JP2000164680A - ウェハ位置調整装置 - Google Patents

ウェハ位置調整装置

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JP2000164680A
JP2000164680A JP26876799A JP26876799A JP2000164680A JP 2000164680 A JP2000164680 A JP 2000164680A JP 26876799 A JP26876799 A JP 26876799A JP 26876799 A JP26876799 A JP 26876799A JP 2000164680 A JP2000164680 A JP 2000164680A
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Japan
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wafer
light
objective lens
light receiving
stage
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JP26876799A
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English (en)
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Yasutada Miura
靖忠 三浦
Shunsuke Kurata
俊輔 倉田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非接触でウェハ中心を検出できるとともに、小
型で製造コストを低減できるウェハ位置調整装置を提供
する。 【解決手段】ウェハ位置調整装置は、光ビームを対物レ
ンズ41を介して対象物に投光し対象物から戻ってくる
光ビームに基づいて前記対象物に対する焦点合わせを行
うオートフォーカスユニット42を有するウェハ検査用
の顕微鏡に備えられる。本装置では、テーブル1に載置
されたウェハ2と前記対物レンズ41との相対的な位置
関係を変化させながら、前記対物レンズ41からの光ビ
ームの光量変化を検知することにより、前記ウェハ2の
周縁部の4点の位置が求められ、求められた前記ウェハ
2の周縁部の4点の位置に基づいてウェハ2の中心位置
が算出される。そして、算出された前記中心位置に基づ
いて前記ウェハ2が位置調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハの位
置検出を行うウェハ位置調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体ウェハの欠陥などを検査
するウェハ検査装置は、ウェハ検査をする前に検査用保
持テーブルに供給されたウェハについて、ウェハ中心の
位置合わせを行なうようにしている。
【0003】しかして、従来、この種のウェハ検査装置
としては、保持テーブルに載置されたウェハに対してピ
ン等の芯出し手段でウェハ周縁部を押しながら、もしく
はチャック手段でウェハ周縁部を押さえながら、ウェハ
を保持テーブルの回転中心方向に移動させ、ウェハ中心
を保持テーブルの回転中心に一致させたのち、該ウェハ
を回転させるとともに、回転するウェハの周縁部が光軸
を横切るように設けられる投光部、受光部からなる光電
センサからの出力によりウェハのオリエンテーションフ
ラットあるいはノッチを検出し、検出されたオリエンテ
ーションフラットあるいはノッチが所定の位置に配置さ
れるように位置決めするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うにウェハの周縁部に接触する芯出し手段やチャック手
段を用いると、ウェハへの衝撃やウェハと保持テーブル
との擦れ等により、ウェハが傷ついたり汚れたりするお
それがある。また、ウェハ周縁部が光軸を横切るように
設けられる投光部、受光部としての光電センサは、ウェ
ハのオリエンテーションフラットあるいはノッチを検出
するための専用の構成として用意されるため、装置の構
成が複雑になるとともに、コスト面でも高価なものにな
ってしまう。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、非接触でウェハ中心を検出できるとともに、小型で
製造コストを低減できるウェハ位置調整装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のウェハ位置調整装置は以下の
如く構成されている。 (1)本発明のウェハ位置調整装置は、光ビームを対物
レンズを介して対象物に投光し、対象物から戻ってくる
光ビームに基づいて前記対象物に対する焦点合わせを行
う合焦手段を有するウェハ検査用の光学機器に備えられ
るウェハ位置調整装置において、ウェハを載置するため
のテーブルと、前記ウェハと前記対物レンズとの相対的
な位置関係を変化させる移動手段と、前記対物レンズか
らの光ビームの光量変化を検知する手段と、前記移動手
段の動作中における前記検知手段の検知結果に基づいて
前記ウェハの周縁部の少なくともオリエンテーションフ
ラットまたはノッチが含まれない3点のエッジ位置を求
め、これらに基づいてウェハの中心位置を算出する手段
と、前記算出手段により算出された前記中心位置に基づ
いて前記ウェハを位置調整する手段とを具備している。
【0007】(2)本発明のウェハ位置調整装置は、上
記(1)に記載の装置であり、かつ前記光学機器は顕微
鏡であり、前記合焦手段はオートフォーカスユニットで
ある。
【0008】(3)本発明のウェハ位置調整装置は、上
記(1)に記載の装置であり、かつ前記検知手段は、前
記対物レンズからの光ビームを受光するための少なくと
も4つの受光部を有する。
【0009】(4)本発明のウェハ位置調整装置は、上
記(3)に記載の装置であり、かつ前記少なくとも3つ
の受光部の各々は、前記ウェハに対して前記対物レンズ
とは異なる側に設置され、且つ、前記ウェハの周縁部に
対して接触しない程度に接近した位置に設置される。
【0010】(5)本発明のウェハ位置調整装置は、上
記(1)に記載の装置であり、かつ前記検知手段は、前
記ウェハからの反射光ビームを受光するための受光部を
前記合焦手段の中に有する。
【0011】上記手段を講じた結果、それぞれ以下のよ
うな作用を奏する。 (1)本発明のウェハ位置調整装置によれば、前記ウェ
ハとその合焦手段の対物レンズとの相対的な位置関係を
変化させながら、前記対物レンズからの光ビームの光量
変化を検知しているので、ウェハを全く触れない非接触
の状態で、ウェハの周縁部の少なくともオリエンテーシ
ョンフラットまたはノッチが含まれない3点のエッジ位
置を求め、ウェハの中心位置を算出し、ウェハを位置調
整することができる。また、光ビームを対物レンズを介
して対象物に投光し、対象物から戻ってくる光ビームに
基づいて前記対象物に対する焦点合わせを行う合焦手段
を利用しているので、ウェハ位置調整用の光ビームを得
るための新たな構成要素を追加する必要がない。
【0012】(2)本発明のウェハ位置調整装置によれ
ば、オートフォーカスユニットを備えた顕微鏡に適用す
ることが可能である。
【0013】(3)本発明のウェハ位置調整装置によれ
ば、前記対物レンズからの光ビームを受光するための少
なくとも4つの受光部を有しているので、光ビームの光
量変化を高精度に検出でき、ウェハのエッジ位置を正確
に求めることができる。
【0014】(4)本発明のウェハ位置調整装置によれ
ば、前記少なくとも4つの受光部の各々を、前記ウェハ
に対して前記対物レンズとは異なる側に設置し、且つ、
前記ウェハの周縁部に対して接触しない程度に接近した
位置に設置しているので、上記(3)の作用に加え、ウ
ェハのエッジから回り込む光による影響を防止すること
ができる。
【0015】(5)本発明のウェハ位置調整装置によれ
ば、前記合焦手段の中に設けられた受光部を利用してい
るので、前記検知手段の受光部として、新たな構成要素
を追加する必要がない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1、図2は、本発
明が適用されるウェハ位置調整装置の概略構成を示すも
ので、図1は、側面図、図2は、平面図である。この場
合のウェハ位置調整装置は、レーザ光を用いてウェハ面
に対して自動焦点合わせを行なうオートフォーカス(A
F)ユニットを搭載した光学機器(ウェハ検査用顕微
鏡)に適用されるものである。すなわち、本実施の形態
では、ウェハ検査用顕微鏡にあらかじめ搭載されたAF
ユニットを、ウェハの位置検出に利用する。
【0018】図1において、1はウェハ2を保持する回
転テーブルである。この回転テーブル1は、XYステー
ジ3上に設けられ、このXYステージ3とともにXY方
向に移動可能となっている。
【0019】ウェハ2の表面に対向して、光電センサの
一部を構成する投光部4が配置されている。この投光部
4は、AFユニット42からのレーザ光を出射する顕微
鏡側の対物レンズ41を備えており、この対物レンズ4
1から出射されるレーザ光をウェハ2の表面にスポット
状に投光するようになっている。本実施の形態では、対
物レンズ41は、ウェハ2の表面から離れた所定の位置
に固定されているものとする。
【0020】本実施の形態で使用されるウェハ検査用顕
微鏡本体には、対物レンズ41及び落射照明用投光管1
17を有する投光部4、AFユニット42、鏡筒118
などが備えられている。
【0021】AFユニット42内の半導体レーザ101
から出射されたレーザビームは、コリメートレンズ10
2により平行光となり、偏向ビームスプリッタ103で
反射され、1/4波長板104を透過した後、ダイクロ
イックミラー105に反射され、対物レンズ41を介し
て出射される。
【0022】また、対物レンズ41に入射されてくる反
射光は、再びダイクロイックミラー105、1/4波長
板104を経由して、偏向ビームスプリッタ103およ
び結像レンズ108を通過し、ビームスプリッタ109
により二方向に振り分けられる。振り分けられた一方の
光線は結像レンズ108の集光点Pより距離Lだけ後方
に配置された第1の絞り110を介して第1の受光素子
111に照射される。また、他方の光線は結像レンズ1
04の集光点Qより距離Lだけ前方に配置された第2の
絞り112を介して第2の受光素子113に照射され
る。
【0023】第1の受光素子111および第2の受光素
子113は、それぞれ受光した光量に対応した電気信号
を生成して信号処理系114へ送出する。信号処理系1
14は、入力した各信号に対して所定の演算を行い、目
標値と実値との誤差を示す信号を発生する。この信号は
図示しない駆動系へ送られるようになっている。
【0024】一方、XYステージ3に保持されているウ
ェハ2近傍のXYステージ3上には、上述した投光部4
とともにレーザ光を検知する検知手段として透過型の受
光素子5、ここでは、4個の光電センサが配置されてい
る。なお、受光部5は、ウェハ2に接触しない程度の間
隔を持たせていることが望ましく、特に、2〜3mmの
間隔が好ましい。このようにすることで、ウェハ2と受
光部5とは接触せず、かつウェハ2のエッジから回り込
む光による影響を防止することができる。
【0025】これら受光部5は、集光レンズ51とフォ
トダイオード52を有するもので、対物レンズ41から
のレーザ光を集光レンズ51により集光して、フォトダ
イオード52で受光し、この時の受光量に応じた電気信
号をセンサ信号として出力するものである。
【0026】また、受光部5は、回転テーブル1のほぼ
中心にウェハ2の中心がある場合に、図2に示すように
XYステージ3のX軸方向に並ぶ2つの受光部5を結ぶ
直線が同XYステージ3のX軸と平行に位置するように
配置されるとともに、Y軸方向に並ぶ2つの受光部5を
結ぶ直線が同XYステージ3のY軸と平行に位置するよ
うに配置され、また、この状態で、各受光部5は、それ
ぞれの受光面の同一面積がウェハ2周縁部により遮られ
るようになっている。
【0027】そして受光部5のフォトダイオード52に
は、OPアンプ回路6を介してシュミットトリガ回路7
が接続されている。このシュミットトリガ回路7は、受
光部5の出力の立上がりおよび立下がりに応じて波形整
形されたパルス信号を出力するようになっている。
【0028】シュミットトリガ回路7には、ラッチ回路
8が接続されており、このラッチ回路8には、さらにカ
ウンタ回路9を介してロータリーエンコーダ10が接続
されている。
【0029】ここで、ロータリーエンコーダ10は、X
Yステージ3の図示しないX軸駆動モータ軸に取り付け
られ、XYステージ3のX軸方向のステージ位置を検出
するものである。カウンタ回路9は、ロータリーエンコ
ーダ10により検出されるX軸方向のステージ位置に応
じたカウント値を出力するものである。そして、ラッチ
回路8は、シュミットトリガ回路7で波形整形された受
光部5の出力の立ち下がりや立ち上がりのタイミングで
カウンタ回路9のカウント値をラッチして記憶するもの
である。
【0030】演算回路11は、ラッチ回路8にて記憶さ
れたカウント値に基づいてウェハ2周縁部の4点を算出
し、これに基づいてウェハ2の中心位置を算出する。
【0031】制御部12は、演算回路11にて算出され
たウェハ中心座標に基づいて、ステージの駆動によりウ
ェハ2の位置調整を行う。
【0032】以上のように構成された実施の形態の動作
について説明する。
【0033】まず、ウェハ2は、図示しないウェハカセ
ットから搬送機または搬送ロボットによって取り出さ
れ、その後、外観検査などの顕微鏡観察を行なうため、
顕微鏡に搭載されたXYステージ3上の回転テーブル1
に載置される。
【0034】次いで、投光部4を構成する顕微鏡の対物
レンズ41の位置を固定したまま、ウェハ2を載置した
XYステージ3を移動させる。換言すれば、XYステー
ジ3を移動させることにより、対物レンズ41から出射
されるレーザビームをウェハ2に対して走査する。
【0035】具体的には、まず、ウェハ2に対する対物
レンズ41の相対位置が図2の左上に位置される受光部
5の近傍A1から右上に位置される受光部5の近傍A2
までX軸方向に移動するよう、XYステージ3を移動さ
せる。
【0036】この場合、AFユニット42から発せられ
たレーザ光は、対物レンズ41を通ってウェハ2に対し
垂直方向の光となって照射されている。ここで、対物レ
ンズ41が図2の左上に位置される受光部5の近傍A1
にある時は、レーザ光は、受光部5のフォトダイオード
52に達しておらず、図3(a)に示すようにフォトダ
イオード52からのセンサ信号は、Lレベルとなってい
る。
【0037】そして、対物レンズ41が受光部5上に達
し、レーザ光が、受光部5のフォトダイオード52に達
すると、図3(a)のB1に示すようにフォトダイオー
ド52のセンサ信号は、Hレベルに変化され、その後、
レーザ光が、ウェハ2周縁部で遮られるようになると、
フォトダイオード52のセンサ信号は、再びLレベルに
変化される。この場合、図中のB1における矢印で示さ
れるエッジでウェハ2周縁部の位置が検出されることに
なる。
【0038】さらに、対物レンズ41が図2の右上に位
置される受光部5上に達し、レーザ光がウェハ2周縁部
で遮られることがなくなり、受光部5のフォトダイオー
ド52にレーザ光が達し、図3(a)のB2に示すよう
にフォトダイオード52のセンサ信号は、再びHレベル
に変化され、その後、レーザ光が、受光部5上から外
れ、受光部5の近傍A2まで達すると、フォトダイオー
ド52のセンサ信号は、再びLレベルに変化される。こ
の場合、図中のB2における矢印で示されるエッジでウ
ェハ2周縁部の位置が検出されることになる。
【0039】そして、このようなXYステージ3の移動
にともなう図3(a)に示すセンサ信号の変化から、図
中B1のHレベルの始めの立下がりと、図中B2のHレ
ベルの立上がりの信号を使って、カウンタ回路9のカウ
ント値をラッチ回路8でラッチする。つまり、レーザ光
がウェハ2周縁部で遮られた時のロータリーエンコーダ
10により検出されるステージ位置に応じたカウント値
と、レーザ光がウェハ2周縁部で遮られなくなる時のロ
ータリーエンコーダ10により検出されるステージ位置
に応じたカウント値をラッチ回路8に記憶する。
【0040】次に、ウェハ2に対する対物レンズ41の
相対位置が図2の右下に位置される受光部5の近傍A3
までY軸方向に移動し、次いで、図2の左下に位置され
る受光部5の近傍A4までX軸方向に移動するよう、X
Yステージ3を移動させる。
【0041】この場合のフォトダイオード52のセンサ
信号も、上述したのと同様にして、図3(b)のB3と
B4でHレベルとなり、この時も、センサ信号の変化か
ら、図中B3のHレベルの始めの立下がりと、図中B4
のHレベルの立上がりの信号を使って、カウンタ回路9
のカウント値をラッチ回路8でラッチする。つまり、こ
の場合も、レーザ光が、ウェハ2周縁部で遮られた時の
ロータリーエンコーダ10により検出されるステージ位
置に応じたカウント値と、レーザ光が、ウェハ2周縁部
で遮られなくなる時のロータリーエンコーダ10により
検出されるステージ位置に応じたカウント値をラッチ回
路8に記憶する。カウント値は演算回路11に送られる
ようになっている。
【0042】そして、このようにして求められたウェハ
2のエッジのX軸方向の位置座標に対して、それぞれの
Y軸の座標は既知なので、レーザ光を遮ったウェハ2の
エッジのXY座標が4点得られる。
【0043】次に、これら4点のXY座標のデータから
ウェハ2の中心位置を求めるには、4点のXY座標のデ
ータからオリエンテーションフラットまたはノッチが含
まれない任意の3点分のデータを選び、これら3点の座
標値を円の方程式に代入することによりウェハ2の中心
座標を求めることができる。
【0044】ここで、4点のXY座標データに、オリエ
ンテーションフラットまたはノッチの影響が含まれてい
なければ、ウェハ中心座標は任意の3点を選んだ4通り
の中心座標がすべて同じになるので、どのウェハ中心座
標を用いてもよい。しかし、4点のXY座標データのい
ずれかにオリエンテーションフラットまたはノッチの影
響が含まれていれば、4通りのウェハ中心座標の内、3
通りがオリエンテーションフラットまたはノッチによる
偽りのウェハ中心座標となる。この場合は、オリエンテ
ーションフラットまたはノッチを含むXY座標データを
検出し、このXY座標データを除く3点のXY座標デー
タからウェハ2の中心座標を求める。
【0045】このように、第1の実施の形態では、レー
ザ光をウェハ2面に投光させる投光部4とウェハ2を介
して透過されるレーザ光の光量変化を受光する4個の受
光部5を設け、XYステージ3によるウェハ2の移動に
ともない各受光部5で受光されるレーザ光の光量の変化
からウェハ周縁部の4点のエッジを検出してウェハの中
心位置を求めるようにしているので、ウェハに全く触れ
ない非接触の状態でウェハ中心を検出でき、ウェハ面に
傷を付けたり、汚したりすることなく、ウェハ中心の位
置合わせを行うことができる。
【0046】また、投光部4としてAFユニットのレー
ザ光を利用し、レーザ光を得るための新たな構成要素を
追加していないので、構成を簡単にでき、装置を小型化
できるとともに、製造コストを低減することができる。
【0047】さらに、4つの受光部5で検出されたウェ
ハのエッジの位置データのうち、オリエンテーションフ
ラットまたはノッチの影響のない位置データに基づいて
ウェハ中心位置を求めているので、ウェハ中心を正確に
求めることができる。
【0048】さらに、投光部4と受光部5からなる透過
型の光電センサを用いることによりウェハ表面の状態に
依存することなくウェハエッジを検出することができ
る。
【0049】さらに、投光部4と受光部5を分離したこ
とで、このような光電センサに邪魔されず、しかもウェ
ハ2の観察できない領域を作ることなく、ウェハ位置検
出装置を、AFユニット42を有するウェハ検査用顕微
鏡などの光学機器のXYステージ3上に搭載することが
できる。
【0050】なお、第1の実施の形態では、光電センサ
をウェハ2の位置検出のみに用いたが、4個のうちいず
れか1つの光電センサ(受光部5)を使って、オリエン
テーションフラットまたはノッチを検出することも可能
である。この場合、上述した中心位置の検出が行われた
状態で、投光部4に対していずれかに光電センサ(受光
部5)を対応させ、ウェハ2を回転動作させる。この場
合、ノッチ部201やオリエンテーションフラット20
2の形状は、規格で定められている。そして、受光部5
のフォトダイオード52より出力されるウェハ2のノッ
チ部201に対応するセンサ信号を考えると、対物レン
ズ41からのレーザ光のスポットに対しウェハ2周縁部
が一部掛る部分では、Lレベルで一定に保たれるが、ノ
ッチ部201によりウェハ2周縁から外れる瞬間から増
大(Hレベル)する。このことから、フォトダイオード
52のセンサ信号が最大(Hレベル)になるウェハ2周
縁部を探すことで、ノッチ部201の位置を検出するこ
ともできる。この場合、オリエンテーションフラットま
たはノッチを検出するための専用の投光部を用意しても
よい。
【0051】また、受光部5を構成する集光レンズ51
の径の大きさは、XYステージ3に搭載された回転テー
ブル1にウェハ2を搭載する際の受け渡しの安全性など
を考慮して、多少大きい方が望ましい。
【0052】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態の概略構成を示す斜視図である。
【0053】この場合、22はXYステージで、このX
Yステージ22は、X軸方向に移動可能なXステージ2
4とY軸方向に移動可能なYステージ23とを重ね合わ
せた構造であり、これらステージ24、23には、それ
ぞれXパルスモータ25及びYパルスモータ26が接続
されている。これらXパルスモータ25及びYパルスモ
ータ26は、ボールネジによってXステージ24および
Yステージ23をそれぞれ直交する方向に駆動するよう
に構成されており、基準位置に対するXステージ24及
びYステージ23の移動量(パルス数など)を把握でき
るようになっている。これら移動量は演算回路38に送
られる。
【0054】また、Xステージ24には、回転テーブル
27が設けられている。この回転テーブル27上にはウ
ェハ21が載置され、ノッチの位置が合わせられるよう
になっている。
【0055】AFユニット40は、レーザ光源としての
半導体レーザ33から出射された光をPBS30で反射
し、結像レンズ29、DM28より対物レンズ36を介
してウェハ21面に集光させ、このウェハ21より反射
した光を、上述した経路を逆に進めて、結像レンズ31
を介して2分割PD32上に結像させるようになってい
る。
【0056】XYステージ22には、図5に示すように
演算回路38が接続されている。この演算回路38は、
AFユニット40の2分割PD(フォトダイオード)3
2の出力に基づいてウェハ21のエッジを検出するエッ
ジ検出回路39の出力と、Xパルスモータ25およびY
パルスモータ26から得られるXステージ24及びYス
テージ23の移動量とから、ウェハ21の中心位置を算
出する。
【0057】制御部37は、演算回路38にて算出され
たウェハ中心座標に基づいて、ステージの駆動によりウ
ェハ21の位置調整を行う。
【0058】次に、このように構成した実施の形態の動
作を説明する。
【0059】この場合も、第1の実施の形態で述べたの
と同様にAFユニット40の対物レンズ36からのレー
ザ光に対してXステージ24及びYステージ23をXY
軸方向にそれぞれ独立して動作することにより、図6に
示すようにC1、C2、C3、C4の順にウェハ21に
対する対物レンズ41の相対位置が移動するようにす
る。
【0060】そして、このうちC1からC2までの移動
にともなうウェハ21面からの反射光の立上がり点D1
と立下がり点D2およびC3からC4までの移動にとも
なうウェハ21面からの反射光の立上がり点D3と立下
がり点D4が、それぞれ2分割PD32の出力よりエッ
ジ検出回路39で検出され、ウェハ21のエッジD1〜
D4の座標データが求められる。この場合、これらの各
エッジD1〜D4の座標データは、ウェハ21に対する
対物レンズ41の相対位置をC1、C2、C3、C4の
順に移動させるXステージ24及びYステージ23のそ
れぞれのXパルスモータ25、Yパルスモータ26の駆
動パルスの1パルス当たりの移動量に基づいて求められ
る。
【0061】ここで、求められた座標がそれぞれD1
(a,1)、D2(b,1)、D3(c,−1)、D4
(d,−1)であったとすると、これら座標データは、
演算回路38に送られ、ウェハ21の中心を求めるため
の演算が行なわれる。
【0062】なお、以下の演算では、点D1〜D4にオ
リエンテーションフラットまたはノッチが掛かっていな
い場合を想定している。
【0063】いま、ウェハ21の周縁の方程式は、
【0064】
【数1】
【0065】で表される。ここで、ウェハ21のエッジ
D1〜D4の座標は、上式のウェハ21の周縁の方程式
を満足するので、それぞれ上式に代入すると、
【0066】
【数2】
【0067】となり、これら連立方程式を解くと、
【0068】
【数3】
【0069】となる。
【0070】従って、図5に示すようにウェハ21がX
Yステージ22の回転テーブル27上に搬送手段または
手置きにより載置された時のウェハ21の中心位置を
0′(x′,y′)とすると、回転テーブル27の回転
中心軸49と観察測定軸48とが一致した時の図示破線
で示すウェハ21の中心0(0,0)との差、すなわち
理想的な位置からのウェハ21の中心位置のずれ量は、
【0071】
【数4】
【0072】で表すことができる。
【0073】この場合、ウェハ21のノッチがウェハ2
1のエッジD1〜D4のいずれかに重なり、この状態が
検出されることがあっても、ノッチ以外を検出した残り
3点により、上述したと同様にウェハ21の中心位置の
ずれ量を算出することができる。
【0074】なお、上述では、光電センサをウェハ21
の中心位置のずれ量検出に用いている例で述べたが、ノ
ッチ位置を検出することに適用することも可能である。
この場合、ウェハ21の中心位置の補正が行われた状態
で、回転テーブル27を回転動作させる。
【0075】ところで、通常ウェハ21の図7に示すノ
ッチ部211の形状は規格で定めらている。そして、A
Fユニット40の2分割PD32で得られるウェハ21
のノッチ部211に対応する出力を考えると、ウェハ2
1で反射される光量は、ノッチ部211によりウェハ2
1周縁から外れる瞬間からゼロになる。このことから、
AFユニット40によるウェハ21周縁部での合焦動作
により周縁部でのエッジ信号を捕らえながら、周縁部か
らの反射光がゼロになる場所を探すことで、ノッチ部2
11の位置を検出できることもできる。
【0076】つまり、具体的には、回転テーブル27の
駆動用パルスモータへ出力される駆動パルスの1パルス
の移動量は既知なので、図7に示す位置1LL,1L,
1C,1R,1RRに対応した1h,1g,1f,1
e,1dのレーザ光から得られるエッジ信号の状態から
ノッチ部211の位置を検出できることになる。
【0077】従って、このようにしても、第1の実施の
形態と同様な効果が期待でき、さらには、ウェハ21面
での反射光量を検知する検知手段は、AFユニット40
の2分割PD32を用い、この2分割PD32を共用し
てウェハ21面での反射光を受光しているので、つま
り、検知手段を1個で構成できるので、さらに構成を簡
単にでき、装置を小型化できるとともに、製造コストを
低減することができる。
【0078】また、第1の実施の形態と比べると、受光
部をXYステージ側に設ける構成を取っていないので、
スペースを有効活用することもできる。
【0079】また、図5の構成では、XYステージ22
及びパスルモータ25(26)を回転テーブル27側に
設けることにより、AFユニット40を固定させた状態
でXYステージ22(及びウェハ21)を移動させるよ
うにしたが、代わりに図8に示すように、XYステージ
22′及びパスルモータ25′(26′)をAFユニッ
ト40側に設けることにより、ウェハ21を固定させた
状態でAFユニット40を移動させるようにしてもよ
い。また、X軸ステージ,Y軸ステージをそれぞれ、回
転テーブル27側とAFユニット40側とに別々に分け
て設けるようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、合焦
手段のレーザ光をウェハ面に投光し、ウェハ面によるレ
ーザ光の光量変化を検知しつつ、ウェハ移動手段を制御
してウェハを直交する2方向に、該ウェハを移動させ、
ウェハ周縁部の少なくともオリエンテーションフラット
またはノッチを含まない3点のエッジを検知し、これら
エッジを基にウェハをウェハ移動手段で位置合わせでき
るので、ウェハを全く触れない非接触の状態でウェハの
中心を求めて位置合わせすることができる。
【0081】また、AFユニットのレーザ光を利用した
構成であるので、レーザ光を得るための新たな構成要素
を省略することができる。
【0082】さらに、ウェハ面からのレーザ光の光量を
1個の検知手段で検知できるので、さらに構成を簡単に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】第1の実施の形態の動作を説明するための図。
【図3】第1の実施の形態の動作を説明するための図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図5】第2の実施の形態の概略構成を示す図。
【図6】第2の実施の形態の動作を説明するための図。
【図7】第2の実施の形態の動作を説明するための図。
【図8】図5に示す構成の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…回転テーブル 2…ウェハ 3…XYステージ 4…投光部 5…受光部 51…集光レンズ 52…フォトダイオード 6…OPアンプ回路 7…シュミットトリガ回路 8…ラッチ回路 9…カウンタ回路 10…ロータリーエンコーダ 201…ノッチ部 21…ウェハ 211…ノッチ部 22…XYステージ 23…Yステージ 24…Xステージ 25…Xパルスモータ 26…Yパルスモータ 27…回転ステージ 28…DM 29…結像レンズ 30…PSB 31…結像レンズ 32…2分割PD 33…半導体レーザ 36…対物レンズ 38…演算回路 39…エッジ検出回路 40…AFユニット 41…対物レンズ 48…観察側定軸 49…回転中心軸 101…半導体レーザ 102…コリメートレンズ 103…偏向ビームスプリッタ 104…1/4波長板 105…ダイクロイックミラー 108…結像レンズ 109…ビームスプリッタ 110…第1の絞り 111…第1の受光素子 112…第2の絞り 113…第2の受光素子 114…信号処理系 117…落射照明用投光管 118…鏡筒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを対物レンズを介して対象物に
    投光し、対象物から戻ってくる光ビームに基づいて前記
    対象物に対する焦点合わせを行う合焦手段を有するウェ
    ハ検査用の光学機器に備えられるウェハ位置調整装置に
    おいて、 ウェハを載置するためのテーブルと、 前記ウェハと前記対物レンズとの相対的な位置関係を変
    化させる移動手段と、 前記対物レンズからの光ビームの光量変化を検知する手
    段と、 前記移動手段の動作中における前記検知手段の検知結果
    に基づいて前記ウェハの周縁部の少なくともオリエンテ
    ーションフラットまたはノッチが含まれない3点のエッ
    ジ位置を求め、これらに基づいてウェハの中心位置を算
    出する手段と、 前記算出手段により算出された前記中心位置に基づいて
    前記ウェハを位置調整する手段とを具備したことを特徴
    とするウェハ位置調整装置。
  2. 【請求項2】 前記光学機器は顕微鏡であり、前記合焦
    手段はオートフォーカスユニットであることを特徴とす
    る請求項1記載のウェハ位置調整装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記対物レンズからの
    光ビームを受光するための少なくとも4つの受光部を有
    することを特徴とする請求項1記載のウェハ位置調整装
    置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも4つの受光部の各々は、
    前記ウェハに対して前記対物レンズとは異なる側に設置
    され、且つ、前記ウェハの周縁部に対して接触しない程
    度に接近した位置に設置されることを特徴とする請求項
    3記載のウェハ位置調整装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、前記ウェハからの反射
    光ビームを受光するための受光部を前記合焦手段の中に
    有することを特徴とする請求項1記載のウェハ位置調整
    装置。
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