JP6224300B2 - ボトル - Google Patents

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本発明は、ボトルに関するものである。
合成樹脂材料で有底筒状に形成されたボトルとして、従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、胴部に、全周にわたって連続して延びる周溝を上下方向に間隔をあけて複数形成することによって、胴部のボトル径方向の剛性を高めた構成が知られている。
特開2010−126184号公報
しかしながら、前記従来のボトルでは、胴部のボトル径方向の剛性が高められたことにより、ボトル内圧の変動時に、肩部がボトル径方向に大きく変形し易くなり、復元不能な程度まで大きく変形するおそれがあった。
そこで、本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ボトル内圧の変動時に、肩部および胴部がボトル径方向に復元不能な程度まで大きく変形するのを抑制することができるボトルを提供することである。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のボトルは、筒状の口部と、該口部の下端に連なり下方に向かうに従い漸次拡径された肩部と、該肩部の下端に連なり下方に向けて延びる筒状の胴部と、該胴部の下端に連なり当該胴部の下端開口部を閉塞するカップ状の底部と、を備え、合成樹脂材料で有底筒状に形成されたボトルであって、前記肩部に、全周にわたって連続して延びる第1周溝が形成され、前記胴部に、全周にわたって連続して延びる第2周溝が上下方向に間隔をあけて複数形成され、前記第1周溝の溝底における外径が、前記第2周溝の溝底における外径の85%以上100%未満とされ、前記第1周溝は、口部と肩部との接続部分に突設されたネックリングから下方に向けて、ネックリングと肩部の下端との上下方向の距離の60%以上80%以下離れた位置に配置され、前記第1周溝の溝底は、上方から下方に向かうに従い漸次ボトル径方向の外側に向けて延在し、前記胴部のうち、ボトル軸方向の両端部同士の間の中間部は、これらの両端部より小径に形成され、前記中間部に、前記第2周溝が複数形成され、前記第1周溝の全体は、前記胴部より上方に位置し、前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する接地部と、該接地部にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部からボトル径方向の内側に向けて突出する環状の可動壁部と、該可動壁部のボトル径方向の内端部から上方に向けて延びる陥没周壁部と、を備え、前記可動壁部は、前記陥没周壁部を上下方向に移動させるように、前記立ち上がり周壁部との接続部分を中心に回動自在に配設されていることを特徴とする。
この発明によれば、肩部に第1周溝が形成されるとともに、胴部に複数の第2周溝が形成されているので、肩部および胴部双方のボトル径方向の剛性が高められ、ボトル内圧が変動したときに、肩部および胴部それぞれのボトル径方向の変形量の差を小さく抑えることが可能になり、ボトル内圧の変動時に、これらの肩部および胴部が復元不能な程度まで大きく変形してしまうのを抑制することができる。
また、可動壁部が、陥没周壁部を上下方向に移動させるように、立ち上がり周壁部との接続部分を中心に回動自在に配設されているので、ボトル内圧が変動したときに、可動壁部を回動させその内圧変動を吸収させることで、肩部および胴部それぞれのボトル径方向の変形が抑えられ、これらの肩部および胴部が復元不能な程度まで大きく変形してしまうのを確実に防ぐことができる。
ここで、前記第2周溝の溝底の外径が、胴部の外径の85%以上92%以下となってもよい。
この場合、胴部のボトル径方向の剛性を確実に確保することができる。
また、前記第2周溝は、前記第1周溝より溝幅が大きくなっていてもよい。
本発明に係るボトルによれば、ボトル内圧の変動時に、肩部および胴部がボトル径方向に復元不能な程度まで大きく変形するのを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態として示したボトルの側面図である。 図1に示すボトルの底面図である。 図2に示すボトルのX−X線矢視断面図である。 図1に示すボトルのY部拡大縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係るボトルを説明する。
本実施形態に係るボトル1は、図1に示すように、口部11、肩部12、胴部13および底部14を備え、これらがそれぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態でこの順に連設された概略構成とされている。
以下、前記共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿って口部11側を上側、底部14側を下側といい、ボトル軸O方向を上下方向という。また、ボトル軸Oに直交する方向をボトル径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
なお、ボトル1は合成樹脂材料で一体に形成されている。また、このボトル1は、例えば、80〜100℃(好ましくは83〜93℃)の内容物を充填するいわゆる耐熱ボトルとして用いてもよいし、あるいは、60〜78℃程度の内容物を充填するのに用いてもよい。
口部11は筒状に形成され、口部11に図示されないキャップが装着される。さらに、口部11、肩部12、胴部13および底部14はそれぞれ、ボトル軸Oに直交する横断面視形状が円形状とされている。
肩部12は、口部11の下端に連なり下方に向かうに従い漸次拡径している。肩部12には、全周にわたって連続して延びる第1周溝15が形成されている。
胴部13は筒状に形成されるとともに、肩部12の下端に連なり下方に向けて延在している。胴部13のうち、ボトル軸O方向の両端部13a、13b同士の間の中間部13cは、これらの両端部13a、13bより小径になっている。胴部13の両端部13a、13bにはそれぞれ、全周にわたって連続して延びる第1端溝27および第2端溝28が各別に形成されている。図示の例では、胴部13の上端部13aに形成された第1端溝27は、胴部13の下端部13bに形成された第2端溝28より溝幅および深さの双方が大きくなっている。
胴部13の前記中間部13cには、全周にわたって連続して延びる第2周溝16がボトル軸O方向に間隔をあけて複数形成されている。図示の例では、第2周溝16は、第1周溝15、第1端溝27および第2端溝28よりも溝幅および深さの双方が大きくなっている。複数の第2周溝16は、胴部13の前記中間部13cにおけるボトル軸O方向の全域にわたって、ボトル軸O方向に間隔をあけて配置されている。
そして本実施形態では、第1周溝15の溝底における外径Aが、第2周溝16の溝底における外径Bの85%以上100%未満となっている。図示の例では、前記外径Aは、前記外径Bの約87%となっている。
第1周溝15は、口部11と肩部12との接続部分に突設されたネックリング29から下方に向けて、ネックリング29と肩部12の下端とのボトル軸O方向の距離Cの60%以上80%以下離れた位置に配置されている。図示の例では、第1周溝15は、ネックリング29から下方に向けて前記距離Cの約63%離れた位置に配置されている。
第1周溝15の溝底は、図1、および図4に示されるように、上方から下方に向かうに従い漸次ボトル径方向の外側に向けて延在している。図示の例では、第1周溝15の溝底は、肩部12の縦断面視で、肩部12とほぼ平行になっている。前記外径Aは、第1周溝15の溝底におけるボトル軸O方向の中央部の外径となっている。
さらに本実施形態では、第2周溝16の溝底の外径Bが、胴部13の前記中間部13cの外径Dの85%以上92%以下となっている。図示の例では、前記外径Bは前記外径Dの約90.6%となっている。
底部14は、胴部13の下端に連なり胴部13の下端開口部を閉塞するカップ状に形成されている。具体的には、底部14は、上端開口部が胴部13の下端開口部に接続されたヒール部17と、ヒール部17の下端開口部を閉塞し、かつ外周縁部が接地部18とされた底壁部19と、を備えるカップ状に形成されている。
ヒール部17には、全周にわたって連続して延在し、かつ第2周溝16よりも溝幅および深さの双方が小さい環状溝17aが形成されている。ヒール部17の外周面、および胴部13の下端部13bの外周面には、例えばシボ加工等により突出高さの低い凹凸部17bが形成されている。これにより、充填工程において、ボトル1を多数本連立させて搬送している際に、隣り合うボトル1のヒール部17の外周面同士、および胴部13の下端部13bの外周面同士が互いに密接し合い滑り難くなることが抑えられ、いわゆるブロッキングの発生が抑制される。なお、図示の例では、第2端溝28および環状溝17aの各表面にも凹凸部17bが形成されている。
底壁部19は、図2および図3に示すように、接地部18にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部21と、立ち上がり周壁部21の上端部からボトル径方向の内側に向けて突出する環状の可動壁部22と、可動壁部22のボトル径方向の内端部から上方に向けて延びる陥没周壁部23と、を備えていて、可動壁部22は、陥没周壁部23をボトル軸O方向に移動させるように、後述する曲面部(立ち上がり周壁部21との接続部分)25を中心に回動自在に配設されている。
立ち上がり周壁部21に、凹凸部42が全周にわたって形成されている。凹凸部42は、ボトル径方向の内側に向けて突の曲面状に形成された複数の突部42aが、周方向に間隔をあけて配設された構成となっている。
可動壁部22は、ボトル軸Oと同軸に配設されるとともに、下方に向けて突の曲面状に形成されている。この可動壁部22と立ち上がり周壁部21とは上方に向けて突の曲面部25を介して連結されている。
また可動壁部22に、複数のリブ41がボトル軸Oを中心に放射状に配設されている。リブ41は、上方に向けて曲面状に窪んだ複数の凹部41aが、ボトル径方向に沿って断続的に配設された構成となっている。図示の例では、複数のリブ41は、可動壁部22のうち、後述する環状凹部30の突端部34よりもボトル径方向の外側に位置する部分に配設されている。
さらに可動壁部22には、上方に向けて窪んだ環状凹部30が全周にわたって連続的に延設されている。環状凹部30は、可動壁部22において、ボトル径方向の中央からボトル径方向の内側にずれた位置に配置されている。
環状凹部30は、上方に向けて突の曲面状に形成された突端部34と、この突端部34にボトル径方向の外側から連なる外側湾曲壁32と、突端部34にボトル径方向の内側から連なる内側湾曲壁35と、により画成されている。
外側湾曲壁32は、ボトル径方向の内側から外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在するとともに、下方に向けて突の曲面状に形成されている。外側湾曲壁32の上端部は、突端部34におけるボトル径方向の外端部に連なっている。
内側湾曲壁35は、ボトル径方向の内側から外側に向かうに従い漸次上方に向けて延在しており、下方に向けて突の曲面状に形成されている。内側湾曲壁35の上端部は、突端部34におけるボトル径方向の内端部に連なっている。
環状凹部30は、下方から上方に向かうに従い漸次ボトル径方向の大きさが小さくなっている。
環状凹部30の突端部34は、曲面部25の上端部よりも下方に位置している。環状凹部30は、突端部34、外側湾曲壁32および内側湾曲壁35の全体が、外側湾曲壁32のボトル径方向の外端部、および内側湾曲壁35のボトル径方向の内端部(陥没周壁部23との接続部分)の表面形状に倣って延びる仮想線Lよりも上方に位置している。さらに、曲面部25と突端部34との間のボトル径方向に沿う距離Z1は、突端部34と陥没周壁部23の後述する頂壁24の外周縁との間のボトル径方向に沿う距離Z2よりも長くなっている。また、可動壁部22、曲面部25、および突端部34それぞれの曲率半径はこの順に小さくなっている。
そして、可動壁部22のうち、突端部34よりもボトル径方向の外側に位置する部分、具体的には外側湾曲壁32よりもボトル径方向の外側に位置する部分(以下、外側壁部51という)は、陥没周壁部23および可動壁部22の内側湾曲壁35(以下、まとめて内側壁部52という)よりも薄肉に形成されている。
前述したボトル1は二軸延伸ブロー成形により形成される。すなわち、まず射出成形によって合成樹脂材料からなる有底筒状のプリフォームを形成しておき、次に、このプリフォームをキャビティ内にセットした後、プリフォーム内に空気を吹き込むことにより、プリフォームをボトル軸O方向およびボトル径方向の双方向に沿って延伸させつつ膨張させることで、キャビティの内面に倣った有底筒状のボトル1が形成される。
ここで、プリフォームを二軸延伸ブロー成形する過程において、合成樹脂材料の流れの勢いが、キャビティの内面のうち環状凹部30の突端部34を形成する部分に到達したときに弱められることで、外側壁部51を形成する合成樹脂材料が、内側壁部52を形成する合成樹脂材料と比べて延伸される。
これにより、外側壁部51が内側壁部52よりも薄肉に形成され、ボトル1の内圧変動時に、外側壁部51を、当初の下方に膨出した曲面形状から平面形状になるように変形させ易くなり、この内圧変動が効果的に吸収される。
また、内側湾曲壁35が、ボトル径方向の内側から外側に向かうに従い漸次上方に向けて延在しているので、前述のように二軸延伸ブロー成形する過程において、合成樹脂材料の流れの勢いが、キャビティの内面のうち環状凹部30の突端部34を形成する部分に到達したときに効果的に弱められる。
さらに、外側湾曲壁32が、ボトル径方向の内側から外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在しているので、前述のように二軸延伸ブロー成形する過程において、キャビティの内面のうち環状凹部30の突端部34を形成する部分を通過した合成樹脂材料が、ボトル径方向の外側に向けて抵抗少なくスムーズに流動する。
陥没周壁部23は、ボトル軸Oと同軸に配設されており、可動壁部22のボトル径方向の内端部に連設されて下方から上方に向かうに従い漸次縮径されている。また、陥没周壁部23は、有頂筒状に形成されており、ボトル軸Oに直交する頂壁24を備えている。
陥没周壁部23に、ボトル径方向の内側に張り出した張出部23dが、周方向に複数連ねられて形成されることにより、底面視形状が、周方向で隣り合う張出部23d同士の間の間部分23eを角部に有し、かつ張出部23dを辺部に有する多角形状をなす角形筒部23fが形成されている。
図示の例では、角形筒部23fは、陥没周壁部23のボトル軸O方向のほぼ全長にわたって形成されている。張出部23dは、図2に示されるように、陥没周壁部23に、周方向に間隔をあけて複数配置されている。張出部23dは陥没周壁部23に3つ形成され、角形筒部23fの底面視形状は正三角形状となっている。
角形筒部23fの、図3に示されるような縦断面視において、張出部23dは、ボトル径方向の内側に向けて突の曲面状に形成され、間部分23eは、ボトル軸Oに対して傾斜した平面状に形成されている。
角形筒部23fの底面視において、間部分23eおよび張出部23dがそれぞれ、図2に示されるように、ボトル径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されるとともに、間部分23eの周長は、張出部23dの周長より短くなっている。
以上説明したように、本実施形態によるボトル1によれば、肩部12に第1周溝15が形成されるとともに、胴部13に複数の第2周溝16が形成されているので、肩部12および胴部13双方のボトル径方向の剛性が高められ、ボトル内圧が変動したときに、肩部12および胴部13それぞれのボトル径方向の変形量の差を小さく抑えることが可能になり、ボトル内圧の変動時に、これらの肩部12および胴部13が復元不能な程度まで大きく変形してしまうのを抑制することができる。
また、第2周溝16の前記外径Bが、胴部13の前記外径Dの85%以上92%以下となっているので、胴部13のボトル径方向の剛性を確実に確保することができる。
さらに、可動壁部22が、陥没周壁部23をボトル軸O方向に移動させるように、曲面部25を中心に回動自在に配設されているので、ボトル内圧が変動したときに、可動壁部22を回動させその内圧変動を吸収させることで、肩部12および胴部13それぞれのボトル径方向の変形が抑えられ、これらの肩部12および胴部13が復元不能な程度まで大きく変形してしまうのを確実に防ぐことができる。
なお、本実施形態のボトル1は、特に、83〜93℃の内容物が充填されるいわゆる耐熱用ボトルとして用いるのに好適である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更等も含まれる。
底部14は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
例えば、前述した実施形態では、立ち上がり周壁部21に凹凸部42を形成したが、凹凸部42は形成しなくてもよい。
また、可動壁部22にリブ41を配設しなくてもよく、陥没周壁部23に角形筒部23fを形成しなくてもよい。
さらに、ヒール部17の外周面、および胴部13の下端部13bの外周面に凹凸部17bを形成しなくてもよい。
可動壁部22、陥没周壁部23および環状凹部30は配設しなくてもよいし、また、環状凹部30は、全周にわたって断続的に点在または延在させる構成でも構わない。
環状凹部30は、ボトル径方向に間隔をあけて複数形成しても構わない。
環状凹部30の断面形状は、例えば円形状、矩形状等、適宜変更が可能である。さらに、環状凹部30の大きさは適宜変更しても構わない。
立ち上がり周壁部21は、例えばボトル軸O方向に沿って平行に延在させたり、ボトル軸Oに対して傾斜するように延在させたりする等、適宜変更してもよい。
可動壁部22は、例えばボトル径方向に沿って平行に突出させる等、適宜変更してもよい。
ボトル1を形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
ボトル1は単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
前述した実施形態では、肩部12、胴部13および底部14それぞれのボトル軸Oに直交する横断面視形状を円形状としたが、これに限らず例えば、多角形状にする等適宜変更してもよい。
前述した実施形態では、外側湾曲壁32および内側湾曲壁35を仮想線Lよりも上方に位置させる場合について説明したが、これに限られない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 ボトル
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
15 第1周溝
16 第2周溝
18 接地部
19 底壁部
21 立ち上がり周壁部
22 可動壁部
23 陥没周壁部
25 曲面部(立ち上がり周壁部との接続部分)
29 ネックリング
A 第1周溝の溝底における外径
B 第2周溝の溝底における外径
C ネックリングと肩部の下端との距離
D 胴部の外径

Claims (3)

  1. 筒状の口部と、
    該口部の下端に連なり下方に向かうに従い漸次拡径された肩部と、
    該肩部の下端に連なり下方に向けて延びる筒状の胴部と、
    該胴部の下端に連なり当該胴部の下端開口部を閉塞するカップ状の底部と、
    を備え、合成樹脂材料で有底筒状に形成されたボトルであって、
    前記肩部に、全周にわたって連続して延びる第1周溝が形成され、
    前記胴部に、全周にわたって連続して延びる第2周溝が上下方向に間隔をあけて複数形成され、
    前記第1周溝の溝底における外径が、前記第2周溝の溝底における外径の85%以上100%未満とされ、
    前記第1周溝は、口部と肩部との接続部分に突設されたネックリングから下方に向けて、ネックリングと肩部の下端との上下方向の距離の60%以上80%以下離れた位置に配置され、
    前記第1周溝の溝底は、上方から下方に向かうに従い漸次ボトル径方向の外側に向けて延在し、
    前記胴部のうち、ボトル軸方向の両端部同士の間の中間部は、これらの両端部より小径に形成され、前記中間部に、前記第2周溝が複数形成され
    前記第1周溝の全体は、前記胴部より上方に位置し、
    前記底部の底壁部は、
    外周縁部に位置する接地部と、
    該接地部にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、
    該立ち上がり周壁部の上端部からボトル径方向の内側に向けて突出する環状の可動壁部と、
    該可動壁部のボトル径方向の内端部から上方に向けて延びる陥没周壁部と、を備え、
    前記可動壁部は、前記陥没周壁部を上下方向に移動させるように、前記立ち上がり周壁部との接続部分を中心に回動自在に配設されていることを特徴とするボトル。
  2. 請求項1に記載のボトルにおいて、
    前記第2周溝の溝底の外径が、胴部の外径の85%以上92%以下となっていることを特徴とするボトル。
  3. 請求項1または2に記載のボトルにおいて、
    前記第2周溝は、前記第1周溝より溝幅が大きくなっていることを特徴とするボトル。
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