JP2017013845A - 円形ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部を円形状に保ったまま減圧変形させる。
【解決手段】円筒状の胴部13に、その径方向の内側に向けて窪む縦溝部21が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向に隣り合う縦溝部21同士の間が柱部22とされ、縦溝部21は、胴部13の横断面視において、ボトル軸Oと、縦溝部21の周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、柱部22は、胴部13の横断面視において、ボトル軸Oと、柱部22における周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、複数の縦溝部21は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、複数の柱部22は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、胴部13の横断面視において、ボトル軸Oを中心とし複数の柱部22における各頂面23上を通過する仮想円と、縦溝部21における径方向の外端開口縁同士を結ぶ仮想直線と、の径方向の距離が、1.0mm未満となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、円形ボトルに関する。
従来から、合成樹脂材料で有底円筒状に形成された円形ボトルとして、例えば下記特許文献1に示されるように、円筒状の胴部に、その径方向の内側に向けて窪むパネル部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合うパネル部同士の間が柱部とされた構成が知られている。
この構成では、例えばボトルに密封された内容物の温度が低下してボトル内が減圧した場合等に、パネル部が径方向の内側に向けて優先的に変形(減圧変形)することで、ボトルのうちパネル部以外の部分での変形を抑えつつ、ボトル内の減圧を吸収する。
特開2009−35263号公報
しかしながら、前記従来の円形ボトルでは、ボトル内が減圧してパネル部が変形したときに、胴部の横断面形状の印象が円形状から角形状に変形し、外観品質が低下するという問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、胴部を円形状に保ったまま減圧変形させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る円形ボトルは、円筒状の胴部に、その径方向の内側に向けて窪む縦溝部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向に隣り合う前記縦溝部同士の間が柱部とされた円形ボトルであって、前記縦溝部は、前記胴部の、ボトル軸に直交する横断面視において、ボトル軸と、前記縦溝部の、ボトル軸回りに沿う周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、前記柱部は、前記胴部の前記横断面視において、ボトル軸と、前記柱部における周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、複数の前記縦溝部は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、複数の前記柱部は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、前記胴部の前記横断面視において、ボトル軸を中心とし複数の前記柱部における各頂面上を通過する仮想円と、前記縦溝部における径方向の外端開口縁同士を結ぶ仮想直線と、の径方向の距離が、1.0mm未満となっていることを特徴とする。
この場合、胴部の横断面視において、前記仮想円と前記仮想直線との径方向の距離が、1.0mm未満となっていて、縦溝部の溝幅が狭く抑えられている。その上、胴部の横断面視において縦溝部および柱部がそれぞれ線対称形状を呈している。更に、複数の柱部および複数の縦溝部がそれぞれ、互いに同等の形状で同等の大きさに形成されている。したがって、円形ボトル内の減圧時に、胴部を、全周にわたって均等に縮径変形させることができ、円形ボトルを角形状に変形させずに円形状に保ったまま減圧変形させることができる。
本発明によれば、胴部を円形状に保ったまま減圧変形させることができる。
本発明の実施形態における円形ボトルの側面図である。 図1に示す円形ボトルの横断面図である。 本発明の検証試験を説明するボトルの横断面図である。 本発明の第1検証試験の結果を示すグラフである。 本発明の第2検証試験の結果を示すグラフである。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る円形ボトルを説明する。
本実施形態に係る円形ボトル1は、図1および図2に示されるように、口部11、肩部12、胴部13及び底部14を備え、これら11〜14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
以下、上述した共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿って口部11側を上側、底部14側を下側という。円形ボトル1をボトル軸O方向から見た平面視において、ボトル軸Oに直交する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
なお、この円形ボトル1は、合成樹脂材料で一体に形成され、例えば、射出成形により有底筒状に形成されたプリフォームが、ブロー成形されて形成される。また、口部11には、図示しないキャップが装着される。さらに、口部11、肩部12、胴部13及び底部14はそれぞれ、径方向に沿う横断面視形状が円形状となっている。
肩部12には、周溝部15が全周にわたって連続して形成されている。周溝部15は、ボトル軸O方向に沿って間隔をあけて複数(図示の例では2つ)設けられている。胴部13は円筒状に形成され、肩部12の下端に連なり下方に向けて延在している。胴部13には、図示しない例えばシュリンクラベル等のラベルが巻き付けられる。胴部13は、上方から下方まで同一の径となるように形成されている。底部14は、有底筒状に形成されていて、胴部13の下端開口部を閉塞している。肩部12と胴部13との接続部分には、第1環状凹溝16が全周にわたって連続して形成され、胴部13と底部14との接続部分には、第2環状凹溝17が全周にわたって連続して形成されている。
この円形ボトル1では、円筒状の胴部13に、その径方向の内側に向けて窪む縦溝部21が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向に隣り合う縦溝部21同士の間が柱部22とされている。すなわち、胴部13には、縦溝部21と柱部22とが周方向に交互に配設されている。縦溝部21および柱部22は、胴部13のうち、ボトル軸O方向の両端部を回避した中間部でボトル軸O方向に沿って延在している。縦溝部21および柱部22は、例えば周方向に偶数個ずつ設けることが可能であり、図示の例では各12個とされている。なお、縦溝部21および柱部22を周方向に奇数個ずつ設けてもよい。
図2に示すように、胴部13の、ボトル軸Oに直交する横断面視において、縦溝部21は、ボトル軸Oと、縦溝部21における周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、柱部22は、ボトル軸Oと、柱部22における周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈している。複数の縦溝部21は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、複数の柱部22は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成されている。
縦溝部21の溝幅(周方向に沿った大きさ)は、径方向の外側から内側に向けて漸次、小さくなっていて、柱部22の柱幅(周方向に沿った大きさ)は、径方向の外側から内側に向けて漸次、大きくなっている。縦溝部21および柱部22はそれぞれ、前記横断面視において等脚台形状に形成されている。柱部22において径方向の外側を向く径方向の外端面である頂面23は、胴部13の外周面における最大外径部を構成するとともに、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されている。この円形ボトル1では、複数の柱部22における各頂面23上を、ボトル軸Oを中心とする第1仮想円C1(仮想円)が共通して通過する。
縦溝部21は、柱部22の頂面23に対して径方向の内側に位置して径方向の外側を向く底壁部24と、底壁部24の外周縁から径方向の外側に向けて延びる側壁部25と、により画成されている。
底壁部24は、前記横断面視において、径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されていて、この円形ボトル1では、複数の縦溝部21における各底壁部24を、ボトル軸Oを中心とする第2仮想円C2が共通して通過する。第2仮想円C2は、第1仮想円C1よりも小径であり、両仮想円C1、C2の半径の差が、縦溝部21の深さ(柱部22の高さ)となっている。
図1および図2に示すように、側壁部25は、ボトル軸O方向の両端に位置して周方向に延びる一対の横側壁部26と、底壁部24における周方向の両端に連なりボトル軸O方向に延びる一対の縦側壁部27と、を備えている。
一対の横側壁部26は、径方向の内側から外側に向かうに従いボトル軸O方向の外側に向けて傾斜する傾斜面とされている。一対の縦側壁部27は、径方向の内側から外側に向かうに従い周方向の外側(各縦側壁部27が離間する方向)に向けて傾斜している。
図2に示すように、縦側壁部27において径方向の内側に位置する端部は、底壁部24と第1曲面部28を介して連結され、縦側壁部27において径方向の外側に位置する端部は、柱部22の頂面23と第2曲面部29を介して連結されている。前記横断面視において、第1曲面部28は、径方向の内側に向けて突となり、第2曲面部29は、径方向の外側に向けて突となっていて、図示の例では、第1曲面部28の曲率が第2曲面部29の曲率よりも大きくなっている。
そして本実施形態では、前記横断面視において、第1仮想円C1と、縦溝部21における径方向の外端開口縁同士を結ぶ仮想直線Lと、の径方向の距離Dは、1.0mm未満となっている。なお、縦溝部21における径方向の外端開口縁は、第1仮想円C1が柱部22の頂面23(胴部13の外周面)から離間し始める部分となっている。
以上説明したように、本実施形態に係る円形ボトル1によれば、胴部13の横断面視において、前記第1仮想円C1と前記仮想直線Lとの径方向の距離が、1.0mm未満となっていて、縦溝部21の溝幅が狭く抑えられている。その上、胴部13の横断面視において縦溝部21および柱部22がそれぞれ線対称形状を呈している。更に、複数の柱部22および複数の縦溝部21がそれぞれ、互いに同等の形状で同等の大きさに形成されている。したがって、円形ボトル1内の減圧時に、胴部13を、全周にわたって均等に縮径変形させることができ、円形ボトル1を角形状に変形させずに円形状に保ったまま減圧変形させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、縦溝部21の数や配置等は、ボトルに要求される強度や減圧吸収容量等を考慮して適宜設計変更が可能である。
前記実施形態では、縦溝部21および柱部22が、前記横断面視において等脚台形状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、縦溝部21および柱部22が、前記横断面視において半円形状に形成されていてもよい。なお前述の半円形状は、例えば、円弧により形成したり、円弧と直線とを組み合わせて形成したりすること等ができる。
複数の縦溝部21は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成された形態に適宜変更することが可能であり、互いに完全に同一の形状で完全に同一の大きさに形成されていなくてもよい。つまり、複数の縦溝部21間で、互いに若干、形状や大きさが異なっていてもよく、複数の縦溝部21のうち、基準となる一の縦溝部21の大きさを1としたときに、他の縦溝部21の大きさが0.9〜1.1であれば、実質的に同様の効果が得られる。なお、このときの縦溝部21の大きさとしては、例えば縦溝部21の溝幅や深さなどが挙げられる。
また、複数の柱部22についても、複数の縦溝部21と同様に、複数の柱部22のうち、基準となる一の柱部22の大きさを1としたときに、他の柱部22の大きさが0.9〜1.1であれば、実質的に同様の効果が得られる。このときの柱部22の大きさとしては、例えば柱部22の柱幅や高さなどが挙げられる。
ボトルを形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
さらに、ボトルは単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
次に、以上説明した作用効果の検証試験について説明する。検証試験として、第1、第2検証試験を実施した。
(第1検証試験)
第1検証試験では、実施例1および比較例1〜8の9種類の円形ボトルの形状につき解析を行った。なお、解析を行った各円形ボトルは図1に示す基本形状を有し、全高を179.0mm、胴部直径を70.0mm、縦溝部の深さを3.0mmとして設計している。
実施例1では、図3に示す胴部13の形状において、複数の柱部22および複数の縦溝部21をそれぞれ同等の形状で同等の大きさに形成した前記実施形態に係る円形ボトル1に準ずる構成を採用した。
比較例1〜8では、図3に示す胴部13の形状において、複数の柱部22同士で互いに周方向に沿った大きさを異ならせた。比較例1〜8では、複数の縦溝部21を、互いに同等の形状で同等の大きさに形成しつつ、各縦溝部21の周方向の位置を調整することで、周方向に隣り合う柱部22の周方向の大きさを互いに異ならせた。比較例1〜8では、柱部22が、1つおきに同等の形状となるようにした。すなわち、柱部22として、互いに周方向に大きさが異なる第1柱部22aと第2柱部22bとを、周方向に交互に配置した。
実施例1、比較例1〜8それぞれにおける第1柱部22a、第2柱部22bおよび縦溝部21それぞれの周方向に沿った大きさとしての幅は、それぞれ以下に示す表1のように調整した。なお実施例1では、前記実施形態に係る円形ボトル1と同様に、複数の柱部22が、互いに同等の形状で同等の大きさであり、表1では、実施例1における第1柱部22a、第2柱部22bそれぞれの幅を同一の値にして表記している。
ここで表1における、第1柱部22a、第2柱部22bおよび縦溝部21それぞれの幅A、B、Cは、第1柱部22a、第2柱部22bおよび縦溝部21それぞれにおける第1仮想円C1上での周方向に沿った大きさを表している。すなわち、表1中における第1柱部22aおよび第2柱部22bそれぞれの幅A、Bとは、第1仮想円C1のうち第1柱部22aおよび第2柱部22bの各頂面23上を通過する円弧部分の長さであり、表1中における縦溝部21の幅Cとは、第1仮想円C1のうち縦溝部21における径方向の外端開口縁同士を結んだ円弧部分の長さである。第1柱部22a、第2柱部22bおよび縦溝部それぞれの幅A、B、Cは、それぞれ対応する円弧部分がボトル軸Oを中心としてなす中心角θa、θb、θcの大きさに比例する。
そして本検証試験では、実施例1および比較例1〜8の各円形ボトルにおいて、ボトル内を減圧させて吸収容量を測定した。吸収容量は、柱部22における変形量のばらつき、つまり柱部22の頂面23において最も変形した部分と最も変形しなかった部分の変形量の差が、1.0mmになったときに測定した。
結果を表1および図4に示す。図4は、表1における「柱部の幅比A/B」を横軸に、「吸収容量(ml)」を縦軸にとったグラフである。
Figure 2017013845
これらの表およびグラフから、実施例1における吸収容量が最大になっており、実施例1の円形ボトルでは、比較例1〜8の円形ボトルに比べて、胴部13を円形状に保ったまま大きく減圧(縮径)変形できることが確認された。
(第2検証試験)
第2検証試験では、第1検証試験で採用した実施例1に加え、実施例2〜4の4種類の円形ボトルの形状につき解析を行った。なお、解析を行った各円形ボトルは、第1検証試験と同様に、図1に示す基本形状を有し、全高を179.0mm、胴部直径を70.0mm、縦溝部の深さを3.0mmとして設計している。
実施例1〜4では、いずれも複数の柱部22および複数の縦溝部21をそれぞれ同等の形状で同等の大きさに形成した前記実施形態に係る円形ボトル1に準ずる構成を採用した。実施例1〜4における各円形ボトルでは、柱部22および縦溝部21それぞれの溝を、以下に示す表2のように調整した。なお表2における柱部22および縦溝部21それぞれの幅A、Cは、表1と同様に、柱部22および縦溝部21それぞれにおける第1仮想円C1上での周方向に沿った大きさを表している。実施例1〜4は、いずれも前記実施形態に係る円形ボトル1と同様に、複数の柱部22が、互いに同等の形状で同等の大きさであるため、表2では、第1柱部22aおよび第2柱部22bの区別を設けず「柱部」と統一して表記し、さらに、第1柱部22aおよび第2柱部22bの区別なく全ての柱部22の幅を、統一して「柱部の幅A」と表記している。
そして本検証試験では、実施例1〜4の各円形ボトル1において、ボトル内を減圧させて吸収容量を測定した。吸収容量は、第1検証試験と同様のタイミングで測定した。
結果を表2および図5に示す。表2における「距離D(mm)」は、実施例1〜4の各円形ボトルにおける第1仮想円C1と仮想直線Lとの径方向の距離Dの値である。表2における「第1仮想円における柱部の割合(%)」とは、第1仮想円C1の全長に対する全ての柱部22の幅Aの総和の割合であり、(全ての柱部22の幅Aの総和)/(第1仮想円C1の全長)で求められる値である。図5は、表2における「柱部と縦溝部の幅比C/A」を横軸に、「吸収容量(ml)」を縦軸にとったグラフである。
Figure 2017013845
これらの表およびグラフから、実施例2、3、1、4の順に、つまり縦溝部21の幅が狭いボトルから広いボトルの順に吸収容量が大きくなっており、縦溝部21の幅を広げた円形ボトルほど、吸収容量が向上することが確認された。
1 円形ボトル
13 胴部
21 縦溝部
22 柱部
23 頂面
C1 第1仮想円(仮想円)
D 距離
L 仮想直線
O ボトル軸

Claims (1)

  1. 円筒状の胴部に、その径方向の内側に向けて窪む縦溝部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向に隣り合う前記縦溝部同士の間が柱部とされた円形ボトルであって、
    前記縦溝部は、前記胴部の、ボトル軸に直交する横断面視において、ボトル軸と、前記縦溝部の、ボトル軸回りに沿う周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、
    前記柱部は、前記胴部の前記横断面視において、ボトル軸と、前記柱部における周方向の中央部と、を結ぶ直線に対して線対称形状を呈し、
    複数の前記縦溝部は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、
    複数の前記柱部は、互いに同等の形状で同等の大きさに形成され、
    前記胴部の前記横断面視において、ボトル軸を中心とし複数の前記柱部における各頂面上を通過する仮想円と、前記縦溝部における径方向の外端開口縁同士を結ぶ仮想直線と、の径方向の距離が、1.0mm未満となっていることを特徴とする円形ボトル。
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