JP2018134016A - 産卵家禽用飼料の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】飼料用の動物性油脂を用いながらも、旨味やコクが強く、呈味に優れる家禽卵を生産することのできる産卵家禽用飼料及び家禽卵の生産方法の提供。【解決手段】ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせと、飼料用の動物性油脂とを混合し、混合油を得る工程、及び前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料とを混合する工程を含む、産卵家禽用飼料の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、産卵鶏等の産卵家禽に給餌する産卵家禽用飼料の製造方法、及び家禽卵の生産方法に関する。
一般に飼料の油脂原料には動物性油脂が用いられる。動物性油脂は、家畜や家禽の屠殺処理物をレンダリングして得られた油脂と、飲食店等から回収された使用済の食用油とを混合したものが主流である。飼料には、当該動物性油脂以外にも、植物性油脂や牛脂等の特定動物性油脂を配合する場合があるがコスト面から使用しにくい。
飼料用の動物性油脂は、経済性に優れるだけでなく、資源の有効活用に大きく寄与する。しかし、これを飼料に配合・給与して生産した鶏卵、特に卵黄は呈味が劣る傾向があった。
一方、鶏卵の卵黄は脂質含量が約31質量%と高く、その性質は飼料に配合した油脂等の影響を受けやすいことが知られている。そこで従来、飼料に所望の油溶性物質を添加し、産卵鶏の体内で産生卵に移行させて、鶏卵の品質改善を図る試みがなされている。例えば、特許文献1では、ジンジャーやシソ等の植物精油を油脂、水および乳化剤を使ってW/O型エマルジョンとし、これを採卵鶏用飼料に添加、採卵鶏に給与して、香気及び味覚成分を含有した鶏卵を生産する方法が報告されている。また、特許文献2では、天然香辛料由来精油と小麦粉等の穀物粉と混合した組成物を飼料に添加、家禽に給与して、臭い、味及び食感がよい産生卵を生産する方法が報告されている。
しかしながら、従来の技術によっては、飼料用の動物性油脂を産卵家禽用飼料に配合・給与して生産した家禽卵において未だ十分満足のいく品質ものが得られていないのが実状であった。
特開平10−313797号公報 特開2007−110973号公報
本発明は、上記の如き従来の問題と実状に鑑みてなされたものであり、飼料用の動物性油脂を用いながらも、旨味やコクが強く、呈味に優れる家禽卵を生産することのできる産卵家禽用飼料及び家禽卵の生産方法を提供することに関する。
本発明者は、当該課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、産卵家禽用飼料を製造するにあたり、飼料原料(基礎飼料)に直接精油を配合するのではなく、先ず精油を飼料用の動物性油脂と混合した後に、次いでこれと他の飼料原料とを混合すれば、とりわけ精油のなかでもローズマリー精油又はガーリック精油を飼料用の動物性油脂と混合すれば、飼料用の動物性油脂を飼料に用いながらも、呈味に優れる産生卵が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせと、飼料用の動物性油脂とを混合し、混合油を得る工程、及び前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料とを混合する工程を含む、産卵家禽用飼料の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、前記製造方法により製造された産卵家禽用飼料を産卵家禽に給餌することを含む、家禽卵の生産方法を提供するものである。
本発明の産卵家禽用飼料を給与して産卵家禽を飼育すれば、経済的に有利に、旨味とコクが強く、呈味に優れる家禽卵を得ることができる。本発明の家禽卵は、加熱しても卵の旨味やコクが強く美味しいため、生食用の他、卵加工品や卵料理への幅広い利用が期待できる。
本発明の産卵家禽用飼料の製造方法は、ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせと、飼料用の動物性油脂とを混合し、混合油を得る工程、及び前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料とを混合する工程を含む。
本発明の方法では、先ず、ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせと、飼料用の動物性油脂とを混合し、混合油を得る。斯かる精油を前もって飼料用の動物性油脂に添加、混合することにより、家禽卵、特に卵黄を美味しくできる。
ローズマリー精油とガーリック精油はそれぞれ単独で用いてもよく、組み合わせて用いてもよい。以下、「ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせ」を単に精油ともいう。
本発明で用いられるローズマリー精油は、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)から得られる。ローズマリーの使用部位は、例えば、葉、茎、花、枝等が挙げられ、好ましくは葉である。
ローズマリー精油は、モノテルペン炭化水素類、シネオール、カンファー、ベルベノール等を含む。
ローズマリー精油は市販のものを用いてもよく、また、公知の方法により製造することも可能である。製造法としては、例えば、水蒸気蒸留法が挙げられる。
また、ガーリック精油は、ガーリック(Allium sativum L.)から得られる。ガーリックの使用部位は、好ましくは鱗茎である。
ガーリック精油は、アリシン、ジアリルジスルフィド、ジアリルトリスルフィド等を含む。
ガーリック精油は市販のものを用いてもよく、また、公知の方法により製造することも可能である。製造法としては、例えば、水蒸気蒸留法が挙げられる。
飼料用の動物性油脂は、農林水産省の「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令」(最終改正:平成29年1月26日)に成分に関する規格や製造等の基準が定められている。同省令において飼料用の動物性油脂は確認済動物性油脂として、牛の脊柱等が混合しないものとして農林水産大臣の確認を受けた工程において製造された油脂、と定義されている。飼料用の動物性油脂の標準規格としては、融点29℃以上、酸価25以下、過酸化物価3以下、ヨウ素価80以下、ケン化価190以上、色調(G)16以下、水分/不ケン化物2以下、不溶性不純物0.15%以下、が挙げられる。
本発明で用いられる飼料用の動物性油脂には、家畜や家禽の屠殺処理物をレンダリングして得られた油脂、飲食店等から回収された使用済或いは賞味期限切れの食用油脂(回収食用油)、さらにこれらを混合した油脂が含まれる。
本発明の方法において、精油は、卵の味(旨味・コク)の観点から、飼料用の動物性油脂に対して、0.03質量%以上、更に0.05質量%以上添加、混合することが好ましい。また、旨味の増強効果の限度と経済性を考慮して、精油の添加量は、飼料用の動物性油脂に対して、2質量%以下、更に0.5質量%以下、特に0.2質量%以下であることが好ましい。
精油と飼料用の動物性油脂の混合条件は、適宜調整することができる。例えば、動物性油脂の融点を考慮して、加温して撹拌、溶解したところで、精油を混合することが好ましい。
飼料用の動物性油脂には、精油に加えて、更に乳化剤を添加、混合してもよい。乳化剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、レシチン等が挙げられる。
乳化剤は、卵の味(旨味・コク)の観点から、飼料用の動物性油脂に対して、0.3〜5質量%添加、混合することが好ましい。
次に、前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料とを混合する工程を行う。
飼料用の動物性油脂以外の飼料原料は、通常の産卵家禽用飼料に用いられる原料(基礎飼料)と同様でよい。
例えば、飼料原料としては、トウモロコシ、マイロ、小麦、大麦、燕麦、ライ麦、玄米、そば、あわ、きび、ひえ等の穀類;米ぬか、トウモロコシぬか、トウモロコシ胚芽等の糟糠類;大豆油かす、きな粉、亜麻仁油かす、パーム核かす、ごま油かす、ひまわり油かす、ナタネ油かす等の植物性油かす類;魚粉、フィッシュソリュブル、肉粉、肉骨粉、血粉、脱脂粉乳、カゼイン、乾燥ホエー等の動物性飼料原料;タイム、オレガノ、クローブ、コリアンダー、シナモン等の天然香辛料;ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンE等のビタミン類;無機塩類、ミネラル等が挙げられる。また、飼料用の動物性油脂以外の大豆油、菜種油、落花生油、やし油、パーム油、タロー、ラード、タラ油等の動植物性油脂が配合されてもよい。
前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料との混合条件は、適宜調整することができる。例えば、リボンミキサー(混合機)を用いて、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料を事前に混合し、これに加温した混合油を添加ノズルで吹き付けて混合することが好ましい。
本発明の方法において、飼料用の動物性油脂は、エネルギー効率、精油成分の消化吸収等の観点から、産卵家禽用飼料中に、0.5質量%以上、更に1質量%以上、特に2質量%以上含有することが好ましい。また、飼料の物性を考慮して、産卵家禽用飼料中の飼料用の動物性油脂の含有量は、4質量%以下、更に3.5質量%以下であることが好ましい。
また、精油は、産卵家禽用飼料中に、0.0003〜0.08質量%、更に0.0003〜0.008質量%含有することが好ましい。
尚、飼料用の動物性油脂中及び産卵家禽用飼料中の精油の含有量は、GC/MS分析により測定することができる。
かくして得られた産卵家禽用飼料を産卵家禽に給餌すれば、旨味とコクが強く、呈味に優れる家禽卵が得られる。当該家禽卵は、生食用の他、卵加工品や卵料理へ好適に利用することができる。
本発明の産卵家禽用飼料の給与は、少なくとも14日間、好ましくは少なくとも21日間にわたって継続して産卵家禽に給餌するのが、目的とする家禽卵を生産する上で望ましい。
本発明の産卵家禽用飼料を給与する産卵家禽の種類は特に限定されず、例えば鶏、アヒル、鶉等の家禽類を挙げることができ、鶏に好適である。
以下、本発明について実施例をあげて具体的に説明するが、本発明はこれらによって何等限定されるものではない。
〔原料〕
飼料用動物性油脂:飼料用油脂(YG)、日光油脂(株)製
精油:天然原料由来精油100質量%、高砂香料工業(株)製
精油粉末吸着品:ガーリック精油0.50質量%のコーンフラワー吸着品、高砂香料工業(株)製
試験例1
〔飼料の調製〕
対照区及び試験区を次のように設定した。
(区分)
対照区1:精油無添加
試験区1:シナモン精油
試験区2:クローブ精油
試験区3:ジンジャー精油
試験区4:ナツメッグ精油
試験区5:オレガノ精油
試験区6:ブラックペパー精油
試験区7:ローズマリー精油
試験区8:オレンジ精油
試験区9:ガーリック精油
試験区10:シソ精油
約40℃に加温した飼料用動物性油脂に対して各種精油を0.05質量%添加し、4Lのステンレス容器で約1分間、撹拌棒で混合して精油添加混合油を得た。次いで、100kg容量のリボンミキサーを用いて、混合油と他の飼料原料とを混合して産卵家禽用飼料を調製した。飼料組成を表1に示す。
Figure 2018134016
〔飼育試験〕
採卵鶏「ジュリア」498日令の各区20羽計220羽に対して、上記で得た試験飼料を1日1羽当り110g、21日間以上給与した。
〔官能評価〕
(1)評価方法
飼育試験開始から21日目の鶏卵を採卵して官能試験に供した。
次のスクランブルエッグと生卵(卵黄部)につき、専門パネル5名(男性1名、女性4名)により、旨味の強さ・コクの強さを含む「美味しさ」について対照区1の官能評価を0点とし、他の試験区について−2点、−1点、0点(同等)、1点、2点の5段階で相対評価を行った。5名の平均値を評点とした。尚、「旨味」とは、先味の強さと嗜好性の良さをあわせた風味で、「コク」とは、後味の強さと嗜好性の良さをあわせた風味である。また、同様に、スクランブルエッグ及び生卵黄の評価を総合し、総合評価とした。評点は、旨味、コクを強く感じ美味しく感じる程高い。結果を表2に示す。
A.スクランブルエッグ
検体各区2個を割卵し、卵白と卵黄が良く混ざるよう菜ばしで攪拌し、ざるで1回濾した後に卵液86gを量り取った。IH調理器(弱中火)で1分温めたフライパンにキャノーラ油(プラスチックスプーンで2杯)をひき、卵液を流し込んだ。IH調理器(弱中火)で加熱し、ゆっくりかきまぜながら火を通しすぎない程度でフライパンから出した。全ての区が室温まで冷めてから評価した。
B.生卵黄
直前まで冷蔵した、検体各区2個の殻付卵から卵白と卵黄を分離し、卵黄部のみをプールして評価した。
Figure 2018134016
(2)結果
スクランブルエッグでは、ローズマリー精油(試験区7)とガーリック精油(試験区9)が優れ、その他の精油(ジンジャー、ナツメッグ、ブラックペパー、オレンジ及びシソ)は劣る結果であった。シナモン、クローブ、オレガノの精油は影響のない結果であった。
生卵黄では、相対的に精油を添加することで美味しさが改善される傾向だったが、ジンジャー精油とナツメッグ精油が劣る評価であった。ローズマリー精油とガーリック精油は、スクランブルエッグと同様に評価が高かった。
スクランブルエッグと生卵黄を合わせた総合評価では、ローズマリー精油とガーリック精油が高い評価であった。
以上の結果から、鶏卵の美味しさを改善する精油として、ローズマリー精油とガーリック精油が有用と考えられた。
試験例2
〔飼料の調製〕
対照区及び試験区を次のように設定した。精油には、ガーリック精油を用いた。
(区分)
対照区2:精油無添加
試験区11:精油0.01質量%添加(飼料中の精油含有量として0.0003質量%)
試験区12:精油0.05質量%添加(同0.0015質量%)
試験区13:精油0.20質量%添加(同0.0060質量%)
試験区14:精油粉末吸着品を飼料に直接0.3質量%添加(同0.0015質量%)
試験区15:精油を飼料に直接0.0015質量%添加(同0.0015質量%)
試験区11〜試験区13では、約40℃に加温した飼料用動物性油脂に対してガーリック精油を所定量ずつ添加し、4Lのステンレス容器で約1分間、撹拌棒で混合して精油添加混合油を得た。次いで、100kg容量のリボンミキサーを用いて、混合油と他の飼料原料とを混合して産卵家禽用飼料を調製した。
一方、試験区14、試験区15では、約40℃に加温した飼料用動物性油脂、ガーリック精油0.50質量%粉末吸着品又はガーリック精油、及び他の飼料原料を100kg容量のリボンミキサーで混合し、産卵家禽用飼料を調製した。
飼料組成を表3に示す。尚、試験区12、試験区14及び試験区15は、飼料中の精油含有量は0.0015質量%と同じである。
Figure 2018134016
〔飼育試験〕
採卵鶏「ジュリア」575日令の各区20羽計220羽に対して、上記で得た試験飼料を1日1羽当り110g、21日間以上給与した。
〔官能評価〕
(1)評価方法
先に示した試験例1と同じ方法で実施した。対照区2の官能評価を0点として他の試験区について評点を決定した。結果を表4に示す。
Figure 2018134016
(2)結果
スクランブルエッグにおいて、試験区11〜試験区13の間の比較では、精油0.01質量%添加では美味しさへ影響は殆どなかった。これに対して、0.05質量%添加では殆どのパネラーがある程度、美味しいと感じる結果であった。また、0.2%添加では殆どのパネラーが美味しさを感じる結果であった。
ガーリック精油をコーンフラワーに0.50質量%吸着した粉末吸着品を飼料に直接添加した試験区14と、精油を飼料に直接添加した試験区15は、飼料中の精油含有量は試験区12と同じであったが、美味しさの結果は劣った。
生卵黄においてもスクランブルエッグとほぼ同様の結果であった。
スクランブルエッグと生卵黄を合わせた総合評価もスクランブルエッグの結果と同様の結果となった。
以上の結果から、産卵家禽用飼料を製造するにあたり、精油として、前もって飼料用動物性油脂に添加、混合した後に他の飼料原料と混合することで、旨味やコクが強く、美味しい卵を生産できることが確認された。また、飼料用動物性油脂に対するガーリック精油の添加量は0.05〜0.2質量%の範囲が好適であった。

Claims (5)

  1. ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせと、飼料用の動物性油脂とを混合し、混合油を得る工程、及び前記混合油と、飼料用の動物性油脂以外の飼料原料とを混合する工程を含む、産卵家禽用飼料の製造方法。
  2. ローズマリー精油、ガーリック精油又はその組み合わせを、飼料用の動物性油脂に対して0.03〜2質量%添加、混合する請求項1記載の産卵家禽用飼料の製造方法。
  3. 産卵家禽用飼料中の飼料用の動物性油脂の含有量が0.5〜4質量%である請求項1又は2記載の産卵家禽用飼料の製造方法。
  4. 産卵家禽が産卵鶏である請求項1〜3のいずれか1項に記載の産卵家禽用飼料の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法により製造された産卵家禽用飼料を産卵家禽に給餌することを含む、家禽卵の生産方法。
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