JP2018140824A - 樹脂製容器 - Google Patents

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Takeshi Kira
剛 吉良
大 澤田
Masaru Sawada
大 澤田
昌俊 相原
Masatoshi Aihara
昌俊 相原
真也 伊藤
Shinya Ito
真也 伊藤
高志 秋山
Takashi Akiyama
高志 秋山
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Abstract

【課題】樹脂製容器のさらなる軽量化と、座屈強度の確保を実現すること。
【解決手段】キャップが着脱自在な口部2と、口部2に連設される肩部3と、肩部3に連設される胴部4と、胴部4に連設され最下部に位置する底部5とを備え、胴部4に陥没形成される減圧吸収部8が、容器外側に凸となる膨らみ領域10を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペットボトル等の樹脂製容器に関する。
近年、環境問題の意識が高まり、樹脂製容器の軽量化が積極的に進められている。しかし、軽量化により容器の厚みが薄くなると、容器の座屈強度を確保し難くなるという問題がある。
このような問題を解決するための従来の樹脂製容器として、例えば、上下方向に弾性変形可能なクッション部を容器の胴部に設けることによって、上下方向からの衝撃や荷重を吸収し、容器の座屈変形を防止しようとするものが知られている(特許文献1参照)。
特開2012−126449号公報
しかしながら、上記従来の樹脂製容器では、さらなる軽量化を図る場合に必ずしも十分な座屈強度を確保し得るものではなく、改善する余地が残されている。従って、本発明の目的は、樹脂製容器のさらなる軽量化と、減圧吸収能力をもたせつつ座屈強度の確保を実現することにある。
本発明の樹脂製容器の特徴構成は、キャップが着脱自在な口部と、該口部に連設される肩部と、該肩部に連設される胴部と、該胴部に連設され最下部に位置する底部とを備え、前記胴部に陥没形成される減圧吸収部が、容器外側に凸となる膨らみ領域を備える点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は、前記膨らみ領域の縦断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲する点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は、前記膨らみ領域の横断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲する点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は前記減圧吸収部よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部を備える点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は、重量/内容量が50g/L以下である点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は、前記膨らみ領域の膨らみ量が1mm未満である点にある。
本発明の樹脂製容器のさらなる特徴構成は、前記膨らみ領域の横断面形状の曲率半径が80mm未満である点にある。
本構成のごとく、胴部に陥没形成される減圧吸収部が、容器外側に凸となる膨らみ領域を備えることによって、容器の上下方向から衝撃や荷重が加えられた際、減圧吸収部の膨らみ領域が容器外方に膨らむことによって、当該衝撃や荷重を吸収し、さらに座屈強度の低下を抑制することができる。
即ち、ホットパック(高温)充填後の内圧変動等によって、樹脂製容器の減圧吸収部の膨らみ領域が内側に引退するように湾曲変位している場合、当該樹脂製容器に対して上下方向から衝撃や荷重を加えると、減圧吸収部の膨らみ領域が元の形状に戻ろうとして容器外方に膨らみ、これにより衝撃や荷重を吸収することができる。従って、減圧吸収部に膨らみ領域を設けることによって、樹脂製容器の座屈強度を高めることができる。また、膨らみ領域の上記作用は、容器の厚みが薄くなるほど効率的に機能するため、容器のさらなる軽量化を図ることができる。また、無菌常温充填の場合には、ホットパック充填と比べて内圧変動等は大きくないが、容器外側に凸となる膨らみ領域を備えることによって、内圧変動による減圧吸収部の動きしろを確保しており、当該樹脂製容器に対して上下方向から衝撃や荷重を加えた場合に、容器外方への膨らみを小さくすることで内圧低下を抑制することができ、樹脂製容器の座屈強度を高めることができる。
また特に、ホットパック充填をする樹脂性容器の場合には、当該減圧吸収部よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部を備える場合、容器の上下方向から衝撃や荷重が加えられた際、減圧吸収部の膨らみ領域が容器外方に膨らんだ後、クッション部が弾性変形するという動作が生じる。この動作によって、クッション部の衝撃・荷重吸収力が、当該減圧吸収部を備えていない場合よりも向上することとなる。従って、当該減圧吸収部の衝撃・荷重吸収力とクッション部の衝撃・荷重吸収力とを単に足し合わせた場合よりもさらに大きな衝撃・荷重吸収力が生まれるため、樹脂製容器の座屈強度を飛躍的に高めることができる。さらに、無菌常温充填をする樹脂性容器の場合には、当該減圧吸収部よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部を備える場合、容器の上下方向から衝撃や荷重が加えられた際、クッション部が弾性変形するという動作が生じる。この動作によって、クッション部の衝撃・荷重吸収力が、当該減圧吸収部を備えていても内圧の低下を抑制することができる。従って、当該減圧吸収部とクッション部を備えていても内圧の低下を抑制することができるため、樹脂製容器の座屈強度を飛躍的に高めることができる。
樹脂製容器(第1実施形態)の側面図である。 図1の矢視線II−IIにおける樹脂製容器の縦断面図である。 図1の矢視線III−IIIにおける樹脂製容器の横断面図である。 減圧吸収部による減圧吸収時の樹脂製容器(第1実施形態)の側面図である。 図4の矢視線V−Vにおける樹脂製容器の縦断面図である。 図4の矢視線VI−VIにおける樹脂製容器の横断面図である。 樹脂製容器(第1実施形態)における減圧吸収部のその他の形態を拡大した図である。 樹脂製容器(第2実施形態)の側面図である。 図8の矢視線IX−IXにおける樹脂製容器の横断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る樹脂製容器の好適な実施の形態として、飲料等の液体がホットパック充填されるプラスチックボトル1を図面に基づいて説明する。
まず、本明細書で用いる各種の用語について以下のとおり定義する。
本明細書中において「上下方向」とは、図1のプラスチックボトル1(以下、ボトル1と略称する)の中心軸X−Xの方向を意味する。特に図1〜図3において、上方とは、図面の上端側を指し、下方とは図面の下端側を指す。
「横方向」又は「水平方向」とは、中心軸X−X方向に直交する方向を意味する。
「周方向」とは、横断面形状の輪郭に沿う方向を意味する。
「径方向」とは、中心軸X−Xを円の中心として考えた場合におけるその円の半径方向を意味する。
「高さ」とは、中心軸X−X方向に沿う長さを意味する。
「深さ」とは、径方向に沿う長さを意味する。
「横断面形状」とは、中心軸X−Xに直交する平面(横断面)におけるボトル1の断面形状を意味する。
「縦断面形状」とは、中心軸X−Xに沿う平面(縦断面)におけるボトル1の断面形状を意味する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るボトル1は、上方から順に、キャップが着脱自在な口部2と、口部2に連設される肩部3と、肩部3に連設される胴部4と、胴部4に連設され最下部に位置する底部5とを備える。また本実施形態に係るボトル1は、横断面が略円形の円筒状の容器である。
ボトル1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を主材料として、二軸延伸ブロー成形法などの公知の成形法によって製造することができる。
ボトル1に充填される液体としては、特に限定されるものではなく、例えば、飲料水、茶、果汁、コーヒー、ココア、清涼飲料水、アルコール飲料、乳飲料、スープなどの飲料類や、ソースや醤油などの液体調味料といったものが挙げられる。またボトル1の内容量についても特に限定されるものではなく、充填する液体の種類等に応じて、数百ミリリットル単位の比較的小容量のものから、数リットル単位の比較的大容量のものに至るまで任意に適用して良い。ボトル1を飲料用ボトル1として適用する場合は、内容量を300mL〜400mLとすることが望ましい。また、本実施形態におけるボトル1の重量/内容量については、50g/L以下にすることができる。特に、内容量が350mL(=0.35L)の場合、その重量を15g以下とすることもできる。
(口部)
口部2は、上端が開口する円筒で構成される部分であり、飲料等の注ぎ口として機能する。口部2の外周面には雄ネジ部が形成されており、図示しないキャップが着脱自在に螺合固定される。
(肩部)
肩部3は、その上端から下方に向けて連続して拡径してなる、略円錐状に構成される部分である。尚、本実施形態における肩部3には、周方向に所定の間隔で複数の縦溝18が形成されている。
(胴部)
胴部4は、横断面形状が略円形の円筒状の部分であって、ボトル1の最大外径を有している。また、胴部4の外周面には飲料の銘柄等を表示するラベルを設けることができる。本実施形態における胴部4には、強度を補強するための第1周溝6、及び第2周溝7が胴部4の上部分に設けられている。尚、第1周溝6の深さは、第2周溝7の深さよりも浅く、また第1周溝6の最大縦幅は、第2周溝7の最大縦幅よりも小さい。
縦長の減圧吸収部8が、第2周溝7よりも下側に、周方向に所定の間隔で複数陥没形成されている。減圧吸収部8は、その内側面9によって囲まれている部分に、容器外側に凸となる膨らみ領域10を備える。
図2に示されるように、膨らみ領域10の縦断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲している。また、図3に示されるように、膨らみ領域10の横断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲している。
膨らみ領域10の横幅方向の左右両端部分と中央部分のそれぞれに、上下方向に延びる突条部11が設けられている。尚、本実施形態においては、膨らみ領域10に3つの突条部11が設けられているが、この構成に限定されるものではなく、他にも例えば図7に示されるように、突条部11を、膨らみ領域10の横幅方向の中央部分にのみ設ける構成としても良い。
図1及び図2に示されるように、ボトル1は、減圧吸収部8よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部12を備える。クッション部12は、径方向外側ほど幅広となりV字状の縦断面形状を有するV字周溝部13と、V字周溝部13の上下に設けられる2つの小周溝部14とを備える蛇腹状の部分であって、V字周溝部13を対称軸とする線対称の構成を有する。尚、V字周溝部13の深さは、小周溝部14の深さよりも深く、またV字周溝部13の最大縦幅は、小周溝部14の最大縦幅よりも大きい。クッション部12は、V字周溝部13と2つの小周溝部14という3つの溝を有することで3段バネ構造となっており、これにより上下方向に弾性変形することができる。尚、クッション部12については、必要に応じて設けるようにしても良い。
(底部)
図2に示されるように、底部5には、容器内側に山状に凹む凹み部分15と、ボトル1を立てたときに設置面と接する底面16と、底面16から胴部4にかけて外側に湾曲する湾曲部17とが連設して構成されている。底面16は、平面視においてリング形状をなし、凹み部分15の外周に配置される。
(上下方向より付与される荷重に対する減圧吸収部とクッション部の挙動)
図1〜図3には、減圧吸収部8による減圧吸収が生じる前の通常状態のボトル1が示されている。図4〜6には、ホットパック充填による内圧変動や、経時的な水分の透過に伴う内容液の容積変動等によって、減圧吸収部8の膨らみ領域10が内側に引退するように湾曲変位して減圧吸収するボトル1が示されている。
図2、図3、図5、図6に示されるように、通常状態のボトル1における膨らみ領域10の膨らみ量B1は、減圧吸収時のボトル1における膨らみ領域10の膨らみ量B2よりも大きい(B1>B2)。
飲料類等がホットパック充填されたボトル1は減圧吸収が生じるため、通常は、図4〜図6に示される形態で流通・販売される。このとき、ボトル1に対して上下方向から衝撃や荷重が加えられると、減圧吸収部8の膨らみ領域10が、図1〜図3に示される元の形状に戻ろうとして容器外方に膨らみ、これにより衝撃や荷重を吸収することができる。従って、減圧吸収部8に膨らみ領域10を設けることによって、ボトル1の座屈強度を高めることができる。また、膨らみ領域10の上記作用は、ボトル1の厚みが薄くなるほど効率的に機能するため、ボトル1のさらなる軽量化を図ることができる。
また本実施形態に係るボトル1は、減圧吸収部8よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部12を備える。この場合、ボトル1の上下方向から衝撃や荷重が加えられた際、減圧吸収部8の膨らみ領域10が容器外方に膨らんだ後、クッション部12が弾性変形するという動作が生じる。この動作によって、クッション部12の衝撃・荷重吸収力が、減圧吸収部8を備えていない場合よりも向上することとなる。従って、減圧吸収部8の衝撃・荷重吸収力とクッション部12の衝撃・荷重吸収力とを単に足し合わせた場合よりもさらに大きな衝撃・荷重吸収力が生まれるため、ボトル1の座屈強度を飛躍的に高めることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について、飲料等の液体が無菌常温充填されるプラスチックボトル1について図面に基づいて説明する。尚、先の第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる構成を主として説明する。
図8に示されるように、本実施形態に係るボトル1は、上方から順に、キャップが着脱自在な口部2と、口部2に連設される肩部3と、肩部3に連設される胴部4と、胴部4に連設され最下部に位置する底部5とを備える。また本実施形態に係るボトル1は、横断面が略円形の円筒状の容器である。
本実施形態における胴部4は、その上端から下方に向けて連続して縮径した後、上下方向における胴部4のおよそ半分の位置から連続して拡径して底部5に連設される。
胴部4には、複数の減圧吸収部8が、周方向に所定の間隔で陥没形成されている。尚、本実施形態における減圧吸収部8は、胴部4の上半分と下半分の両方に亘って陥没形成されている。減圧吸収部8の輪郭に沿って、断面V字状の溝19が形成されており、減圧吸収部8の上端における溝19が、胴部4の側面に連続してつながっている。
減圧吸収部8は、溝19によって囲まれている部分に、容器外側に凸となる膨らみ領域10を備える。膨らみ領域10は、上側ほど横幅が狭く且つ浅くなる先細領域20と、先細領域20の最大横幅と同じ横幅の一定幅を有する一定領域21と、一定領域21から徐々に横幅が広くなる拡大領域22とが、上から順に連設して構成されている。本実施形態においては、先細領域20は、胴部4の上半分に設けられている。尚、膨らみ領域10の面積の、ボトル1の全表面積に対する割合は、およそ30%〜45%となることが望ましい。
図9に示されるように、膨らみ領域10の横断面形状は、容器外側に凸となるように湾曲している。また図示しないが、膨らみ領域10の縦断面形状についても容器外側に凸となるように湾曲している。
本実施形態に係るボトル1を飲料用ボトルとして適用する場合は、内容量を500mL〜550mLとして、その重量を18g〜21gとすることが望ましい。この場合、通常状態のボトル1における膨らみ領域10の横断面形状の曲率半径は、減圧吸収時において膨らみ領域10がより確実にボトル内側に湾曲変位するように、0mm(0R)より大きく80mm(80R)未満であることが望ましく、より望ましくは0mm(0R)より大きく約50mm(50R)未満であり、最も望ましいのは0mm(0R)より大きく約27mm(27R)未満である。また通常状態のボトル1における膨らみ領域10の縦断面形状の曲率半径は、例えば、約900mm(900R)である。
通常状態のボトル1における膨らみ領域10の膨らみ量B1は、1mm未満であることが望ましく、より望ましくは0.75mm以下であり、さらにより望ましくは約0.5mm以下である。特にこのように構成された飲料用ボトルは、容器の厚みを薄くしても、より高い座屈強度と減圧吸収性能とを備える。
尚、図示しないが、上述の減圧吸収部8は、上下を逆にしても良い。この場合、先細領域20と、一定領域21と、拡大領域22とが、下から順に連設して構成され、減圧吸収部8の下端における溝19が、胴部4の側面に連続してつながる。また先細領域20は、胴部4の下半分に設けられることになる。
減圧吸収部8には、容器内側に凸となる凹み部23が形成されている。本実施形態においては、菱形四角錐状の凹み部23が、一定領域21の一部と拡大領域22の一部に亘って形成されているが、凹み部23の形状及び設定位置については当該構成に限定されるものではない。尚、減圧吸収部8には、凹み部23に替えて、容器外側に凸となる突出部を形成しても良い。この場合も凹み部23と同様に、菱形四角錐状の突出部を一定領域21の一部と拡大領域22の一部に亘って形成するようにして良いが、突出部の形状及び設定位置については当該構成に限定されるものではない。
上述の第2実施形態に係るボトル1について、以下の表1に示す3種類のペットボトルを作製して、それらの座屈強度を確認した。尚、いずれのペットボトルも重量は18.3gであった。また、膨らみ領域10の膨らみ量B1、及び膨らみ領域10の横断面形状の曲率半径はいずれも、膨らみ領域10の上下方向の略中間位置における値であり、膨らみ領域10の縦断面形状の曲率半径は、膨らみ領域10を左右に等分する中心位置における値である。
Figure 2018140824
表1に示すように、実施例1及び2のペットボトルについては、200N以上の圧力に耐えることができたが、比較例1のペットボトルについては、200Nの圧力に耐えることができずに座屈した。
本発明の樹脂製容器は、飲料類や調味料などを密封充填する容器として好適に用いることができる。
1 ボトル
2 口部
3 肩部
4 胴部
5 底部
6 第1周溝
7 第2周溝
8 減圧吸収部
9 内側面
10 膨らみ領域
11 突条部
12 クッション部
13 V字周溝部
14 小周溝部
15 凹み部分
16 底面
17 湾曲部
18 縦溝
19 溝
20 先細領域
21 一定領域
22 拡大領域
23 凹み部
B1 通常時の膨らみ量
B2 減圧吸収時の膨らみ量

Claims (7)

  1. キャップが着脱自在な口部と、該口部に連設される肩部と、該肩部に連設される胴部と、該胴部に連設され最下部に位置する底部とを備え、
    前記胴部に陥没形成される減圧吸収部が、容器外側に凸となる膨らみ領域を備えることを特徴とする樹脂製容器。
  2. 前記膨らみ領域の縦断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲することを特徴とする請求項1に記載の樹脂製容器。
  3. 前記膨らみ領域の横断面形状が、容器外側に凸となるように湾曲することを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂製容器。
  4. 前記減圧吸収部よりも下側に、上下方向に弾性変形可能なクッション部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂製容器。
  5. 重量/内容量が50g/L以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂製容器。
  6. 前記膨らみ領域の膨らみ量が1mm未満であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂製容器。
  7. 前記膨らみ領域の横断面形状の曲率半径が80mm未満であることを特徴する請求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂製容器。
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