JP2018141260A - コールドセット型オフセット印刷用塗工紙 - Google Patents

コールドセット型オフセット印刷用塗工紙 Download PDF

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遼 外岡
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周平 稲田
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Shiori Kakinoki
詩織 柿木
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Abstract

【課題】優れた印刷特性を呈し、かつしわの発生しにくいコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を提供する。【解決手段】原紙の片面または両面上に顔料塗工層を備えるコールドセット型オフセット印刷用塗工紙であって、坪量が60〜200g/m2であり、前記顔料塗工層の塗工量が片面あたり5g/m2以上である、コールドセット型オフセット印刷用塗工紙。【選択図】なし

Description

本発明はコールドセット型オフセット印刷用塗工紙に関する。
新聞用紙は、通常、乾燥装置を持たない新聞輪転機で浸透乾燥(コールドセット)方式の新聞専用インキを使用して印刷される。従来、新聞用紙としては顔料塗工層を持たない非塗工紙や微塗工紙(特許文献1:特開2003−286686)が知られている。しかし、これらの紙に新聞輪転機で印刷を施した印刷物は、塗工紙にインキ乾燥装置を備える商業印刷機で印刷を施した印刷物と比較して、乾燥性が劣り、印刷光沢が低く、見劣りするものであった。
一方、輪転印刷機では、紙の残量が少なくなってくると作業効率の低下を避けるために輪転機を停止することなく瞬間的に自動で紙継作業が行われる。高速で稼働している輪転機においては、紙継時の衝撃が大きいので新聞用紙にしわが発生することが問題となっている。このため、しわの発生を予防する方法(特許文献2:特開2011−168401号)や、紙継の回数自体を減らす方法(特許文献3:特許第5886664号)が提案されている。
特開2003−286686号公報 特開2011−168401号公報 特許第5886664号
印刷光沢を向上させるために、発明者らは印刷用塗工紙等の光沢度が比較的高い顔料塗工紙に新聞輪転機で印刷することを試みた。しかし、インキのしみこみが悪く印刷物に汚れが生じるなどの問題があった。さらに発明者らは、単に顔料塗工層を設けた印刷用塗工紙を使用するだけでは、印刷時の前記しわの問題を解決できないことを見出した。以上を鑑み、本発明は、優れた印刷特性を呈し、かつしわの発生しにくいコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を提供することを課題とする。
発明者らは、特定の坪量を有しかつ特定の塗工量の顔料塗工層を備えるコールドセット型オフセット印刷用塗工紙が前記課題を解決することを見出した。すなわち、前記課題は以下の本発明によって解決される。
(1)原紙の片面または両面上に顔料塗工層を備えるコールドセット型オフセット印刷用塗工紙であって、
坪量が60〜200g/mであり、
前記顔料塗工層の塗工量が片面あたり5g/m以上である、
コールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(2)前記顔料塗工層における顔料100重量部中、平均粒子径1.0μm以下の炭酸カルシウムを50重量部以上含む、(1)に記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(3)前記顔料塗工層における顔料100重量部中、カオリンまたはクレーを40重量部以上含む、(1)または(2)に記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(4)前記原紙が、パルプ100重量部に対し化学パルプを80重量部以上含有する、(1)〜(3)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(5)密度が0.8〜1.3g/cmである、(1)〜(4)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(6)前記顔料塗工層の塗工量が片面あたり5〜30g/mである、(1)〜(5)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(7)前記炭酸カルシウムの平均粒子径が0.95μm以下である、(2)〜(6)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(8)前記カオリンまたはクレーの平均粒子径が6.0μm以下である、(3)〜(7)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(9)白紙光沢度が25〜80%である、(1)〜(8)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(10)ISO白色度が80%以上である、(1)〜(9)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(11)MD方向のISO曲げこわさが150μN・m/m以上である、(1)〜(10)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(12)印刷光沢度差が5ポイント以上である、(1)〜(11)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
(13)前記(1)〜(12)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を巻取った巻取紙。
(14)輪転機を用いて(1)〜(12)のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙または(13)に記載の巻取紙に印刷を施す、印刷方法。
本発明により、優れた印刷特性を呈し、かつしわの発生しにくいコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「X〜Y」は端値であるXおよびYを含む。
コールドセット型オフセット印刷用塗工紙とは、浸透乾燥型インクによってオフセット印刷が可能な塗工紙であり、新聞輪転機と浸透乾燥方式の新聞専用インキによる輪転印刷が可能な新聞輪転印刷用塗工紙を含む。新聞印刷用巻取紙とはロールの形態のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙である。本発明に用いられるコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、原紙の片面あるいは両面に顔料塗工層を備える。
(1)顔料塗工層
顔料塗工層とは白色顔料を主成分として含む層である。白色顔料としては、炭酸カルシウム、カオリン、クレー、焼成カオリン、無定形シリカ、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、プラスチックピグメント等の通常使用されている顔料が挙げられる。中でも、インキしみこみ性を向上させ、かつしわを低減する観点から平均粒子径1.0μm以下の炭酸カルシウムを含有することが好ましく、平均粒子径0.95μm以下の炭酸カルシウムを含有することがより好ましく、0.90μm以下であることがさらに好ましく、0.8μm以下であることがよりさらに好ましい。下限は特に限定されないが0.5μm以上程度であることが好ましい。使用する炭酸カルシウムは、当該平均粒子径を有する炭酸カルシウムのみでもよいし、当該平均粒子径の上限より大きい粒子径の炭酸カルシウムと混合して使用してもよい。平均粒子径は、Malvern社製Mastersizer等のレーザー回析式粒度分布測定器等で測定することができる。炭酸カルシウムとしては、重質炭酸カルシウムや軽質炭酸カルシウムが挙げられる。また、軽質炭酸カルシウムとして特許5274077号等に記載された軽質炭酸カルシウム(苛性化軽質炭酸カルシウム)を使用してもよい。炭酸カルシウム含有量は、白色顔料100重量部中、50重量部以上であることが好ましく、70重量部以上であることがより好ましい。炭酸カルシウム含有量の上限値は限定されないが、100重量部以下が好ましく、90重量部以下がより好ましい。前記のレーザー回折式粒度分布測定機等により測定した体積50%平均粒子径(D50)を顔料の平均粒子径とすることができる。炭酸カルシウムを50重量部以上含有することで、高白色なコールドセット型オフセット印刷用塗工紙が得られる。
また、乾燥性を向上させるためには、顔料塗工層にカオリンまたはクレーを用いることが好ましい。カオリンまたはクレーは白色顔料100重量部中40重量部以上であることが好ましい。カオリンとクレーを併用する場合、両者の合計量が白色顔料100重量部中40重量部以上であることが好ましい。カオリンまたはクレーを使用した場合、高光沢なコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を得ることができる。カオリンまたはクレーの平均粒子径は、6.0μm以下が好ましく、より好ましくは5.5μm以下である。当該平均粒子径の下限値は限定されないが1.0μm以上であることが好ましく、2.0μm以上がより好ましい。レーザー回折式粒度分布測定機等により測定した体積50%平均粒子径(D50)をカオリンまたはクレーの平均粒子径とすることができる。
顔料塗工層は接着剤を含む。当該接着剤としては、酸化澱粉、陽性澱粉、尿素リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉等のエーテル化澱粉、デキストリン等の各種澱粉類、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースやメチルセルロース等のセルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス等が挙げられる。これらは単独、あるいは2種以上併用して用いることができる。澱粉系の接着剤とラテックス系の接着剤を混合して使用することで、顔料塗工液の塗工適性と、表面強度などの印刷適性のバランスが優れ、さらに印刷時のしわの発生を抑制できるため好ましい。顔料塗工層における接着剤の総量は、顔料100重量部に対して1〜15重量部が好ましく、2〜14重量部がより好ましく、3〜13重量部がさらに好ましい。
顔料塗工層は、一般の紙製造分野で使用される分散剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤等の各種助剤を含んでいてもよい。
顔料塗工層は、塗工液を公知の方法で原紙の片面あるいは両面に塗工して設けることができる。塗工液中の固形分濃度は、塗工適性の観点から、30〜70重量%程度が好ましい。顔料塗工層は1層でもよく、2層でもよく、3層以上でもよいが、クリア塗工層を設ける場合は顔料塗工層を1層とし、クリア塗工層を設けない場合は顔料塗工層を2層設けることが好ましい。少なくとも本発明の顔料塗工層を設けること、あるいは本発明の顔料塗工層とクリア塗工層の合わせて2層の塗工層を設けることで、最外塗工層中のバインダー成分の原紙への浸透を抑制し、十分な塗工層強度と剛度を得ることができる。2層以上の顔料塗工層を設ける場合、少なくとも原紙から最も遠い最外顔料塗工層が本発明の顔料塗工層であることが好ましい。顔料塗工層の塗工量は、片面あたりトータルで5g/m以上であり、10g/m以上であることが好ましい。上限は、30g/m以下であることが好ましく、25g/m以下であることが好ましい。塗工量が5g/mより低い場合、インクの乾燥性が劣り、さらに、原紙を十分に被覆することができないため、本発明の高い印刷光沢や鮮明な印刷画像を得ることができない可能性がある。30g/mより高い場合、紙のこわさが低くなるため、しわの発生を抑制できないことがある。
(2)原紙
本発明で用いる原紙のパルプ原料は特に限定されず、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)等の機械パルプ、脱墨パルプ(DIP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)、針葉樹クラフトパルプ(LKP)等の化学パルプ等を使用できる。脱墨(古紙)パルプとしては、上質紙、中質紙、下級紙、新聞紙、チラシ、雑誌などの選別古紙やこれらが混合している無選別古紙由来のものを使用できる。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、パルプ100重量部中、化学パルプを80重量部以上含有することが好ましく、90重量部以上含有することがさらに好ましい。化学パルプを80重量部含有することで、高白色で印刷強度に優れ、しわの発生の少ないコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を得ることができる。
原紙には公知の填料を添加できる。填料としては、重質炭酸カルシム、軽質炭酸カルシウム、クレー、シリカ、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物、カオリン、焼成カオリン、デラミカオリン、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、酸化亜鉛、酸化チタン、ケイ酸ナトリウムの鉱酸による中和で製造される非晶質シリカ等の無機填料や、尿素−ホルマリン樹脂、メラミン系樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂などの有機填料が挙げられる。これらは、単独で使用してもよいし併用してもよい。この中でも、中性抄紙やアルカリ抄紙における代表的な填料であり、高い不透明度が得られる炭酸カルシウムや軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物が好ましい。
内添薬品として、嵩高剤、乾燥紙力向上剤、湿潤紙力向上剤、濾水性向上剤、染料、中性サイズ剤等を必要に応じて使用してもよい。乾燥紙力向上剤としてはポリアクリルアミド、カチオン化澱粉が挙げられ、湿潤紙力向上剤としてはポリアミドアミンエピクロロヒドリンなどが挙げられる。これらの薬品は地合や操業性などの影響の無い範囲で添加される。中性サイズ剤としてはアルキルケテンダイマーやアルケニル無水コハク酸、中性ロジンサイズ剤などが挙げられる。これらの内添薬品は、必要に応じてパルプ、填料と共に使用され紙料とすることができる。
原紙は、公知の抄紙方法で製造される。例えば、長網抄紙機、ギャップフォーマー型抄紙機、ハイブリッドフォーマー型抄紙機、オントップフォーマー型抄紙機、丸網抄紙機等を用いて行うことができるが、これらに限定されない。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、抄紙工程と顔料塗工工程が連続したオンマシン方式で製造してもよく、抄紙工程の後に顔料塗工工程にて塗工を行うオフマシン方式で製造してもよい。抄紙及び塗工速度は400〜2000m/分が好ましい。
(3)その他の処理
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、原紙の片面または両面に接着剤を主成分とするクリア塗工層をさらに有していてもよい。クリア塗工層は原紙層に隣接することが好ましいが、原紙から最も遠い最外層に設けてもよい。クリア塗工層に使用される接着剤は前述のとおりである。原紙に隣接してクリア塗工層を設けた場合、顔料塗工液の原紙へのしみこみを抑制することができ、顔料塗工層の原紙被覆性が向上するため好ましく、使用する接着剤としては澱粉が好ましい。また、クリア塗工液が原紙に浸透することで、原紙の強度が向上する。以上から、クリア塗工層の塗工量は両面で、0.5g/m以上5.0g/m以下が好ましく、1.0g/m以上4.5g/m以下がより好ましく、2.0g/m以上4.0g/m以下がさらに好ましい。前述の通り、クリア塗工層を設ける場合、顔料塗工層は1層とすることが好ましい。
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙には表面処理を施してもよい。表面処理としては、ソフトカレンダーやスーパーカレンダー、グロスカレンダー、熱カレンダー、シューカレンダーによる処理が挙げられる。
(4)コールドセット型オフセット印刷用塗工紙の特性
1)坪量
一般的に、顔料塗工紙のグレードは、80〜150g/m程度の坪量帯の顔料塗工紙はA2グレードに、60〜80g/m程度の顔料塗工紙はA3グレードに分類され、用途に合わせて使用する紙が選択される。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙の坪量は60〜200g/mである。坪量が高すぎると巻長が短く、輪転機での紙替えの頻度が高くなるため、断紙のリスクが高くなる。また紙のこわさが高くなるため巻取紙での印刷が困難になり、さらに、通常の新聞用紙との紙厚差が大きくなってしまい機械的な不具合が発生するリスクが高まる。一方、坪量が低すぎると紙継時のしわの発生を抑制できない。以上から、坪量の下限値は60g/m以上が好ましく、70g/m以上がより好ましい。坪量の上限値は180g/m以下が好ましく、170g/m以下がより好ましい。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙の坪量は、さらに好ましくはA2グレードの80g/m以上150g/m以下である。本発明のA2グレードのコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、印刷時のしわの発生が少なく、さらに優れた印刷光沢、画像鮮明性を得ることができる。坪量はJIS P8124に従って測定される。
2)巻径
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を巻取って得られる巻取紙は、新聞印刷用巻取紙として有用であり、その巻径は850〜1200mmであることが好ましい。巻径とは、巻取紙(ロール)の直径であり、以下の式を用いて、計算により求める:
D=(4tL/π+d1/2×1000
D:巻径(mm)、t:紙厚(m)、L:巻長(m)、d:芯棒の直径(m)
巻径が下限値未満であると巻長が短くなり印刷時の紙継ぎ回数が多くなり作業効率等が低下しうる。一方、巻径が上限値を超えると輸送効率が低下する、印刷機が対応できない場合がある。この観点から、巻径の下限値は890mm以上が好ましく、900以上がより好ましい。巻径の上限値は1150mm以下が好ましく、1100mm以下がより好ましい。
3)密度
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙の密度は0.8〜1.3g/cmであることが好ましい。密度が上限値を超えると紙のこしが低下しうる。また下限値未満とするためには塗工量を下げる必要が生じるので、その結果インキの乾燥性や印刷光沢が低下し、本発明の効果が得られない場合がある。この観点から、密度の下限値は0.8g/cm以上が好ましく、0.9g/cm以上がより好ましい。密度の上限値は1.3g/cm以下が好ましく、1.2g/cm以下がより好ましい。
4)白紙光沢度
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙の白紙光沢度は25〜80%であることが好ましい。印刷物にマット調の風合いが求められる場合は25〜50%が好ましく、グロス調の風合いが求められる場合は50〜80%が好ましい。マット調のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、カレンダー処理を行わないか、行ったとしても軽微な処理のため、コールドセット型オフセット印刷用塗工紙の密度の低下が少なく、しわの発生を抑制することができるため好ましい。また、白紙光沢度25〜50%のマット調のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は印刷時の乾燥性においても優れる。白紙光沢度はJIS P8142に従って測定される。
5)ISO白色度
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙のISO白色度は80%以上であることが好ましく、82%以上であることがより好ましい。ISO白色度がこの範囲にあることで、新聞輪転印刷を行った際に鮮明な画像が得られる。ISO白色度はJIS P8148に従って測定される。
6)曲げこわさ
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙のMD方向のISO曲げこわさは150μNm/m以上であることが好ましく、200μNm/m以上であることがより好ましい。また、CD方向のISO曲げこわさは100μNm/m以上であることが好ましく、120μNm/m以上であることがより好ましい。ISO曲げこわさがこの範囲にあることで紙継時のしわの発生を抑制できる。また、こわさが高い方が、新聞を広げた際に紙面が自重で折れ曲がることが少なく読みやすくめくりやすい新聞となる。ISO曲げこわさはISO2493に従って測定される。
7)印刷光沢度
本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙の新聞印刷用(コールドセット型)インキで印刷した際の印刷光沢度(藍:C、紅:M)は10〜80%であることが好ましい。マット調のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙に印刷した場合は、15〜55%が好ましく、グロス調のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙に印刷した場合は、55〜85%が好ましい。印刷光沢度がこの範囲にあることで印刷特性が良好となる。印刷光沢度はJIS P81428に従って測定される。また、印刷光沢度から白紙光沢度を差し引いた値として定義される印刷光沢度差は、好ましくは5ポイント以上、より好ましくは8ポイント以上である。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は、浸透乾燥(コールドセット)型の新聞印刷用インキを用いても印刷光沢度が高いため、写真などの画像が鮮明である。
[実施例1]
原紙として、LBKP100重量%、填料として軽質炭酸カルシウムを13重量%含有する紙料を調製して抄紙した後、1重量%のカチオン化澱粉を塗工して固形分で3g/mの塗工量のクリア塗工を設け、密度0.73g/cm、坪量51.4g/mの上質紙を準備した。
顔料として重質炭酸カルシウム(株式会社ファイマテック製、商品名:FMT97、沈降法による粒子径が2μm以下の粒子の割合:97%、D50=0.88μm)55重量部(固形分)および2級クレー(IMERYS社製、商品名:KCS、D50=4.9μm)45重量部(固形分)を用い、これに接着剤としてスチレン−ブタジエン系共重合ラテックス(A&L社製、商品名:PB9501、平均粒子径80nm、ガラス転移温度−12℃)を4重量部、酸化澱粉(日本コーンスターチ株式会社製、商品名:SK200)を6重量部配合して、さらに水を加えて固形分濃度66重量%の顔料塗工液を得た。
前記原紙上に、当該顔料塗工液をブレードコーターで片面あたりの乾燥塗工量が15.0g/mとなるように両面塗工し、その後乾燥して印刷用塗工紙を得た。当該印刷用塗工紙から、定法によって巻径が970mmの巻取紙を製造した。後述するように当該印刷用塗工紙を評価した。
[実施例2]
原紙として、坪量74.7g/mの上質紙を準備した以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。当該印刷用塗工紙から、定法によって巻径が920mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
[実施例3]
原紙として、坪量97.9g/mの上質紙を準備した以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。当該印刷用塗工紙から、定法によって巻径が960mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
[実施例4]
原紙として、LBKPを80重量%、NBKPを20重量%を用い、内添填料として軽質炭酸カルシウムを原紙重量当たり20重量%含有し、パルプの繊維間結合を阻害する作用を持つ有機化合物として嵩高薬品(花王株式会社製、KB110)を原紙重量当たり0.5重量%含有する坪量40.5g/mの上質原紙を準備した。
顔料として軽質炭酸カルシウム77重量部(平均粒子径0.95μm)、微粒カオリン(J.M.Huber社製、ジャパングロス)23重量部を用い、当該顔料100重量部に対して分散剤0.2重量部を添加して、セリエミキサーで分散し、固形分濃度が70重量%の顔料スラリーを調整した。このようにして得られた顔料スラリーにスチレン−ブタジエン系ラテックス8.5重量部、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉4.8重量部を加え、さらに水を加えて固形分濃度64重量%の塗工液を得た。
前記原紙に、両面塗布量が固形分で1.5g/mになるようにゲートロールコーターにて酸化澱粉を塗布したのち、カレンダー処理を1ニップ、15kN/m、金属ロール表面温度50℃で行った。その後、固形分で片面塗工量が9g/mになるように、700m/分の塗工速度のブレードコーターで上記顔料塗工液を両面塗工し、乾燥し、艶消し塗工紙を得た。当該塗工紙から、定法によって巻径が990mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
[実施例5]
2級クレーを株式会社ファイマテック製FMT100(2μm以下の粒子の割合100%、D50=0.66μm)に変更した以外は実施例1と同様にして巻取紙を製造し、評価した。
[実施例6]
重質炭酸カルシウム(株式会社ファイマテック製FMT90(2μm以下の粒子の割合90%、D50=1.15μm))100重量部、スチレンブタジエンラテックス7重量部、酸化澱粉3重量部を配合して、水を加えて固形分66重量%のアンダー塗工液を得た。実施例2で用いた原紙にクリア塗工をせず、当該原紙の上に、当該アンダー塗工液を片面あたり5g/mの塗工量で両面塗工した後に乾燥した。さらに実施例5で調製した顔料塗工液をトップ塗工液として用いて片面あたり10g/mの塗工量で両面塗工し、乾燥して巻取紙を製造し、評価した。
[実施例7]
実施例6で使用したアンダー塗工液のFMT90を日本製紙社製塗工用苛性化軽質炭酸カルシウム(D50=1.38μm)に変更してアンダー塗工液を調製した。実施例5で使用したトップ塗工液のFMT97を日本製紙社製塗工用苛性化軽質炭酸カルシウム(D50=1.02μm)に、FMT100を日本製紙社製塗工用苛性化軽質炭酸カルシウム(D50=0.64μm)に変更しトップ塗工液を調製した。これらを用いて、実施例3で使用した原紙にクリア塗工をせず、当該原紙の上に実施例6と同様に塗工層を設け、巻取紙を製造し、評価した。
[比較例1]
原紙として、新聞脱墨パルプ、TMP、NKPを80:15:5の重量比で混合したパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム(平均粒子径4.1μm)をパルプ絶乾質量当たり4.0重量%添加して紙料を調製した。この紙料を用いて、ギャップフォーマー型ツインワイヤー抄紙機で抄速1000m/分にて新聞用紙原紙を抄造し、更に、オンマシンのゲートロールコーターで、ヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面共に0.2g/mとなるように塗工し、坪量約42g/m(41.7g/m)の新聞用紙を得た。当該新聞用紙から、定法によって巻径が1093mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
[比較例2]
原紙として、LBKP、新聞晒DIP、杉TMP、NKPを35:5:30:30の重量比で混合したパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム(平均粒子径4.3μm、白色度95%)を目標紙中灰分が16重量%となるように添加し、ギャップフォーマー型抄紙機を用いて抄速1000m/分で、坪量が58g/mになるように新聞用紙原紙を抄造した。次いでオンマシンのゲートロールコーターにて、ヒドロキシエチル化デンプンを塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/mとなるように塗布し、さらにオンマシンの高温ソフトニップカレンダーにて、密度0.67g/cmとなるように処理を行い、新聞用紙を得た。当該新聞用紙から、定法によって巻径が1050mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
[比較例3]
原紙として、LBKP90重量%、NBKP10重量%を用い、内添填料として軽質炭酸カルシウムを目標紙中灰分が19%となるように紙料を調整し、抄速650m/分で、坪量60.5g/mの上質原紙を準備した。
前記原紙に、両面塗布量が固形分で3.5g/mになるようにゲートロールコーターにてカチオン化澱粉を塗布し上質紙を得た。当該上質紙から、定法によって巻径が970mmの巻取紙を製造した。実施例1と同様にして評価を行った。
結果を表1に示す。本発明のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙は優れた印刷特性を呈し、かつしわが発生しにくいことが明らかである。
Figure 2018141260
以下に評価方法の詳細を説明する。
(1)白紙光沢度
JIS−P8142に基づいて測定した。
(2)印刷光沢度(印刷光沢度差)
株式会社東芝製オフセット輪転印刷機B2T−600(4色)にて新聞輪転用インキ(東洋インキ株式会社製バンテアンエコー)を用い、印刷速度900rpmでベタ部のインキ着肉濃度が藍0.90、紅0.90となるように藍紅(CM)の順に印刷した。得られた印刷物の藍紅(CM)ベタ印刷部の光沢度を、JIS P−8142に基づいて測定した。
印刷光沢度から白紙光沢度を差し引いた値を印刷光沢度差(Δグロス)とした。印刷光沢度差が5ポイント以上であれば印刷部と白紙部の光沢の差異が十分に得られており、見栄えのよい印刷物が得られる。
印刷光沢度差=印刷光沢度(%)−白紙光沢度(%)
(3)坪量
JIS―P8124に記載の「坪量測定方法」に準拠して測定した。
(4)紙厚および密度
JIS―P8118に記載の「紙および板紙−厚さ及び密度の試験方法」に準拠して測定した。
(5)不透明度
JIS―P8149:2000に準拠して測定した。
(6)ISO曲げこわさ
ISO2493に則り、MD方向(抄紙方向)およびCD方向の曲げこわさを測定した。
(7)平滑度
ベック平滑度 JISP8119に基づいて測定した。
(8)白色度
ISO白色度測定方法:JIS P8148に準拠し、村上色彩株式会社製色差計CMS−35SPXにて、紫外光を含む光源にて測定した。
(9)引張強さ、伸び
JIS P8113に従い、紙片を一定条件によって引っ張り、破断するまでの強度および伸びを測定した。伸びは、初期試験長さに対する百分率で表示した。
(10)紙面汚れ
オフセット輪転機(株式会社東芝製 B2T−600)にてコールドセット型インキを用いてオフセット印刷(4色)を行い、印刷物の紙面に発生している、インキの乾燥が不十分なことによるインキ汚れの発生度合いを目視評価にて判定した
◎:紙面汚れがない
○:やや汚れるが使用可能
△:やや汚れが多く使用できない
×:汚れが多く使用できない
(11)ロール汚れ
前記オフセット輪転機にてコールドセット型インキを用いてオフセット印刷(4色)を行い、印刷ユニット通過後に紙面が接触するロールにおいて、紙面の乾燥が不十分なことによるインキ転写による汚れの発生度合いを目視評価にて判定した。
◎:ロールが汚れない
○:やや汚れるが印刷可能
△:やや汚れが多く印刷に支障をきたす
×:汚れが多く印刷できない
(12)しわ
前記オフセット輪転機にてコールドセット型インキを用いてオフセット印刷(4色)を行い、印刷折部通過後の印刷物に発生しているしわの程度を判定した。
5:しわは全く発生しない
4:しわは少し発生するものの問題なく使用できる
3:しわが少し発生するが使用できる
2:しわの発生がやや多く使用に支障をきたす
1:しわの発生が多く使用できない
(13)印刷品質
前記オフセット輪転機にてコールドセット型インキを用いてオフセット印刷(4色)を行い、印刷物の濃度、光沢等の印刷品質の程度を官能評価にて5段階で判定した。
5:きわめて鮮明
4:鮮明
3:やや鮮明
2:鮮明性には劣るが実用に問題ない
1:鮮明性が劣り使用できない
(14)引裂き強さ
JIS P8112:2008に従い測定した。

Claims (14)

  1. 原紙の片面または両面上に顔料塗工層を備えるコールドセット型オフセット印刷用塗工紙であって、
    坪量が60〜200g/mであり、
    前記顔料塗工層の塗工量が片面あたり5g/m以上である、
    コールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  2. 前記顔料塗工層における顔料100重量部中、平均粒子径1.0μm以下の炭酸カルシウムを50重量部以上含む、請求項1に記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  3. 前記顔料塗工層における顔料100重量部中、カオリンまたはクレーを40重量部以上含む、請求項1または2に記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  4. 前記原紙が、パルプ100重量部に対し化学パルプを80重量部以上含有する、請求項1〜3のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  5. 密度が0.8〜1.3g/cmである、請求項1〜4のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  6. 前記顔料塗工層の塗工量が片面あたり5〜30g/mである、請求項1〜5のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  7. 前記炭酸カルシウムの平均粒子径が0.95μm以下である、請求項2〜6のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  8. 前記カオリンまたはクレーの平均粒子径が6.0μm以下である、請求項3〜7のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  9. 白紙光沢度が25〜80%である、請求項1〜8のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  10. ISO白色度が80%以上である、請求項1〜9のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  11. MD方向のISO曲げこわさが150μN・m/m以上である、請求項1〜10のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  12. 印刷光沢度差が5ポイント以上である、請求項1〜11のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙を巻取った巻取紙。
  14. 輪転機を用いて請求項1〜12のいずれかに記載のコールドセット型オフセット印刷用塗工紙または請求項13に記載の巻取紙に印刷を施す、印刷方法。
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