JP2018137270A - アライメント方法及びアライメント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転するテーブルにウェハを支持させた時のウェハの位置を精度よくかつ低コストで決定することができるアライメント方法及びアライメント装置を提供する。【解決手段】本発明に係るアライメント方法は、ウェハ40の端部45におけるウェハ40の側面48に形成されたノッチ49の内面49aを照明した照明光が、内面49aによって反射された反射光を用いてウェハ40の位置決めを行う。また、反射光が内面49aによって集光された集光像の画像を撮像した端部45の位置に基づいて、ウェハ40を回転させることにより、ウェハ40の位置決めを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、アライメント方法及びアライメント装置に関し、例えば、回転するテーブル上にウェハを支持させた時のウェハの位置決めを行うアライメント方法及びアライメント装置に関する。
ウェハ中の欠陥を検査する場合において、欠陥の位置を特定するためには、ウェハをテーブル上に精度良くアライメントすることが不可欠である。そのため、ウェハに形成されたノッチを基準にして、テーブル上のウェハの位置決めを行っている(ノッチアライメント)。
例えば、特許文献1〜4には、回転するテーブル上に支持させたウェハに対して、ノッチアライメントを行うことが開示されている。
特開2010−014676号公報 特開2015−040698号公報 特開2002−134575号公報 国際公開第2008/123459号
特許文献1には、ウェハの端部を挟むように設けられた透過センサによって、ウェハのノッチを検出し、ウェハのノッチアライメントを行うことが記載されている。特許文献1に記載された方法では、ノッチアライメントのために、センサやカメラ等、付加的な装置を準備する必要がある。
特許文献2には、ウェハの上方からウェハの複数の点を撮像してアライメント用画像を取得し、アライメント用画像を用いて、パターン形成後のウェハのノッチアライメントを行うことが記載されている。特許文献2に記載された方法では、アライメント用画像を撮像するために、ウェハに正対したカメラや、アライメント用画像と比較するための画像処理用装置を準備する必要がある。
特許文献3及び4には、ウェハの端部の検査装置が記載されている。特許文献3及び4に記載された装置では、ノッチアライメントにより位置決めされたウェハの中心と、ステージの回転中心とが一致していると仮定して検査を行っており、ウェハの中心と、ステージの回転中心との間の偏芯量を考慮しておらず、精度よくウェハの位置決めがされていないおそれがある。
このように、従来のウェハのノッチアライメントでは、ウェハに正対するカメラ等を用いて行われることが一般的であり、そのためのセンサ、カメラ、周辺処理系を準備する必要がある。また、ウェハの中心と、ステージの回転中心との間の偏芯量を考慮しておらず、精度よくウェハの位置決めがされていないおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、回転するテーブルにウェハを支持させた時に、ウェハの位置決めを精度よくかつ低コストで行うことができるアライメント方法及びアライメント装置を提供することを目的とする。
本発明に係るアライメント方法は、ウェハの端部に形成されたノッチの内面であって、前記ウェハの周縁に沿った方向において前記ウェハの側面に挟まれた前記内面を照明した照明光が、前記内面によって反射された反射光を用いて前記ウェハの位置決めを行う。このような構成により、ウェハの位置決めを精度よくかつ低コストで行うことができる。
また、アライメント方法は、前記内面によって前記反射光が線状に集光された線状像の画像を撮像した前記端部の位置に基づいて、前記ウェハを回転させることにより、前記ウェハの位置決めを行う。このような構成により、ウェハの回転ずれを精度よく補正することができる。
さらに、アライメント方法は、回転軸を有するテーブル上に前記ウェハを支持し、前記回転軸を中心に前記テーブルを回転させ、前記端部を前記照明光で照明し、前記照明光が前記端部によって反射した前記反射光を対物レンズで集光し、前記対物レンズにより集光した前記反射光を検出することによって前記端部の画像を撮像し、オートフォーカス光学系により、前記画像の焦点が合う前記対物レンズの位置であって、前記対物レンズの光軸方向における位置を導き、前記オートフォーカス光学系が導いた前記位置に前記対物レンズを移動させ、前記画像のデータに、所定の付加データを付加し、前記ウェハを一回転させたときの前記光軸方向における前記対物レンズの位置に基づいて、前記回転軸と前記ウェハとの偏芯量を算出し、前記偏芯量に基づいて前記テーブルを移動させることにより、前記ウェハの位置決めを行う。このような構成により、ウェハの偏芯量を精度よくかつ低コストで補正することができる。
前記付加データを、前記画像を撮像したときの前記ノッチの位置、前記画像を撮像したときの前記端部の位置、及び、前記光軸方向における前記対物レンズの位置を含むようにする。このような構成により、回転ずれ及び偏芯量と、ウェハの端部の位置とを対応付けすることができる。
また、一方向に並んだ複数の画素によって、前記端部を前記回転軸方向に沿って撮像する。このような構成により、ウェハの偏芯量を精度よく測定することができる。
本発明に係るアライメント装置は、ウェハの端部に形成されたノッチの内面であって、前記ウェハの周縁に沿った方向において前記ウェハの側面に挟まれた前記内面を照明した照明光が、前記内面によって反射された反射光を用いて前記ウェハの位置決めを行う。このような構成とすることにより、ウェハの位置決めを精度よくかつ低コストで行うことができる。
また、アライメント装置は、前記内面によって前記反射光が線状に集光された線状像の画像を撮像した前記端部の位置に基づいて、前記ウェハを回転させることにより、前記ウェハの位置決めを行う。このような構成により、ウェハの回転ずれを精度よく補正することができる。
さらに、アライメント装置は、回転軸を有し、前記ウェハを支持するテーブルと、前記回転軸を中心に前記テーブルを回転させる第1駆動部と、前記ウェハの端部を照明する前記照明光を生成する光源と、前記照明光が前記端部によって反射した前記反射光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを前記対物レンズの光軸方向に移動させる第2駆動部と、前記対物レンズにより集光した前記反射光を検出することによって前記端部の画像を撮像する撮像部と、前記撮像部において前記画像の焦点が合う前記光軸方向における前記対物レンズの位置を導くオートフォーカス光学系と、前記テーブルを移動させる移動手段と、前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記オートフォーカス光学系が導いた前記位置に前記対物レンズを移動させ、前記画像のデータに、所定の付加データを付加させ、前記ウェハを一回転させたときの前記光軸方向における前記対物レンズの位置に基づいて、前記回転軸と前記ウェハとの偏芯量を算出し、前記偏芯量に基づいて前記テーブルを移動させることにより、前記ウェハの位置決めを行う。このような構成とすることにより、ウェハの偏芯量を精度よくかつ低コストで補正することができる。
前記付加データは、前記画像を撮像したときの前記ノッチの位置、前記画像を撮像したときの前記端部の位置、及び、前記光軸方向における前記対物レンズの位置を含む。このような構成により、回転ずれ及び偏芯量と、ウェハの端部の位置とを対応付けすることができる。
また、前記撮像部は、一方向に並んだ複数の画素を含み、前記複数の画素は、前記端部を前記回転軸方向に沿って撮像する。このような構成により、ウェハの偏芯量を精度よく測定することができる。
本発明によれば、回転するテーブルにウェハを支持させた時に、ウェハの位置決めを精度よくかつ低コストで行うことができるアライメント方法及びアライメント装置を提供する。
実施形態1に係るアライメント装置の概要を例示した図である。 ウェハのノッチの形状を例示した上面図である。 実施形態1に係るアライメント方法を例示したフローチャート図である。 実施形態1に係るアライメント装置において撮像されたウェハのノッチを例示した図である。 実施形態1に係るアライメント装置において撮像されたノッチの輝度変化を例示したグラフであり、横軸は、ウェハの周方向における端部の位置を示し、縦軸は、輝度を示す。 実施形態1に係るアライメント装置において、対物レンズからノッチへの照明光を例示した図である。 実施形態1に係るアライメント装置において、対物レンズの光軸がノッチの中心部を通る場合の照明光及び反射光を例示した図である。 実施形態1に係るアライメント装置において、対物レンズの光軸がノッチの中心部とずれた場合の照明光及び反射光を例示した図である。 実施形態2に係るアライメント装置の構成を例示した図である。 実施形態2に係るアライメント装置を例示した構成図である。 実施形態2に係る光学系を例示した構成図である。 実施形態2に係るアライメント方法を例示したフローチャート図である。 実施形態2に係るアライメント方法により測定した偏芯量を例示したグラフであり、横軸は回転角度で示した端部の位置(角度θに対応した位置)であり、縦軸は光軸上の対物レンズの位置が示す偏芯量である。 実施形態2に係るアライメント方法により補正した偏芯量を例示したグラフであり、横軸は回転角度で示した端部の位置であり、縦軸は対物レンズの光軸における位置が示す偏芯量である。
以下、本実施形態の具体的構成について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
(実施形態1)
実施形態1に係るアライメント装置及びアライメント方法を説明する。図1は、実施形態1に係るアライメント装置の概要を例示した図である。図1に示すように、本実施形態に係るアライメント装置1は、テーブル10及び光学系20を備えている。アライメント装置1は、テーブル10に支持したウェハ40の位置決めを行う装置である。
テーブル10は、上面を有し、上面上にウェハ40を支持する。例えば、上面にウェハ40を吸着させてウェハ40を支持する。テーブル10は、上面に垂直な方向の回転軸14を有している。テーブル10は、回転軸14を中心にして回転する。これにより、上面上に支持されたウェハ40も、回転軸14を中心にして回転する。回転軸14を通り、回転軸14に直交する方向を、径方向とよぶ。ウェハ40の周縁に沿った方向を周方向と呼ぶ。
ウェハ40は、円板状の薄い部材であり、例えば、シリコンウェハである。ウェハ40は、表面41及び裏面42を有している。裏面42がテーブル10の上面に接している。ウェハ40は、ウェハ40の中心43を通り、表面41及び裏面42に直交する中心軸44を有している。なお、回転軸14と中心軸44とのズレ(偏芯量)を考慮した場合については後述する実施形態2で説明する。ウェハ40はベアウェハでもよい。また、ウェハ40の表面には、LSI(Large−Scale Integration)等の電子回路のパターンが形成されていてもよい。
ウェハ40の側面48は、表面41の周縁と裏面42の周縁との間に形成されている。ウェハ40の側面48は、中心軸44に平行な面を含んでいる。なお、ウェハ40の表面41と側面48とのなす角部にベベル面が形成されていてもよい。また、ウェハ40の裏面42と側面48とのなす角部にベベル面が形成されていてもよい。
ウェハ40の端部45の一部に、ノッチ49が形成されている。ノッチ49は、ウェハ40の側面48に形成されている。ノッチ49は、ウェハ40の表面41から裏面42に渡って形成されている。ノッチ49の内面49aは、中心軸44方向の上方において、ウェハ40の表面41と接続している。ノッチ49の内面49aは、中心軸44方向の下方において、ウェハ40の裏面42と接続している。ノッチ49の内面49aは、ウェハ40の周方向において、ウェハ40の側面48と接続している。したがって、ノッチ49の内面49aは、ウェハの周方向において、ウェハ40の側面48に挟まれている。なお、ノッチ49の内面49aと、ウェハ40の表面41、裏面42及び側面48との間に、べベル面が形成されていてもよい。
図2は、ウェハ40のノッチ49の形状を例示した上面図である。図2では、ウェハ40の表面41において、ノッチ49が形成された部分のみを例示している。図2に示すように、ウェハ40の端部45に形成されたノッチ49は、湾曲した形状となっている。ノッチ49の周方向における中心部は、ノッチ49の径方向における最深部となっている。ノッチ49の最深部と、ウェハ40の端部45との間の長さDは、例えば、約1.2mm、スペック上は、1+0.25mmとなっている。ノッチ49の中心部、すなわち、ノッチ49の最深部を挟んで両側の内面49aの間の角度Uは、例えば、90°となっている。ノッチ49は、中心部を挟んで、左右対称となっている。ウェハ40をそろえるために、直径3mmのピンPが差し込めるような形状にノッチ49は形成されている。例えば、ノッチ49の内面49aは、円筒の側壁の内面に類似した形状となっている。
図1に示すように、光学系20は、光源50、対物レンズ60及び撮像部70を有している。また、光学系20は、複数のレンズ及びハーフミラー等の光学部材を有している。
光源50は、ウェハ40の端部45を照明する照明光を生成する。光源50は、例えば、キセノンランプである。なお、光源50は、キセノンランプに限らない。光源50によって生成された照明光は、ノッチ49の内面49aを含むウェハ40の端部45を照明する。対物レンズ60は、照明光がウェハ40の端部45、及び、ノッチ49の内面49aによって反射した反射光を集光する。対物レンズ60の光軸64は、テーブル10の回転軸14に直交する径方向となっている。
撮像部70は、対物レンズ60により集光した反射光を検出することによって、ウェハ40の端部45の画像を撮像する。撮像部70は、例えば、撮像カメラにおけるイメージセンサである。
アライメント装置1は、ウェハ40の端部45に形成されたノッチ49の内面49aを照明した照明光が、ノッチ49の内面49aによって反射された反射光を用いてウェハ40の位置決めを行う。
照明光は、例えば、ウェハ40の中心軸44に直交するウェハ40の側方からノッチ49の内面49aを照明する。ノッチ49の内面49aは、円筒の側壁の内面に類似した形状となっている。したがって、ノッチ49の内面49aは、シリンドリカルミラーとして照明光を集光する機能を有している。ノッチ49の内面49aは、鏡面となっている。ウェハ40の表面にパターンが形成されている場合においても、ウェハ40の内面49aは、鏡面になっていることが多い。
次に、ウェハ40のアライメント方法を説明する。
図3は、実施形態1に係るアライメント方法を例示したフローチャート図である。図3のステップS11に示すように、まず、回転軸14を有するテーブル10上にウェハ40を支持させる。例えば、テーブル10の上面上にウェハ40を吸着させてウェハ40を支持させる。
次に、図3のステップS12に示すように、ウェハ40を支持したテーブル10を、回転軸14を中心に回転させる。そして、ウェハ40の端部45を照明光で照明する。このとき、ステップS13に示すように、ノッチ49の内面49aも照明光で照明される。
次に、照明光がウェハ40の端部45によって反射した反射光を対物レンズ60で集光する。このとき、図3のステップS14に示すように、対物レンズ60は、照明光がノッチ49の内面49aによって反射した反射光を集光する。ノッチ49の内面49aは、シリンドリカルミラーとして照明光を集光する機能を有している。したがって、反射光は、ノッチ49の内面49aによって線状に集光される。対物レンズ60は、線状に集光された反射光を集光する。
次に、図3のステップS15に示すように、ノッチ49の内面49aによって反射光が線状に集光された線状像の画像を撮像する。
図4は、実施形態1に係るアライメント装置1において撮像されたウェハ40のノッチ49を例示した図である。図4に示すように、ウェハ40の端部45によって反射された反射光を用いて撮像すると、ウェハ40の周方向における端部45に沿って延びた高輝度の像と、ノッチ49の中心部に上下方向に細い線状に集光された線状像とを含む画像が撮像される。
図5は、実施形態1に係るアライメント装置1において撮像されたノッチ49の輝度変化を例示したグラフであり、横軸は、ウェハ40の周方向における端部の位置を示し、縦軸は、輝度を示す。図5に示すように、ウェハ40のノッチ49以外の端部45の輝度は、ほぼ一定の値となっている。これに対して、ノッチ49の内面49aの部分では、輝度が減少し、低い値となっている。しかしながら、ノッチ49の内面49aの中心部においては、輝度にピークが出現している。なお、ノッチ49以外の端部45において、局所的に反射率が低くなって、ノッチ49のようなイメージが近似的に得られても、ノッチ49の近傍の領域を指定することにより、ノッチ49との混同を回避することができる。
図6は、実施形態1に係るアライメント装置1において、対物レンズ60からノッチ49への照明光を例示した図である。図6に示すように、ウェハ40が回転することによりウェハ40の端部45を照明する照明光は、ノッチ49を照明する際には、ノッチ49の内面49aを照明する。例えば、照明光は、対物レンズ60からケーラー照明としてウェハ40の端部45を照明している。照明光がノッチ49の内面49aを照明する際に、照明光は径方向に向かっている。そうすると、ノッチ49の内面49aはシリンドリカルミラー状となっているので、線状の線状像を結像する。
図7は、実施形態1に係るアライメント装置1において、対物レンズ60の光軸64がノッチ49の中心部を通る場合の照明光(図中の点線)及び反射光(図中の実線)を例示した図である。図7に示すように、対物レンズ60の光軸64がノッチ49の中心部を通る場合には、ノッチ49の内面49aで反射した反射光は、焦点面において、線状の線状像を形成する。
図8は、実施形態1に係るアライメント装置1において、対物レンズ60の光軸64がノッチ49の中心部とずれた場合の照明光(図中の点線)及び反射光(図中の実線)を例示した図である。図8に示すように、対物レンズ60の光軸64がノッチ49の中心部とずれた場合には、ノッチ49の内面49aで反射した反射光は、対物レンズ60に集光されない。よって、図4及び図5で示したように、輝度が低下する。
このように、線状像の画像を撮像した場合におけるウェハ40の端部45の位置は、対物レンズ60の光軸64がノッチ49の中心部を通っていることを示している。よって、線状像の画像を撮像したウェハ40の端部45の位置に基づいて、ウェハ40を回転させることにより、ウェハ40の位置決めを行うことができる。
そこで、図3のステップS16に示すように、線状像の画像が撮像されたウェハ40の端部45の位置と、ノッチ49が本来位置すべき位置との間の回転のずれを算出する。例えば、あらかじめ、ノッチ49が本来位置すべき位置を、テーブル10に設けられたエンコーダによって設定しておく。そして、線状像の画像が撮像されたウェハ40の端部45の位置を、テーブル10に設けられたエンコーダによって読み取る。両者のエンコーダ値の差から、回転ずれを算出する。
次に、図3のステップS17に示すように、算出した回転ずれの分だけ、ウェハ40を回転させる。これにより、ウェハ40の位置決めを行うことができる。なお、必ずしも算出した回転ずれの分だけ、ウェハ40を回転させる必要はなく、以降の工程で、回転ずれを考慮して解消するようにしてもよい。
次に、実施形態1に係るアライメント装置1及びアライメント方法の効果を説明する。
アライメント装置1は、ウェハ40の端部45に形成されたノッチ49の内面49aを照明した照明光が、ノッチ49の内面49aによって反射された反射光を用いてウェハ40の位置決めを行っている。よって、ウェハ40の位置を精度よく決定することができる。特に、ノッチ49の内面49aの形状は、中心部を中心にした対称形に高精度に形成されているので、ウェハ40の位置を精度よく決定することができる。
また、ウェハ40の表面41に正対するカメラ等を必要としないので、低コストでウェハ40の位置決めを行うことができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係るアライメント装置2及びアライメント方法を説明する。本実施形態は、実施形態1に比べて、ウェハ40の偏芯量を測定し、測定した偏芯量に基づいて、ウェハ40の位置を補正する機能が付加されている。まず、本実施形態のアライメント装置2の構成を説明する。図9は、実施形態2に係るアライメント装置2の構成を例示した図である。図9に示すように、本実施形態に係るアライメント装置2は、テーブル10、θ軸モータ15、光学系20、Z軸モータ25、制御部30を備えている。
テーブル10は、上面11を有し、上面11上にウェハ40を支持する。例えば、上面11にウェハ40を吸着させてウェハ40を支持する。テーブル10は、上面11に垂直な方向の回転軸14を有している。テーブル10は、回転軸14を中心にして回転する。これにより、上面11上に支持されたウェハ40も、回転軸14を中心にして回転する。回転軸14を通り、回転軸14に直交する方向を、径方向とよび、ウェハ40の周縁に沿った方向を周方向と呼ぶことは、実施形態1と同様である。
ウェハ40は、円板状の薄い部材であり、例えば、シリコンウェハである。ウェハ40は、ウェハ40の中心43を通り、表面41及び裏面42に直交する中心軸44を有している。ウェハ40がテーブル10上に保持された場合に、ウェハ40の中心43と、テーブル10の回転軸14との間に位置のズレが生じる場合がある。このように、回転軸14に対して中心43がズレることを偏芯しているという。例えば、回転軸14と、中心43との間の偏芯量は100μmである。ウェハ40の端部45の一部には、ノッチ49が形成されている。
θ軸モータ15(第1駆動部)は、回転軸14を中心にテーブル10を回転させる。θ軸モータ15は、例えば、テーブル10の下方に設けられている。θ軸モータ15の駆動は、制御部30からの制御信号により制御されている。また、θ軸モータ15は、回転に関する情報を、例えば、エンコーダにより、制御部30に対して出力する。
光学系20は、光源50、対物レンズ60、撮像部70に加えて、オートフォーカス光学系80を有している。また、光学系20は、複数のレンズ及びハーフミラー等の光学部材を有していることは、実施形態1と同様である。
光源50は、ウェハ40の端部45を照明する照明光を生成する。対物レンズ60の光軸64は、テーブル10の回転軸14に直交する径方向となっている。径方向のうち、対物レンズ60の光軸64と略一致した方向をZ軸方向とよぶ。Z軸方向をフォーカス方向ともいう。Z軸方向のうち、回転軸14から対物レンズ60へ向かう方向を+Z軸方向とし、その逆方向を−Z軸方向とする。
対物レンズ60には、Z軸モータ25(第2駆動部)が取り付けられている。Z軸モータ25は、対物レンズ60を光軸64方向、すなわち、Z軸方向に移動させる。Z軸モータ25の駆動は、制御部30からの制御信号により制御されている。また、Z軸モータ25は、光軸64方向における対物レンズ60の位置に関する情報を、例えば、エンコーダにより、制御部30に対して出力する。
撮像部70は、対物レンズ60により集光した反射光を検出することによって、ウェハ40の端部45の画像を撮像する。端部45には、ノッチ49も含まれている。撮像部70は、撮像した端部45の画像を制御部30に出力する。
オートフォーカス光学系80は、撮像部70においてウェハ40の端部45の画像の焦点(ピント)が合う位置であって、光軸64方向における対物レンズ60の位置を導き出す。そして、オートフォーカス光学系80は、導き出した対物レンズ60の位置の情報を制御部30に対して出力する。
複数のレンズ及びハーフミラー等の光学部材は、光源50により生成された照明光をウェハ40の端部45に導くとともに、端部45で反射し、対物レンズ60で集光された反射光を撮像部70まで導いている。
制御部30は、θ軸モータ15及びZ軸モータ25の駆動を制御する。制御部30は、θ軸モータ15を駆動させて、テーブル10を所定の回転速度で回転させる。これにより、制御部30は、画像を撮像したときのウェハ40の端部45の位置を導く出すことができる。また、制御部30は、オートフォーカス光学系80から対物レンズ60の位置の情報を受信する。そして、制御部30は、Z軸モータ25を駆動させて、オートフォーカス光学系80が導いた位置に対物レンズ60を移動させる。
テーブル10の回転に伴って、ウェハ40も回転する。テーブル10の回転軸14と、ウェハ40の中心43とが偏芯している場合には、ウェハ40の回転に伴って、Z軸上における端部45の位置が変化する。オートフォーカス光学系80は、端部45の画像の焦点(ピント)のズレから、Z軸上における端部45の位置の変化を感知する。そして、オートフォーカス光学系80は、端部45の画像の焦点が合う対物レンズ60の位置を導き、その位置の情報を制御部30に出力する。制御部30は、オートフォーカス光学系80から受信した位置の情報に基づいて、対物レンズ60の位置を移動させる。ウェハ40が回転し続けることによって、Z軸上の端部45の位置が変化する。オートフォーカス光学系80は、その変化に追随するように対物レンズ60の位置を制御部30に対して出力する。制御部30は、オートフォーカス光学系80から受信した位置に対物レンズ60を追随させる。このようにして、制御部30は、対物レンズ60の位置のフィードバック制御を行う。
制御部30は、また、撮像部70から受信した画像のデータに、所定の付加データを付加する。付加データは、例えば、画像を撮像したときのウェハ40の端部45の回転角度で示した位置及び光軸64方向における対物レンズ60の位置を含んでいる。また、付加データは、線状像を含む画像を撮像したときのノッチ49の位置を含んでいる。ノッチ49の位置も回転角度で示している。なお、付加データは、これらに限らない。制御部30、例えば、PC(Personal Computer)である。
次に、実施形態2に係るアライメント装置の構成の詳細を説明する。図10は、実施形態2に係るアライメント装置2を例示した構成図である。図10に示すように、テーブル10は、R軸テーブル13、ガイド16a及び16b、θ軸テーブル17及び真空チャック18を有している。また、制御部30は、軸制御処理部31、カメラ制御部32、オートフォーカス制御部33及びデータ処理部34を有している。
R軸テーブル13は、ガイド16a及び16b上に設けられている。ガイド16a及び16bは、例えば、ステージ上に固定され、対物レンズ60の光軸64方向と同じ方向、すなわち、Z軸方向に延びている。R軸テーブル13は、ガイド16a及び16bに沿って移動することにより、テーブル10上に支持されたウェハ40をZ軸方向に沿って移動させることができる。このように、R軸テーブル13は、テーブル10を移動させる移動手段となるものである。なお、偏芯量を補正できるように移動できれば、ガイド16a及び16bの延びる方向、並びに、R軸テーブル13の移動は、Z軸方向に限らない。
R軸テーブル13は、R軸モータ12の駆動により移動する。R軸モータ12の駆動は、モータドライバ19を介して、制御部30における軸制御処理部31により制御される。例えば、R軸テーブル13の移動開始、移動停止、移動速度の変更は、モータドライバ19を介して、制御部30がR軸モータ12を制御することにより行われる。また、R軸モータ12は、テーブル10の位置に関する情報を、例えば、エンコーダにより、制御部30に対して出力する。
θ軸テーブル17は、R軸テーブル13上に設けられている。θ軸テーブル17は、テーブル10における回転する部材であり、回転軸14を中心にして回転する。θ軸テーブル17は、θ軸モータ15の駆動により回転する。
真空チャック18は、θ軸テーブル17上に設けられている。真空チャック18は、テーブル10の上面11に載置されたウェハ40を吸着して、ウェハ40をテーブルに支持する。
θ軸モータ15は、θ軸テーブル17を回転させる。θ軸モータ15の駆動は、モータドライバ19aを介して、制御部30における軸制御処理部31により制御される。例えば、θ軸テーブル17の回転開始、回転停止、回転速度の変更は、モータドライバ19aを介して、制御部30がθ軸モータ15を制御することにより行われる。
ウェハ40は、テーブル10の上面11上に、真空チャック18により支持されている。ウェハ40の裏面42が真空チャック18に吸着されている。ウェハ40の表面41において、回転軸14との交点を回転中心46とする。偏芯している場合には、中心43と回転中心46との間にはズレが生じている。
ウェハ40の表面において、回転中心46から任意の方句へ延ばした直線を基準線47とする。例えば、回転中心46からノッチ49へ延ばした直線を基準線47としてもよい。ウェハ40の任意の端部45の位置を、その端部45から回転中心46までを結ぶ直線と、基準線47との間の回転角度θによって規定する。したがって、ウェハ40の端部45は、全周にわたる0°〜360°までの回転角度θで対応付けることができる。
基準線47に対応した端部45の回転角度で示した位置は、0°である。基準線47から30°回転した直線に対応した端部45の回転角度で示した位置は、30°である。測定開始時に、基準線47に対応した0°の回転角度で示した位置の端部45を撮像したとする。そうすると、テーブル10の回転に伴って、撮像する端部45の回転角度で示した位置は、0°から回転角度θが増加する。そして、撮像する端部45の回転角度で示した位置が360°になったとき、ウェハ40は一回転したことになる。
軸制御処理部31は、θ軸テーブル17のエンコーダによる回転の情報から、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置情報を取得し、データ処理部34に転送する。データ処理部34は受信した位置の情報を付加データとして保存する。
ウェハ40の端部45にべベル面が形成されていてもよい。撮像部70は、べベル面を含めた端部45を撮像してもよいし、べベル面の間の端面を撮像してもよい。
光学系20には、フォーカス移動軸21が取り付けられている。フォーカス移動軸21は、対物レンズ60を、対物レンズ60の光軸64方向、すなわち、Z軸方向に移動させる。フォーカス移動軸21は、Z軸モータ25の駆動により作動する。Z軸モータ25の駆動は、モータドライバ29を介して、制御部30における軸制御処理部31により制御される。例えば、フォーカス移動軸21の移動開始、移動停止、移動速度の変更は、モータドライバ29を介して、制御部30がZ軸モータ25を制御することにより行われる。
図11は、実施形態2に係る光学系を例示した構成図である。図10及び11に示すように、光学系20は、光源50、対物レンズ60、撮像部70、オートフォーカス光学系80並びにレンズ及びハーフミラー等の光学部材を有している。
光源50で生成された照明光は、ハーフミラー22aで反射され、レンズ23aを透過する。例えば、レンズ23aはf80のレンズである。レンズ23aを透過した照明光は、ハーフミラー22bで反射され、レンズ23bを透過する。例えば、レンズ23bはf50のレンズである。レンズ23bを透過した照明光は、対物レンズ60で集光されて、ウェハ40の端部45を照明する。例えば、対物レンズ60は、f20である。
一方、ウェハ40の端部45で反射した反射光は、対物レンズ60で集光される。そして、対物レンズ60で集光された反射光は、レンズ23bを透過し、ハーフミラー22bに入射する。ハーフミラー22bに入射した反射光の一部は、オートフォーカス光学系80に入射する。
オートフォーカス光学系80は、例えば、レンズ23c、ハーフミラー22c及びフォトダイオード(PD:Photodiode)24a及び24bを有し、位相差オートフォーカス方式で焦点を合わせる。
位相差オートフォーカス方式では、例えば、レンズ23cから入った反射光をハーフミラー22cで2つに分離し、フォトダイオード24a及び24bに導く。フォトダイオード24a及び24bで結像した2つの画像からピントの方向と量を判断する。これにより、対物レンズ60を+Z軸方向または−Z軸方向に移動させる量を導き出す。なお、オートフォーカス光学系80は、位相差オートフォーカス方式に限らない。コントラスト方式、補助光方式、コンフォーカル方式でもよい。
このようにして、オートフォーカス光学系80は、撮像部70において端部45の画像の焦点が合う対物レンズ60の位置を導く。そして、オートフォーカス光学系80は、導いた対物レンズ60の位置を制御部30のオートフォーカス制御部33に出力する。オートフォーカス制御部33は、オートフォーカス光学系80から受信した対物レンズ60の位置の情報を軸制御処理部31に転送する。軸制御処理部31は、受信した位置の情報に基づいて対物レンズ60の位置を移動させる。ウェハ40の回転に伴って、Z軸上の端部45の位置が変化する。その変化に追随するように、制御部30は、対物レンズ60の位置を移動させる。このようにして、制御部30は、フィードバック制御を行う。
なお、ウェハ40の回転速度が速い場合には、ノッチ49の部分において、オートフォーカス光学系80が導いた焦点が合う位置に、対物レンズ60を追随させることができない場合がある。しかしながら、ノッチ49の部分においては、前述したように、例えば、ノッチ49の内面49aによって集光された線状像を撮像する。また、オートフォーカス光学系80によるオートフォーカスを停止させてもよい。オートフォーカスを停止させた場合でも、ノッチ49の部分においては、ノッチ49の内面49aによって集光された線状像を撮像することができる。
オートフォーカス制御部33は、オートフォーカス光学系80から受信した対物レンズ60の位置の情報をデータ処理部34に転送する。データ処理部34は受信した対物レンズ60の位置の情報を付加データとして保存する。
ハーフミラー22bに入射した反射光の一部は、ハーフミラー22bで反射する。そして、反射光は、レンズ23aを透過し、ハーフミラー22aに入射する。ハーフミラー22aに入射した反射光の一部は、ハーフミラー22aを透過し、撮像部70に入射する。撮像部70は、入射した反射光を検出して、端部45の画像を取得する。
撮像部70は、例えば、撮像カメラにおけるイメージセンサである。例えば、撮像部70は、リニア状に一方向に並んだ複数の画素71を含んでいる。例えば、リニア状に、1024ピクセルの画素71が並んでいる。例えば、0番目から1023番目までの画素71が並んでいる。一方向に並んだ複数の画素71は、ウェハ40の端部45を回転軸14方向に沿って撮像する。例えば、0番目の画素71は、端部45の回転軸14方向に延びた領域の最も裏面42側の部分を撮像し、1023番目の画素71は、最も表面41側の部分を撮像する。すなわち、小さい番号の画素71ほど、裏面42側の部分を撮像し、大きい番号の画素71ほど、表面41側の部分を撮像する。なお、小さい番号の画素71ほど表面41側の部分を撮像するようにしてもよい。このように、撮像部70は、ウェハ40の端部45の回転軸14方向に沿って延びた領域の画像を取得する。撮像部70は、取得した画像の情報を制御部30のカメラ制御部32に出力する。なお、撮像部70は、2次元に並んだ複数の画素を含む2次元COMSカメラでもよい。2次元に並んだ複数の画素は、端部45を、回転軸14の方向及び周方向を辺とした領域ごとに撮像する。
カメラ制御部32は、撮像部70が撮像した画像のデータを受信する。カメラ制御部32は、受信した画像のデータをデータ処理部34に転送する。カメラ制御部32は、撮像部70の撮像の開始、終了、その他の撮像に関する動作を制御する。
データ処理部34は、画像のデータに、付加データを付加する。画像データは、1024ピクセルの画素71に対応したデータとなっている。ひとつの画素71のデータは、例えば、16ビットのデータとなっている。データ処理部34は、画像のデータに数ピクセル分の付加データを付加する。例えば、データ処理部34は、付加データとして、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置(θ角度で対応付けられたデータ)と、対物レンズ60の位置(フォーカス軸における位置のデータ)と、を付加する。また、付加データは、ノッチ49の回転角度で示した位置を含んでいる。データ処理部34は、画像の撮像に同期させて、付加データを付加する。なお、付加データは、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置、対物レンズ60の位置、及び、ノッチ49の回転角度で示した位置に限らない。
次に、実施形態2に係るアライメント装置2の動作として、アライメント方法を説明する。図12は、実施形態2に係るアライメント方法を例示したフローチャート図である。
まず、図12のステップS21及び図9〜図10に示すように、テーブル10上にシリコンウェハ等のウェハ40を支持させる。そして、真空チャック18によりテーブル10上にウェハ40を吸着させる。これにより、回転軸14を有するテーブル10上にウェハ40を支持する。なお、ウェハ40としては、シリコンウェハに限らない。
次に、制御部30における軸制御処理部31を起動させ、モータドライバ19aに対して、θ軸モータ15を駆動させる制御信号を出力させる。これにより、モータドライバ19aは、θ軸モータ15を駆動させて、図12のステップS22に示すように、ウェハ40を支持したテーブル10を、回転軸14を中心に所定の回転速度で回転させる。
また、テーブル10の回転の情報から、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置情報を取得する。例えば、軸制御処理部31により、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置情報を取得する。取得した位置情報をデータ処理部34に転送し、付加データとして保存する。
θ軸テーブル17の回転により、θ軸テーブル17に支持されたウェハ40も回転する。このとき、θ軸テーブル17の回転軸14と、ウェハ40の中心43との間にズレが発生する場合があり、このズレを偏芯量ということは上述したとおりである。
次に、光学系20を構成する光学部材を所定の位置に配置させる。すなわち、光源50により生成された照明光がウェハ40の端部45を照明するとともに、照明光が端部45によって反射された反射光を対物レンズ60で集光するようにする。また、対物レンズ60の光軸64を、テーブル10の回転軸14の径方向に合わせる。その方向をZ軸方向とするとともに、対物レンズ60をウェハ40の端部45に対向させる。
次に、光源50を起動させて、照明光を生成し、図12のステップS23に示すように、ウェハ40の端部45を照明光で照明する。その際に、ノッチ49の内面49aも照明光で照明する。そして、図12のステップS24に示すように、照明光が端部45によって反射した反射光を対物レンズ60で集光する。その際に、照明光がノッチ49の内面49aによって反射した反射光も集光する。
次に、対物レンズ60で集光された反射光の一部を、オートフォーカス光学系80に到達させる。そして、端部45の画像の焦点を合わせるオートフォーカス光学系80により、撮像部70において端部45の画像の焦点が合う対物レンズ60の位置を導く。そして、導いた対物レンズ60の位置まで、対物レンズ60を光軸64方向、すなわちZ軸方向に移動させる。
また、対物レンズ60の位置の情報を取得する。例えば、オートフォーカス制御部33により、撮像部70において端部45の画像の焦点が合う対物レンズ60の位置の情報を取得する。取得した位置情報をデータ処理部34に転送し、付加データとして保存する。
一方、対物レンズ60で集光された反射光の一部を、撮像部70に到達させる。そして、対物レンズ60により集光した反射光を撮像部70で検出することによって、図12のステップS25に示すように、端部45の画像を撮像する。その際に、ノッチ49の部分においては、ノッチ49の内面49aによって線状に集光された線状像を含む画像を撮像する。
次に、撮像部70が撮像した画像のデータを制御部30に出力する。そして、制御部30において、撮像部70から受信した画像のデータに、所定の付加データを付加する。例えば、付加データとして、画像を撮像したときの端部45の位置と、光軸64方向における対物レンズ60の位置とを含むようにする。画像を撮像したときの端部45の位置には、線状像を撮像したときの端部45の位置が含まれている。端部45の位置は、回転角度で示されている。
図13は、実施形態2に係るアライメント方法により測定した偏芯量を例示したグラフであり、横軸は回転角度で示した端部の位置(角度θに対応した位置)であり、縦軸は光軸上の対物レンズの位置が示す偏芯量である。点線は、偏芯がない理想的な場合を示している。
図13に示すように、シリコンウェハ等のウェハ40の真円度は、その加工法により、高精度に確保されており、ウェハ40偏芯量は、回転角度に関して正弦波となっている。すなわち、回転角度で示した端部45の位置によって、光軸64上の対物レンズ60の位置は、正弦波の関数として変化している。例えば、図13に示すように、0°及び180°の回転角度に対応した端部45を撮像した時の対物レンズ60の位置は、偏芯が小さい理想的な位置となっている。一方、90°の回転角度に対応した端部45を撮像した時の対物レンズ60の位置は、+Z軸方向に大きく変化しており、270°の回転角度に対応した端部45を撮像した時の対物レンズ60の位置は、逆に−Z軸方向に大きく変化している。このように、回転角度と、その回転角度における偏芯量とを正弦波にフィッティングさせることにより、回転角度と偏芯量との関係を導き出し、補正量を算出する。なお、正弦波にフィッティングさせずに、測定した各回転角度における偏芯量のデータそのものを用いて補正してもよい。
図12のステップS26に示すように、制御部30は、ウェハ40を一回転させたときの光軸64方向における対物レンズ60の位置に基づいて、回転軸14とウェハ40との偏芯量を算出する。例えば、制御部30は、回転軸14と中心43との間の偏芯量として、対物レンズ60の位置における(最大値+最小値)/2の値を算出する。このようにして、アライメント装置2は、偏芯量を算出する。
また、制御部30は、線状像の画像が撮像されたウェハ40の端部45の位置と、ノッチ49が本来位置すべき位置との間の回転のずれを算出する。
次に、アライメント装置2により、偏芯量及び回転のずれを補正する。
図12のステップS27に示すように、制御部30は、アライメント装置2で算出した偏芯量に基づいて、テーブル10を移動させることにより偏芯量を補正する。具体的には、制御部30の軸制御処理部31は、データ処理部34に保存してある回転角度θに対応した端部45の位置における偏芯量を打ち消すように、すなわち、回転角度θに対応した端部45の位置における偏芯量と逆方向の移動量となるように、R軸テーブル13を光軸64方向に移動させる。例えば、90°の回転角度に対応した端部45が撮像する位置にきたときには、R軸テーブル13を−Z軸方向に移動させる。また、270°の回転角度に対応した端部45が撮像する位置にきたときには、R軸テーブル13を+Z軸方向に移動させる。R軸テーブル13の駆動は、モータドライバ19を介して制御部30により制御される。なお、フィードバック制御においては、R軸テーブルの駆動及びZ軸方向への対物レンズ60の駆動における応答の遅れが生じる場合には、その遅れ分を考慮した付加データを使用することができる。
図14は、実施形態2に係るアライメント方法により補正した偏芯量を例示したグラフであり、横軸は回転角度で示した端部の位置であり、縦軸は対物レンズの光軸における位置が示す偏芯量である。図14に示すように、偏芯量を打ち消すようにテーブル10をZ軸方向に移動させることにより、偏芯量を抑制することができる。
また、制御部30は、線状像の画像が撮像されたウェハ40の端部45の位置と、ノッチ49が本来位置すべき位置との間の回転のずれに基づいてテーブル10を回転させる。
次に、本実施形態に係るアライメント装置2及びアライメント方法の効果を説明する。
アライメント装置2は、オートフォーカスにより導いた対物レンズ60の位置から、ウェハ40の偏芯量を算出している。これにより、ウェハ40の偏芯量を精度よくかつ低コストで測定することができる。
また、画像データに、画像を撮像したときの端部45の回転角度で示した位置、ノッチ49の回転角度で示した位置、及び、光軸64方向における対物レンズ60の位置、を付加している。これにより、これらの位置と、画像とを対応させることができる。また、データの付加は、撮像と同時に行われるので、データの取得に要する時間を短縮することができる。
さらに、撮像部70は一方向に並んだ複数の画素71を含むようにし、端部45を回転軸14方向に沿って撮像している。よって、端部45を細かく撮像することができ、偏芯量の精度をより向上させることができる。
付加データに、端部45の位置及び対物レンズ60の位置以外のデータを付加することもでき、これにより、種々のデータを画像データに付加することができる。
アライメント装置2においては、光学系20のレンズ等により、例えば、端部45を8倍の画像として撮像する。また、撮像部70においては、例えば、14μmの幅のピクセルを1024個一列に配置している。よって、視野は、14μm×1024ピクセル÷8より、1.792mmとなる。また、300mmのウェハの周囲長は、942.47mmである。したがって、ウェハの周囲を撮像する場合には、525枚の画像が撮像される。一方、撮像部70を60kHzで動作させているので、525枚×1024ピクセル÷60より、8.96秒で1回転させることにより、1回転分の端部45の画像を取得することができる。すなわち、回転速度を0.11rpsとすることができる。このように、8.96秒でウェハ40を1回転させることにより、ウェハ40の端部45の画像と、画像を撮像したときの端部45の位置及び光軸64方向における対物レンズ60の位置を得ることができる。よって、偏芯量の測定に要する時間を短縮することができる。
また、ウェハ40の表面41の部分の画像を取得することなく、偏芯量を測定することができるので、撮像に要する時間を短縮し、画像を保存するメモリを小さくすることができる。
さらに、アライメント装置2を、そのまま偏芯量の補正に用いることができるので、ウェハ40の偏芯量の補正に要する時間を短縮することができる。また、アライメント装置2を用いて偏芯量を抑制したウェハ40のスキャンをすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態よる限定は受けない。
1 アライメント装置
10 テーブル
11 上面
12 R軸モータ
13 R軸テーブル
14 回転軸
15 θ軸モータ(第1駆動部)
16a、16b ガイド
17 θ軸テーブル
18 真空チャック
19 モータドライバ
20 光学系
21 フォーカス移動軸
22a、22b、22c ハーフミラー
23a、23b、23c レンズ
24a、24b フォトダイオード
25 Z軸モータ(第2駆動部)
29 モータドライバ
30 制御部
31 軸制御処理部
32 カメラ制御部
33 オートフォーカス制御部
34 データ処理部
40 ウェハ
41 表面
42 裏面
43 中心
44 中心軸
45 端部
46 回転中心
47 基準線
48 側面
49 ノッチ
49a 内面
50 光源
60 対物レンズ
64 光軸
70 撮像部
71 画素
80 オートフォーカス光学系
撮像部70は、例えば、撮像カメラにおけるイメージセンサである。例えば、撮像部70は、リニア状に一方向に並んだ複数の画素71を含んでいる。例えば、リニア状に、1024ピクセルの画素71が並んでいる。例えば、0番目から1023番目までの画素71が並んでいる。一方向に並んだ複数の画素71は、ウェハ40の端部45を回転軸14方向に沿って撮像する。例えば、0番目の画素71は、端部45の回転軸14方向に延びた領域の最も裏面42側の部分を撮像し、1023番目の画素71は、最も表面41側の部分を撮像する。すなわち、小さい番号の画素71ほど、裏面42側の部分を撮像し、大きい番号の画素71ほど、表面41側の部分を撮像する。なお、小さい番号の画素71ほど表面41側の部分を撮像するようにしてもよい。このように、撮像部70は、ウェハ40の端部45の回転軸14方向に沿って延びた領域の画像を取得する。撮像部70は、取得した画像の情報を制御部30のカメラ制御部32に出力する。なお、撮像部70は、2次元に並んだ複数の画素を含む2次元CMOSカメラでもよい。2次元に並んだ複数の画素は、端部45を、回転軸14の方向及び周方向を辺とした領域ごとに撮像する。

Claims (11)

  1. ウェハの端部に形成されたノッチの内面であって、前記ウェハの周縁に沿った方向において前記ウェハの側面に挟まれた前記内面を照明した照明光が、前記内面によって反射された反射光を用いて前記ウェハの位置決めを行う、
    アライメント方法。
  2. 前記内面によって前記反射光が線状に集光された線状像の画像を撮像した前記端部の位置に基づいて、前記ウェハを回転させることにより、前記ウェハの位置決めを行う、
    請求項1に記載のアライメント方法。
  3. 回転軸を有するテーブル上に前記ウェハを支持し、
    前記回転軸を中心に前記テーブルを回転させ、
    前記端部を前記照明光で照明し、
    前記照明光が前記端部によって反射した前記反射光を対物レンズで集光し、
    前記対物レンズにより集光した前記反射光を検出することによって前記端部の画像を撮像し、
    オートフォーカス光学系により、前記画像の焦点が合う前記対物レンズの位置であって、前記対物レンズの光軸方向における位置を導き、
    前記オートフォーカス光学系が導いた前記位置に前記対物レンズを移動させ、
    前記画像のデータに、所定の付加データを付加し、
    前記ウェハを一回転させたときの前記光軸方向における前記対物レンズの位置に基づいて、前記回転軸と前記ウェハとの偏芯量を算出し、
    前記偏芯量に基づいて前記テーブルを移動させることにより、前記ウェハの位置決めを行う、
    請求項1または2に記載のアライメント方法。
  4. 前記付加データを、
    前記画像を撮像したときの前記ノッチの位置、前記画像を撮像したときの前記端部の位置、及び、前記光軸方向における前記対物レンズの位置を含むようにする、
    請求項3に記載のアライメント方法。
  5. 一方向に並んだ複数の画素によって、前記端部を前記回転軸の方向に沿って撮像する、
    請求項3または4に記載のアライメント方法。
  6. ウェハの端部に形成されたノッチの内面であって、前記ウェハの周縁に沿った方向において前記ウェハの側面に挟まれた前記内面を照明した照明光が、前記内面によって反射された反射光を用いて前記ウェハの位置決めを行う、
    アライメント装置。
  7. 前記内面によって前記反射光が線状に集光された線状像の画像を撮像した前記端部の位置に基づいて、前記ウェハを回転させることにより、前記ウェハの位置決めを行う、
    請求項6に記載のアライメント装置。
  8. 回転軸を有し、前記ウェハを支持するテーブルと、
    前記回転軸を中心に前記テーブルを回転させる第1駆動部と、
    前記ウェハの端部を照明する前記照明光を生成する光源と、
    前記照明光が前記端部によって反射した前記反射光を集光する対物レンズと、
    前記対物レンズを前記対物レンズの光軸方向に移動させる第2駆動部と、
    前記対物レンズにより集光した前記反射光を検出することによって前記端部の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部において前記画像の焦点が合う前記光軸方向における前記対物レンズの位置を導くオートフォーカス光学系と、
    前記テーブルを移動させる移動手段と、
    前記第1駆動部及び前記第2駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記オートフォーカス光学系が導いた前記位置に前記対物レンズを移動させ、
    前記画像のデータに、所定の付加データを付加させ、
    前記ウェハを一回転させたときの前記光軸方向における前記対物レンズの位置に基づいて、前記回転軸と前記ウェハとの偏芯量を算出し、
    前記偏芯量に基づいて前記テーブルを移動させることにより、前記ウェハの位置決めを行う、
    請求項6または7に記載のアライメント装置。
  9. 前記付加データは、
    前記画像を撮像したときの前記ノッチの位置、前記画像を撮像したときの前記端部の位置、及び、前記光軸方向における前記対物レンズの位置を含む、
    請求項8に記載のアライメント装置。
  10. 前記撮像部は、一方向に並んだ複数の画素を含み、
    前記複数の画素は、前記端部を前記回転軸の方向に沿って撮像する、
    請求項8または9に記載のアライメント装置。
  11. 前記撮像部は、2次元に並んだ複数の画素を含む2次元COMSカメラであり、
    前記複数の画素は、前記端部を、回転軸の方向及び周方向を辺とした領域ごとに撮像する、
    請求項8または9に記載のアライメント装置。
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