JP2023055499A - 化粧料用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】すすぎ時にさっぱりとした肌感触が得られ、広い温度範囲において安定的にバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を維持することができ、且つ、眼刺激性の少ない新規の化粧料用組成物を提供する。【解決手段】下記成分(A)~(G)を含有し、成分(A)と成分(B)の混合HLBが6.5~13.0である、化粧料用組成物。成分(A):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル成分(B):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル成分(C):HLBもしくは混合HLBが8.0~17.0であるポリグリセリン脂肪酸エステル(D):液状油成分(E):アニオン界面活性剤成分(F):多価アルコール成分(G):水【選択図】なし
Description
本発明は、化粧料用組成物及び該組成物を含有する化粧料に関する。
クレンジング力に優れ、すすぎ時にさっぱりとした使用感の化粧料が求められている。しかし、優れたクレンジング力を得るためには多量の油剤を配合する必要があるため、すすぎ時に強い油性感を感じ、さっぱり感が得られにくい。前記を解決できる化粧料として例えば、特許文献1~4の化粧料が開示されている。
また、クレンジング力とすすぎ時のさっぱり感に特に優れているものとして、油相と水相が両連続であるバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の化粧料が提案されている(特許文献5~7)。バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造は、油相を連続相に持つためメイクと容易に馴染む。さらに界面張力が非常に低いため、すすぎ時にO/W乳化へと転相した際の油の粒子径が非常に小さく、さっぱり感が得られやすい。
例えば、特許文献5には、眼刺激性の低い、広い温度範囲において安定なバイコンティニュアス型マイクロエマルションからなる皮膚洗浄剤組成物として、(A)分岐鎖脂肪酸とグリセリンから成るポリグリセリン脂肪酸エステルおよび不飽和脂肪酸とポリグリセリンから成るポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種または2種以上であって、総合したHLBが9~12であるポリグリセリン脂肪酸エステル、(B)二価のアルコール、(C)液状油、(D)水、を含有し、(A)成分が全組成中8質量%以上15質量%未満であるバイコンティニュアス型マイクロエマルションからなる皮膚洗浄剤組成物が開示されている。
しかしながら、特許文献5の皮膚洗浄剤組成物は、製造直後(30分)において5~45℃の温度範囲において安定であったことが示されているが、輸送中及び輸送先の過酷な環境や長期間保存後においては安定性を欠く場合があり、幅広い温度帯で長期間安定的にバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を保持するという課題があることが新たに判明した。また、特許文献5の皮膚洗浄剤組成物は、眼刺激性が低いとされているが、これについても十分に満足できるものではなく、更なる改良が求められる。また、特許文献6、7において開示される組成物についても、温度安定性及び眼刺激性について十分に満足できるものではなかった。
本発明の課題は、すすぎ時にさっぱりとした肌感触が得られ、広い温度範囲において安定的にバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を維持することができ、且つ、眼刺激性の少ない新規の化粧料用組成物、及び該組成物を含有する化粧料を提供することである。
本発明は、下記[1]~[2]に関する。
[1]下記成分(A)~(G)を含有し、成分(A)と成分(B)の混合HLBが6.5~13.0である、化粧料用組成物。
成分(A):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(B):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C):下記成分(C1)及び成分(C2)からなる群より選択される1種以上であり、HLBもしくは混合HLBが8.0~17.0であるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C1):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C2):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(D):液状油
成分(E):アニオン界面活性剤
成分(F):多価アルコール
成分(G):水
[2][1]に記載の化粧料用組成物を含有する、化粧料。
[1]下記成分(A)~(G)を含有し、成分(A)と成分(B)の混合HLBが6.5~13.0である、化粧料用組成物。
成分(A):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(B):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C):下記成分(C1)及び成分(C2)からなる群より選択される1種以上であり、HLBもしくは混合HLBが8.0~17.0であるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C1):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C2):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(D):液状油
成分(E):アニオン界面活性剤
成分(F):多価アルコール
成分(G):水
[2][1]に記載の化粧料用組成物を含有する、化粧料。
本発明は、すすぎ時にさっぱりとした肌感触が得られ、広い温度範囲において安定的にバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を維持することができ、且つ、眼刺激性の少ない新規の化粧料用組成物、及び該組成物を含有する化粧料を提供するものである。
特許文献1では、非イオン界面活性剤にアニオン界面活性剤を併用する場合にはすすぎ時に油性感が強くなってしまい使用感に問題があることが指摘されている。しかしながら、本発明者らが上記課題について鋭意検討したところ、意外にも、特定のポリグリセリン脂肪酸エステルの組み合せとアニオン界面活性剤とを併用することで、さっぱり感を損なうことなく、温度安定性に優れ、眼刺激を感じにくい化粧料用組成物となることを新たに見出した。本発明がかかる優れた効果を奏する理由は不明であるが、ポリグリセリン脂肪酸エステルのグリセリンの平均重合度やHLBの異なる界面活性剤の組み合わせが界面膜の柔軟性を高め、温度による界面膜の曲率変化を防ぎ、温度安定性の向上や眼刺激性を低下させたと考えられる。さらにアニオン界面活性剤がすすぎ時のO/W乳化への転相を促進することで、さっぱり感にも寄与するものと考えられる。
本発明の化粧料用組成物は、成分(A)、(B)、(C)として、特定の3種又は4種以上のポリグリセリン脂肪酸エステル、成分(D)として液状油、成分(E)としてアニオン界面活性剤、成分(F)として多価アルコール、及び成分(G)として水を含む。成分(A)と成分(B)の混合HLBは、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、6.5~13.0、好ましくは7.0~12.5、より好ましくは8.0~12.0、更に好ましくは9.0~11.5である。
本明細書において、HLBは以下のGriffinの算出法により測定された値を指し、成分(A)と成分(B)の混合HLBは加成性を利用し算出される。即ち、本明細書における混合HLBは、成分(A)と成分(B)の加重平均値である。後述する成分(C)を2種以上用いる場合の混合HLBについても同様である。本明細書におけるポリグリセリン脂肪酸エステルのHLBを算出する際は以下の式を用いる。
HLB=20(1-S/A)
S:ポリグリセリン脂肪酸エステルのけん化価
A:原料脂肪酸の中和価
HLB=20(1-S/A)
S:ポリグリセリン脂肪酸エステルのけん化価
A:原料脂肪酸の中和価
成分(A)は、分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステルである。成分(A)における構成脂肪酸の炭素数は、好ましくは8~22、より好ましくは16~20であり、好ましくはHLB5.0~16.0のものを使用することができる。例えば、オレイン酸ヘプタグリセリル、ジオレイン酸ヘプタグリセリル、ジオレイン酸デカグリセリル、ジイソステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸トリデカグリセリル、ヘプタオレイン酸トリデカグリセリルなどが挙げられ、好ましくはジオレイン酸デカグリセリルである。
本発明の化粧料用組成物における成分(A)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは5.0~15.0質量%、より好ましくは6.0~13.0質量%、更に好ましくは7.0~11.0質量%、更に好ましくは7.5~10.0質量%である。成分(A)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(B)は、分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステルである。成分(B)における構成脂肪酸の炭素数は、好ましくは8~22、より好ましくは8~18であり、好ましくはHLB3.5~10.0のものを使用することができる。例えば、オレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸トリグリセリル、エチルヘキシルジグリセリンなどが挙げられ、好ましくはオレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸トリグリセリル、さらに好ましくはオレイン酸ジグリセリルである。
本発明の化粧料用組成物における成分(B)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは0.1~5.0質量%、より好ましくは0.3~3.0質量%、更に好ましくは0.6~2.5質量%、更に好ましくは0.9~1.9質量%である。成分(B)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(C)は、下記成分(C1)及び成分(C2)からなる群より選択される1種以上であり、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、HLBもしくは混合HLBが8.0~17.0、好ましくは9.0~16.0、より好ましくは10.0~14.0、更に好ましくは10.0~13.0、更に好ましくは10.5~12.0であるポリグリセリン脂肪酸エステルである。
成分(C1):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C2):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C1):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C2):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C1)としては、ラウリン酸ヘプタグリセリル、ラウリン酸デカグリセリル、ジラウリン酸デカグリセリル、カプリン酸トリデカグリセリルなどが挙げられ、好ましくはラウリン酸ヘプタグリセリルである。
成分(C2)としては、カプリン酸ジグリセリル、ラウリン酸ジグリセリル、ジカプリル酸トリグリセリルなどが挙げられ、好ましくはカプリン酸ジグリセリルである。
本発明の化粧料用組成物における成分(C)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは1.0~10.0質量%、より好ましくは2.0~8.0質量%、更に好ましくは3.0~7.0質量%、更に好ましくは3.5~6.0質量%である。成分(C)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(A)、(B)、(C)におけるポリグリセリンの平均重合度の算出方法は、以下の式に基づいて、水酸基価より決定される。また、ポリグリセリンのモル数の決定方法は、平均重合度から分子量を求め、モル数を算出する。
OHV=56110(n+2)/(74n+18)
OHV:ポリグリセリンの水酸基価
n:ポリグリセリンの平均重合度
OHV=56110(n+2)/(74n+18)
OHV:ポリグリセリンの水酸基価
n:ポリグリセリンの平均重合度
成分(A)、(B)、(C)のポリグリセリン脂肪酸エステルは、ポリグリセリンと脂肪酸とを常法によるエステル化や、脂肪酸とグリシドールを付加重合することにより容易に得られる。ポリグリセリンと脂肪酸とのエステル化は、特に限定されないが、例えば、ポリグリセリンと脂肪酸を、酸触媒(リン酸、p-トルエンスルホン酸等)もしくはアルカリ触媒(苛性ソーダ等)存在下、または無触媒で水を除去しながら、好ましくは100~300℃、より好ましくは120~260℃の範囲で加熱することにより行うことができる。また、反応は不活性ガスの存在下で行ってもよい。このようにして得られたエステルは目的に応じて精製してもよい。精製には減圧下での蒸留、分子蒸留、水蒸気蒸留といった蒸留技術の他、有機溶剤による抽出、分画や合成吸着剤、ゲル濾過剤を充填したカラムによるクロマト分離も利用できる。なお、脂肪酸のかわりに、脂肪酸のエステルを用い、ポリグリセリンとエステル交換を行うことにより、目的のポリグリセリン脂肪酸エステルを得てもよい。
成分(D)は液状油である。本明細書において、液状油は、B型粘度計を用いて25℃で測定したときの粘度が、好ましくは1000mPa・s以下、より好ましくは500mPa・s以下、更に好ましくは200mPa・s以下、更に好ましくは100mPa・s以下のものである。液状油としては、炭化水素油、エステル油、アシルグリセロール、エーテル油、動植物油、シリコーン油などが挙げられ、好ましくは炭化水素油、エステル油、エーテル油、植物油、より好ましくはエステル油である。
炭化水素油としては、水添ポリイソブテン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、ウンデカン、トリデカン、イソドデカンなどが挙げられる。
エステル油としては、イソノナン酸イソノニル、イソステアリン酸イソステアリル、エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、カプリル酸プロピルヘプチル、(カプリル酸/カプリン酸)カプリリル、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、炭酸ジカプリリルなどが挙げられる。
アシルグリセロールとしては、(カプリル酸/カプリン酸)グリセリズ、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリルなどが挙げられる。
エーテル油としては、ジカプリリルエーテルなどが挙げられる。
動植物油としては、ミツロウ、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米糠油、サフラワー油、大豆油、トウモロコシ油、菜種油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ヤシ油、ラノリンなどが挙げられ、好ましくは、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米糠油、サフラワー油、大豆油、トウモロコシ油、菜種油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油である。
シリコーン油としては、ジメチコン、フェニルトリメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなどが挙げられる。
本発明の化粧料用組成物における成分(D)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは5.0~40.0質量%、より好ましくは8.0~35.0質量%、更に好ましくは11.0~29.0質量%である。成分(D)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(E)はアニオン界面活性剤である。アニオン界面活性剤しては、例えば、アミノ酸系アニオン界面活性剤、高級アルコール系アニオン界面活性剤、アルキルベンゼン系アニオン界面活性剤、アルファオレフィン系アニオン界面活性剤、ノルマルパラフィン系アニオン界面活性剤、脂肪酸系アニオン界面活性剤などが挙げられ、好ましくはアミノ酸系アニオン界面活性剤である。
アミノ酸系アニオン界面活性剤としては、炭素数8~14の脂肪酸を付加したアミノ酸塩からなる界面活性剤が好ましく、ココイルグルタミン酸K、ココイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ココイルグリシンK、ココイルメチルアラニンNa、ココイルタウリンK、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンK、ラウロイルサルコシンNa、ミリストイルグルタミン酸Kなどが挙げられる。なおKはカリウム塩、Naはナトリウム塩、TEAはトリエタノールアミン塩を指す。
高級アルコール系アニオン界面活性剤としては、ラウレス-4カルボン酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸K、(C11-15)パセス-3硫酸Na、PPG-5セテス-10リン酸、コセス硫酸Na、ラウリルリン酸Na、ラウレス-5カルボン酸などが挙げられる。
本発明の化粧料用組成物における成分(E)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは0.01~5.0質量%、より好ましくは0.05~4.0質量%、更に好ましくは0.3~3.0質量%、更に好ましくは0.5~2.5質量%である。成分(E)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(F)は多価アルコールである。多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、エチルヘキシルグリセリン、1,3-ブチレングリコール(BG)、プロピレングリコール(PG)、プロパンジオール、ジプロピレングリコール(DPG)、ペンチレングリコール、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、1,10-デカンジオール、イソペンチルジオール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、キシリトールなどが挙げられ、好ましくはグリセリン、BG、プロパンジオール、カプリリルグリコールである。
本発明の化粧料用組成物における成分(F)の含有量は、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは3.0~65.0質量%、より好ましくは10.0~60.0質量%、更に好ましくは20.0~55.0質量%、更に好ましくは35.0~50.0質量%である。成分(F)を2種以上使用する場合の含有量は、その合計量を指す。
成分(G)は水である。本発明の化粧料用組成物における成分(G)の含有量は、好ましくは10.0~65.0質量%、より好ましくは12.0~60.0質量%である。
本発明の化粧料用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲であれば、通常化粧料に用いられる成分を適宜、その用途、目的に応じて配合することができる。例えば、上記成分(A)、(B)、(C)以外の界面活性剤、成分(D)以外の油剤、水性ゲル化剤、油性ゲル化剤、紫外線吸収剤、粉体、抗酸化剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、保湿剤、抗炎症剤、pH調整剤、アミノ酸等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の化粧料用組成物は、後述の実施例に記載される長期的な保存条件において、好ましくは25~40℃又は5~25℃、より好ましくは5~40℃、更に好ましくは-5~50℃などの広い温度範囲において、安定的にバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を維持することができるものである。
本発明の化粧料用組成物は、配合成分を任意の順に加熱混合し、室温まで攪拌冷却を行うことにより調製することができる。
本発明の化粧料用組成物は、各種化粧料に使用することができるが、クレンジング化粧料に好適に使用することができ、特にリキッドタイプやオイルタイプのクレンジング化粧料として好適に使用することができる。即ち、本発明は、本発明の化粧料用組成物を含む化粧料についても提供するものである。
本発明の化粧料は、化粧料用組成物に加え、通常化粧料に用いられる成分を適宜、その用途、目的に応じて配合することができる。例えば、上記成分(A)、(B)、(C)以外の界面活性剤、成分(D)以外の油剤、水性ゲル化剤、油性ゲル化剤、紫外線吸収剤、粉体、抗酸化剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、保湿剤、抗炎症剤、pH調整剤、アミノ酸等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の化粧料における化粧料用組成物の含有量は、特に限定されるものではないが、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性の観点から、好ましくは10~100質量%であり、より好ましくは20~100質量%であり、さらに好ましくは50~100質量%である。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。なお、特に記載のない限り、「%」は「質量%」を意味するものとする。
<化粧料用組成物の調製>
実施例1~36及び比較例1~18
表1~6に記載した成分(A)~(F)を表に示す組成で70℃において加熱溶解した後、成分(G)及びその他成分を加え、攪拌を行いながら室温まで冷却して、100gの化粧料用組成物を調製した。なお、表6中の「A’」は成分(A)~(C)以外の非イオン性界面活性剤、「B’」は両性界面活性剤を指す。
実施例1~36及び比較例1~18
表1~6に記載した成分(A)~(F)を表に示す組成で70℃において加熱溶解した後、成分(G)及びその他成分を加え、攪拌を行いながら室温まで冷却して、100gの化粧料用組成物を調製した。なお、表6中の「A’」は成分(A)~(C)以外の非イオン性界面活性剤、「B’」は両性界面活性剤を指す。
表1~6で用いた成分の詳細を以下に示す。なお、各ポリグリセリン脂肪酸エステルは、公知の手段により合成したものである。また、液状油の粘度はB型粘度計を用いて、25℃で測定した際の値である。
イソノナン酸イソノニル・・・サラコス99(日清オイリオ社製)(8mPa・s)
スクワラン・・・フィトスクワラン(SOPHIM社製)(40mPa・s)
ジカプリリルエーテル・・・Cetiol OE Deo C(BASFジャパン社製)(5mPa・s)
オリーブ油・・・クロピュアOL(クローダジャパン社製)(67mPa・s)
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン・・・KF-56A(信越化学工業社製)(15mPa・s)
ココイルグルタミン酸K・・・アミソフトCK-22(味の素社製)
ココイルグルタミン酸Na・・・アミソフトCS-11(味の素社製)
ココイルグルタミン酸TEA・・・アミソフトCT-12(味の素社製)
ココイルアラニンTEA・・・アミソフトACT-12(味の素社製)
ラウレス硫酸Na・・・エマール327(花王社製)
グリセリン・・・化粧品用濃グリセリン(花王社製)
BG・・・1.3ブタンジオール(化粧品用)(ダイセル社製)
プロパンジオール・・・Zemea Select プロパンジオール(DuPont Tate & Lyle Bio Products社製)
カプリリルグリコール・・・アデカノール OG(ADEKA社製)
イソノナン酸イソノニル・・・サラコス99(日清オイリオ社製)(8mPa・s)
スクワラン・・・フィトスクワラン(SOPHIM社製)(40mPa・s)
ジカプリリルエーテル・・・Cetiol OE Deo C(BASFジャパン社製)(5mPa・s)
オリーブ油・・・クロピュアOL(クローダジャパン社製)(67mPa・s)
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン・・・KF-56A(信越化学工業社製)(15mPa・s)
ココイルグルタミン酸K・・・アミソフトCK-22(味の素社製)
ココイルグルタミン酸Na・・・アミソフトCS-11(味の素社製)
ココイルグルタミン酸TEA・・・アミソフトCT-12(味の素社製)
ココイルアラニンTEA・・・アミソフトACT-12(味の素社製)
ラウレス硫酸Na・・・エマール327(花王社製)
グリセリン・・・化粧品用濃グリセリン(花王社製)
BG・・・1.3ブタンジオール(化粧品用)(ダイセル社製)
プロパンジオール・・・Zemea Select プロパンジオール(DuPont Tate & Lyle Bio Products社製)
カプリリルグリコール・・・アデカノール OG(ADEKA社製)
各実施例・比較例で得られた化粧料用組成物について、温度安定性(分離の有無・染色法)、すすぎ時のさっぱり感、眼刺激性について以下の基準で評価した。結果を表1~6に示す。安定なバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を有するものは、1ヵ月保存後に分離が無く、水溶性色素と油溶性色素を添加した際に両方の色素が均一に染まるものを指す。
<分離の有無(外観)>
各実施例・比較例の化粧料用組成物を20mLの蓋付きガラス瓶(全長55mm、胴径27mm)5個に10gずつ分取し、調製1日後に、分離の有無を目視で確認し、以下の基準で評価した。また、調製1日後における染色法(室温)の確認で、◎であったサンプルについて、それぞれ、-5℃、5℃、40℃、50℃の4つの恒温槽と室温(25℃)環境下に1個ずつ静置し、保存した。保存開始1ヵ月後に、分離の有無を目視で確認し、以下の基準で評価した。なお、分離が見られた試料は染色法の評価対象外とし、表中では「-」で示した。また保存も行わない。
(評価基準)
◎:分離していない
×:分離している
各実施例・比較例の化粧料用組成物を20mLの蓋付きガラス瓶(全長55mm、胴径27mm)5個に10gずつ分取し、調製1日後に、分離の有無を目視で確認し、以下の基準で評価した。また、調製1日後における染色法(室温)の確認で、◎であったサンプルについて、それぞれ、-5℃、5℃、40℃、50℃の4つの恒温槽と室温(25℃)環境下に1個ずつ静置し、保存した。保存開始1ヵ月後に、分離の有無を目視で確認し、以下の基準で評価した。なお、分離が見られた試料は染色法の評価対象外とし、表中では「-」で示した。また保存も行わない。
(評価基準)
◎:分離していない
×:分離している
<染色法>
バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造は油相と水相が両連続である構造を指す。試料に水溶性色素と油溶性色素をそれぞれ添加し、両方の色素が均一に染まることでバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を有する試料であることが確認できる。試料を染色することによるバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の確認方法を染色法と言う。
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、◎であった各温度に保存された試料を6mLの蓋付きガラス瓶(全長40mm、胴径18mm)2個に5gずつ分取し、水溶性色素と油溶性色素をそれぞれ添加した。その後、色素を添加した試料を各温度の恒温槽または室温環境下に再び保存し、以下の基準で評価した。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
◎:両方の色素が均一に染まった
×:少なくとも1つの色素が均一に染まらなかった
バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造は油相と水相が両連続である構造を指す。試料に水溶性色素と油溶性色素をそれぞれ添加し、両方の色素が均一に染まることでバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造を有する試料であることが確認できる。試料を染色することによるバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の確認方法を染色法と言う。
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、◎であった各温度に保存された試料を6mLの蓋付きガラス瓶(全長40mm、胴径18mm)2個に5gずつ分取し、水溶性色素と油溶性色素をそれぞれ添加した。その後、色素を添加した試料を各温度の恒温槽または室温環境下に再び保存し、以下の基準で評価した。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
◎:両方の色素が均一に染まった
×:少なくとも1つの色素が均一に染まらなかった
<バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造の温度安定性評価>
保存1ヵ月後に実施した染色法にて◎であった各温度の試料の数を合計し、以下の基準で◎、○、△または×を判断した。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
◎:室温を含め、4つ以上の温度で染色法の結果が◎
○:室温を含め、3つの温度で染色法の結果が◎
△:室温を含め、2つの温度で染色法の結果が◎
×:室温を含め、1つ以下の温度で染色法の結果が◎
保存1ヵ月後に実施した染色法にて◎であった各温度の試料の数を合計し、以下の基準で◎、○、△または×を判断した。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
◎:室温を含め、4つ以上の温度で染色法の結果が◎
○:室温を含め、3つの温度で染色法の結果が◎
△:室温を含め、2つの温度で染色法の結果が◎
×:室温を含め、1つ以下の温度で染色法の結果が◎
<すすぎ時のさっぱり感>
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、室温環境下で◎であった試料に対して、すすぎ時のさっぱり感を専門パネラー13名により評価を行った。適量の試料を手の甲に塗布し、水ですすいだ後すぐの肌感触を以下の基準で評価した。また、前記評価結果の○の数に応じて総合評価を行った。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
○:さっぱりする
△:どちらとも言えない
×:さっぱりしない
(総合評価)
3:13人中、10人以上が○と回答
2:13人中、8~9人が○と回答
1:13人中、7人以下が○と回答
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、室温環境下で◎であった試料に対して、すすぎ時のさっぱり感を専門パネラー13名により評価を行った。適量の試料を手の甲に塗布し、水ですすいだ後すぐの肌感触を以下の基準で評価した。また、前記評価結果の○の数に応じて総合評価を行った。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
○:さっぱりする
△:どちらとも言えない
×:さっぱりしない
(総合評価)
3:13人中、10人以上が○と回答
2:13人中、8~9人が○と回答
1:13人中、7人以下が○と回答
<眼刺激性の評価>
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、室温環境下で◎であった試料に対して、眼刺激性を専門パネラー13名により評価を行った。適量の試料を、眼の周りに塗布し、以下の基準で評価した。また、前記評価結果の○の数に応じて総合評価を行った。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
○:眼が痛くない
△:どちらとも言えない
×:眼が痛い
(総合評価)
3:13人中、10人以上が○と回答
2:13人中、8~9人が○と回答
1:13人中、7人以下が○と回答
各実施例・比較例の化粧料用組成物のうち、保存1ヵ月後に実施した分離の有無の確認で、室温環境下で◎であった試料に対して、眼刺激性を専門パネラー13名により評価を行った。適量の試料を、眼の周りに塗布し、以下の基準で評価した。また、前記評価結果の○の数に応じて総合評価を行った。なお、表中の「-」は評価対象外の試料であったことを示している。
(評価基準)
○:眼が痛くない
△:どちらとも言えない
×:眼が痛い
(総合評価)
3:13人中、10人以上が○と回答
2:13人中、8~9人が○と回答
1:13人中、7人以下が○と回答
表1~6から分かるように、各実施例の化粧料用組成物はいずれも温度安定性、すすぎ時のさっぱり感、眼刺激性の低減に優れるものであった。一方、本発明に係る成分を一部含まない比較例1、従来品を追試した比較例16~18では、バイコンティニュアス型マイクロエマルション構造であったものの、1ヵ月保存後には室温でしか構造が維持されておらず温度安定性に問題があり、眼刺激性についても劣る傾向であった。また、比較例2~15では、調製1日後においてバイコンティニュアス型マイクロエマルション構造ではなかった。なお、比較例12は特許文献1、比較例13は特許文献2、比較例14は特許文献3、比較例15は特許文献4、比較例16は特許文献5、比較例17は特許文献6、比較例18は特許文献7をそれぞれ追試したものである。
(処方例)
以下に、本発明の化粧料の処方例を挙げる。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではない。なお、配合量は全て製品全量に対する質量%で表している。
以下に、本発明の化粧料の処方例を挙げる。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではない。なお、配合量は全て製品全量に対する質量%で表している。
本発明の化粧料用組成物は、化粧料に好適に使用することができる。
Claims (7)
- 下記成分(A)~(G)を含有し、成分(A)と成分(B)の混合HLBが6.5~13.0である、化粧料用組成物。
成分(A):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(B):分岐鎖及び/又は不飽和の脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C):下記成分(C1)及び成分(C2)からなる群より選択される1種以上であり、HLBもしくは混合HLBが8.0~17.0であるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C1):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が7~14のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(C2):炭素数が8~12の直鎖の飽和脂肪酸とグリセリンの平均重合度が2~3のポリグリセリンからなるポリグリセリン脂肪酸エステル
成分(D):液状油
成分(E):アニオン界面活性剤
成分(F):多価アルコール
成分(G):水 - 成分(D)が、炭化水素油、エステル油、エーテル油、植物油、シリコーン油からなる群より選択される1種以上を含む、請求項1に記載の化粧料用組成物。
- 成分(D)が、エステル油を含む、請求項1又は2に記載の化粧料用組成物。
- 成分(E)が、アミノ酸系アニオン界面活性剤からなる群より選択される1種以上を含む、請求項1~3いずれかに記載の化粧料用組成物。
- 成分(E)が、炭素数8~14の脂肪酸を付加したアミノ酸塩からなる界面活性剤を含む、請求項1~4いずれかに記載の化粧料用組成物。
- 請求項1~5のいずれかに記載の化粧料用組成物を含有する、化粧料。
- クレンジング化粧料である、請求項6に記載の化粧料。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2021164930A JP2023055499A (ja) | 2021-10-06 | 2021-10-06 | 化粧料用組成物 |
CN202211206628.8A CN115919666A (zh) | 2021-10-06 | 2022-09-30 | 化妆品用组合物 |
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JP2021164930A JP2023055499A (ja) | 2021-10-06 | 2021-10-06 | 化粧料用組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102608660B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2023-12-04 | 애경산업(주) | 이중연속상 클렌징 조성물 |
WO2023243243A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 太陽化学株式会社 | 化粧料用組成物 |
-
2021
- 2021-10-06 JP JP2021164930A patent/JP2023055499A/ja active Pending
-
2022
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