JP2006290388A - 容器 - Google Patents

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Hiroshi Saito
浩 齋藤
Masafumi Morifuji
雅史 森藤
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

【課題】 水分を排出する為の凹溝を形成しなくても、たとえ減圧吸収部内に水分が侵入しても排出することができ、ラベルを含めた容器外観に悪影響を及ぼすことなく、確実にラベルを容器に装着することができるプラスチック容器を提供する
【解決手段】 容器1の胴部2は横断面形状が円形であり、胴部2には容器内方に凸となる縦長の減圧吸収部3が等間隔で6個設けられている。胴部2には減圧吸収部3のほぼ全体を隠蔽する、熱収縮性フィルムからなるラベル4が装着され、ラベル下端5は減圧吸収部3の下端部6より上方にあり、ラベル下端5と減圧吸収部3の間に空隙が存在し、減圧吸収部3の下端部6に隣接して、容器外方に凸となる環状の下方横リブ7が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラスチック容器に関するものである。
ペットボトルなどのプラスチック容器は、成形が容易で大量生産に適しており、また、機械的強度が高く軽量であるなど、優れた特性を有していることから、各種の内容物を充填する容器として広い分野で利用されている。
特に、近年では、各種飲料やミネラルウォーター等の飲料用容器として大量に使用されている。
これらのプラスチック容器の胴体主要部には容器内部に減圧が生じた場合にその減圧により生ずる胴部の収縮変形を適切に吸収して異常変形を予防する減圧吸収部と称される凹所が形成されている。また、容器胴体の主要部には商品名等の印刷表示を施したラベルが装着され、このラベルとして収縮性フィルムが用いられている。
予めラベルを装着したプラスチック容器に内容物を充填する場合、内容物充填前の洗浄水による容器洗浄工程、内容物充填後の熱水による殺菌工程、又は該殺菌工程後の冷却水による冷却工程において、ラベルと胴部の間の微少な間隙やラベル自体の微少な孔より水分が侵入し、減圧吸収部内に水分が保持されてしまうという問題点があった。
出願人は上記のような問題点を解決する為の考案を既に出願している。(特許文献1参照。)。
実公平7−4163号公報
近年、プラスチック容器に内容物を充填、殺菌、冷却後に、ラベルを装着する内容物充填ラインが多くなり、特許文献1のように水分排出のための凹溝を設けなくても、上記問題点が発生するおそれがほとんどなくなったものの、一部で予めラベルを装着したプラスチック容器に内容物を充填、殺菌、冷却する充填ラインが存在し、数は少なくなったがこのラインでは依然として上記問題点が残されている。また、内容物充填後にラベルを装着したプラスチック容器であっても、流通段階や使用時における予期せぬ水濡れ等、減圧吸収部内に水分が保持されてしまうおそれが全くないとはいえない。
しかしながら、そのために特許文献1のように水分排出のための凹溝を設けたプラスチック容器を製造しても、需要が少ないため生産効率が悪くコスト高となる。
本発明は、水分排出の為の凹溝を設けなくても、減圧吸収部内に保持された水分が排出可能である容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の容器は、容器の胴部主要部に、減圧を吸収すべく凹設した減圧吸収部を形成し、減圧吸収部のほぼ全体をラベルで隠蔽したプラスチック容器であって、ラベル下端が減圧吸収部の下端部より上方にあり、ラベル下端と減圧吸収部の間に空隙が存在し、減圧吸収部の下端部に容器外方に凸となる下方横リブが隣接して形成されることを特徴とするプラスチック容器である。
このようにすると、たとえ減圧吸収部内に水分が保持されたとしても、ラベル下端と減圧吸収部との間の空隙から水分を排出することができる。また、減圧吸収部の下端部に容器外方に凸となる下方横リブを隣接して形成し、減圧吸収部の下端部近傍の変形をできるだけ抑制して、必要以上にラベル下端と減圧吸収部との間の空隙が大きくなり過ぎる、またラベル下端に皺が生じる可能性があるといった外観上の問題の発生を防止し、さらに減圧吸収部の下端部近傍でのラベルと胴部との密着を保持する。
本発明に係る容器は、下方横リブの下方に容器内方に凸となる凹状の補強溝が少なくとも1つ形成して、減圧吸収部の下方の強度を更に補強して、減圧吸収部の下端部近傍の変形をできるだけ抑制することができる。
本発明に係る容器は、減圧吸収部の上方に容器内方に凸となる凹溝が形成され、ラベル上端が凹溝にて密着しており、ラベルをブラスチック容器に確実に装着することができる。
本発明に係る容器は、減圧吸収部の上端部に容器外方に凸となる上方横リブが隣接して形成され、減圧吸収部の上端部近傍の変形をできるだけ抑制して、ラベルとプラスチック容器との密着を阻害することがないようにする。
以上のように、本発明によれば、水分を排出する為の凹溝を形成しなくても、たとえ減圧吸収部内に水分が侵入しても排出することができ、ラベルを含めた容器外観に悪影響を及ぼすことなく、確実にラベルを容器に装着することができるプラスチック容器を提供することが可能である。
以下、本発明のプラスチック容器の一例として、ペットボトル容器に適用した実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
[実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るペットボトル容器の正面図であるが、説明の便宜上ラベルは斜線にて示している。図2は、図1のペットボトル容器からラベルを外した状態を示す正面図、図3は、図2におけるA−A断面図、図4は、図2におけるB−B断面図である。
第1図から第4図において、容器1の胴部2は横断面形状が円形であり、胴部2には容器内方に凸となる縦長の減圧吸収部3が等間隔で6個設けられている。胴部2には減圧吸収部3のほぼ全体を隠蔽する、熱収縮性フィルムからなるラベル4が装着されている。
ラベル下端5は減圧吸収部3の下端部6より上方にあり、ラベル下端5と減圧吸収部3の間に空隙が存在する。従って、洗浄水、熱水あるいは冷却水等の水分が、胴部2とラベル4との微少な間隙やラベル4に設けられた切り取り予定線を形成するミシン孔(図示せず)等の微少な孔より、減圧吸収部3内に侵入しても、この空隙から水分が排出される。
減圧吸収部3の下端部6に隣接して、容器外方に凸となる環状の下方横リブ7が形成され、剛性が向上している為、下方横リブ7近傍は容易に大きな変形が起きない。従って、容器1内部に減圧が生じて減圧吸収部3が変形してもラベル下端5と減圧吸収部3の間に空隙が必要以上に大きくなり過ぎず、またラベル下端5近傍に皺が発生し難くなる。さらに、減圧吸収部3の下端部6近傍でのラベル4と胴部2との密着を保持する。なお、下方横リブ7は、少なくとも減圧吸収部3の下方に形成されていれば断続的に形成されても良い。
下方横リブ7の下方には、容器内方に凸となる環状の補強溝8が2本形成され、下方横リブ7近傍はさらに剛性が増し、容易に変形することがなくなる。補強溝8は、連続的にあるいは断続的に形成される。
減圧吸収部3の上方の胴部2には容器内方に凸となる環状の凹溝9が形成され、ラベル上端10が凹溝9にて密着して係止され、ラベル4は胴部2に確実に装着され、容易に剥がれない。
減圧吸収部3の上端部11に隣接して、容器外方に凸となる上方横リブ12が形成され、剛性が向上している為、下方横リブ7近傍は容易に大きな変形が起きない。従って、容器1内部に減圧が生じて減圧吸収部3が変形してもラベル4と胴部2との密着を保持する。また、凹溝9の直下に上方横リブ12を形成することにより、ラベル上端10が凹溝9にてさらに強く密着して係止する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、容器の形状をカップ状の形状にすることも可能で、さらに、容器横断面形状が円形に限らず、多角形状や略楕円形となる容器であってもよい。
本発明は、水分を排出する為の凹溝を形成しなくても、たとえ減圧吸収部内に水分が侵入しても排出することができ、ラベルを含めた容器外観に悪影響を及ぼすことなく、確実にラベルを容器に装着することができるプラスチック容器を提供するものである。
実施形態に係るペットボトル容器の正面図である。 図1のペットボトル容器からラベルを外した状態を示す正面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。
符号の説明
1 容器
2 胴部
3 減圧吸収部
4 ラベル
5 ラベル下端
6 下端部
7 下方横リブ
8 補強溝
9 凹溝
10 ラベル上端
11 上端部
12 上方横リブ

Claims (4)

  1. 容器の胴部主要部に、減圧を吸収すべく凹設した減圧吸収部を形成し、減圧吸収部のほぼ全体をラベルで隠蔽したプラスチック容器であって、ラベル下端が減圧吸収部の下端部より上方にあり、ラベル下端と減圧吸収部の間に空隙が存在し、減圧吸収部の下端部に容器外方に凸となる下方横リブが隣接して形成されることを特徴とするプラスチック容器。
  2. 下方横リブの下方に容器内方に凸となる凹状の補強溝が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする請求項1記載のプラスチック容器。
  3. 減圧吸収部の上方に容器内方に凸となる凹溝が形成され、ラベル上端が凹溝にて密着することを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1項のプラスチック容器。
  4. 減圧吸収部の上端部に容器外方に凸となる上方横リブが隣接して形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項のプラスチック容器。
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