JP2018117098A - 積層コンデンサ及び電子部品装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できると共に、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる積層コンデンサ及び電子部品装置を提供する積層コンデンサ及び電子部品装置を提供する。【解決手段】積層コンデンサ1は、素体2内において一方の主面2c側の領域に配置された第1内部電極12と第3内部電極16とで構成される第1容量部C1と、素体2内において他方の主面2d側の領域に配置された第2内部電極14と第3内部電極16とで構成される第2容量部C2と、第1容量部C1と第2容量部C2とを分離する分離部Dと、を有し、分離部Dにおける電界強度は、第1容量部C1における第1内部電極12と第3内部電極16との電界強度、及び、第2容量部C2における第2内部電極14と第3内部電極16との電界強度よりも小さい。【選択図】図5

Description

本発明は、積層コンデンサ及び電子部品装置に関する。
従来の積層コンデンサとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されている積層コンデンサは、表面に電極パターンを配設した誘電体層を複数積層し、内部に複数の並列接続されたコンデンサ成分が形成された積層型セラミックコンデンサであり、セラミック誘電体層に配設した電極パターンの一部は、並列接続されたコンデンサ成分の各々が少なくとも2つのコンデンサ成分を直列接続して形成されるように複数に分割されている。
特開平7−135124号公報
従来の積層コンデンサでは、少なくとも2つのコンデンサ成分を直列に接続することにより、耐電圧性の向上を図っている。しかしながら、従来の積層コンデンサでは、並列接続されたコンデンサ成分のうちの一つのコンデンサ成分に、例えばショートなどの不具合が発生した場合であっても、他のコンデンサ成分に影響を与えない。そのため、従来の積層コンデンサでは、コンデンサ成分に不具合が生じた場合であっても静電容量及び耐電圧が確保されるため、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができない。
積層コンデンサは、回路基板などに実装された際、素体にクラックが生じることがある。クラックは、回路基板に実装される素体の実装面側に配置された外部電極を起点として発生し得る。従来の積層コンデンサでは、1つの誘電体層上に、互いに異なる外部電極に電気的に接続される2つの電極パターンが配置されている。この構成では、2つの外部電極の両方側からクラックが発生した場合、実装面側に配置された2つの電極パターンの両方が破損し得る。これにより、従来の積層コンデンサでは、全てのコンデンサ成分に不具合が生じ得る。
本発明の一側面は、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できると共に、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる積層コンデンサ及び電子部品装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る積層コンデンサは、複数の絶縁体層が積層されていると共に、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、一対の端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、複数の内部電極は、第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、互いに電気的に接続された複数の第3内部電極と、を含み、素体内において一方の主面側の領域に配置された第1内部電極と第3内部電極とで構成される第1容量部と、素体内において他方の主面側の領域に配置された第2内部電極と第3内部電極とで構成される第2容量部と、一対の主面の対向方向において第1容量部と第2容量部との間に設けられ、第1容量部と第2容量部とを分離する分離部と、を有し、分離部における電界強度は、第1容量部における第1内部電極と第3内部電極との電界強度、及び、第2容量部における第2内部電極と第3内部電極との電界強度よりも小さい。
本発明に一側面に係る積層コンデンサでは、第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と第3内部電極とにより、第1容量部が構成されており、第2外部電極に接続された第2内部電極と第3内部電極とにより第2容量部が構成されている。複数の第3内部電極は、互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサは、2つのコンデンサ成分が直列に接続された構成を有している。したがって、積層コンデンサでは、耐電圧性の向上が図れる。積層コンデンサは、第1容量部と第2容量部とを分離する分離部を有しており、分離部における電界強度は、第1容量部における第1内部電極と第3内部電極との電界強度、及び、第2容量部における第2内部電極と第3内部電極との電界強度よりも小さい。したがって、積層コンデンサでは、第1容量部と第2容量部との間において絶縁破壊などが生じることを抑制できる。その結果、積層コンデンサでは、耐電圧性の向上を図れる。
本発明の一側面に係る積層コンデンサでは、複数の第3内部電極は、互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサでは、例えば、第1容量部に不具合が生じた場合には、静電容量及び抵抗値に変化が生じる。そのため、積層コンデンサでは、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができる。
本発明の一側面に係る積層コンデンサは、第1内部電極は、素体内において一方の主面側の領域に配置されており、第2内部電極は、素体内において他方の主面側の領域に配置されている。これにより、積層コンデンサでは、第1容量部が一方の主面側に形成され、第2容量部が他方の主面側に形成される。そのため、例えば、他方の主面を実装面として積層コンデンサを実装した場合、第1外部電極及び第2外部電極の両方側から素体にクラックが発生した場合であっても、第2内部電極は破損し得るが、一方の主面側に配置された第1内部電極の破損を回避し得る。したがって、積層コンデンサでは、第1容量部を保護することが可能となる。このように、積層コンデンサでは、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
一実施形態においては、分離部は、対向方向において対向する一対の第3内部電極の間に配置されていてもよい。この構成では、互いに電気的に接続された第3内部電極の間に分離部が設けられているため、分離部における電界強度を「0(ゼロ)」にすることができる。したがって、第1容量部と第2容量部との間において絶縁破壊などが生じることをより一層抑制できる。その結果、耐電圧性の向上をより一層図れる。
一実施形態においては、第1内部電極、第2内部電極及び第3内部電極のうちの少なくとも1つの内部電極と同じ層において当該内部電極とは離間して配置されると共に、当該内部電極が接続されている第1外部電極又は第2外部電極とは異なる外部電極に接続されているダミー電極を備えていてもよい。この構成では、外部電極とダミー電極とが接合されるため、素体と第1外部電極及び/又は第2外部電極との接合強度を確保できる。
一実施形態においては、素体の他方の主面は実装面であり、素体の一対の側面側に配置され、複数の第3内部電極と電気的に接続された第3外部電極を備え、第1外部電極、第2外部電極及び第3外部電極のそれぞれは、実装面に配置された電極部分を有し、第3外部電極における電極部分の対向方向における厚さは、第1外部電極及び第2外部電極それぞれにおける電極部分の対向方向における厚さよりも小さくてもよい。この構成では、積層コンデンサを回路基板などに実装したときに、第1外部電極及び第2外部電極の電極部分の厚さが大きいため、第3外部電極の電極部分が回路基板などに接触することを抑制できる。したがって、第1外部電極及び/又は第2外部電極と第3外部電極とが電気的に接続されることを抑制できる。そのため、一実施形態に係る積層コンデンサでは、第1容量部と第2容量部とが直列に接続された構成にできる。
一実施形態においては、第1外部電極及び第2外部電極それぞれの電極部分において一対の端面の対向方向で内側に位置する縁と、当該電極部分を有する第1外部電極又は第2外部電極が配置されている端面との間の距離をBL、実装面と第1容量部との間の距離をBLとした場合、BL<GL×0.36の関係を満たす。積層コンデンサを回路基板などに実装した場合において、回路基板が撓むと、第1外部電極及び/又は第2外部電極の電極部分の上記縁に対応する位置から素体にクラックが生じることがある。このクラックは、電極部分の縁に対応する位置から所定の角度を成して生じ得る。一実施形態に係る積層コンデンサでは、上記BL<GL×0.36の関係を満たすことにより、素体にクラックが発生した場合であっても、クラックが第1容量部まで到達することを抑制できる。したがって、クラックが第1容量部に影響を与えることを抑制できる。その結果、一実施形態に係る積層コンデンサでは、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
本発明の一側面に係る電子部品装置は、上述の積層コンデンサと、積層コンデンサが実装される電子部品と、を備え、積層コンデンサの第1外部電極及び第2外部電極のそれぞれは、電子部品の導電体に電気的に接続されており、積層コンデンサの第3外部電極は、電子部品の導電体に電気的に接続されていない。
本発明の一側面に係る電子部品装置では、積層コンデンサの第3外部電極は、電子部品の導電体に電気的に接続されていない。そのため、第1外部電極及び/又は第2外部電極と第3外部電極とが電気的に接続されることを抑制できる。したがって、電子部品装置では、積層コンデンサにおいて、第1容量部と第2容量部とが直列に接続された構成にできる。
本発明の一側面によれば、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できると共に、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる積層コンデンサ及び電子部品装置を提供する。
図1は、一実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。 図2は、積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図3(a)は、積層コンデンサの断面構成を示す図であり、図3(b)は、積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図4は、素体の分解斜視図である。 図5は、積層コンデンサの構成を示す断面図である。 図6は、積層コンデンサの実装構造を示す斜視図である。 図7は、他の実施形態に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図8は、他の実施形態に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図9は、他の実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。 図10(a)は、他の実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図であり、図10(b)は、図10(a)の積層コンデンサの断面構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1〜図3に示されるように、積層コンデンサ1は、素体2と、素体2の外表面に配置された第1外部電極3、第2外部電極4、第1接続電極5及び第2接続電極6と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、その外表面として、互いに対向している一対の端面2a,2bと、互いに対向している一対の主面2c,2dと、互いに対向している一対の側面2e、2fと、を有している。一対の主面2c,2dが対向している対向方向が第1方向D1である。一対の端面2a,2bが対向している対向方向が第2方向D2である。一対の側面2e,2fが対向している対向方向が第3方向D3である。本実施形態では、第1方向D1は、素体2の高さ方向である。第2方向D2は、素体2の長手方向であり、第1方向D1と直交している。第3方向D3は、素体2の幅方向であり、第1方向D1と第2方向D2とに直交している。
一対の端面2a,2bは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の端面2a,2bは、第3方向D3(一対の主面2c,2dの短辺方向)にも延びている。一対の側面2e,2fは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の側面2e,2fは、第2方向D2(一対の端面2a,2bの長辺方向)にも延びている。本実施形態では、主面2dは、図5に示されるように、積層コンデンサ1を他の電子機器(例えば、回路基板、又は、電子部品など)に実装する際、他の電子機器と対向する実装面として規定される。
素体2は、一対の主面2c,2dが対向している方向に複数の誘電体層(絶縁体層)10が積層されて構成されている。素体2では、複数の誘電体層10の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する。)が第1方向D1と一致する。各誘電体層10は、例えば誘電体材料(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の素体2では、各誘電体層10は、各誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
積層コンデンサ1は、図2〜図4に示されるように、素体2内に配置されている内部導体として、複数の第1内部電極12と、複数の第1ダミー電極13と、複数の第2内部電極14と、複数の第2ダミー電極15と、複数の第3内部電極16と、を備えている。本実施形態では、複数の第1内部電極12の数(ここでは3個)は、複数の第2内部電極14の数と同じである。
複数の第1内部電極12、複数の第1ダミー電極13、複数の第2内部電極14、複数の第2ダミー電極15及び複数の第3内部電極16は、積層型の電気素子の内部電極として通常用いられる導電性材料(たとえば、Ni又はCuなど)からなる。複数の第1内部電極12、複数の第1ダミー電極13、複数の第2内部電極14、複数の第2ダミー電極15及び複数の第3内部電極16は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
第1内部電極12、第2内部電極14及び第3内部電極16は、素体2の高さ方向において異なる位置(層)に配置されている。第1内部電極12と第3内部電極16とは、素体2内において、第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。第2内部電極14と第3内部電極16とは、素体2内において、第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。第1内部電極12と第1ダミー電極13とは、素体2内において、同じ位置(層)に配置されている。第2内部電極14と第2ダミー電極15とは、素体2内において、同じ位置(層)に配置されている。
図2に示されるように、複数の第1内部電極12は、素体2の第1方向D1において、一方の主面2c側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第1内部電極12は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、一方の主面2c側の領域に配置されている。
図4に示されるように、各第1内部電極12は、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。第1内部電極12の長手方向の一端は、一方の端面2aに露出している。第1内部電極12の長手方向の他端は、他方の端面2bよりも一方の端面2a側に位置しており、他方の端面2bから離間している。第1内部電極12は、他方の端面2b、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第1内部電極12は、一方の端面2aに露出した端部が第1外部電極3に電気的に接続されている。
各第1ダミー電極13は、第2方向D2が短手方向であると共に第3方向D3が長手方向である矩形形状を呈している。第1ダミー電極13の短手方向の一端は、他方の端面2bに露出している。第1ダミー電極13の短手方向の他端は、一方の端面2aよりも他方の端面2b側に位置しており、一方の端面2aから離間している。第1内部電極12と第1ダミー電極13とは、第2方向D2において所定の間隔をあけて配置されている(電気的に絶縁されている)。第1ダミー電極13は、他方の端面2bに露出した端部が第2外部電極4に電気的に接続されている。
図2に示されるように、複数の第2内部電極14は、素体2の第1方向D1において、他方の主面2d側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第2内部電極14は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、他方の主面2d側の領域に配置されている。
図4に示されるように、各第2内部電極14は、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。第2内部電極14の一端は、他方の端面2bに露出している。第2内部電極14の長手方向の他端は、一方の端面2aよりも他方の端面2b側に位置しており、一方の端面2aから離間している。第2内部電極14は、一方の端面2a、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第2内部電極14は、他方の端面2bに露出した端部が第2外部電極4に電気的に接続されている。
各第2ダミー電極15は、第2方向D2が短手方向であると共に第3方向D3が長手方向である矩形形状を呈している。第2ダミー電極15の短手方向の一端は、一方の端面2aに露出している。第2ダミー電極15の短手方向の他端は、他方の端面2bよりも一方の端面2a側に位置しており、他方の端面2bから離間している。第2内部電極14と第2ダミー電極15とは、第2方向D2において所定の間隔をあけて配置されている。第2ダミー電極15は、一方の端面2aに露出した端部が第1外部電極3に電気的に接続されている。
各第3内部電極16は、主電極部16aと、接続部16b,16cと、を含んでいる。主電極部16aは、第1方向D1で素体2の一部(誘電体層10)を介して、第1内部電極12又は第2内部電極14と対向している。主電極部16aは、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。接続部16bは、主電極部16aの一辺(一方の長辺)から延び、一方の側面2eに露出している。接続部16cは、主電極部16aの一辺(他方の長辺)から延び、他方の側面2fに露出している。第3内部電極16は、一対の側面2e,2fに露出し、一対の端面2a,2b、及び、一対の主面2c,2dには露出していない。主電極部16aと、各接続部16b,16cとは、一体的に形成されている。
図1に示されるように、第1外部電極3は、一方の端面2a側に配置されている。第1外部電極3は、端面2aに配置されている電極部分3aと、一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている電極部分3b,3cと、一対の側面2e,2fのそれぞれに配置されている電極部分3d,3eと、を有している。電極部分3aと電極部分3b,3c,3d,3eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1外部電極3は、1つの端面2a、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。電極部分3aは、第1内部電極12の端面2aに露出した部分、及び、第2ダミー電極15の端面2aに露出した部分をすべて覆うように配置されており、第1内部電極12及び第2ダミー電極15は、第1外部電極3に直接的に接続されている。
第2外部電極4は、他方の端面2b側に配置されている。第2外部電極4は、端面2bに配置されている電極部分4aと、一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている電極部分4b,4cと、一対の側面2e,2fのそれぞれに配置されている電極部分4d,4eと、を有している。電極部分4aと電極部分4b,4c,4d,4eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第2外部電極4は、1つの端面2b、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。電極部分4aは、第2内部電極14の端面2bに露出した部分、及び、第1ダミー電極13の端面2bに露出した部分をすべて覆うように配置されており、第2内部電極14及び第1ダミー電極13は、第2外部電極4に直接的に接続されている。
第1接続電極5は、一方の側面2e側において、第2方向D2での中央部分に配置されている。第1接続電極5は、側面2eに配置されている電極部分5aと、一対の主面2c,2dにそれぞれ配置されている電極部分5b,5cと、を有している。電極部分5aと電極部分5b及び電極部分5cとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1接続電極5は、一対の主面2c,2d及び一つの側面2eの三面に形成されている。
電極部分5aは、第3内部電極16の接続部16bの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されており、接続部16bは、第1接続電極5に直接的に接続されている。すなわち、接続部16bは、主電極部16aと電極部分5aとを接続している。これにより、各第3内部電極16は、第1接続電極5に電気的に接続される。
第2接続電極6は、他方の側面2f側において、第2方向D2での中央部分に配置されている。第2接続電極6は、側面2fに配置されている電極部分6aと、一対の主面2c,2dにそれぞれ配置されている電極部分6b,6cと、を有している。電極部分6aと電極部分6b及び電極部分6cとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第2接続電極6は、一対の主面2c,2d及び一つの側面2fの三面に形成されている。
電極部分6aは、第3内部電極16の接続部16cの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されており、接続部16cは、第2接続電極6に直接的に接続されている。すなわち、接続部16cは、主電極部16aと電極部分6aとを接続している。これにより、各第3内部電極16は、第2接続電極6に電気的に接続される。
図3(a)に示されるように、素体2の主面2dに配置された第1外部電極3の電極部分3cにおける第1方向D1での厚さT2と、第2外部電極4の電極部分4cにおける第1方向D1での厚さT3とは、同等である。第1接続電極5の電極部分5cにおける第1方向D1での厚さT1は、第1外部電極3の電極部分3cの厚さT2、及び、第2外部電極4の電極部分4cの厚さT3よりも小さい(T1<T2,T3)。図3(b)に示されるように、素体2の主面2dに配置された第2接続電極6の電極部分6cにおける第1方向D1での厚さT4は、第1外部電極3の電極部分3cの厚さT2及び第2外部電極4の電極部分4cの厚さT3よりも小さい(T4<T2,T3)。第1接続電極5の電極部分5cの厚さT1と、第2接続電極6の電極部分6cの厚さT4とは、同等である(T1=T4)。
図5に示されるように、積層コンデンサ1は、第1容量部C1と、第2容量部C2と、分離部Dと、を有する。第1容量部C1は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第1内部電極12と第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第1容量部C1は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、一方の主面2c側に形成されている。第1容量部C1は、第1コンデンサ成分を形成している。
第2容量部C2は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第2内部電極14と第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第2容量部C2は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、他方の主面2d側に形成されている。第2容量部C2は、第2コンデンサ成分を形成している。
分離部Dは、第1容量部C1と第2容量部C2との間に設けられている。本実施形態では、分離部Dは、第1内部電極12と第2内部電極14との間に設けられている。分離部Dは、誘電体層10が積層されることで構成されている。具体的には、分離部Dは、少なくとも2層以上の誘電体層10が積層されて構成されている。
本実施形態では、分離部Dにおける電界強度は、第1容量部C1における第1内部電極12と第3内部電極16との電界強度、及び、第2容量部C2における第2内部電極14と第3内部電極16との電界強度よりも小さい。
図5に示されるように、第2外部電極4の電極部分4cにおいて第2方向D2で内側に位置する縁4fと端面2bとの第2方向D2での間の距離(第1外部電極3の電極部分3cにおいて第2方向D2で内側に位置する縁3fと端面2aとの第2方向D2での間の距離)をBL、主面2dと第1容量部C1との間の第1方向D1での間の距離(本実施形態では主面2dと第1内部電極12との間の距離)をGLとした場合、積層コンデンサ1は、以下の関係を満たす。
BL<GL×0.36
上記構成を有する積層コンデンサ1は、図6に示されるように、例えば、ランド電極(導電体)L1,L2を備える電子部品100に実装される。具体的には、積層コンデンサ1が電子部品100に実装された電子部品装置110では、積層コンデンサ1の素体2の主面2d(実装面)を下方に位置させると共に、第1外部電極3の電極部分3cとランド電極L1とが対向するように配置し、第2外部電極4の電極部分4cとランド電極L2とが対向するように配置する。第1外部電極3とランド電極L1とをはんだS1により接合し、第2外部電極4とランド電極L2とをはんだS2により接合する。これにより、電子部品装置110では、積層コンデンサ1の第1外部電極3とランド電極L1とが電気的に接続されており、第2外部電極4とランド電極L2とが電気的に接続されている。電子部品装置110では、第1接続電極5及び第2接続電極6は、電子部品100の導電体に電気的に接続されていない。
以上説明したように、本実施形態に係る積層コンデンサ1では、第1外部電極3に電気的に接続された第1内部電極12と第3内部電極16とにより、第1容量部C1が構成されており、第2外部電極4に接続された第2内部電極14と第3内部電極16とにより第2容量部C2が構成されている。複数の第3内部電極16は、互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサ1は、2つのコンデンサ成分(第1コンデンサ成分、第2コンデンサ成分)が直列に接続された構成を有している。したがって、積層コンデンサ1では、耐電圧性の向上が図れる。積層コンデンサ1は、第1容量部C1と第2容量部C2とを分離する分離部Dを有しており、分離部Dにおける電界強度は、第1容量部C1における第1内部電極12と第3内部電極16との電界強度、及び、第2容量部C2における第2内部電極14と第3内部電極16との電界強度よりも小さい。したがって、積層コンデンサ1では、第1容量部C1と第2容量部C2との間において絶縁破壊などが生じることを抑制できる。その結果、耐電圧性の向上を図れる。
本実施形態に係る積層コンデンサ1では、複数の第3内部電極16は、互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサ1では、例えば、第1容量部C1に不具合が生じた場合には、静電容量及び抵抗値に変化が生じる。そのため、積層コンデンサ1では、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができる。
本実施形態に係る積層コンデンサ1では、第1内部電極12は、素体2内において一方の主面2c側の領域に配置されており、第2内部電極14は、素体2内において他方の主面2d側の領域に配置されている。これにより、積層コンデンサ1では、第1容量部C1が一方の主面2c側に形成され、第2容量部C2が他方の主面2d側に形成される。そのため、他方の主面2dを実装面として積層コンデンサ1を実装した場合、第1外部電極3及び第2外部電極4の両方側から素体2にクラックが発生した場合であっても、第2内部電極14は破損し得るが、一方の主面2c側に配置された第1内部電極12の破損を回避し得る。したがって、積層コンデンサ1では、第1容量部C1を保護することが可能となる。このように、積層コンデンサ1では、素体2にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
本実施形態に係る積層コンデンサ1は、第1内部電極12と同じ層において第1内部電極12とは離間して配置されると共に、第1内部電極12が接続されている第1外部電極3とは異なる第2外部電極4に接続されている第1ダミー電極13を備えている。また、積層コンデンサ1は、第2内部電極14と同じ層において第2内部電極14とは離間して配置されると共に、第2内部電極14が接続されている第2外部電極4とは異なる第1外部電極3に接続されている第2ダミー電極15を備えている。この構成では、第1外部電極3と第1ダミー電極13、第2外部電極4と第2ダミー電極15とが接合される。そのため、積層コンデンサ1では、素体2と第1外部電極3及び第2外部電極4との接合強度を確保できる。
本実施形態に係る積層コンデンサ1は、素体2の主面2dが実装面である。積層コンデンサ1は、複数の第3内部電極16と電気的に接続された第1接続電極5及び第2接続電極6を備えている。第1外部電極3、第2外部電極4、第1接続電極5及び第2接続電極6のそれぞれは、実装面に配置された電極部分3c,4c,5c,6cを有している。第1接続電極5及び第2接続電極6における電極部分5c,6cの第1方向D1における厚さT1,T4(図3(a)及び図3(b)参照)は、第1外部電極3及び第2外部電極4それぞれにおける電極部分3c,4cの第1方向D1における厚さT2,T3よりも小さい。この構成では、積層コンデンサ1を回路基板などに実装したときに、第1外部電極3及び第2外部電極4の電極部分3c,4cの厚さT2,T3が第1接続電極5及び第2接続電極6の電極部分5c,6cの厚さT1,T4に比べて大きいため、第1接続電極5及び第2接続電極6が回路基板などに接触することを抑制できる。したがって、第1外部電極3及び/又は第2外部電極4と第1接続電極5及び第2接続電極6とが電気的に接続されることを抑制できる。そのため、積層コンデンサ1では、第1容量部C1と第2容量部C2とが直列に接続された構成にできる。
本実施形態に係る積層コンデンサ1では、第1外部電極3及び第2外部電極4それぞれの電極部分3c,4cにおいて第2方向D2で内側に位置する縁3f,4fと、電極部分3c,4cを有する第1外部電極3又は第2外部電極4が配置されている端面2a,2bとの間の距離をBL、実装面である主面2dと第1容量部C1との間の距離をBLとした場合、
BL<GL×0.36
の関係を満たす。積層コンデンサ1を回路基板などに実装した場合において、回路基板が撓むと、第1外部電極3及び/又は第2外部電極4の電極部分3c,4cの縁3f,4fに対応する位置から素体2にクラックが生じることがある。このクラックは、電極部分3c,4cの縁3f,4fに対応する位置から所定の角度を成して生じ得る。積層コンデンサ1では、上記BL<GL×0.36の関係を満たすことにより、素体2にクラックが発生した場合であっても、クラックが第1容量部C1まで到達することを抑制できる。したがって、クラックが第1容量部C1に影響を与えることを抑制できる。その結果、積層コンデンサ1では、素体2にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、複数の第1内部電極12が主面2c側の領域に配置されており、複数の第2内部電極14が主面2d側の領域に配置されている形態を一例に説明した。すなわち、第1容量部C1が主面2c側の領域に形成され、第2容量部C2が主面2c側の領域に形成される形態を一例に説明した。しかし、複数の第1内部電極12が主面2d側の領域に配置され、複数の第2内部電極14が主面2c側の領域に配置されていてもよい。
上記実施形態では、第1内部電極12と第2内部電極14との間に分離部Dが設けられている形態を一例に説明した。しかし、図7に示されるように、分離部Dは、第1方向D1において対向する一対の第3内部電極16の間に設けられていてもよい。この構成を有する積層コンデンサ1Aでは、互いに電気的に接続された第3内部電極16の間に分離部Dが配置されているため、分離部における電界強度を「0(ゼロ)」にすることができる。したがって、積層コンデンサ1Aでは、第1容量部C1と第2容量部C2との間において絶縁破壊などが生じることをより一層抑制できる。その結果、耐電圧性の向上をより一層図れる。
上記実施形態では、第1内部電極12と同じ位置に第1ダミー電極13が配置されており、第2内部電極14と同じ位置に第2ダミー電極15が配置されている形態を一例に説明した。しかし、ダミー電極は、第1内部電極12及び第2内部電極14の少なくとも一方と同じ位置に配置されていてもよい。また、図8に示される積層コンデンサ1Bのように、第3内部電極16と同じ位置に第3ダミー電極17及び第4ダミー電極18が配置されていてもよい。また、第3内部電極16と同じ位置に、第3ダミー電極17及び第4ダミー電極18の少なくとも一方が配置されていてもよい。また、第1内部電極12、第2内部電極14及び第3内部電極16と同じ位置に、ダミー電極が配置されていてもよい。
上記実施形態では、第1接続電極5が電極部分5a〜5cを有し、電極部分5b,5cが一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている形態を一例に説明した。しかし、図9に示される積層コンデンサ1Cのように、第1接続電極5Aは、素体2の側面2e,2fのみに配置されていてもよい。第1接続電極5Aは、第3内部電極16の接続部16bの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。同様に、第2接続電極6Aは、素体2の側面2fのみに配置されていてもよい。第2接続電極6Aは、第3内部電極16の接続部16cの側面2fに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。
また、図10(a)に示されるように、積層コンデンサ1Dは、接続電極(第3外部電極)を備えていなくてもよい。この場合、図10(b)に示されるように、積層コンデンサ1Dでは、第3内部電極16の接続部16b(16c)がスルーホール導体19により互いに電気的に接続されていればよい。
上記実施形態では、第1外部電極3が、電極部分3a〜3eを有する形態を一例に説明した。しかし、第1外部電極3は、少なくとも、電極部分3a,3cを有していればよい。同様に、第2外部電極4は、少なくとも、電極部分4a,4cを有していればよい。
上記実施形態では、分離部Dが、複数の誘電体層10が積層されることで構成される形態を一例に説明した。しかし、分離部の構成はこれに限定されない。例えば、分離部は、素体において分離部が設けられる部分を、誘電体層10の誘電体材料よりも比誘電率が小さい材料で形成することで構成されていてもよい。
1…積層コンデンサ(電子部品)、2…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面(実装面)、2e,2f…側面、3…第1外部電極、3c…電極部分、3f…縁、4…第2外部電極、4c…電極部分、4f…縁、5…第1接続電極(第3外部電極)、6…第2接続電極(第3外部電極)、12…第1内部電極、13…第1ダミー電極、14…第2内部電極、16…第3内部電極、15…第2ダミー電極、17…第3ダミー電極、18…第4ダミー電極、100…電子部品、110…電子部品装置、C1…第1容量部、C2…第2容量部、D…分離部。

Claims (6)

  1. 複数の絶縁体層が積層されていると共に、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、互いに電気的に接続された複数の第3内部電極と、を含み、
    前記素体内において一方の前記主面側の領域に配置された前記第1内部電極と前記第3内部電極とで構成される第1容量部と、
    前記素体内において他方の前記主面側の領域に配置された前記第2内部電極と前記第3内部電極とで構成される第2容量部と、
    一対の前記主面の対向方向において前記第1容量部と前記第2容量部との間に設けられ、前記第1容量部と前記第2容量部とを分離する分離部と、を有し、
    前記分離部における電界強度は、前記第1容量部における前記第1内部電極と前記第3内部電極との電界強度、及び、前記第2容量部における前記第2内部電極と前記第3内部電極との電界強度よりも小さい、積層コンデンサ。
  2. 前記分離部は、前記対向方向において対向する一対の前記第3内部電極の間に配置されている、請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第1内部電極、前記第2内部電極及び前記第3内部電極のうちの少なくとも1つの内部電極と同じ層において当該内部電極とは離間して配置されると共に、当該内部電極が接続されている前記第1外部電極又は前記第2外部電極とは異なる外部電極に接続されているダミー電極を備える、請求項1又は2に記載の積層コンデンサ。
  4. 前記素体の他方の前記主面は実装面であり、
    前記素体の一対の前記側面側に配置され、複数の前記第3内部電極と電気的に接続された第3外部電極を備え、
    前記第1外部電極、前記第2外部電極及び前記第3外部電極のそれぞれは、前記実装面に配置された電極部分を有し、
    前記第3外部電極における前記電極部分の前記対向方向における厚さは、前記第1外部電極及び前記第2外部電極それぞれにおける前記電極部分の前記対向方向における厚さよりも小さい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
  5. 前記第1外部電極及び前記第2外部電極それぞれの前記電極部分において一対の前記端面の対向方向で内側に位置する縁と、当該電極部分を有する前記第1外部電極又は前記第2外部電極が配置されている前記端面との間の距離をBL、前記実装面と前記第1容量部との間の距離をBLとした場合、
    BL<GL×0.36
    の関係を満たす、請求項4に記載の積層コンデンサ。
  6. 請求項4又は5に記載の積層コンデンサと、
    前記積層コンデンサが実装される電子部品と、を備え、
    前記積層コンデンサの前記第1外部電極及び前記第2外部電極のそれぞれは、前記電子部品の導電体に電気的に接続されており、
    前記積層コンデンサの前記第3外部電極は、前記電子部品の導電体に電気的に接続されていない、電子部品装置。
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