JP2018119277A - 到達止水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実に止水するとともに安全性の高いトンネル掘削機の到達止水装置を提供すること。【解決手段】シールド掘進機2が到達する到達壁5に設けられる到達止水装置1であって、ケーシング開口部14を有するケーシング10と、ケーシング10に収納された外周シール材20と内周シール材30を備えており、外周シール材20と内周シール材30とは、ケーシング開口部14から進入したシールド掘進機2のスキンプレート4を挟み込むように構成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、トンネル掘削機の到達の際に到達部に設ける到達止水装置に関する。
シールド掘進機を代表とするトンネル掘削機が、到達立坑などの到達部に到達する際には、到達部の開口から地下水や土砂が流入しないように止水を図り、安全にトンネル掘削機を到達させる必要がある。このためには、到達部の開口の周囲に到達止水装置を設置して到達させることが一般的である。
到達止水装置の従来技術として、図11および図12に示すようなものがある。
この到達止水装置100は、到達止水装置本体101、エントランスパッキン102およびワイヤー104を備えている。
到達止水装置本体101は、到達立坑の到達壁5の開口となる坑口5aの周囲にコンクリートを打設して設けられる。
到達止水装置本体101にエントランスパッキン102が、ボルト103によって取付けられている。エントランスパッキン102は、弾性のリング板形状で、ワイヤー104を備えている。到達止水装置本体101は、注入管105を備えている。エントランスパッキンとしては、特許文献1のようなものがある。
到達壁5の坑口5aの開口の内側となる部分は、シールド掘進機2のカッター3で切削可能な材料で形成されている。よって、地盤Gを掘進してきたシールド掘進機2は、坑口5aの内側部分を直接切削して到達が可能となっている。
そして、シールド掘進機2が到達壁5を貫通し、到達止水装置本体101の内周を通って到達壁5の内側へ進入すると、エントランスパッキン102の内周側は、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4によって引っ張られる。そして、エントランスパッキン102のボルト103によって取付けられた基端側から内周側への形状は、シールド掘進機2の進行方向側に向うに従って傾斜した形状となり、エントランスパッキン102は、スキンプレート4に密接する。これにより、到達立坑内側への地盤G内の地下水Wや土砂Dが侵入することが防止される。また、ワイヤー104を締め付けることで、エントランスパッキン102が、シールド掘進機2のスキンプレート4へさらに密着し、より止水性能を高めることができる。
特公平6−89630号公報
止水には、裏込め注入や注入管105による注入充填も行われるが、注入不足などもあると、エントランスパッキン102には地下水Wや土砂Dの大きな圧力が作用することになる。
このような到達止水装置100では、エントランスパッキン102のボルト103によって取付けられた基端側から内周側への形状が、シールド掘進機2の進行方向側に向うに従って傾斜した形状となり、エントランスパッキン102がシールド掘進機2に押される方向と、地下水Wや土砂Dの圧力が作用する方向とが同一方向になるので、エントランスパッキン102とスキンプレート4との密着性が下がり止水性能が低下するおそれがある。特に、大深度などの高水圧下では、止水性能が低下し、出水や土砂流出の危険性も高くなる。
エントランスパッキン102は、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4に密着して出水や土砂流出を防止するため、その厚さも必要となるが、その分追従性も低下する傾向となる。よって、エントランスパッキン102とスキンプレート4との間に土砂Dなどが挟まると、地下水Wや土砂Dが通る隙間ができ、その隙間から地下水Wや土砂Dが流出するおそれもある。
到達壁5の坑口5aの開口となる内側部分をシールド掘進機2のカッター3で切削可能な材料で構成した場合には、シールド掘進機2が坑口5aの内側部分を直接切削したときに生じた切削屑5bも、エントランスパッキン102とスキンプレート4との間に挟まり、地下水Wや土砂Dが流出するおそれもある。
シールド掘進機2のスキンプレート4へエントランスパッキン102をワイヤー104で締め付ける作業は、出水や土砂流出のおそれがある箇所に近づく作業となるので、危険も伴う。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を鑑みて、より確実に止水するとともに安全性の高いトンネル掘削機の到達止水装置を提供することである。
本願請求項1に係る発明は、トンネル掘削機が到達する到達部に設けられる到達止水装置であって、前記到達止水装置は、ケーシングと、前記ケーシングに設けられたシール材と、を備え、前記ケーシングは、内部に前記シール材を収納するとともに、トンネル掘削機が到達する方向に開口し前記トンネル掘削機の外殻部が進入可能なケーシング開口部を有しており、前記シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部に対して、外周側に設けられた外周シール材と、内周側に設けられた内周シール材と、を有しており、前記外周シール材と前記内周シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部を挟み込むように構成されていることを特徴とする到達止水装置である。
本願請求項2に係る発明は、前記内周シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部が挟み込まれたときには、前記内周シール材の基端部側から前記外殻部側に向かうに従ってトンネル掘削機進行方向側に傾斜した形状となることを特徴とする請求項1に記載の到達止水装置である。
本願請求項3に係る発明は、前記外周シール材および前記内周シール材のうち、少なくとも一つは、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部が挟み込まれたときには、前記外周シール材または前記内周シール材の基端部側から前記外殻部側に向かうに従ってトンネル掘削機進行方向側に傾斜した形状となることを特徴とする請求項1に記載の到達止水装置である。
本願請求項4に係る発明は、前記ケーシングは、前記ケーシングの内部に止水充填材を注入することが可能な止水充填口を備えており、前記止水充填口は、前記外周シール材または前記内周シール材が設けられる箇所に対してトンネル掘削機進行方向側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の到達止水装置である。
本願請求項5に係る発明は、前記ケーシングは、前記ケーシング開口部に対向した位置にケーシング後壁を有しており、前記ケーシング後壁は、前記外殻部が前記ケーシング開口部から進入したときに、前記外殻部の先端と前記ケーシング後壁との間隔を確保するスペーサを備えていることを特徴とする請求項4に記載の到達止水装置である。
本願請求項6に係る発明は、前記外周シール材は、前記外殻部に接する面と反対面にワイヤーを備えており、前記ワイヤーの両端部は、前記ケーシングには収納されず、露出していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載の到達止水装置である。
請求項1に係る構成により、ケーシング内でトンネル掘削機の外殻部の外周側だけなく内周側も止水することができ、外周シール材で出水や土砂流出が生じても、内周シール材で止水し、より確実な止水をすることができる。
加えて、請求項2で新たに限定された構成により、外周シール材で出水や土砂流出が生じ、地下水や土砂がケーシング内でトンネル掘削機の外殻部の前端を回り込み内周側にきたとしても、回り込んできた地下水や土砂の圧力の方向が、内周シール材がトンネル掘削機の外殻部により密着する方向に作用することになるので、より確実な止水とすることができる。
加えて、請求項3で新たに限定された構成により、トンネル掘削機の外殻部がよりスムーズにケーシング開口部から内部へ進入することができる。
加えて、請求項4で新たに限定された構成により、より止水を確実にすることができる。
加えて、請求項5で新たに限定された構成により、止水充填口を外周シール材あるいは内周シール材が設けられる一方に設けたとしても、トンネル掘削機の外殻部に遮られずに反対側まで止水充填材が充填されるようにすることができる。
加えて、請求項6で新たに限定された構成により、ケーシングによって出水や土砂流出したとしても保護されているので、ワイヤーによる外周シール材の締め付け作業を安全に行うことができる。
本発明の実施の形態における到達止水装置の到達立坑の内部からみた図およびA−A断面図である。 図1におけるX部分拡大図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置のスペーサの配置側面図およびB-B断面図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置の設置手順を示した図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 本発明の実施の形態における到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 従来技術の到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。 従来技術の到達止水装置を用いたシールド掘進機の到達方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面の図1乃至図10と共に説明する。なお、本発明は、実施形態に限定されないことはいうまでもない。
図1(A)は、本発明の実施形態である到達止水装置1が到達壁5に取付けられた状態を示したものである。図1(A)は、到達立坑の内側から到達壁5側を見た状態を示している。
到達止水装置1は、全体がリング形状をしている。そしてリングを形成する部分の中心線が、開口となる坑口5aに沿うように到達壁5に配置される。図1(A)では、坑口5aは点線で示されている。
図1(B)は、図1(A)におけるA−A断面図を示している。
到達止水装置1は、到達壁5面の内側(地盤Gの反対側)に取付けられている。到達止水装置1は、ケーシング10と、外周シール材20と内周シール材30とで構成されるシール材とを備えている。
到達壁5は、コンクリートなどで形成されている。開口の坑口5aとなる内側部分は、シールド掘進機2のカッター3で切削可能な材料で形成されている。
図2は、図1(B)における到達止水装置1のX部分拡大図である。
到達止水装置1は、ケーシング10の内部にシール材である外周シール材20と内周シール材30を収納するように構成されている。外周シール材20および内周シール材30は、リング形状をしており、ケーシング10は、これらのシール材を外周側(坑口5aの外側)、内周側(坑口5aの内側)および到達立坑の内側から覆って収納する。
外周側から覆うものが外周ケーシング11、内周側から覆うものが内周ケーシング12、到達立坑の内側から覆うものがケーシング後壁13である。
外周ケーシング11は、内部が中空であって、外周ケーシング外周壁11a、外周ケーシング内周壁11b、外周ケーシングリブ11c、外周ケーシング前壁11dおよび外周ケーシング後壁11eを備えている。外周ケーシング外周壁11a、外周ケーシング内周壁11b、外周ケーシング前壁11dおよび外周ケーシング後壁11eは、鋼板で構成され、リング状に形成されている。
外周ケーシング外周壁11aは、外周ケーシング11の最外周を構成する覆いである。
外周ケーシング内周壁11bは、外周ケーシング外周壁11aの内周側に所定間隔を空けて沿うように設けられている。外周ケーシング内周壁11bには、止水充填材が通る止水充填口11b1が設けられている。
外周ケーシング内周壁11bの外周側には、外周ケーシングリブ11cが設けられている。外周ケーシングリブ11cは、H形鋼材で構成され、シールド掘進機2の進行方向に沿って配置されている。複数の外周ケーシングリブ11cが、外周ケーシング内周壁11bの周方向に間隔を空けて配置されている。図示しないが、外周ケーシングリブ11cは、H形鋼材をリング状として、外周ケーシング内周壁11bの外周側にも配置してもよい。
外周ケーシング前壁11dは、外周ケーシング外周壁11aと外周ケーシング内周壁11bとを到達壁5面側で連結するものである。外周ケーシング前壁11dは、外周ケーシング外周壁11aと連結される部分の外周側にフランジ部11d1が設けられる。図示しないが、このフランジ部11d1にボルトなどが使用されて、到達止水装置1が到達壁5に取付けられる。
外周ケーシング後壁11eは、外周ケーシング外周壁11aと外周ケーシング内周壁11bとを到達立坑の内側端部で連結するものである。
内周ケーシング12は、内部が中空であって、内周ケーシング外周壁12a、内周ケーシング内周壁12b、内周ケーシングリブ12c、内周ケーシング前壁12dおよび内周ケーシング後壁12eを備えている。内周ケーシング外周壁12a、内周ケーシング内周壁12b、内周ケーシング前壁12dおよび内周ケーシング後壁12eは、鋼板で構成され、リング状に形成されている。
内周ケーシング内周壁12bは、内周ケーシング12の最内周を構成する覆いである。
内周ケーシング外周壁12aは、内周ケーシング内周壁12bの外周側に所定間隔を空け沿うように設けられている。内周ケーシング外周壁12aには、止水充填材が通る止水充填口は設けられていないが、必要に応じて設けてもよい。
内周ケーシング外周壁12aの外周側であって、内周ケーシング内周壁12bの内周側には、内周ケーシングリブ12cが設けられている。内周ケーシングリブ12cは、H形鋼材で構成され、シールド掘進機2の進行方向に沿って配置されている。複数の内周ケーシングリブ12cが、内周ケーシング外周壁12aの周方向に間隔を空け配置されている。図示しないが、内周ケーシングリブ12cは、H形鋼材をリング状として、内周ケーシング外周壁12aの外周側にも配置してもよい。
内周ケーシング前壁12dは、内周ケーシング外周壁12aと内周ケーシング内周壁12bとを到達壁5面側で連結するものである。
内周ケーシング後壁12eは、内周ケーシング外周壁12aと内周ケーシング内周壁12bとを到達立坑の内側端部で連結するものである。
ケーシング後壁13は、外周ケーシング11と内周ケーシング12とを到達立坑の内側端部で連結するものである。外周ケーシング後壁11eおよび内周ケーシング後壁12eがケーシング後壁13に接合される。
外周ケーシング11と内周ケーシング12とがケーシング後壁13に連結されることで、到達止水装置1のケーシング10には到達壁5面側にケーシング開口部14が形成される。
外周ケーシング内周壁11bと外周ケーシングリブ11cとを縦断する方向に渡って、シール材取付リング15が設けられる。シール材取付リング15は、リング形状の板状部材である。外周ケーシング11側に設けられたシール材取付リング15に、外周シール材20が取り付けられる。
シール材取付リング15の到達立坑の内側であって、外周ケーシング内周壁11bの内周側には、取付リング補強部材16が設けられる。これは、シールド掘進機2の進行方向に作用する力によって、シール材取付リング15が屈曲しないように補強するためのものである。また、止水充填材が充填された際にその圧力によって作用するシールド掘進機2の進行方向反対方向の力によって、シール材取付リング15が屈曲しないように補強するためのものでもある。
取付リング補強部材16は、複数設けられ、外周ケーシング内周壁11bの内周側であって周方向に間隔を空けて配置されている。取付リング補強部材16を外周ケーシングリブ11cが配置された位置にあわせて配置すると、より補強効果が高まる。図示しないが、取付リング補強部材16をリング状として、外周ケーシング内周壁11bの内周側にも配置してもよい。
外周ケーシング11に設けられるシール材取付リング15および取付リング補強部材16は、シールド掘進機2の進行方向に二列設けられる。
同様に、内周ケーシング12に設けられるシール材取付リング15および取付リング補強部材16も、シールド掘進機2の進行方向に二列設けられる。
外周ケーシング11のシール材取付リング15および取付リング補強部材16と、内周ケーシング12のシール材取付リング15および取付リング補強部材16とは、外周シール材20と内周シール材30とが干渉しないように、シールド掘進機2の進行方向にずらして設けられる。
外周シール材20は、外周エントランスパッキン21、外周パッキンスペーサ22、外周揺動板23、外周パッキン押さえ部材24、外周パッキン固定部材25を備えている。
外周エントランスパッキン21は、リング板形状の弾性部材である。外周エントランスパッキン21は、外周ケーシング11に設けられたシール材取付リング15の到達壁5側に設けられる。外周エントランスパッキン21は、外周側が基端部側としてシール材取付リング15に取付けられる。取り付けられた外周エントランスパッキン21の内周側がシールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4に密着することで、地下水や土砂が流入することが阻止される。
外周パッキンスペーサ22は、外周エントランスパッキン21の到達壁5側に設けられる。外周パッキンスペーサ22は、外周エントランスパッキン21と後述する外周揺動板23との間隔を保つものである。間隔を保つことで、外周エントランスパッキン21と外周揺動板23のそれぞれの傾動を阻害しないようにしている。
外周揺動板23は、外周パッキンスペーサ22の到達壁5側に設けられる。外周揺動板23は、鋼製であって、外周揺動板基端部23a、外周揺動板軸部23b、外周揺動板揺動部23cを備えている。外周揺動板基端部23aが外周パッキンスペーサ22に取付けられる。外周揺動板軸部23bによって外周揺動板揺動部23cが外周揺動板基端部23aに対して揺動するように構成されている。外周揺動板揺動部23cは、外周揺動板基端部23aの延長上に並んだ姿勢から、シールド掘進機2の進行方向へ向って傾動する方向へしか揺動せず、シールド掘進機2の進行方向反対方向へ向っては傾動しないようになっている。
外周揺動板23は、外周エントランスパッキン21の周方向に沿って複数配置される。外周揺動板23は、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4の先端が、外周エントランスパッキン21に直接接触しないように保護する。また、外周エントランスパッキン21が到達壁5側へめくれないように防止する機能を有する。
外周パッキン押さえ部材24は、外周揺動板23の外周揺動板基端部23aの到達壁5側に設けられる。
外周エントランスパッキン21、外周パッキンスペーサ22、外周揺動板23、外周パッキン押さえ部材24は、ボルトなどの外周パッキン固定部材25によって外周ケーシング11に設けられたシール材取付リング15に取付けられる。
内周シール材30は、内周ケーシング12に設けられたシール材取付リング15に取付けられる。内周シール材30と外周シール材20とは、取付けられる位置が外周か内周かの違いだけで、同様の構造であり、内周エントランスパッキン31、内周パッキンスペーサ32、内周揺動板33(内周揺動板基端部33a、内周揺動板軸部33b、内周揺動板揺動部33c)、内周パッキン押さえ部材34、内周パッキン固定部材35を備えている。
内周エントランスパッキン31は、内周側が基端部側としてシール材取付リング15に取付けられる。取り付けられた内周エントランスパッキン31の外周側がシールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4に密着することで、地下水や土砂が流入することが阻止される。
このような構成によって、到達止水装置1のケーシング10は、外周シール材20と内周シール材30を収納し、ケーシング開口部14からシールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4を進入させることができる。そして、進入したスキンプレート4を外周シール材20と内周シール材30とで、挟むように構成することができる。
図2における点線は、スキンプレート4が進入した状態を示すものである。スキンプレート4の進入は、その先端とケーシング後壁13と隙間50を残す程度に行われる。図2の点線に示すように、外周エントランスパッキン21と内周エントランスパッキン31は、進入したスキンプレート4によって、シールド掘進機2の進行方向に引っ張られて、取り付けられた側である基端部側からスキンプレート4に向かうに従ってシールド掘進機2の進行方向に傾斜した形状となる。また、図2の点線に示すように、外周揺動板揺動部23cおよび内周揺動板揺動部33cも、外周揺動板基端部23aおよび内周揺動板基端部33aの延長上に並んだ姿勢から、シールド掘進機2の進行方向へ向って傾動する。
到達によって発生した地下水Wや土砂Dなどは、スキンプレート4の外周側では、シールド掘進機2の進行方向に流入しようとする。外周エントランスパッキン21は、基端部側である外周側からスキンプレート4に向かうに従ってシールド掘進機2の進行方向に傾斜した形状となっているため、流入した地下水や土砂による圧力は、当該外周エントランスパッキン21をスキンプレート4から離すように作用する。また、土砂Dや切削屑5bが外周エントランスパッキン21とスキンプレート4と間にも挟まりやすい。よって、止水性能が低下し、地下水Wや土砂Dが流出するおそれがある。
外周エントランスパッキン21から流出した地下水Wや土砂Dなどは、内周エントランスパッキン31で止水されることになる。外周エントランスパッキン21から流出した地下水Wや土砂Dなどは、隙間50を通ってスキンプレート4の内周側では、シールド掘進機2の進行方向反対方向に流入しようとする。内周エントランスパッキン31は、基端部側である内周側からスキンプレート4に向うに従ってシールド掘進機2の進行方向に傾斜した形状となっているため、流入した地下水や土砂による圧力は、当該内周エントランスパッキン31をスキンプレート4に密着させるように作用する。さらに、回り込んでくる土砂Dや切削屑5bも少なくなる上に、内周エントランスパッキン31の傾斜した形状から土砂Dや切削屑5bは、内周エントランスパッキン31とスキンプレート4と間に挟まりにくくなる。よって、より確実な止水性能が発揮される。また、出水や土砂流入があったとしても、全体がケーシング10で覆われているので、到達立坑の内部には影響がない。
止水充填口11b1は、二列の外周シール材20が取付けられるシール材取付リング15の箇所に対して、シールド掘進機2の進行方向側にそれぞれ設けられている。また、止水充填口11b1は、ケーシング開口部14側に設けられた外周シール材20のシールド掘進機2の進行方向反対側(到達壁5側)にも設けられている。
止水充填口11b1は、外周ケーシング内周壁11bの周方向に間隔を設けて複数配置してもよい。
外周ケーシング11の中空部には、注入管40が設けられている。注入管40は、外周ケーシング後壁11eとケーシング後壁13を貫通して止水充填口11b1に開口している。
外周シール材20に対してシールド掘進機2の進行方向側に設けられた止水充填口11b1および注入管40によって、ケーシング10内部の外周シール材20、スキンプレート4、ケーシング後壁13とで囲まれた空間それぞれに、止水充填材Mを充填することができる。
ケーシング開口部14側に設けれた外周シール材20のシールド掘進機2の進行方向反対側(到達壁5側)に設けられた止水充填口11b1および注入管40によって、坑口5aへの止水充填材Mを充填することができ、追加の裏込め注入が可能となる。
止水充填口11b1からケーシング10内部の外周シール材20、スキンプレート4、ケーシング後壁13とで囲まれた空間に充填された止水充填材Mは、隙間50を通って内周シール材30、スキンプレート4、ケーシング後壁13とで囲まれた空間に充填される。この止水充填材Mによって止水を更に確実に行うことができる。
なお、本実施形態では、止水充填口11b1および注入管40は、外周ケーシング11に設けたが、内周ケーシング12にも設けるようにしてもよい。
図3に示すように、隙間50を確実に設けるために、ケーシング後壁13にスペーサ51を設けてもよい。スペーサ51を周方向に所定間隔をとって複数配置して、スキンプレート4の前端部がケーシング後壁13に当接したとしても、スペーサ51により隙間50として止水充填材流路52を確保することができる。
次に、到達止水装置1の到達壁5への取付方法を図4とともに説明する。
図4(A)に示すように、到達壁5面の内側であって、坑口5aとなる位置にあわせて到達止水装置1を取付ける。取付には、外周ケーシング前壁11dのフランジ部11d1を図示しないボルトなどで固定する。内周ケーシング内周壁12bの内周側に、型枠取付部材6を取り付ける。型枠取付部材6を内周ケーシング内周壁12bの内周側に沿ってリング状に形成してもよく、この場合には、到達止水装置1の補強部材としても機能する。
図4(B)に示すように、内周ケーシング内周壁12bの内周側であって、型枠取付部材6の到達壁5面側に型枠7を取り付ける。
図4(C)に示すように、型枠7を支保する仮支保工8を設置する。仮支保工8と型枠取付部材6とは連結してもよい。仮支保工8は、到達立坑と連結して到達時に発生する力に対向できるようにしてもよい。
図4(D)に示すように、型枠7の到達壁5側の空間に充填材9を打設する。充填材9は、シールド掘進機2のカッター3が坑口5aの内側を切削した際に、到達止水装置1がない部分から到達立坑内に地下水や土砂が流入するのを防ぐためのものである。充填材9には、流動化処理土などが採用される。また、シールド掘進機2のカッター3で切削可能な材料としてもよい。
次に、到達止水装置1を用いた到達方法を図5乃至図10とともに説明する。
図5は、シールド掘進機2が到達立坑の到達壁5に到達する直前の状態を示したものである。本実施形態では、地盤Gについては、地盤改良が行われていないが、必要に応じて行っておいてもよい。
シールド掘進機2のカッター3のカッター外周部3aは、径方向に縮小するようになっている。そして、カッター3がシールド掘進機2の進行方向反対方向に移動することにより、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4を到達止水装置1のケーシング開口部14に進入させることができるようになっている。
図6に示すように、シールド掘進機2を進行させ、カッター3で到達壁5の坑口5aの内側を切削していく。坑口5aの内側がすべて切削されたときに、シールド掘進機2を停止させる。このシールド掘進機2は、カッター3の中心部が突出しているので、この突出した部分は、充填材9を切削することになる。シールド掘進機2の進行による力は、到達止水装置1、充填材9、仮支保工8で受けることになる。必要に応じて、到達立坑の他の壁で到達止水装置1、充填材9、仮支保工8が受ける力を負担させるようにしてもよい。
図7に示すように、シールド掘進機2のカッター外周部3aを径方向に縮小させ、カッター3をシールド掘進機2の進行方向反対方向に移動させる。これにより、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4の前端がシールド掘進機2の最前端となる。
図8に示すように、スキンプレート4の前端を最前端としたままシールド掘進機2を進行させ、スキンプレート4を到達止水装置1のケーシング開口部14に進入させる。そして、シールド掘進機2の外殻部であるスキンプレート4を、外周シール材20と内周シール材30とで挟ませて、シールド掘進機2を停止させる。この状態で、先に述べたようにスキンプレート4の外周側の止水や内周側の止水が行われる。
図9に示すように、注入管40から止水充填材Mがケーシング10内に充填される。止水充填材Mには、モルタルなどが採用される。先に述べたように、止水充填材Mの充填によってさらに止水が確実となる。また、止水充填材Mの充填によって、外周エントランスパッキン21および内周エントランスパッキン31には、スキンプレート4へ密着する方向の力が作用するので、より確実な止水性能を発揮することになる。
図10に示すように、仮支保工8、型枠取付部材6、型枠7および充填材9を撤去し、到達止水装置1の内周ケーシング12、内周シール材30を撤去する。ケーシング後壁13については、スキンプレート4より内周側に位置する部分を切断して撤去する。
そして、カッター3やシールド掘進機2の図示しない推進ジャッキなどを撤去してトンネルを貫通させる。
〔その他の変形例〕
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
本実施形態では、外周エントランスパッキン21を締め付けスキンプレート4に密着させるワイヤーは採用されていないが、ワイヤーを採用することもできる。
この場合、外周エントランスパッキンのスキンプレートに密着する面の反対面に周方向に沿ってワイヤーを備えさせておく。そして、ワイヤーは天端付近で交差させて、ワイヤー両端部を外周ケーシングに設けた開口から突出させて露出しておくようにすればよい。このようにすれば、エントランスパッキンがスキンプレートに密着した後に、ワイヤーを締め付けることで、更に密着させることができる。また、ワイヤーを締め付ける作業に際して、出水や土砂流出があったとしても、ケーシングによって覆われているので、安全性が高い。
本実施形態では、到達立坑の到達壁5を到達部として、本発明の到達止水装置を適用したものを説明した。しかしながら、本発明は、これに限られず、停止したシールド掘進機にシールド掘進機を到達させるいわゆる地中接合や、トンネルにシールド掘進機を到達させる場合の到達部にも適用できるものである。
本実施形態では、到達するトンネル掘削機としてシールド掘進機を適用したものを説明した。しかしながら、本発明は、これに限られず、推進工法で用いられる外殻部であるスキンプレートを有する掘進機にも適用できる。
また、元押しジャッキにより押し込まれる管の先端に回転カッターだけが取付けられた掘削機のような場合にも適用できる。この場合、回転カッターが後退するなどして、押し込まれる管の先端が、本発明の到達止水装置のケーシング開口部から進入して外周シール材と内周シール材とによって挟まれることになるので、押し込み管が、本発明のトンネル掘削機の外殻部に相当することになる。
本実施形態では、トンネル掘削機の外殻部を到達止水装置のケーシング開口部へ進入させるため、カッターをシールド掘進機の進行方向反対方向に移動させ、スキンプレートを最前端としてシールド掘進機を進行させた。しかしながら、本発明は、これに限られず、カッター外周部を径方向に縮小させた上で、カッターとシールド掘進機を移動させないで、スキンプレート自体やスキンプレートの外周に設けられたスライドフードをシールド掘進機の進行方向へ移動させて、到達止水装置のケーシング開口部へ進入させるようにしても良い。この場合には、スキンプレートやスライドフードが、本発明のトンネル掘削機の外殻部に相当することになる。
本実施形態では、地盤改良を行わず、到達壁の坑口の開口の内側となる部分をシールド掘進機のカッターで切削可能な材料で形成し、シールド掘進機で直接切削して到達するものであった。しかしながら、本発明は、これに限られない。例えば、到達壁の外側の地盤を事前に改良しておき、到達壁を鏡切りした後、シールド掘進機を進行させるようにしても良い。また、鏡切りを行った際には改良された地盤が現れるところ、この地盤が肌落ちするおそれもある。このような場合には、鏡切りを行った後に、図4に示したような型枠7、仮支保工8を組み立て、充填材9を鏡切りを行った部分にも充填し、当該充填材9を切削しながらシールド掘進機を進行させるようにしても良い。
本実施形態では、外周シール材や内周シール材は、トンネル掘削機の進行に伴い傾斜するもので説明したが、これに限られない。例えば、外周シール材または内周シール材の少なくとも一方だけを中空のチューブ状のものとして、チューブの内部に充填材を充填し膨張させることで止水を図るものでもよい。この場合でも、ケーシング内部で外周シール材と内周シール材とで、トンネル掘削機の外殻部を挟むことになるので、止水効果が認められる。
いずれの実施形態における各技術的事項を他の実施形態に適用して実施例としても良い。
1 到達止水装置
2 シールド掘進機
3 カッター
3a カッター外周部
4 スキンプレート
5 到達壁
5a 坑口
5b 切削屑
6 型枠取付部材
7 型枠
8 仮支保工
9 充填材
10 ケーシング
11 外周ケーシング
11a 外周ケーシング外周壁
11b 外周ケーシング内周壁
11b1 止水充填口
11c 外周ケーシングリブ
11d 外周ケーシング前壁
11e 外周ケーシング後壁
12 内周ケーシング
12a 内周ケーシング外周壁
12b 内周ケーシング内周壁
12c 内周ケーシングリブ
12d 内周ケーシング前壁
12e 内周ケーシング後壁
13 ケーシング後壁
14 ケーシング開口部
15 シール材取付リング
16 取付リング補強部材
20 外周シール材
21 外周エントランスパッキン
22 外周パッキンスペーサ
23 外周揺動板
23a 外周揺動板基端部
23b 外周揺動板軸部
23c 外周揺動板揺動部
24 外周パッキン押さえ部材
25 外周パッキン固定部材
30 内周シール材
31 内周エントランスパッキン
32 内周パッキンスペーサ
33 内周揺動板
33a 内周揺動板基端部
33b 内周揺動板軸部
33c 内周揺動板揺動部
34 内周パッキン押さえ部材
35 内周パッキン固定部材
40 注入管
50 隙間
51 スペーサ
52 止水充填材流路
G 地盤
S セグメント
W 地下水
D 土砂

Claims (6)

  1. トンネル掘削機が到達する到達部に設けられる到達止水装置であって、
    前記到達止水装置は、ケーシングと、前記ケーシングに設けられたシール材と、を備え、
    前記ケーシングは、内部に前記シール材を収納するとともに、トンネル掘削機が到達する方向に開口し前記トンネル掘削機の外殻部が進入可能なケーシング開口部を有しており、
    前記シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部に対して、外周側に設けられた外周シール材と、内周側に設けられた内周シール材と、を有しており、
    前記外周シール材と前記内周シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部を挟み込むように構成されていることを特徴とする到達止水装置。
  2. 前記内周シール材は、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部が挟み込まれたときには、前記内周シール材の基端部側から前記外殻部側に向かうに従ってトンネル掘削機進行方向側に傾斜した形状となることを特徴とする請求項1に記載の到達止水装置。
  3. 前記外周シール材および前記内周シール材のうち、少なくとも一つは、前記ケーシング開口部から進入した前記外殻部が挟み込まれたときには、前記外周シール材または前記内周シール材の基端部側から前記外殻部側に向かうに従ってトンネル掘削機進行方向側に傾斜した形状となることを特徴とする請求項1に記載の到達止水装置。
  4. 前記ケーシングは、前記ケーシングの内部に止水充填材を注入することが可能な止水充填口を備えており、
    前記止水充填口は、前記外周シール材または前記内周シール材が設けられる箇所に対してトンネル掘削機進行方向側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の到達止水装置。
  5. 前記ケーシングは、前記ケーシング開口部に対向した位置にケーシング後壁を有しており、
    前記ケーシング後壁は、前記外殻部が前記ケーシング開口部から進入したときに、前記外殻部の先端と前記ケーシング後壁との間隔を確保するスペーサを備えていることを特徴とする請求項4に記載の到達止水装置。
  6. 前記外周シール材は、前記外殻部に接する面と反対面にワイヤーを備えており、
    前記ワイヤーの両端部は、前記ケーシングには収納されず、露出していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載の到達止水装置。
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