JP2018140504A - 立体造形物を造形する方法、立体造形物を造形する装置、プログラム - Google Patents

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杉浦 健治
Kenji Sugiura
健治 杉浦
義浩 法兼
Yoshihiro Norikane
義浩 法兼
寛之 内藤
Hiroyuki Naito
寛之 内藤
義仁 嶋田
Yoshihito Shimada
義仁 嶋田
寛 岩田
Hiroshi Iwata
寛 岩田
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Abstract

【課題】ビルドプレート上にシート材を敷き置いて造形を行うときにシート材が動いて造形品質が低下する。【解決手段】立体造形物を造形する造形動作を行うときにビルドプレート14上にシート材40を敷き置き、ビルドプレート14上に敷き置いたシート材40の4辺の周縁領域とビルドプレート14に跨って、第2ヘッド12からサポート材302を吐出し、UV照射ユニット13によって硬化させ、硬化したサポート材302で形成された枠状の固定用造形物41によってビルドプレート14にシート材40を固定する。【選択図】図4

Description

本発明は立体造形物を造形する方法、立体造形物を造形する装置、プログラムに関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する装置として、立体造形物を形成する造形材(モデル材)を造形領域に吐出し、造形領域以外の領域に形状支持用のサポート材を吐出して、モデル材及びサポート材を硬化させて、モデル材が硬化したモデル材造形物とサポート材が硬化したサポート造形物とを含む層状造形物(造形層)を造形し、造形層を順次積層し、サポート材造形物を除去してモデル材からなる立体造形物を造形する材料噴射造形方式(マテリアルジェット方式)のものが知られている。
従来、ビルドプレート上にシート材を敷き置いて、シート材上で立体造形物を造形することが知られている(特許文献1)。
米国特許第9216533号
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、造形中にビルドプレート上でシート材が動いてしまい、造形品質が低下するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、造形品質を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る立体造形物を造形する方法は、
モデル材とサポート材とを吐出させ、前記モデル材及び前記サポート材を硬化させて層状造形物を形成し、前記層状造形物を順次積層して立体造形物を造形する方法であって、
ビルドプレート上に敷き置いたシート材上で前記立体造形物を造形するとき、
前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかを前記シート材と前記ビルドプレートに跨る領域に吐出させ、前記シート材を前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかで前記ビルドプレートに固定する
構成とした。
本発明によれば、造形品質を向上することができる。
本発明に係る立体造形物を造形する装置の一例の模式的説明図である。 同じく造形の流れの説明に供する模式的断面説明図である。 同装置の制御部の概要の説明に供するブロック図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。 本発明の第2実施形態における造形動作の説明に供するフロー図である、 本発明の第3実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る立体造形物を造形する装置の一例の概要について図1を参照して説明する。図1は同装置の模式的説明図である。
この立体造形物を造形する装置(立体造形装置という。)10は、材料噴射造形装置であり、造形層30が積層されて立体造形物が造形されるビルドプレート14と、ビルドプレート14上に造形層30を順次積層しながら造形する造形ユニット20とを備えている。
造形ユニット20は、X方向に往復移動されるキャリッジ21上に、立体造形物を構成するモデル材を吐出する第1ヘッド11と、最終的に除去されるサポート材を吐出する第2ヘッド12とを備えている。また、キャリッジ21上には、活性エネルギー線としての紫外線を照射するUV照射ユニット13と、造形層30を平坦化する平坦化手段である平坦化ローラ16を備えている。
ここでは、X方向において、第1ヘッド11を挟んで2つの第2ヘッド12を配置し、2つの第2ヘッド12の外側にそれぞれUV照射ユニット13を配置し、更に、UV照射ユニット13の外側にそれぞれ平坦化ローラ16を配置している。
造形ユニット20のキャリッジ21は、X方向に往復移動されるとともに、Y方向にも移動される。
ビルドプレート14は、ステージ15によってZ方向に昇降される。立体造形物を造形するときには、ビルドプレート14上にシート材40を敷き置き、シート材40上で造形層30を順次積層し、立体造形物を造形する。これにより、立体造形物のビルドプレート14からの取り外しが容易となる。
次に、この立体造形装置10による造形動作の概要について図2も参照して説明する。図2は同説明に供する模式的断面説明図であり、便宜上液滴形状を矩形状で示している。
造形ユニット20をX方向に移動させながら、第1ヘッド11からモデル材301を造形領域(立体造形物を構成する領域)に吐出させ、第2ヘッド12からサポート材302を造形領域以外のサポート領域(造形後除去する領域)に吐出させる。
そして、UV照射ユニット13によって、モデル材301及びサポート材302上に紫外線を照射して硬化させ、モデル材造形物17とサポート材造形物18を含む1層分の造形層30が形成する。
この造形層30を繰り返し造形して順次積層することで、目的とする立体造形物を造形できる。
例えば、図1の例では、造形層30A〜30Eの5層を積層した状態を示している。また、図2の例では、造形層30A〜30Cの3層を積層した状態を示している。
ここで、造形層30を複数層(固定値である必要はない。)積層する毎に、例えば10層積層する毎に、平坦化ローラ16を最表面の造形層30に押し付けて平滑化することで、造形層30の厚み精度や平坦性を確保することができる。
なお、平坦化手段として、平坦化ローラ16のようなローラ形状の部材を使用する場合、X方向における移動方向に対して、平坦化ローラ16を逆転させる方向(接する位置での造形層と平坦化ローラーとの相対速度を大きくする方向)で回転させることで、平坦化(平滑化)の効果がより有効に発揮される。
また、造形ユニット20と最表面の造形層30とのギャップを一定に保つために、ここでは、1層の造形層30を形成する毎にビルドプレート14をステージ15によって下降させている。なお、造形ユニット20を上昇させる構成でもよい。
また、立体造形装置10としては、モデル材301やサポート材302の回収、リサイクル機構などを備えることもできる。また、第1ヘッド11、第2ヘッド12のノズル面を清浄化する清浄化手段や不吐出ノズルを検知する吐出状態検出手段を備えることができる。また、造形時の装置内の環境温度を制御することも好ましい。
次に、上記立体造形装置の制御部の概要について図3を参照して説明する。図3は同制御部のブロック図である。
制御部500は、この装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501に本発明に係わる制御を含む立体造形動作の制御を実行させるための本発明に係るプログラムを含むプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、造形データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)504を備えている。また、制御部500は、画像データに対する各種信号処理等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、外部の造形データ作成装置600から造形データを受信するときに使用するデータ及び信号の送受を行うためのI/F506を備えている。
なお、造形データ作成装置600は、最終形態の造形物(立体造形物)を各造形層毎にスライスしたスライスデータである造形データ(断面データ)を作成する装置であり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成されている。
制御部500は、各種センサの検知信号を取り込むためのI/O507を備えている。
制御部500は、造形ユニット20の第1ヘッド11を駆動制御するヘッド駆動制御部508と、第2ヘッド12を駆動制御するヘッド駆動制御部509を備えている。
制御部500は、造形ユニット20をX方向(主走査方向)に移動させるX方向走査機構550を構成するモータを駆動するモータ駆動部510と、造形ユニット20をY方向(副走査方向)に移動させるY方向走査機構552を構成するモータを駆動するモータ駆動部511を備えている。なお、ステージ15をX方向及びY方向に往復移動させる構成とすることもできる。
制御部500は、ビルドプレート14をZ方向に昇降させるステージ15のZ方向昇降手段553を構成するモータを駆動するモータ駆動部512を備えている。なお、Z方向への昇降は造形ユニット20を昇降させる構成とすることもできる。
制御部500は、平坦化ローラ16を回転駆動するモータ554を駆動するモータ駆動部516、第1ヘッド11、第2ヘッド12のメンテナンス機構61を駆動するメンテナンス駆動部518を備えている。
制御部500は、UV照射ユニット13による紫外線照射を制御する硬化制御部519を備えている。
制御部500のI/O507には、装置の環境条件としての温度及び湿度を検出する温湿度センサ560などの検知信号やその他のセンサ類の検知信号が入力される。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル522が接続されている。
制御部500は、上述したように、造形データ作成装置600から造形データを受領する。造形データは、目的とする立体造形物の形状をスライスしたスライスデータとしての各造形層30の内のモデル材造形物17を形成するデータ(造形領域のデータ)である。
そして、主制御部500Aは、造形データ(造形領域データ)にサポート材を付与するサポート領域のデータを付加したデータを作成し、ヘッド駆動制御部508、509に与える。ヘッド駆動制御部508、509は、それぞれ、第1ヘッド11から液状のモデル材301の液滴を造形領域に吐出させ、第2ヘッド12から液状のサポート材302の液滴をサポート領域に吐出させる。
また、制御部500のROM502には、モデル材301及びサポート材302の少なくともいずれかによってシート材40をビルドプレート14上に固定するときに、モデル材301及びサポート材302のいずれかを吐出する領域(固定領域)に関するデータが格納保持されている。
ただし、ビルドプレート14上のシート材40を例えばキャリッジ21に搭載した読み取り手段で読み取り、読み取り結果からシート材40の位置を認識して、モデル材301及びサポート材302のいずれかを吐出して固定することもでき、この場合には固定領域のデータを持たないでもよい。
なお、造形データ作成装置600と立体造形装置10によって造形装置が構成される。
次に、本発明の第1実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は同実施形態の説明に供する平面説明図、図5は同じく断面説明図である。
本実施形態では、立体造形物を造形する造形動作を行うときにビルドプレート14上に敷き置いた矩形状のシート材40で立体造形物を造形する。
そこで、ビルドプレート14上に敷き置いた(セットした)矩形状のシート材40の4辺の周縁部(周縁領域)とビルドプレート14に跨って、第2ヘッド12からサポート材302を吐出し、UV照射ユニット13によって硬化させる。シート材40は、硬化したサポート材302で形成された枠状の固定用造形物41によってビルドプレート14に固定される。
これにより、シート材40上で造形を行うときに、シート材40がビルドプレート14上で移動することがなくなり、造形品質が向上する。
シート材40としては、例えば、アクリルシート材(厚み0.5mm)を使用する。その他のシート材として、PPシート材、OHPシート材、PETシート材、ポリイミドシート材、テフロン(登録商標)シート材などがある。また、シート材40の厚みも適宜調整すればよく、200μm以下の腰のあるシート材や、2mm程度の硬質シート材でもよい。また、シート材40は、金属(SUS、りん青銅、アルミ)などでもよい。
サポート材302で枠状の固定用造形物41を造形する場合、造形ユニット20の送り速度は最低線速とすることが好ましい。これにより、シート材40をビルドプレート14に固定するときに、造形ユニット20の移動に伴う気流などによってシート材40の位置がずれることを防止でき、シート材40の周縁領域を確実にビルドプレート14に固定できる。
シート材40を固定する固定用造形物41を形成するサポート材302としては、水溶性サポート材を使用することが好ましい。水溶性サポート材を使用することで、造形後にビルドプレート14を水ぶきすれば、固定用造形物41が溶けてシート材40をビルドプレート14から引き剥がすことができて、効率的である。例えば、霧吹きで水を固定用造形物41に噴きかけ、しばらくしてウエスでふき取ればよい。その後、シート材40ごと立体造形物を取出し、立体造形物をシート材40から分離すればよい。
ここで、固定用造形物41の造形動作の流れについて図6のフロー図を参照して説明する。
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態における造形動作の説明に供するフロー図である、
本実施形態では、ステージ15をX方向及びY方向に往復移動して造形する構成としている。
まず、ビルドプレート14上にシート材40をセットした後、造形動作を開始し、ステージ15を最低線速で駆動する。そして、固定用造形物41を造形する領域に、第2ヘッド12からサポート材302を吐出し、UV照射ユニット13によって紫外線を照射して硬化させ、固定用造形物41を造形する。
その後、ステージ15を造形時の線速で移動しながら、第1ヘッド11からモデル材301を、第2ヘッド12からサポート材302を、それぞれ造形領域、サポート領域に吐出させる。そして、UV照射ユニット13によって紫外線を照射して硬化させ、造形層30を造形する。
以後は、造形層30の造形を繰り返し、途中で平坦化を行いながら、立体造形物を造形する。
このように、特にビルドプレート14をX方向及びY方向に移動させる場合には、シート材40をビルドプレート14に固定する構成が有効である。これは、ビルドプレート14が動くときに、振動が発生したり、気流が発生したりして、シート材40がずれる可能性が造形ユニット20が移動する場合よりも相対的に高いためである。
次に、本発明の第3実施形態について図7及び図8を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する平面説明図、図8は同じく断面説明図である。
本実施形態では、シート材40の四隅に固定用造形物41を造形している。つまり、多角形状のシート材の頂点部分を固定用造形物41でビルドプレートに固定する。
このように構成することで、固定用造形物41の造形に使用するサポート材302の使用量を少なくすることができる。また、固定領域が少ないことで、シート材40をビルドプレート14から容易に剥がすことができる。
次に、本発明の第4実施形態について図9及び図10を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する平面説明図、図10は同じく断面説明図である。
本実施形態では、矩形状のシート材40の主走査方向(X方向)の両端部である短辺に沿って固定用造形物41を造形している。
このように構成することで、主走査方向(X方向)に造形ユニット20又はビルドプレート14が移動するときに発生する気流によってシート材40がずれることを防止できる。
また、固定用造形物41の造形に使用するサポート材302の使用量を少なくすることができる。さらに、固定領域が少ないことで、シート材40をビルドプレート14から容易に剥がすことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図11及び図12を参照して説明する。図11は同実施形態の説明に供する平面説明図、図12は同じく断面説明図である。
本実施形態では、前記第4実施形態と同様に、矩形状のシート材40の主走査方向(X方向)の両端部である短辺に沿って固定用造形物41を造形するとともに、Y方向の両端部である長辺の中央部分に固定用造形物41を造形している。
このように構成することで、第4実施形態よりもシート材40の固定領域が多くなるので、主走査方向(X方向)に造形ユニット20又はビルドプレート14が移動するときに発生する気流によってシート材40がずれることをより効果的に防止できる。
また、前記第1実施形態に比べて、固定用造形物41の造形に使用するサポート材302の使用量を少なくすることができ、固定領域が少ないことで、シート材40をビルドプレート14から容易に剥がすことができる。
次に、本発明の第6実施形態について図13及び図14を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供する平面説明図、図14は同じく断面説明図である。
本実施形態では、前記第4実施形態において、シート材40を固定する短辺に対応してビルドプレート14の表面に溝(凹部)43を形成している。溝43は、例えば深さ0.3mm、幅0.5mmとしているが、これに限定されない。そして、溝43を埋め込むようにサポート材302を吐出して固定用造形物41を造形している。
このように構成することで、溝43にもサポート材302が入り込むので、シート材40の固定がより確実になる。また、溝43、43を形成することで、シート材40をビルドプレート14上にセットするときの位置決めが容易になる。
次に、本発明の第7実施形態について図15及び図16を参照して説明する。図15は同実施形態の説明に供する平面説明図、図16は同じく断面説明図である。
本実施形態では、シート材40の表面の造形可能領域に、サポート材302を薄く造形した下地造形層44を形成している。例えば、サポート材302を10層分造形して下地造形層44とする。
このよう構成することで、下地造形層44が錘となってシート材40の移動を抑制するので、より確実にシート材40を固定することができる。
なお、ここまでの実施形態はすべてサポート材302を用いた固定で説明したが、シート材40を固定する固定用造形物41としてモデル材301を利用してもよい。
次に、サポート材について説明する。なお、液状のサポート材を形状支持用液体、硬化後のサポート材を硬化物とも称している。
サポート材(形状支持用液体)は、水素結合能を有するモノマー(A)と、水素結合能を有する溶媒(B)と、重合開始剤(C)と、を含み、前記水素結合能を有する溶媒(B)が、炭素数3以上6以下のジオール、カルボン酸化合物、アミン化合物、エステル化合物、ケトン化合物、及びウレア化合物から選択される少なくとも1種であり、更に必要に応じてその他の成分を含む。
サポート材は、サポート材の溶解性を高めると、除去は容易になる一方でサポート性能が不足し、また、造形装置を大型化して造形体積を大きくする場合、形状支持能力が不足するという問題がある。
サポート材は、水崩壊性を有することが好ましい。なお、前記水崩壊性とは、水に浸漬したときに、硬化物が細かく分解され、当初有していた形状や性質を維持できなくなることを意味する。
サポート材は、次の条件1を満たすことが好ましい。
<条件1>
紫外線照射装置により紫外線を500mJ/cm照射して得た、縦20mm×横20mm×高さ5mmの硬化物を、20mLの水に入れ、25℃にて1時間静置すると、少なくとも一方向が1mm以下の大きさの固体であるか、完全に溶解している。
なお、前記縦20mm×横20mm×高さ5mmの硬化物としては、以下のようにして作製することができる。
縦20mm×横20mm×高さ5mmのシリコーンゴム型に形状支持用液体を流し込み、紫外線照射装置(装置名:SubZero−LED、インテグレーション・テクノロジー株式会社製)により、紫外線を照射量500mJ/cm(照度:100mW/cm、照射時間:5秒間)にて照射して縦20mm×横20mm×高さ5mmの硬化物であるサポート材(2g)を得ることができる。
また、サポート材は、次の条件2を満たすことが好ましい。
<条件2>
紫外線照射装置により紫外線を500mJ/cm照射して得た硬化物が、25℃環境下にて1%圧縮時の圧縮応力が、2.0kPa以上の固体であり、前記固体2gを20mLの水に入れ、25℃にて1時間静置したときの残存固体の体積が50体積%以下である。なお、残存固体の体積は、アルキメデス法により測定することができる。
紫外線照射装置により紫外線を500mJ/cm照射して得た硬化物が、前記各条件を満たすことにより、形状支持用サポート材の機能を向上することができる。
また、紫外線照射装置により紫外線を500mJ/cm照射して得た硬化物の、25℃環境下における1%圧縮時の圧縮応力としては、0.5kPa以上であることが好ましい。前記1%圧縮時の圧縮応力が、0.5kPa以上であると、形状支持用サポート材の機能を向上することができる。
なお、前記1%圧縮時の圧縮応力としては、形状を支持するモデル材の大きさ等にも影響され、前記モデル材の大きさが大きい場合は、形状支持の点から、2.0kPa以上が好ましい。
また、前記1%圧縮時の圧縮応力は、万能試験機(装置名:AG−I、株式会社島津製作所製、ロードセル1kN、1kN用圧縮ジグ)を用いて測定することができる。
前記紫外線照射装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、装置名:AG−I(株式会社島津製作所製)を用いて測定することができる。
前記照射量500mJ/cmにおいては、照度が100mW/cm、照射時間が5秒間であることが好ましい。
<水素結合能を有するモノマー(A)>
前記水素結合能を有するモノマー(A)は、水素結合能を有すれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、単官能モノマー、多官能モノマーなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、硬化物の水崩壊性を向上する点から、単官能モノマーが好ましい。
前記水素結合能を有するモノマー(A)としては、例えば、アミド基、アミノ基、水酸基、テトラメチルアンモニウム基、シラノール基、エポキシ基、スルホ基等を有するモノマーなどが挙げられる。
前記水素結合能を有するモノマー(A)の重合反応としては、例えば、ラジカル重合、イオン重合、配位重合、開環重合などが挙げられる。これらの中でも、重合反応の制御の点から、ラジカル重合が好ましい。そのため、前記水素結合能を有するモノマー(A)としては、エチレン性不飽和モノマーが好ましく、水溶性単官能エチレン性不飽和モノマー、水溶性多官能エチレン性不飽和モノマーがより好ましく、硬化物の水崩壊性を向上する点から、水溶性単官能エチレン性不飽和モノマーが特に好ましい。
<<水素結合能を有する水溶性単官能エチレン性不飽和モノマー>>
前記水素結合能を有する水溶性単官能エチレン性不飽和モノマーとしては、例えば、単官能ビニルアミド基含有モノマー[N−ビニル−ε−カプロラクタム、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルピロリドン等];単官能水酸基含有(メタ)アクリレート[ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等];水酸基含有(メタ)アクリレート[ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、モノアルコキシ(C1〜4)ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、モノアルコキシ(C1〜4)ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、PEG−PPGブロックポリマーのモノ(メタ)アクリレート等];(メタ)アクリルアミド誘導体[(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N,N’−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシブチル(メタ)アクリルアミド等]、(メタ)アクリロイルモルホリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、光反応性の点から、(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド誘導体が好ましく、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、アクリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−メチルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−プロピルアクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、N,N’−ジメチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−ヒドロキシプロピルアクリルアミド、N−ヒドロキシブチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミドがより好ましく、人体への皮膚低刺激性の点から、アクリロイルモルホリン(分子量:141.17)、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド(分子量:115.15)が特に好ましい。
<<水素結合能を有する水溶性多官能エチレン性不飽和モノマー>>
前記水素結合能を有する水溶性多官能エチレン性不飽和モノマーとしては、例えば、二官能基のモノマーとして、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールヒドロキシピバリン酸エステルジ(メタ)アクリレート(MANDA)、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルジ(メタ)アクリレート(HPNDA)、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート(BGDA)、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート(BUDA)、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート(HDDA)、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート(DEGDA)、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート(NPGDA)、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート(TPGDA)、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化オペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール200ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール400ジ(メタ)アクリレート;三官能以上のモノマーとして、トリアリルイソシアネート、トリス(2ーヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記水素結合能を有するモノマー(A)の分子量としては、70以上2,000以下が好ましく、100以上500以下がより好ましい。前記分子量が、70以上2,000以下であると、液体吐出方式に最適な粘度に調整することができる。
前記水素結合能を有するモノマー(A)の含有量としては、形状支持用液体全量に対して、30質量%以上60質量%以下が好ましい。前記含有量が、30質量%以上60質量%以下であると、形状支持用サポート材として十分な圧縮応力と、水崩壊性とを両立することができる。
<水素結合能を有する溶媒(B)>
前記水素結合能を有する溶媒(B)は、水素結合能を有するモノマー(A)と水素結合能を有し、水素結合能を有するモノマー(A)と水素結合を形成することにより、形状支持用サポート材の機能を発揮することができる。
前記水素結合能を有する溶媒(B)は、炭素数3以上6以下のジオール、カルボン酸化合物、アミン化合物、エステル化合物、ケトン化合物、及びウレア化合物から選択される少なくとも1種である。これらの中でも、炭素数3以上6以下のジオールが好ましい。
<<炭素数3以上6以下のジオール>>
前記炭素数3以上6以下のジオールとしては、水溶性アクリルモノマーと反応性がないこと、光硬化時のラジカル重合反応を阻害しないこと、常温にて流動性があり、水に可溶な材料であることが好ましい。
また、前記炭素数3以上6以下のジオールとしては、単官能性、多官能性のいずれも使用することができる。
前記炭素数3以上6以下のジオールとしては、例えば、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオールが好ましい。
前記炭素数としては、3以上6以下であり、3以上5以下が好ましい。前記炭素数が、3以上であると、1%圧縮時の圧縮応力を向上でき、6以下であると、形状支持用液体の粘度を低くすることができる。
なお、前記炭素数3以上6以下のジオールの炭素鎖としては、直鎖でもよく、枝分かれしていてもよい。
<<カルボン酸化合物>>
前記カルボン酸化合物としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキシル酸等の直鎖脂肪族酸;イソブチル酸、t−ブチル酸、イソペンチル酸、イソオクチル酸、2−エチルヘキシル酸等の各種分岐型脂肪族カルボン酸;安息香酸、ベンゼンスルホン酸等の芳香族系カルボン酸;グリコール酸、乳酸等のヒドロキシカルボン酸などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水への溶解性の点から、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸、乳酸が好ましく、ブタン酸、乳酸がより好ましい。
<<アミン化合物>>
前記アミン化合物としては、例えば、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、トリアルキルアミン等の1〜3級アミン;エチレンジアミン等の2価アミン;トリエチレンジアミン等の3価アミン;ピリジン、アニリン等の脂肪族系アミンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水素結合による架橋強度、及び水への溶解性の点から、2価又は3価の1級アミンが好ましく、エチレンジアミンがより好ましい。
<<エステル化合物>>
前記エステル化合物としては、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル等の単官能エステル;コハク酸ジメチル、アジピン酸ジメチル等の多官能脂肪族エステル;テレフテル酸ジメチル等の多官能芳香族エステルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水への溶解度、造形中の蒸発や臭気、及び安全性の点から、アジピン酸ジメチルが好ましい。
<<ケトン化合物>>
前記ケトン化合物としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン等の単官能ケトン、アセチルアセトン、2,4,6−ヘプタトリオン等の多官能ケトンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、揮発性や水への溶解度の点から、アセチルアセトンが好ましい。
前記水素結合能を有する溶媒(B)の含有量としては、形状支持用液体全量に対して、10質量%以上50質量%以下が好ましい。前記含有量が、10質量%以上50質量%以下であると、形状支持用サポート材として十分な圧縮応力と、水崩壊性とを両立することができる。
[質量比(A/B)]
前記(A)の含有量(質量%)と、前記(B)の含有量(質量%)との質量比(A/B)が、0.3以上2.5以下が好ましく、0.5以上2.5以下がより好ましい。前記質量比(A/B)が、0.3以上2.5以下であると、1%圧縮時の圧縮応力を向上できる。
<重合開始剤(C)>
前記重合開始剤(C)としては、光(特に、波長220nm〜400nmの紫外線)の照射によりラジカルを生成する任意の物質を用いることができる。
前記重合開始剤(C)としては、例えば、アセトフェノン、2、2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p,p’−ジクロロベンゾフェノン、p,p−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、メチルベンゾイルフォーメート、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、紫外線照射装置の紫外線波長に合わせた重合開始剤を選択することが好ましい。
前記重合開始剤(C)の含有量としては、液状のサポート材(形状支持用液体)全量に対して、0.5質量%以上10質量%以下が好ましい。
−紫外線照射装置−
前記紫外線(UV)照射装置としては、例えば、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドなどが挙げられる。
前記高圧水銀灯は点光源であるが、光学系と組み合わせて光利用効率を高くしたDeepUVタイプは、短波長領域の照射が可能である。
前記メタルハライドは、波長領域が広いため着色物に有効であり、Pb、Sn、Feなどの金属のハロゲン化物が用いられ、重合開始剤の吸収スペクトルに合わせて選択できる。硬化用いられるランプとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、FusionSystem社製のHランプ、Dランプ、又はVランプ等のような市販されているものも使用することができる。
前記液状のサポート材(形状支持用液体)の表面張力としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、20mN/m以上45mN/m以下が好ましく、25mN/m以上34mN/m以下がより好ましい。前記表面張力が、20mN/m以上であると、造形の際に吐出が不安定(吐出方向が曲がる、吐出しない)になることを防止でき、45mN/m以下であると、造形用の吐出ノズル等に液体を充填する際に、容易に充填することができる。
なお、前記表面張力は、例えば、表面張力計(自動接触角計DM−701、協和界面科学株式会社製)などを用いて測定することができる。
−粘度−
前記液状のサポート材(形状支持用液体)の粘度としては、25℃にて100mPa・s以下であり、25℃にて、3mPa・s以上70mPa・s以下が好ましく、6mPa・s以上50mPa・s以下がより好ましい。前記粘度が、100mPa・s以下であると、吐出安定性を向上できる。
なお、前記粘度は、例えば、回転粘度計(VISCOMATE VM−150III、東機産業株式会社製)を用いて25℃の環境下にて測定することができる。
−粘度変化率−
前記液状のサポート材(形状支持用液体)としては、50℃にて2週間放置した前後の粘度変化率が±20%以下であることが好ましく、±10%以下がより好ましい。前記粘度変化率が、±20%以下であると、保存安定性が適正であり、吐出安定性が良好となる。
前記50℃にて2週間放置した前後の粘度変化率としては、以下のようにして測定することができる。
前記形状支持用液体をポリプロピレン製広口瓶(50mL)に入れて、50℃の恒温槽中に2週間放置した後、恒温槽から取り出して室温(25℃)になるまで放置して、粘度測定を行う。恒温槽に入れる前の形状支持用液体の粘度を保存前粘度、恒温槽から取り出した後の形状支持用液体の粘度を保存後粘度とし、下記式により粘度変化率を算出することができる。なお、前記保存前粘度及び前記保存後粘度は、例えば、R型粘度計(東機産業株式会社製)を用いて、25℃で測定することができる。
粘度変化率(%)=[(保存後粘度)−(保存前粘度)]/(保存前粘度)×100
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、溶媒、重合禁止剤、形状支持用液体に分散可能な鉱物、前記(A)成分とは別に重合性モノマー、熱重合開始剤、着色剤、酸化防止剤、連鎖移動剤、老化防止剤、架橋促進剤、紫外線吸収剤、可塑剤、防腐剤、分散剤などが挙げられる。
−溶媒−
前記溶媒としては、例えば、アルコール、エーテル化合物、トリオール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記溶媒のSP値としては、水崩壊性の点から、18MPa1/2以上が好ましく、23MPa1/2以上がより好ましい。
前記溶媒の含有量としては、50質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。
−−重合禁止剤−−
前記重合禁止剤としては、例えば、フェノール化合物[ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2,2−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン等]、硫黄化合物[ジラウリルチオジプロピオネート等]、リン化合物[トリフェニルフォスファイト等]、アミン化合物[フェノチアジン等]などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記重合禁止剤の含有量としては、形状支持用液体全量に対して、圧縮応力の点から、通常30質量%以下が好ましく、20質量%以下が好ましい。
−−形状支持用液体に分散可能な鉱物−−
前記形状支持用液体に分散可能な鉱物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、層状粘土鉱物などが挙げられる。
前記層状粘土鉱物としては、例えば、モンモリロナイト、バイデライト、ヘクトライト、サポナイト、ノントロナイト、スチーブンサイト等のスメクタイト;バーミキュライト;ベントナイト;カネマイト、ケニアナイト、マカナイト等の層状ケイ酸ナトリウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記層状粘土鉱物としては、天然の鉱物として産するものであってもよいし、化学合成法によって製造されたものであってもよい。
前記層状粘土鉱物としては、表面を有機処理してもよい。
前記層状粘土鉱物等の層状無機物は、有機カチオン性化合物により処理されて、層間の陽イオンが4級塩等のカチオン性基とイオン交換され得る。
前記層状粘土鉱物の陽イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カルシウムイオン等の金属カチオンなどが挙げられる。
有機カチオン性化合物により処理された層状粘土鉱物は、上記ポリマーや上記重合性モノマーに膨潤、分散しやすくなる。
前記有機カチオン性化合物により処理された層状粘土鉱物としては、例えば、ルーセンタイトシリーズ(コープケミカル株式会社製)などが挙げられる。前記ルーセンタイトシリーズ(コープケミカル株式会社製)としては、例えば、ルーセンタイトSPN、ルーセンタイトSAN、ルーセンタイトSEN、ルーセンタイトSTNなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
−−重合性モノマー−−
前記重合性モノマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
前記(メタ)アクリレートとしては、例えば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート(EHA)、イソボルニル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、カプロラクトン(メタ)アクリレート、エトキシ化ノニルフェノール(メタ)アクリレートなどを挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
−−熱重合開始剤−−
前記熱重合開始剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アゾ系開始剤、過酸化物開始剤、過硫酸塩開始剤、レドックス(酸化還元)開始剤などが挙げられる。ただし、保存安定性の点から熱熱重合開始剤より光重合開始剤が好ましい。
前記アゾ系開始剤としては、例えば、VA−044、VA−46B、V−50、VA−057、VA−061、VA−067、VA−086、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(VAZO 33)、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩(VAZO 50)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(VAZO 52)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(VAZO64)、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル(VAZO 67)、1,1−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニトリル)(VAZO 88)(いずれもDuPont Chemical社から入手可能)、2,2’−アゾビス(2−シクロプロピルプロピオニトリル)、2,2’−アゾビス(メチルイソブチレ−ト)(V−601)(和光純薬工業株式会社より入手可能)などが挙げられる。
前記過酸化物開始剤としては、例えば、過酸化ベンゾイル、過酸化アセチル、過酸化ラウロイル、過酸化デカノイル、ジセチルパーオキシジカーボネート、ジ(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート(Perkadox 16S)(Akzo Nobel社から入手可能)、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシピバレート(Lupersol 11)(Elf Atochem社から入手可能)、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(Trigonox 21−C50)(Akzo Nobel社から入手可能)、過酸化ジクミルなどが挙げられる。
前記過硫酸塩開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどが挙げられる。
前記レドックス(酸化還元)開始剤としては、例えば、前記過硫酸塩開始剤とメタ亜硫酸水素ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウムのような還元剤との組み合わせ、前記有機過酸化物と第3級アミンに基づく系(例えば、過酸化ベンゾイルとジメチルアニリンに基づく系)、有機ヒドロパーオキシドと遷移金属に基づく系(例えば、クメンヒドロパーオキシドとコバルトナフテートに基づく系)などが挙げられる。
−−着色剤−−
前記着色剤としては、例えば、顔料、染料などが挙げられる、
前記顔料としては、例えば、有機顔料、無機顔料などが挙げられる。
前記有機顔料としては、例えば、アゾ顔料、多環式顔料、アジン顔料、昼光蛍光顔料、ニトロソ顔料、ニトロ顔料、天然顔料などが挙げられる。
前記無機顔料としては、例えば、金属酸化物(酸化鉄、酸化クロム、酸化チタン等)、カーボンブラックなどが挙げられる。
−−酸化防止剤−−
前記酸化防止剤としては、例えば、フェノール化合物〔単環フェノール(2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール等)、ビスフェノール[2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)等]、多環フェノール[1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン等]等〕、硫黄化合物(ジラウリル3,3’−チオジプロピオネート等)、リン化合物(トリフェニルホスファイト等)、アミン化合物(オクチル化ジフェニルアミン等)などが挙げられる。
−−連鎖移動剤−−
前記連鎖移動剤としては、例えば、炭化水素[炭素数6以上24以下の化合物、例えば、芳香族炭化水素(トルエン、キシレン等)、不飽和脂肪族炭化水素(1−ブテン、1−ノネン等)];ハロゲン化炭化水素(炭素数1以上24以下の化合物、例えば、ジクロロメタン、四塩化炭素等);アルコール(炭素数1以上24以下の化合物、例えば、メタノール、1−ブタノール等);チオール(炭素数1以上24以下の化合物、例えば、エチルチオール、1−オクチルチオール等);ケトン(炭素数3以上24以下の化合物、例えば、アセトン、メチルエチルケトン等);アルデヒド(炭素数2以上18以下の化合物、例えば、2−メチル−2−プロピルアルデヒド、1−ペンチルアルデヒド);フェノール(炭素数6以上36以下の化合物、例えば、フェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、o−クレゾール等);キノン(炭素数6以上24以下の化合物、例えば、ヒドロキノン等);アミン(炭素数3以上24以下の化合物、例えば、ジエチルメチルアミン、ジフェニルアミン);ジスルフィド(炭素数2以上24以下の化合物、例えば、ジエチルジスルフィド、ジ−1−オクチルジスルフィド等)などが挙げられる。
[サポート材の硬化後の支持力]
液状のサポート材(形状支持用液体)の硬化後の支持力(単に「サポート材の支持力」という。)としては、サポート材がモデル材を支える性能であり、1%圧縮時の圧縮応力で表すことができる。
前記サポート材の支持力としては、光造形品の造形精度、サポート材の溶解性の点から、25℃環境下で1%圧縮時の圧縮応力が0.5kPa以上が好ましく、2kPa以上がより好ましい。
前記サポート材の支持力としては、サポート材を構成する(A)、(B)の成分について、それらの種類および含有量を選択することにより、上記範囲に調整することができる。なお、1%圧縮時の圧縮応力は、万能試験機(株式会社島津製作所製、AG−I)を用いて測定することができる。
サポート材の支持力としては、前記(A)成分が重合したポリマーに対して、前記(B)成分が水素結合することにより高い支持力を担保していると考えられる。
[サポート材の除去性]
前述のとおり、サポート材の支持力は、水素結合に由来する。前記サポート材の支持力は、水に浸漬させることにより弱まり、崩壊して除去することが可能になる。また、前記(B)が低分子量であると、拡散が早く、短い時間にて除去することが可能となる。
−−溶解液−−
前記溶解液は、例えば、水素結合能を有するものが挙げられる。
前記溶解液としては、例えば、水、アルコールであるブタノールやヘキサノール、アミンであるヘキシルアミンやペンチルアミン、芳香族化合物であるベンゼンやトルエンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、安全性の点から、水、アルコールが好ましい。
また、前記溶解液に添加物を加えてもよい。
前記添加物としては、例えば、界面活性剤などが挙げられる。前記界面活性剤の種類や量を調整することにより直鎖アルキル鎖に対する親和性を上げることができる。
前記溶解液は、サポート材を軟化させ、内部に浸透しやすくする点から、40℃以上が好ましいが、立体造形物の反りを予防する点から、40℃より低い温度を選択することもできる。
前記立体造形物の製造装置としては、ヒーターレスであることが好ましく、常温にて造形可能であることが好ましい。
(実施例)
以下、実施例を示してサポート材について具体的に説明するが、本発明で使用できるサポート材はこれらの実施例により限定されるものではない。
なお、粘度は、以下のように測定した。
<粘度>
前記粘度は、回転粘度計(VISCOMATE VM−150III、東機産業株式会社製)を用いて25℃の環境下にて測定した。
(実施例1)
アクリロイルモルホリン(KJケミカルズ株式会社製)50.0質量部、1,3−プロパンジオール(東京化成工業株式会社製)50.0質量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア184、BASF株式会社製)3.0質量部、及びフェノチアジン(東京化成工業株式会社製)0.1質量部を添加し、撹拌混合して実施例1の形状支持用液体(液状のサポート材)を得た。
(実施例2〜15)
実施例1において、組成を下記表1〜3に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜15の形状支持用液体を得た。
次に、得られた各形状支持用液体を用いて、以下のようにして、「硬化物(サポート材)」を形成し、サポート材の除去性(水崩壊性)、及びサポート材の支持力(1%圧縮時の圧縮応力)を評価した。結果を下記表1〜3に示す。
[硬化物(サポート材)の作製]
縦20mm×横20mm×高さ5mmのシリコーンゴム型に形状支持用液体を流し込み、紫外線照射装置(装置名:SubZero−LED、インテグレーション・テクノロジー株式会社製)により、紫外線を照射量500mJ/cm2(照度:100mW/cm2、照射時間:5秒間)にて照射して縦20mm×横20mm×高さ5mmの硬化物であるサポート材(2g)を得た。
(サポート材の除去性(水崩壊性))
得られた縦20mm×横20mm×高さ5mmのサポート材を25℃の温水20gに入れ、1時間静置した。その後、シリコーンゴム型を取り出し、目視により、サポート材を観察し、下記評価基準に基づいて、「サポート材の除去性(水崩壊性)」を評価した。なお、残存固体の体積は、アルキメデス法により測定した。
−評価基準−
○:サポート材が30体積%未満である
△:サポート材が30体積%以上50体積%以下である
×:サポート材が50体積%超残存している
(サポート材の支持力(1%圧縮時の圧縮応力))
得られた縦20mm×横20mm×高さ5mmのサポート材を25℃環境下において、万能試験機(装置名:AG−I、株式会社島津製作所製)、ロードセル1kN、1kN用圧縮ジグを設け、縦20mm×横20mm×高さ5mmの形状に造形したサポート材を設置し、ロードセルにかかる圧縮に対する応力をコンピュータに記録して、変位量に対する応力をプロットし、1%圧縮時の圧縮応力を測定した。前記1%圧縮時の圧縮応力が、0.3以上が実施可能レベルである。
Figure 2018140504
Figure 2018140504
Figure 2018140504
10 立体造形装置
11 第1ヘッド
12 第2ヘッド
13 UV照射ユニット
14 ビルドプレート
15 ステージ
16 平坦化手段
17 モデル材造形物
18 サポート材造形物
20 造形ユニット
21 キャリッジ
30 造形層
40 シート材
41 固定用造形物

Claims (7)

  1. モデル材とサポート材とを吐出させ、前記モデル材及び前記サポート材を硬化させて層状造形物を形成し、前記層状造形物を順次積層して立体造形物を造形する方法であって、
    ビルドプレート上に敷き置いたシート材上で前記立体造形物を造形するとき、
    前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかを前記シート材と前記ビルドプレートに跨る領域に吐出させ、前記シート材を前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかで前記ビルドプレートに固定する
    ことを特徴とする立体造形物を造形する方法。
  2. 前記シート材の周縁部を枠状に固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体造形物を造形する方法。
  3. 前記シート材が多角形状であり、
    前記シート材の頂点部分を固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体造形物を造形する方法。
  4. 前記ビルドプレートには、前記シート材を固定する部位に溝が設けられている
    前記シート材の周縁部を枠状に固定する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の立体造形物を造形する方法。
  5. 前記サポート材が水溶性サポート材である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の立体造形物を造形する方法。
  6. モデル材とサポート材とを吐出させ、前記モデル材及び前記サポート材を硬化させて層状造形物を形成し、前記層状造形物を順次積層して立体造形物を造形する装置であって、
    ビルドプレート上に敷き置いたシート材上で前記立体造形物を造形するとき、
    前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかを前記シート材と前記ビルドプレートに跨る領域に吐出させ、前記シート材を前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかで前記ビルドプレートに固定する制御を行う手段を備えている
    ことを特徴とする立体造形物を造形する装置。
  7. モデル材とサポート材とを吐出させ、前記モデル材及び前記サポート材を硬化させて層状造形物を形成し、前記層状造形物を順次積層して立体造形物を造形する制御をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    ビルドプレート上に敷き置いたシート材上で前記立体造形物を造形するとき、
    前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかを前記シート材と前記ビルドプレートに跨る領域に吐出させ、前記シート材を前記モデル材及び前記サポート材の少なくともいずれかで前記ビルドプレートに固定する制御を前記コンピュータに行わせるためのプログラム。
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