JP2018131035A - センサ付タイヤホイール組立体 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、タイヤ内のセンサに対し軸受装置側からの電力供給が可能であると共に、ホイールに対するタイヤの組み付け作業性を確保できる、センサ付タイヤホイール組立体の構造を実現すべく発明したものである。
このうちのホイールは、前記タイヤと共に車輪を構成するもので、外径側に円筒状のリム部を有していると共に、リム部の径方向内側に、軸受装置に支持固定されるディスク部を有している。
又、前記タイヤは、外径側に円筒状のトレッド部を有していると共に、トレッド部の軸方向端部から径方向内方に延出する状態で、サイドウォール部、及び、前記リム部に装着されるビード部を有している。
又、前記センサは、前記タイヤの内面(例えばトレッド部の内周面、サイドウォールの内側面、ビード部の内側面)又は内部に設置されている。
又、前記受電装置は、前記送電装置と共に非接触給電装置を構成するものであり、前記センサと電気的に接続された状態で、前記タイヤの内面又は内部に設置されている。
更に、前記送電装置は、前記ホイールを支持固定する軸受装置側から配線等を通じて供給される電力を、前記受電装置に対し非接触で供給するものであり、前記リム部の外周面に対し前記ビード部が径方向外側を通過できる状態で取り付けられている。
本発明のセンサ付タイヤホイール組立体は、例えば外輪の内径側に複数個の転動体を介してハブを回転自在に支持した構成を有する軸受装置により、車体に支持する構成を採用できる。
或いは、例えば前記受電装置と前記送電装置とを、軸方向、或いは、ホイール(リム部)の接線方向に対向させて配置する事もできる。
尚、本明細書及び特許請求の範囲で、特に断わる場合を除き、径方向及び軸方向とは、タイヤに関する径方向及び軸方向を言う。
又、タイヤの内部に設置する受電装置の数及び送電装置の数は、それぞれ1個に限らず、複数個とする事もできる。
更に、前記受電装置と前記送電装置とに、電力を伝送する機能に加え、センサ信号を送受信(無線通信)する機能を併せ持たせる事もできる。この場合、前記受電装置及び前記送電装置に、それぞれ無線通信回路(手段)を別途設ける事もできるし、或いは、変調復調回路を別途設ける事で伝送される電力にセンサ信号を重ねて送信する事もできる。
本発明の実施の形態の第1例に就いて、図1〜5を参照しつつ説明する。
本例のセンサ付タイヤホイール組立体1は、懸架装置を構成するナックル2に対し、特許請求の範囲に記載した軸受装置に相当する車輪支持用転がり軸受ユニット3を介して回転自在に支持されている。図示の構造の場合、ナックル2は、車体4(図4参照)に対し揺動変位を可能に支持されたアッパアーム5とロアアーム6により支持されている。
このうちのホイール7は、タイヤ8と共に車輪11を構成するもので、鉄合金、アルミニウム合金等の弾性を有する金属製である。図示の例では、ホイール7は、ダイカスト等の鋳造によって全体が一体に造られた1ピース構造となっている。この様なホイール7は、外径側にタイヤ8を装着可能な円筒状のリム部12と、径方向外端部がリム部12に結合されたディスク部13とを有している。
尚、本明細書の全体で、特に断わる場合を除き、軸方向に関して「外」とは、自動車への組み付け状態で車体の幅方向外側となる、図3、4の左側を言い、反対に、車体の幅方向中央側となる、図3、4の右側を、軸方向に関して「内」と言う。
図示の車輪支持用転がり軸受ユニット3は、従動輪用であり、車輪11及び制動装置であるディスクブレーキ装置を構成するロータ35を、ナックル2に対し回転自在に支持している。
尚、本発明を実施する場合には、ハブ本体のうち、内輪が外嵌固定された部分よりも軸方向内方に突出した部分に雄ねじ部を形成し、該雄ねじ部にナットを螺合し更に締め付ける事で、内輪をハブ本体に支持固定する構成を採用する事もできる。
本発明の実施の形態の第2例に就いて、図6を参照しつつ説明する。前述した実施の形態の第1例の場合には、図5に示した様に、センサ9の出力信号を、センサ9に内蔵した無線通信回路33aと、車体4側に配置された無線通信回路33bとの間で無線送信していた。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例の場合と同様である。
本発明の実施の形態の第3例に就いて、図7を参照しつつ説明する。本例の場合にも、上述した実施の形態の第2例の場合と同様に、センサ9の出力信号を、受電装置25bから送電装置24bに無線送信する。
その他の構成及び作用効果に就いては、前記実施の形態の第1例及び第2例の場合と同様である。
2 ナックル
3 車輪支持用転がり軸受ユニット
4 車体
5 アッパアーム
6 ロアアーム
7 ホイール
8 タイヤ
9 センサ
10 非接触給電装置
11 車輪
12 リム部
13 ディスク部
14 リムドロップ部
15 ビードシート部
16 リムフランジ部
17 ウェル部
18 取付部
19 スポーク
20 取付孔
21 トレッド部
22 サイドウォール部
23 ビード部
24、24a、24b 送電装置
25、25a、25b 受電装置
26 発振回路
27 送電コイル
28 配線
29 コネクタ部
30 受電コイル
31 整流回路
32 配線
33a、33b 無線通信回路
34 演算装置
35 ロータ
36 軸受部
37 発電機
38 バッテリ
39 充電器
40 外輪
41 ハブ
42 転動体
43a、43b 外輪軌道
44 静止側フランジ
45 ハブ本体
46 内輪
47a、47b 内輪軌道
48 小径段部
49 かしめ部
50 回転側フランジ
51 結合孔
52 貫通孔
53 保持器
54 支持孔
55 結合部材
56 位置決め筒部
57 結合部材
58 シールリング
59 カバー
60 固定子
61 回転子
62 支持環
63 永久磁石
64 ステータコア
65 コイル
66 収納筒部
67 バッテリケース
68 キャップ
69a、69b 無線通信回路
70a、70b 変調復調回路
Claims (2)
- 円筒状のリム部を有するホイールと、
前記リム部に装着されるビード部を有するタイヤと、
前記タイヤの内面又は内部に設置されたセンサと、
前記センサに電気的に接続された状態で前記タイヤの内面又は内部に設置された受電装置と、
前記ホイールを支持固定する軸受装置側から供給される電力を前記受電装置に対し非接触で供給するもので、前記リム部の外周面に対し前記ビード部が径方向外側を通過できる状態で取り付けられた送電装置と、
を備えたセンサ付タイヤホイール組立体。 - 前記受電装置と前記送電装置とが径方向に対向している、請求項1に記載したセンサ付タイヤホイール組立体。
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JP2017025523A JP2018131035A (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | センサ付タイヤホイール組立体 |
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Family Applications (1)
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- 2017-02-15 JP JP2017025523A patent/JP2018131035A/ja active Pending
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