JP2018134865A5 - - Google Patents

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  1. ハードコート層と耐摩耗層を含む積層体であって、
    前記耐摩耗層は、パーフルオロポリエーテル構造を有する1価の基と、加水分解性基とがケイ素原子に結合している第1のフッ素化合物(A)由来の縮合構造と、第1のフッ素化合物(A)とは異なる第2のフッ素化合物(B)由来の構造とを含む層であり、
    前記第2のフッ素化合物(B)は、下記式(b1)で表される化合物であるか、又は下記式(b3)で表され、数平均分子量が9,000〜13,000の化合物であることを特徴とする積層体。
    Figure 2018134865
    上記式(b1)中、
    1 はフッ素原子あり、
    2 は−SiA 3 c 10 3-c で表される基であり、A 3 は加水分解性基であり、R 10 は炭素数1〜20のアルキル基であり、cは1〜3の整数であり
    Rfb11、Rfb12は、それぞれ独立して水素原子、フッ素原子、又は−CF3であり、但し−{C(Rfb11)(Rfb12)}−が−CH2−となる場合は除かれ、Rfb11が複数存在する場合は複数のRfb11がそれぞれ異なっていてもよく、Rfb12が複数存在する場合は複数のRfb12がそれぞれ異なっていてもよく、
    Dは、−O−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−O−、−NR−、−NRCO−、又は−CONR−(Rは水素原子、炭素数が1〜4のアルキル基又は炭素数が1〜4の含フッ素アルキル基を表す。)であり、Dが複数存在する場合は複数のDがそれぞれ異なっていてもよく、
    b1は0以上5以下、b2は4以上220以下、b3は0以上190以下であり、
    1−、A2−、b1個の−(CH2)−、b2個の−{C(Rfb11)(Rfb12)}−、b3個の−(D)−は、A1−、A2−が末端となり、パーフルオロポリエーテル構造を有しておらず、かつ−O−が−O−乃至−Fと連続しない限り、任意の順序で並んで結合する。
    Figure 2018134865
    上記式(b3)中、
    70 は、炭素数1〜3のパーフルオロアルキル基であり、
    71 は炭素数1〜3のパーフルオロアルコキシ基であり、
    m1=m2=0であり、
    m3個の−(OC 2 4 )−、m4個の−(OCF 2 )−は、R 70 、R 71 が末端となる限り、任意の順序で並び、m3及びm4は、化合物(B)が常圧で液体となるよう定められる値である。
  2. 前記第1のフッ素化合物(A)の数平均分子量が2,000以上、50,000以下である請求項1に記載の積層体。
  3. 前記第1のフッ素化合物(A)が下記式(a1)で表される請求項1又は2に記載の積層体。
    Figure 2018134865
    上記式(a1)中、
    Rfa1は、両端が酸素原子である2価のパーフルオロポリエーテル構造であり、
    11、R12、及びR13は、それぞれ独立して、炭素数1〜20のアルキル基であり、R11が複数存在する場合は複数のR11がそれぞれ異なっていてもよく、R12が複数存在する場合は複数のR12がそれぞれ異なっていてもよく、R13が複数存在する場合は複数のR13がそれぞれ異なっていてもよく、
    1、E2、E3、E4、及びE5は、それぞれ独立して水素原子又はフッ素原子であり、E1が複数存在する場合は複数のE1がそれぞれ異なっていてもよく、E2が複数存在する場合は複数のE2がそれぞれ異なっていてもよく、E3が複数存在する場合は複数のE3がそれぞれ異なっていてもよく、E4が複数存在する場合は複数のE4がそれぞれ異なっていてもよく、
    1及びG2は、それぞれ独立して、シロキサン結合を有する2〜10価のオルガノシロキサン基であり、
    1、J2、及びJ3は、それぞれ独立して、加水分解性基又は−(CH2e6−Si(OR143であり、e6は1〜5であり、R14はメチル基又はエチル基であり、J1が複数存在する場合は複数のJ1がそれぞれ異なっていてもよく、J2が複数存在する場合は複数のJ2がそれぞれ異なっていてもよく、J3が複数存在する場合は複数のJ3がそれぞれ異なっていてもよく、
    1及びL2は、それぞれ独立して、酸素原子、窒素原子、フッ素原子を含んでいてもよい炭素数1〜12の2価の連結基であり、L1が複数存在する場合は複数のL1がそれぞれ異なっていてもよく、L2が複数存在する場合は複数のL2がそれぞれ異なっていてもよく、
    a10及びa14は、それぞれ独立して0〜10であり、
    a11及びa15は、それぞれ独立して0又は1であり、
    a12及びa16は、それぞれ独立して0〜9であり、
    a13は、0又は1であり、
    a21、a22、及びa23は、それぞれ独立して0〜2であり、
    d11は、1〜9であり、
    d12は、0〜9であり、
    e1、e2、及びe3は、それぞれ独立して1〜3である。
  4. 前記第1のフッ素化合物(A)が下記式(a2−1)で表される請求項1〜3のいずれかに記載の積層体。
    Figure 2018134865
    上記式(a2−1)中、
    Rfa21は、1個以上の水素原子がフッ素原子に置換された炭素数1〜20のアルキル基またはフッ素原子であり、
    Rfa22、Rfa23、Rfa24、Rfa25は、それぞれ独立して、1個以上の水素原子がフッ素原子に置換された炭素数1〜20のアルキル基またはフッ素原子であり、複数のRfa22が存在する場合は複数のRfa22がそれぞれ異なっていてもよく、複数のRfa23が存在する場合は複数のRfa23がそれぞれ異なっていてもよく、複数のRfa24が存在する場合は複数のRfa24がそれぞれ異なっていてもよく、複数のRfa25が存在する場合は複数のRfa25がそれぞれ異なっていてもよく、
    20、R21、R22、R23は、それぞれ独立して、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、複数のR20が存在する場合は複数のR20がそれぞれ異なっていてもよく、複数のR21が存在する場合は複数のR21がそれぞれ異なっていてもよく、複数のR22が存在する場合は複数のR22がそれぞれ異なっていてもよく、複数のR23が存在する場合は複数のR23がそれぞれ異なっていてもよく、
    24は、炭素数1〜20のアルキル基であり、複数のR24が存在する場合は複数のR24がそれぞれ異なっていてもよく、
    1は、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、複数のM1が存在する場合は複数のM1がそれぞれ異なっていてもよく、
    2は、水素原子またはハロゲン原子であり、
    3は、−O−、−C(=O)−O−、−O−C(=O)−、−NR−、−NRC(=O)−、又は−C(=O)NR−(Rは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4の含フッ素アルキル基)であり、複数のM3が存在する場合は複数のM3がそれぞれ異なっていてもよく、
    4は、加水分解性基であり、複数のM4が存在する場合は複数のM4がそれぞれ異なっていてもよく、
    f11、f12、f13、f14、f15はそれぞれ独立して0以上600以下の整数であり、f11、f12、f13、f14、f15の合計値は13以上であり、
    f16は、1以上20以下の整数であり、
    f17は、0以上2以下の整数であり、
    g1は、1以上3以下の整数であり、
    Rfa21−、M2−、f11個の−{C(R20)(R21)}−、f12個の−{C(Rfa22)(Rfa23)}−、f13個の−{Si(R22)(R23)}−、f14個の−{Si(Rfa24)(Rfa25)}−、f15個の−M3−、f16個の−[CH2C(M1){(CH2f17−Si(M4g1(R243-g1}]は、Rfa21−、M2−が末端となり、少なくとも一部でパーフルオロポリエーテル構造を形成する順で並び、かつ−O−が−O−乃至−Fと連続しない限り、任意の順で並んで結合する。
  5. 前記積層体が、更にポリイミド系樹脂層を含み、表面から耐摩耗層、ハードコート層、ポリイミド系樹脂層の順である請求項1〜のいずれかに記載の積層体。
  6. 前記ハードコート層が無機フィラーを含む請求項1〜のいずれかに記載の積層体。
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