JP2018118923A - ジェル状クレンジング料 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に温感があり、使用時ののびが良く、かつ厚みのある使用感であり、皮膚に施されたマスカラ、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧料との馴染みが良好であり、メイクアップ化粧料を効果的に除去するとともに、べたつきがなく洗い流すことができるジェル状クレンジング料を提供することにある。【解決手段】(A)25℃で液体状の油を5〜25質量%、(B)ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルを1〜10質量%、(C)アクリル酸ナトリウム又はアクリル酸ヒドロキシエチルと、アクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体を0.05〜0.5質量%、(D)(ポリ)グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステルを0.5〜5.0質量%、(E)グリセリンを65〜93質量%、含み、成分(C)と成分(D)の合計含有量が0.7〜5.2質量%であるジェル状クレンジング料。【選択図】なし

Description

本発明は、ジェル状クレンジング料に関するものである。
メイクアップ化粧料や紫外線防止化粧料は、肌を美しく見せ、外界の刺激から肌を保護する効果を有し、現代社会の生活においては欠かせないものとなっている。しかし、これらの化粧料は油性成分や無機顔料を多量に含んでいるため、皮膚の毛穴を塞ぎ、新陳代謝を妨げ、また化粧料自体が徐々に酸化されるため、長時間の使用は肌トラブルの原因となる場合がある。このため、1日1回はクレンジング料を用いてこれらの化粧料を除去する必要がある。
メイクアップ化粧料の除去効果の他に、クレンジング料にはマッサージ用化粧料の機能を消費者から求められることがある。マッサージ用化粧料の機能とは、使用時ののびの良さと適度な厚み感のことであり、これらの機能によりマッサージ効果を高められる場合、血行促進による血色改善効果が期待される。しかしながら、のびの良さと厚み感、あるいはメイクアップ化粧料との馴染みと厚み感は相反する効果であるため、これらをいかに両立させるかが開発の課題となる。
また、温感を有するクレンジング料も血行促進による血色改善効果が期待されるため、消費者から好まれている。血色改善効果の面からは、クレンジング料がマッサージ用化粧料の機能及び温感を有することが好ましい。温感を有するクレンジング料として、グリセリンの水和熱を利用したクレンジング料が市販されているが、これらの製品の多くはメイクアップ化粧料との馴染みが悪く、クレンジング効果が不十分である。
界面活性剤や増粘剤の種類や配合量を調整することで、使用時に温感があり、使用時ののびが良く、メイクアップ化粧料との馴染みが良好であり、メイクアップ化粧料を効果的に除去するとともに、べたつきがなく洗い流せるクレンジング料の開発が試みられてきた。例えば、特許文献1において、グリセリンと非イオン性界面活性剤と2種類のアクリル酸系水溶性高分子を含有することを特徴とするクレンジング料が開示されている。特許文献2では、グリセリンと2種類の非イオン性界面活性剤とアニオン性水溶性を含有することを特徴とするクレンジング料が開示されている。特許文献3では、グリセリンを含む多価アルコールと非イオン性界面活性剤と増粘剤を含有することを特徴とするジェル状皮膚洗浄料が開示されている。
また、特許文献4では、オリゴエステル系ゲル化剤と多価アルコールと非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする固形状多価アルコール基剤が開示されており、特許文献5では、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10、油性成分、界面活性剤、グリセリンを含有することを特徴とするペースト状クレンジング料が開示されている。
しかしながら、使用時に温感があり、使用時ののびが良く、かつ厚みのある使用感であり、メイクアップ化粧料との馴染みが良好であり、メイクアップ化粧料を効果的に除去するとともに、べたつきがなく洗い流すことができるクレンジング料は得られておらず、そのようなクレンジング料が望まれていた。
特開2013−28542号公報 特開2014−34548号公報 特開2014−37404号公報 特開2004−331573号公報 特開2016−74638号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用時に温感があり、使用時ののびが良く、かつ厚みのある使用感であり、皮膚に施されたマスカラ、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧料との馴染みが良好であり、メイクアップ化粧料を効果的に除去するとともに、べたつきがなく洗い流すことができるジェル状クレンジング料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、特定の素材を選択し、その配合割合を特定範囲とすることによって、所期の作用効果を奏するジェル状クレンジング料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下のとおりである。
(A)25℃で液体状の油を5〜25質量%と、
(B)ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルを1〜10質量%と、
(C)アクリル酸ナトリウム又はアクリル酸ヒドロキシエチルと、アクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体を0.05〜0.5質量%と、
(D)(ポリ)グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステルを0.5〜5.0質量%と、
(E)グリセリンを65〜93質量%、含み、
成分(C)と成分(D)の合計含有量が0.7〜5.2質量%であるジェル状クレンジング料。
化粧落とし用のクレンジング料の中でも、使用時に温感のあるクレンジング料は温感による血色改善効果が期待されるため、消費者に好まれる。また、使用時ののびが良く、適度な厚み感があるクレンジング料はマッサージ効果を高めることができ、マッサージによる血色改善効果が期待される。そのため、血色改善の点では、使用時に温感があり、使用時ののびが良く、かつ厚みのあるクレンジング料が消費者から求められている。一方、使用時に温感のあるクレンジング料や使用時に厚みのあるクレンジング料はメイクアップ化粧料との馴染みが不十分であることが課題であった。これに対し、本発明のジェル状クレンジング料は、使用時に温感があり、使用時ののびが良く、かつ厚みのある使用感であり、皮膚に施されたマスカラ、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧料との馴染みが良好であるため、メイクアップ化粧料を効果的に除去し、べたつき感を残さずに洗い流すことができる。
以下に、本発明の詳細について説明する。
本発明のジェル状クレンジング料は、(A)25℃で液体状の油、(B)ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、(C)アクリル酸ナトリウム又はアクリル酸ヒドロキシエチルと、アクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体、(D)(ポリ)グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステル、(E)グリセリンを含む。以下、各成分について説明する。
〔(A)25℃で液体状の油〕
本発明で用いられる成分(A)は、化粧品、医薬品などに通常用いられる液体状の油を用いることができる。これらの液体状の油は、炭化水素油、エステル油、油脂、シリコーン油が挙げられる。
炭化水素油は、通常化粧品で用いられるものは炭素数12以上である。具体的な化合物としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン等が挙げられ、特に流動イソパラフィンが好ましい。
エステル油は、酸とアルコールとからの脱水縮合物であり、酸としては脂肪酸、多塩基酸、ヒドロキシ酸等があり、アルコールとしては低級アルコール、高級アルコール、多価アルコール等がある。具体的な化合物としては、パルミチン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリイソステアリン酸グリセリン、乳酸セチル等が挙げられ、特にパルミチン酸エチルヘキシルが好ましい。
油脂は、通常化粧品で用いられるものとしては、動植物から採取された油を脱臭、脱色等の精製されたものであり、具体的には、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油等が挙げられる。
シリコーン油は、直鎖シリコーン油と環状シリコーン油に分けられる。直鎖シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられ、環状シリコーン油としては、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられ、特にデカメチルシクロペンタシロキサンが好ましい。
25℃で液体状の油は、単独又は2種以上を組み合わせて使用することができ、2種類以上を組み合わせて使用することが好ましい。
〔(B)ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル〕
本発明で用いられる成分(B)は、グリセリンモノ脂肪酸エステルにエチレンオキシドを付加したものである。
ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルの原料となる脂肪酸としては、炭素数8〜22、特に炭素数10〜18の脂肪酸が好ましい。具体的には、ヤシ油脂肪酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、イソステアリン酸等が挙げられ、特にヤシ油脂肪酸が好ましい。
また、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルのエチレンオキシドの付加モル数は4〜80、特に6〜30が好ましい。また、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルのHLBが11〜18となるようにエチレンオキシドの付加モル数を調節することが好ましい。なお、HLBはGriffinが提案した下記の算定法を採用した。
HLB=20(1−S/A)
S:エステルのケン化価、A:脂肪酸の酸価
本発明で使用されるポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルとしては、具体的には、ポリオキシエチレン(7モル)モノヤシ油脂肪酸グリセリル(HLB:13)、ポリオキシエチレン(8モル)モノイソステアリン酸グリセリル(HLB:12)、ポリオキシエチレン(20モル)モノラウリン酸グリセリル(HLB:16.5)等が挙げられ、ポリオキシエチレン(7モル)モノヤシ油脂肪酸グリセリルが好ましい。
〔(C)アクリル酸ナトリウム又はアクリル酸ヒドロキシエチルと、アクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体〕
本発明で用いられる成分(C)は、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体、又はアクリル酸ヒドロキシエチルとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体である。これらの共重合体は、化粧品原料として市販されている製品を使用することができる。具体的な製品としては、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体を35〜40質量%含む、SEPPIC社製の「SIMULGEL EG」と、アクリル酸ヒドロキシエチルとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体を35〜40質量%含む、SEPPIC社製の「SIMULGEL NS」が挙げられる。
アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体及びアクリル酸ヒドロキシエチルとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体は、それぞれ単独又は併用して使用することもできる。
〔(D)(ポリ)グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステル〕
本発明で用いられる成分(D)は、グリセリンまたはポリグリセリンと、ベヘン酸とエイコサン二酸とから合成される混合エステルである。これらの混合エステルは、化粧品原料として市販されている製品を使用することができる。具体的な製品としては、グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステル(グリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物)である、日清オイリオグループ株式会社製の「ノムコートHK−G」と、ポリグリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステル(ポリグリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物)である、日清オイリオグループ株式会社製の「ノムコートHK−P」が挙げられる。
グリセリンと、グリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物、ポリグリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物は併用して使用することが好ましく、グリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物とポリグリセリン・ベヘン酸・エイコサン二酸縮合物の質量比は1/1〜1/10であることが好ましい。
〔(E)グリセリン〕
本発明で用いられる成分(E)は、グリセリンである。グリセリンは、油脂を加水分解して得られる水溶液を蒸留などにより精製する方法で生産することができる。
成分(A)の含有量は、組成物全量中に5〜25質量%であり、好ましくは7〜23質量%、より好ましくは10〜20質量%である。5質量%未満ではメイクアップ化粧料との馴染みが悪く、汚れ落ちが不十分であり、25質量%を超えると安定性が悪く、温感が不十分であり、べたつきがある。
成分(B)の含有量は、組成物全量中に1〜10質量%であり、好ましくは2〜9質量%、より好ましくは3〜8質量%である。1質量%未満では安定性が悪くなったり、安定性が良くてもべたつきを生じたりする場合があり、10質量%を超えると温感が不十分である。
成分(C)の含有量は、組成物全量中に0.05〜0.5質量%であり、好ましくは0.1〜0.45質量%、より好ましくは0.15〜0.4質量%である。0.05質量%未満では悪くなったり、安定性が良くてもべたつきを生じたりする場合があり、0.5質量%を超えるとのびが悪く、メイクアップ化粧料との馴染みも悪い。
成分(D)の含有量は、組成物全量中に0.5〜5.0質量%であり、好ましくは1〜4.5質量%、より好ましくは1.5〜4質量%である。0.5質量%未満では使用時ののびが悪く、厚みが不十分であり、4.5質量%を超えると温感が不十分であり、メイクアップ化粧料との馴染みが悪い。
成分(E)の含有量は、組成物全量中に65〜93質量%であり、好ましくは70〜90質量%、より好ましくは75〜87質量%である。65質量%未満では温感が不十分であり、93質量%を超えるとメイクアップ化粧料との馴染みが悪く、汚れ落ちが不十分である。
成分(C)と成分(D)の合計含有量は、0.7〜5.2質量%であり、好ましくは1.0〜4.5質量%、より好ましくは1.2〜4.2質量%である。0.7質量%未満では安定性が悪い場合があり、5.2質量%を超えるとのびが悪く、メイクアップ化粧料との馴染みが不十分である場合がある。
成分(A)〜(E)の合計含有量は、好ましくは80〜100質量%であり、より好ましくは85〜100質量%、さらに好ましくは90〜100質量%、特に好ましくは95〜100質量%である。
本発明のジェル状クレンジング料は、上記の有効成分の他にも、化粧品に使われる一般的な成分を添加成分としてさらに加えることができる。
本発明のジェル状クレンジング料の調製方法は、例えば、成分(B)、(C)、(D)及び(E)の混合液を加熱して溶解させたところに、成分(A)を添加して均一に混合した後、これを室温付近まで攪拌冷却することにより製造できる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
表1(実施例1〜7)及び表2(比較例1〜7)に示すジェル状クレンジング料を調製し、下記の方法により評価した。
なお、表1及び表2において、各成分の数値は組成物全量中の含有量(質量%)を示す。
Figure 2018118923
Figure 2018118923
<評価方法>
(1)外観
調製直後の外観を目視で確認した。
(2)安定性
40℃で1ヶ月静置保存した後の状態を確認し、下記のように安定性を判定した。
○:分離がみられなかった。
×:分離がみられた。
(3)使用時の温感の評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用した時の温感について下記のように判定した。
2点:十分に温感があると感じた。
1点:やや十分に温感があると感じた。
0点:温感が不十分であると感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表1及び2中に表示した。
◎:合計点が35点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満、又は、合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
△:合計点が20点以上30点未満である。
×:合計点が20点未満である。
(4)使用時ののびの評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用した時ののびについて下記のように判定した。
2点:のびが非常に良いと感じた。
1点:のびが良いと感じた。
0点:のびが悪いと感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表1及び2中に表示した。
◎:合計点が35点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満、又は、合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
△:合計点が20点以上30点未満である。
×:合計点が20点未満である。
(5)使用時の厚み感の評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用した時の厚みについて下記のように判定した。
2点:十分に厚みのある使用感であると感じた。
1点:やや厚みのある使用感であると感じた。
0点:厚みのない使用感であると感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表1及び2中に表示した。
◎:合計点が35点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満、又は、合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
△:合計点が20点以上30点未満である。
×:合計点が20点未満である。
(6)メイクアップ化粧料との馴染みの評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用した時のメイクアップ化粧料との馴染みについて下記のように判定した。
2点:メイクアップ化粧料と馴染むのが速いと感じた。
1点:メイクアップ化粧料と馴染むまでにやや時間がかかると感じた。
0点:メイクアップ化粧料と馴染むのが明らかに遅いと感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表1及び2中に表示した。
◎:合計点が35点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満、又は、合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
△:合計点が20点以上30点未満である。
×:合計点が20点未満である。
(7)クレンジング効果の評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用した時のメイクアップ化粧料の汚れ落ちについて下記のように判定した。
2点:十分メイクの汚れが落ちたと感じた。
1点:ややメイクの汚れが落ちたと感じた。
0点:明らかにメイク汚れの落ちが悪いと感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表2中に表示した。
◎:合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満かつ0点の評価をしたパネラーがいない。
△:合計点が20点以上30点未満、又は、合計点が30点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
×:合計点が20点未満である。
(8)洗い流し時のべたつきのなさの評価
メイクをした20名の女性をパネラーとし、ジェル状クレンジング料を使用してメイクアップ化粧料と馴染ませた後、洗い流した時のべたつきについて下記のように判定した。
2点:洗い流し時にべたつきがないと感じた。
1点:洗い流し時にややべたつきがあると感じた。
0点:洗い流し時に明らかにべたつきがあると感じた。
20名の合計点を求めて、下記の基準で評価して表1及び2中に表示した。
◎:合計点が35点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーがいない。
○:合計点が30点以上35点未満、又は、合計点が35点以上かつ0点の評価をしたパネラーがいる。
△:合計点が20点以上30点未満である。
×:合計点が20点未満である。
実施例1〜7のジェル状クレンジング料はいずれも、使用時に温感があり、のびが良く、かつ厚みのある使用感であり、メイクアップ化粧料との馴染みが良好であり、メイクアップ化粧料を効果的に除去するとともに、べたつきがなく洗い流すことができた。
これに対して比較例1〜7では十分な性能が得られていない。
比較例1は成分(A)が少ないため、メイクアップ化粧料との馴染みが悪く、クレンジング効果が十分ではなかった。
比較例2は成分(A)が多いため、温感が不十分であり、洗い流し時にべたつきがあった。
比較例3は成分(B)が配合されていないため、使用時ののび及びメイクアップ化粧料との馴染みが悪く、クレンジング効果が十分ではなく、洗い流し時にべたつきがあった。
比較例4は成分(C)が多いため、使用時ののび及びメイクアップ化粧料との馴染みが悪く、クレンジング効果が十分ではなかった。
比較例5は成分(C)が配合されていないため、安定性が悪く、分離した。
比較例6は成分(C)が配合されておらず、成分(D)が多いため、使用時の温感が不十分であり、メイクアップ化粧料との馴染みが悪く、クレンジング効果が十分ではなかった。
比較例7は成分(D)が配合されていないため、使用時ののびが悪く、厚み感が不十分であった。

Claims (1)

  1. (A)25℃で液体状の油を5〜25質量%、
    (B)ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステルを1〜10質量%、
    (C)アクリル酸ナトリウム又はアクリル酸ヒドロキシエチルと、アクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体を0.05〜0.5質量%、
    (D)(ポリ)グリセリンと、ベヘン酸及びエイコサン二酸との混合エステルを0.5〜5.0質量%、
    (E)グリセリンを65〜93質量%、含み、
    成分(C)と成分(D)の合計含有量が0.7〜5.2質量%であるジェル状クレンジング料。
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