JP2018121640A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. ブドウ球菌コアグラーゼ繰り返し(R)ドメインを含む免疫原性組成物であって、ここで、該RドメインはSEQ ID NO: 46、50、54、58、62、66、70、または74によってコードされるアミノ酸配列に対して、アミノ酸配列において少なくとも80%同一であり、さらにここで、該Rドメインは全長より短いコアグラーゼタンパク質に含まれる、前記免疫原性組成物。
2. 前記全長より短いコアグラーゼタンパク質が、ドメイン1〜2またはリンカー(L)ドメインの全てまたは一部を欠いている、請求項１記載の組成物。
3. ブドウ球菌コアグラーゼドメイン1〜2をさらに含む、請求項１記載の組成物。
4. 前記Rドメインが、黄色ブドウ球菌Newman、85/2082、MW2、MSSA476、N315、Mu50、MRSA252、CowanI、WISまたはUSA300菌株に由来する、請求項１記載の組成物。
5. 前記Rドメインが、SEQ ID NO: 46、50、54、58、62、66、70、または74によってコードされるアミノ酸配列に対して、アミノ酸配列において少なくとも85%同一である、請求項１記載の組成物。
6. 前記Rドメインが、SEQ ID NO: 46、50、54、58、62、66、70、または74によってコードされるアミノ酸配列に対して、アミノ酸配列において少なくとも90%同一である、請求項１記載の組成物。
7. 前記Rドメインが、SEQ ID NO: 46、50、54、58、62、66、70、または74によってコードされるアミノ酸配列に対して、アミノ酸配列において少なくとも95%同一である、請求項１記載の組成物。
8. 前記Rドメインが、黄色ブドウ球菌NewmanまたはUSA300に由来するRドメインである、請求項1記載の組成物。
9. 前記ドメイン1〜2が、ブドウ球菌Coaタンパク質由来のCoaドメイン1〜2である、請求項３記載の組成物。
10. 前記ドメイン1〜2が、ブドウ球菌vWbpタンパク質由来のvWbpドメイン1〜2である、請求項３記載の組成物。
11. 少なくとも２つ、３つ、４つ、または５つの異なるブドウ球菌コアグラーゼドメイン1〜2を含む、請求項３記載の組成物。
12. 1つまたは複数の追加のブドウ球菌抗原をさらに含む、請求項１記載の組成物。
13. 前記追加のブドウ球菌抗原が、Emp、EsxA、EsxB、EsaC、Eap、Ebh、EsaB、Coa、vWbp、vWh、Hla、SdrC、SdrD、SdrE、IsdA、IsdB、IsdC、ClfA、ClfB、SasFおよび/または毒素非産生性SpAである、請求項１２記載の組成物。
14. 前記全長より短いコアグラーゼタンパク質が組換えタンパク質である、請求項１記載の組成物。
15. 請求項１記載の免疫原性組成物の有効量を含む、対象におけるブドウ球菌感染の処置および／または予防用薬剤。
16. １つまたは複数の抗生物質と組み合わせて用いられる、請求項１５記載の薬剤。
17. 前記感染が薬剤耐性感染である、請求項１５記載の薬剤。
18. 前記薬剤耐性感染がメチシリン耐性である、請求項１７記載の薬剤。
19. 前記対象が、免疫欠損であるか、免疫不全であるか、入院しているか、侵襲的な医療手技を受けているか、呼吸器感染を有しているか、インフルエンザウイルスに感染しているか、または人工呼吸器を付けている、請求項１５記載の薬剤。
20. 前記全長より短いコアグラーゼタンパク質が、ドメイン1〜2またはリンカー(L)ドメインの全てまたは一部を欠いている、請求項１５記載の薬剤。