JP2022048819A - 接続構造、接続方法及び、セグメント - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る本坑100と横坑200との接続構造1を示す模式的な縦断面図であり、図2は、本実施形態に係る接続構造1を本坑100の坑内側から視た模式図である。
本坑100は、例えばシールド工法により構築されたものである。具体的には、本坑100は、図1に示すように、複数のセグメント10をトンネル周方向に接合して1リング分の覆工体を形成し、該覆工体に対して次の1リング分を、図2に示すように、トンネル軸方向に順次接合することにより覆工体全体が構築されている。トンネル軸方向に互いに隣接する各セグメント10同士は、好ましくはトンネル周方向に所定量オフセットした状態で接合されている。
横坑200は、本坑100のトンネル軸方向に対して異なる方向(例えば、直交方向)に構築される。横坑200の施工方法は、特に限定されず、推進工法等により構築することができる。横坑200は、本坑100と他の坑(不図示)とを接続する連絡抗であってもよく、或いは、本坑100から掘進した器材坑等であってもよい。横坑200が連絡坑の場合には、本坑100側から発進してもよく、或いは、他の坑側から発進してもよい。また、横坑200の断面形状も特に限定されず、矩形状や円形状、或いは、楕円状であってもよい。なお、図1において、符号210は横坑200の覆工体の一部を示している。
接続構造1は、複数の接続用セグメント10A,10Bと、連結枠体30とを備えている。各セグメント10A,10Bのうち、接続用セグメント10Aは、連通口300のトンネル軸方向(横方向)に延びる開口縁を区画し、接続用セグメント10Bは、連通口300のトンネル周方向(縦方向)に延びる開口縁を区画する。連結枠体30は、接続用セグメント10A,10Bによって画定される連通口300の開口周縁と横坑200の覆工体210とを互いに接続し、これらの間からの水の浸入を防止するように機能する。
図3は、本実施形態に係る接続用セグメント10A,10Bを示す模式的な斜視図である。接続用セグメント10A,10Bは、一対の主桁11A,11Bと、一対の継手板12A,12Bと、スキンプレート13と、複数の縦リブ14と、固定フランジ15,16とを備えている。
各主桁11A,11Bの外側面(対向側面の背面)には、貫通孔18を挟んでトンネル周方向に略平行に延びる2本の周方向シール部材20A,20B(本開示の第1シール部材)が設けられている。この周方向シール部材20A,20Bは、例えば、膨潤性の樹脂材等で形成されており、好ましくは、主桁11A,11Bの外側面に凹設された不図示の溝部に嵌め込まれることにより取り付けられている。
図3(A)に示す接続用セグメント10Aには、トンネル軸方向(横方向)に延びる第1固定フランジ15(横フランジ)が設けられている。具体的には、第1固定フランジ15は、継手板12A,12Bのトンネル軸方向の長さと略同等の長板状に形成されており、各継手板12A,12Bのうち何れか一方(図示例では継手板12A)に設けられている。第1固定フランジ15は、継手板12Aと略L字状をなすように、継手板12Aの坑内側(スキンプレート13とは反対側)の端縁から各継手板12A,12Bの対向方向に向けて突設されている。
図5は、本実施形態に係る連結枠体30を示す模式的な斜視図である。
次に、図7~12に基づいて、本実施形態に係る接続方法の詳細について説明する。
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
10 セグメント
10A,10B 接続用セグメント
11A,11B 主桁
12A,12B 継手板
13 スキンプレート
14 縦リブ
15,16 固定フランジ
20A,20B 周方向シール部材(第1シール部材)
21A,21B 軸方向シール部材
23A,23B 径方向シール部材
23A_1,23B_1 第1径方向シール部材
23A_2,23B_2 第2径方向シール部材(第2シール部材)
25A,25B 環状シール部材
30 連結枠体
31 被固定フランジ
32 第1被固定フランジ
33 第2被固定フランジ
35 筒体部
40 撤去パネル
50 止水壁
100 本坑
200 横坑
300 連通口
Claims (10)
- 本坑の覆工体の一部を構成すると共に、横坑との連通口を区画する複数の接続用セグメントと、
複数の前記接続用セグメントに設けられると共に、前記連通口の開口周縁を区画するプレート部材と、
前記プレート部材に固定される環状の被固定フランジ及び、該被固定フランジの周縁から延びて前記横坑の覆工体に固定される筒体部を含む連結枠体と、を備える
ことを特徴とする接続構造。 - 前記プレート部材と前記被固定フランジとの間に介装される止水部材をさらに備える
請求項1に記載の接続構造。 - 前記接続用セグメントは、地山側にスキンプレートを有する鋼製セグメント又は合成セグメントであり、
前記連通口は、前記スキンプレートの少なくとも一部を切り欠くと共に、該切り欠いた部位の端縁に前記プレート部材が接合されてフランジをなすことにより所定形状に開口する
請求項1又は2に記載の接続構造。 - 前記接続用セグメントは、互いに対向する一対の主桁と、互いに対向する一対の継手板と、前記主桁及び前記継手板の地山側の周縁に取り付けられるスキンプレートとを有する鋼製セグメント又は合成セグメントであり、
前記連通口は、縦方向の開口縁を前記主桁によって区画されると共に、横方向の開口縁を前記継手板によって区画される矩形状に開口し、
前記プレート部材は、前記主桁の前記スキンプレートとは反対側の端縁に設けられて前記連通口の開口縁を縦方向に延びる縦フランジと、前記継手板の前記スキンプレートとは反対側の端縁に設けられて前記連通口の開口縁を横方向に延びる横フランジとを有しており、
前記被固定フランジは、矩形枠状に形成されて前記縦フランジ及び前記横フランジの前記本坑内に臨む面に固定され、
前記筒体部は、前記被固定フランジの内周縁から前記横坑に向けて延設されている
請求項1又は2に記載の接続構造。 - 前記接続用セグメントは、コンクリートで形成されたRCセグメントであり、
前記連通口は、縦方向の開口縁を前記RCセグメントの坑周方向に延びる縁部によって区画されると共に、横方向の開口縁を前記RCセグメントの坑軸方向に延びる縁部によって区画される矩形状に開口し、
前記プレート部材は、前記RCセグメントの坑周方向に延びる縁部に沿って埋設されて前記連通口の開口縁を縦方向に延びる縦フランジと、前記RCセグメントの坑軸方向に延びる縁部に沿って埋設されて前記連通口の開口縁を横方向に延びる横フランジとを有しており、
前記被固定フランジは、矩形枠状に形成されて前記縦フランジ及び前記横フランジに固定される
請求項1又は2に記載の接続構造。 - 互いに接合される一対の前記接続用セグメントの対向側面間を縦方向に延びる第1シール部材と、
前記対向側面間を前記第1シール部材から前記固定フランジの端縁に亘って延びる第2シール部材と、をさらに備える
請求項1から5の何れか一項に記載の接続構造。 - 前記連結枠体の前記筒体部に、該筒体部の筒内を閉塞する止水壁が設置可能に構成されている
請求項1から6の何れか一項に記載の接続構造。 - 本坑の覆工体の一部を構成すると共に、横坑との連通口を区画する複数の接続用セグメントと、複数の前記接続用セグメントに設けられると共に、前記連通口の開口周縁を区画するプレート部材と、前記プレート部材に固定される環状の被固定フランジ及び、該被固定フランジの周縁から延びる筒体部を有する連結枠体と、を用いて前記本坑と前記横坑とを接続する接続方法であって、
複数の前記接続用セグメントから前記連通口を閉塞するパネルを撤去する撤去工程と、
前記連通口から前記本坑の周辺地山を掘削する掘削工程と、
前記連結枠体の少なくとも前記筒体部を前記連通口に挿入し、前記被固定フランジを前記プレート部材に固定する本坑接続工程と、
前記連結枠体の前記筒体部を前記横坑の覆工体に固定する横坑接続工程と、を有する
ことを特徴とする接続方法。 - 前記本坑接続工程よりも前に、前記プレート部材と前記被固定フランジとの間に止水部材を介装する工程をさらに有する
請求項8に記載の接続方法。 - 請求項1から7の何れか一項に記載の接続用セグメント。
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