JP4910852B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両の制御に関し、特に、駆動源のトルクを変速機に伝達するクラッチ機構の状態をアクチュエータにより制御する車両の制御に関する。
近年、自動車の変速機として、マニュアル車と同様な変速ギヤ機構およびクラッチ機構をアクチュエータにより制御して自動変速を行なえるようにした機械式自動変速機が開発、実用化されている。このようなアクチュエータとしては、たとえばエアや油圧等の流体圧を用いたシリンダ機構や電気モータが適用される。このような機械式自動変速機では、いかにしてショックを生じることなく速やかに変速を終了させるかが極めて大きな課題となっている。特に、クラッチ接続時の半クラッチ制御は滑らかな変速制御を実現する上で重要である。クラッチの接続時に、常に最適な半クラッチ状態に設定できるようにして、ショックやエンジンの吹け上がりやクラッチの早期磨耗等を防止する技術が、たとえば特開2003−278806号公報(特許文献1)に開示されている。
この公報に開示されたクラッチ制御装置は、エンジンと駆動系との間に介装されたクラッチを断接駆動するクラッチアクチュエータと、クラッチアクチュエータの作動を制御するための制御手段と、エンジンの回転数を検出するためのエンジン回転数検出手段と、クラッチの回転数を検出するためのクラッチ回転数検出手段と、クラッチストロークセンサとを備える。制御手段は、クラッチストロークの目標値を設定するための目標値設定手段と、クラッチの実ストロークが目標値設定手段により設定されたクラッチストロークの目標値になるようにクラッチアクチュエータに対する制御信号を設定するための制御信号設定手段とを備える。目標値設定手段は、クラッチ接続時には、エンジン回転数とクラッチ回転数との差の変化率が所定値となるようにクラッチストローク目標値を設定するとともに、エンジン回転数とクラッチ回転数との差の変化率が所定値になったらクラッチストローク目標値を固定するための手段を含む。
この公報に開示されたクラッチ制御装置によると、目標値設定手段によりクラッチストロークの目標値が設定されるとともに、制御信号設定手段によりクラッチの実ストロークが目標値設定手段で設定された目標値となるようにクラッチアクチュエータに対する制御信号が設定される。目標値設定手段では、エンジン回転数とクラッチ回転数との差の変化率が所定値となるようにクラッチストローク目標値を設定するとともに、エンジン回転数とクラッチ回転数との差の変化率が所定値になったらクラッチストローク目標値を固定しクラッチストロークが保持される。その後エンジン回転数とクラッチ回転数とが同期すると、速やかにクラッチが接続される。このような制御を行なうことにより、クラッチ接続の前後における加速度変化が防止され、ショックを生じることなく円滑かつ速やかにクラッチを接続することができる。また、エンジンの吹け上がりやクラッチの早期磨耗を防止することができる。
特開2003−278806号公報
ところで、クラッチストロークセンサの取付け位置によっては、エンジン等の駆動源に起因する振動の影響によりクラッチストロークの検出誤差が生じる場合がある。この検出誤差の影響によりクラッチによる伝達トルクを適切に制御できず、発進や変速時のフィーリングが悪化するおそれがある。しかしながら、特許文献1に開示されたクラッチ制御装置においては、クラッチストロークセンサによるストローク量の検出精度については何ら言及されていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ストローク量に応じたトルクを駆動源から変速機に伝達するクラッチ機構と、ストローク量を制御するアクチュエータとを備えた車両において、クラッチ機構による伝達トルクを適切に制御することができる制御装置を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、駆動源と、変速機と、ストローク量に応じたトルクを駆動源から変速機に伝達するクラッチ機構と、ストローク量を制御するアクチュエータとを備えた車両を制御する。この制御装置は、ストローク量を検出するための検出手段と、検出されたストローク量に基づいて、駆動源に起因する振動に関する特性値を推定するための推定手段と、推定された特性値に基づいて、検出されたストローク量を補正するための補正手段と、補正されたストローク量に基づいて、アクチュエータを制御するための手段とを含む。
第1の発明によると、検出手段により検出されたストローク量に基づいて、駆動源に起因する振動に関する特性値が推定される。推定された特性値に基づいて、検出されたストローク量が補正される。そのため、駆動源に起因する振動の影響を除外するように、ストローク量を補正することができる。このように補正されたストローク量に基づいて、アクチュエータが制御されるので、クラッチ機構による伝達トルクを適切に制御することができる。その結果、ストローク量に応じたトルクを駆動源から変速機に伝達するクラッチ機構と、ストローク量を制御するアクチュエータとを備えた車両において、クラッチ機構による伝達トルクを適切に制御することができる制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、推定手段は、出されたストローク量に含まれる波形であって、振動に応じた波形の特性値を推定するための手段を含む。補正手段は、推定された特性値に基づいて、振動に応じた波形と逆位相の波形を算出するための算出手段と、逆位相の波形に基づいて、検出されたストローク量を補正するための波形補正手段とを含む。
第2の発明によると、検出されたストローク量に含まれる波形であって、振動に応じた波形の特性値(たとえば、波形の振幅や位相)が推定される。推定された特性値に基づいて、振動に応じた波形と逆位相の波形が算出される。この逆位相の波形に基づいて、検出されたストローク量が補正される。そのため、検出されたストローク量に含まれる波形であって、駆動源に起因する振動に応じた波形の影響を打ち消すようにストローク量を補正することができる。
第3の発明に係る制御装置においては、第2の発明の構成に加えて、推定手段は、特性値として、振動に応じた波形の振幅および位相を推定するための手段を含む。算出手段は、推定された振幅と同じ振幅であって、推定された位相と逆位相の波形を算出するための手段を含む。波形補正手段は、逆位相の波形を検出されたストローク量に合成することにより、検出されたストローク量を補正するための手段を含む。
第3の発明によると、振動に応じた波形の振幅および位相が推定される。推定された振幅と同じ振幅であって、推定された位相と逆位相の波形が算出され、ストローク量の検出値に合成される。そのため、駆動源に起因する振動に応じた波形の振幅および位相に応じて、ストローク量をより適切に補正することができる。
第4の発明に係る制御装置は、第3の発明の構成に加えて、推定された振幅がしきい値以上であるか否かを判断するための手段をさらに含む。波形補正手段は、推定された振幅がしきい値以上である場合に、検出されたストローク量を補正するための手段を含む。
第4の発明によると、推定された振幅がしきい値以上である場合にストローク量が補正される。そのため、ストローク量の検出誤差が大きくクラッチ機構による伝達トルクに大きな影響を与えると考えられる場合に、ストローク量を補正することができる。さらに、ストローク量の検出誤差が小さくクラッチ機構による伝達トルクに大きな影響を与えないと考えられる場合には、ストローク量の補正を行なわずに、波形補正手段の負荷を低減することができる。
第5の発明に係る制御装置は、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、駆動源の回転数を検出するための手段をさらに含む。推定手段は、回転数に応じた時間における検出されたストローク量に基づいて、特性値を推定するための手段を含む。
第5の発明によると、駆動源の回転数に応じた時間におけるストローク量に基づいて、特性値が推定される。そのため、たとえば、駆動源の回転の1周期(駆動源の回転数の逆数)分におけるストローク量に基づいて、特性値を推定することができる。これにより、駆動源の回転に起因する振動に応じた波形の特性値を、駆動源の回転の1周期という短い時間で推定することができる。これにより、ストローク量を、駆動源の回転に起因する振動の影響を除外した適切な値に早期に補正することができる。そのため、クラッチ機構による伝達トルクを早期に適切な値に制御することができる。
第6の発明に係る制御装置は、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、車両の状態に基づいて、検出されたストローク量に振動に応じた波形が安定して含まれているか否かを判断するための判断手段と、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断されると、推定された特性値を学習するための手段とをさらに含む。
第6の発明によると、検出されたストローク量に振動に応じた波形が安定して含まれている場合に推定された特性値は、外乱などの影響がなく、振動に応じた実波形の特性値により近い値であると考えられる。そこで、振動に応じた波形が安定して含まれている場合、推定された特性値が学習される。そのため、検出されたストローク量に振動に応じた波形が安定して含まれていない場合であっても、学習された適切な特性値に基づいて、ストローク量を適切に補正することができる。
第7の発明に係る制御装置においては、第6の発明の構成に加えて、判断手段は、車両が停止している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む。
第7の発明によると、車両が停止している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断される。これにより、車両の走行に起因する振動の影響が含まれない特性値を学習することができる。そのため、車両が走行している場合であっても、ストローク量を適切に補正することができる。
第8の発明に係る制御装置においては、第6の発明の構成に加えて、判断手段は、駆動源の状態が安定している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む。
第8の発明によると、駆動源の状態が安定している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断される。これにより、駆動源の状態変化(たとえば、駆動源の回転数の変化)に起因する振動の影響が含まれない特性値を学習することができる。そのため、駆動源の回転数が変化して駆動源の状態が安定していない場合であっても、駆動源の1回転ごとに生じる振動の影響を適切に除外するようにストローク量を補正することができる。
第9の発明に係る制御装置においては、第6の発明の構成に加えて、判断手段は、クラッチ機構の係合状態が安定している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む。
第9の発明によると、クラッチ機構の係合状態が安定している場合に、振動に応じた波形が安定して含まれていると判断される。これにより、クラッチ機構の係合状態の変化(たとえば、クラッチ機構の係合圧の変化)に起因する振動の影響が含まれない特性値を学習することができる。そのため、クラッチ機構の係合圧が変化してクラッチ機構の係合状態が安定していない場合であっても、ストローク量を適切に補正することができる。
第10の発明に係る制御装置においては、第1〜9のいずれかの発明の構成に加えて、クラッチ機構には、駆動源の出力軸と同期して回転するクラッチカバーに接続されたダイヤフラムスプリングが備えられる。アクチュエータには、ダイヤフラムスプリングに接触する可動部が備えられる。検出手段は、可動部の移動量をストローク量として検出するための手段を含む。
第10の発明によると、駆動源の出力軸、クラッチカバーおよびダイヤフラムスプリングを経由して、アクチュエータの可動部に伝達される駆動源の振動の影響を除外するように、ストローク量を補正することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を備えた車両全体の制御ブロック図を説明する。なお、本発明に係る制御装置を適用できる車両は、駆動源のトルクを変速機に伝達するクラッチ機構の状態をアクチュエータにより制御する車両であれば、図1に示す車両に限定されず、他の態様を有する車両であってもよい。また、駆動源は、エンジンに限定されずモータであってもよい。この車両は、FR(Front engine Rear drive)車両である。なお、FR以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン100と、クラッチ機構200と、アクチュエータ300と、機械式自動変速機400と、減速機500と、ドライブシャフト600と、駆動輪700と、ECU800とを含む。
エンジン100は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料をシリンダ(図示せず)の燃焼室内で燃焼させるガソリンエンジンである。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフト110が回転させられる。
クラッチ機構200は、エンジン100と機械式自動変速機400との間に設けられる。クラッチ機構200は、アクチュエータ300の作動により、クランクシャフト110に伝達されたエンジン100のトルク(エンジントルク)TEを、入力軸410を経由させて機械式自動変速機400に伝達する。クラッチ機構200により伝達されるトルクの大きさは、アクチュエータ300により制御される。
アクチュエータ300は、ECU800からの制御信号に応じて作動して、上述のように、クラッチ機構200により伝達されるトルクの大きさを制御する。なお、クラッチ機構200およびアクチュエータ300については後に詳述する。
機械式自動変速機400は、クラッチ機構200および入力軸410を経由してクランクシャフト110に接続される。機械式自動変速機400は、変速用アクチュエータとして、セレクト方向およびシフト方向にそれぞれギヤシフト部材を駆動する電動モータ(図示せず)を備えている。変速操作時には、電動モータの作動によりギヤシフト部材を駆動して、内部のギヤ機構の噛合状態を切り替えることにより、所望のギヤ段を形成し、クランクシャフト110の回転数を所望の回転数に変速する。
機械式自動変速機400の出力軸420は、減速機500に接続される。減速機500は、スプライン嵌合などによってドライブシャフト600に接続される。ドライブシャフト600を経由して、左右の駆動輪700に動力が伝達される。
ECU800には、エンジン回転数センサ810と、ストロークセンサ820と、入力軸回転数センサ830と、出力軸回転数センサ840とがハーネスなどを介在させて接続されている。これらの他に、ECU800には、車速センサ、シフトレバーのシフトポジションセンサ、アクセルペダルのアクセル開度センサ、ブレーキペダルのストロークセンサ、電子スロットルバルブのスロットル開度センサ(いずれも図示せず)などが接続されている。
エンジン回転数センサ810は、クランクシャフト110の回転数(エンジン回転数)NEを検出し、検出結果を表わす信号をECU800に送信する。
ストロークセンサ820は、クラッチ機構200におけるストローク量SXを検出し、検出結果を表わす信号をECU800に送信する。なお、ストローク量SXについては、後に詳述する。
入力軸回転数センサ830は、機械式自動変速機400の入力軸回転数NINを検出し、検出結果を表わす信号をECU800に送信する。
出力軸回転数センサ840は、機械式自動変速機400の出力軸回転数NOUTを検出し、検出結果を表わす信号をECU800に送信する。
ECU800は、エンジン回転数センサ810、ストロークセンサ820、入力軸回転数センサ830、出力軸回転数センサ840、その他のセンサ類などから送られてきた信号、ROM(Read Only Memory)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
図2〜図4を参照して、クラッチ機構200およびアクチュエータ300について説明する。
クラッチ機構200は、クランクシャフト110に接続されたフライホイール210と、フライホイール210に固定されたクラッチカバー220と、入力軸410に接続されたクラッチディスク230と、フライホイール210とによってクラッチディスク230を挟圧するプレッシャープレート240と、ダイヤフラムスプリング250とを含む。
ダイヤフラムスプリング250は、クラッチカバー220の内周端に複数設けられた折り曲げ部に設けられた1組のリング260を経由して挟圧されることによりクラッチカバー220に取り付けられる。ダイヤフラムスプリング250の外周端252は、プレッシャープレート240の突起部242と当接する。ダイヤフラムスプリング250には、図4に示すように、複数のスリット256が内周端254側からリング260によって挟持されている位置まで設けられる。
アクチュエータ300は、内部を入力軸410が貫通する本体部302と、本体部302に挿入された移動部304と、移動部304を入力軸410の軸方向に移動させる油圧回路310とを含む。移動部304の端部は、ダイヤフラムスプリング250の内周端254と当接する。移動部304は、油圧回路310から供給される油圧に応じて、ダイヤフラムスプリング250側の方向(図2の矢印に示したX方向)移動する。なお、アクチュエータ300は油圧式であることに限定されず、たとえば、電動式としてもよい。
図2に示すように、移動部304を初期状態にしてダイヤフラムスプリング250の内周端254をアクチュエータ300側へ変位させると、ダイヤフラムスプリング250の外周端252がプレッシャープレート240側へ移動する。そのため、クラッチディスク230がプレッシャープレート240とフライホイール210とにより挟圧される。これにより、クラッチ機構200がエンジントルクTEを機械式自動変速機400に伝達する状態(以下、このようなクラッチ機構200の状態を動力伝達状態とも記載する)になる。
図3に示すように、移動部304をX方向に移動させてダイヤフラムスプリング250の内周端254をプレッシャープレート240側へ変位させると、ダイヤフラムスプリング250はリング260を支点として反り返り、ダイヤフラムスプリング250の外周端252がプレッシャープレート240と反対側へ移動する。そのため、プレッシャープレート240がクラッチディスク230から離れる方向に移動するので、クラッチディスク230が挟圧されなくなる。これにより、クラッチ機構200がエンジントルクTEを機械式自動変速機400に伝達しない状態(以下、このようなクラッチ機構200の状態を動力遮断状態とも記載する)になる。
ストロークセンサ820は、アクチュエータ300の本体部302に設けられ、移動部304の移動量SX(以下、ストローク量SXとも記載する)を検出する。
本実施の形態において、ECU800は、ストロークセンサ820により検出されたストローク量SXにより、クラッチ機構200による伝達トルク(クラッチ伝達トルク)TCを推定する。たとえば、ECU800は、図5に示すようなストローク量SXをパラメータとするクラッチ伝達トルクTCのマップを予め記憶しておき、ストロークセンサ820により検出されたストローク量SXとこのマップとに基づいて、クラッチ伝達トルクTCを推定する。
ところが、移動部304の端部がダイヤフラムスプリング250の内周端254と当接しているため、エンジン100の振動が内周端254を経由して移動部304に伝達されてしまい、ストローク量SXの検出精度が悪化する場合が考えられる。特に、複数の内周端254のX方向の位置がばらついていると、エンジン100が回転するたびに、ストローク量SXの検出値が増減し、正確なストローク量SXを検出することができない場合がある。
そこで、本実施の形態においては、エンジン100に起因する振動に関する特性値を推定し、推定された特性値に基づいて、検出されたストローク量SXを補正する。
図6を参照して、本実施の形態に係る制御装置の機能ブロック図について説明する。図6に示すように、この制御装置は、学習時間算出部850と、学習条件判断部860と、振動学習部870と、ストローク量補正部880と、アクチュエータ制御部890とを含む。
学習時間算出部850は、エンジン回転数センサ810からのエンジン回転数NEに基づいて、エンジン100に起因する振動に応じた波形の学習時間TSを算出する。
学習条件判断部860は、エンジン回転数センサ810からのエンジン回転数NE、入力軸回転数センサ830からの入力軸回転数NIN、出力軸回転数センサ840からの出力軸回転数NOUTに基づいて、学習条件が成立しているか否かを判断する。
振動学習部870は、学習時間算出部850からの学習時間TS、学習条件判断部860の判断結果およびストロークセンサ820からのストローク量SXに基づいて、エンジン100に起因する振動に応じた波形の特性値を学習する。
ストローク量補正部880は、振動学習部870が学習した特性値およびストロークセンサ820からのストローク量SXに基づいて、ストローク量SXの検出値を補正する。
アクチュエータ制御部890は、ストローク量SXに基づいて、アクチュエータ300を制御する信号を送信する。
このような機能ブロックを有する本実施の形態に係る制御装置は、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアでも、ECUに含まれるCPU(Central Processing Unit)およびメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアでも実現することが可能である。一般的に、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利で、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利であると言われている。以下においては、ソフトウェアとして制御装置を実現した場合を説明する。なお、このようなプログラムを記録した記録媒体についても本発明の一態様である。
図7を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800が、エンジン100に起因する振動に応じた波形の特性値(位相基準タイミングAおよび振幅B)を学習する際に実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU800は、エンジン回転数センサ810からのエンジン回転数NE、入力軸回転数センサ830からの入力軸回転数NIN、出力軸回転数センサ840からの出力軸回転数NOUTのモニタを開始する。
S102にて、ECU800は、学習条件が成立したか否かを判断する。たとえば、ECU800は、車両が停車している場合、エンジン回転数NEがアイドル回転数に制御されている場合、クラッチ機構200が動力遮断状態である場合、およびクラッチ機構200が動力伝達状態でありかつクラッチディスク230がフライホイール210と同期している場合のいずれかの場合に、学習条件が成立したと判断する。なお、ストロークセンサ820により検出されるストローク量SXに、エンジン100に起因する振動に応じた波形が安定して含まれていると考えられる場合に学習条件が成立したと判断するのであれば、学習条件が成立したか否かの判断方法はこれに限定されない。学習条件が成立したと判断すると(S102にてYES)、処理はS104に移される。そうでないと(S102にてNO)、この処理は終了する。
S104にて、ECU800は、エンジン回転数NEに基づいて、学習時間TSを算出する。ECU800は、1/NE(クランクシャフト110の回転周期)を学習時間TSとして算出する。なお、学習時間TSの算出方法はこれに限定されない。
S106にて、ECU800は、ストロークセンサ820からのストローク量SXのモニタを開始する。
S108にて、ECU800は、ストローク量SXのモニタを開始してから学習時間TSが経過したか否かを判断する。学習時間TSが経過すると(S108にてYES)、処理はS110に移される。そうでないと(S108にてNO)、学習時間TSが経過するまで待つ。
S110にて、ECU800は、エンジン100に起因する振動に応じた波形の位相基準タイミングAを推定する。ECU800は、学習時間TSにおけるストローク量SXの最大値が検出されたタイミングを、位相基準タイミングAと推定する。
S112にて、ECU800は、エンジン100に起因する振動に応じた波形の振幅Bを推定する。ECU800は、学習時間TSにおけるストローク量SXの最大値と最小値との差を、振幅Bと推定する。
S114にて、ECU800は、位相基準タイミングAおよび振幅Bが適切な値であるか否かを判断する。たとえば、ECU800は、ストローク量SXの最大値が単調増加中に検出され、検出後において単調減少し、ストローク量SXの最小値が単調減少中に検出され、検出後において単調増加し、かつ今回の最大値と以前の最大値との差および今回の最小値と以前の最小値との差がそれぞれ許容範囲内である場合に、位相基準タイミングAおよび振幅Bが適切な値であると判断する。適切な値であると(S114にてYES)、処理はS116に移される。そうでないと(S114にてNO)、この処理は終了する。
S116にて、ECU800は、位相基準タイミングAおよび振幅Bを、エンジン100に起因する振動に応じた波形の特性値として学習する。
図8を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800が、ストローク量SXに基づいて、アクチュエータ300を制御する際に実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。
S200にて、ECU800は、ストロークセンサ820からのストローク量SXを検出する。
S202にて、ECU800は、学習した振幅Bがしきい値より大きいか否かを判断する。このしきい値は、振幅Bの大きさがストローク量SXの検出精度(すなわちクラッチ伝達トルクTCの推定精度)に与える影響度合いに基づいて設定される。振幅Bがしきい値より大きいと(S202にてYES)、処理はS204に移される。そうでないと(S202にてNO)、処理はS212に移される。
S204にて、ECU800は、学習した位相基準タイミングAからの経過時間TAを算出する。
S206にて、ECU800は、エンジン100に起因する振動に応じた波形Cを算出する。たとえば、ECU800は、波形Cを余弦波に近似して、(B/2)×cos(ω×TA)と算出する。ここで、ωは、2π×(NE/60)である。以下の説明についても同様である。なお、波形Cの算出方法はこれに限定されない。
S208にて、ECU800は、波形Cの逆位相の波形Dを算出する。たとえば、ECU800は、波形Dを(B/2)×cos(ω×TA+π)と算出する。なお、波形Dの算出方法はこれに限定されない。
S210にて、ECU800は、波形Dに基づいて、ストローク量SXを補正する。ECU800は、ストローク量SXが検出されたタイミングにおける波形Dの値を算出し、ストローク量SXの検出値に合成する。
S212にて、ECU800は、ストローク量SXに基づいて、アクチュエータ300を制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るECU800により補正されるストローク量SXについて説明する。
上述のように、たとえば、ダイヤフラムスプリング250の内周端254のX方向の位置がばらついていると、エンジン100が回転するたびに、ストローク量SXの検出値が増減し、正確なストローク量SXを検出することができない場合がある。
そこで、車両が停車している場合、エンジン回転数NEがアイドル回転数に制御されている場合、クラッチ機構200が動力遮断状態である場合、およびクラッチ機構200が動力伝達状態でありかつクラッチディスク230がフライホイール210と同期している場合のいずれかの場合に、学習条件が成立したと判断され(S102にてYES)、以降のエンジン100に起因する振動に応じた波形の学習が開始される。そのため、車両の走行に起因する振動の影響や、エンジン回転数NEの変化に起因する振動の影響、クラッチ機構200のクラッチディスク230の挟圧値の変化に起因する振動の影響などを含まない波形の学習が可能となる。これにより、エンジン100の1回転ごとの振動に応じた波形を適切に学習することができる。
学習条件が成立したと判断されると(S102にてYES)、クランクシャフト110の回転周期(1/NE)が学習時間TSとして算出される(S104)。図9(A)に示すように、学習時間TSが経過するまでストロークセンサ820からのストローク量SXがモニタされ(S106、S108にてNO)、学習時間TSにおけるストローク量SXの最大値が位相基準タイミングAと推定され(S110)、最大値と最小値との差が振幅Bと推定される(S112)。このように、エンジン100に起因する振動に応じた波形の特性値を、エンジン100の回転の1周期という極めて短い時間で推定することができる。これにより、以降のストローク量の補正を早期に行なうことが可能となる。
位相基準タイミングAおよび振幅Bが、エンジン100に起因する振動に応じた波形の特性値として学習される(S116)。その後、学習した振幅Bがしきい値より大きいと(S202にてYES)、学習した位相基準タイミングAからの経過時間TAが算出され(S204)、図9(B)の一点鎖線に示すように、エンジン100に起因する振動に応じた波形Cが(B/2)×cos(ω×TA)と算出される(S206)。さらに、図9(B)の二点鎖線に示すように、波形Cの逆位相の波形Dが(B/2)×cos(ω×TA+π)と算出される(S208)。図9(A)に示すように、ストローク量SXの検出値に波形Dの値が合成される(S210)。そのため、ストローク量の補正値は、ストローク量SXの検出値に含まれる波形Cの影響が打ち消された適切な値となる。このように補正されたストローク量SXに基づいて、アクチュエータ300が制御される(S212)。そのため、クラッチ機構200による伝達トルクを適切に制御することができる。
なお、学習した振幅Bがしきい値より小さい場合(S202にてNO)、ストローク量SXの検出誤差が小さくクラッチ伝達トルクTCに大きな影響を与えないと考えられるため、ストローク量SXを補正せずに、ストローク量SXの検出値に基づいて、アクチュエータ300が制御される(S212)。これにより、ECU800の負荷を低減することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置によれば、ストロークセンサにより検出されたストローク量SXに基づいて、エンジンに起因する振動に関する特性値が推定される。推定された特性値に基づいて、ストローク量SXが補正される。そのため、エンジンに起因する振動の影響を除外するように、ストローク量SXを補正することができる。このように補正されたストローク量SXに基づいて、アクチュエータが制御される。そのため、クラッチ伝達トルクTCを適切な値に制御することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る制御装置が適用される車両全体の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るクラッチ機構およびアクチュエータの断面図(その1)である。 本発明の実施の形態に係るクラッチ機構およびアクチュエータの断面図(その2)である。 本発明の実施の形態に係るクラッチカバーおよびダイヤフラムスプリングを示す図である。 ストローク量とクラッチ伝達トルクとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係るECUの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るECUの制御構造を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施の形態に係るECUの制御構造を示すフローチャート(その2)である。 ストローク量SXの補正値のタイミングチャートである。
符号の説明
100 エンジン、110 クランクシャフト、200 クラッチ機構、210 フライホイール、220 クラッチカバー、230 クラッチディスク、240 プレッシャープレート、242 突起部、250 ダイヤフラムスプリング、252 外周端、254 内周端、256 スリット、260 リング、300 アクチュエータ、302 本体部、304 移動部、310 油圧回路、400 機械式自動変速機、410 入力軸、420 出力軸、500 減速機、600 ドライブシャフト、700 駆動輪、800 ECU、810 エンジン回転数センサ、820 ストロークセンサ、830 入力軸回転数センサ、840 出力軸回転数センサ、850 学習時間算出部、860 学習条件判断部、870 振動学習部、880 ストローク量補正部、890 アクチュエータ制御部。

Claims (9)

  1. 駆動源と、変速機と、ストローク量に応じたトルクを前記駆動源から前記変速機に伝達するクラッチ機構と、前記ストローク量を制御するアクチュエータとを備えた車両の制御装置であって、
    前記ストローク量を検出するための検出手段と、
    前記検出されたストローク量に含まれる波形であって前記駆動源に起因する振動に応じた波形の特性値を推定するための推定手段と、
    前記推定された特性値に基づいて前記振動に応じた波形と逆位相の波形を算出し、前記逆位相の波形に基づいて前記検出されたストローク量を補正するための補正手段と、
    前記補正されたストローク量に基づいて、前記アクチュエータを制御するための手段とを含む、制御装置。
  2. 前記推定手段は、前記特性値として、前記振動に応じた波形の振幅および位相を推定するための手段を含み、
    前記補正手段は、前記推定された振幅と同じ振幅であって、前記推定された位相と逆位相の波形を算出し、前記逆位相の波形を前記検出されたストローク量に合成することにより、前記検出されたストローク量を補正するための手段を含む、請求項に記載の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記推定された振幅がしきい値以上であるか否かを判断するための手段をさらに含み、
    記補正手段は、前記推定された振幅が前記しきい値以上である場合に、前記検出されたストローク量を補正するための手段を含む、請求項に記載の制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記駆動源の回転数を検出するための手段をさらに含み、
    前記推定手段は、前記回転数に応じた時間における前記検出されたストローク量に基づいて、前記特性値を推定するための手段を含む、請求項1〜のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記車両の状態に基づいて、前記検出されたストローク量に前記振動に応じた波形が安定して含まれているか否かを判断するための判断手段と、
    前記振動に応じた波形が安定して含まれていると判断されると、前記推定された特性値を学習するための手段とをさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記判断手段は、前記車両が停止している場合に、前記振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む、請求項に記載の制御装置。
  7. 前記判断手段は、前記駆動源の状態が安定している場合に、前記振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む、請求項に記載の制御装置。
  8. 前記判断手段は、前記クラッチ機構の係合状態が安定している場合に、前記振動に応じた波形が安定して含まれていると判断するための手段を含む、請求項に記載の制御装置。
  9. 前記クラッチ機構には、前記駆動源の出力軸と同期して回転するクラッチカバーに接続されたダイヤフラムスプリングが備えられ、前記アクチュエータには、前記ダイヤフラムスプリングに接触する可動部が備えられ、
    前記検出手段は、前記可動部の移動量を前記ストローク量として検出するための手段を含む、請求項1〜のいずれかに記載の制御装置。
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