JP7003496B2 - 電子部品装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品装置に関する。
電子部品装置に搭載される電子部品として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されている電子部品は、表面に電極パターンを配設した誘電体層を複数積層し、内部に複数の並列接続されたコンデンサ成分が構成された積層型セラミックコンデンサであり、セラミック誘電体層に配設した電極パターンの一部は、並列接続されたコンデンサ成分の各々が少なくとも2つのコンデンサ成分を直列接続して構成されるように複数に分割されている。
特開平7-135124号公報
従来の電子部品では、少なくとも2つのコンデンサ成分を直列に接続することにより、耐電圧性の向上を図っている。しかしながら、従来の電子部品では、並列接続されたコンデンサ成分のうちの一つのコンデンサ成分に、例えばショートなどの不具合が発生した場合であっても、他のコンデンサ成分に影響を与えない。そのため、従来の電子部品では、コンデンサ成分に不具合が生じた場合であっても静電容量及び耐電圧が確保されるため、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができない。
本発明の一側面は、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる電子部品装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電子部品装置は、電気回路を有する回路基板と、回路基板に実装された電子部品と、を備え、電子部品は、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、一対の端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、複数の内部電極は、第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、複数の第3内部電極のそれぞれは、接続導体によって電気的に接続されており、第1内部電極と第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、第2内部電極と第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、電子部品の第1外部電極及び第2外部電極のみが、回路基板の電気回路に電気的に接続されており、電子部品において、第1容量部と第2容量部とが電気的に直列に接続されている。
本発明の一側面に係る電子部品装置では、電子部品の第1外部電極及び第2外部電極のみが、回路基板の電気回路に電気的に接続されている。電子部品装置では、電子部品において、第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と第3内部電極とにより、第1容量部が構成されており、第2外部電極に接続された第2内部電極と第3内部電極とにより第2容量部が構成されている。複数の第3内部電極は、接続導体により互いに電気的に接続されている。これにより、電子部品は、2つのコンデンサ成分が直列に接続された構成を有している。したがって、電子部品では、耐電圧性の向上が図れる。また、電子部品では、接続導体によって電気的に接続された複数の第3内部電極により第1容量部及び第2容量部が直列に接続されているため、例えば、第1容量部に不具合が生じた場合には、静電容量及び抵抗値に変化が生じる。そのため、電子部品では、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができる。したがって、電子部品を備える電子部品装置では、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる。
一実施形態においては、素体の他方の主面は実装面であり、接続導体は、素体の少なくとも一方の側面側に配置されており、第1外部電極、第2外部電極及び接続導体のそれぞれは、実装面に配置された電極部分を有し、第1外部電極及び第2外部電極それぞれにおける電極部分の一対の主面の対向方向における厚さは、接続導体における電極部分の対向方向における厚さよりも大きくてもよい。この構成では、第1外部電極及び第2外部電極の電極部分よりも先に接続導体の電極部分が回路基板に接触することを回避できる。したがって、電子部品装置では、電子部品の第1外部電極及び第2外部電極を、回路基板に安定的に実装できる。
一実施形態においては、素体の他方の主面は実装面であり、接続導体は、素体の少なくとも一方の側面に配置されていてもよい。この構成では、接続導体が実装面である主面に配置されていない。そのため、電子部品装置では、実装面において接続導体が回路基板と接触する等といった事態を回避できる。したがって、電子部品装置では、電子部品の第1外部電極及び第2外部電極を、回路基板に安定的に実装できる。また、電子部品装置では、第1外部電極及び/又は第2外部電極と接続導体との間で短絡が生じることを抑制できる。
一実施形態においては、接続導体は、素体内に配置されたビア導体であってもよい。この構成では、接続導体が素体から露出しない。そのため、電子部品装置では、接続導体が回路基板と接触する等といった事態を回避できる。したがって、電子部品装置では、電子部品の第1外部電極及び第2外部電極を、回路基板に安定的に実装できる。また、電子部品装置では、第1外部電極及び/又は第2外部電極と接続導体との間で短絡が生じることを抑制できる。
一実施形態においては、第1内部電極及び第2内部電極は、一対の主面の対向方向において同じ位置に配置されており、第3内部電極は、第1内部電極及び第2内部電極のそれぞれと対向して配置されていてもよい。この構成では、第1容量部が一方の端面側の領域に構成され、第2容量部が他方の端面側の領域に構成される。そのため、電子部品では、素体に撓みが生じて素体にクラックが発生した場合であっても、例えば、他方の端面側に配置された第2内部電極は破損し得るが、一方の端面側に配置された第1内部電極の破損を回避し得る。したがって、電子部品では、第1容量部を保護することが可能となる。このように、電子部品では、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
一実施形態においては、第1内部電極は、素体内において一方の主面側に配置されており、第2内部電極は、素体内において他方の主面側に配置されており、第3内部電極は、第1内部電極及び第2内部電極のそれぞれと対向して配置されていてもよい。この構成では、第1容量部が一方の主面側の領域に構成され、第2容量部が他方の主面側の領域に構成される。そのため、他方の主面を実装面として電子部品を実装した場合、第1外部電極及び第2外部電極両方側から素体クラックが発生した場合であっても、第2内部電極は破損し得るが、一方の主面側に配置された第1内部電極の破損を回避し得る。したがって、電子部品では、第1容量部を保護することが可能となる。このように、電子部品では、素体にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
本発明の一側面によれば、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる。
図1は、一実施形態に係る電子部品装置を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。 図3は、図2に示す積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図4(a)及び図4(b)は、図2に示す積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図5は、図2に示す積層コンデンサの素体の分解斜視図である。 図6は、図2に示す積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図7は、図2に示す積層コンデンサの等価回路図である。 図8(a)は、図1に示す電子部品装置の回路基板を示す図であり、図8(b)は、回路基板に積層コンデンサが実装された状態を示す図である。 図9(a)は、変形例に係る電子部品装置の回路基板を示す図であり、図9(b)は、回路基板に積層コンデンサが実装された状態を示す図である。 図10は、第1実施形態の変形例に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図11は、第1実施形態の変形例に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図12は、第1実施形態の変形例に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図13(a)は、第1実施形態の変形例に係る積層コンデンサを示す斜視図であり、図13(b)は、図13(a)の積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図14(a)は、第1実施形態の変形例に係る積層コンデンサを示す斜視図であり、図14(b)は、図14(a)の積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図15は、第2実施形態に係る積層コンデンサの断面構成を示す図である。 図16は、図15に示す積層コンデンサの素体の分解斜視図である。 図17は、図15に示す積層コンデンサの等価回路図である。 図18(a)は、第2実施形態の変形例に係る積層コンデンサを示す斜視図であり、図18(b)は、図18(a)に示す積層コンデンサの断面構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、電子部品装置110は、積層コンデンサ(電子部品)1と、回路基板100と、を備えている。
[第1実施形態]
図2、図3及び図4に示されるように、第1実施形態に係る積層コンデンサ1は、素体2と、素体2の外表面に配置された第1外部電極3、第2外部電極4、第1接続導体5及び第2接続導体6と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、その外表面として、互いに対向している一対の端面2a,2bと、互いに対向している一対の主面2c,2dと、互いに対向している一対の側面2e,2fと、を有している。一対の主面2c,2dが対向している対向方向が第1方向D1である。一対の端面2a,2bが対向している対向方向が第2方向D2である。一対の側面2e,2fが対向している対向方向が第3方向D3である。本実施形態では、第1方向D1は、素体2の高さ方向である。第2方向D2は、素体2の長手方向であり、第1方向D1と直交している。第3方向D3は、素体2の幅方向であり、第1方向D1と第2方向D2とに直交している。
一対の端面2a,2bは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の端面2a,2bは、第3方向D3(一対の主面2c,2dの短辺方向)にも延びている。一対の側面2e,2fは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の側面2e,2fは、第2方向D2(一対の端面2a,2bの長辺方向)にも延びている。本実施形態では、主面2dは、図5に示されるように、積層コンデンサ1を他の電子機器(例えば、回路基板、又は、電子部品など)に実装する際、他の電子機器と対向する実装面として規定される。
素体2は、一対の主面2c,2dが対向している方向に複数の誘電体層(絶縁体層)10が積層されて構成されている。素体2では、複数の誘電体層10の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する。)が第1方向D1と一致する。各誘電体層10は、例えば誘電体材料(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の素体2では、各誘電体層10は、各誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
積層コンデンサ1は、図3及び図4に示されるように、素体2内に配置されている内部導体として、複数の第1内部電極12と、複数の第1ダミー電極13と、複数の第2内部電極14と、複数の第2ダミー電極15と、複数の第3内部電極16と、を備えている。本実施形態では、複数の第1内部電極12の数(ここでは3個)は、複数の第2内部電極14の数と同じである。
複数の第1内部電極12、複数の第1ダミー電極13、複数の第2内部電極14、複数の第2ダミー電極15及び複数の第3内部電極16は、積層型の電気素子の内部電極として通常用いられる導電性材料(たとえば、Ni又はCuなど)からなる。複数の第1内部電極12、複数の第1ダミー電極13、複数の第2内部電極14、複数の第2ダミー電極15及び複数の第3内部電極16は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
第1内部電極12、第2内部電極14及び第3内部電極16は、素体2の第1方向D1において異なる位置(層)に配置されている。第1内部電極12と第3内部電極16とは、素体2内において、第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。第2内部電極14と第3内部電極16とは、素体2内において、第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。第1内部電極12と第1ダミー電極13とは、素体2内において、同じ位置(層)に配置されている。第2内部電極14と第2ダミー電極15とは、素体2内において、同じ位置(層)に配置されている。
図3及び図4に示されるように、複数の第1内部電極12は、素体2の第1方向D1において、一方の主面2c側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第1内部電極12は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、一方の主面2c側の領域に配置されている。
図5に示されるように、各第1内部電極12は、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。第1内部電極12の長手方向の一端は、一方の端面2aに露出している。第1内部電極12の長手方向の他端は、他方の端面2bよりも一方の端面2a側に位置しており、他方の端面2bから離間している。第1内部電極12は、他方の端面2b、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第1内部電極12は、一方の端面2aに露出した端部が第1外部電極3に電気的に接続されている。
各第1ダミー電極13は、第2方向D2が短手方向であると共に第3方向D3が長手方向である矩形形状を呈している。第1ダミー電極13の短手方向の一端は、他方の端面2bに露出している。第1ダミー電極13の短手方向の他端は、一方の端面2aよりも他方の端面2b側に位置しており、一方の端面2aから離間している。第1内部電極12と第1ダミー電極13とは、第2方向D2において所定の間隔をあけて配置されている(電気的に絶縁されている)。第1ダミー電極13は、他方の端面2bに露出した端部が第2外部電極4に電気的に接続されている。
図3及び図4に示されるように、複数の第2内部電極14は、素体2の第1方向D1において、他方の主面2d側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第2内部電極14は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、他方の主面2d側の領域に配置されている。
図5に示されるように、各第2内部電極14は、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。第2内部電極14の一端は、他方の端面2bに露出している。第2内部電極14の長手方向の他端は、一方の端面2aよりも他方の端面2b側に位置しており、一方の端面2aから離間している。第2内部電極14は、一方の端面2a、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第2内部電極14は、他方の端面2bに露出した端部が第2外部電極4に電気的に接続されている。
各第2ダミー電極15は、第2方向D2が短手方向であると共に第3方向D3が長手方向である矩形形状を呈している。第2ダミー電極15の短手方向の一端は、一方の端面2aに露出している。第2ダミー電極15の短手方向の他端は、他方の端面2bよりも一方の端面2a側に位置しており、他方の端面2bから離間している。第2内部電極14と第2ダミー電極15とは、第2方向D2において所定の間隔をあけて配置されている。第2ダミー電極15は、一方の端面2aに露出した端部が第1外部電極3に電気的に接続されている。
各第3内部電極16は、主電極部16aと、接続部16b,16cと、を含んでいる。主電極部16aは、第1方向D1で素体2の一部(誘電体層10)を介して、第1内部電極12又は第2内部電極14と対向している。主電極部16aは、第2方向D2が長辺方向であると共に第3方向D3が短辺方向である矩形形状を呈している。接続部16bは、主電極部16aの一辺(一方の長辺)から延び、一方の側面2eに露出している。接続部16cは、主電極部16aの一辺(他方の長辺)から延び、他方の側面2fに露出している。第3内部電極16は、一対の側面2e,2fに露出し、一対の端面2a,2b、及び、一対の主面2c,2dには露出していない。主電極部16aと、各接続部16b,16cとは、一体的に形成されている。
図2に示されるように、第1外部電極3は、一方の端面2a側に配置されている。第1外部電極3は、端面2aに配置されている電極部分3aと、一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている電極部分3b,3cと、一対の側面2e,2fのそれぞれに配置されている電極部分3d,3eと、を有している。電極部分3aと電極部分3b,3c,3d,3eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1外部電極3は、1つの端面2a、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。電極部分3aは、第1内部電極12の端面2aに露出した部分をすべて覆うように配置されており、第1内部電極12は、第1外部電極3に直接的に接続されている。
第2外部電極4は、他方の端面2b側に配置されている。第2外部電極4は、端面2bに配置されている電極部分4aと、一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている電極部分4b,4cと、一対の側面2e,2fのそれぞれに配置されている電極部分4d,4eと、を有している。電極部分4aと電極部分4b,4c,4d,4eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第2外部電極4は、1つの端面2b、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。電極部分4aは、第2内部電極14の端面2bに露出した部分をすべて覆うように配置されており、第2内部電極14は、第2外部電極4に直接的に接続されている。
第1接続導体5は、一方の側面2e側において、第2方向D2での中央部分に配置されている。第1接続導体5は、側面2eに配置されている電極部分5aと、一対の主面2c,2dにそれぞれ配置されている電極部分5b,5cと、を有している。電極部分5aと電極部分5b及び電極部分5cとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1接続導体5は、一対の主面2c,2d及び一つの側面2eの三面に形成されている。
電極部分5aは、第3内部電極16の接続部16bの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されており、接続部16bは、第1接続導体5に直接的に接続されている。すなわち、接続部16bは、主電極部16aと電極部分5aとを接続している。これにより、各第3内部電極16は、第1接続導体5に電気的に接続される。
第2接続導体6は、他方の側面2f側において、第2方向D2での中央部分に配置されている。第2接続導体6は、側面2fに配置されている電極部分6aと、一対の主面2c,2dにそれぞれ配置されている電極部分6b,6cと、を有している。電極部分6aと電極部分6b及び電極部分6cとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第2接続導体6は、一対の主面2c,2d及び一つの側面2fの三面に形成されている。
電極部分6aは、第3内部電極16の接続部16cの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されており、接続部16cは、第2接続導体6に直接的に接続されている。すなわち、接続部16cは、主電極部16aと電極部分6aとを接続している。これにより、各第3内部電極16は、第2接続導体6に電気的に接続される。
図4(a)に示されるように、素体2の主面2dに配置された第1外部電極3の電極部分3cにおける第1方向D1での厚さT2と、第2外部電極4の電極部分4cにおける第1方向D1での厚さT3とは、同等である。第1接続導体5の電極部分5cにおける第1方向D1での厚さT1は、第1外部電極3の電極部分3cの厚さT2、及び、第2外部電極4の電極部分4cの厚さT3よりも小さい(T1<T2,T3)。図4(b)に示されるように、素体2の主面2dに配置された第2接続導体6の電極部分6cにおける第1方向D1での厚さT4は、第1外部電極3の電極部分3cの厚さT2及び第2外部電極4の電極部分4cの厚さT3よりも小さい(T4<T2,T3)。第1接続導体5の電極部分5cの厚さT1と、第2接続導体6の電極部分6cの厚さT4とは、同等である(T1=T4)。
図6及び図7に示されるように、積層コンデンサ1は、第1容量部C1と、第2容量部C2と、を備える。図6に示されるように、第1容量部C1は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第1内部電極12と第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第1容量部C1は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、一方の主面2c側の領域に構成されている。第1容量部C1は、第1コンデンサ成分を構成している。
第2容量部C2は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第2内部電極14と第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第2容量部C2は、素体2の第1方向D1での中央部分よりも、他方の主面2d側の領域に構成されている。第2容量部C2は、第2コンデンサ成分を構成している。
図7に示されるように、上記構成を有する積層コンデンサ1では、複数の第1容量部C1は、電気的に並列に接続されており、複数の第2容量部C2は、電気的に並列に接続されている。積層コンデンサ1では、第1容量部C1と第2容量部C2とは、電気的に直列に接続されている。具体的には、第1容量部C1と第2容量部C2とは、第1接続導体5及び第2接続導体6によって電気的に接続される複数の第3内部電極16により、電気的に直列に接続されている。なお、図7に示す第1容量部C1及び第2容量部C2の数は、図3に示す第1内部電極12、第2内部電極14及び第3内部電極16の数と必ずしも一致していない。
図1に示されるように、回路基板100は、電源120と、ECU(Electronic Control Unit)130と、を有している。電源120及びECU130は、電子回路を構成している。また、図8に示されるように、回路基板100は、基板STと、基板STに搭載されたランド電極L1,L2と、を有している。基板STには、ランド電極L1,L2と電気的に接続された配線E1,E2が設けられている。配線E1,E2は、電源120及びECU130に電気的に接続されている。
図8に示されるように、電子部品装置110では、積層コンデンサ1の素体2の主面2d(実装面)を下方に位置させると共に、第1外部電極3の電極部分3cとランド電極L1とが対向するように配置し、第2外部電極4の電極部分4cとランド電極L2とが対向するように配置する。第1外部電極3とランド電極L1とをはんだS1により接合し、第2外部電極4とランド電極L2とをはんだS2により接合する。これにより、電子部品装置110では、積層コンデンサ1の第1外部電極3とランド電極L1とが電気的に接続されており、第2外部電極4とランド電極L2とが電気的に接続されている。すなわち、電子部品装置110では、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4のみが、配線E1,E2を介して電子回路(電源120及びECU130)に電気的に接続されている。電子部品装置110では、第1接続導体5及び第2接続導体6は、回路基板100の電子回路に電気的に接続されていない。
以上説明したように、本実施形態に係る電子部品装置110の積層コンデンサ1では、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4のみが、回路基板100の電気回路に電気的に接続されている。積層コンデンサ1では、第1外部電極3に電気的に接続された第1内部電極12と第3内部電極16とにより、第1容量部C1が構成されており、第2外部電極4に接続された第2内部電極14と第3内部電極16とにより第2容量部C2が構成されている。複数の第3内部電極16は、第1接続導体5及び第2接続導体6により互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサ1は、第1容量部C1及び第2容量部C2(2つのコンデンサ成分)が直列に接続された構成を有している。したがって、積層コンデンサ1では、耐電圧性の向上が図れる。
また、積層コンデンサ1では、第1接続導体5及び第2接続導体6によって電気的に接続された接続された複数の第3内部電極16により第1容量部C1及び第2容量部C2が直列に接続されているため、例えば、第1容量部C1に不具合が生じた場合には、静電容量及び抵抗値に変化が生じる。そのため、積層コンデンサ1では、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができる。したがって、積層コンデンサ1を備える電子部品装置110では、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる。
また、積層コンデンサ1では、図7に示されるように、第1容量部C1と第2容量部C2とが(2つのコンデンサ成分)直列に接続された構成を一つの電子部品で実現化できる(1チップ化できる)。したがって、積層コンデンサ1では、1チップで安全設計(耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる設計)を実現できる。
本実施形態に係る電子部品装置110の積層コンデンサ1では、第1内部電極12は、素体2内において一方の主面2c側の領域に配置されており、第2内部電極14は、素体2内において他方の主面2d側の領域に配置されている。これにより、積層コンデンサ1では、第1容量部C1が一方の主面2c側の領域に構成され、第2容量部C2が他方の主面2d側の領域に構成される。そのため、他方の主面2dを実装面として積層コンデンサ1を実装した場合、第1外部電極3及び第2外部電極4の両方側から素体2にクラックが発生した場合であっても、第2内部電極14は破損し得るが、一方の主面2c側に配置された第1内部電極12の破損を回避し得る。したがって、積層コンデンサ1では、第1容量部C1を保護することが可能となる。このように、積層コンデンサ1では、素体2にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
本実施形態に係る電子部品装置110の積層コンデンサ1では、素体2の主面2dが実装面である。積層コンデンサ1は、複数の第3内部電極16と電気的に接続された第1接続導体5及び第2接続導体6を備えている。第1外部電極3、第2外部電極4、第1接続導体5及び第2接続導体6のそれぞれは、実装面に配置された電極部分3c,4c,5c,6cを有している。第1外部電極3及び第2外部電極4それぞれにおける電極部分3c,4cの第1方向D1における厚さT2,T3(図4(a)及び図4(b)参照)は、第1接続導体5及び第2接続導体6における電極部分5c,6cの第1方向D1における厚さT1,T4よりも大きい。この構成では、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4を、回路基板100に安定的に実装できる。
また、上記構成では、第1接続導体5及び第2接続導体6の電極部分5c,6cの厚さT1,T4が第1外部電極3及び第2外部電極4の電極部分3c,4cの厚さT2,T3に比べて小さいため、積層コンデンサ1を回路基板100に実装したときに、第1接続導体5及び第2接続導体6が回路基板100に接触することを抑制できる。したがって、第1外部電極3及び/又は第2外部電極4と第1接続導体5及び第2接続導体6とが電気的に接続されることを抑制できる。そのため、積層コンデンサ1では、第1容量部C1と第2容量部C2とが直列に接続された構成にできる。
上記実施形態では、電子部品装置110の回路基板100がランド電極L1,L2を有する形態を一例に説明した。図9(a)に示されるように、回路基板100Aは、ランド電極L3,L4を更に有していてもよい。ランド電極L3,L4は、基板STに搭載されている。ランド電極L3,L4は、電気回路に電気的に接続されていない。この構成では、図9(b)に示されるように、積層コンデンサ1の素体2の主面2d(実装面)を下方に位置させると共に、第1外部電極3の電極部分3cとランド電極L1とが対向するように配置し、第2外部電極4の電極部分4cとランド電極L2とが対向するように配置する。また、第1接続導体5の電極部分5cとランド電極L3とが対向するように配置し、第2接続導体6の電極部分6cとランド電極L4とが対向するように配置する。第1外部電極3とランド電極L1とをはんだS1により接合し、第2外部電極4とランド電極L2とをはんだS2により接合する。また、第1接続導体5とランド電極L3とをはんだS3により接合し、第2接続導体6とランド電極L4とをはんだ(図示省略)により接合する。
これにより、電子部品装置では、積層コンデンサ1の第1外部電極3とランド電極L1とが電気的に接続されており、第2外部電極4とランド電極L2とが電気的に接続されている。すなわち、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4は、配線E1,E2を介して電子回路(電源120及びECU130)に電気的に接続されている。電子部品装置では、第1接続導体5及び第2接続導体6は、回路基板100Aの電子回路に電気的に接続されていない。
以上、第1実施形態に係る積層コンデンサ1について説明してきたが、積層コンデンサ1は必ずしも上述した形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、素体2の第1方向D1の中央部において、第1内部電極12と第2内部電極14とが対向して配置されている形態を一例に説明した。しかし、図10に示されるように、第1内部電極12と第2内部電極14との間に、一対の第3内部電極16が互いに対向して配置されていてもよい。この構成を有する積層コンデンサ1Aでは、第1容量部C1と第2容量部C2との間に容量部が形成されない。したがって、第1容量部C1と第2容量部C2とが電気的に直列に接続された構成を容易に実現できる。
図11に示されるように、第3内部電極16は、第1内部電極12と第2内部電極14との間に複数(本実施形態では4個)配置されていてもよい。この構成を有する積層コンデンサ1Bでは、例えば、第1容量部C1を構成する第1内部電極12に破損が生じた場合であっても、その破損が第2容量部C2を構成する第2内部電極14に伝搬することを第3内部電極16よって抑制できる。したがって、積層コンデンサ1では、素体2にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
上記実施形態では、第1内部電極12と同じ位置に第1ダミー電極13が配置されており、第2内部電極14と同じ位置に第2ダミー電極15が配置されている形態を一例に説明した。しかし、ダミー電極は、第1内部電極12及び第2内部電極14の少なくとも一方と同じ位置に配置されていてもよい。また、図12に示される積層コンデンサ1Cのように、第3内部電極16と同じ位置に第3ダミー電極17及び第4ダミー電極18が配置されていてもよい。また、第3内部電極16と同じ位置に、第3ダミー電極17及び第4ダミー電極18の少なくとも一方が配置されていてもよい。また、第1内部電極12、第2内部電極14及び第3内部電極16と同じ位置に、ダミー電極が配置されていてもよい。また、ダミー電極は、配置されていなくてもよい。
上記実施形態では、第1接続導体5が電極部分5a~5cを有し、電極部分5b,5cが一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている形態を一例に説明した。しかし、図13(a)に示される積層コンデンサ1Dのように、第1接続導体5Aは、素体2の側面2e,2fのみに配置されていてもよい。第1接続導体5Aは、第3内部電極16の接続部16bの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。同様に、第2接続導体6Aは、素体2の側面2fのみに配置されていてもよい。第2接続導体6Aは、第3内部電極16の接続部16cの側面2fに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。この構成では、図13(b)に示されるように、第3内部電極16の接続部16bは、第1接続導体5Aに直接的に接続され、第3内部電極16の接続部16cは、第2接続導体6Aに直接的に接続される。この構成では、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4を、回路基板100に安定的に実装できる。また、第1外部電極3及び/又は第2外部電極4と第1接続導体5及び/又は第2接続導体6との間で短絡が生じることを抑制できる。
また、図14(a)に示されるように、積層コンデンサ1Eは、素体2の外表面に接続導体が配置されていなくてもよい。この場合、図14(b)に示されるように、積層コンデンサ1Eでは、第3内部電極16の接続部16b(16c)がビア導体19により互いに電気的に接続されていればよい。この構成では、積層コンデンサ1の第1外部電極3及び第2外部電極4を、回路基板100に安定的に実装できる。また、第1外部電極3及び/又は第2外部電極4と第1接続導体5及び/又は第2接続導体6との間で短絡が生じることを抑制できる。
上記実施形態では、複数の第1内部電極12が主面2c側の領域に配置されており、複数の第2内部電極14が主面2d側の領域に配置されている形態を一例に説明した。すなわち、第1容量部C1が主面2c側の領域に構成され、第2容量部C2が主面2c側の領域に構成される形態を一例に説明した。しかし、複数の第1内部電極12が主面2d側の領域に配置され、複数の第2内部電極14が主面2c側の領域に配置されていてもよい。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態に係る積層コンデンサについて説明する。図15に示されるように、第2実施形態に係る積層コンデンサ1Fは、素体2と、素体2の外表面に配置された第1外部電極3、第2外部電極4、第1接続導体5(図2参照)及び第2接続導体6と、を備えている。
積層コンデンサ1Fは、素体2内に配置されている内部導体として、複数の第1内部電極12Aと、複数の第2内部電極14Aと、複数の第3内部電極16と、を備えている。本実施形態では、複数の第1内部電極12の数(ここでは6個)は、複数の第2内部電極14の数と同じである。
第1内部電極12A及び第2内部電極14Aは、素体2の第1方向D1において同じ位置(層)に配置されている。第1内部電極12A及び第2内部電極14Aと第3内部電極16とは、素体2内において、第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。
複数の第1内部電極12Aは、素体2の第2方向D2において、一方の端面2a側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第1内部電極12Aは、素体2の第2方向D2での中央部分よりも、一方の端面2a側の領域に配置されている。
図16に示されるように、第1内部電極12Aの一端は、一方の端面2aに露出している。第1内部電極12の他端は、第2内部電極14Aの他端と所定の間隔をあけて離間している。第1内部電極12は、他方の端面2b、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第1内部電極12は、一方の端面2aに露出した端部が第1外部電極3に電気的に接続されている。
複数の第2内部電極14Aは、素体2の第2方向D2において、他方の端面2b側の領域に配置されている。本実施形態では、複数の第2内部電極14Aは、素体2の第2方向D2での中央部分よりも、他方の端面2b側の領域に配置されている。本実施形態では、第2内部電極14Aは、第1内部電極12Aと同じ形状を呈していると共に、同じ寸法を有している。
第2内部電極14Aの一端は、他方の端面2bに露出している。第2内部電極14Aの他端は、第1内部電極12Aの他端と所定の間隔をあけて離間している。第2内部電極14Aは、一方の端面2a、一対の主面2c,2d、及び、一対の側面2e,2fには露出していない。第2内部電極14は、他方の端面2bに露出した端部が第2外部電極4に電気的に接続されている。
各第3内部電極16は、主電極部16aと、接続部16b,16cと、を含んでいる。主電極部16aは、第1方向D1で素体2の一部(誘電体層10)を介して、第1内部電極12及び第2内部電極14と対向している。
図17に示されるように、積層コンデンサ1Fは、第1容量部C11と、第2容量部C22と、を備える。第1容量部C11は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第1内部電極12Aと第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第1容量部C11は、素体2の第2方向D2での中央部分よりも、一方の端面2a側の領域に構成されている。第1容量部C11は、第1コンデンサ成分を構成している。
第2容量部C22は、素体2内において第1方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている第2内部電極14Aと第3内部電極16とにより構成されている。本実施形態では、第2容量部C22は、素体2の第2方向D2での中央部分よりも、他方の端面2b側の領域に構成されている。第2容量部C22は、第2コンデンサ成分を構成している。
積層コンデンサ1Fでは、複数の第1容量部C11は、電気的に並列に接続されており、複数の第2容量部C22は、電気的に並列に接続されている。積層コンデンサ1Fでは、第1容量部C11と第2容量部C22とは、電気的に直列に接続されている。具体的には、第1容量部C11と第2容量部C22とは、第1接続導体5及び第2接続導体6によって電気的に接続される複数の第3内部電極16により、電気的に直列に接続されている。なお、図17に示す第1容量部C11及び第2容量部C22の数は、図15に示す第1内部電極12A、第2内部電極14A及び第3内部電極16の数と必ずしも一致していない。
上記構成を有する積層コンデンサ1Fは、第1実施形態と同様に、ランド電極L1,L2を備える回路基板100に実装されて、電子部品装置を構成する。第1実施形態と同様に、図8に示されるように、電子部品装置では、積層コンデンサ1Fの素体2の主面2d(実装面)を下方に位置させると共に、第1外部電極3の電極部分3cとランド電極L1とが対向するように配置し、第2外部電極4の電極部分4cとランド電極L2とが対向するように配置する。第1外部電極3とランド電極L1とをはんだS1により接合し、第2外部電極4とランド電極L2とをはんだS2により接合する。これにより、電子部品装置では、積層コンデンサ1Fの第1外部電極3とランド電極L1とが電気的に接続されており、第2外部電極4とランド電極L2とが電気的に接続されている。すなわち、電子部品装置では、積層コンデンサ1Fの第1外部電極3及び第2外部電極4のみが、配線E1,E2を介して電子回路(電源120及びECU130)に電気的に接続されている。電子部品装置では、第1接続導体5及び第2接続導体6は、回路基板100の電子回路に電気的に接続されていない。
以上説明したように、本実施形態に係る電子部品装置の積層コンデンサ1Fでは、第1外部電極3に電気的に接続された第1内部電極12Aと第3内部電極16とにより、第1容量部C11が構成されており、第2外部電極4に接続された第2内部電極14Aと第3内部電極16とにより第2容量部C22が構成されている。複数の第3内部電極16は、第1接続導体5及び第2接続導体6により互いに電気的に接続されている。これにより、積層コンデンサ1Fは、2つのコンデンサ成分が直列に接続された構成を有している。したがって、積層コンデンサ1Fでは、耐電圧性の向上が図れる。
また、積層コンデンサ1Fでは、第1接続導体5及び第2接続導体6によって電気的に接続された接続された複数の第3内部電極16により第1容量部C11及び第2容量部C22が直列に接続されているため、例えば、第1容量部C11に不具合が生じた場合には、静電容量及び抵抗値に変化が生じる。そのため、積層コンデンサ1Fでは、実装後に不具合が発生していたとしても、その不具合を検出することができる。したがって、積層コンデンサ1Fを備える電子部品装置では、耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる。
また、積層コンデンサ1Fでは、図14に示されるように、第1容量部C11と第2容量部C22とが(2つのコンデンサ成分)直列に接続された構成を一つの電子部品で実現化できる(1チップ化できる)。したがって、積層コンデンサ1Fでは、1チップで安全設計(耐電圧性の向上を図りつつ、不具合が発生していることを検出できる設計)を実現できる。
本実施形態に係る電子部品装置の積層コンデンサ1Fでは、第1内部電極12Aは、素体2内において一方の端面2a側の領域に配置されており、第2内部電極14Aは、素体2内において他方の端面2b側の領域に配置されている。これにより、積層コンデンサ1Fでは、第1容量部C11が一方の端面2a側の領域に構成され、第2容量部C22が他方の端面2b側の領域に構成される。そのため、素体2に撓みが生じて素体2に主面2c,2d側からクラックが発生した場合であっても、例えば、他方の端面2b側に配置された第2内部電極14Aは破損し得るが、一方の端面2a側に配置された第1内部電極12Aの破損を回避し得る。したがって、積層コンデンサ1Fでは、第1容量部C11を保護することが可能となる。このように、積層コンデンサ1Fでは、素体2にクラックが生じた場合であっても一部の容量部を保護できる。
また、積層コンデンサ1Fでは、第1内部電極12A及び第2内部電極14Aと第3内部電極16とが対向する面積(領域)が小さいため、等価直列インダクタンス(ESL)の低減を図ることができる。
以上、第2実施形態に係る積層コンデンサ1Fついて説明してきたが、積層コンデンサ1Fは必ずしも上述した形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、第1接続導体5が電極部分5a~5cを有し、電極部分5b,5cが一対の主面2c,2dのそれぞれに配置されている形態を一例に説明した。しかし、第1実施形態(図13(a)及び図13(b)参照)と同様に、第1接続導体は、素体2の側面2e,2fのみに配置されていてもよい。第1接続導体は、第3内部電極16の接続部16bの側面2eに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。同様に、第2接続導体は、素体2の側面2fのみに配置されていてもよい。第2接続導体は、第3内部電極16の接続部16cの側面2fに露出した部分をすべて覆うように配置されていればよい。
また、図18(a)に示されるように、積層コンデンサ1Gは、素体2の外表面に接続導体が配置されていなくてもよい。この場合、図18(b)に示されるように、積層コンデンサ1Gでは、第3内部電極16の主電極部16aがビア導体19Aにより互いに電気的に接続されていればよい。
上記実施形態では、複数の第1内部電極12Aが端面2a側の領域に配置されており、複数の第2内部電極14Aが端面2b側の領域に配置されている形態を一例に説明した。すなわち、第1容量部C11が端面2a側の領域に構成され、第2容量部C22が端面2b側の領域に構成される形態を一例に説明した。しかし、複数の第1内部電極12Aが端面2b側の領域に配置され、複数の第2内部電極14Aが端面2a側の領域に配置されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、第1内部電極12,12A、第2内部電極14,14A及び第3内部電極16が、実装面である素体2の側面2e,2fに対して直交すると共に一対の端面2a,2bの対向方向に沿って延在している形態を一例に説明した。すなわち、誘電体層10の積層方向が、一対の主面2c,2dの対向方向である形態を一例に説明した。しかし、第1内部電極、第2内部電極及び第3内部電極は、素体2の主面2c,2dに直交すると共に一対の端面2a,2bの対向方向に沿って延在していてもよい。
上記実施形態では、第1外部電極3が、電極部分3a~3eを有する形態を一例に説明した。しかし、第1外部電極3は、少なくとも、電極部分3a,3cを有していればよい。同様に、第2外部電極4は、少なくとも、電極部分4a,4cを有していればよい。
1…積層コンデンサ、2…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面、2e,2f…側面、3…第1外部電極、3c…電極部分、4…第2外部電極、4c…電極部分、5…第1接続導体、5c…電極部分、6…第2接続導体、6c…電極部分、12,12A…第1内部電極、14,14A…第2内部電極、16…第3内部電極、19,19A…ビア導体(接続導体)、100…回路基板、110…電子部品装置、120…電源(電気回路)、130…ECU(電気回路)、C1,C11…第1容量部、C2,C22…第2容量部。

Claims (6)

  1. 電気回路を有する回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、を備え、
    前記電子部品は、
    互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、
    複数の前記第3内部電極のそれぞれは、一方の前記側面側に配置された第1接続導体に接続されている接続部及び他方の前記側面側に配置された第2接続導体に接続されている接続部を含み、2つの前記接続部によって前記第1接続導体及び前記第2接続導体に接続されており、
    前記第1内部電極は、前記素体内において一方の前記主面側に配置されており、
    前記第2内部電極は、前記素体内において他方の前記主面側に配置されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極及び前記第2内部電極のそれぞれと対向して配置されており、
    前記第1内部電極と前記第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、
    前記第2内部電極と前記第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、
    前記電子部品の前記第1外部電極及び前記第2外部電極のみが、前記回路基板の前記電気回路に電気的に接続されており、
    前記電子部品において、前記第1容量部と前記第2容量部とが電気的に直列に接続されており、
    一対の前記主面の対向方向において互いに対向する前記第1内部電極と前記第3内部電極との間の距離、及び、前記対向方向において互いに対向する前記第2内部電極と前記第3内部電極との間の距離は、前記対向方向における前記第1容量部と前記第2容量部との間の距離よりも短く、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極と前記第2内部電極との間に互いに対向して一対配置されている、電子部品装置。
  2. 電気回路を有する回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、を備え、
    前記電子部品は、
    互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、
    複数の前記第3内部電極のそれぞれは、第1接続導体に接続されている接続部及び第2接続導体に接続されている接続部を含み、2つの前記接続部によって前記第1接続導体及び前記第2接続導体に接続されており、
    前記第1内部電極は、前記素体内において一方の前記主面側に配置されており、
    前記第2内部電極は、前記素体内において他方の前記主面側に配置されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極及び前記第2内部電極のそれぞれと対向して配置されており、
    前記第1内部電極と前記第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、
    前記第2内部電極と前記第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、
    前記電子部品の前記第1外部電極及び前記第2外部電極のみが、前記回路基板の前記電気回路に電気的に接続されており、
    前記電子部品において、前記第1容量部と前記第2容量部とが電気的に直列に接続されており、
    一対の前記主面の対向方向において互いに対向する前記第1内部電極と前記第3内部電極との間の距離、及び、前記対向方向において互いに対向する前記第2内部電極と前記第3内部電極との間の距離は、前記第1容量部を構成し且つ最も他方の前記主面側に配置されている前記第1内部電極と前記第2容量部を構成し且つ最も一方の前記主面側に配置されている前記第2内部電極との間の前記対向方向における距離よりも短く、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極と前記第2内部電極との間に互いに対向して一対配置されている、電子部品装置。
  3. 前記素体の他方の前記主面は実装面であり、
    前記第1外部電極、前記第2外部電極、前記第1接続導体及び前記第2接続導体のそれぞれは、前記実装面に配置された電極部分を有し、
    前記第1外部電極及び前記第2外部電極それぞれにおける前記電極部分の一対の前記主面の対向方向における厚さは、前記第1接続導体及び前記第2接続導体における前記電極部分の前記対向方向における厚さよりも大きい、請求項1又は2に記載の電子部品装置。
  4. 電気回路を有する回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、を備え、
    前記電子部品は、
    互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、
    複数の前記第3内部電極のそれぞれは、ビア導体によって電気的に接続されており、
    前記第1内部電極は、前記素体内において一方の前記主面側に配置されており、
    前記第2内部電極は、前記素体内において他方の前記主面側に配置されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極及び前記第2内部電極のそれぞれと対向して配置されており、
    前記第1内部電極と前記第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、
    前記第2内部電極と前記第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、
    前記電子部品の前記第1外部電極及び前記第2外部電極のみが、前記回路基板の前記電気回路に電気的に接続されており、
    前記電子部品において、前記第1容量部と前記第2容量部とが電気的に直列に接続されており、
    一対の前記主面の対向方向において互いに対向する前記第1内部電極と前記第3内部電極との間の距離、及び、前記対向方向において互いに対向する前記第2内部電極と前記第3内部電極との間の距離は、前記対向方向における前記第1容量部と前記第2容量部との間の距離よりも短く、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極と前記第2内部電極との間に互いに対向して一対配置されている、電子部品装置。
  5. 電気回路を有する回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、を備え、
    前記電子部品は、
    互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、
    複数の前記第3内部電極のそれぞれは、ビア導体によって電気的に接続されており、
    前記第1内部電極は、前記素体内において一方の前記主面側に配置されており、
    前記第2内部電極は、前記素体内において他方の前記主面側に配置されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極及び前記第2内部電極のそれぞれと対向して配置されており、
    前記第1内部電極と前記第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、
    前記第2内部電極と前記第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、
    前記電子部品の前記第1外部電極及び前記第2外部電極のみが、前記回路基板の前記電気回路に電気的に接続されており、
    前記電子部品において、前記第1容量部と前記第2容量部とが電気的に直列に接続されており、
    一対の前記主面の対向方向において互いに対向する前記第1内部電極と前記第3内部電極との間の距離、及び、前記対向方向において互いに対向する前記第2内部電極と前記第3内部電極との間の距離は、前記第1容量部を構成し且つ最も他方の前記主面側に配置されている前記第1内部電極と前記第2容量部を構成し且つ最も一方の前記主面側に配置されている前記第2内部電極との間の前記対向方向における距離よりも短く、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極と前記第2内部電極との間に互いに対向して一対配置されている、電子部品装置。
  6. 電気回路を有する回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、を備え、
    前記電子部品は、
    互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    一対の前記端面側のそれぞれに配置された第1外部電極及び第2外部電極と、
    前記素体内に配置された複数の内部電極と、を備え、
    複数の前記内部電極は、前記第1外部電極に電気的に接続された第1内部電極と、前記第2外部電極に電気的に接続された第2内部電極と、複数の第3内部電極と、を含み、
    複数の前記第3内部電極のそれぞれは、一方の前記側面側に配置された第1接続導体に接続されている接続部及び他方の前記側面側に配置された第2接続導体に接続されている接続部を含み、2つの前記接続部によって前記第1接続導体及び前記第2接続導体に接続されており、
    前記第1内部電極は、前記素体内において一方の前記主面側に配置されており、
    前記第2内部電極は、前記素体内において他方の前記主面側に配置されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極及び前記第2内部電極のそれぞれと対向して配置されており、
    前記第1内部電極と前記第3内部電極とにより第1容量部が構成されており、
    前記第2内部電極と前記第3内部電極とにより第2容量部が構成されており、
    前記電子部品の前記第1外部電極及び前記第2外部電極のみが、前記回路基板の前記電気回路に電気的に接続されており、
    前記電子部品において、前記第1容量部と前記第2容量部とが電気的に直列に接続されており、
    前記第3内部電極は、前記第1内部電極と前記第2内部電極との間に互いに対向して一対配置されている、電子部品装置。
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