JP2018131420A - トリアゾール化合物の製造方法 - Google Patents

トリアゾール化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医薬品中間体として有用なトリアゾール化合物の新規な製造方法の提供。
【解決手段】乳酸誘導体に塩化チオニルを反応させ塩化Al存在下1,3−ジフルオロベンゼンを反応させケトン誘導体を得、ウィティッヒ試薬によるオレフィン化を経て化合物(2)へ誘導し、エポキシ化・トリアゾール化を経て化合物(1)へ誘導する製造方法。
Figure 2018131420

Figure 2018131420

【選択図】なし

Description

本発明はトリアゾール化合物の製造方法に関する。
式(1)で表されるトリアゾール化合物(化合物(1))は、真菌感染症に対する治療薬の製造中間体として有用である(特許文献1)。化合物(1)の製造方法としては、例えば、式(2)で表されるアリルアルコール化合物(化合物(2))から式(5)で表されるエポキシ化合物(化合物(5))へ誘導した後、化合物(5)に1,2,4−トリアゾールを反応させて製造する方法が知られている(特許文献2、3)。
Figure 2018131420
また、化合物(2)の製造方法としては、例えば、式(7)で表される光学活性なカルボン酸化合物(化合物(7))にオキサリルクロライドを作用させた後、塩化アルミニウム存在下、1,3−ジフルオロベンゼンを反応させて得られる式(8)で表されるケトン化合物(化合物(8))を経由して製造する方法が報告されている(非特許文献1、特許文献2)。
Figure 2018131420
特許第2768830号 特表2002−511434号 特許第4651969号 特開昭60−184028号
ケミカル アンド ファーマシューティカル ブレタン 1991年、39巻、2241−2246頁
しかしながら、化合物(1)の上述の製造方法では、脱保護工程後に、化合物(5)を単離して精製する操作が必要とされる。
また、化合物(2)の上述の製造方法では、収率は中程度であり、さらに水酸基を保護しているアセチル基が脱離し易く、再度保護基を導入する工程を必要とするという問題点がある。なお、1,3−ジフルオロベンゼンの代わりにベンゼンを使用したアシル化工程において、保護基であるアセチル基の脱離を抑制する製造方法が報告されているが、低温条件下(−15℃)で反応させるという問題点がある(特許文献4)。
本発明は、化合物(1)の新規な製造方法を提供する。さらに本発明は、その方法で得られる新規な製造中間体を提供する。
本発明者らは上記事情に鑑みて鋭意検討した結果、化合物(13)から化合物(2)を製造する工程において、保護基の再導入を必要とせず、さらに化合物(10)から化合物(1)を製造する工程において、中間体の単離精製を必要としない、化合物(1)の高効率な新規製造方法を見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記[1]〜[25]に関するものである。
[1]
下記工程(a)、(b)及び(c)を含む、式(2)で表されるアリルアルコール化合物の製造方法(各式中、Rは、水素原子、C2−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表す。)。
(a)
式(13)で表される乳酸誘導体に塩化チオニルを反応させた後、塩化アルミニウム存在下、1,3−ジフルオロベンゼンを反応させ、式(14)で表されるケトン化合物を得る工程。
Figure 2018131420
(b)
化合物(14)にオレフィン化試薬を反応させ、式(15)で表されるオレフィン化合物を得る工程。
Figure 2018131420
(c)
化合物(15)を脱保護することにより、式(2)で表されるアリルアルコール化合物を得る工程。
Figure 2018131420
[2]
が、置換基を有していてもよいフェニル基である、[1]に記載のアリルアルコール化合物の製造方法。
[3]
が、フェニル基である、[2]に記載のアリルアルコール化合物の製造方法。
[4]
オレフィン化試薬がウィティッヒ試薬である、[1]乃至[3]の何れか1つに記載のアリルアルコールの製造方法。
[5]
オレフィン化試薬が、ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウムである、[4]に記載のアリルアルコールの製造方法。
[6]
下記工程(d)及び(e)を含む、式(1)で表されるトリアゾール化合物の製造方法(各式中、R2は、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表す。)。
(d)
式(10)で表されるエポキシ化合物に、塩基存在下、1,2,4−トリアゾールを反応させ、式(11)で表されるトリアゾール化合物を得る工程。
Figure 2018131420
(e)
化合物(11)を脱保護することにより、式(1)で表されるトリアゾール化合物を得る工程。
Figure 2018131420
[7]
が、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基又は置換基を有していてもよい6員芳香族複素環基である、[6]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[8]
が、置換基を有していてもよいフェニル基である、[7]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[9]
が、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基又は4−トリフルオロメチルフェニル基である、[8]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[10]
が、置換基を有していてもよい6員芳香族複素環基である、[7]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[11]
が、3−ピリジル基又は4−ピリジル基である、[10]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[12]
が、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基である、[7]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[13]
が、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、[12]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[14]
塩基が金属塩である、[6]乃至[13]の何れか1つに記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[15]
塩基が、アルカリ金属の水酸化物である、[14]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[16]
塩基が、水酸化リチウムである、[15]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[17]
塩基が、アルカリ土類金属の水酸化物である、[14]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[18]
塩基が、水酸化バリウムである、[17]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[19]
塩基が、アルカリ金属の炭酸塩である、[14]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[20]
塩基が、炭酸セシウムである、[19]に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[21]
反応溶媒が、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、1−メトキシ−2−プロパノール、2,2,2−トリフルオロエタノール又は2−プロパノールである、[6]乃至[20]の何れか1つに記載のトリアゾール化合物の製造方法。
[22]
式(10)
Figure 2018131420

(式中、Rは、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基(但し、4−ニトロフェニル基、3,5−ジニトロフェニル基及びフェニル基を除く。)を表す。)で表されるエポキシ化合物。
[23]
が、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、[22]に記載のエポキシ化合物。
[24]
式(11)
Figure 2018131420

(式中、Rは、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基(但し、N−トリフルオロアセチル−2−ピロリジニル基、1−(4−クロロフェニル)−2−メチル-1−プロピル基、トルフルオロメチル基、4−トリフルオロメチルフェニル基及び4−クロロフェニル基を除く。)を表す。)で表されるトリアゾール化合物。
[25]
が、3,5−ジクロロフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、[24]に記載のトリアゾール化合物。
本発明により、医薬品中間体として有用な化合物(1)を効率的に得ることができる、工業的に適した新規な製造方法を提供することができた。また、本発明により、新規な製造中間体である化合物(10)及び化合物(11)を提供することができた。
以下に、本発明についてさらに詳しく説明する。
尚、本発明中「n−」はノルマル、「i−」はイソ、「s−」及び「sec−」はセカンダリー、「t−」及び「tert−」はターシャリー、「o−」はオルト、「m−」はメタ、「p−」はパラ、「Me」はメチルを意味する。
まず、本明細書における化学構造の記載に用いる用語を説明する。
「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を意味する。
「C1−6アルキル基」とは、炭素数が1乃至6個である直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を意味し、具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基が挙げられる。
「C2−6アルキル基」とは、炭素数が2乃至6個である直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を意味し、具体例としては、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基が挙げられる。
「C3−6シクロアルキル基」とは、炭素数が3乃至6個である環状のアルキル基を意味し、具体例としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が挙げられる。
「C1−6アルコキシ基」とは、炭素数が1乃至6個である直鎖または分岐鎖状のアルコキシ基を意味し、具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基が挙げられる。
「C6−14アリール基」とは、炭素原子数6乃至14の芳香族炭化水素基を意味し、具体例としては、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−アントラセニル基、2−アントラセニル基、9−アントラセニル基、ビフェニル基が挙げられる。
「C1−6ハロアルキル基」とは、前記定義「C1−6アルキル基」の任意の位置の水素原子が、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子からなる置換基群より単独に若しくは異なって選ばれる1個以上のハロゲン原子で置換された置換基を意味し、具体例としては、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、4,4,4−トリフルオロブチル基、4,4,4−トリフルオロブタン−2−イル基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジフルオロプロピル基、2−クロロエチル基、3−ブロモプロピル基、4−ヨードブチル基、5,5,5−トリフルオロペンチル基、6,6,6−トリフルオロヘキシル基、5−クロロペンチル基、6−ブロモヘキシル基が挙げられる。
「ジC1−6アルキルアミノ基」とは、同一又は異なる2個の前記「C1−6アルキル基」がアミノ基に結合した基を意味し、具体例としては、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノ基、ジイソブチルアミノ基、ジ−t−ブチルアミノ基、ジ−n−ペンチルアミノ基、ジ−n−ヘキシルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−n−プロピルアミノ基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ基、N−n−ブチル−N−メチルアミノ基、N−イソブチル−N−メチルアミノ基、N−t−ブチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−n−ペンチルアミノ基、N−n−ヘキシル−N−メチルアミノ基、N−エチル−N−n−プロピルアミノ基、N−エチル−N−イソプロピルアミノ基、N−n−ブチル−N−エチルアミノ基、N−エチル−N−イソブチルアミノ基、N−t−ブチル−N−エチルアミノ基、N−エチル−N−n−ペンチルアミノ基、N−エチル−N−n−ヘキシルアミノ基が挙げられる。
「5−10員複素環基」とは、環を構成する原子の数が5乃至10個であり、かつ環を構成する原子中に、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子からなる群より選ばれる1個のヘテロ原子又は同一若しくは異なる2乃至4個のヘテロ原子を含有する単環系又は縮合環系の複素環基を意味する。この複素環基は飽和、部分不飽和、不飽和のいずれであってもよく、具体例としては、ピロリジニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロチエニル基、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、ピロール基、フリル基、チエニル基、ピリジル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基、アゼパニル基、オキセパニル基、チエパニル基、アゼピニル基、オキセピニル基、チエピニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、イミダゾリニル基、モルホリニル基、チアジニル基、インドリル基、イソインドリル基、ベンゾイミダゾリル基、プリニル基、キノリル基、イソキノリル基、キノキサリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、クロメニル基、イソクロメニル基が挙げられる。
「6員芳香族複素環基」とは、前記定義「5−10員複素環基」のうち、環を構成する原子数が6個であり、単環系である芳香族複素環基を意味する。具体例としては、ピリジル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基が挙げられる。
「置換基を有していてもよい」とは、無置換であるか、又は任意の数の任意の置換基で置換されていることを意味する。
上記の「任意の置換基」の例としては、本発明が対象とする反応に悪影響を与えない置換基であれば特に種類は限定されない。任意の置換基の具体例としては、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6ハロアルキル基、ジC1−6アルキルアミノ基が挙げられる。
本明細書中、一般式(A)で示される化合物を、化合物(A)と略して説明する。
本発明の化合物(1)の製造方法を下記スキームに示す。
Figure 2018131420
各式中、Rは、水素原子、C2−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表し、Rは、水素原子、C1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表す。
本発明で用いる溶媒は、反応の進行を阻害しないものであれば制限はされないが、好ましい例としては、非プロトン性極性有機溶媒(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラメチルウレア、スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等)、エーテル系溶媒(例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、脂肪族炭化水素系溶媒(例えばペンタン、n−ヘキサン、c−ヘキサン、オクタン、デカン、デカリン、石油エーテル等)、芳香族炭化水素系溶媒(ベンゼン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、ニトロベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、テトラリン、1,3−ジフルオロベンゼン等)、ハロゲン化炭化水素系溶媒(例えばクロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素等)、低級脂肪族酸エステル系溶媒(例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等)、アルコキシアルカン系溶媒(例えばジメトキシエタン、ジエトキシエタン等)、アルコール系溶媒(例えばメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、2,2,2−トリフルオロエタノール、1−メトキシ−2−プロパノール等)の溶媒が挙げられる。各工程で特に好ましい溶媒については、後述する。
用いる溶媒は1種類の溶媒を単体で用いても、2種類以上の混合物を用いても良い。
本発明で用いる化合物(13)は、例えば式(12)で表されるL−乳酸メチルを出発原料として、国際公開第2008/099730号に記載の方法で合成することができる。乳酸メチルは、市販品として入手可能であり、又は当業者によく知られた方法で合成することができる。
Figure 2018131420
(各式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)
次に、本願発明の製造方法である、化合物(13)から化合物(2)の製造方法について述べる。
Figure 2018131420
(各式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)
工程(a):化合物(14)の合成
化合物(13)に、塩化チオニルを反応させた後、塩化アルミニウム存在下1,3−ジフルオロベンゼンを反応させることにより、化合物(14)を合成することができる。塩化アルミニウム及び1,3−ジフルオロベンゼンは、市販品として入手可能であるか、又は当業者によく知られた方法で合成することができる。
塩化アルミニウムの使用量は、化合物(13)の1モル当量に対して1.0〜5.0モル当量が好ましく、1.5〜3.5モル当量がより好ましく、2.0〜2.5モル当量がさらに好ましい。
1,3−ジフルオロベンゼンの使用量は、化合物(13)の1モル当量に対して2.0〜7.0モル当量が好ましく、3.0〜6.0モル当量がより好ましく、4.0〜5.0モル当量がさらに好ましい。
本反応で用いる溶媒は、より好ましくは芳香族炭化水素系溶媒であり、さらに好ましくは1,3−ジフルオロベンゼンである。
反応温度は、−10〜30℃が好ましく、0〜15℃がより好ましい。
本反応に用いることができる水酸基のアシル系保護基(−(C=O)−R)の種類は、反応に影響しない限り制限されないが、Rの例としては、水素原子、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基、フェニル基、o−クロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基等が挙げられ、好ましくはフェニル基である。
工程(b):化合物(15)の合成
化合物(14)にオレフィン化試薬を反応させることにより、化合物(15)を合成することができる。
「オレフィン化試薬」とは、ケトンと反応して、対応するオレフィンを形成する試薬を意味する。具体例としては、ウィティッヒ試薬(臭化メチルトリフェニルホスホニウム、ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウム等)、テッベ試薬、ペタシス試薬、有機ケイ素試薬(塩化メチルトリメチルシラン等)が挙げられる。好ましくは、ウィティッヒ試薬であり、より好ましくは、ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウム又は臭化メチルトリフェニルホスホニウムである。
工程(c):化合物(2)の合成
化合物(15)に脱保護反応(例えば、プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス第4版(Protective Groups in Organic Synthesis, Fourth edition)、グリーン(T.W.Greene)著、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(John Wiley & Sons Inc.)(2006年)など参照)を行うことにより、化合物(2)を合成することができる。
本発明で得られた化合物(2)は、例えば特許文献3に記載の方法、又はバナジルアセチルアセトナート及びtert−ブチルヒドロペルオキシドを用いたエポキシ化反応を行うことにより、化合物(3)へ誘導することができる。
化合物(3)は、例えば特許文献3に記載の方法、又はアゾジカルボン酸ジイソプロピル及びトリフェニルホスフィンを用いた光延反応を行うことにより、化合物(10)へ誘導することができる。
次に、本願発明の製造方法である、化合物(10)から化合物(1)の製造方法について述べる。
Figure 2018131420
(各式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)
工程(d):化合物(11)の合成
化合物(10)に、有機溶媒中で、塩基存在下、1,2,4−トリアゾールを反応させることにより化合物(11)を合成することができる。1,2,4−トリアゾールは、市販品として入手可能であるか、又は当業者によく知られた方法で合成することができる。
1,2,4−トリアゾールの使用量は、化合物(10)の1モル当量に対して0.5〜5.0モル当量が好ましく、0.7〜3.0モル当量がより好ましく、1.0〜2.0モル当量がさらに好ましい。
塩基の使用量は、化合物(10)の1モル当量に対して0.5〜5.0モル当量が好ましく、0.7〜3.0モル当量がより好ましく、1.0〜2.0モル当量がさらに好ましい。
使用する塩基としては、金属塩が挙げられ、具体例としては、1価の金属の水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、1価の金属の炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)又は2価の金属の水酸化物(例えば、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等)が挙げられるが、これらに限定されない。
1価の金属の水酸化物の好ましい例は、アルカリ金属の水酸化物であり、より好ましくは水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムであり、さらに好ましくは水酸化リチウムである。
1価の金属の炭酸塩の好ましい例は、アルカリ金属の炭酸塩であり、より好ましくは炭酸セシウム又は炭酸ナトリウムであり、さらに好ましくは炭酸セシウムである。
2価の金属の水酸化物の好ましい例は、アルカリ土類金属の水酸化物であり、より好ましくは水酸化バリウムである。
本反応に用いることができる水酸基のアシル系保護基(−(C=O)−R)の種類は、反応に影響しない限り制限されないが、Rの例としては、水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基、ジメチルアミノメチル基、フェニル基、4−ニトロフェニル基、4−シアノフェニル基、4−クロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基等が挙げられ、好ましくは、4−クロロフェニル基、3、5−ジクロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、メチル基又はジメチルアミノメチル基である。
本反応は、溶媒の存在下で行うのが好ましく、使用される溶媒としては反応を阻害しないものならば特に限定されない。好ましい溶媒の例としては、非プロトン性極性有機溶媒(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等)、アルコール系溶媒(例えばメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、2,2,2−トリフルオロエタノール、1−メトキシ−2−プロパノール等)などが挙げられ、より好ましくはN,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、1−メトキシ−2−プロパノール、2,2,2−トリフルオロエタノール又は2−プロパノールである。
反応温度は、0〜100℃が好ましく、40〜60℃がより好ましい。
工程(e):化合物(1)の合成
化合物(11)に脱保護反応(例えば、プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス第4版(Protective Groups in Organic Synthesis, Fourth edition)、グリーン(T.W.Greene)著、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(John Wiley & Sons Inc.)(2006年)など参照)を行うことにより、化合物(1)を合成することができる。
工程(d)及び(e)を連続して行うためには、それぞれの工程で使用する塩基は、同一であることが好ましい。
工程(d)及び(e)を連続して行うためには、それぞれの工程で使用する溶媒は、同一であることが好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
1H-NMRは、特に記述が無い場合は、JNM−ECP300;日本電子(JEOL)社製、又はJNM−ECX300;日本電子(JEOL)社製を用い、テトラメチルシランを内部標準として、300MHzで測定した。測定結果は、テトラメチルシランを内部標準としたシグナルの化学シフトδ(単位:ppm)(分裂パターン、積分値)を表す。
1H-NMRデータの記載において、「s」はシングレット、「d」はダブレット、「t」はトリプレット、「q」はカルテット、「quint」はクインテット、「m」はマルチプレット、「br」はブロード、「J」はカップリング定数、「CDCl3」は重クロロホルム、を意味する。
化合物(1)の定量収率は、以下の分析条件Aによる定量分析法で算出した。
<分析条件A>
高速液体クロマトグラフィー:SHIMADZU製 HPLC LC−20A
カラム:YMC製Triart−C18(3μm、4.6×150mm)
カラムオーブン温度:40℃
溶離液:アセトニトリル:10mM 酢酸ナトリウム緩衝液
20:80(0−7分)、20:80−95:5(7−18分)、95:5(18−25分)(v/v)
溶離液速度:1.0mL/分
検出波長:260nm
標準物質:市販品の化合物(1)(CHEMVON社製)
定量方法:絶対検量線法
参考合成例1:化合物(16)の合成
Figure 2018131420
塩化ベンゾイル(104 g、739 mmol)、トリエチルアミン(82 g、806 mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(8.2 g、67 mmol)をジクロロメタン(350 g)にそれぞれ溶解させた溶液に、化合物(12)(70.0 g、672 mmol)を、40℃以下で約30分かけて滴下し、さらに約15時間撹拌した。水(210 g)を加え、分液操作を2回行った後、10%硫酸(350 g)を加えて分液し、さらに水(210 g)を加えて分液した。得られた有機層を濃縮した後、テトラヒドロフラン(210 g)を加えて濃縮し、再度テトラヒドロフラン(699 g)を加えた。得られた溶液に5%水酸化ナトリウムを加え、約2時間撹拌して濃縮した。得られた濃縮物にt−ブチルメチルエーテル(340 g)を加え、分液した。得られた水層にt−ブチルメチルエーテル(699 g)、50%リン酸(197 g)を順次加えて分液し、さらに水(280 g)を加え、分液操作を2回行った。得られた有機層を濃縮し、t−ブチルメチルエーテル(100 g)、ヘプタン(280 g)を順次加えて濃縮した。得られた濃縮物にヘプタン(145 g)を加え、45℃で10分撹拌した後、0℃に冷却した。得られた結晶を濾過した後、40℃で真空乾燥し、化合物(16)(98.6 g、収率76%)を白色固体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.68(3H,d, J=7.2 Hz),5.37(1H,q,J=7.2 Hz),7.42−7.49(2H,m),7.55−7.63(1H,m),8.06−8.10(2H,m),8.30−9.50(1H,br)
合成例1:化合物(17)の合成
Figure 2018131420
化合物(16)(2.00 g、10.3 mmol)をジクロロメタン(10 g)に溶解させ、塩化チオニル(1.47 g、12.4 mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(0.008 g、0.10 mmol)を順次加え、その溶液を40℃に加温して2時間撹拌した後、濃縮した(溶液1とする)。塩化アルミニウム(3.42 g、25.8 mmol)、1,3−ジフルオロベンゼン(5.87 g、51.5 mmol)を混合し、10℃以下に冷却して溶液1を全量滴下し、1,3−ジフルオロベンゼン(1.17 gで洗浄した後、46時間撹拌した。ジクロロメタン(6.0 g)を加え、15%硫酸(20 g)へ5℃以下で滴下して分液し、さらに水(10.0 g)を加えて分液した。得られた有機層を濃縮し、濃縮液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(17)(2.68 g、収率90%)を無色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.65(3H,dd, J=5.8,1.4 Hz),5.98(1H,qd,J=5.4,1.7 Hz),6.86−6.93(1H,m),6.97−7.03(1H,m),7.42−7.47(2H,m),7.54−7.60(1H,m),7.95−9.09(3H,m)
合成例2:化合物(2)の合成
Figure 2018131420
ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウム(2.23 g、5.52 mmol)、t−ブトキシカリウム(0.58 g、5.18 mmol)をトルエン(10 g)と混合させ、80℃に加温して1時間撹拌し、40℃に冷却した。その溶液に、化合物(17)(1.00 g、3.45 mmol)をトルエン(2.0 g)で溶解させた溶液を滴下して2時間撹拌した後、メタノール(10 g)、10%水酸化ナトリウム水溶液(5.0 g)を順次加えて50℃に加温して21時間撹拌した。その後、20℃に冷却して分液した。得られた水層にトルエン(10 g)を加えて分液した。1回目と2回目の分液で得られた有機層を混合して水(3 g)を加えて分液した。得られた有機層を濃縮し、濃縮液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(2)(0.52 g、収率93%)を無色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.26(3H,d, J= 6.5 Hz),1.71(1H,d,J= 4.8 Hz),4.67−4.71(1H,m),5.17(1H,s),5.54−5.55(1H,m),6.67−6.88(2H,m),7.18−7,26(1H,m)
参考合成例2:化合物(3)の合成
Figure 2018131420
化合物(2)(0.500 g、2.72 mmol)、トルエン(2.51 g)、バナジルアセチルアセトナート(7.4 mg、0.0272 mmol)、tert−ブチルヒドロペルオキシド 5Mデカン溶液(0.71 mL、3.53 mmol)を1〜2℃で順次、反応容器に加え、反応混合物を室温で14時間攪拌した。反応終了を確認後、10%食塩水を加えて分液し、水層をトルエンで再度抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過後、ろ液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(14)(0.519g、収率95%)を淡黄色油状物として得た。
H−NMR(300MHz,CDCl):
δ7.41−7.27(1H,m)、6.93−6.79(2H,m)、3.28(1H,d,J=4.8Hz)、2.92(1H,d,J=5.4Hz)、2.24(1H、brs)、1.19(3H,d,J=6.0Hz)
合成例3:化合物(18)の合成
Figure 2018131420
イソニコチン酸(0.18 g、1.50 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.39 g、1.50 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.30 g、1.50 mmol)をトルエン(1.1 g)と混合させ、0℃に冷却して約1時間撹拌し、トルエン(0.75 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、2時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(18)(0.20 g、収率88%)を白色固体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.39(3H,dd, J= 6.9、1.2 Hz),2.93(1H,d,J= 5.1 Hz),3.22(1H,d,J= 4.8 Hz),5.38(1H,q, J= 6.6),6.82−6.95(2H,m),7.45−7.53(1H,m),7.80−7.82(2H,m),8.78−8.80(2H,m)
合成例4:化合物(19)の合成
Figure 2018131420
酢酸(0.09 g、1.50 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.39 g、1.50 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.30 g、1.50 mmol)をトルエン(1.1 g)と混合させ、0℃に冷却して約1.5時間撹拌し、トルエン(0.75 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、2時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(19)(0.15 g、収率84%)を無色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.24(3H,dd, J= 6.6、1.2 Hz),2.07(3H,s),2.85(1H,d,J= 5.1 Hz),3.15(1H,d,J= 4.8 Hz),5.13(1H,q, J= 6.3),6.78−6.93(2H,m),7.39−7.47(1H,m)
合成例5:化合物(20)の合成
Figure 2018131420
p−クロロ安息香酸(0.24 g、1.50 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.39 g、1.50 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.30 g、1.50 mmol)をトルエン(1.1 g)と混合させ、0℃に冷却して約1.5時間撹拌し、トルエン(0.75 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、2時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(20)(0.23 g、収率89%)を無色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.37(3H,dd, J= 6.9、1.5 Hz),2.90(1H,d,J= 4.8 Hz),3.22(1H,d,J= 4.8 Hz),5.37(1H,q, J= 6.6),6.80−6.95(2H,m),7.37−7.52(3H,m),7.85−7.96(2H,m)
合成例6:化合物(21)の合成
Figure 2018131420
3,5−ジクロロ安息香酸(0.20 g、0.97 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.26 g、0.97 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.20 g、0.97 mmol)をトルエン(0.68 g)と混合させ、0℃に冷却して約1.5時間撹拌し、トルエン(0.49 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、2時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(21)(0.27 g、収率96%)を淡黄色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.39(3H,d, J= 6.6 Hz),2.91(1H,d,J= 5.1 Hz),3.23(1H,d,J= 5.1 Hz),5.37(1H,q, J= 6.9),6.79−6.93(2H,m),7.26−7.32(1H,m),7.43−7.51(2H,m),7.76−7.77(1H,m)
合成例7:化合物(22)の合成
Figure 2018131420
p−トリフルオロメチル安息香酸(0.28 g、1.50 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.39 g、1.50 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.30 g、1.50 mmol)をトルエン(1.1 g)と混合させ、0℃に冷却して約1.5時間撹拌し、トルエン(0.75 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、2時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(22)(0.27 g、収率96%)を淡黄色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.40(3H,dd, J= 6.9、1.2 Hz),2.92(1H,d,J= 5.1 Hz),3.22(1H,d,J= 5.1 Hz),5.40(1H,q, J= 6.6),6.81−6.97(2H,m),7.45−7.53(1H,m),7.67−7.73(2H,m),8.06−8.13(2H,m)
合成例8:化合物(23)の合成
Figure 2018131420
N,N−ジメチルグリシン(0.15 g、1.50 mmol)、トリフェニルホスフィン(0.39 g、1.50 mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.30 g、1.50 mmol)をトルエン(1.1 g)と混合させ、0℃に冷却して約0.5時間撹拌し、トルエン(0.75 g)に溶解させた化合物(3)(0.15 g、0.75 mmol)を滴下し、1.5時間撹拌した。得られた反応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、化合物(23)(0.18 g、収率86%)を無色液体として得た。
H−NMR(CDCl
δppm:1.26(3H,dd, J= 6.9、1.2 Hz),2.35(6H,s),2.86(1H,d,J= 5.4 Hz),3.15(1H,d,J= 5.1 Hz),3.21(2H,s),5.19(1H,q, J= 6.6),6.78−6.93(2H,m),7.40−7.48(1H,m)
合成例9:化合物(24)の合成
Figure 2018131420
トリフェニルホスフィン(0.262g、1.00mmol)、トルエン(1.56g)を反応容器に加え、氷冷下、ニコチン酸(0.123g、1.00mmol)、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.202g、1.00mmol)を加えて30分攪拌した。化合物(3)(0.100g、0.500mmol)とトルエン(0.3mL)を混合した溶液を反応容器に加えて2時間攪拌後、溶液をセライトろ過し、炭酸水素カリウム水溶液、水で分液した。有機層を減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー及び分取用薄層クロマトグラフィーで精製し、化合物(24)(0.062g、収率41%)を無色油状物として得た。
H−NMR(300MHz,CDCl):
δ9.20(1H,d,J=2.1Hz)、8,79(1H,dd,J=2.1,5.1Hz)、8.27(1H,dt,J=2.1,7.8Hz)、7.51(1H,td,J=6.6,8.7Hz)、7.41(1H,dd,J=4.8,8.1Hz)、6.98−6.82(2H,m)、5.38(q,J=6.6Hz,1H)、3.22(1H,d,J=4.8Hz)、2.93(1H,d,J=5.1Hz)、1.40(3H,dd,J=1.5,6.9Hz)
合成例10:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(18)(50 mg、0.16 mmol)、水酸化リチウム(5.9 mg、0.25 mmol)、1,2,4−トリアゾール(19.0 mg、0.25 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で21時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、2時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は76%であった。
H−NMR(300MHz,DMSO−d6):
δ9.79(1H,d,J=3.6Hz)、9.28−9.25(1H,m)、8.29(1H,dd,J=3.9,11.4Hz)、8.22−8.18(4H、m)、6.16(2H、d、J=3.6Hz)、0.96−0.92(m,4H)
なお、合成例11〜23において得られた化合物は、合成例10で得られた化合物と、<分析条件A>で保持時間が一致することを確認した。
合成例11:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(19)(55 mg、0.23 mmol)、水酸化リチウム(7.4 mg、0.31 mmol)、1,2,4−トリアゾール(21.4 mg、0.31 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で23時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、3時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は72%であった。
合成例12:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(20)(50 mg、0.15 mmol)、水酸化リチウム(5.3 mg、0.22 mmol)、1,2,4−トリアゾール(15.3 mg、0.22 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で23時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、3時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は76%であった。
合成例13:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(21)(52 mg、0.14 mmol)、水酸化リチウム(4.8 mg、0.20 mmol)、1,2,4−トリアゾール(13.9 mg、0.20 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で23時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、2時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は75%であった。
合成例14:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(22)(51 mg、0.14 mmol)、水酸化リチウム(4.8 mg、0.20 mmol)、1,2,4−トリアゾール(13.9 mg、0.20 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で23時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、2時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は75%であった。
合成例15:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(23)(50 mg、0.18 mmol)、水酸化リチウム(6.3 mg、0.26 mmol)、1,2,4−トリアゾール(18.2 mg、0.26 mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(250 mg)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で23時間攪拌した後、室温まで冷却して水酸化リチウム(4.0 mg、0.17 mmol)、水(200 mg)を順次加え、3時間撹拌した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は74%であった。
合成例16:化合物(1)の合成
Figure 2018131420
化合物(24)(898mg、2.93mmol)、水酸化リチウム(137mg、5.72mmol)、1,2,4−トリアゾール(395mg、5.72mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(3.82g)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で26時間加熱攪拌した。原料消失を確認後、水酸化リチウム(91.3mg、3.81mmol)、水(0.76g)を加え、外温25℃で6.5時間攪拌した。反応終了を確認後、酢酸イソプロピル、水を加えて分液した。水層を酢酸イソプロピルで再度抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄した。分液後の化合物(1)の定量収率は74%であった。
合成例17:炭酸セシウムを塩基に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.8mg、0.101mmol)、炭酸セシウム(48mg、0.147mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で22時間加熱攪拌した。原料消失を確認後、水(0.03mL)、炭酸セシウム(24mg、0.0737mmol)を加えて外温30℃で27時間攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は78%であった。
合成例18:水酸化バリウムを塩基に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(31.0mg、0.101mmol)、水酸化バリウム(13mg、0.0759mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で22時間加熱攪拌した。水(0.03mL)、水酸化バリウム(8.4mg、0.049mmol)を加え、外温30℃で18時間攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は72%であった。
合成例19:ジメチルスルホキシドを溶媒に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.9mg、0.101mmol)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、ジメチルスルホキシド(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で22時間加熱攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は75%であった。
合成例20:N−メチル−2−ピロリドンを溶媒に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.4mg、0.0993mmol)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、N−メチル−2−ピロリドン(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で21.52間加熱攪拌した。水(0.03mL)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)を加え、外温30℃に19時間攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は73%であった。
合成例21:1−メトキシ−2−プロパノールを溶媒に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.5mg、0.100mmol)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、1−メトキシ−2−プロパノール(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で25時間加熱攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は75%であった。
合成例22:2,2,2−トリフルオロエタノールを溶媒に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.0mg、0.0979mmol)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、2,2,2−トリフルオロエタノール(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で25時間加熱攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は67%であった。
合成例23:2−プロパノールを溶媒に用いた化合物(1)の合成
化合物(18)(30.3mg、0.0989mmol)、水酸化リチウム(3.5mg、0.146mmol)、1,2,4−トリアゾール(10.1mg、0.146mmol)、2−プロパノール(0.15mL)を順次、反応容器に加えた。反応混合物を外温50℃で5時間加熱攪拌した。反応終了を確認後、室温まで冷却した。得られた溶液の、化合物(1)の定量収率は80%であった。
合成例19〜23の結果を下記の表1にまとめた。なお合成例19、21〜23においては、1,2,4−トリアゾールを反応させた後、塩基を追加することなく、脱保護反応が進行し、目的とする化合物(1)が得られた。
Figure 2018131420
本発明により、医薬品中間体として有用な、トリアゾール化合物の新規な製造方法を提供することができる。また、本発明により、製造中間体である新規のエポキシ化合物及びトリアゾール化合物を提供することができる。

Claims (25)

  1. 下記工程(a)、(b)及び(c)を含む、式(2)で表されるアリルアルコール化合物の製造方法(各式中、Rは、水素原子、C2−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表す。)。
    (a)
    式(13)で表される乳酸誘導体に塩化チオニルを反応させた後、塩化アルミニウム存在下、1,3−ジフルオロベンゼンを反応させ、式(14)で表されるケトン化合物を得る工程。
    Figure 2018131420
    (b)
    化合物(14)にオレフィン化試薬を反応させ、式(15)で表されるオレフィン化合物を得る工程。
    Figure 2018131420
    (c)
    化合物(15)を脱保護することにより、式(2)で表されるアリルアルコール化合物を得る工程。
    Figure 2018131420
  2. が、置換基を有していてもよいフェニル基である、請求項1に記載のアリルアルコール化合物の製造方法。
  3. が、フェニル基である、請求項2に記載のアリルアルコール化合物の製造方法。
  4. オレフィン化試薬がウィティッヒ試薬である、請求項1乃至3の何れか1項に記載のアリルアルコールの製造方法。
  5. オレフィン化試薬が、ヨウ化メチルトリフェニルホスホニウムである、請求項4に記載のアリルアルコールの製造方法。
  6. 下記工程(d)及び(e)を含む、式(1)で表されるトリアゾール化合物の製造方法(各式中、R2は、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基を表す。)。
    (d)
    式(10)で表されるエポキシ化合物に、塩基存在下、1,2,4−トリアゾールを反応させ、式(11)で表されるトリアゾール化合物を得る工程。
    Figure 2018131420
    (e)
    化合物(11)を脱保護することにより、式(1)で表されるトリアゾール化合物を得る工程。
    Figure 2018131420
  7. が、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基又は置換基を有していてもよい6員芳香族複素環基である、請求項6に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  8. が、置換基を有していてもよいフェニル基である、請求項7に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  9. が、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基又は4−トリフルオロメチルフェニル基である、請求項8に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  10. が、置換基を有していてもよい6員芳香族複素環基である、請求項7に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  11. が、3−ピリジル基又は4−ピリジル基である、請求項10に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  12. が、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基である、請求項7に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  13. が、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、請求項12に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  14. 塩基が金属塩である、請求項6乃至13の何れか1項に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  15. 塩基が、アルカリ金属の水酸化物である、請求項14に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  16. 塩基が、水酸化リチウムである、請求項15に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  17. 塩基が、アルカリ土類金属の水酸化物である、請求項14に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  18. 塩基が、水酸化バリウムである、請求項17に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  19. 塩基が、アルカリ金属の炭酸塩である、請求項14に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  20. 塩基が、炭酸セシウムである、請求項19に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  21. 反応溶媒が、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、1−メトキシ−2−プロパノール、2,2,2−トリフルオロエタノール又は2−プロパノールである、請求項6乃至20の何れか1項に記載のトリアゾール化合物の製造方法。
  22. 式(10)
    Figure 2018131420

    (式中、Rは、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基(但し、4−ニトロフェニル基、3,5−ジニトロフェニル基及びフェニル基を除く。)を表す。)で表されるエポキシ化合物。
  23. が、4−クロロフェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、請求項22に記載のエポキシ化合物。
  24. 式(11)
    Figure 2018131420

    (式中、Rは、水素原子、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−6シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6−14アリール基又は置換基を有していてもよい5−10員複素環基(但し、N−トリフルオロアセチル−2−ピロリジニル基、1−(4−クロロフェニル)−2−メチル-1−プロピル基、トルフルオロメチル基、4−トリフルオロメチルフェニル基及び4−クロロフェニル基を除く。)を表す。)で表されるトリアゾール化合物。
  25. が、3,5−ジクロロフェニル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、メチル基又はジメチルアミノメチル基である、請求項24に記載のトリアゾール化合物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110862355A (zh) * 2019-12-03 2020-03-06 济南大学 一种艾氟康唑中间体的合成方法
CN113912555A (zh) * 2021-11-19 2022-01-11 武汉工程大学 一种4-酰基-1,2,3-三唑化合物的合成方法
CN113912556A (zh) * 2021-11-19 2022-01-11 武汉工程大学 一种α,β-二羰基-1,2,3-三唑化合物的合成方法

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