる方法、前記スラリー材料層の表面を押圧部材を用いて押圧して薄層に拡げる方法、公知の粉末積層造形装置を用いる方法などが好適に挙げられる。
前記硬化工程は、立体造形用組成物層の所定領域を硬化する工程である。
前記硬化手段は、立体造形用組成物層の所定領域を硬化する手段である。
前記レーザー照射におけるレーザーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、CO2レーザー、Nd−YAGレーザー、ファイバーレーザー、半導体レーザーなどが挙げられる。前記レーザー照射の条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、小型レーザーを用いる場合、前記粉末材料を溶融することができないため、併用する接着剤(例えば、ポリエステル系接着剤)を混在させて、レーザー照射により接着剤を溶融させて造形することが好ましい。その場合、CO2レーザーを用いることが好ましい。照射条件としては、例えば、レーザー出力15W、波長10.6μm、ビーム径0.4mm程度が好ましい。
本実施形態の立体造形物の製造方法は、更に造形後に前記所定領域以外の前記立体造形用組成物を除去する除去工程を有していてもよい。
本実施形態の立体造形物の製造装置は、更に造形後に前記所定領域以外の前記立体造形用組成物を除去する除去手段を有していてもよい。
前記層乾燥工程は、前記層形成工程後、前記硬化工程前において、得られたスラリー層を乾燥させる工程であり、層乾燥手段により行われる。なお、硬化工程後更に層乾燥工程を行ってもよい。
前記その他の工程としては、例えば、表面保護工程、塗装工程などが挙げられる。
前記その他の手段としては、例えば、表面保護手段、塗装手段などが挙げられる。
前記表面保護工程は、前記液体材料付与工程、又は前記焼結工程において形成した立体造形物に保護層を形成する工程である。前記表面保護工程を行うことにより、前記立体造形物を、例えば、そのまま使用等することができる耐久性等を前記立体造形物の表面に与えることができる。
前記保護層としては、例えば、耐水性層、耐候性層、耐光性層、断熱性層、光沢層などが挙げられる。
前記表面保護手段としては、公知の表面保護処理装置、例えば、スプレー装置、コーティング装置などが挙げられる。
前記塗装工程は、前記立体造形物に塗装を行う工程である。この塗装工程を行うことにより、前記立体造形物に所望の色に着色させることができる。前記塗装手段としては、公知の塗装装置、例えば、スプレー、ローラ、刷毛等による塗装装置などが挙げられる。
ここで、図1に本発明の立体造形物の製造装置の一例を示す。図1に示される立体造形物の製造装置は、造形側スラリー貯留槽1と供給側スラリー貯留槽2とを有し、これらのスラリー貯留槽は、それぞれ上下に移動可能なステージ3を有し、該ステージ上にスラリー材料からなる層を形成する。
図2に示す構成の立体造形物の製造装置によれば、2つのスラリー貯留槽を平面的に並べる図1の構成に比べて、装置をコンパクトにできる。
前記立体造形物(積層造形物)は、本発明の立体造形物の製造方法及び立体造形物の製造装置により製造される。
前記立体造形物としては、口腔内の咀嚼力に長期間耐えることができ、審美性を有している点から、人工歯であることが好ましい。
前記人工歯は、う蝕、外傷、歯周病などにより失った天然歯の代わりに、その機能を回復するために作られた人工の歯であり、ブリッジ、クラウン等の歯科用補綴物も含まれる。
以下の実施例及び比較例では、立体造形(積層造形)を用い、型を用いないで積層造形物を製造した例を示したが、これらに制限されるものではない。
<粒子1の合成>
20質量%のオキシ塩化ジルコニウム水溶液に、イットリア及びジルコニアの換算モル比(イットリア:ジルコニア)が2.8:97.2となるように、18質量%の塩化イットリウム水溶液を混合した。これに、塩化ナトリウムをオキシ塩化ジルコニウム全量に対して、0.5質量%添加し溶解した。
次いで、得られた水溶液に塩化アルミニウムをジルコニア全量に対して、アルミナとして0.4質量%となるように添加し溶解した。この水溶液を200℃の温度の空気内で噴霧乾燥し、乾燥粉末を得た。得られた乾燥粉末を、空気中で1,000℃の温度で焼成し、仮焼粉末を合成した。得られた仮焼粉末の単斜晶相率は8.2%であった。この仮焼粉末を、湿式アトライターで粉砕して30質量%スラリーを得た。次に、得られたスラリーを、目開き0.5μmのメンブレンフィルターにて希釈・ろ過濃縮を繰り返し、ろ過水の電気伝導度が20μS以下になるまで繰り返し洗浄して、[粒子1]を合成した。なお、前記仮焼粉末の単斜晶相率は下記のようにして同定した。
合成した[粒子1]としてのジルコニアの結晶相の同定を、X線粉末回折装置(リガク電機社製RINT1100)を用いて以下の条件で実施した。
・管球:Cu
・電圧:40kV
・電流:40mA
・開始角度:3°
・終了角度:80°
・スキャンスピード:0.5°/min
単斜晶相率(%)=[Im(111)+Im(11−1)]/[Im(111)+Im(11−1)+It(111)+Ic(111)]
[粒子1]30質量部、重量平均分子量(Mw)が800,000であるポリアクリル酸(PAA、日本触媒社製AS−58)5質量部、可塑剤としてのフタル酸ベンジルブチル10質量部、セラミックス分散剤(マリアリム、日油社製AKM−0531)1.5質量部、相変化性物質としてパラフィンワックス(日本精鑞社製HNP−9)3質量部、及び水60質量部を混合し、直径3mmのジルコニアビーズにて3時間ビーズミル分散することで[立体造形用組成物1]を得た。
[立体造形用組成物1]中における粒子の体積平均粒径は、装置名:LA−920(堀場製作所製)を用いて測定した。LA−920の測定の際にLA−920専用アプリケーション(Ver.3.32)(堀場製作所製)を用いて解析を行った。具体的にはクロロホルムで光軸調整した後、バックグラウンドを測定した。その後、循環を開始し、[立体造形用組成物1]を滴下した。透過率が安定したことを確認した後に超音波を下記条件で照射した。照射した後に透過率の値が70%以上95%以下の範囲となる条件で体積平均粒径を測定した。体積平均粒径の測定再現性の点から、前記LA−920の透過率の値が70%以上95%以下となる条件で測定した。また、超音波照射後に透過率が前記値から外れた場合は再度測定を行った。前記透過率の値を得るために[立体造形用組成物1]の滴下量を調節した。なお、測定及び解析条件は、以下のように設定した。
・データ取り込み回数:15回
・相対屈折率:1.20
・循環:5
・超音波強度:7
水88質量部と、重量平均分子量(Mw)が10,000であるポリエチレンイミン(PEI、日本触媒社製SP−200)12質量部と、界面活性剤としてTween20(東京化成工業社製)0.5質量部とを、ホモミキサーを用いて30分間分散させて、[硬化液1]を調製した。
得られた[立体造形用組成物1]と、[硬化液1]とを用いて[立体造形用材料セット1]とし、サイズ(長さ70mm×巾12mm)の形状印刷パターンにより、[立体造形物(積層造形物)1]を以下(1)〜(4)のようにして作製した。
このようにして、[立体造形物(積層造形物)1]を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質をモンタンワックス(クラリアント社製リコワックスLP)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質をカルナバワックス(東洋アドレ社製カルナバワックス1号)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質をフィッシャートロブシュワックス(日本精鑞社製FT100)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質を脂肪酸エステルワックス(日本精鑞社製WEP5)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質を以下の[低分子ポリエステル1]に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
冷却管、撹拌機、及び窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物781部、テレフタル酸218部、アジピン酸48部、及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧下、230℃で8時間反応し、更に10〜15mmHgの減圧で5時間反応した後、反応容器に無水トリメリット酸65部を入れ、180℃、常圧で4時間反応し、[低分子ポリエステル1]を得た。
[低分子ポリエステル1]は、数平均分子量4,200、重量平均分子量8,200、Tg42℃であった。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質を以下の[結晶性ポリエステル1]に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
1,6−ヘキサンオール1260g、エチレングリコール120g、フマル酸1400g、無水トリメリット酸350g、オクチル酸錫3.5g、及びハイドロキノン1.5gを、窒素導入管、脱水管、攪拌器、及び熱伝対を装備した5リットル容量の四つ口フラスコに入れ、160℃で5時間反応させた後、200℃に昇温して1時間反応させ、更に8.3kPaにて1時間反応させ、[結晶性ポリエステル1]を得た。
[結晶性ポリエステル1]は融点が85℃であった。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質をはんだ(白光社製鉛フリーはんだ)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質を2−フェノキシ−1−アミノ−4−ヒドロキシアントラセン−9,10−ジオン(酒井興業社製Disperse Red 60)に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
<立体造形用組成物10(スラリー材料)の調製>
[粒子2](シリカ粒子、トクヤマ社製エクセリカSE−5V)30質量部、ポリエチレンオキサイド(粘度平均分子量:150,000〜400,000):5質量部と、相変化性物質としてパラフィンワックス(日本精鑞社製HNP−9)3質量部、及び水56質量部を混合し、[立体造形用組成物10]を得た。
[立体造形用組成物10]中における粒子の体積平均粒径を実施例1と同様に測定したところ、体積平均粒径は4.6μmであった。
以下のようにして活性エネルギー線硬化型組成物を混合し、[硬化用材料1]を得た。
・フェノキシエチルアクリレート:40.8質量%
・ジエチレングリコールジアクリレート:5質量%
・4−ヒドロキシブチルアクリレート:50質量%
・ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド:1質量%
・2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド:2質量%
・1,4−ビス−(ベンズオキサゾイル−2−イル)ナフタレン:0.2質量%
・ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン:1質量%
得られた[立体造形用組成物10]と、[硬化用材料1]とを用いて[立体造形用材料セット10]とし、サイズ(長さ70mm×巾12mm)の形状印刷パターンにより、[立体造形物(積層造形物)10]を以下(1)〜(4)のようにして作製した。
前記(1)〜(3)の操作を所定の3mmの総平均厚みになるまで繰返し、硬化した立体造形用組成物層を順次積層して硬化物を造形した。得られた硬化物を常温放置にて乾燥し、溶媒を揮発させた。
このようにして、[立体造形物(積層造形物)10]を作製した。
<立体造形用組成物11(スラリー材料)の調製>
[粒子3](ポリメチルメタクリル樹脂粒子、綜研化学社製MP−100)10質量部、ポリエチレンオキサイド(粘度平均分子量:150,000〜400,000)5質量部と、相変化性物質としてパラフィンワックス(日本精鑞社製HNP−9)3質量部、及び水56質量部を混合し、[立体造形用組成物11]を得た。そして、[立体造形用組成物1]を[立体造形用組成物11]に変更した以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
実施例1の<立体造形用組成物1(スラリー材料)の調製>において、相変化性物質を用いない以外は、実施例1と同様にして立体造形物(積層造形物)を作製した。
<除去性>
前記除去工程において、未硬化物を分離できたかどうか下記評価基準に基づいて目視により除去性を評価した。
○:ヒートガンでブロー加熱することで、容易に未硬化物が融解、昇華して、立体造形物の表面より分離できている。
△:ホットプレートで加熱しながら、スパチュラ等で未硬化部を掻き取ることで、立体造形物の表面より分離できている。
×:加熱しても分離できない。
次に、得られた立体造形物について、目視にて観察し、下記評価基準に基づいて、寸法精度を評価した。
○:得られた立体造形物の表面が滑らかで美麗であり、反りも生じていない状態
△:得られた立体造形物の表面に若干の歪みと僅かに反りが生じている状態
×:得られた立体造形物の表面に歪みが生じており、激しく反りが生じている状態
なお、表中、「スラリー中の含有量」の数値は質量%を示す。
また、表中、*1は以下を示す。
フェノキシエチルアクリレート
ジエチレングリコールジアクリレート
4−ヒドロキシブチルアクリレート
2 供給側スラリー貯留槽
3 ステージ
4 硬化用材料
5 インクジェットヘッド
6 均し機構
Claims (13)
- 相変化性物質と、粒子と、溶媒とを含有する立体造形用組成物を用いて立体造形用組成物層を形成する層形成工程と、
前記立体造形用組成物層の所定領域を硬化する硬化工程と、を複数回繰り返すことで立体造形物を造形することを特徴とする立体造形物の製造方法。 - 更に造形後に前記所定領域以外の前記立体造形用組成物を除去する除去工程を有し、
前記除去工程が、加熱工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の立体造形物の製造方法。 - 前記層形成工程後、前記硬化工程前に、前記立体造形用組成物層を乾燥する層乾燥工程を有することを特徴とする請求項1または2に記載の立体造形物の製造方法。
- 前記相変化性物質が常温常圧下で固体であり、相変化が40〜230℃の間で生じる物質であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の立体造形物の製造方法。
- 前記立体造形用組成物中の前記相変化性物質の含有量は10質量%未満であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の立体造形物の製造方法。
- 前記立体造形用組成物中の前記相変化性物質と前記粒子の含有量(質量%)は、
相変化性物質の含有量≦粒子の含有量
を満たすことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の立体造形物の製造方法。 - 前記立体造形用組成物は有機化合物Aを含み、
前記硬化工程は、前記有機化合物Aに対して反応性を示す有機化合物Bを含む硬化用材料を前記立体造形用組成物層の所定領域に付与する工程を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の立体造形物の製造方法。 - 前記硬化工程は、
前記立体造形用組成物層の所定領域に硬化用材料を付与する工程と、
活性エネルギー線照射工程と、を有し、
前記立体造形用組成物及び前記硬化用材料の少なくとも一方が重合性モノマーを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の立体造形物の製造方法。 - 相変化性物質と、粒子と、溶媒とを含有する立体造形用組成物であって、
前記相変化性物質は常温常圧下で固体であり、相変化が40〜230℃の間で生じる物質であることを特徴とする立体造形用組成物。 - 前記立体造形用組成物中の前記相変化性物質と前記粒子の含有量(質量%)は、
相変化性物質の含有量≦粒子の含有量
を満たすことを特徴とする請求項9に記載の立体造形用組成物。 - 請求項9または10に記載の立体造形用組成物と、硬化用材料とを有することを特徴とする立体造形用材料セット。
- 前記立体造形用組成物は有機化合物Aを含み、
前記硬化用材料は前記有機化合物Aに反応性を示す有機化合物Bを含むことを特徴とする請求項11に記載の立体造形用材料セット。 - 立体造形用組成物層を保持するための立体造形用組成物層保持手段と、
前記立体造形用組成物層保持手段上に立体造形用組成物を用いて前記立体造形用組成物層を形成する層形成手段と、
前記立体造形用組成物層保持手段上に形成された前記立体造形用組成物層の所定領域を硬化する硬化手段と、
前記所定領域以外の前記立体造形用組成物を除去する除去手段と、を有し、
前記立体造形用組成物が、相変化性物質と、粒子と、溶媒とを含有することを特徴とする立体造形物の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043632A JP6870392B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017043632A JP6870392B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018144414A true JP2018144414A (ja) | 2018-09-20 |
JP6870392B2 JP6870392B2 (ja) | 2021-05-12 |
Family
ID=63590430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017043632A Active JP6870392B2 (ja) | 2017-03-08 | 2017-03-08 | 立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6870392B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102142350B1 (ko) * | 2019-11-28 | 2020-08-07 | 울산과학기술원 | 형상 가변 복합재 및 이의 제조방법 |
JP2021024897A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社リコー | 活性エネルギー線硬化型組成物、及び立体物の造形方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112751A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | セイコーエプソン株式会社 | 造形材料、造形方法、造形物、および造形装置 |
WO2016137956A1 (en) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | Corning Incorporated | Additive manufacturing processes for making transparent 3d parts from inorganic materials |
-
2017
- 2017-03-08 JP JP2017043632A patent/JP6870392B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112751A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | セイコーエプソン株式会社 | 造形材料、造形方法、造形物、および造形装置 |
WO2016137956A1 (en) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | Corning Incorporated | Additive manufacturing processes for making transparent 3d parts from inorganic materials |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021024897A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社リコー | 活性エネルギー線硬化型組成物、及び立体物の造形方法 |
JP7400250B2 (ja) | 2019-07-31 | 2023-12-19 | 株式会社リコー | 活性エネルギー線硬化型組成物、及び立体物の造形方法 |
KR102142350B1 (ko) * | 2019-11-28 | 2020-08-07 | 울산과학기술원 | 형상 가변 복합재 및 이의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6870392B2 (ja) | 2021-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210139720A1 (en) | 3d polymerizable ceramic inks | |
Lakhdar et al. | Additive manufacturing of advanced ceramic materials | |
JP6932958B2 (ja) | 立体造形物の製造方法、立体造形材料セット、及び立体造形物の製造装置 | |
JP6782304B2 (ja) | 3dプリント用のチオール−エンインク | |
US9969930B2 (en) | Additive fabrication of proppants | |
CN107635531B (zh) | 包含纳米氧化锆颗粒的溶胶在用于制备三维制品的增材制造方法中的用途 | |
JP6443536B2 (ja) | 立体造形用粉末材料、立体造形材料セット、立体造形物の製造方法、立体造形物の製造装置、及び立体造形物 | |
EP3309226A1 (en) | Ink composition for use in 3d printing | |
EP3309224A1 (en) | Ink composition for use in 3d printing | |
JP2017202046A (ja) | 立体造形材料セット、立体造形物の製造方法、及び立体造形物の製造装置 | |
US20180237610A1 (en) | Material set for forming three-dimensional object, three-dimensional object producing method, and three-dimensional object producing apparatus | |
TW202115141A (zh) | 用於3d列印應用之含有高折射率單體的光可固化組成物 | |
JP6932996B2 (ja) | 立体造形物の製造方法及び製造装置 | |
JP2018533504A (ja) | 3dプリンティング用の生体適合インク | |
JP6809073B2 (ja) | 立体造形材料セット、立体造形物の製造方法、及び立体造形物の製造装置 | |
JP2016172333A (ja) | 立体造形材料セット、立体造形物の製造方法、及び立体造形物 | |
CN110366465B (zh) | 三维造型物制造用组合物、三维造型物的制造方法以及三维造型物制造装置 | |
WO2021206029A1 (ja) | 三次元造形物から焼結製品を製造する方法、及び3d造形用インクジェットインク | |
JP6870392B2 (ja) | 立体造形物の製造方法、立体造形用組成物、立体造形用材料セット及び立体造形物の製造装置 | |
JP2020029033A (ja) | 立体造形材料セット及び立体造形物の製造方法 | |
JP6685503B2 (ja) | 立体造形用粉末材料、立体造形用キット、立体造形用グリーン体、立体造形物及び立体造形用グリーン体の製造方法、立体造形物及び立体造形用グリーン体の製造装置 | |
JP2018158564A (ja) | 立体造形物の製造方法、立体造形材料セット、及び立体造形物の製造装置 | |
JP2020533261A (ja) | ガラスフリットの付加製造による高密度ガラスセラミック物品 | |
JP6950173B2 (ja) | 立体造形物の製造方法、及び立体造形物の製造装置 | |
JP2017205303A (ja) | 立体造形材料セット、立体造形物の製造方法、立体造形物の製造装置、及び歯科用補綴物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210316 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210329 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6870392 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |