JP2013159605A - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラネキサム酸類を含有することによって生ずるべたつきやきしみを抑制し、保湿効果や肌荒れ改善効果に優れ、滑らかな使用感を有する液状皮膚外用剤組成物の提供。
【解決手段】(A)1.5〜3.0質量%のトラネキサム酸又はその誘導体から選択される少なくとも1種と、(B)0.005〜0.5質量%の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体と、(C)0.01〜0.5質量%の親水界面性活性剤と、(D)グリセリンを含有し、増粘効果を有する成分の含有量が0.1質量%以下であることを特徴とする液状皮膚外用剤組成物を提供する。本組成物は、E)0.01〜3.0質量%の液状油分をさらに含有を更に含有するのが好ましく、皮膚の柔らかさを向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、トラネキサム酸類を含有し、なおかつべたつきやきしみを生ずることなく保湿効果や肌荒れ改善効果に優れ、滑らかな使用感を有する皮膚外用剤組成物に関する。より詳細には、トラネキサム酸類、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体、グリセリン、親水性界面活性剤とを含有する液状皮膚外用剤組成物に関する。
トラネキサム酸類は抗プラスミン作用を有し、肌荒れ改善や美白等のための有効成分として様々な化粧品に配合されている。化粧水等の低粘度液状組成物においてトラネキサム酸類を配合した場合、皮膚に適用した際にべたつきやきしみを生じるという問題があるが、特許文献1には、キサンタンガムの配合によりべたつきやきしみを抑制し、みずみずしくなじみの良い組成物が得られることが記載されている。
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体は、可溶化剤や薬剤の経皮吸収剤として化粧料に配合されている。例えば特許文献2には、化粧料の可溶化剤として利用できること、特許文献3には、美白効果を有する薬剤の経皮吸収を促進することが記載されており、本文献に記載されている実施例6、11においては同ポリマーを含有する化粧水が記載されているが、トラネキサム酸は配合されていない。
一方、皮膚外用剤組成物にあっては、保湿効果や肌荒れ改善効果、皮膚塗布時におけるべたつきのなさや滑らかさが望まれている。特許文献4には、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体を含有する組成物が保湿効果や肌荒れ改善効果が優れていること、特許文献5には、ホスホリルコリン類似基含有(メタ)アクリル酸エステルと疎水性(メタ)アクリル酸エステルとを重合してなる共重合体と多量の保湿剤とを含有する組成物が保湿効果に優れ、かつ肌へのなじみ、のび、滑りが良好であること、特許文献6には、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体とポリエチレングリコール及び/又はポリオキシエチレンメチルグルコシドとを含有する組成物が伸びが良好でべたつかず、滑らかな皮膚触感を付与すること、特許文献7には、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとの共重合体と抱水性油分、コレステロール及び/又はフィトステロールとを含有する乳化化粧料が保湿効果に優れ、べたつきがないことが記載されている。
しかしながら、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体が、液状皮膚外用剤組成物のトラネキサム酸によるべたつきやきしみを抑制することに関しては何ら検討されていない。本願の構成とは異なるものである。
特許4726151号公報 特許3571878号公報 特開2003−73251号公報 特許2931703号公報 特開2000−178123号公報 特開2010−43018号公報 特許3996488号公報
化粧水等の低粘度液状組成物にトラネキサム酸類を配合した場合、当該組成物を皮膚に適用した際にべたつきやきしみを生じるという問題があり、この現象は約1.5質量%を越える量のトラネキサム酸類を含有したときに特に顕著である。従来技術では、例えば特許文献1に記載されているように、キサンタンガムによりべたつきやきしみを抑制することは認識されていたものの、滑らかさにおいて不十分であるという課題があった。
よって本発明の目的は、トラネキサム酸類を含有することによって生ずるべたつきやきしみを抑制し、滑らかな使用感を有し、保湿効果、肌荒れ改善効果に優れた液状皮膚外用剤組成物を提供することである。
上記の課題を解決すべく、本発明者等は鋭意研究を行った結果、トラネキサム酸類を含有する組成物に所定量の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体を配合し、さらに親水性界面活性剤とグリセリンとを含有することにより、トラネキサム酸類に起因するべたつきやきしみを抑制し、滑らかな使用感を有し、保湿効果、肌荒れ改善効果に優れた液状皮膚外用剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、(A)1.5〜3.0質量%のトラネキサム酸又はその誘導体から選択される少なくとも1種と、(B)0.005〜0.5質量%の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体と、(C)0.01〜0.5質量%の親水性界面活性剤と、(D)グリセリンを含有し、増粘効果を有する成分の含有量が0.1質量%以下であることを特徴とする液状皮膚外用剤組成物を提供する。
本発明の液状皮膚外用剤組成物は、トラネキサム酸類、さらにはグリセリンを含有していても、それらに起因するべたつきやきしみが所定量の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体によって抑制され、滑らかな使用感を有し、保湿効果と肌荒れ改善効果に優れている。
本発明の組成物は、トラネキサム酸類から選択される少なくとも1種(成分A)を含有している。トラネキサム酸(トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸)及びその誘導体は、抗プラスミン剤として一般に用いられており、化粧品等の皮膚外用剤用途では、安全性が特に高い成分として知られている。
本発明の組成物に含有されるトラネキサム酸類としては、従来から化粧品等に使用されているものでよく、特に限定されないが、例えば、トラネキサム酸以外にもその誘導体として、トラネキサム酸塩(マグネシウム塩,カルシウム塩,ナトリウム塩,カリウム塩等の金属塩類、リン酸塩、塩酸塩,臭化水素塩、硫酸塩等)、トラネキサム酸のアミド類(メチルアミド又はその塩等)、トラネキサム酸の二量体等がある。
本発明の組成物におけるトラネキサム酸類の含有量としては、特に限定されないが、1.5質量%以上含有した場合には、トラネキサム酸類に基づく肌荒れ改善や美白作用に優れるのみならず、本発明による有利な効果が顕著になる。従って本発明の組成物は、1.5〜3.0質量%のトラネキサム酸類を含有する。
本発明の組成物は、トラネキサム酸類に加えて2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体(成分B)を0.005〜0.5質量%含有している。
前記成分Bは、下記式(1)
で示される2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーとを、常法に従って、反応させて得ることができる。また、通常の共重合体の他、ブロック共重合体、グラフト共重合体のいずれでも構わない。
また前記疎水性モノマーとしては、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと共重合体を形成し得るものであれば特に制限されず、例えばメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等のメタクリル酸エステル、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート等のアクリル酸エステル、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。このうちメタクリル酸エステル、アクリル酸エステルが好ましく、さらに好ましくはメタクリル酸エステルである。また、メタクリル酸エステルの中でも特にn−ブチルメタクリレートが好ましい。
前記成分Bの分子量は、数平均分子量で50,000〜1,000,000が好ましく、さらに好ましくは100,000〜800,000である。また共重合体における2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン単位と疎水性モノマー単位の構成比(モル比)は、50:50〜95:5の範囲が好ましく、さらに好ましくは65:35〜85:15である。
本発明の組成物に含有される成分Bは、従来から化粧品等に使用されているものでよく、特に限定されないが、例えば、LIPIDURE−PMB(油化産業製)等といった市販品をそのまま使用できる。
本発明の組成物における成分Bの含有量としては、0.005〜0.5質量%が好ましい。さらに好ましくは0.01〜0.3質量%である。含有量が0.005質量%より少ないと、トラネキサム酸やグリセリンによって生ずるべたつきやきしみを改善することができず、0.5質量%を越えて含有すると、却ってぬめりやべたつきを生じる場合がある。
さらに本発明の組成物は、肌へのなじみを付与するため、親水性界面活性剤(成分C)を含有している。また、液状油分(成分E)を配合する際には可溶化剤または乳化剤としても作用する。
親水性界面活性剤としては、従来から化粧品等に使用されているものでよく、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリン、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸石鹸、N−アシルグルタミン酸塩、アシルタウリン塩、アシルアルキルタウリン塩、高級アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸塩、高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、リン酸エステル塩、スルホコハク酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンメチルエーテルジメチコン等がある。
このうち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテルが好ましく、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテルが特に好ましい。
本発明の組成物における親水性活性剤の含有量としては、特に限定されないが、好ましくは0.01〜0.5質量%、より好ましくは0.05〜0.3質量%である。含有量が0.01質量%より少ないと肌へのなじみを付与するには不十分であり、0.5質量%を越えて含有すると却ってべたつきを生じる場合がある。
さらに本発明の組成物は、保湿成分であるグリセリン(成分D)を含有している。グリセリンを含有することにより皮膚に潤いを与え、肌荒れ改善効果が向上する。
本発明の組成物におけるグリセリンの配合量は特に限定されないが、一般的には0.1〜20.0質量%、好ましくは1.0〜10.0質量%程度である。
本発明の組成物においては、増粘効果を有する成分の含有量は0.1質量%以下である。増粘効果を有する成分の含有量が0.1質量%より多いと、成分Bにより得られる滑らかな使用感を阻害し、べたつきも生ずる。本願における増粘効果を有する成分の配合は、主に組成物にコク感やみずみずしさを付与する目的で配合する。
増粘効果を有する成分を配合した場合、液状皮膚外用剤組成物の粘度は、300mP・s以下が好ましい。粘度は30℃における粘度であり、VDA型粘度計(芝浦システム株式会社 DIGITAL VISMETRON VDA)を用いて、ローターNo.1又はNo.2を使用し、回転数12rpm、1分間の条件で測定したものである。
増粘効果を有する成分としては、従来から液状化粧品等に使用されているものでよく、特に限定されないが、例えば、キサンタンガム、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリウム、マンナン、ヒアルロン酸、ポリビニルアルコール、高重合度ポリエチレングリコール等の水溶性増粘成分がある。
また本発明の組成物は、常温で液状の油分(成分E)をさらに含有するのが好ましく、これを配合することにより、組成物を塗布した後の皮膚の柔らかさを向上させることができる。
本発明の組成物に配合される液状油分としては、従来から化粧品等に使用されているものでよく、特に限定されないが、例えば、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油等の油脂類、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ペンタデカン酸、ヘプタデカン酸、ノナデカン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸等の脂肪酸類、テトラオクタン酸ペンタエリスリット、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、オレイン酸イソデシル、エチルヘキサン酸セチル等のエステル類、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、オクタン、デカン、ドデカン、イソドデカン、ヘキサデカン、イソヘキサデカン等の炭化水素類、オクチルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状シリコーン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン等のシリコーン油類がある。
なお、液状油分を含有する場合には、親水性活性剤により可溶化または乳化し、油滴の平均乳化粒子径を400nm以下にすることにより、安定性に優れる。
本発明の組成物における液状油分の配合量としては、特に限定されないが、好ましくは0.01〜3.0質量%、より好ましくは0.05〜2.0質量%である。含有量が0.01質量%より少ないと、塗布後の皮膚の柔らかさを向上させるには不十分であり、3.0質量%を越えて含有すると、平均乳化粒子径が大きくなって安定性を損ねたり、安定配合のために添加すべき親水性活性剤の量が増加してべたつきを生じる場合がある。
本発明の組成物は、特に限定されないが、例えば、化粧水(透明、半透明、白濁を含む)、エッセンス(美容液)、シート状マスクの含浸液、二層タイプ美容液等の液状化粧料として使用するのに適している。更に、トラネキサム酸類を含有しているため、肌荒れ改善又は美白を目的とした化粧料として特に有効である。
本発明の組成物は、前記した成分以外に、化粧料等に一般に使用されている他の成分を含有していてもよい。
他の成分としては、特に限定されないが、例えば、(グリセリン以外の)保湿剤、アルコール類、親油性活性剤、半固形油分、固形油分、薬剤、緩衝剤、香料、防腐剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、粉末等がある。
以下、具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、これらは本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。なお、以下の実施例、比較例及び処方例における処方量は全て質量%である。
(実施例1〜7、比較例1〜7)
下記の表1から表4に掲げた組成を有する組成物を調製した。これらの組成物について、液状油分を含有するものについては分散された油滴の平均乳化粒子径を測定した。結果を表1から表4に示す。
次に、これらの組成物を用いて20名の専門パネルによる実使用試験を行った。試験項目は、べたつきのなさ、乾き際のきしみのなさ、塗布後の皮膚の滑らかさ、塗布後の皮膚の柔らかさである。各試験項目について、以下の評価点基準に基づいて各専門パネルが評価し、その評価点の合計によって4段階にランク付けした。ランク付けした結果を表1から表4に併せて示す。
評価点基準:
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣っている。
1点:非常に劣っている。
評価ランク:
◎:合計点が80点以上
○:合計点が60点以上80点未満
△:合計点が40点以上60点未満
×:合計点が40点未満
製造方法:
常法に従ってイオン交換水に水溶性成分を順次溶解し、水相を調製した。水不溶性成分は界面活性剤と混合後に水相に添加した。
(処方例1)
化粧水:
配合成分 処方量(質量%)
トラネキサム酸 1.5
4−メトキシサリチル酸カリウム 2.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・n−ブチルメタクリレート(5質量%水溶液) 2.0
グリセリン 8.0
ブチレングリコール 4.0
ヒアルロン酸 0.01
PEG/PPG−17/4ジメチルエーテル 3.0
ポリオキシエチレン(24)ポリオキシプロピレン(13)デシルテトラデシルエーテル
0.2
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
メタリン酸ナトリウム 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
フェノキシエタノール 適量
香料 適量
イオン交換水 残余
製造方法:
常法に従ってイオン交換水に水溶性成分を順次溶解し、水相を調製した。水不溶性成分は界面活性剤と混合後に水相に添加し、化粧水を得た。
(処方例2)
白濁化粧水:
配合成分 処方量(質量%)
トラネキサム酸 3.0
エチルビタミンC 1.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・n−ブチルメタクリレート(5質量%水溶液) 1.0
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
ポリエチレングリコール20000 1.0
エタノール 10.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.4
トリエチルヘキサン酸グリセリル 0.2
スクワラン 0.05
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
メタリン酸ナトリウム 適量
メチルパラベン 適量
香料 適量
染料 適量
イオン交換水 残余
製造方法:
常法に従ってイオン交換水に水溶性成分を順次溶解し、水相を調製した。水不溶性成分は界面活性剤と加熱混合後に水相に徐々に添加し、白濁化粧水を得た。
(処方例3)
エッセンス:
配合成分 処方量(質量%)
トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 1.5
アスコルビン酸グルコシド 2.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・n−ブチルメタクリレート(5質量%水溶液) 10.0
グリセリン 10.0
プロピレングリコール 5.0
マルチトール 3.0
キシリトール 2.0
アセチル化ヒアルロン酸 0.03
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.3
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
エデト酸塩 適量
フェノキシエタノール 適量
香料 適量
イオン交換水 残余
製造方法:
常法に従ってイオン交換水に水溶性成分を順次溶解し、水相を調製した。水不溶性成分は界面活性剤と混合後に水相に添加し、エッセンスを得た。
(処方例4)
エッセンス:
配合成分 処方量(質量%)
トラネキサム酸メチルアミド塩酸塩 2.5
4−メトキシサリチル酸カリウム 0.5
ニコチン酸アミド 4.0
酢酸トコフェロール 0.05
グリセリン 1.0
PEG/PPG−17/4ジメチルエーテル 5.0
ポリエチレングリコール1500 1.0
エリスリトール 1.0
トリメチルグリシン 2.5
エタノール 3.0
アルギン酸ナトリウム 0.02
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.2
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.1
トリへチルヘキサン酸グリセリル 0.1
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.1
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
メタリン酸ナトリウム 適量
サリチル酸 適量
香料 適量
染料 適量
イオン交換水 残余
製造方法:
常法に従ってイオン交換水に水溶性成分を順次溶解し、水相を調製した。水不溶性成分は界面活性剤と加熱混合後に水相に徐々に添加し、エッセンスを得た。

Claims (3)

  1. (A)1.5〜3.0質量%のトラネキサム酸又はその誘導体から選択される少なくとも1種と、
    (B)0.005〜0.5質量%の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体と、
    (C)0.01〜0.5質量%の親水性界面活性剤と、
    (D)グリセリンを含有し、
    増粘効果を有する成分の含有量が0.1質量%以下であることを特徴とする液状皮膚外用剤組成物。
  2. (C)親水性界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロールから選択される1種または2種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の液状皮膚外用剤組成物。
  3. (E)0.01〜3.0質量%の液状油分を更に含有し、その平均乳化粒子径が400nm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の液状皮膚外用剤組成物。
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JPWO2017111059A1 (ja) * 2015-12-25 2017-12-21 積水化学工業株式会社 粒子、製剤、外用薬及び化粧品
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