JP2018136761A - カート管理装置、カート管理方法及びプログラム - Google Patents

カート管理装置、カート管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カートを所定の返却エリアに返却せず、放置する問題を軽減することを課題とする。【解決手段】本発明によれば、顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得部11と、顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付部15と、カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出部12と、検出部12がイベントを検出した場合に、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う第1の付与部13と、を有するカート管理装置10が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、カート管理装置、カート管理方法及びプログラムに関する。
買物に利用してもらうカートを用意しているショッピング施設(店舗やショッピングモール等)が多数ある。カートの利用を希望する顧客は、カートの保管エリアに行き、そこに保管されているカートを取得する。そして、顧客は、使用後に、使用したカートを所定の返却エリアに戻す。本発明に関連する技術が特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1には、無線タグ付きかごや無線タグ付きカートにより、これらの使用を開始した時点や来店時からの客導線を把握する技術が開示されている。
特許文献2には、店舗外での使用のために貸し出される買物かごを管理する技術が開示されている。当該技術では、顧客各々の買物カードを用いて、買物かごの貸し出しや返却を管理する。また、顧客は、買物かごの返却により、買物カードのポイントを獲得できる。なお、特許文献2では、このような概念のみを開示しており、それを実現する手段は不明である。
特開2005−216010号公報 特開平11−53645号公報
使用したカートを所定の返却エリアに戻さず、任意の場所に放置する顧客がいる。このため、ショッピング施設は、カートを回収するスタッフを用意する等、カートを回収するための手段を備える必要がある。本発明は、カートを所定の返却エリアに戻さず、放置する問題を解決することを課題とする。
本発明によれば、
顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段と、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段と、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段と、
を有するカート管理装置が提供される。
また、本発明によれば、
顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得工程と、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付工程と、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出工程と、
前記検出工程で前記イベントを検出された場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与工程と、
を実行するカート管理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段、
前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、カートを所定の返却エリアに戻さず、放置する問題を軽減できる。
本実施形態のカート管理装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態のカート管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のカート管理装置と特典管理装置とを有するシステムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態のカート管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のカート管理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のカート管理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のカート管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態のカート管理装置の機能ブロック図の一例である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態のカート管理装置の概要を説明する。本実施形態のカート管理装置は、カートを使用中の顧客を識別する顧客識別情報を取得する手段、当該顧客識別情報と、当該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける手段、及び、カートが返却エリアに戻ったことを検出する手段を有する。そして、本実施形態のカート管理装置は、カートが返却エリアに戻された場合、そのカートを使用していた顧客に特典を付与するための処理を行う。このような本実施形態のカート管理装置によれば、カートを返却エリアに戻す顧客の増加が期待される。結果、カートを所定の返却エリアに戻さず、放置する問題を軽減できる。
次に、カート管理装置の構成を詳細に説明する。カート管理装置は、複数のカート各々に取り付けられる端末装置であってもよい。その他、カート管理装置は、複数のカート各々に関する情報を収集し、複数のカートを管理するセンタ装置であってもよい。
ここで、カート管理装置のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態のカート管理装置が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態のカート管理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、カート管理装置は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク、物理キー、タッチパネルディスプレイ、コードリーダ等)、外部装置、外部サーバ、外部センサ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、カート管理装置の機能構成を説明する。図2に、カート管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、カート管理装置10は、顧客識別情報取得部11と、検出部12と、第1の付与部13(付与部の1つの実施形態)と、対応付部15とを有する。
顧客識別情報取得部11は、顧客を識別するための顧客識別情報を取得する。例えば、複数のカート各々に、顧客識別情報を入力するための顧客識別情報入力装置が備えられる。顧客識別情報取得部11は、顧客識別情報入力装置により取得された顧客識別情報を取得する。
顧客識別情報は、以下で説明する特典管理装置20による特典管理において、各顧客を識別するために用いられる情報である。顧客識別情報は、例えば、顧客の氏名であってもよいし、各顧客に付与された氏名以外のID(identifier)であってもよい。氏名以外のIDは、例えば、通番であってもよいし、複数の数字やアルファベット等で構成された文字列であってもよい。
顧客識別情報入力装置は、電子カード、電子タグ、スマートフォン、携帯電話、その他携帯端末等と接触又は非接触で通信し、これらに記録されている顧客識別情報を取得するリーダであってもよい。顧客は、自身が使用するカートに備え付けられているリーダと、自身の顧客識別情報を記録している装置とを通信させてもよい。結果、各顧客の顧客識別情報が、顧客識別情報入力装置を介して、カート管理装置10に取得されてもよい。
その他、顧客識別情報入力装置は、上記顧客識別情報を直接入力するための装置であってもよい。例えば、顧客識別情報入力装置は、タッチパネルディスプレイ、物理キー、マイク等であってもよい。顧客は、自身が使用するカートに備え付けられているこれら顧客識別情報入力装置を介して自身の顧客識別情報を直接入力してもよい。結果、各顧客の顧客識別情報が、顧客識別情報入力装置を介して、カート管理装置10に取得されてもよい。
その他、顧客識別情報入力装置は、顧客の生体情報(例:顔画像、指紋、声紋、虹彩等)を取得する装置、例えば、カメラ、指紋センサ、マイク等であってもよい。顧客識別情報入力装置は、取得した生体情報を、生体情報と顧客識別情報とを対応付けて記憶する顧客情報管理サーバに送信し、送信した生体情報に対応する顧客識別情報を顧客情報管理サーバから取得することができる。顧客は、自身が使用するカートに備え付けられているこれら顧客識別情報入力装置を介して自身の生体情報を入力してもよい。結果、各顧客の顧客識別情報が、顧客識別情報入力装置を介して、カート管理装置10に取得されてもよい。
顧客識別情報取得部11が顧客識別情報を取得するタイミングは、各顧客がカートの使用を開始したタイミングや、カートの使用を終了したタイミング等が例示される。各カートには、任意の出力手段(例:ディスプレイ、スピーカ等)が設けられていてもよい。そして、当該出力手段を介して、各タイミングでの顧客識別情報の入力を顧客に案内してもよい。
対応付部15は、顧客識別情報取得部11により取得された顧客識別情報と、当該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応付ける。
例えば、各カートにカート管理装置10が取り付けられている場合、各カート管理装置10の記憶装置に、各カートを特定するカート識別情報が記録されていてもよい。そして、対応付部15は、当該記憶装置に顧客識別情報取得部11により取得された顧客識別情報を記録することで、カート識別情報と顧客識別情報とを対応付けてもよい。
その他、複数のカートを管理するセンタ装置がカート管理装置10である場合、各カートに設置された端末装置に、各カートを特定するカート識別情報が記録されていてもよい。そして、各カートの端末装置は、顧客識別情報入力装置により取得された顧客識別情報に、上記カート識別情報を対応付けて、カート管理装置10に送信してもよい。対応付部15は、受信した顧客識別情報とカート識別情報のペアを対応付けて記録してもよい。
検出部12は、カートが返却エリアに戻るイベント(以下、「返却イベント」という場合がある)を検出する。返却エリアは、予め定められた任意のエリアである。返却エリアは、例えば店舗の建物内や、駐車場の一角等に設けられる。
検出部12は、あらゆる技術を採用して、カートの位置を特定することができる。例えば、無線タグを利用した技術(例えば、特許文献1に開示の技術)や、GPS(global positioning system)を利用した技術などが例示されるが、これらに限定されない。そして、検出部12は、カートの位置と、予め設定されている返却エリアとを比較することで、カートが返却エリアに戻るイベントを検出することができる。
第1の付与部13は、検出部12が返却イベントを検出した場合に、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う。図3に示すように、カート管理装置10と特典管理装置20とは有線及び/又は無線で通信可能に構成される。特典管理装置20は、複数の顧客識別情報各々に対応付けて、特典に関する情報を記憶する。第1の付与部13は、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報とともに、当該顧客識別情報で特定される顧客への特典の付与の要求を、特典管理装置20に送信する。特典管理装置20は、当該要求に応じて所定の処理を実行する。
特典の内容は特段制限されない。特典は、カートを返却エリアに戻すたびに付与されるものであってもよいし、返却エリアへのカートの返却を所定回数(2回以上)行うと付与されるものであってもよい。特典は、ポイント加算、プレゼント提供、割引券の提供等が例示されるがこれらに限定されない。特典管理装置20は、顧客識別情報に対応付けてポイントを記憶していてもよいし、顧客識別情報に対応付けて返却エリアにカートを戻した回数を記憶していてもよいし、顧客識別情報に対応付けてその他の情報を記憶していてもよい。そして、第1の付与部13からの要求に応じて、これらの情報を更新してもよい。特典がプレゼント提供や割引券の提供等の場合、例えば、各顧客が会計処理を行った際に、POS(point of sale)レジスターを介して割引券やプレゼント引換券等を提供してもよい。
以上説明した本実施形態のカート管理装置10によれば、カートが返却エリアに戻されたことを検出するとともに、返却エリアにカートを戻した顧客を特定することができる。そして、返却エリアにカートを戻した顧客に対して、所定の特典を付与することができる。
このような本実施形態のカート管理装置10によれば、カートを返却エリアに戻す顧客の増加が期待される。結果、カートを所定の返却エリアに戻さず、放置する問題を軽減できる。
<第2の実施形態>
本実施形態のカート管理装置10は、カートが返却エリアに戻るイベントを検出すると、それに応じて、当該イベントが特典を付与する条件を満たすか判断する。そして、条件を満たすと判断した場合、顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う。一方、条件を満たさないと判断した場合、顧客に特典を付与するための処理を行わない。このような本実施形態のカート管理装置10によれば、カートが返却エリアに戻るイベントを検出した場合に必ず特典を付与するための処理を行うのでなく、所定の条件を満たす場合のみ特典を付与するための処理を行うことができる。所定の条件を適切に設定することで、誤った特典の付与や、特典の不正取得等を軽減できる。
本実施形態のカート管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1の実施形態と同様である。
次に、カート管理装置10の機能構成を説明する。図7に、カート管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、カート管理装置10は、顧客識別情報取得部11と、検出部12と、第2の付与部16(付与部の1つの実施形態)と、対応付部15とを有する。顧客識別情報取得部11、検出部12及び対応付部15の構成は、第1の実施形態と同様である。第2の付与部16は第1の付与部13の機能を有してもよい。
第2の付与部16は、検出部12が返却イベントを検出した場合に、当該返却イベントが特典を付与する条件(以下、「特典付与条件」という場合がある)を満たすか判断する。そして、特典付与条件を満たすと判断した場合に、第2の付与部16は、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理(第1の実施形態で説明した第1の付与部13による特典管理装置20への要求の送信と同じ処理)を行う。特典付与条件を満たさないと判断した場合、第2の付与部16は、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行わない。
例えば、第2の付与部16は、カートの使用時間に基づき、特典付与条件を満たすか判断してもよい。かかる場合、第2の付与部16は、カートの使用時間が基準値以上である場合、特典付与条件を満たすと判断する。そして、第2の付与部16は、カートの使用時間が基準値未満である場合、特典付与条件を満たさないと判断する。
第2の付与部16は、カートの使用開始タイミングから使用終了タイミングまでの経過時間を取得し、当該経過時間と基準値との比較により、特典付与条件を満たすか否かを判断することができる。
ここで、カートの使用開始タイミング及び使用終了タイミングを例示する。なお、ここでの例示に限定されない。
カートの使用を開始したタイミングで顧客識別情報を取得するよう構成する場合、例えば、カートが保管エリアから離れたタイミング、又は、顧客識別情報取得部11が顧客識別情報を取得したタイミングを、カートの使用開始タイミングとしてもよい。そして、カートが返却エリアに戻ったタイミングを、カートの使用終了タイミングとしてもよい。
一方、カートの使用を終了したタイミングで顧客識別情報を取得するよう構成する場合、例えば、カートが保管エリアから離れたタイミングを、カートの使用開始タイミングとしてもよい。そして、カートが返却エリアに戻ったタイミング、又は、顧客識別情報取得部11が顧客識別情報を取得したタイミングを、カートの使用終了タイミングとしてもよい。
なお、保管エリアは、予め定められたカートを保管するエリアである。カートの利用を希望する顧客は、カートの保管エリアに行き、そこに保管されているカートを取得する。カート管理装置10は、カートの位置と、予め設定されている保管エリアとを比較することで、カートが保管エリアから離れるイベントを検出することができる。なお、保管エリアと返却エリアは同じエリアであってもよいし、異なるエリアであってもよいし、一部が共通であってもよい。
その他、第2の付与部16は、カートが返却エリアに戻るまでの移動軌跡に基づき、特典付与条件を満たすか判断してもよい。例えば、第2の付与部16は、上記カートの使用開始タイミングから、カートが返却エリアに戻るまでの移動軌跡に基づき、特典付与条件を満たすか判断してもよい。カートの移動軌跡(店舗内の移動軌跡)を取得する手段は特段制限されず、あらゆる技術を採用できる。
かかる場合、第2の付与部16は、上記移動軌跡の中で、カートが所定エリアを通過している場合、特典付与条件を満たすと判断する。そして、第2の付与部16は、上記移動軌跡の中で、カートが所定エリアを通過していない場合、特典付与条件を満たさないと判断する。
所定エリアは、会計エリア、及び、店舗の入口に設けられたゲートエリアの少なくとも一方を含んでもよい。会計エリアは、POSレジスターが設置され、会計処理を行うためのエリアである。
その他、第2の付与部16は、上記カートの使用開始タイミングから、カートが返却エリアに戻るまでの間に、カート内に品物を入れられた場合、特典付与条件を満たすと判断してもよい。そして、第2の付与部16は、上記カートの使用開始タイミングから、カートが返却エリアに戻るまでの間に、カート内に品物を入れられていない場合、特典付与条件を満たさないと判断してもよい。カート内に品物を入れられたことを検出する手段は特段制限されない。例えば、カートの中に入れられた物体の重量を測定する重量センサを用いて実現してもよい。
なお、第2の付与部16は、上記例示した複数の処理に基づき、特典付与条件を満たすか判断してもよい。例えば、「カートの使用時間が基準位置以上」、「カートが所定エリアを通過」、及び、「カート内に品物を入れられた」の中の少なくとも2つをAND条件及び/又はOR条件で繋いだ条件を満たす場合、第2の付与部16は、特典付与条件を満たすと判断してもよい。そして、当該条件を満たさない場合、第2の付与部16は、特典付与条件を満たさないと判断してもよい。
以上説明した本実施形態のカート管理装置10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態のカート管理装置10によれば、カートが返却エリアに戻され、かつ、所定の特典付与条件を満たす場合に、特典を付与するための処理を実行することができる。カートが返却エリアに戻されても、所定の特典付与条件を満たさない場合、特典を付与するための処理を実行しない。このような本実施形態のカート管理装置10によれば、誤った特典の付与や、特典の不正取得等を軽減できる。
また、本実施形態のカート管理装置10によれば、「カートの使用時間が基準位置以上」、「カートが所定エリアを通過」、及び/又は、「カート内に品物を入れられた」等の条件に基づき、特典を付与するか否かを判断する。このような条件に基づき判断する本実施形態のカート管理装置10によれば、正当なカートの使用とそれ以外とを高精度に判別し、正しく特典付与を行うことができる。
<第3の実施形態>
本実施形態のシステムは、カートの返却エリアが複数存在することを前提とする。複数の返却エリアとしては、建物内の返却エリアや、駐車場内の返却エリア等が例示される。本実施形態のシステムでは、カートを戻した返却エリアに応じた特典を付与する。例えば、駐車場内の返却エリアに戻された場合、作業員がそのカートを建物内の保管エリアに移動させる必要がある。一方、建物内の返却エリアに戻された場合、このような作業は発生しない。また、屋外の返却エリアに戻された場合、雨風や日光等に曝されることで、カートの劣化が進行する。一方、屋内の返却エリアに戻された場合、このような不都合を軽減できる。
そこで、例えば、店側にとってより望ましい返却エリアに戻された場合、そうでない返却エリアに戻された場合に比べて、より高い特典を付与してもよい。このような本実施形態のシステムによれば、付与する特典を適切に設定することで、店側にとってより望ましい返却エリアへのカートの返却を増加させることができる。
本実施形態のカート管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1及び第2の実施形態と同様である。
次に、カート管理装置10の機能構成を説明する。図8に、カート管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、カート管理装置10は、顧客識別情報取得部11と、検出部12と、第3の付与部17(付与部の1つの実施形態)と、対応付部15とを有する。顧客識別情報取得部11及び対応付部15の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。第3の付与部17は、第1の付与部13及び/又は第2の付与部16の機能を有してもよい。
検出部12は、カートが戻った返却エリアを特定する。上述の通り、本実施形態では、返却エリアが複数存在する。
検出部12は、カートの位置と、予め設定されている複数の返却エリア各々とを比較することで、カートが返却エリアに戻るイベントを検出するとともに、カートが戻った返却エリアを特定することができる。
第3の付与部17は、カートが戻った返却エリアに応じた特典を付与するための処理を行う。具体的には、第3の付与部17は、検出部12が返却イベントを検出した場合に、戻されたカートのカート識別情報に対応づけられた顧客識別情報と、検出部12により特定された返却エリアを識別する情報とを、特典管理装置20に送信し、当該顧客識別情報で特定される顧客への特典の付与を要求する。
そして、特典管理装置20は、取得した情報に基づいて、所定の処理を実行する。例えば、特典が、カートを返却エリアに戻すたびに所定のポイントを加算するものである場合、返却エリアに応じて加算されるポイントが異なってもよい。店側にとってより望ましい返却エリアに戻された場合、そうでない返却エリアに戻された場合に比べて、より高いポイントを加算してもよい。また、特典がプレゼント提供である場合、店側にとってより望ましい返却エリアに戻された場合、そうでない返却エリアに戻された場合に比べて、より高価なプレゼントを提供してもよい。また、特典が割引券の提供である場合、店側にとってより望ましい返却エリアに戻された場合、そうでない返却エリアに戻された場合に比べて、より高い割引率の割引券を提供してもよい。
以上説明した本実施形態のカート管理装置10によれば、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態のカート管理装置10によれば、カートを戻された返却エリアに応じて、異なる特典を付与することができる。付与する特典を適切に設定することで、店側にとってより望ましい返却エリアへのカートの返却を増加させることができる。
<第4の実施形態>
本実施形態のカート管理装置10は、カートの使用を開始したタイミングで、顧客識別情報取得部11が顧客識別情報を取得する。以下、詳細に説明する。
本実施形態のカート管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
次に、カート管理装置10の機能構成を説明する。図4に、カート管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、カート管理装置10は、顧客識別情報取得部11と、検出部12と、第1の付与部13と、分断部14と、対応付部15とを有する。第1の付与部13に代えて、第2の付与部16又は第3の付与部17を有してもよい。顧客識別情報取得部11、検出部12、第1の付与部13、対応付部15、第2の付与部16及び第3の付与部17の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
分断部14は、カート管理装置10の記憶装置内、又は、カート管理装置10と通信可能に接続された外部装置の記憶装置内に記録されている現在顧客識別情報を消去する分断処理を行う。
図5は、本実施形態のカート管理装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、当該フローチャートを用いて、カート管理装置10の処理の流れの一例、及び、各機能部の機能構成を説明する。なお、カート管理装置10は、第1の付与部13、第2の付与部16及び第3の付与部17の中の第2の付与部16を有するものとする。
まず、保管エリアに保管されているカートに取り付けられた顧客識別情報入力装置は、顧客識別情報の入力待ち状態となっている。そして、顧客識別情報入力装置が顧客識別情報を取得すると、カート管理装置10の顧客識別情報取得部11は、顧客識別情報入力装置から顧客識別情報を取得する(S101のYes)。なお、顧客識別情報入力装置及び顧客識別情報取得部11の機能構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
顧客識別情報取得部11により顧客識別情報が取得されると、各カートに対応付けて取得された顧客識別情報及び取得日時が記録される(S102)。例えば、各カートにカート管理装置10が取り付けられている場合、各カート管理装置10の記憶装置に、S101で取得された顧客識別情報及び取得日時が記録されてもよい。一方、カート管理装置10は、複数のカート各々に関する情報を収集し、複数のカートを管理するセンタ装置である場合、カート管理装置10の記憶装置内、又は、カート管理装置10と通信可能に接続された外部装置の記憶装置内に、S101で取得された顧客識別情報及び取得日時が各カートを識別する情報に対応付けて記録されてもよい。ここで各カートに対応付けて記録された顧客識別情報が、カートを使用中の顧客を示す現在顧客識別情報となる。
S103では、カート管理装置10は、カートが保管エリア内にいるか否か、すなわち保管エリアから離れたか否かを判断する。保管エリアから離れていない、すなわちカートが保管エリア内にとどまっている場合(S103のYes)、カート管理装置10は、顧客識別情報取得タイミングから所定時間経過したか判断する(S110)。
所定時間経過した場合(S110のYes)、カート管理装置10は、S101に戻り、新たな顧客識別情報の取得を待つ。この場合、カート管理装置10の分断部14は、当該カートに対応付けてS102で記録した現在顧客識別情報を消去してもよい。顧客識別情報の入力があったが、カートが所定時間以上保管エリアにとどまっている場合、顧客は、顧客識別情報の入力後に、そのカートの使用をやめた可能性が高い。そこで、上述のような処理を行う。
一方、所定時間経過していない場合(S110のNo)、カート管理装置10は、S111で、新たな顧客識別情報が顧客識別情報取得部11により取得されたか判断する。新たな顧客識別情報が取得された場合(S111のYes)、カート管理装置10は、S102で記録された情報(顧客識別情報及び取得日時)を、新たに取得された情報(顧客識別情報及び取得日時)に更新する(S112)。S112の後、カート管理装置10は、S103に戻って同様の処理を行う。顧客識別情報の入力があったが、カートが保管エリアにとどまっており、かつ、新たな顧客識別情報の入力があった場合、先に顧客識別情報を入力した顧客は、顧客識別情報の入力後に、そのカートの使用をやめた可能性が高い。そこで、上述のような処理を行う。
一方、新たな顧客識別情報が取得されていない場合(S111のNo)、カート管理装置10は、S103に戻って同様の処理を行う。
カートが保管エリア内にいない、すなわちカートが保管エリアから離れている場合(S103のNo)、検出部12は、カートが返却エリアに戻る返却イベントの検出を開始する(S104)。検出部12の機能構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
返却イベントが検出されると(S104のYes)、第2の付与部16は、特典付与条件を満たすか判断する(S105)。ここでの第2の付与部16の処理は、第2の実施形態で説明した通りである。例えば、第2の付与部16は、S102やS112で記録された日時情報を用いて特定されるカートの使用時間や、カートの移動軌跡、カート内に品物を入れられたか否か等に基づき、特典付与条件を満たすか判断する。
特典付与条件を満たす場合(S106のYes)、第2の付与部16は、その時点で記録されている現在顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う(S107)。具体的には、第2の付与部16は、その時点で記録されている現在顧客識別情報を特典管理装置20に送信し、当該現在顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与する処理(例:ポイントの加算等)を要求する。なお、特典を付与する処理を完了した後、カート管理装置10の分断部14は、その時点で記録されている現在顧客識別情報を消去してもよい。
一方、特典付与条件を満たさない場合(S106のNo)、特典を付与するための処理を行わず、S108に進む。この場合、カート管理装置10の分断部14は、その時点で記録されている現在顧客識別情報を消去してもよい。
S108では、処理を終了するか判断する。終了しない場合(S108のNo)、S101に戻り、同様の処理を繰り返す。
なお、カートが保管エリアから離れていることを検出した後(S103のNo)、返却イベントを検出しない間(S104のNo)、カート管理装置10は、分断操作があったか判断することができる(S109)。
分断操作は、カートを回収する作業員により行われるカートに対する所定の操作である。作業員は、返却エリアに戻されず、放置されているカートを、所定の返却エリアに戻す。当該カートに現在顧客識別情報が記録されている場合、作業員による返却に応じてS104のYes以降の処理が行われ、当該顧客に特典を付与してしまう不都合が発生し得る。当該不都合を回避するため、作業員は、放置されているカートを返却エリアに戻す前に、分断操作を行う。分断操作により、その時点でそのカートに対応付けて記録されている現在顧客識別情報が消去される。これにより、作業員による返却エリアへの返却に応じて、放置したカートを使用していた顧客に特典が付与される不都合を回避できる。
分断操作は、例えば、各カートに設けられた入力装置を介してなされてもよい。当該入力装置は、上述した顧客識別情報入力装置と同じであってもよい。すなわち、顧客識別情報入力装置は、顧客識別情報の入力を受付けるとともに、作業員による分断操作を受付けてもよい。
分断操作は、作業員の識別情報(例:作業員ID)の入力であってもよいし、作業員の生体情報の入力であってもよいし、所定のパスワードの入力であってもよい。その他、分断操作は、所定の物理キーの押下であってもよい。
分断操作があった場合(S109のYes)、カート管理装置10の分断部14は、その時点で記録されている現在顧客識別情報を消去する分断処理を行う(S113)。当該処理は、第2の付与部16による特典を付与するための処理(S107)が行われる前になされることとなる。その後、S108に進み、同様の処理を行う。
ここで、変形例を説明する。
カート管理装置10は、第2の付与部16に代えて第3の付与部17を有してもよい。そして、S104で、検出部12は、カートが戻った返却エリアを特定してもよい。そして、S107で、第3の付与部17は、その時点で記録されている現在顧客識別情報と、S104で特定された返却エリアを識別する情報とを特典管理装置20に送信し、返却エリアに応じた特典を付与する処理(例:ポイントの加算等)を要求してもよい。当該処理は、第3の実施形態で説明した通りである。
また、S102及びS112における顧客識別情報を取得したタイミングの日時の記録に代えて、カートが保管エリアから離れていることを検出したタイミングの日時の記録を行ってもよい。
また、本実施形態では、S101やS111で取得した顧客識別情報に対応付けて、店舗内での各顧客の移動軌跡(各顧客が使用するカートの移動軌跡)を蓄積してもよい。これにより、当該顧客の趣向や店舗内での行動傾向を把握できる。結果、当該顧客に合ったサービス(当該顧客が好む商品の案内等)を提供できる。
以上説明した本実施形態のカート管理装置10によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態のカート管理装置10によれば、分断部14による処理により、カートに顧客識別情報を入力したが、使用しなかった顧客や、カートを返却エリアに戻さなかった顧客に対して特典を付与する不都合を抑制できる。
<第5の実施形態>
本実施形態のカート管理装置10は、カートの使用を終了したタイミングで、顧客識別情報取得部11が顧客識別情報を取得する。以下、詳細に説明する。
本実施形態のカート管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
次に、カート管理装置10の機能構成を説明する。本実施形態のカート管理装置10の機能ブロック図の一例は、図2、図7又は図8で示される。
図6は、本実施形態のカート管理装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、当該フローチャートを用いて、カート管理装置10の処理の流れの一例、及び、各機能部の機能構成を説明する。なお、カート管理装置10は、第1の付与部13、第2の付与部16及び第3の付与部17の中の第2の付与部16を有するものとする。
まず、カート管理装置10は、カートが保管エリアから離れていることの検出待ち状態となっている(S201)。カートが保管エリアから離れていることを検出すると(S201のYes)、各カートに対応付けて、検出日時が記録される(S202)。例えば、各カートにカート管理装置10が取り付けられている場合、各カート管理装置10の記憶装置に検出日時が記録されてもよい。一方、カート管理装置10は、複数のカート各々に関する情報を収集し、複数のカートを管理するセンタ装置である場合、カート管理装置10の記憶装置内、又は、カート管理装置10と通信可能に接続された外部装置の記憶装置内に、各カートに対応付けて検出日時が記録されてもよい。
そして、検出部12は、カートが返却エリアに戻る返却イベントの検出を開始する(S203)。検出部12の機能構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
返却イベントが検出されると(S203のYes)、カートに取り付けられた顧客識別情報入力装置は、顧客識別情報の入力待ち状態となる。そして、顧客識別情報入力装置が顧客識別情報を取得すると、カート管理装置10の顧客識別情報取得部11は、顧客識別情報入力装置から顧客識別情報を取得する(S204のYes)。すなわち、顧客識別情報取得部11は、返却イベントの検出に応じて、顧客識別情報を取得する。なお、顧客識別情報入力装置及び顧客識別情報取得部11の機能構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
顧客識別情報を取得した後、第2の付与部16は、特典付与条件を満たすか判断する(S205)。ここでの第2の付与部16の処理は、第2の実施形態で説明した通りである。例えば、第2の付与部16は、S202で記録された日時情報を用いて特定されるカートの使用時間や、カートの移動軌跡、カート内に品物を入れられたか否か等に基づき、特典付与条件を満たすか判断する。
特典付与条件を満たす場合(S206のYes)、第2の付与部16は、S204で取得された顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う(S207)。具体的には、第2の付与部16は、S204で取得された顧客識別情報を特典管理装置20に送信し、当該顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与する処理(例:ポイントの加算等)を要求する。
一方、特典付与条件を満たさない場合(S206のNo)、特典を付与するための処理を行わず、S208に進む。
S208では、処理を終了するか判断する。終了しない場合(S208のNo)、S201に戻り、同様の処理を繰り返す。
なお、返却イベントが検出された後(S203のYes)、所定時間経過しても顧客識別情報が取得されない場合(S204のNoかつS209のYes)、S208に進む。カート管理装置10は、所定時間経過しない間(S209のNo)、顧客識別情報の取得待ちとなる。
ここで、変形例を説明する。
カート管理装置10は、第2の付与部16に代えて第3の付与部17を有してもよい。そして、S203で、検出部12は、カートが戻った返却エリアを特定してもよい。そして、S207で、第3の付与部17はS204で取得された顧客識別情報と、S203で特定された返却エリアを識別する情報とを特典管理装置20に送信し、返却エリアに応じた特典を付与する処理(例:ポイントの加算等)を要求してもよい。当該処理は、第3の実施形態で説明した通りである。
以上説明した本実施形態のカート管理装置10によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
また、カートの使用を終了したタイミングで顧客識別情報を取得する本実施形態のカート管理装置10によれば、第5の実施形態で説明した分断部14を備えることなく、誤った特典の付与を抑制できる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段と、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段と、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段と、
を有するカート管理装置。
2. 1に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記イベントの検出に応じて、前記特典を付与する条件を満たすか判断し、前記条件を満たすと判断した場合に、前記顧客識別情報で特定される顧客に前記特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
3. 2に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記カートの使用時間に基づき、前記条件を満たすか判断するカート管理装置。
4. 3に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記カートの使用時間が基準値以上である場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
5. 3又は4に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記カートが保管エリアから離れたタイミング又は前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得したタイミングから、前記カートが前記返却エリアに戻るタイミング又は前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得したタイミングまでを、前記カートの使用時間として取得するカート管理装置。
6. 2に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記カートが前記返却エリアに戻るまでの移動軌跡に基づき、前記条件を満たすか判断するカート管理装置。
7. 6に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記カートが所定エリアを通過している場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
8. 7に記載のカート管理装置において、
前記所定エリアは、会計エリア及び店舗の入口に設けられたゲートエリアの少なくとも一方を含むカート管理装置。
9. 2に記載のカート管理装置において、
前記付与手段は、前記返却エリアに戻るまでに前記カート内に品物を入れられた場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
10. 1から9のいずれかに記載のカート管理装置において、
前記返却エリアは複数存在し、
前記返却エリア毎に、前記カートを戻した場合に付与される特典が異なり、
前記検出手段は、前記カートが戻った前記返却エリアを特定し、
前記付与手段は、前記カートが戻った前記返却エリアに応じた特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
11. 1から10のいずれかに記載のカート管理装置において、
前記顧客識別情報取得手段は、前記カートの使用を開始したタイミングで、前記顧客識別情報を取得し、当該顧客識別情報を、前記カートを使用中の顧客を示す現在顧客識別情報として記録し、
前記付与手段は、記録されている前記現在顧客識別情報で特定される顧客に前記特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
12. 11に記載のカート管理装置において、
前記付与手段による前記特典を付与するための処理が行われる前に、記録されている前記現在顧客識別情報を消去する分断手段をさらに有するカート管理装置。
13. 12に記載のカート管理装置において、
前記分断手段は、前記カートに対する所定の操作がなされると、記録されている前記現在顧客識別情報を消去するカート管理装置。
14. 12又は13に記載のカート管理装置において、
前記分断手段は、前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得してから所定時間経過しても、前記カートが保管エリアから離れない場合、記録されている前記現在顧客識別情報を消去するカート管理装置。
15. 1から10のいずれかに記載のカート管理装置において、
前記顧客識別情報取得手段は、前記イベントの検出に応じて、前記顧客識別情報を取得し、
前記付与手段は、前記顧客識別情報取得手段により取得された前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
16. コンピュータが、
顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得工程と、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付工程と、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出工程と、
前記検出工程で前記イベントを検出された場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与工程と、
を実行するカート管理方法。
17. コンピュータを、
顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段、
前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段、
前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段、
前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段、
として機能させるプログラム。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 カート管理装置
11 顧客識別情報取得部
12 検出部
13 第1の付与部
14 分断部
15 対応付部
16 第2の付与部
27 第3の付与部
20 特典管理装置

Claims (17)

  1. 顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段と、
    前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段と、
    前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段と、
    を有するカート管理装置。
  2. 請求項1に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記イベントの検出に応じて、前記特典を付与する条件を満たすか判断し、前記条件を満たすと判断した場合に、前記顧客識別情報で特定される顧客に前記特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
  3. 請求項2に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記カートの使用時間に基づき、前記条件を満たすか判断するカート管理装置。
  4. 請求項3に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記カートの使用時間が基準値以上である場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
  5. 請求項3又は4に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記カートが保管エリアから離れたタイミング又は前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得したタイミングから、前記カートが前記返却エリアに戻るタイミング又は前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得したタイミングまでを、前記カートの使用時間として取得するカート管理装置。
  6. 請求項2に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記カートが前記返却エリアに戻るまでの移動軌跡に基づき、前記条件を満たすか判断するカート管理装置。
  7. 請求項6に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記カートが所定エリアを通過している場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
  8. 請求項7に記載のカート管理装置において、
    前記所定エリアは、会計エリア及び店舗の入口に設けられたゲートエリアの少なくとも一方を含むカート管理装置。
  9. 請求項2に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段は、前記返却エリアに戻るまでに前記カート内に品物を入れられた場合、前記条件を満たすと判断するカート管理装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のカート管理装置において、
    前記返却エリアは複数存在し、
    前記返却エリア毎に、前記カートを戻した場合に付与される特典が異なり、
    前記検出手段は、前記カートが戻った前記返却エリアを特定し、
    前記付与手段は、前記カートが戻った前記返却エリアに応じた特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のカート管理装置において、
    前記顧客識別情報取得手段は、前記カートの使用を開始したタイミングで、前記顧客識別情報を取得し、当該顧客識別情報を、前記カートを使用中の顧客を示す現在顧客識別情報として記録し、
    前記付与手段は、記録されている前記現在顧客識別情報で特定される顧客に前記特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
  12. 請求項11に記載のカート管理装置において、
    前記付与手段による前記特典を付与するための処理が行われる前に、記録されている前記現在顧客識別情報を消去する分断手段をさらに有するカート管理装置。
  13. 請求項12に記載のカート管理装置において、
    前記分断手段は、前記カートに対する所定の操作がなされると、記録されている前記現在顧客識別情報を消去するカート管理装置。
  14. 請求項12又は13に記載のカート管理装置において、
    前記分断手段は、前記顧客識別情報取得手段が前記顧客識別情報を取得してから所定時間経過しても、前記カートが保管エリアから離れない場合、記録されている前記現在顧客識別情報を消去するカート管理装置。
  15. 請求項1から10のいずれか1項に記載のカート管理装置において、
    前記顧客識別情報取得手段は、前記イベントの検出に応じて、前記顧客識別情報を取得し、
    前記付与手段は、前記顧客識別情報取得手段により取得された前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行うカート管理装置。
  16. コンピュータが、
    顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得工程と、
    前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付工程と、
    前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記イベントを検出された場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与工程と、
    を実行するカート管理方法。
  17. コンピュータを、
    顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段、
    前記顧客識別情報と、該顧客識別情報で特定される顧客が使用した又は使用するカートを特定するカート識別情報と、を対応づける対応付手段、
    前記カートが返却エリアに戻るイベントを検出する検出手段、
    前記検出手段が前記イベントを検出した場合に、戻された前記カートの前記カート識別情報に対応づけられた前記顧客識別情報で特定される顧客に特典を付与するための処理を行う付与手段、
    として機能させるプログラム。
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