JP2018141434A - オイルポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
そして、ポンプハウジングにベアリングの外輪が固定され、ベアリングの内輪に筒状シャフトの一端が固定されている。
該ポンプロータに前端部を固定されたポンプシャフトと、
上記ポンプロータを回転可能に収容すると共に上記ポンプシャフトを貫通させるポンプハウジングと、
該ポンプハウジングに組み付けられ、上記ポンプシャフトの外側に配される筒状シャフトの前端部を回転可能に軸支するベアリングと、
該ベアリングの外輪を上記ポンプハウジングに軸方向に固定するボルトと、
上記ポンプハウジングに対して上記ベアリングを径方向に位置決めする位置決め部とを有し、
上記ポンプハウジングには、上記ポンプロータを収容する収容室と、該収容室から上記ポンプシャフトの後端側へ向かって貫通して上記ポンプシャフトを挿通させるシャフト挿通孔と、該シャフト挿通孔の外周側において上記ベアリングが配置されるベアリング配置部とが形成されており、
上記ベアリングの上記外輪は、上記ボルトの頭部を係合させる被係合部を有する、オイルポンプにある。
また、上記ポンプシャフトの前端部、上記筒状シャフトの前端部、或いは、上記ポンプシャフトの後端側等、「前」、「後」については、便宜的な表現であり、例えば車両の前後との関係を限定するものではない。すなわち、軸方向の一方側を「前」とし、その反対側を「後」とするものである。
オイルポンプの実施形態につき、図1〜図6を用いて説明する。
本実施形態のオイルポンプ1は、図1に示すごとく、ポンプロータ2と、ポンプシャフト3と、ポンプハウジング4と、ベアリング5と、ボルト6と、位置決め部としての位置決めピン7とを有する。
なお、ポンプシャフト3は、円筒状のブッシュ31を介して、シャフト挿通孔42に挿通されている。
ベアリング5の外輪52には、軸方向Xに貫通するボルト挿通孔54が設けてある。ボルト挿通孔54の周囲部が、被係合部53となっている。
ベアリング5の外輪52は、外周側へ突出した外周延設部55を有する。外周延設部55に被係合部53が形成されている。特に、本実施形態においては、外周延設部55に、ボルト挿通孔54が形成され、被係合部53が形成されている。
図示を省略するが、本実施形態において、オイルポンプ1は、トランスアクスル内に配設される。オイルポンプ1は、吸入口(図示略)から供給されたオイルを、収容室41に吸入して、吐出口(図示略)へ圧送するものである。そして、オイルポンプ1は、トランスアクスルのケース内に貯留されたオイルを循環させるものとして用いられる。オイルは、トランスアクスル内の各種ギヤ、各種ベアリング、各摺動部の潤滑剤として用いられる。
まず、ポンプハウジング4におけるベアリング配置部43に、ベアリング5を、軸方向Xから配置する。このとき、ベアリング5の外輪52の本体521を、ベアリング配置部43の収容凹部430の外輪支承面434に当接させる。そして、ベアリング5の外輪52の本体521は、周壁面431に対して、圧接することなく、収容凹部430に挿入される。また、外周延設部55の前面が、ベアリング配置部43の後方面432に配置される。
上記オイルポンプ1において、ベアリング5の外輪52が、被係合部53を有する。そして、被係合部53にボルト6を係合させて、ベアリング5の外輪52を、ポンプハウジング4のベアリング配置部43に固定してある。また、オイルポンプ1は位置決め部としての位置決めピン7を有する。かかる構成により、ベアリング5を、位置決めピン7によって、ポンプハウジング4に対して径方向Yに位置決めしつつ、ボルト6によって、ポンプハウジング4に固定することができる。
本実施形態は、図7に示すごとく、ベアリング5の外輪52に設けた外周延設部55を、外輪52の本体521と同等の、軸方向Xの厚みとしたものである。
すなわち、外輪52を、軸方向Xの全体において、外周側へ延設している。それゆえ、外周延設部55の前端面と、外輪52の本体521の前端面とは、互いに連続した同一平面上の平坦面となる。また、外周延設部55の後端面と、外輪52の本体521の後端面とも、互いに連続した同一平面上の平坦面となっている。さらには、外周延設部55を含めた外輪52の全体の前端面及び後端面は、それぞれ内輪51の前端面及び後端面と、同一平面上に配されている。
ただし、本実施形態においても、位置決めピン7は、外周延設部55を貫通するように嵌入されていてもよい。
なお、図8に示すごとく、位置決めピン7が、ポンプハウジング4を貫通するように設けることもできる。この場合、位置決めピン7の前端部73を、トランスアクスルのケース12にも嵌入させるようにすることができる。これにより、位置決めピン7は、ポンプハウジング4とベアリング5との間の位置決めのみならず、ポンプハウジング4とケース12との位置決めをも兼ねることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図9に示すごとく、ベアリング5の外周面522と、ポンプハウジング4におけるベアリング配置部43の周壁面431との間に、クリアランスを実質的に設けないようにしたものである。
ここで、ベアリング5は、ベアリング配置部43に対して圧入されてはいない。それゆえ、ポンプハウジング4に対するベアリング5の、軸方向Xにおける固定のために、ボルト6を用いている。すなわち、複数のボルト6によって、外輪52をベアリング配置部43に固定している。このボルト6による固定構造は、実施形態1と同様である。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
比較形態として、図10、図11に、ベアリング5をポンプハウジング4に圧入した構造の、オイルポンプ9を示す。
すなわち、比較形態のオイルポンプ1においては、ボルト等を用いることなく、ベアリング5の外輪52を、ポンプハウジング4に固定している。そのために、外輪52を、ポンプハウジング4に対して、圧入している。すなわち、外輪52の外周面522が、ポンプハウジング4のベアリング配置部43の周壁面431に圧接している。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
また、上記実施形態においては、オイルポンプ1を、トランスアクスル内に配されるものとして説明したが、オイルポンプの配設箇所についても、特に限定されることはない。
2 ポンプロータ
3 ポンプシャフト
4 ポンプハウジング
41 収容室
42 シャフト挿通孔
43 ベアリング配置部
5 ベアリング
52 外輪
53被係合部
6 ボルト
7 位置決めピン(位置決め部)
Claims (5)
- ポンプロータ(2)と、
該ポンプロータに前端部を固定されたポンプシャフト(3)と、
上記ポンプロータを回転可能に収容すると共に上記ポンプシャフトを貫通させるポンプハウジング(4)と、
該ポンプハウジングに組み付けられ、上記ポンプシャフトの外側に配される筒状シャフト(11)の前端部を回転可能に軸支するベアリング(5)と、
該ベアリングの外輪(52)を上記ポンプハウジングに軸方向(X)に固定するボルト(6)と、
上記ポンプハウジングに対して上記ベアリングを径方向(Y)に位置決めする位置決め部(7、70)とを有し、
上記ポンプハウジングには、上記ポンプロータを収容する収容室(41)と、該収容室から上記ポンプシャフトの後端側へ向かって貫通して上記ポンプシャフトを挿通させるシャフト挿通孔(42)と、該シャフト挿通孔の外周側において上記ベアリングが配置されるベアリング配置部(43)とが形成されており、
上記ベアリングの上記外輪は、上記ボルトの頭部(61)を係合させる被係合部(53)を有する、オイルポンプ(1)。 - 上記ベアリングの上記外輪には、軸方向に貫通するボルト挿通孔(54)が設けてあり、該ボルト挿通孔の周囲部が、上記被係合部となっている、請求項1に記載のオイルポンプ。
- 上記ベアリングの上記外輪は、外周側へ突出した外周延設部(55)を有し、該外周延設部に上記被係合部が形成されている、請求項1又は2に記載のオイルポンプ。
- 上記外周延設部は、上記外輪の本体(521)の後端部から外周側へ突出しており、上記ベアリング配置部は、上記外輪の本体の外周面(522)に対向する周壁面(431)と、上記外周延設部の前面に対向する後方面(432)とを有する、請求項3に記載のオイルポンプ。
- 上記位置決め部は、上記ベアリング配置部と上記ベアリングの上記外輪との双方に嵌入された位置決めピン(7)からなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のオイルポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017037174A JP2018141434A (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017037174A JP2018141434A (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | オイルポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018141434A true JP2018141434A (ja) | 2018-09-13 |
Family
ID=63526552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017037174A Pending JP2018141434A (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | オイルポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018141434A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05248432A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-09-24 | Mueller Martini Versand Syst Ag | ラジアルころがり接触軸受を有する軸受構造 |
JP2005299738A (ja) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Nsk Ltd | フランジ付き転がり軸受 |
JP2011185217A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 低温液化ガスポンプ |
JP2013117218A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Toyota Motor Corp | 車両用オイルポンプ |
-
2017
- 2017-02-28 JP JP2017037174A patent/JP2018141434A/ja active Pending
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