JP2018123893A - 電子制御装置 - Google Patents

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【課題】ギヤポジションを正確に判断することができる電子制御装置を提供する。【解決手段】電子制御装置1は、シフトセンサ12の出力電圧の変化と、ギヤポジションセンサ13の出力電圧の変化と、に基づいて学習を行う制御部5gを有し、シフトセンサ12の出力電圧の値がシフトペダル21の中立位置に対応した第1の所定幅内にあり、且つ、ギヤポジションセンサ13の出力電圧の値がドッグ式変速機Tの所定の変速段に対応した第2の所定幅内にあることを第1の条件として学習を行う条件に含む。【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置に関し、特に、変速機のギヤポジションを検出するギヤポジションセンサを備えた車両に搭載される電子制御装置に関する。
自動二輪車等の鞍乗型車両の中には、運転者のシフト操作によりシフトするギヤポジションを検出するギヤポジションセンサを備えるものがある。かかるギヤポジションセンサを設けた車両では、ギヤポジションセンサからの電気信号に基づきギヤポジションを検出した際に、そのギヤポジションに応じてエンジンの出力制御を実行又は終了する構成を採用するものがある。
かかる状況下で、特許文献1は、自動二輪車の変速制御装置に関し、シフト装置に設けられたシフト作動検出器の検出信号に基づいてシフト作動開始時期を判断し、シフトドラム作動検知器で検出された変速段に応じてエンジンへの吸気量を制御することにより、エンジンの出力が滑らかに変化するようにする制御ユニットを備えた構成を開示する。
特開2006−77623号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、それぞれの変速段に合ったより最適なエンジン出力の制御を行って、クラッチ操作を不要とした変速操作を円滑に行うことを企図したものではあるが、シフトドラム作動検知器においてギヤポジション、つまり運転者によるシフト操作によりシフトするギヤポジションを検出するギヤポジションセンサが有するその公差に対処がなされたものではない。
ここで、本発明者の検討によれば、ギヤポジションセンサが有する公差には、ギヤポジションセンサ自体がその特性上内包する検出公差やギヤポジションセンサの車両への取付け公差等が含まれるが、かかる公差に何等の対処がなされていない場合には、ギヤポジションの検出精度が低下する事態が発生する場合があるだけでなく、そのギヤポジションに応じて実現されるべきエンジンの出力制御が適切になされないことに起因して、車両の運転フィーリングやドライバビリティが悪化する事態が発生する場合が考えられる。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、ギヤポジションを正確に判断することができる電子制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、第1の局面において、エンジン及び前記エンジンの出力を変速する変速機を備えた車両に搭載されると共に、前記変速機のギヤポジションのシフト操作のために設けられたシフト操作部材の前記シフト操作を検出するシフトセンサの出力電圧と、前記ギヤポジションを検出するギヤポジションセンサの出力電圧と、に基づいて、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の値の学習を行う制御部を有する電子制御装置であって、前記制御部は、前記シフトセンサの出力電圧の変化と、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の変化と、に基づいて前記学習を行い、前記学習を行う条件は、前記シフトセンサの出力電圧の値が前記シフト操作部材の中立位置に対応した第1の所定幅内にあり、且つ、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の値が前記変速機の所定の変速段に対応した第2の所定幅内にあることを第1の条件として含む電子制御装置である。
本発明は、第1の局面に加えて、前記学習を行う条件は、前記エンジンのスロットル開度が所定開度以下であることを第2の条件として含むことを第2の局面とする。
本発明は、第2の局面に加えて、前記第2の条件が満たされたとき、又は前記第2の条件が満たされた後に前記第1の条件が満たされた場合に前記学習を行うことを第3の局面とする。
本発明は、第2又は第3の局面に加えて、前記変速機は、ドッグ式変速機であり、前記所定開度は、前記ドッグ式変速機の駆動状態と被駆動状態との境界を示すノーロードラインに応じた開度であることを第4の局面とする。
本発明の第1の局面にかかる電子制御装置においては、エンジン及びエンジンの出力を変速する変速機を備えた車両に搭載されると共に、変速機のギヤポジションのシフト操作のために設けられたシフト操作部材のシフト操作を検出するシフトセンサの出力電圧と、ギヤポジションを検出するギヤポジションセンサの出力電圧と、に基づいて、ギヤポジションセンサの出力電圧の値の学習を行う制御部を有する電子制御装置であって、制御部は、シフトセンサの出力電圧の変化と、ギヤポジションセンサの出力電圧の変化と、に基づいて前記学習を行い、学習を行う条件は、シフトセンサの出力電圧の値がシフト操作部材の中立位置に対応した第1の所定幅内にあり、且つ、ギヤポジションセンサの出力電圧の値が変速機の所定の変速段に対応した第2の所定幅内にあることを第1の条件として含むことで、ギヤポジションを正確に判断することができる。
また、本発明の第2の局面にかかる電子制御装置によれば、学習を行う条件は、前記エンジンのスロットル開度が所定開度以下であることを第2の条件として含むため、ギヤに加わる負荷の無い状態で又はギヤに加わる負荷を低減して、ギヤポジションセンサの出力電圧の値を学習値として取得することにより、精度の良い学習値を取得することができる。
また、本発明の第3の局面にかかる電子制御装置によれば、第2の条件が満たされたとき、又は第2の条件が満たされた後に第1の条件が満たされた場合に学習を行うため、ギヤに加わる負荷の無い状態又はギヤに加わる負荷を低減した状態で第1の条件を満たすか否かを判定することができる。
また、本発明の第4の局面にかかる電子制御装置によれば、変速機は、ドッグ式変速機であり、所定開度は、ドッグ式変速機の駆動状態と被駆動状態との境界を示すノーロードラインに応じた開度であるため、ドッグ式変速機のギヤに加わる負荷の無い状態で又はギヤに加わる負荷を低減して、不完全なギヤの咬み合せを解消してからギヤポジションセンサの出力電圧の値を学習値として取得することができる。
図1は、本発明の実施形態における電子制御装置の構成を示すブロック図である。 図2(a)は、本実施形態における電子制御装置が適用されるドッグ式変速機等の構成を示す模式的な断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示すドッグ式変速機の一部を示す模式的な拡大図である。 図3は、本発明の実施形態におけるギヤポジション電圧学習処理の流れを示すフロー図である。 図4(a)は、本発明の実施形態におけるギヤポジションセンサの出力電圧の推移を示す図であり、図4(b)は、本発明の実施形態におけるシフトセンサの出力電圧の推移を示す図であり、図4(c)は、本発明の実施形態におけるスロットル開度とエンジン回転数との関係を示す図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における電子制御装置につき、詳細に説明する。
<電子制御装置の構成>
図1及び図2を参照して、本実施形態における電子制御装置及びそれが適用されるドッグ式変速機等の構成について説明する。
図1は、本実施形態における電子制御装置の構成を示すブロック図である。また、図2(a)は、本実施形態における電子制御装置が適用されるドッグ式変速機等の構成を示す模式的な断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示すドッグ式変速機の一部を示す模式的な拡大図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態における電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)1は、典型的には、クランクシャフト61、メインクラッチ51及びドッグ式変速機Tを順に介して内燃機関(エンジン)Eの出力を駆動力として図示を省略する駆動輪に伝達する自動二輪車等の鞍乗型車両に搭載され、エンジンEの運転状態の制御等を実行するものである。
電子制御装置1は、A/D(Aanalog to Digital)変換器2a〜2d、波形整形回路3、中央演算処理ユニット(Central Processing Unit:CPU)4、モータ駆動回路6、点火栓駆動回路7、及び燃料噴射弁駆動回路8を備えている。CPU4は、クラッチ状態検出部5a、シフト操作検出部5b、ギヤポジション検出部5c、スロットル開度算出部5d、アクセル開度算出部5e、エンジン回転数算出部5f、及び制御部5gを、備えている。かかるクラッチ状態検出部5a、シフト操作検出部5b、ギヤポジション検出部5c、スロットル開度算出部5d、アクセル開度算出部5e、及びエンジン回転数算出部5fは、典型的には、CPU4における制御プログラム実行時の機能ブロックとして構成されるが、これらは、必要に応じて、電気回路として構成されてもよい。また、電子制御装置1は、図示を省略するメモリ等を備えており、メモリには、CPU4の演算処理に必要な制御プログラム及び制御データ等が格納されている。
具体的には、A/D変換器2a〜2dは、シフトセンサ12から出力されると共に運転者によるシフトペダル21の回転位置(回転角)、ひいてはシフトペダル21を介した変速操作(シフト操作)の有無を示す電気信号、ギヤポジションセンサ13から出力されると共にドッグ式変速機Tのシフトドラム31の回転位置(回転角)を示す電気信号、スロットル開度センサ15から出力されると共にスロットルモータ14で回動される図示を省略したスロットルバルブの開度を示す電気信号、及びアクセル開度センサ16から出力されると共に図示を省略するアクセル操作部材の操作量を示す電気信号を、アナログ形態からデジタル形態に各々変換する。A/D変換器2a〜2dは、このようにデジタル形態に変換したこれらの電気信号をCPU4に出力する。なお、電子制御装置1内でA/D変換器2a〜2dの前段に各々設けられる入力回路については、便宜上図示を省略している。
ここで、シフトセンサ12及びギヤポジションセンサ13は、例えば、ポテンショメータである。シフトセンサ12は、シフト操作部材であるシフトペダル21の運転者によるシフト操作に応じて、シフトペダル21が固設されると共に車両側のその回動軸であるシフトシャフト22の回転角を示す電気信号を出力する。運転者によるシフト操作に伴うシフトペダル21の回動は、シフトシャフト22に対してそれを回動軸として固設されたシフトアーム23に伝達される。シフトアーム23の一端部には図示を省略するギヤ部が設けられているため、運転者によるシフト操作に伴うシフトペダル21の回動は、シフトアーム23のギヤ部を介して、シフトドラム31の回動軸であるドラムシャフト32に固設されたシフトギヤ24に伝達され、これによりドラムシャフト32、つまりシフトドラム31が回動する。ギヤポジションセンサ13は、ドッグ式変速機Tの変速段(ギヤポジション)に応じて、ドラムシャフト32の回転角を示す電気信号を出力する。なお、シフトセンサ12としては、シフトペダル21に作用する荷重を検出する荷重センサを用いることもできる。
また、例えば、ドッグ式変速機Tにおいて、インプットシャフト46に固定変速ギヤ41が装着され、ドライブシャフト47にフリー変速ギヤ42及びスライド変速ギヤ43が装着された構成を代表的に想定すると、シフトドラム31の回動は、それに形成されたカム溝33に配設されると共にカム溝に倣って移動するシフトフォーク34に伝達され、対応してシフトフォーク34が移動することにより、スライド変速ギヤ43がドライブシャフト47に対して装着された状態で並進移動されることになる。スライド変速ギヤ43がフリー変速ギヤ42に向かって移動されてこれらが互いに近接した位置にあるときには、これらのドッグ歯44、45同士が噛合可能な状態をとることになる。つまり、メインクラッチ51が接続状態にあり、かつドッグ歯44、45同士が当接してドッグ歯44がドッグ歯45を押す噛合状態にあるときには、クランクシャフト61の回転力は、メインクラッチ51、インプットシャフト46、固定変速ギヤ41、フリー変速ギヤ42、スライド変速ギヤ43、及びドライブシャフト47を順に介して、最終的には駆動輪に伝達していくことになる。また、メインクラッチ51が接続状態にあり、かつドッグ歯44、45同士が当接してそれらの一方がそれらの他方を押した噛合状態にあるときには、シフトフォーク34でスライド変速ギヤ43をフリー変速ギヤ42から離れるように移動することが困難になるため、他のギヤポジションへの変速が困難となる。なお、ドッグ歯44、45は、それらの両方が凸状歯である構成の他に、それらの一方が他方の凸状歯を収容する凹状歯である構成を有していてもよい。メインクラッチ51としては、乾式の多板摩擦クラッチが好適に用いられ得る。また、シフトペダル21からシフトフォーク34までの一連の構成要素が、シフト機構Sを構成している。
波形整形回路3は、クランク角センサ17から出力されると共にエンジンEのクランクシャフト61の回転角を示すクランクパルス信号を整形して、デジタルパルス信号を生成する。波形整形回路3は、このように生成したデジタルパルス信号をCPU4に出力する。なお、電子制御装置1内で波形整形回路3の前段に各々設けられる入力回路については、便宜上図示を省略している。
クラッチ状態検出部5aは、クラッチスイッチ11から入力されると共に運転者がメインクラッチ51を接続又は遮断する際のその操作状態を示す電気信号に基づいて、メインクラッチ51の接続又は遮断を検出する。クラッチ状態検出部5aがこのように検出したメインクラッチ51の断続状態等を示す情報は、制御部5gで用いられる。なお、クラッチスイッチ11からの電気信号が入力される電子制御装置1内の入力回路については、便宜上図示を省略している。
シフト操作検出部5bは、シフトセンサ12からA/D変換器2aを介して入力されると共に運転者がシフトペダル21を操作してドッグ式変速機Tのシフト操作を行う際又は運転者がシフト操作を行わない際のそのシフト操作の有無を示す電気信号に基づいて、ドッグ式変速機Tのシフト操作を検出する。シフト操作検出部5bがこのように検出したドッグ式変速機Tのシフト操作の有無等を示す情報は、制御部5gで用いられる。
ギヤポジション検出部5cは、ギヤポジションセンサ13からA/D変換器2bを介して入力されると共にドッグ式変速機Tのシフトドラム31の回転角を示す電気信号に基づいて、ドッグ式変速機Tで選択されている変速段(ギヤポジション)を検出する。ギヤポジション検出部5cがこのように検出したギヤポジションは、制御部5gで用いられる。
スロットル開度算出部5dは、スロットル開度センサ15からA/D変換器2cを介して入力されると共にエンジンEのスロットルバルブの実開度を示す電気信号に基づいて、スロットルバルブの実開度(スロットル開度)を算出する。スロットル開度算出部5dがこのように算出したスロットル開度は、制御部5gで用いられる。
アクセル開度算出部5eは、アクセル開度センサ16からA/D変換器2dを介して入力されると共にアクセル操作部材の操作量を示す電気信号に基づいて、アクセル開度を算出する。アクセル開度算出部5eがこのように算出したアクセル開度は、制御部5gで用いられる。なお、アクセル操作部材は、鞍乗型車両では、典型的にはアクセルグリップである。
エンジン回転数算出部5fは、クランク角センサ17から波形整形回路3を介して入力されると共にエンジンEのクランク角(クランクシャフト61の回転角度)を示す電気信号に基づいて、実際のエンジン回転数(エンジン回転数)を算出する。エンジン回転数算出部5fがこのように算出したエンジン回転数は、制御部5gで用いられる。
制御部5gは、ギヤポジション検出部5cが検出したギヤポジション、スロットル開度算出部5dが算出したスロットル開度、アクセル開度算出部5eが算出したアクセル開度、及びエンジン回転数算出部5fが算出したエンジン回転数等に基づき、スロットルモータ14、点火栓18及び燃料噴射弁19等の動作を制御することによりエンジンEの運転状態を制御することに加えて、クラッチ状態検出部5aがメインクラッチ51の接続を検出している状態においてシフト操作検出部5bが運転者のシフトペダル21の操作によるドッグ式変速機Tのシフト操作を検出した場合には、ドッグ式変速機Tのドッグ歯44、45同士の係合を解除し又は弱めてドッグ式変速機Tの変速が可能となるように、スロットルモータ14の駆動によるエンジンEのスロットル開度を調整して、エンジンEの出力を一時的に変化させるようにその運転状態を制御する。かかる場合、具体的に、ドッグ歯44がドッグ歯45を押しているときには、制御部5gは、ドッグ歯44がドッグ歯45から離れる方向に移動するように固定変速ギヤ41を介してフリー変速ギヤ42を回転させるべくエンジンEの運転状態を制御してその出力を減少方向に変化させる。一方で、ドッグ歯45がドッグ歯44を押しているときには、制御部5gは、ドッグ歯44がドッグ歯45から離れる方向に移動するように固定変速ギヤ41を介してフリー変速ギヤ42を回転させるべくエンジンEの運転状態を制御して、その出力を増大方向に変化させる。
モータ駆動回路6は、制御部5gからの制御信号に従って、スロットルモータ14を駆動することにより、エンジンEのスロットル開度を制御する。
点火栓駆動回路7は、制御部5gからの制御信号に従って、図示を省略する2次コイルの起電力を制御することにより、エンジンEの点火栓18によるエンジンへの点火動作、つまり点火の開始、停止及び再開といった一連の点火動作を制御する。
燃料噴射弁駆動回路8は、制御部5gからの制御信号に従って、燃料噴射弁19を駆動することにより、エンジンEに燃料を噴射する燃料噴射弁19の燃料噴射動作、つまり燃料噴射の開始、停止及び再開といった一連の燃料噴射動作を制御する。
安定判断タイマー9は、制御部5gからの制御信号に従ってカウントを開始し、予め設定された所定時間をカウントした後にカウントを停止する。
以上のような構成を有する電子制御装置1は、以下に示すギヤポジション電圧学習処理を実行することによって、低コストであってかつ実用上充分な精度でもってギヤポジションを検出し、併せて車両のドライバビリティの向上に寄与する。以下、更に図3及び図4をも参照して、ギヤポジション電圧学習処理を実行する際の電子制御装置1の動作について、詳細に説明する。なお、かかるギヤポジション電圧学習処理については、ドッグ式変速機Tを正シフト式で6速のリターン式のものとして説明するが、かかるドッグ式変速機Tは、原理的には、もちろん逆シフト式であってギヤポジション数が6速から異なっていてもよいし、ロータリー式であってもよい。また、かかるギヤポジション電圧学習処理を実行するタイミングとしては、電子制御装置1を搭載した車両が製造される工場における製造ラインの終端での作業時、その車両のディーラにおけるメンテナンス時、及びその車両のユーザ自らのメンテナンス時等が挙げられる。
<ギヤポジション電圧学習処理>
図3及び図4を参照して、本実施形態におけるギヤポジション電圧学習処理の具体的な流れについて詳しく説明する。
図3は、本発明の実施形態におけるギヤポジション電圧学習処理の流れを示すフロー図である。図4(a)は、本発明の実施形態におけるギヤポジションセンサの出力電圧の推移を示す図であり、図4(b)は、本発明の実施形態におけるシフトセンサの出力電圧の推移を示す図であり、図4(c)は、本発明の実施形態におけるスロットル開度とエンジン回転数との関係を示す図である。
本実施形態におけるギヤポジション電圧学習処理は、ギヤポジションセンサ13が装着された車両毎に、学習操作者がシフトペダル21を操作してシフトドラム31が回動し始めたタイミングで開始となり、ギヤポジション電圧学習処理はステップS1の処理に進む。かかるギヤポジション電圧学習処理は、シフトドラム31が回動している間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、制御部5gが、スロットル開度算出部5dにより算出したスロットル開度は所定開度以下であるか否かを判定する。
所定開度は、典型的にはノーロードラインNに応じた開度である。この場合に、制御部5gは、図4(c)に示すスロットル開度とエンジン回転数とを対応付けたテーブルを参照して、ノーロードラインNにおいてエンジン回転数算出部5fにより算出したエンジン回転数に対応するスロットル開度以下であるか否かを判定する。
ここで、ノーロードラインNは、ドッグ式変速機Tの駆動状態と被駆動状態との境界、すなわち、ドッグ式変速機Tのドッグ歯44からドッグ歯45へ回転力が伝達される駆動状態とドッグ歯45からドッグ歯44へ回転力が伝達される被駆動状態とが切り換わる境界を示しており、ドッグ歯44とドッグ歯45との当接が解除される状態(ドッグ歯44とドッグ歯45との間で伝達される回転力が0Nm)のエンジンの運転状態を示し、典型的には、エンジン回転数及びスロットル開度をパラメータとし、ドッグ式変速機Tのドッグ歯44、45同士の係合が解除可能なエンジンの運転状態を示す特性データから成って、予め設定されてメモリ内に記憶されている。なお、所定開度は、ノーロードラインNにおいてエンジン回転数に対応するスロットル開度に限らず、ノーロードラインNを下回るスロットル開度であってもよい。
判定の結果、算出されたスロットル開度が所定開度以下である場合には、学習を行う条件に含まれる第2の条件を満たすこととなり、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理をステップS2の処理に進める。一方、算出されたスロットル開度が所定開度より大きい場合には、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
スロットル開度が所定開度以下である場合には、ドッグ歯44、45同士の咬み合せが不完全な状態、つまり、フリー変速ギヤ42とスライド変速ギヤ43とが図2(b)の左右方向に限界まで近接しないでドッグ歯44、45同士が咬み合っている状態であったとしても、ドッグ歯44、45に加わる力を低減することで、ドッグ歯44、45同士の係合を解除し、その不完全な状態を解消してフリー変速ギヤ42とスライド変速ギヤ43とを限界まで近接させることが可能であるので、制御部5gは、ギヤポジションセンサ13の出力電圧の値を学習値として取得するために、ギヤポジション電圧学習処理をステップS2の処理に進める。一方、スロットル開度が所定開度より大きい場合には、ドッグ歯44、45同士の係合を解除して咬み合せが不完全な状態を解消することが難しいと考えられるので、制御部5gは、ドッグ歯44、45同士の咬み合せが不完全な状態でギヤポジションセンサ13の出力電圧の値を学習値として取得することを中止してギヤポジションの学習の実施を終了するために、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS2の処理では、制御部5gが、スロットル開度算出部5dにより算出したスロットル開度は所定範囲内であるか否かを判定する。
所定範囲は、典型的には、図4(c)に示すように、ノーロードラインNに対して所定幅を有する下限値T1以上且つ上限値T2以下の範囲である。
判定の結果、算出されたスロットル開度が所定範囲内である場合には、制御部5gは、スロットル開度が安定していると共に高開度等の負荷の高い状態にないものと判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS3の処理に進める。一方、算出されたスロットル開度が所定範囲内にない場合には、制御部5gは、スロットル開度が安定しておらず、高開度等の負荷の高い状態等であるものと判断してギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS3の処理では、制御部5gが、ギヤポジションセンサ13からA/D変換器2bを介して入力される電気信号GPSの電圧値(ギヤポジションセンサ13の出力電圧の値)が所定範囲内にあるか否かを判定する。
具体的には、制御部5gは、電気信号GPSの電圧値が図4(a)に示す電圧V1以上且つ電圧V2未満の所定範囲内にあるか否かを判定する。
判定の結果、電圧値が所定範囲内にある場合には、制御部5gは、電気信号GPSの電圧値が安定していると判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS4の処理に進める。一方、電圧値が所定範囲内にない場合には、制御部5gは、電気信号GPSの電圧値が安定していないと判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS4の処理では、制御部5gが、シフトセンサ12からA/D変換器2aを介して入力される電気信号SFSの電圧値(シフトセンサ12の出力電圧の値)がシフトペダル21の中立位置を示す範囲内にあるか否かを判定する。ここで、中立位置とは、シフトペダル21がシフトアップ及びシフトダウンの何れのシフト操作もなされていない位置を意味する。
具体的には、制御部5gは、電気信号SFSの電圧値が図4(b)に示す電圧V3以上且つ電圧V4未満の所定範囲内にあるか否かを判定する。
判定の結果、電圧値がシフトペダル21の中立位置を示す範囲内にある場合には、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理をステップS5の処理に進める。一方、電圧値がシフトペダル21の中立位置を示す範囲内にない場合には、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS5の処理では、制御部5gが、安定判断タイマー9にカウントを開始させる。
具体的には、制御部5gは、図4(a)及び図4(b)に示すように、時刻t=t0において安定判断タイマー9にカウントを開始させる。
これにより、ステップS5の処理は完了し、ギヤポジション電圧学習処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、制御部5gが、ギヤポジションセンサ13からA/D変換器2bを介して入力される電気信号GPSの電圧値の変動が所定幅以内であるか否かを判定する。
具体的には、制御部5gは、図4(a)に示す電気信号GPSの電圧値の最大値と最小値との差が所定幅ΔV1以内であるか否かを判定する。ここで、所定幅ΔV1は、初回の学習時と2回目以降の学習時とで異なる。
判定の結果、電圧値の変動が所定幅以内である場合には、制御部5gは、電気信号GPSの電圧値が安定していると判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS7の処理に進める。図4(a)の場合には、電気信号GPSの電圧値は時刻t=t1で最大値となると共に時刻t=t4で最小値となり、電気信号GPSの電圧値の変動は所定幅ΔV1以内である。従って、制御部5gは、時刻t=t0から時刻t=t5までの間において、電気信号GPSの電圧値は安定しているため、ギヤポジション電圧学習処理をステップS7の処理に進める。一方、電圧値の変動が所定幅以内にない場合には、制御部5gは、電気信号GPSの電圧値が安定していないと判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS7の処理では、制御部5gが、シフトセンサ12からA/D変換器2aを介して入力される電気信号SFSの電圧値の変動が所定幅以内であるか否かを判定する。
具体的には、制御部5gは、図4(b)に示す電気信号SFSの電圧値の最大値と最小値との差が所定幅ΔV2以内であるか否かを判定する。
判定の結果、電圧値の変動が所定幅以内である場合には、学習を行う条件に含まれる第1の条件を満たすこととなり、制御部5gは、電気信号SFSの電圧値が安定していると判断し、ギヤポジション電圧学習処理をステップS8の処理に進める。図4(b)の場合には、電気信号SFSの電圧値は時刻t=t2で最大値となると共に時刻t=t3で最小値となり、電気信号SFSの電圧値の変動は所定幅ΔV2以内である。従って、制御部5gは、時刻t=t0から時刻t=t5までの間において、電気信号SFSの電圧値は安定しているため、ギヤポジション電圧学習処理をステップS8の処理に進める。一方、電圧値の変動が所定幅以内にない場合には、制御部5gは、電気信号SFSの電圧値が安定していないと判断して、ギヤポジション電圧学習処理をステップS10の処理に進める。
ステップS8の処理では、制御部5gは、安定判断タイマー9で計測している時間が所定時間経過したか否かを判定する。判定の結果、所定時間経過した場合には、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理をステップS9の処理に進める。一方、所定時間経過していない場合には、制御部5gは、ギヤポジション電圧学習処理を終了する。
具体的には、制御部5gは、図4(a)及び図4(b)に示すように、所定時間経過する時刻t=t5より前においてギヤポジション電圧学習処理を終了し、所定時間経過した時刻t=t5以後においてギヤポジション電圧学習処理をステップS9の処理に進める。
ステップS9の処理では、制御部5gは、所定時間経過した際にギヤポジションセンサ13からA/D変換器2bを介して入力される電気信号GPSの電圧値を学習値として更新する。
具体的には、制御部5gは、図4(a)に示すように、所定時間経過した時刻t=t5における電気信号GPSの電圧値を学習値として更新する。
これにより、ステップS9の処理は完了し、ギヤポジション電圧学習処理は終了する。
ステップS10の処理では、制御部5gは、安定判断タイマー9をリセットする。これにより、ステップS10の処理は完了し、ギヤポジション電圧学習処理は終了する。
上記のギヤポジション電圧学習処理を実行することにより、ドッグ式変速機Tの経年劣化等に伴って、ドッグ式変速機Tのギヤポジションに応じて出力される電気信号GPSの電圧値が初期値又は前回の学習値から逸脱した場合であっても、初期値又は前回の学習値を補正することができる。
以上の本実施形態における電子制御装置では、シフトセンサ12の出力電圧の変化と、ギヤポジションセンサ13の出力電圧の変化と、に基づいて学習を行い、シフトセンサ12の出力電圧の値がシフトペダル21の中立位置に対応した第1の所定幅内にあり、且つ、ギヤポジションセンサ13の出力電圧の値がドッグ式変速機Tの所定の変速段に対応した第2の所定幅内にあることを第1の条件として学習を行う条件に含むことで、ギヤポジションを正確に判断することができる。
また、本実施形態における電子制御装置では、エンジンのスロットル開度が所定開度以下であることを第2の条件として学習を行う条件に含むものであるため、ギヤに加わる負荷の無い状態で又はギヤに加わる負荷を低減して、ギヤポジションセンサの出力電圧の値を学習値として取得することにより、精度の良い学習値を取得することができる。
また、本実施形態における電子制御装置では、第2の条件が満たされたとき、又は第2の条件が満たされた後に第1の条件が満たされた場合に学習を行うものであるため、ギヤに加わる負荷の無い状態又はギヤに加わる負荷を低減した状態で第1の条件を満たすか否かを判定することができる。
また、本実施形態における電子制御装置では、ドッグ式変速機の駆動状態と被駆動状態との境界を示すノーロードラインに応じた開度を第2の条件における所定開度とするものであるため、ドッグ式変速機のギヤに加わる負荷の無い状態で又はギヤに加わる負荷を低減して、不完全なギヤの咬み合せを解消してからギヤポジションの出力電圧の値を学習値として取得することができる。
本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範2囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
具体的には、本実施の形態において、第2の条件が満たされた後に第1の条件が満たされた場合に学習を行ったが、第2の条件が満たされたときに第1の条件が満たされた場合に学習を行ってもよい。これにより、ギヤポジション電圧学習処理の処理速度を向上させることができる。
以上のように、本発明においては、ギヤポジションを正確に判断することができ、シフト操作の順番に関わらずギヤポジションセンサの出力電圧の値の学習を行うことができるため、利便性を向上させることができると共に、使用中であってもギヤポジションセンサの出力電圧の値を学習して更新することができる電子制御装置を提供することができ、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の内燃機関制御装置に広範に適用され得るものと期待される。
E…エンジン(内燃機関)
T…ドッグ式変速機
S…シフト機構
1…電子制御装置(ECU)
2a〜2d…A/D変換器
3…波形整形回路
4…中央演算処理ユニット(CPU)
5a…クラッチ状態検出部
5b…シフト操作検出部
5c…ギヤポジション検出部
5d…スロットル開度算出部
5e…アクセル開度算出部
5f…エンジン回転数算出部
5g…制御部
6…モータ駆動回路
7…点火栓駆動回路
8…燃料噴射弁駆動回路
9…安定判断タイマー
11…クラッチスイッチ
12…シフトセンサ
13…ギヤポジションセンサ
14…スロットルモータ
15…スロットル開度センサ
16…アクセル開度センサ
17…クランク角センサ
18…点火栓
19…燃料噴射弁
21…シフトペダル
22…シフトシャフト
23…シフトアーム
24…シフトギヤ
31…シフトドラム
32…ドラムシャフト
33…カム溝
34…シフトフォーク
41…固定変速ギヤ
42…フリー変速ギヤ
43…スライド変速ギヤ
44、45…ドッグ歯
46…インプットシャフト
47…ドライブシャフト
51…メインクラッチ
61…クランクシャフト

Claims (4)

  1. エンジン及び前記エンジンの出力を変速する変速機を備えた車両に搭載されると共に、前記変速機のギヤポジションのシフト操作のために設けられたシフト操作部材の前記シフト操作を検出するシフトセンサの出力電圧と、前記ギヤポジションを検出するギヤポジションセンサの出力電圧と、に基づいて、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の値の学習を行う制御部を有する電子制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記シフトセンサの出力電圧の変化と、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の変化と、に基づいて前記学習を行い、
    前記学習を行う条件は、
    前記シフトセンサの出力電圧の値が前記シフト操作部材の中立位置に対応した第1の所定幅内にあり、且つ、前記ギヤポジションセンサの出力電圧の値が前記変速機の所定の変速段に対応した第2の所定幅内にあることを第1の条件として含む、
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記学習を行う条件は、
    前記エンジンのスロットル開度が所定開度以下であることを第2の条件として含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2の条件が満たされたとき、又は前記第2の条件が満たされた後に前記第1の条件が満たされた場合に前記学習を行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
  4. 前記変速機は、
    ドッグ式変速機であり、
    前記所定開度は、
    前記ドッグ式変速機の駆動状態と被駆動状態との境界を示すノーロードラインに応じた開度である、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子制御装置。
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