JP2018118815A - エレベーター - Google Patents

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Abstract

【課題】絶対位置情報を喪失したエレベーターの乗りかごを端階に安全且つ早急に到着させる。【解決手段】本発明の一態様は、絶対位置の演算が不可能な状態である位置演算不能状態から位置演算可能状態に復帰した後、停止していた乗りかごを端階へ移動させる際に、移動開始後の乗りかごの移動距離を演算し、その移動距離が距離設定値を超えている場合には乗りかごの速度を増速し、端階検出装置により乗りかごが端階付近の所定位置を通過したときの乗りかごの速度が速度設定値を超えている場合には、乗りかごを速度設定値以下に強制減速させる制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、昇降路内を昇降する乗りかごの昇降を制御するエレベーターに関する。
エレベーターの乗りかごを安全に昇降させるためには正確な位置情報を把握することが重要である。例えば昇降路のドアがない領域に設定された急行ゾーンにエレベーターが非常停止すると、再び高速走行するまでには、位置データを確立させるためにドアがあるドアゾーンまで低速走行を行う必要があるが、低速走行では乗客救出までに多大な時間を要する。
このような問題を解決するため、特許文献1には、乗りかごを非常停止後に第1の速度で乗りかごを昇降させる制御装置と、ガバナエンコーダを用いて乗りかごの位置情報を作成する安全コントローラーを備えるエレベーターが開示されている。そして、特許文献1に記載のエレベーターにおいて、制御装置は安全コントローラーから送信されたエレベーター位置に基づいて乗りかごの位置を確定し、ドアゾーンに乗りかごがいない場合、乗りかごを第1の速度よりも早い第2の速度で乗降させる。
特開2016−69133号公報
ところで、電源遮断により乗りかごが非常停止すると、シーブに巻き掛けられた主ロープが滑ってシーブが空回りし、乗りかごの昇降路内における絶対位置がずれる(絶対位置情報に誤差が発生する)ことがある。例えば、乗りかごの降下中に3階に非常停止する指令を出したが実際には2階に停止する場合などである。このように乗りかごを非常停止した場合には、エレベーターは乗りかごの正確な絶対位置情報を喪失している可能性があるので正確な絶対位置情報を取得する必要がある。例えば乗りかごが最下階付近に停止していた場合に乗りかごを増速して走行させてしまうと、乗りかごが昇降路の最下部に設置された緩衝器に衝突する恐れがある。そのため、復電後に乗りかごを端階(一般に最下階)に向けて低速走行させ、絶対位置情報を取得することが行われる。
上記特許文献1には、乗りかごが急行ゾーンに非常停止した後の乗りかごの速度を増速させる手段については記載されている。しかし、絶対位置情報を喪失した、又は喪失した可能性があるエレベーターの乗りかごを端階に走行させる際の速度を増速させる手段については記載されていない。
本発明は、上記の状況を考慮してなされたものであり、絶対位置情報を喪失したエレベーターの乗りかごを端階に安全且つ早急に到着させることを目的とする。
本発明の一態様のエレベーターは、昇降路を昇降する乗りかごと、乗りかごの昇降に合わせて回転する回転体の回転に応じた信号を出力する信号発生器と、昇降路に少なくとも1以上配置された位置検出部材を検出する、乗りかごに設置された位置検出装置と、乗りかごが昇降路の端階とその隣接階との間の所定位置を通過したことを検出する端階検出装置と、位置演算機能により位置検出装置の検出結果及び信号発生器から出力される信号に基づいて乗りかごの昇降路における絶対位置を演算し、絶対位置に基づいて乗りかごの昇降時の速度を制御するエレベーター制御装置と、を備える。
エレベーター制御装置は、絶対位置の演算が不可能な状態である位置演算不能状態から絶対位置の演算が可能な状態である位置演算可能状態に復帰した後、乗りかごを端階へ移動させる際に、移動開始後の乗りかごの移動距離を演算し、その移動距離が距離設定値を超えている場合には乗りかごの速度を増速し、端階検出装置により乗りかごが端階付近の所定位置を通過したときの乗りかごの速度が速度設定値を超えている場合には、乗りかごを速度設定値以下に強制減速させる制御を行う。
本発明の少なくとも一態様によれば、絶対位置情報を喪失した可能性のあるエレベーターの乗りかごを端階に安全且つ早急に到着させることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの全体構成例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る位置検出用の遮蔽板と位置検出装置、及び端階検出用の遮蔽板と端階検出装置の配置の例を示す説明図である。 図1のエレベーター装置が備えるコンピューターのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のエレベーター制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの走行速度曲線の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る位置検出器故障検出処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<1.一実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの全体構成例を示す概略図である。図1に示したエレベーター100の構成は一般的なものであるが、本発明が適用されるエレベーターはこの例に限定されない。以下、エレベーター100の構成について簡単に説明する。
エレベーター100は、制御盤2、モーター4、及び、主ロープ7を介して釣り合い錘9に接続された乗りかご8を備える。エレベーター100は、三相交流電源1から供給される電力を制御盤2内のエレベーター制御装置3で制御してモーター4に供給し、モーター4を駆動させる。そして、モーター4の駆動軸部に連結されたシーブ5(巻上機)から主ロープ7を介して供給される駆動力によって、昇降路101内を乗りかご8と釣り合い錘9が昇降する。
シーブ5の回転軸部には、該回転軸部の回転に応じてパルス信号を出力するモーターロータリーエンコーダー6(信号発生器の一例)が取り付けられている。モーターロータリーエンコーダー6が出力するパルス信号から、モーター4の回転方向や乗りかご8の昇降路101における位置などが計算される。後述する図4では、モーターロータリーエンコーダーを「モーターRE」と記している。
乗りかご8にはガバナロープ12が連結されており、ガバナロープ12はガバナプーリ13に掛けられている。乗りかご8の昇降と同期して、乗りかご8に連結されたガバナロープ12が動き、ガバナプーリ13を回転させる。ガバナプーリ13の回転軸部には、該回転軸部の回転に応じてパルス信号を出力するガバナロータリーエンコーダー14(信号発生器の一例)が取り付けられている。ガバナロータリーエンコーダー14が出力するパルス信号(ガバナプーリ13の回転量)から、乗りかご8の位置や速度などが計算される。後述する図4では、ロータリーエンコーダーを「ロータリーRE」と記している。
乗りかご8には、昇降路101内の最上階、最下階、中間階に設置された遮蔽板11U,11M,11L(図2参照)を検出することによって、乗りかご8が該当階床に存在又は通過したことを検出する位置検出装置10Aが取り付けられている。遮蔽板11U,11Lは、乗りかご8が端階に着床する前に検出されるように配置されている。遮蔽板11U,11M,11Lを区別しない場合には「遮蔽板11」と記す。遮蔽板11は位置検出部材の一例である。位置検出装置10Aは乗りかご8の上部に設けられ、光を出射して遮蔽板11からの反射光を検出する。位置検出装置10Aは、遮蔽板11の検出結果に応じた出力信号をエレベーター制御装置3に出力する。遮蔽板11の検出結果に応じた出力信号をエレベーター制御装置3に出力する。
また、乗りかご8には、昇降路101内の最上階及び最下階付近の所定位置に設置された遮蔽板15U,15L(図2参照)を検出することによって、乗りかご8が端階付近の所定位置に存在又は通過したことを検出する端階検出装置10Bが取り付けられている。遮蔽板15U,15Lを区別しない場合には「遮蔽板15」と記す。遮蔽板15は端階検出部材の一例である。端階検出装置10Bも乗りかご8の上部に設けられ、光を出射して遮蔽板15からの反射光を検出する。端階検出装置10Bは、遮蔽板15の検出結果に応じた出力信号をエレベーター制御装置3に出力する。
さらに、昇降路101の最下部には、乗りかご8が昇降路101の最下部に衝突する衝撃を和らげるための緩衝器16が設置されている。
[絶対位置検出及び端階検出の説明]
図2は、遮蔽板11と位置検出装置10A、及び遮蔽板15と端階検出装置10Bの配置の例を示す説明図である。
位置検出用の遮蔽板11は、一般に昇降路101の垂直方向に沿って、各階床(乗り場)のドア開閉が許可されるドアゾーンに対応して配置される。最上階の遮蔽板11U、中間階の遮蔽板11M,・・・,11M、最下階の遮蔽板11Lは、長さ及び/又は形状が異なる。これらの遮蔽板11U,11M,11Lを、遮蔽板11U,11M,11L上を移動する位置検出装置10Aで検出する。乗りかご10Aが移動して、位置検出装置10Aが遮蔽板11と対向した位置にあるとき、位置検出装置10Aは遮蔽板11からの反射光を検出する。各遮蔽板11の長さや形状を階床毎に変えることで、乗りかご8がその階の所定の基準位置にあることを検出する。なお、遮蔽板11からの反射光を検出する代わりに、昇降路101内に設けられたバーコード等の他の位置検出部材を光学的又はその他の方法で各階床を検出してもよい。
端階検出用の遮蔽板15は、昇降路101の垂直方向に沿って、遮蔽板11の列と異なる直線上に配置される。遮蔽板15Lは、最下階(FLn)に対応する遮蔽板11Lとその隣接階(FLn+1)との間に設置される(図1)。また遮蔽板15Uは、最上階に対応する遮蔽板11Uとその隣接階との間に設置される。遮蔽板15U,15Lは、長さ及び/又は形状が異なる。端階検出装置10Bも遮蔽板15と対向した位置にあるとき、遮蔽板15からの反射光を検出する。なお、遮蔽板15からの反射光を検出する代わりに、昇降路101内に設けられたバーコード等の他の位置検出部材を光学的又はその他の方法で端階を検出してもよい。
[エレベーター装置のハードウェア構成]
図3は、エレベーター制御装置3が備えるコンピューターのハードウェア構成例を示すブロック図である。
エレベーター制御装置3は、バス24にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23を備える。さらに、エレベーター制御装置3は、表示部25、操作部26、不揮発性ストレージ27、ネットワークインターフェース28を備える。
CPU21は、本実施形態に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM22から読み出して実行する。RAM23には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
エレベーター制御装置3のコンピューターは、CPUの他に、マイクロコントローラー、DSPを備えた演算処理装置、FPGA(ロジック回路)などのプログラミングにより処理論理を実装可能な電子式の処理装置などで構成ことができる。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイモニタであり、コンピューターで行われる処理の結果等を表示する。操作部26には、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネル等が用いられ、ユーザーが所定の操作入力、指示を行うことが可能である。
不揮発性ストレージ27には、OS(Operating System)や各種のパラメータの他に、コンピューターを機能させるためのプログラムが記録されていてもよい。また、不揮発性ストレージ27に、テーブル、ファイル等の情報が記録されていてもよい。例えば不揮発性ストレージ27には、絶対位置データが記録されている。絶対位置は、昇降路101内における基準位置(本実施形態では最下階)からの距離に相当する。不揮発性ストレージ27としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等が用いられる。
ネットワークインターフェース28には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、LAN等のネットワークを介して各装置間で各種のデータを送受信することが可能である。
[エレベーター制御装置の機能構成]
次に、正確な絶対位置情報を喪失した(もしくは、その可能性がある)乗りかご8が最下階に向けて安全に走行するための機能構成を詳細に説明する。
図4は、制御盤2のエレベーター制御装置3の機能構成例を示すブロック図である。CPU21がROM22又は不揮発性ストレージ27に記録された制御プログラムを実行することにより、図4に示す各部の機能が実現される。
エレベーター制御装置3は、位置演算部31、速度演算部32、記憶部33、比較部34、及び速度指令部35を備え、制御盤2内のインバーター36に速度指令を出力する。そして、三相交流電源1から供給された電力の変換を行うインバーター36が、速度指令部35から受信した速度指令に基づいてモーター4へ電力(駆動信号)を供給することで、乗りかご8の運行が制御される。
位置演算部31は、位置検出装置10Aと、モーターロータリーエンコーダー6及び/又はガバナロータリーエンコーダー14のパルスカウント数とを基に、位置演算値(絶対位置)を算出する。位置演算部31は、位置検出装置10Aの遮蔽板11の検出結果から現在の階床(現在位置)を検出し、現在位置といずれかのロータリーエンコーダーから出力される信号(パルスカウント数)とに基づいて、乗りかご8の昇降路101における絶対位置を演算する。また、位置演算部31は、位置演算が不可能な状態である位置演算不能状態から位置演算が可能な状態である位置演算可能状態に復帰した後、端階へ向かって移動を開始した乗りかごの移動距離(距離演算値)を演算する。
速度演算部32は、端階検出装置10Bにより乗りかご8が端階に位置することが検出されたとき(通過したとき)の乗りかご8の走行速度(速度演算値)を演算する。本実施形態では端階として最下階を例に説明するが、最上階の場合でも同様である。
記憶部33は、位置演算機能が位置演算可能状態に復帰後に最下階へ移動を開始してからの乗りかご8の移動距離と比較するための距離設定値と、乗りかご8の端階検出時の速度演算値と比較するための速度設定値を記憶する。速度設定値は、乗りかご8が最下階側の遮蔽板15Lを通過時において乗りかご8が最下階に確実に停止できる速度である。また記憶部33には、絶対位置データとして、端階(最下階)から各遮蔽板11までの絶対位置が登録されたテーブルが格納されている。記憶部33は、不揮発性ストレージ27もしくはROM22である。
比較部34は、位置演算部31で演算された乗りかご8の距離演算値と記憶部33に記憶されている距離設定値とを比較する。また、比較部34は、速度演算部32で演算された乗りかご8の速度演算値と記憶部33に記憶されている速度設定値とを比較する。比較部34は、これらの比較結果を速度指令部35に出力する。
速度指令部35は、乗りかご8の距離演算値が距離設定値を超えている場合には、乗りかご8の速度を増速する制御を行う。具体的には速度指令部35は、乗りかご8の距離演算値が距離設定値以下である場合には、制限速度A(第1の速度)の速度指令をインバーター36に出力する。制限速度Aは、乗りかご8が最下階の遮蔽板11Lを通過してから乗りかご8が最下階に確実に停止できる速度である。一方、速度指令部35は、距離演算値が距離設定値を超えている場合には、制限速度A及び速度設定値よりも速い制限速度B(第2の速度)の速度指令をインバーター36に出力する。また、乗りかご8の端階検出時の速度演算値が速度設定値を超えている場合には、インバーター36に強制減速指令を出力し、乗りかご8を上記速度設定値以下に減速させる制御を行う。制限速度Aは、速度設定値以下とする。
上述したとおり、乗りかご8の絶対位置は位置検出装置10Aとモーターロータリーエンコーダー6及び/又はガバナロータリーエンコーダー14のパルスカウント数を基に、位置演算部31により演算される位置演算値によって把握している。
制御盤2の電源が遮断されると、位置演算部31による位置演算を行うことができず、正確な絶対位置を把握できない。そのため、復電時に位置検出装置10Aが最上階または最下階FLnの遮蔽板11L,11U(図2)を検出していない限り、エレベーター制御装置3(CPU21)は絶対位置情報を喪失したと判断し、絶対位置を把握するため最下階に向けて乗りかご8の走行を開始する。
この際、乗りかご8の速度を増速させつつ乗りかご8の緩衝器16への衝突を防ぐ手段として、端階検出装置10Bを用いる。端階検出装置10Bが乗りかご8が端階付近の所定位置を通過したことを検出した際の速度を速度演算部32により演算し、速度演算値と記憶部33に記憶している速度設定値とを比較部34により比較する。そして、乗りかご8の速度演算値が速度設定値を超える場合には、速度指令部35がインバーター36に強制減速指令を出し、乗りかご8を最下階FLnに安全に着床させる。
しかし、乗りかご8が端階検出用の遮蔽板15Lよりも最下階寄りに停止している場合もあるため、2つの制限速度A,Bを設定して走行速度を制御する。ここで、制限速度Aに比べて制限速度Bを速く設定する。乗りかご8がある一定距離(即ち距離設定値)以上走行するまでは、制限速度Aにて乗りかご8を走行させ、ある一定距離以上走行した後に、乗りかごの8の速度を制限速度Bに増速させる。
ここで、復電後に乗りかご8の電源遮断直前の絶対位置に基づいて走行速度曲線を計算し、その走行速度曲線に従って乗りかご8の走行速度を増速することを仮定する。
図5はエレベーターの走行速度曲線の例を示し、図中横軸は乗りかご8が走行を開始してからの走行距離、縦軸は乗りかご8の速度を表す。図5に示すように、走行開始位置から乗りかご8の速度を制限速度Aまで増速し、その後速度設定値を超えて制限速度Bまで上げていく。そして、乗りかご8が着床位置である最下階に近くなると減速する。
この際、図5に示すように、端階検出位置(端階検出装置10Bによって乗りかご8が遮蔽板15Lを通過したことを検出したとき)における乗りかご8の速度は最下階に安全に着床できる速度設定値よりも小さくなるよう計算されている。しかし、電源遮断直前と復電後で絶対位置がずれていると、端階が近いにも拘わらず乗りかご8の速度を増速させてしまい、通過時の速度が想定より大きくなる場合が考えられる。
そこで、位置演算部31によって演算された距離演算値と、記憶部33に記憶している距離設定値を比較部34において比較し、その結果によって乗りかご8の速度を制限する。即ち、乗りかご8の走行距離が距離設定値以下である場合には、乗りかご8の速度を増速しないように制御することにより、乗りかご8を最下階FLnに安全に着床させることができる。
なお、距離に対応する情報として、位置検出装置10Aが検出した遮蔽板11の枚数(例えば2枚以上)、またはモーターロータリーエンコーダー6又はガバナロータリーエンコーダー14のパルスカウント数を用いてもよい。遮蔽板11の検出枚数と予め記憶部33に設定した枚数を比較することで一定距離を走行したかどうかを判定する方法は、パルスカウント数を用いた場合と比較して処理負荷が軽減される。なお、遮蔽板11間の距離を予め記憶部33に登録しておくことで、遮蔽板11の検出枚数から乗りかごの走行距離を演算してもよい。
[エレベーターの動作]
図6は、エレベーター制御装置3の動作例を示すフローチャートである。CPU21がROM22又は不揮発性ストレージ27に記録された制御プログラムを読み出して実行することにより、図6に示すフローチャートが実現される。以下では、制御盤2の電源が遮断され、位置演算部31が位置演算不能状態になったことを想定する。
エレベーター制御装置3(CPU21)は、復電したかどうか、即ち位置演算不能状態から回復したかどうかを判断し(S1)、復電していない場合には(S1のNO)、フローチャートの一連の処理を終了する。
一方、復電している場合には(S1のYES)、エレベーター制御装置3は、位置検出装置10Aが端階(最上階又は最下階)の遮蔽板11U,11Lを検出しているかどうかを判断する(S2)。ここで、エレベーター制御装置3は、位置検出装置10Aが端階の遮蔽板11U,11Lを検出している場合には(S2のYES)、乗りかご8が端階に停止しているので、エレベーター制御装置3は、記憶部33から絶対位置データを読み出してエレベーター100を正常に復帰させる(S11)。
また、位置検出装置10Aが端階の遮蔽板11Lを検出していない場合には(S2のNO)、エレベーター制御装置3は絶対位置情報を喪失したと判断し、速度指令部35により最下階に向けて制限速度Aで乗りかご8の走行を開始する(S3)。
次に、エレベーター制御装置3は、端階検出装置10Bが最下階付近に設置された端階検出用の遮蔽板15Lを検出したかどうかを判定する(S4)。ここで、エレベーター制御装置3は、遮蔽板15Lを検出したと判定した場合には(S4のYES)、ステップS8の判定処理に進む。
一方、ステップS4において遮蔽板15Lが検出されなかった場合には(S4のNO)、エレベーター制御装置3は、乗りかご8がある一定距離即ち距離設定値を超える距離を走行したかどうかを判定する(S5)。具体的には、エレベーター制御装置3は、位置演算部31により乗りかご8が走行を開始してからの走行距離を演算し、比較部34により距離演算値と記憶部33の距離設定値とを比較する。
乗りかご8が距離設定値を超える距離を走行した場合には(S5のYES)、エレベーター制御装置3は、速度指令部35により乗りかご8の速度を制限速度Bに増速し(S6)、ステップS4の判定処理に戻る。
一方、乗りかご8の走行した距離が距離設定値以下である場合には(S5のNO)、エレベーター制御装置3は、位置検出装置10Aが最下階の遮蔽板11Lを検出したかどうかを判定する(S7)。ここで、最下階の遮蔽板11Lが検出されなかった場合には(S7のNO)、エレベーター制御装置3は、ステップS4の判定処理に戻る。また、最下階の遮蔽板11Lが検出された場合には(S7のYES)、エレベーター制御装置3は、ステップS10の処理に進む。
次に、端階検出用の遮蔽板15Lが検出された場合(S4のYES)には、エレベーター制御装置3は、最下階の遮蔽板15Lを検出時の乗りかご8の速度を速度演算部32により演算する。そして、エレベーター制御装置3は、比較部34により乗りかご8の速度演算値と記憶部33の速度設定値とを比較する(S8)。
そして、エレベーター制御装置3は、乗りかご8の速度演算値が速度設定値よりも大きい場合には(S8のYES)、速度指令部35によりインバーター36に強制減速指令を出力し、乗りかご8を最下階に着床させる制御を行う(S9)。
一方、エレベーター制御装置3は、乗りかご8の速度演算値が速度設定値以下である場合(S8のNO)、又はステップS7のYESの場合には、速度指令部35により例えば図5のような走行速度曲線に従って速度指令を出力し、乗りかご8を最下階に通常着床させる制御を行う(S10)。
ステップS9又はS10の処理が終了後、乗りかご8が最下階に停止しているので、エレベーター制御装置3は、記憶部33から絶対位置データを読み出してエレベーター100を正常に復帰させる(S11)。
上述した一実施形態によれば、復電後、停止していた乗りかご8を最下階へ移動させる際に、移動開始後の乗りかご8の移動距離を演算し、その移動距離が距離設定値を超えている場合には乗りかご8の速度を増速する。そして、端階検出装置10Bにより乗りかご8が最下階付近の所定位置を通過したときの乗りかご8の速度が速度設定値を超えている場合には、乗りかご8を速度設定値以下に強制減速させる制御を行う。
即ち、乗りかご8が最下端付近に停止していない場合には乗りかご8を速度設定値より速い制限速度Bに増速して走行させ、乗りかご8を早急に最下階に到着させることができる。また、端階付近の所定位置を通過時の乗りかご8の速度が速度設定値を超えている場合には、強制減速指令を発令することにより、絶対位置情報に誤差が生じていた場合でも、乗りかご8を安全に最下階に到着させることができる。
また、乗りかご8が最下端付近に停止している場合には乗りかご8の速度を増速しないことにより、乗りかご8が最下階で停止できない事態が回避され、乗りかご8を安全に最下階に到着させることができる。それにより、絶対位置情報に誤差が生じていた場合でも、乗りかご8を安全に最下階に到着させることができる。この場合は、乗りかご8の最下階までの走行距離が短いため最下階までに要する走行時間は少なく、増速しないことの不利益は極めて小さい。
このように、本実施形態によれば、電源遮断等によって絶対位置情報を喪失した可能性のあるエレベーター100の乗りかご8を最下階に安全且つ早急に到着させることができる。それにより、絶対位置情報を喪失した可能性のある乗りかご8が、緩衝器16に衝突することを防止できる。
本実施形態は、復電後に乗りかご8を最下階へ走行させる構成としたが、乗りかご8を最上階へ向けて走行させて、絶対位置情報を再取得する構成とすることも可能である。
位置演算部31による絶対位置の演算が不能となる場合として、電源遮断の他、CPU21やROM22、RAM23等のメモリが故障した場合、各ロータリーエンコーダーの故障等により各ロータリーエンコーダーから出力信号が得られない場合などがある。エレベーター制御装置3は、CPU21の異常を検出するウォッチドッグタイマや、電源異常を監視する回路を有する。またCPU21やメモリの処理異常を検出するために、CPU21やメモリを2重化して相互比較を可能にしてもよい。
<2.その他>
さらに、本発明は上述した各実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることは可能である。また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、ガバナロータリーエンコーダー14は、ガバナプーリ13の軸へ取り付ける方式やガバナプーリ13に押し当てる方式としてもよい。また、一実施形態のエレベーター100は、説明を明瞭とするために1:1ローピングのエレベーターを図示したが、2:1ローピングのエレベーターにも応用できる。
また、端階検出装置は、カムスイッチ(リミットスイッチ)等の機械式スイッチを利用して構成してもよい。この場合、最下階及び最上階付近に機械式スイッチを利用した端階検出装置を設け、乗りかご8に設けた突起物等の位置検出部材の接触を検出することにより、乗りかご8が端階付近に存在することを検出する。
また、上記の各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1…三相交流電源、 2…制御盤、 3…エレベーター制御装置、 4…モーター、 5…シーブ、 6…モーターロータリーエンコーダー、 7…主ロープ、 8…乗りかご、 9…釣り合い錘、 10A…位置検出装置、 10B…端階検出装置、 11L,11M,11U…遮蔽板、 12…ガバナロープ、 13…ガバナプーリ、 14…ガバナロータリーエンコーダー、 15L,15U…遮蔽板、 16…緩衝器、 21…CPU、 27…不揮発性ストレージ、 31…位置演算部、 32…速度演算部、 33…記憶部、 34…比較部、 35…速度指令部、 36…インバーター、 100…エレベーター、 101…昇降路

Claims (8)

  1. 昇降路を昇降する乗りかごと、
    前記乗りかごの昇降に合わせて回転する回転体の回転に応じた信号を出力する信号発生器と、
    昇降路に少なくとも1以上配置された位置検出部材を検出する、前記乗りかごに設置された位置検出装置と、
    前記乗りかごが昇降路の端階とその隣接階との間の所定位置を通過したことを検出する端階検出装置と、
    位置演算機能により前記位置検出装置の検出結果及び前記信号発生器から出力される信号に基づいて前記乗りかごの前記昇降路における絶対位置を演算し、前記絶対位置に基づいて前記乗りかごの昇降時の速度を制御するエレベーター制御装置と、を備え、
    前記エレベーター制御装置は、前記絶対位置の演算が不可能な状態である位置演算不能状態から前記絶対位置の演算が可能な状態である位置演算可能状態に復帰した後、前記乗りかごを端階へ移動させる際に、移動開始後の前記乗りかごの移動距離を演算し、その移動距離が距離設定値を超えている場合には前記乗りかごの速度を増速し、前記端階検出装置により前記乗りかごが端階付近の所定位置を通過したときの前記乗りかごの速度が速度設定値を超えている場合には、前記乗りかごを前記速度設定値以下に強制減速させる制御を行う
    エレベーター。
  2. 前記速度設定値は、前記乗りかごが端階に停止できる速度であり、
    前記エレベーター制御装置は、前記位置演算不能状態から前記位置演算可能状態に復帰した後、端階へ向かって移動を開始した前記乗りかごを前記速度設定値以下の第1の速度で移動させ、前記乗りかごの移動距離が前記距離設定値を超えている場合には前記乗りかごの速度を前記速度設定値よりも大きい第2の速度に増速する
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. 前記乗りかごの絶対位置の情報を記憶する記憶部を、更に備え、
    前記エレベーター制御装置は、前記位置演算可能状態に復帰した後、前記位置演算不能状態となる直前に前記記憶部に記憶されていた前記乗りかごの絶対位置に基づいて前記乗りかごの速度を計算する
    請求項1に記載のエレベーター。
  4. 前記エレベーター制御装置は、前記位置検出装置が検出した前記位置検出部材の個数を元に前記乗りかごの移動距離を演算する
    請求項1に記載のエレベーター。
  5. 前記エレベーター制御装置は、前記乗りかごを走行させるモーターの回転に応じて前記信号発生器が出力した信号に含まれるパルス数を元に前記乗りかごの移動距離を演算する
    請求項1に記載のエレベーター。
  6. 前記エレベーター制御装置は、前記乗りかごと連結されたガバナプーリの回転に応じて前記信号発生器が出力した信号に含まれるパルス数を元に前記乗りかごの移動距離を演算する
    請求項1に記載のエレベーター。
  7. 前記昇降路の最下部に設けられた、前記乗りかごが衝突した際の衝撃を和らげる緩衝器を、更に備える
    請求項1に記載のエレベーター。
  8. 前記端階は最下階である
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のエレベーター。
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