JPH06224101A - 二重焦点レンズ及び位置合せ装置 - Google Patents

二重焦点レンズ及び位置合せ装置

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JPH06224101A
JPH06224101A JP5010935A JP1093593A JPH06224101A JP H06224101 A JPH06224101 A JP H06224101A JP 5010935 A JP5010935 A JP 5010935A JP 1093593 A JP1093593 A JP 1093593A JP H06224101 A JPH06224101 A JP H06224101A
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JP
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lens
alignment
wafer
optical axis
bifocal
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JP5010935A
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Makio Fukita
牧夫 吹田
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Fujitsu Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のキャップ間隔に対しても、マスク/ウ
エハ上の位置合せマーク像を同時に取り込める対物レン
ズ及び位置合せ装置を提供する。 【構成】 同心円状に焦点距離の異なるレンズを形成し
た二重焦点レンズにおいて、第1の焦点距離を有する第
1のレンズと、略円環形状を有し、光軸を一致させて環
内に前記第1のレンズが緩挿され、第2の焦点距離を有
する第2のレンズと、第1又は第2のレンズの少なくと
も一方を各レンズの共通する光軸方向に駆動する駆動手
段と、を備える。また、合焦手段は第1及び第2の位置
合せマーク上に第1のレンズまたは第2のレンズを排他
的に合焦させ、撮像手段により第1及び第2の位置合せ
マークの像を同時に撮像し、制御手段により撮像データ
に基づき各位置合せマークのずれ量、方向を検出し駆動
制御信号を出力し、駆動制御信号に基づき駆動手段は第
1、第2の位置合せ対象物の位置合せを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体露光装置の位置合
せに用いられる二重焦点レンズ及びこの二重焦点レンズ
を用いた位置合せ装置に関する。
【0002】半導体露光方法としてプロキシミティ露光
法が従来より知られている。このプロキシミティ露光法
は露光用の等倍マスクとレジストを塗布したウェハとを
微小間隔(数10μm)を隔てて平行になるように設置
し、露光照明光を等倍マスク側から照射する露光方法で
ある。
【0003】近年の半導体装置の微細化に伴い、露光照
明光としてX線等を用いることが行なわれており、プロ
キシミティ露光法における等倍マスクとウェハとのより
正確な位置合せ技術が望まれている。
【0004】
【従来の技術】半導体露光装置の位置合せ手法は、種々
の方法が提案され実用化されている。顕微鏡を用いて位
置合せマークの像をCCD等の撮像素子上に結像させ、
画像処理の手法を用いて位置合せマーク位置を検出する
手法もその一つである。
【0005】この手法は、照明光として白色インコヒー
レント光を用いることが可能なため、位置合せマーク像
が位置合せマーク及びその上面のレジストの位相的性質
の影響を受けることがない点で優れている。
【0006】また、これに対して、レーザ光等のコヒー
レント光を用いた他の位置合せ手法では、レジスト表面
と位置合せマーク記録位置の差が照明光波長の2分の1
近傍の値を採るときには、レジスト表面からの反射光と
位置合せマーク記録位置からの反射光が干渉し、位置合
せマークの像の強度が極度に弱くなるという課題があ
る。また、レジストは通常スピンコート法で塗布される
ため、位置合せマーク上面でのレジストプロファイルが
粘性流体の特徴的な性質により非対称に歪むこととな
る。これにより、コヒーレント光を照射すると、レジス
ト表面と位置合せマーク表面で多重反射した光が互いに
干渉するため、位置合せマーク像も非対称に歪むことに
なるため、位置合せ誤差の原因となる。
【0007】上述した問題点は、露光照明光として白色
インコヒーレント光を用いることにより解決することが
できるため、先に述べた(位置合せ)マーク像結像型の
位置合せ手法が注目されている。
【0008】プロキシミティ露光法の位置合せは、マス
ク上の位置合せマーク位置と、ウェハ上の位置合せマー
ク位置の双方を検出しなければならないため、顕微鏡の
焦点をマスク上及びウェハ上の双方に合せる必要があ
る。しかしながら、マスクとウェハ間のギャップは上述
したように数10μmであり、一般に倍率40〜60倍
のものが用いられている顕微鏡対物レンズの焦点深度よ
りはるかに大きいため、両アラインメントマークを同時
に取込むことができない。
【0009】従って、焦点合せの最も簡単な方法は、顕
微鏡筒を機械的にマスク/ウェハに垂直な方向に移動さ
せ、双方に焦点を合せる方法であるが、顕微鏡筒の移動
前後でマスクあるいはウェハに平行に移動してしまう可
能性があり、位置合せ誤差が発生してしまうという問題
点があった。
【0010】上記問題点を解決する方法として、二重焦
点レンズを用いる方法がある。二重焦点レンズ1Pは、
図5に示すように、焦点距離の異なるレンズを同心円状
に形成したものであり、二つの焦点距離の差を物面1/
物面2(マスク/ウェハ)間のギャップと等しくすれ
ば、物面1(マスク)上の位置合せマークと物面2(ウ
ェハ)上の位置合せマークを同一像面に同時に結像させ
て位置合せを行なえることとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところでプロキシミテ
ィ露光法の場合、露光照明光はマスクパターンで回折去
れるため、その解像度はマスク/ウェハ間ギャップの大
きさに依存することとなる。すなわち、マスクパターン
が微細になるほど回折角は大きくなるため、より微細な
パターンをウェハ上に形成するためにはマスク/ウェハ
間ギャップを小さく設定する必要がある。従って、プロ
キシミティ露光法を行なうためには、露光すべきマスク
パターンに合わせてマスク/ウェハ間ギャップを設定す
る必要があり、設定可能なマスク/ウェハ間ギャップ数
10μm程度の範囲が必要となる。
【0012】このため、二重焦点レンズを用いる方法
は、二重レンズが一定のギャップに対してしか適用でき
ないため、汎用性がなくなってしまうという問題点があ
った。そこで、本発明の目的は、任意のキャップ間隔に
対しても、マスク上並びにウエハ上の位置合せマーク像
を同時に取り込む事が出来る対物レンズとそれを用いた
結像型の位置合せ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、同心円状に焦点距離の異なるレンズ
を形成した二重焦点レンズにおいて、第1の焦点距離を
有する第1のレンズと、略円環形状を有し、光軸を一致
させて環内に前記第1のレンズが緩挿されるとともに、
第2の焦点距離を有する第2のレンズと、前記第1のレ
ンズまたは前記第2のレンズの少なくとも一方を前記レ
ンズの共通する光軸方向に駆動する駆動手段と、を備え
て構成する。
【0014】また、第2の発明は、第1の位置合せ対象
物上の第1の位置合せマーク上及び第2の位置合せ対象
物上の第2の位置合せマーク上に前記第1のレンズまた
は前記第2のレンズを排他的に合焦させる合焦手段と、
前記合焦された前記第1の位置合せマークの像及び前記
第2の位置合せマークの像を同時に撮像し、撮像データ
を出力する撮像手段と、前記撮像データに基づいて前記
第1、第2の位置合せマークのずれ量、ずれ方向を検出
して駆動制御信号を出力する制御手段と、前記駆動制御
信号に基づいて前記第1、第2の位置合せ対象物の相対
的位置関係を変更し、位置合せを行なう駆動手段と、を
備えて構成する。
【0015】
【作用】第1の発明によれば、駆動手段は、第1のレン
ズまたは第2のレンズの少なくとも一方を前記レンズの
共通する光軸方向に駆動し、相対的に第1のレンズを第
2のレンズの環内で移動させる。
【0016】この結果、両レンズの焦点位置関係を容易
に変更することができる。また、第2の発明によれば、
合焦手段は、第1の位置合せ対象物上の第1の位置合せ
マーク上及び第2の位置合せ対象物上の第2の位置合せ
マーク上に第1のレンズまたは第2のレンズを排他的に
合焦させる。
【0017】これにより撮像手段は、合焦された第1の
位置合せマークの像及び第2の位置合せマークの像を同
時に撮像し、撮像データを制御手段に出力する。この結
果、制御手段は撮像データに基づいて第1、第2の位置
合せマークのずれ量、ずれ方向を検出して駆動制御信号
を駆動手段に出力して、第1、第2の位置合せ対象物の
相対的位置関係を変更させ位置合せを行なわせる。
【0018】従って、第1の位置合せマークと第2の位
置合せマークの光軸方向の相対的位置関係が変更されて
も、容易にそれぞれの位置合せマークに焦点を合せるこ
とができ、位置合せを確実に行なうことができる。
【0019】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。図1に二重焦点対物レンズの構成例を示す。
【0020】図1においては、二重焦点レンズ1を構成
する2枚のレンズのうち、外側レンズ2が可動レンズと
なり、内側レンズ3が固定レンズとなっており、外側レ
ンズ2の焦点はウェハ4上に合焦し、内側レンズ3の焦
点はマスク5上に合焦している。
【0021】図1の破線で示すようにウェハ4’の位置
にウェハが存在し、ウェハ4の場合と比較して、マスク
/ウェハ間ギャップが変化した場合には、レンズの前焦
点から物面までの距離(以下、物面距離という。)zと
後焦点から像面までの距離(以下、像面距離という。)
z’の関係式である次式、 z・z’=f2 (fは外側レンズの焦点距離) を満たすように外側レンズ2を移動(図中外側レンズ
2’で示す。)することによって、ウェハ4’上のパタ
ーンを同一像面6に結像させることができる。
【0022】この場合において、対物レンズの倍率m
は、 m=z’/z であるので、物面距離zと像面距離z’を変化させるこ
とにより倍率mも変化することを考慮する必要がある。
【0023】例えば、初期状態において、可動部である
外側レンズ2の倍率が40倍で像面距離z’=160m
mの場合、ウェハ4の位置(物面距離z)が10μm変
化した場合(ウェハ4’の位置)、外側レンズ2を合焦
させるためには外側レンズ2を9.7μm移動させた、
外側レンズ2’の位置に移動させる必要がある。この時
の倍率m’は39.995倍となる。
【0024】ここで位置合せの概要動作について説明す
る。位置合せを行なう場合には、マスク上の位置合せマ
ークとウェハ上の位置合せマークとの対物レンズの光軸
に垂直な投影面(仮想的な投影面)上の相対位置関係を
検出し、その差が零となるようにマスクを載置している
マスクステージあるいはウェハを載置しているウェハス
テージを移動させる。
【0025】上述したように倍率に誤差(誤差1/20
0)が含まれる場合、検出した相対位置の差が零となる
ようにいずれかのステージを移動させても、実際的な相
対位置は零とはならない。しかしながら、同様の操作を
数回繰返すことにより、実際的な相対位置の差も零に収
束してゆくこととなる。上述した程度の誤差(誤差1/
200)であれば、急激に収束することとなる。
【0026】ところで、上記機構を実際に構成する場
合、可動部として外側レンズをシリンダ状のガイドに格
納してスライドさせる機構とすれば、固定部である内側
レンズの光軸に垂直な方向へのずれ量をほとんど無くす
ことが可能である。
【0027】しかしながら、移動後の外側レンズの光軸
が内側レンズの光軸に対して傾斜する可能性があり、こ
れを解決するための構成を図2に示す。固定部である内
側レンズ3の光軸方向に固定された光源からの計測用光
線Lを可動部である外側レンズ2を通過させ、通過した
後の計測用光線LをミラーMを介して、光軸に対して垂
直な面上の同一円周上に均等に配置した少なくとも3個
のフォトセンサPSにより受光し、各フォトセンサPS
の出力信号(I1 、I2)に基づいて受光強度の差が無
くなるように可動部である外側レンズ2の傾きを制御
し、調整すればよい。なお、各フォトセンサPSの配置
位置は、理想的な位置に設置したレンズのレンズ面から
の距離が等しい位置であれば良い。
【0028】これにより、可動部である外側レンズ2の
光軸と固定部である内側レンズ3の光軸を一致させるこ
とができ、正確な位置合せを行なうことができる。次に
より具体的な実施例を図3を参照して説明する。
【0029】位置合せ装置10は、固定部である内側レ
ンズ11を備えており、この内側レンズ11はガイド筒
28に固定された状態で支持部29により顕微鏡筒16
に固定されている。
【0030】可動部である外側レンズ12は、支持部1
3を介して板バネ14により顕微鏡筒16に保持されて
いる。支持部13にはピエゾアクチュエータ15が取付
けられており、ピエゾアクチュエータ15が支持部13
を押圧することにウェハ26側にガイド筒28に沿って
移動し、板バネ14の弾性により光源側の基準位置に復
帰する。この外側レンズ12の必要可動範囲は上述した
とおり10μmであり、ピエゾアクチュエータ15の可
動範囲となっている。
【0031】また、図示していないがピエゾアクチュエ
ータ15は、外側レンズ12の傾斜補正(姿勢制御)の
ため、少なくとも3個は設ける必要がある。この傾斜補
正に用いる傾斜補正光は、外側レンズ12を透過後、ハ
ーフミラー17により反射され、スリット18を介し
て、フォトセンサ19により受光されて、その光強度に
応じた出力はコントローラ24により補正制御データと
して演算され、ピエゾアクチュエータ15が駆動され
て、全てのフォトセンサ19の出力が等しくなるように
傾斜補正が行なわれることとなる。この場合において、
傾斜補正光の光軸は、内側レンズ11の光軸と一致する
ように調整されているものとする。
【0032】傾斜補正後、実際の位置合せが行なわれ
る。具体的には、まず、内側レンズ11の焦点をマスク
25の位置合せマーク30に合せる。この焦点合せは、
通常のオートフォーカス機構により実現される。同様に
して外側レンズ12の焦点をウェハ26の位置合せマー
ク31に合せる。
【0033】次に位置合せマーク30及び位置合せマー
ク31の像はCCDカメラ21により取込まれて、その
取得画像は画像処理装置22により画像処理されて、解
析され、両位置合せマーク30、31の相対位置関係、
すなわち、ずれ量が検出される。
【0034】この検出されたずれ量に対応する制御デー
タが画像処理装置22からステージ制御装置23に出力
され、ずれ量に対応して、ステージ27を駆動する。こ
の段階では、上述したようにレンズの倍率の誤差により
ずれ量は零にはならないので、位置合せマーク像取込み
からステージ駆動までの処理を数回繰返すことにより、
ずれ量は零に収束し、位置合せが完了する。
【0035】以上の説明のように、本実施例によれば、
マスク/ウェハ間のギャップが変更されても、二重焦点
レンズの焦点位置を容易に変更して、正確な位置合せを
行なうことができる。
【0036】以上の説明においては、外側レンズを可動
部としている場合について述べたが、図4の正面図に示
すように、外側レンズ12’の一部を切り取って、固定
治具Fにより固定するとともに、内側レンズ11’を支
持する支持部11aを設けて、この支持部13aを駆動
するようにして内側レンズ13’側を可動部とすること
も可能である。
【0037】また、以上の説明においては、外側レンズ
2の傾斜補正光として、位置合せ用の照明光とは別個の
光源を用いていたが、位置合せ用の照明光を用いること
も可能である。また、顕微鏡用の照明光とは異なるレー
ザ光源等を用いることも可能である。
【0038】さらにまた、以上の説明においては、ウェ
ハ用ステージを駆動して位置合せを行なう場合について
のみ述べたが、ウェハ用ステージを固定し、マスク用の
ステージを駆動したり、両者ともに駆動するように構成
することも可能である。
【0039】
【発明の効果】第1の発明によれば、駆動手段は、第1
のレンズまたは第2のレンズの少なくとも一方を前記レ
ンズの共通する光軸方向に駆動し、相対的に第1のレン
ズを第2のレンズの環内で移動させるので、両レンズの
焦点位置関係を容易に変更することができ、合焦するべ
き2つの対象物の位置関係が変化しても対応することが
できる。
【0040】また、第2の発明によれば、合焦手段は、
第1の位置合せ対象物上の第1の位置合せマーク上及び
第2の位置合せ対象物上の第2の位置合せマーク上に第
1のレンズまたは第2のレンズを排他的に合焦させ、撮
像手段は、合焦された第1の位置合せマークの像及び第
2の位置合せマークの像を同時に撮像し、撮像データを
制御手段に出力し、制御手段は撮像データに基づいて第
1、第2の位置合せマークのずれ量、ずれ方向を検出し
て駆動制御信号を駆動手段に出力して、第1、第2の位
置合せ対象物の相対的位置関係を変更させ位置合せを行
なわせるので、、第1の位置合せマークと第2の位置合
せマークの光軸方向の相対的位置関係が変更されても、
容易にそれぞれの位置合せマークに焦点を合せることが
でき、位置合せを確実に行なうことができ、露光法にお
いては、より精密な露光を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重焦点レンズの原理を説明する図で
ある。
【図2】二重焦点レンズの傾斜補正を説明する図であ
る。
【図3】位置合せ装置の概要構成を示す図である。
【図4】二重焦点レンズの他の実施例を説明する図であ
る。
【図5】従来の二重焦点レンズの説明図である。
【符号の説明】
1…二重焦点レンズ 2…外側レンズ 3…内側レンズ 4…ウェハ 5…マスク 6…像面 10…位置合せ装置 11、11’…内側レンズ 11a…支持部 12、12’…外側レンズ 13…支持部 14…板バネ 15…ピエゾアクチュエータ 16…顕微鏡筒 17…ハーフミラー 18…スリット 19…フォトセンサ 20…ハーフミラー 21…CCDカメラ 22…画像処理装置 23…ステージ制御装置 24…コントローラ 25…マスク 26…ウェハ 27…ステージ 28…ガイド筒 29…支持部 30、31…位置合せマーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状に焦点距離の異なるレンズを形
    成した二重焦点レンズにおいて、 第1の焦点距離を有する第1のレンズと、 略円環形状を有し、光軸を一致させて環内に前記第1の
    レンズが緩挿されるとともに、第2の焦点距離を有する
    第2のレンズと、 前記第1のレンズまたは前記第2のレンズの少なくとも
    一方を前記レンズの共通する光軸方向に駆動する駆動手
    段と、 を備えたことを特徴とする二重焦点レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の二重焦点レンズにおい
    て、 前記駆動手段は、ピエゾアクチュエータを備えたことを
    特徴とする二重焦点レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の二重焦
    点レンズにおいて、 前記第1のレンズまたは前記第2のレンズの一方を基準
    として、他方のレンズの傾斜状態を検出し、前記両レン
    ズの光軸が等しくなるように補正する傾斜補正制御手段
    を備えたことを特徴とする二重焦点レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の二重焦点レンズにおい
    て、 前記傾斜補正制御手段は、前記第1のレンズまたは前記
    第2のレンズの一方を固定する固定手段と、 前記固定されたレンズの光軸に直交する平面上に想定さ
    れる円であり、かつ、前記光軸と前記平面が交差する点
    を中心とする円の円周上に配置され、前記固定されたレ
    ンズの光軸に沿った傾斜補正用光を受光して、その受光
    強度に対応する強度信号を出力する少なくとも3個の受
    光手段と、 前記複数の受光手段からの強度信号に基づいて、前記他
    方のレンズの傾斜を補正するために当該レンズを駆動す
    る傾斜補正駆動手段と、 を備えたことを特徴とする二重焦点レンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の二重焦点レンズを備えた位置合せ装置であって、 第1の位置合せ対象物上の第1の位置合せマークと、第
    2の位置合せ対象物上の第2の位置合せマーク上に前記
    第1のレンズまたは前記第2のレンズを排他的に合焦さ
    せる合焦手段と、 前記合焦された前記第1の位置合せマークの像及び前記
    第2の位置合せマークの像を同時に撮像し、撮像データ
    を出力する撮像手段と、 前記撮像データに基づいて前記第1、第2の位置合せマ
    ークのずれ量、ずれ方向を検出して駆動制御信号を出力
    する制御手段と、 前記駆動制御信号に基づいて前記第1、第2の位置合せ
    対象物の相対的位置関係を変更し、位置合せを行なう駆
    動手段と、 を備えたことを特徴とする位置合せ装置。
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