JP2003165316A - タイヤ内圧警報装置 - Google Patents

タイヤ内圧警報装置

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JP2003165316A
JP2003165316A JP2001368611A JP2001368611A JP2003165316A JP 2003165316 A JP2003165316 A JP 2003165316A JP 2001368611 A JP2001368611 A JP 2001368611A JP 2001368611 A JP2001368611 A JP 2001368611A JP 2003165316 A JP2003165316 A JP 2003165316A
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internal pressure
casing
rim
antenna
alarm device
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JP2001368611A
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Masanori Toyofuku
雅宣 豊福
Yuji Takeda
裕二 竹田
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Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0494Valve stem attachments positioned inside the tyre chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
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    • B60C23/0433Radio signals
    • B60C23/0447Wheel or tyre mounted circuits
    • B60C23/0452Antenna structure, control or arrangement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リムに取付けられ、タイヤの内圧を検出し
て、検出した信号を、アンテナから車体側の受信機に送
信するタイヤ内圧警報装置において、アンテナから放射
される電波が、リムの電位変動により影響を受けて、そ
の送信特性が劣化するのを改善するとともに、電波の伝
播範囲を広げることのできる内圧警報装置を提供する。 【解決手段】 タイヤ内圧警報装置のケーシングに、リ
ムへの取り付け姿勢で、電子基板の、リムのウェル部底
面側と反対の側に、蓋部を設け、アンテナの一部を構成
するケーシングアンテナ部を、この蓋部の内部もしくは
表面に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるタイ
ヤ空気圧の状態を監視して、異常を運転者に通知するた
めのタイヤ内圧警報装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両のリムに取付けられて、
タイヤの空気圧を検出し、この空気圧に関する情報を、
電波により、車両側に設けた受信機に送信し、空気圧の
異常を運転者に知らせるためのタイヤ内圧警報装置が知
られていて、このような内圧警報装置を、図5〜図6に
示す。
【0003】図5は、このタイヤ内圧警報装置91の取
り付け状態を示す略線断面図である。タイヤ内圧警報装
置91は、タイヤ97に内圧を注入するための円筒状の
バルブ部95と一体となって、リム92のウェル部側面
94に取付けられる。このタイヤ内圧警報装置91は、
タイヤ97を、リム92に組み付ける際に、タイヤ97
に干渉しないよう、リムのウェル部内で、できるだけウ
ェル部底面93の外周面に近づけて配置される。
【0004】図6は、従来のタイヤ内圧警報装置91内
の部品配置を示す略線断面図である。このタイヤ内圧警
報装置91は、電子基板81と、電子基板81に電力を
供給する平板状電池82と、処理された信号を車体側の
受信機に送信するアンテナ84とを具えている。電子基
板81には、タイヤの内圧を検出する圧力センサ83や
半導体素子がマウントされ、半導体素子と、電子基板8
1に設けられた回路パターンとで、検出した圧力信号を
処理する信号処理回路を構成する。
【0005】アンテナ84は、電子基板81の信号回路
に接続されているので、図6に示すように、電子基板8
1内の周辺部にパターン化されて張り巡らされ、もしく
は、電子基板81の上面もしくは下面に沿った近傍に張
り渡されて配設される。
【0006】また、このタイヤ内圧警報装置91は、電
子基板81にほぼ平行に配置される蓋部87と、蓋部8
7の周縁から、電子基板81および平板状電池82を囲
繞する方向に突出する縁部88とを有するケーシング8
5を具えている。このケーシング85は、バルブ部95
と一体となって、リム92のウェル部側部94に固定さ
れ、電子基板81と平板状電池82とを保護するととも
にこれらを支持している。さらに、ケーシング85内に
は、電子基板81と平板状電池82とを配置した後、注
入され固化される封止樹脂86を設け、これらの部品を
固定するとともにこれらの部品の腐食を防止している。
【0007】タイヤ内圧警報装置91は、これをリム9
2のウェル部内に納めるべく、その高さを抑制する必要
があり、その取り付け姿勢において、電子基板81と平
板状電池82とを、ともにリム92のウェル部底面93
にほぼ平行に配置し、かつ、二層に構成している。
【0008】電子基板81と平板状電池82とでは、平
板状電池82の方が質量が大きく、リムを回転する際、
より大きな遠心力が作用する平板状電池82を確実に支
持するため、従来のタイヤ内圧警報装置91では、図6
に示すように、平板状電池82をケーシング85の蓋部
87に当接させて配置している。その結果、タイヤ内圧
警報装置91は、その取り付け姿勢で、平板状電池82
を、電子基板81に対比して、リム92のウェル部底面
93から離隔する側に配置している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来のタ
イヤ内圧警報装置91は、以下に示すような問題点をか
かえ、その根本的な解決が求められていた。
【0010】すなわち、タイヤ内圧警報装置91の問題
点は、アンテナ84が、導体よりなるリム92のウェル
部底面93に極めて近接した位置で、これに沿って張り
渡されているため、アンテナ84から、車体側に設けた
受信機に放射される電波が、このリム92の電位により
大きく影響を受け、その送信安定性が劣化させるととも
に、電波の伝播範囲が大きく制限される点である。
【0011】すなわち、図5および図6を参照して明ら
かにように、従来のタイヤ内圧警報装置91において
は、電子基板81は、リム92のウェル部底面93に近
接して配設されるとともに、アンテナ84は、前述のよ
うに、電子基板81内の周辺部にパターン化されて張り
巡らされ、もしくは、電子基板81の上面もしくは下面
に沿ってその近傍に張り渡されて配設されているので、
必然的に、アンテナ84は、ウェル部底面93に極めて
近接した位置で、これに沿って張り渡されることとな
る。一方、導体であるリム92の電位は、その周囲の電
気的環境によって、常に変動しているため、アンテナ8
4から放射される微弱な電波を不安定にするとともに、
電波の伝播範囲を大きく制限し、問題となっていた。
【0012】さらに、従来のタイヤ内圧警報装置91
は、電子基板81が平板状電池82に隣接して配置され
ているため、電子基板81内、もしくは、この表面に沿
って張り渡されたアンテナ84も、アンテナ84の接地
電位を形成する極を有する平板状電池82に隣接して張
り渡されることとなり、このことも、電波の伝播範囲を
制約していた。
【0013】図6に示した構造のタイヤ内圧警報装置9
1のほかに、電子基板81と平板状電池82とをほぼ同
一平面上に広げて配置した構造のタイヤ内圧警報装置も
知られていて、例えば、特開2000−25430号公
報に記載のものが公知である。
【0014】電子基板81と平板状電池82とをほぼ同
一平面上に配置したこのタイヤ内圧警報装置も、アンテ
ナ84がリム92のウェル部底面93に近接してこれに
沿って配置されている点では、図8に示すタイヤ内圧警
報装置91と同様であり、よって、このことに起因して
生じる、電波の送信安定性を劣化させ、電波の伝播範囲
を制限するという問題点を解消してはいない。
【0015】しかも、このタイヤ内圧警報装置は、電子
基板81と平板状電池82とをほぼ同一平面上に配置し
たため、ケーシング85は、扁平で、大きく広がった形
状のものとなり、その結果、同じ容積の部品を収納する
ためのケーシング85の表面積が大きくなってしまい、
タイヤ内圧警報装置全体の重量とコストの上昇を招いて
いる。
【0016】この発明は、このような問題に鑑みてなさ
たものであり、送信する電波の安定性を高め、伝播範囲
を拡大することのできるタイヤ内圧警報装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明はなされたものであり、その要旨構成なら
びに作用を以下に示す。
【0018】請求項1に記載のタイヤ内圧警報装置は、
リムに装着されたタイヤの内圧を検出する圧力センサお
よび検出した圧力信号を処理する信号処理回路を設けた
電子基板と、この信号処理回路に接続され、処理された
信号を車体側の受信機に送信するアンテナと、電子基板
を収納するケーシングとを具え、リムのウェル部底面の
外周面に近接して配置されるタイヤ内圧警報装置におい
て、ケーシングに、リムへの取り付け姿勢で、電子基板
の、リムのウェル部底面側と反対の側に位置する蓋部を
設け、アンテナの一部を構成するケーシングアンテナ部
を、この蓋部の内部もしくは表面に配設してなるもので
ある。
【0019】本発明に係るこのタイヤ内圧警報装置は、
ケーシングに、リムへの取り付け姿勢で、電子基板の、
リムのウェル部底面側と反対の側に位置する蓋部を設
け、アンテナの一部を構成するケーシングアンテナ部
を、この蓋部の内部もしくは表面に配設しているので、
ケーシングアンテナ部を、このタイヤ内圧警報装置の、
リムのウェル部底面から最も離隔した部分に配置するこ
とができるので、車体側に設けた受信機に放射される電
波が、このリムの電位により大きく影響を受け、その送
信安定性が劣化されることを防止するとともにととも
に、リムにより電波の伝播範囲が制限されることを回避
することができる。
【0020】請求項2に記載のタイヤ内圧警報装置は、
請求項1に記載するところにおいて、ケ−シング内に、
電子基板に電力を供給する電池を設け、この電池と電子
基板とを、これらのリム軸線を通る横断面において横断
面にほぼ直角に、かつ、二層に配設するとともに、電池
をリムのウェル部底面に近接する側に配置してなるもの
である。
【0021】このタイヤ内圧警報装置は、ケ−シング内
に、電子基板に電力を供給する電池を設け、電池と電子
基板とを、これらのリム軸線を通る横断面において横断
面にほぼ直角に、かつ、二層に配設するとともに、電池
をリムのウェル部底面に近接する側に配置しているが、
このことは、図6において、平板状電池82と、電子基
板81とを上下入れ替えた配置とすることを意味し、こ
の配置構造によると、ケーシングの蓋部内に配設された
ケーシングアンテナ部と、ここから放射される電波の接
地極を形成する平板状電池との間隔を最も離隔させるこ
とができるので、さらに、電波の伝播する範囲を拡大す
ることができる。
【0022】そして、このタイヤ内圧警報装置は、電子
基板と圧力センサを二層に配置しているので、これらを
同一平面上に配置した場合に対比して、ケーシングの表
面積を小さくすることができ、よって、重量とコストと
を低減することができる。
【0023】請求項3に記載のタイヤ内圧警報装置は、
請求項1〜2のいずれかに記載するところにおいて、ケ
ーシングの蓋部を、ケーシングアンテナ部と、この両端
から延在して電子基板の信号処理回路に接続されるアン
テナ接続部とをインサートして成型された樹脂により形
成してなるものである。
【0024】このタイヤ内圧警報装置によれば、ケーシ
ングの蓋部を、ケーシングアンテナ部と、この両端から
延在して電子基板の信号処理回路に接続されるアンテナ
接続部とをインサートして成型された樹脂により形成す
るので、ケーシング蓋部を樹脂等で成型した後、これを
加工してケーシングアンテナ部をそれの埋設して設ける
製造工程を省略することができ、よって、タイヤ内圧警
報装置の製造コストを低減することができる。
【0025】請求項4に記載のタイヤ内圧警報装置は、
請求項1〜3のいずれかに記載するところにおいて、ケ
ーシングアンテナ部をケーシングの蓋部の外縁部に配設
してなるものである。
【0026】このタイヤ内圧警報装置によれば、ケーシ
ングアンテナ部は、ケーシングの蓋部の外縁部に配設さ
れているので、リムのウェル部底面からもっとも離隔し
て位置する蓋部にもっとも長く張り渡してアンテナを設
けることができ、よって、アンテナの放射効率を向上す
ることができる。
【0027】請求項5に記載のタイヤ内圧警報装置は、
請求項1〜4のいずれかに記載するところにおいて、ケ
ーシングアンテナ部の断面を概ね矩形とするものであ
る。
【0028】このタイヤ内圧警報装置は、ケーシングア
ンテナ部の断面を概ね矩形とし、矩形の長手方向を蓋部
の厚さ方向に配設し、ケーシングアンテナ部に、蓋部の
厚さ方向の変形に対して高い断面係数をもたせることが
でき、したがって、ケーシングアンテナ部に、蓋部の補
強リブの機能を兼ね備えさせることにより、ケーシング
の材料を削減し、タイヤ内圧警報装置のコストを低減す
ることができる。また、矩形の長手方向を蓋部の面内方
向に配設した場合には、ケーシングアンテナ部を、平板
からリング状に打ち抜いて形成することができ、さら
に、樹脂よりなる蓋部の成型において、インサートとし
てケーシングアンテナ部材料を金型にセットする際、ケ
ーシングアンテナ部材料が平板状リングであるため、こ
れを容易に位置決めすることができ、タイヤ内圧警報装
置を安価に製造することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係るタイヤ内
圧警報装置の実施形態を、図1〜図4に基づいて説明す
る。このタイヤ内圧警報装置は、図5に示した状態で、
従来のタイヤ内圧警報装置91と同様にリムに取付けら
れて用いられる。
【0030】図1は、タイヤ内圧警報装置10を、その
取り付け姿勢において、リムの軸線を通る横断面で切断
して示す部分断面図であり、図2(a)は、このタイヤ
内圧警報装置10の平面図である。このタイヤ内圧警報
装置10は、電子基板11と、電子基板11に電力を供
給する平板状電池12と、処理された信号を車体側の受
信機に送信するアンテナ14とを具えている。電子基板
11には、タイヤの内圧を検出する圧力センサ13や半
導体素子がマウントされ、半導体素子と、電子基板11
に設けられた回路パターンとで、検出した圧力信号を処
理する信号処理回路を構成する。
【0031】また、このタイヤ内圧警報装置10は、電
子基板11に隣接して、これとほぼ平行に配置される蓋
部32と、蓋部32の周縁から、電子基板11および平
板状電池12を囲繞する方向に突出する縁部33とを含
んで構成されたケーシング31を具えている。このケー
シング31は、バルブ部21と一体となって、リムのウ
ェル部側部22に固定され、電子基板11と平板状電池
12とを保護するとともにこれらを支持している。さら
に、ケーシング31内には、電子基板11と平板状電池
12とを配置した後注入され固定される封止樹脂を有
し、これにより、これらの部品を固定するとともにこれ
らの部品の腐食を防止している。
【0032】タイヤ内圧警報装置10は、これをリムの
ウェル部内に納まるように設けるため、その高さを抑制
する必要があり、その取り付け姿勢において、電子基板
11と平板状電池12とを、ともにリムのウェル部底面
23にほぼ平行に配置し、かつ、二層に構成している。
そして、ケーシング31の蓋部32は、電子基板11
の、このリムのウェル部底面23と反対の側に配置して
設けられている。
【0033】図2(a)に示すアンテナ14は、蓋部3
2の周縁部に埋設されて設けられたケーシングアンテナ
部16と、ケーシングアンテナ部16の両端から延在し
て電子基板の信号処理回路に接続されるアンテナ接続部
16とで構成され、これらは、樹脂材料よりなる蓋部3
2を成型するに際して、この樹脂にインサートされ、蓋
部と一体となって形成される。図2(a)に示す、蓋部
32の周縁部に配設されたケーシングアンテナ部の代わ
りに、図2(b)に示すように、ケーシングアンテナ部
16をつづら折にして配設してもよい。この場合、ケー
スアンテナの長さを長くできるとともに、その形状効果
により、アンテナの放射効率を上げることができる。
【0034】また、図3、図4(a)および図4(b)
は、ケーシングアンテナ部14の断面形状を示す断面図
であるが、この断面は、図3に示すように、円形として
もよく、あるいは、図4(a)もしくは図4(b)に示
すように、矩形状としてもよい。断面を矩形状として、
図4(a)に示すように、矩形の長手方向を、蓋部32
の厚さ方向と一致するように配設すると、これを蓋部3
2の補強メンバーとして用いることができるので、樹脂
よりなる蓋部32の材料を低減することができ、また、
図4(b)に示すように、矩形の長手方向を、蓋部32
の面内方向に配設すると、ケーシングアンテナ部14は
リング状平板となるので、ケーシングアンテナ部14や
ケーシング31の製造を容易に行うことができ、タイヤ
内圧警報装置10のコストを低減することができる。
【0035】このタイヤ内圧警報装置10においては、
その取り付け姿勢において、アンテナ14の主要部を構
成するケーシングアンテナ部15は、タイヤ内圧警報装
置10の部分のうち、リムのウェル部底面23から最も
離隔した部分に配置され、さらに、アンテナ14から放
射される電波の接地電位となる電極を有する平板状電池
12からももっと離隔して配置されているため、電波
が、リムのウェル部底面23に影響されて不安定になる
ことを防止し、また、電波の伝播範囲を、リムや平板状
から狭小化されることを防止することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
この発明によれば、ケーシングに、リムへの取り付け姿
勢で、電子基板の、リムのウェル部底面側と反対の側に
位置する蓋部を設け、アンテナの一部を構成するケーシ
ングアンテナ部を、この蓋部の内部もしくは表面に配設
しているので、ケーシングアンテナ部を、このタイヤ内
圧警報装置の、リムのウェル部底面から最も離隔した部
分に配置することができるので、車体側に設けた受信機
に放射される電波が、このリムの電位により大きく影響
を受け、その送信安定性が劣化されることを防止すると
ともにとともに、リムにより電波の伝播範囲が制限され
ることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るタイヤ内圧警報装置の実施形態
を示す部分断面図である。
【図2】 本発明に係るタイヤ内圧警報装置を示す平面
図である。
【図3】 ケーシングアンテナ部を示す断面図である。
【図4】 ケーシングアンテナ部を示す断面図である。
【図5】 タイヤ内圧警報装置の取り付け状態を示す略
線断面図である。
【図6】 従来のタイヤ内圧警報装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 タイヤ内圧警報装置 11 電子基板 12 平板状電池 13 圧力センサ 14 アンテナ 15 ケーシングアンテナ部 16 アンテナ接続部 21 バルブ部 22 リムのウェル部側部 23 リムのウェル部底面 31 ケーシング 32 ケーシングの蓋部 33 ケーシングの縁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムに装着されたタイヤの内圧を検出す
    る圧力センサおよび検出した圧力信号を処理する信号処
    理回路を設けた電子基板と、この信号処理回路に接続さ
    れ、処理された信号を車体側の受信機に送信するアンテ
    ナと、電子基板を収納するケーシングとを具え、リムの
    ウェル部底面の外周面に近接して配置されるタイヤ内圧
    警報装置において、 ケーシングに、リムへの取り付け姿勢で、電子基板の、
    リムのウェル部底面側と反対の側に位置する蓋部を設
    け、アンテナの一部を構成するケーシングアンテナ部
    を、この蓋部の内部もしくは表面に配設してなるタイヤ
    内圧警報装置。
  2. 【請求項2】 ケ−シング内に、電子基板に電力を供給
    する電池を設け、この電池と電子基板とを、これらのリ
    ム軸線を通る横断面において横断面にほぼ直角に、か
    つ、二層に配設するとともに、電池をリムのウェル部底
    面に近接する側に配置してなる請求項1のいずれかに記
    載のタイヤ内圧警報装置。
  3. 【請求項3】 ケーシングの蓋部を、ケーシングアンテ
    ナ部と、この両端から延在して電子基板の信号処理回路
    に接続されるアンテナ接続部とをインサートして成型さ
    れた樹脂により形成してなる請求項1〜2のいずれかに
    記載のタイヤ内圧警報装置。
  4. 【請求項4】 ケーシングアンテナ部をケーシングの蓋
    部の外縁部に配設してなる請求項1〜3に記載のタイヤ
    内圧警報装置。
  5. 【請求項5】 ケーシングアンテナ部の断面を概ね矩形
    とする請求項1〜4に記載のいずれかに記載のタイヤ内
    圧警報装置。
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