JP2018131581A - インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 - Google Patents
インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018131581A JP2018131581A JP2017027770A JP2017027770A JP2018131581A JP 2018131581 A JP2018131581 A JP 2018131581A JP 2017027770 A JP2017027770 A JP 2017027770A JP 2017027770 A JP2017027770 A JP 2017027770A JP 2018131581 A JP2018131581 A JP 2018131581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- mass
- less
- pigment particles
- average particle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/322—Pigment inks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
- B41J3/4078—Printing on textile
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/102—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/36—Inkjet printing inks based on non-aqueous solvents
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/30—Ink jet printing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Coloring (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】顔料粒子と樹脂粒子と水とを含み、顔料粒子の平均粒子径に対する樹脂粒子の平均粒子径の粒径比が、0.60以上1.70以下であり、顔料粒子のゼータ電位に対する樹脂粒子のゼータ電位の電位比が、0.80以上1.25以下である、インクジェット捺染インク組成物。
【選択図】なし
Description
本実施形態のインクジェット捺染インク組成物(以下、単に「インク組成物」ともいう。)は、顔料粒子と、樹脂粒子と、水と、を含み、前記顔料粒子の平均粒子径に対する前記樹脂粒子の平均粒子径の粒径比が、0.60以上1.70以下であり、前記顔料粒子のゼータ電位に対する前記樹脂粒子のゼータ電位の電位比が、0.80以上1.25以下である。このようなインクジェット捺染インク組成物が摩擦堅牢性に優れた捺染物を得ることができる要因は下記のように考えている。ただし、要因はこれに限定されない。すなわち、本実施形態のインクジェット捺染インク組成物は、主として、顔料粒子の平均粒子径に対する樹脂粒子の平均粒子径の粒径比が0.60以上1.70以下であり、顔料粒子のゼータ電位に対する樹脂粒子のゼータ電位の電位比が0.80以上1.25以下であることにより、インクジェット捺染インク組成物が布帛を含む被記録媒体に付着された後に、被記録媒体上でインクジェット捺染インク組成物が乾燥して固化する過程において、顔料粒子と樹脂粒子とが均一に分散している状態から、均一に混在する状態を維持し、固化して塗膜化した塗膜が得られることに起因して、塗膜の強度が向上し、摩擦堅牢性に優れた捺染物を得ることができる。また、本実施形態のインクジェット捺染インク組成物は、吐出安定性、及び保存安定性に優れる。さらに、本実施形態のインクジェット捺染インク組成物は、布帛を含む被記録媒体に付着した際に、該インクジェット捺染インク組成物に含まれる水等の溶媒成分が布帛内部に浸透することに起因して、発色性にも優れる。
本実施形態の顔料粒子は、顔料を含む粒子である。顔料としては、特に限定されないが、例えば、以下のものが挙げられる。
本実施形態の樹脂粒子(以下、「樹脂分散体」、「樹脂エマルジョン」ともいう。)は、樹脂を含む粒子である。
本実施形態のインク組成物は、水を含む。水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、凝集液を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができる。これにより貯蔵安定性がより向上する傾向にある。
本実施形態のインク組成物は、有機溶剤をさらに含むことが好ましい。有機溶剤は、水と共に用いることができる有機溶剤であれば、特に限定されない。
本実施形態のインク組成物は、架橋剤をさらに含むことが好ましい。架橋剤を含むことにより、樹脂粒子同士を架橋することに起因して、得られる記録物の耐擦性及び摩擦堅牢性により優れる傾向にある。また、保存安定性にも優れる傾向にある。架橋剤としては、樹脂粒子同士を架橋できるものであれば特に限定されないが、例えば、ブロック化イソシアネートイソシアネート系化合物が挙げられる。
本実施形態のインク組成物は、滑剤をさらに含むことが好ましい。滑剤を含むことにより、摩擦堅牢性により優れた捺染物を得ることができる傾向にある。
インク組成物は、光沢性の観点から、界面活性剤をさらに含むことが好ましい。界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及びシリコーン系界面活性剤が挙げられる。
本実施形態のインクジェット捺染方法は、布帛を含む被記録媒体上に、本実施形態のインク組成物を付着させる工程(付着工程)を有する。図1は、本実施形態の捺染方法の一例を示すフローチャートである。図1に示すように、本実施形態の捺染方法は、上記付着工程に加えて、下記の加熱工程及び洗浄工程をさらに有してもよい。
本実施形態の付着工程は、例えば、被記録媒体である布帛の面(画像形成領域)に向けて、インク組成物をインクジェット方式により吐出し、被記録媒体に付着させて、画像を形成する。なお、吐出条件は、吐出されるインク組成物の物性によって適宜決定すればよい。
本実施形態の捺染方法は、付着工程後に、インク組成物が付着した被記録媒体を加熱する加熱工程をさらに有してもよい。加熱工程を有することにより、布帛を構成する繊維に染料をより良好に染着することができる。加熱方法としては、特に限定されないが、例えば、HT法(高温スチーミング法)、HP法(高圧スチーミング法)、サーモゾル法が挙げられる。
本実施形態の捺染方法は、加熱工程後に、インク組成物が付着した被記録媒体を洗浄する洗浄工程をさらに有してもよい。洗浄工程により、繊維に染着していない顔料を効果的に除去することができる。洗浄工程は、例えば水を用いて行うことができ、必要に応じてソーピング処理を行ってもよい。ソーピング処理方法としては、特に限定されないが、例えば、即ち未固着の顔料を熱石鹸液などで洗い落とす方法が挙げられる。
本実施形態の被記録媒体としては、布帛を含むもの(布帛それ自体を包含する。)であればよい。布帛としては、以下に限定されないが、例えば、絹、綿、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の天然繊維及び合成繊維が挙げられる。布帛としては、1種の繊維からなるものであっても、2種以上の繊維を混紡したものであってもよい。これらのうち、特に浸透性の異なる繊維を混紡したものを用いることによって、本実施形態の効果がより得られやすい傾向にある。布帛としては、上記に挙げた繊維を、織物、編物、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。
下記の記録物の作製において使用したインク組成物用の主な材料は、以下の通りである。
〔顔料粒子〕
C.I.ピグメントブルー15:3(第日精化工業株式会社製、平均粒子径:90nm、ゼータ電位:−54mV、表中、「PB−15:3」と略す。)
Bonjetblack CW−1(オリエント化学工業株式会社製商品名、平均粒子径:100nm、ゼータ電位:−51mV)
EMACOL SF Yellow J701F(山陽色素株式会社製商品名、平均粒子径:110nm、ゼータ電位:−58mV)
〔樹脂粒子〕
UW−1501F(宇部興産株式会社製商品名、平均粒子径:55nm、ゼータ電位:−55mV)
UW−5002(宇部興産株式会社製商品名、平均粒子径:32nm、ゼータ電位:−52mV)
W−6061(三井化学株式会社製商品名、平均粒子径:60nm、ゼータ電位:−50mV)
W−6110(三井化学株式会社製商品名、平均粒子径:60nm、ゼータ電位:−49mV)
UX−150(三洋化成工業株式会社製商品名、平均粒子径:72nm、ゼータ電位:−49mV)
UX−390(三洋化成工業株式会社製商品名、平均粒子径:60nm、ゼータ電位:−58mV)
UX−200(三洋化成工業株式会社製商品名、平均粒子径:72nm、ゼータ電位:−46mV)
樹脂A(ウレタン樹脂、平均粒子径:155nm、ゼータ電位:−49mV)
樹脂B(ウレタン樹脂、平均粒子径:68nm、ゼータ電位:−65mV)
〔架橋剤〕
タケネートWB−3021(三井化学株式会社製商品名)
〔有機溶剤〕
トリエチレングリコールモノブチルエーテル(東京化成工業株式会社製、表中、「TEGmBE」と略す。)
1,3−プロパンジオール(東京化成工業株式会社製)
トリメチロールエタン(東京化成工業株式会社製)
〔滑剤〕
Michem Emulsion 85250(Michelman社製商品名)
〔保湿剤〕
グリセリン
〔界面活性剤〕
SAG503A(日信化学工業株式会社製商品名)
〔pH調整剤〕
トリイソプロパノールアミン(表中、「TIPA」と略す。)
〔防腐剤〕
プロキセルXL2(Arch Chemicals社製商品名)
〔水〕
純水
樹脂A、樹脂Bは、公知のウレタン合成方法を用いて調製した。具体的には、合成に用いたカルボキシル基含有モノマーの使用量によりゼータ電位を上記のゼータ電位となるよう調整し、分散工程の際の時間と乳化剤の使用量とを調整して、上記の平均粒子径となるよう調整して調製した。
各材料を下記の表1に示す組成で混合し、十分に撹拌し、インク組成物を得た。なお、下記の表1中、数値の単位は質量%であり、数値は固形分濃度であり、合計は100.0質量%である。
調製した各インク組成物の表面張力[mN/m]は、表面張力計(協和界面科学社製の商品名「CBVP−Z」)を用いて、ウィルヘルミー法により、25℃における静的表面張力を測定して求めた。
調製した各インク組成物の粘度[mPa・s]は、粘度計(Physica社製、商品名「MCR−300」)により、コーン(径75mm、角度1°)を用い、回転速度を100rpmとして、20℃において測定して求めた。
ステンレス鋼(SUS)の平板上にシリコンラバー(厚さ:5mm)で枠を設け、開口部3cm×19cmの中に、上記で調製した各インク組成物10gを投入し、大気下で一晩乾燥させた。その後、160℃で15分間加熱処理し、SUS上の塗膜を得た。さらに、SUS上から塗膜を剥離し、塗膜を得た。
得られた塗膜について、TENSILON万能試験機(エー・アンド・デイ社製商品名:RTG−1250)を使用し、試験片サイズ幅10mm、高さ30mm、引張速度100mm/minの条件下にて、応力−ひずみ曲線を測定した。応力−ひずみ曲線のひずみ0.05〜0.25%間の線形回帰によってヤング率[MPa]を求めた。なお、本測定に必要な塗膜の膜厚は、マイクロメーター(ミツトヨ社製の商品名「MDH−25M」)による実測から求めた。
上記〔ヤング率〕の測定と同様に、TENSILON万能試験機(エー・アンド・デイ社製商品名:RTG−1250)を使用し、試験片の破断伸度(%)を測定した。
上記で調製した各インク組成物を、インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製、製品名「PX−G930」)のインクカートリッジに充填し、インクジェット吐出観察装置「Dot View」(トライテック社製商品名)によりインクの吐出速度を下記に示す値に調整し、ノズル抜け、及び飛行曲がりを観察し、下記評価基準により吐出安定性を評価した。結果を表3に示す。
(評価基準)
5:吐出速度6m/sでノズル抜け、及び飛行曲がりを生じているノズルが、確認できず、かつ、吐出速度7m/sでノズル抜け、及び飛行曲がりを生じているノズルが、確認できない。
4:吐出速度6m/sでノズル抜け、及び飛行曲がりを生じているノズルが、確認できず、かつ、吐出速度7m/sでノズル抜け、又は飛行曲がりを生じているノズルの数が、ノズル全体に対して0%超3%以下確認できる。
3:吐出速度6m/sでノズル抜け、及び飛行曲がりを生じているノズルが、確認できず、かつ、吐出速度7m/sでノズル抜け、又は飛行曲がりを生じているノズルの数が、ノズル全体に対して3%超確認できる。
2:吐出速度6m/sでノズル抜け、又は飛行曲がりを生じているノズルの数が、ノズル全体に対して0%超3%以下確認できる。
1:吐出速度6m/sでノズル抜け、又は飛行曲がりを生じているノズルの数が、ノズル全体に対して3%超確認できる。
上記で調製した各インク組成物を50cc容器のガラス瓶に入れて密栓した後に、このガラス瓶を60℃の恒温槽内に投入した。7日間放置した後にガラス瓶を取り出し、十分に室温まで冷却してから、上記〔粘度〕と同様にして粘度を測定した。〔粘度〕の測定で得られた初期の粘度に対する、7日間放置後の粘度の増加率を計算し、下記評価基準により保存安定性を評価した。結果を表3に示す。
(評価基準)
5:粘度の増加率が、3.0%未満である。
4:粘度の増加率が、3.0%以上5.0%未満である。
3:粘度の増加率が、5.0%以上10%未満である。
2:粘度の増加率が、10%以上15%未満である。
1:粘度の増加率が、15%以上である。
布帛に対して、インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製、製品名「PX−G930」)の改造機(布帛への記録が可能なように布帛固定手段を有する。)を用いたインクジェット法により、上記で調製した各インク組成物を付着させた。記録条件としては、15mg/inch2の付着量でベタパターン画像を記録した。このようにしてインクジェット捺染を行った。ここで、「ベタパターン画像」とは、記録解像度で規定される最小記録単位領域である画素の全ての画素に対してドットを記録した画像を意味する。
各捺染物について、学振型摩擦堅牢度試験機AB−301(テスター産業社製商品名)を使用し、200gの荷重、10cm/sの速度の条件下で、100回の往復を実施し、その後、JIS染色堅牢度試験用白布(JIS L 0803準拠3−1号)を使用して
移染濃度OD値を測定し、下記評価基準により摩擦堅牢性を評価した。結果を表3に示す。移染濃度OD値が低いほど、摩擦堅牢性に優れることを意味する。
(評価基準)
5:移染濃度OD値が、0.15以下である。
4:移染濃度OD値が、0.15超0.20以下である。
3:移染濃度OD値が、0.20超0.25以下である。
2:移染濃度OD値が、0.25超0.30以下である。
1:移染濃度OD値が、0.30超である。
Claims (13)
- 顔料粒子と、樹脂粒子と、水と、を含み、
前記顔料粒子の平均粒子径に対する前記樹脂粒子の平均粒子径の粒径比が0.60以上1.70以下であり、
前記顔料粒子のゼータ電位に対する前記樹脂粒子のゼータ電位の電位比が0.80以上1.25以下である、インクジェット捺染インク組成物。 - 前記インクジェット捺染インク組成物を乾燥させた塗膜の、ヤング率が0.5MPa以上30MPa以下であり、かつ、破断伸度が300%以上1200%以下である、請求項1に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 表面張力が、20mN/m以上50mN/m以下であり、かつ、粘度が5.0mPa・s以上25mPa・s以下である、請求項1又は2に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 前記樹脂粒子は、前記顔料粒子1.0質量部に対して、ウレタン系樹脂を、1.0質量部以上5.0質量部以下含む粒子である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 架橋剤をさらに含み、
前記架橋剤は、前記顔料粒子1.0質量部に対して、ブロックイソシアネート系化合物を、0.04質量部以上1.0質量部以下含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。 - 滑剤をさらに含み、
前記滑剤は、前記顔料粒子1.0質量部に対して、ポリエチレン系化合物を、0.05質量部以上1.0質量部以下含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。 - 前記樹脂粒子の含有量が、前記インクジェット捺染インク組成物の総量に対して、5.0質量%以上20質量%以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 前記顔料粒子の含有量が、前記インクジェット捺染インク組成物の総量に対して、1.0質量%以上15質量%以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 前記顔料粒子の平均粒子径及び前記樹脂粒子の平均粒子径が、各々独立して、50nm以上300nm以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 前記顔料粒子のゼータ電位及び前記樹脂粒子のゼータ電位が、各々独立して、絶対値で40mV以上であり、かつ、互いに同符号である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 有機溶剤をさらに含み、
前記有機溶剤は、炭素数2〜6のアルキルジオール化合物、及びグリセリンを除く炭素数2〜6のアルキルトリオール化合物からなる群より選択される1種又は2種以上を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。 - 前記顔料粒子の平均粒子径に対する前記樹脂粒子の平均粒子径の粒径比が0.60以上0.90以下である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物。
- 布帛を含む被記録媒体上に、請求項1〜12のいずれか一項に記載のインクジェット捺染インク組成物を付着させる工程を有する、
インクジェット捺染方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017027770A JP6866676B2 (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 |
US15/830,292 US10344174B2 (en) | 2017-02-17 | 2017-12-04 | Ink jet printing ink composition and ink jet printing method |
CN201810102787.0A CN108456458A (zh) | 2017-02-17 | 2018-02-01 | 喷墨印染油墨组合物以及喷墨印染方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017027770A JP6866676B2 (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018131581A true JP2018131581A (ja) | 2018-08-23 |
JP6866676B2 JP6866676B2 (ja) | 2021-04-28 |
Family
ID=63166177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017027770A Active JP6866676B2 (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10344174B2 (ja) |
JP (1) | JP6866676B2 (ja) |
CN (1) | CN108456458A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019023266A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | 三洋化成工業株式会社 | 複合粒子水性分散体 |
WO2019188856A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットインク組成物、メンテナンス方法、画像記録方法、及び、画像記録物 |
JP2020132829A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
WO2022201923A1 (ja) | 2021-03-24 | 2022-09-29 | サカタインクス株式会社 | 捺染用水性インクジェット印刷用インク組成物 |
EP4202113A1 (en) | 2021-12-27 | 2023-06-28 | Riso Kagaku Corporation | Method for producing printed textile item |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6866676B2 (ja) * | 2017-02-17 | 2021-04-28 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 |
JP7467890B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2024-04-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット用インク及び画像形成方法 |
CN112267315B (zh) * | 2020-09-27 | 2022-11-29 | 珠海天威新材料股份有限公司 | 一种防升华烫画墨水及其制备方法 |
CN112552742B (zh) * | 2020-12-09 | 2022-02-11 | 上海大学 | 一种纺织喷墨印花用白色涂料墨水及其制备方法 |
JP2022101085A (ja) * | 2020-12-24 | 2022-07-06 | セイコーエプソン株式会社 | インクセット及び記録装置 |
JP2022154398A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | セイコーエプソン株式会社 | 白色インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
JP2022167623A (ja) * | 2021-04-23 | 2022-11-04 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインク組成物、及び記録方法 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003171589A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-20 | Konica Corp | インクジェット用顔料インクとそれを用いたインクジェットカートリッジ、インクジェット画像記録方法及びインクジェット記録画像 |
JP2007291342A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-11-08 | Clariant Internatl Ltd | 高分子電解質カプセル化顔料 |
JP2009030014A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-02-12 | Riso Kagaku Corp | 捺染インクジェット用インク |
JP2009280671A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェットインク、及びインクジェット記録方法 |
JP2015183112A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインクセット、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法 |
JP2015214117A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置およびこれのメンテナンス方法 |
JP2016104521A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置、インクジェット記録装置のメンテナンス方法、メンテナンス液、および液体セット |
JP2017119835A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | キヤノン株式会社 | 自己分散顔料の製造方法、自己分散顔料、インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法 |
JP2017160300A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | インク、インク収容容器、画像記録方法及び画像記録装置 |
JP2018058347A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | 株式会社リコー | 記録物、及びその使用方法、並びに記録物の製造方法 |
JP2018123235A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社リコー | インクジェット用捺染インク、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5196943B2 (ja) | 2007-10-18 | 2013-05-15 | 理想科学工業株式会社 | 捺染インクジェット用インク |
JP5402095B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2014-01-29 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インク記録物 |
US20110293898A1 (en) * | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Seiko Epson Corporation | Ink set, textile printing method and printed textile |
JP5828748B2 (ja) * | 2011-02-01 | 2015-12-09 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP6866676B2 (ja) * | 2017-02-17 | 2021-04-28 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 |
-
2017
- 2017-02-17 JP JP2017027770A patent/JP6866676B2/ja active Active
- 2017-12-04 US US15/830,292 patent/US10344174B2/en active Active
-
2018
- 2018-02-01 CN CN201810102787.0A patent/CN108456458A/zh active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003171589A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-20 | Konica Corp | インクジェット用顔料インクとそれを用いたインクジェットカートリッジ、インクジェット画像記録方法及びインクジェット記録画像 |
JP2007291342A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-11-08 | Clariant Internatl Ltd | 高分子電解質カプセル化顔料 |
JP2009030014A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-02-12 | Riso Kagaku Corp | 捺染インクジェット用インク |
JP2009280671A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェットインク、及びインクジェット記録方法 |
JP2015183112A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインクセット、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法 |
JP2015214117A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置およびこれのメンテナンス方法 |
JP2016104521A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置、インクジェット記録装置のメンテナンス方法、メンテナンス液、および液体セット |
JP2017119835A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | キヤノン株式会社 | 自己分散顔料の製造方法、自己分散顔料、インク、インクカートリッジ、及びインクジェット記録方法 |
JP2017160300A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | インク、インク収容容器、画像記録方法及び画像記録装置 |
JP2018058347A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | 株式会社リコー | 記録物、及びその使用方法、並びに記録物の製造方法 |
JP2018123235A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社リコー | インクジェット用捺染インク、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019023266A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | 三洋化成工業株式会社 | 複合粒子水性分散体 |
WO2019188856A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットインク組成物、メンテナンス方法、画像記録方法、及び、画像記録物 |
JPWO2019188856A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2020-12-10 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットインク組成物、メンテナンス方法、画像記録方法、及び、画像記録物 |
JP2020132829A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
JP7358746B2 (ja) | 2019-02-26 | 2023-10-11 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
WO2022201923A1 (ja) | 2021-03-24 | 2022-09-29 | サカタインクス株式会社 | 捺染用水性インクジェット印刷用インク組成物 |
KR20230160827A (ko) | 2021-03-24 | 2023-11-24 | 사카타 인쿠스 가부시키가이샤 | 날염용 수성 잉크젯 인쇄용 잉크 조성물 |
EP4202113A1 (en) | 2021-12-27 | 2023-06-28 | Riso Kagaku Corporation | Method for producing printed textile item |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180237647A1 (en) | 2018-08-23 |
US10344174B2 (en) | 2019-07-09 |
CN108456458A (zh) | 2018-08-28 |
JP6866676B2 (ja) | 2021-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6866676B2 (ja) | インクジェット捺染インク組成物、及びインクジェット捺染方法 | |
JP7208580B2 (ja) | インクジェット捺染用組成物セット、及びインクジェット捺染方法 | |
US10654289B2 (en) | Inkset for ink jet textile printing and ink jet textile printing method | |
US10669441B2 (en) | Aqueous ink jet ink composition and ink jet recording method | |
JP6503737B2 (ja) | 記録方法及びインクセット | |
US9435075B2 (en) | Ink for ink jet textile printing, ink jet textile printing method, and ink jet textile printing apparatus | |
US10384469B2 (en) | Ink jet recording method and method of controlling ink jet recording apparatus | |
JP5724198B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
CN102233719A (zh) | 喷墨记录方法 | |
JP2010090271A (ja) | インクジェット記録方式の印刷方法 | |
EP2641943A1 (en) | Ink composition for ink jet textile printing | |
JP2017014372A (ja) | 処理液組成物、インクジェット用インク組成物、及びインクセット | |
JP7017051B2 (ja) | インクセットおよび記録方法 | |
JP2017132946A (ja) | 捺染インクジェットインクセット及びインクジェット捺染記録方法 | |
JP2021085128A (ja) | インクジェット捺染方法及びインクジェット捺染組成物セット | |
US11466173B2 (en) | Printing method and printing apparatus | |
JP6152943B2 (ja) | インクジェット記録用インキセット | |
JP5692491B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2018002833A (ja) | インクジェットインク組成物、及び記録方法 | |
WO2019107284A1 (ja) | インクジェット捺染用組成物セット、及びインクジェット捺染方法 | |
JP5482866B1 (ja) | 記録方法及び被記録媒体 | |
JP2015091658A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2017190370A (ja) | インクジェットインク組成物、及び捺染方法 | |
JP2021031821A (ja) | インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP7512746B2 (ja) | インクジェット顔料捺染用処理液組成物、インクセット、及び記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200806 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210322 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6866676 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |