JP2018116141A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数の担持体が少なくとも2水準以上の帯電能の組み合わせを有する画像形成装置において、複数の担持体の交換時期(寿命)の差を小さくできる画像形成装置の提供を目的とする。【解決手段】画像形成装置は、担持体、帯電装置、露光装置、現像装置、及び、除去部をそれぞれ有する複数のトナー像形成装置と、前記担持体に現像された各色のトナー像を媒体に転写する転写装置と、前記各複数のトナー像形成装置及び前記転写装置を制御する制御装置と、を備え、複数の前記担持体は、少なくとも2水準以上の帯電能を有する組み合わせとされ、前記制御装置は、トナー像形成動作後に、前記帯電能が低い前記担持体を有するトナー像形成装置ほど多くトナーを前記現像装置から前記担持体に供給させて前記担持体をそれぞれ定められた期間軸周りに回転させるトナー供給動作を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1には、それぞれ感光体11を含む複数の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、中間転写ベルト30とを備えた、電子写真方式とされるタンデム型の画像形成装置1が開示されている。
特開2016−212209号公報
ところで、担持体(感光体の一例)は、その製造過程で後述する帯電能(感光体の性能の1つ)のばらつきが生じることが知られている。そして、帯電能がばらつくことで担持体の寿命もばらついてしまう。その結果、例えば、特許文献1に開示されているタンデム型の画像形成装置1の場合、複数の画像形成部10Y,10M,10C,10Kの交換時期は、各画像形成部を構成する感光体11の帯電能に起因してばらついてしまう。
本発明は、複数の担持体が少なくとも2水準以上の帯電能の組み合わせを有する画像形成装置において、複数の担持体の交換時期(寿命)の差を小さくできる画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の第1の画像形成装置は、軸周りに回転し潜像を担持する担持体、前記担持体を帯電させる帯電装置、前記帯電装置により帯電された前記担持体に露光して潜像を形成する露光装置、各色のトナーを用いて前記潜像を各色のトナー像として現像する現像装置、及び、前記担持体に接触し転写されずに前記担持体に残った残トナーを除去する除去部をそれぞれ有する複数のトナー像形成装置と、前記複数のトナー像形成装置のそれぞれで前記担持体に現像された各色のトナー像を媒体に転写する転写装置と、前記各複数のトナー像形成装置及び前記転写装置を制御する制御装置と、を備え、前記担持体を定められた表面電位にするために前記担持体に流れる電流で前記表面電位を除した値を帯電能と定義した場合、複数の前記担持体は、少なくとも2水準以上の帯電能を有する組み合わせとされ、前記制御装置は、トナー像形成動作後に、前記帯電能が低い前記担持体を有するトナー像形成装置ほど多くトナーを前記現像装置から前記担持体に供給させて前記担持体をそれぞれ定められた期間軸周りに回転させるトナー供給動作を行う。
本発明の第2の画像形成装置は、さらに、前記制御装置は、トナー像形成動作における前記担持体の回転時間が長いほど多くトナーを前記現像装置から前記担持体に供給させて前記トナー供給動作を行う。
本発明の第3の画像形成装置は、さらに、前記複数のトナー像形成装置は、それぞれの前記担持体における製品出荷時以前に測定された前記帯電能を記憶した記憶部を有し、前記制御装置は、それぞれの前記記憶部に記憶されている前記帯電能に基いて、前記トナー供給動作時に前記現像装置から前記担持体に供給させるトナーの量を定める。
本発明の第4の画像形成装置は、さらに、前記制御装置は、前記複数のトナー像形成装置を用いてそれぞれの前記担持体における前記帯電能を測定可能とされており、測定したそれぞれの前記帯電能に基いて、前記トナー供給動作時に前記現像装置から前記担持体に供給させるトナーの量を定める。
本発明の第5の画像形成装置は、さらに、トナー像形成動作時に定められた時間以上の時間を要する場合、前記トナー像形成動作を中断して前記トナー供給動作を行い、再度前記トナー像形成動作を再開する。
本発明の第6の画像形成装置は、さらに、前記帯電装置は、前記担持体に接触しながら放電して前記担持体を帯電させる帯電部材を含んで構成されている。
本発明の第7の画像形成装置は、さらに、前記担持体は、単層型の有機感光体とされている。
本発明の画像形成装置は、複数の担持体が少なくとも2水準以上の帯電能の組み合わせを有する画像形成装置において、複数の担持体の交換時期(寿命)の差を小さくできる。
本実施形態の画像形成装置を正面側から見た概略図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する感光体及びその周辺部分を正面側から見た概略図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する制御装置と、画像形成装置を構成する各構成要素との関係を示すブロック図である。 本実施形態の制御装置によるトナー像形成動作の制御フロー及びトナー供給動作の制御フローを示すフロー図である。 本実施形態のトナー供給動作の制御フローにおいて、トナー供給量を定める際に用いられる帯電能と、トナー供給係数との関係を定めたグラフである。 本実施形態のトナー供給動作において、感光体に供給されるトナー像を示す模式図である。 比較形態の場合における、複数の感光体の印刷枚数と、感光体の磨耗量との関係を示すグラフである。 本実施形態の場合における、トナー供給係数と、感光体の磨耗量との関係を示すグラフである。 本実施形態の場合における、複数の感光体の印刷枚数と、感光体の磨耗量との関係を示すグラフである。 実施例の条件を示す表である。 比較例1の条件を示す表である。 比較例2の条件を示す表である。 実施例並びに比較例1及び比較例2の実験結果をまとめた表である。 第1変形例におけるトナー像形成動作の制御フロー及びトナー供給動作の制御フローを示すフロー図である。 第2変形例におけるトナー像形成動作の制御フロー及びトナー供給動作の制御フローを示すフロー図である。 第3変形例のトナー供給動作において、感光体に供給されるトナー像を示す模式図である。 第4変形例のトナー供給動作の制御フローにおいて、トナー供給量を定める際に用いられる帯電能と、トナー供給係数との関係を定めたグラフである。
<概要>
以下、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)の構成、画像形成動作(図4参照)、トナー供給動作(図4参照)、効果、実施例及び変形例について、図面を参照しつつこれらの記載順で説明する。
以下の説明では、図中における矢印Fr及び矢印Rrで示す方向をそれぞれ装置奥行き方向手前側及び奥側、矢印R及び矢印Lで示す方向をそれぞれ装置幅方向右側及び左側、矢印U及び矢印Loで示す方向をそれぞれ装置高さ方向上側及び下側とする。また、本明細書では、画像形成装置10を装置奥行き方向手前側から見た状態を画像形成装置10の正面として説明する。
<画像形成装置の構成>
画像形成装置10は、図1に示されるように、給紙カセット20と、トナー像形成ユニット30と、転写装置40と、搬送装置50と、定着装置60と、制御装置CUと、電源PSと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。また、本実施形態の画像形成装置10は、後述する単色ユニット31Y、31M、31C、31Kによりカラーの画像を形成する、タンデム式の電子写真装置とされている。
給紙カセット20は、媒体Sを収容する機能を有する。
トナー像形成ユニット30は、帯電、露光、現像の各工程を行って、後述するベルトTBに保持させるトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成ユニット30は、それぞれ各色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))のトナー像を形成する単色ユニット31Y、31M、31C、31Kで構成されている。各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kは、図1に示されるように、それぞれ、感光体PC(担持体の一例)と、帯電装置32と、露光装置34と、現像装置36と、除電装置37と、クリーニングブレード38(除去部の一例)と、記憶部MR(図2参照)と、を有している。ここで、単色ユニット31Y、31M、31C、31Kは、それぞれトナー形成装置の一例である。また、トナー像形成ユニット30は、複数のトナー像形成装置の一例である。なお、各単色ユニット31は、それぞれ、画像形成装置10の本体に着脱可能な交換部品とされている。
感光体PCは、ドラム状とされ、露光装置34により形成される潜像を担持しながら、駆動源(図示省略)により駆動されて正面側から見て時計回りに回転する(軸周りに回転する)ようになっている。本実施形態の感光体PCは、一例として単層型の有機感光体とされている。すなわち、本実施形態の感光体PCは、いわゆる正帯電型の感光体とされている。
帯電装置32は、電源PSから電圧を印加されながら、感光体PCを帯電させる機能を有する。なお、本実施形態の帯電装置32は、図1及び図2に示されるように、感光体PCに接触しながら感光体PCに従動されて、感光体PCに放電して感光体PCを帯電させる帯電ローラー32A(帯電部材の一例)を含んで構成されている。
現像装置36は、各色のトナーを用いて露光装置34により感光体PCに形成された潜像をトナー像として現像する機能を有する。現像装置36は、感光体PCに対向し、軸周りに回転する現像ローラー36Aを有し(図1及び図2参照)、その外周に付着したトナーを用いてトナー像を現像するようになっている。また、現像装置36は、現像ローラー36Aに電源PSから直流電圧に交流電圧が重畳された電圧が印加されることで、現像ローラー36Aの外周のトナーTを感光体PCに飛翔させて移動させるようになっている。
除電装置37は、転写位置(感光体PCがベルトTBと接触する位置)を通過した感光体PCに光を照射して感光体PCを除電する機能を有する。
クリーニングブレード38は、ベルトTBに転写されずに感光体PCに残った残トナー(ベルトTBに転写されずに感光体PCに付着したままのトナー)を感光体PCから除去する機能を有する。クリーニングブレード38は、長尺な板状のゴムで構成されており、その短手方向の一端側のエッジを感光体PCに接触させた状態で、感光体PCからトナーを除去するようになっている(図示省略)。
記憶部MRは、各単色ユニット31の感光体PCにおける製品出荷時以前(例えば、感光体PCの製造後、各単色ユニット31の組立時等)に測定された帯電能αを記憶している。ここで、帯電能αとは、感光体PCを定められた表面電位V0にするために感光体PCに流れる電流Idcで表面電位V0を除した値を意味する。すなわち、帯電能αは、以下の式1で表される。

(式1) α=V0/Idc

帯電能αは、式1に示されるように、例えば、複数の感光体PCを同じ表面電位V0に帯電するために必要な電流Idcによって定められる値である。電流Idcの大きさが大きいほど、帯電能αは小さくなる。そして、帯電能αが小さいほど表面電位V0に帯電するための電流が必要となり、帯電能αは低いとされている。また、帯電能αが低い感光体PCほど、表面電位を表面電位V0とするために流す電流Idcが多くなる。具体的には、本実施形態の場合、帯電ローラー32Aから放電により感光体PCに流す電流が多くなる。そのため、帯電能αが低い感光体PCほど、放電による表層の機械的強度が低下して磨耗し易くなる。以上より、帯電能αが低い感光体PCほどトナー像形成動作時に磨耗し易いといえる。なお、本実施形態の場合、各単色ユニット31を構成する感光体PCは、少なくとも2水準以上の帯電能αを有する組み合わせとされている。すなわち、本実施形態のトナー像形成ユニット30を構成する複数(4本)の感光体PCは、トナー像形成動作時に磨耗のし易さが異なる感光体PCの組み合わせで構成されている。
トナー像形成ユニット30を構成する帯電ローラー32A、現像装置36、除電装置37及びクリーニングブレード38は、正面側から見て、感光体PCの周りに、これらの記載順で時計回りに配置されている(図2参照)。露光装置34は、感光体PCにおける帯電ローラー32Aと現像装置36との間で潜像を形成するようになっている。なお、図1では、単色ユニット31Y以外の単色ユニット31M、31C、31Kの符号が省略されている。
転写装置40は、無端状のベルトTBを有し、図1における矢印X方向に周回するベルトTBに、トナー像形成ユニット30により形成された各色のトナー像を1次転写させて、ベルトTBに保持された各色のトナー像を媒体Sに2次転写させる機能を有する。
搬送装置50は、給紙カセット20に収容されている媒体Sを搬送経路(図1中の二点差線P)に沿って搬送する機能を有する。なお、図1における矢印Yは、媒体Sの搬送方向を意味する。
定着装置60は、転写装置40により媒体Sに2次転写された各色のトナー像を媒体Sに定着させる機能を有する。
制御装置CUは、画像形成装置10を構成する各部を制御する機能を有する(後述する図3参照)。制御装置CUの機能については、後述する画像形成動作及びトナー供給動作の説明の中で説明する。
<画像形成動作>
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成動作について図1〜図4を参照しながら説明する。
外部装置(図示省略)から画像データを受け取った制御装置CUは、画像形成装置10の各部を作動させる(図3参照)。
トナー像形成ユニット30が作動されると、各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kでは、駆動源(図示省略)により各感光体PCが軸周りに回転され(図4のステップS10参照)、各帯電装置32が各感光体PCを帯電し、各露光装置34が各感光体PCを露光し、各現像装置36が各感光体PCの潜像を各色のトナー像として現像する。その結果、各感光体PCに各色のトナー像が形成される(図4のステップS20参照)。
次いで、転写装置40及び搬送装置50が作動されると、トナー像形成ユニット30により形成された各色のトナー像がベルトTBに1次転写される(図4のステップS20参照)。また、ベルトTBに1次転写された各色のトナー像が2次転写されるタイミングに合わせて、搬送装置50により給紙カセット20に収容されている媒体Sが搬送されて、ベルトTBに保持された各色のトナー像が媒体Sに2次転写される(図4のステップS20参照)。各色のトナー像が2次転写された媒体Sは、搬送装置50により定着装置60に向けて搬送される。
次いで、定着装置60が作動され、各色のトナー像が2次転写された媒体Sが定着装置60に搬送されると、各色のトナー像が媒体Sに定着される(媒体Sに(カラー)画像が形成される)。
そして、トナー像が定着された媒体S(画像が形成された媒体S)は、搬送装置50により画像形成装置10の外に排出されて、画像形成動作が終了する。
<トナー供給動作>
次に、本実施形態のトナー供給動作について図4〜図6等を参照しながら説明する。本実施形態のトナー供給動作は、一例として、トナー像形成動作後に行われる。
ここで、トナー供給動作を行う技術的意味について説明する。前述のとおり、本実施形態の画像形成装置10の場合、複数の感光体PCは異なる帯電能αを有している。そのため、複数の感光体PCをそれぞれ同じ条件で使用すると、各感光体PCの帯電能αに起因して各感光体PCの寿命が異なってしまう(後述する図7参照)。また、本実施形態の画像形成装置10では、トナー像形成動後に、各現像装置36から各感光体PCにトナーを供給し、供給した当該トナーをクリーニングブレード38における潤滑剤にして各感光体PCを定められた期間軸周りに回転させることで、各感光体PCを各クリーニングブレード38により削るようになっている。この場合、各クリーニングブレード38と各感光体PCの接触部分に滞留し、潤滑剤として機能するトナーが多いほど(後述するトナー供給係数kが大きいほど)感光体PCは削れ易い(図8参照)。そして、本実施形態のトナー供給動作は、複数の感光体PCの帯電能αに基いて、それぞれの感光体PCに供給するトナーの量を調整して、各感光体PC(各単色ユニット31)の寿命(交換時期)を揃える(各単色ユニット31の交換時期の差を小さくする)ことを目的としている。その結果、画像形成装置10の各単色ユニット31を交換する場合、例えば、サービスマンは一度に複数の単色ユニット31を交換することができる等の利点がある。
以下、本実施形態のトナー供給動作を具体的に説明する。制御装置CUは、図4に示されるように、トナー像形成動作(ステップS10、ステップS20及びステップS30により構成される動作)の後、当該トナー像形成動作時に各感光体PCの移動距離Lを算出する(図5のステップS40参照)。ここで、移動距離とは、感光体PCの外周における任意の位置が、トナー像形成動作時に感光体PCが軸周りに回転することに伴い移動した距離を意味する。すなわち、感光体PCの駆動時間(回転時間)が長いほど移動距離Lは長い。
次いで、制御装置CUは、ステップS40で算出した移動距離Lと、後述するトナー供給係数kとを用いて、各単色ユニット31(各感光体PC)に供給するトナー供給量を算出する(図4のステップS50参照)。
ここで、本実施形態におけるトナー供給量は、図6に示される矩形状の定められた濃度のベタ画像のように、最大画像形成幅と、後述するトナー帯幅xとの積(式2参照)に相当する量とされる。

(式2) x=k×L

また、トナー供給係数kは、図5に示されるように、帯電能αが高いほど小さい関係を有する一次関数を用いて定められる(式3参照)。なお、制御装置CUは、記憶部MRに記憶されている各感光体PCの帯電能αに基いて、式3を用いてトナー供給係数kを算出する

(式3) k=α×a+b(a<0、b>0)
以上の結果、制御装置CUによりステップS50が行われると、各現像装置36から各感光体PCに供給されるトナー供給量が算出される。具体的には、帯電能αが高い感光体PCのトナー帯幅xは、当該感光体PCよりも帯電能αが低い感光体PCのトナー帯幅xよりも狭く設定される。
次に、制御装置CUは、ステップS50で算出した各感光体PCのトナー供給量に基いて、研磨動作を行う(図4のステップS60参照)。具体的には、制御装置CUは、駆動源により各感光体PCを軸周りに回転させながら、感光体PCごとにステップS50で算出したトナー供給量に相当するトナー帯を各現像装置36により各感光体PCに形成させる(トナーを供給させる)。そして、制御装置CUは、定められた期間、各感光体PCを軸周りに回転させる。その結果、各感光体PCは、それぞれの帯電能αに基くトナー供給量のトナーが供給された状態で各クリーニングブレード38により削られる。
そして、ステップS60における定められた期間が経過すると、制御装置CUは、各感光体PCの駆動源を停止させて、トナー供給動作を終了する。
<効果>
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
例えば、後述する比較例2のように、トナー供給動作時に、各感光体PCの帯電能αに関係なく、(トナー供給係数kを同じとし)同じトナー量を供給して研磨動作を行う場合(図12参照)、各感光体PCは異なる使用時間で寿命となり(図13の比較例2の結果を参照)、各単色ユニット31は異なる交換時期で交換されることになる(図7参照)。
これに対して、本実施形態の場合、トナー供給動作時において、各感光体PCに供給されるトナーの供給量は、各感光体PCの帯電能αに基いて定められる(図5及び図6参照)。具体的には、感光体PCの帯電能αが低いほどトナー供給量が少ない。そのため、感光体PCの帯電能αが低いほど当該感光体PCは削られ難い。
したがって、本実施形態の画像形成装置10は、複数の感光体PCが少なくとも2水準以上の帯電能αの組み合わせを有する場合に、複数の感光体PCの交換時期(寿命)の差を小さくできる(図9、図13の実施例の結果参照)。この場合、トナー供給量が調整されることで、トナー供給動作時のトナー量の消費量を低減させつつ複数の感光体PCの交換時期(寿命)の差を小さくできる。なお、本実施形態のように帯電ローラー32Aを用いる場合、例えば、帯電装置がスコロトロン型の場合に比べて、感光体PCの膜減り速度が大きいために有効と考えられる。また、本実施形態のように、感光体PCが単層型の有機感光体の場合、積層型の有機感光体の場合に比べて、感光体PCの膜減り速度が大きいために有効と考えられる。
また、本実施形態の場合、トナー像形成時における感光体PCの駆動時間(回転時間)が長いほど多くのトナーを各現像装置36から各感光体PCに供給させてトナー供給動作を行う。したがって、本実施形態の場合、トナー像形成時における感光体PCの駆動時間に関わらずトナー量が一定の場合に比べて、適切に感光体PCを削ることができる。
また、本実施形態の場合、各感光体PCの帯電能αは製品出荷時以前に測定されて記憶部MRに記憶されている。したがって、本実施形態の場合、トナー供給動作時に各感光体PCの帯電能αを測定する必要がない。すなわち、本実施形態の場合、各感光体の帯電能αを測定する時間を省略してトナー供給動作を行うことができる。
<実施例と比較例とによる検討>
次に、本実施形態の実施例と、比較例とによる実験について説明する。
〔実施例及び比較例の条件〕
図11は、実施例で用いた感光体PC(感光体1〜4)の帯電能αと、トナー供給係数kとを示している。図12及び図13は、本実施形態の条件とは異なる条件とされる比較例(比較例1及び2)で用いた感光体PC(感光体1〜4)の帯電能αと、トナー供給係数kとを示している。
〔実験の内容〕
FS−C5030(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製のA4カラープリンタ)に実施例と比較例(比較例1及び2)の感光体1〜4を取り付けて、1回のトナー像形成動作時に10枚の印刷を20万枚分行い、実施例及び比較例の各感光体の磨耗量を測定した。
ここで、帯電ローラーには、エピクロルヒドリンゴムを主成分とするゴムで構成された直径12mmのものを使用した。また、クリーニングブレードには、ウレタンゴムを主成分とするゴムで構成されたものを使用した。さらに、各感光体には、電荷発生剤(無金属フタロシアニン)5質量部、正孔輸送剤50質量部、電子輸送剤35質量部、結着樹脂(粘度平均分子量67000)100質量部を、テトラヒドロフラン800質量部とともにボールミルにて50時間混合分散して調整した感光体塗布液を、導電性基板(アルミ素管)上にディップコート法にて塗布し、その後100℃で40分間熱風乾燥し得られた、感光層膜厚36μm(直径30mm)のものを使用した。
〔結果〕
比較例1は帯電能αの低い感光体3で摩耗量が大きくなり、早期に寿命を迎えた。また、比較例2では帯電能αの高い感光体4で摩耗量は少ないものの、トナー供給量が過剰になってしまいトナー消費を早めてしまった。これに対して、実施例では、各感光体の摩耗量が比較例1及び2に比べて均等(差が小さい)になり、寿命とトナー消費量の低減の両立を実現できた。
以上のとおり、本発明について上記実施形態を例として説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
例えば、本実施形態では、感光体PCの一例を単層型の有機感光体であるとして説明した。しかしながら、感光体PCは、積層型の有機感光体であってもよい。
また、本実施形態では、各感光体PCの帯電能αは製品出荷時以前に測定されて記憶部MRに記憶されており、トナー供給動作では記憶部MRに記憶されてる各帯電能αに基いて行われるとして説明した。しかしながら、例えば、図14の第1変形例のように、トナー像形成動作の後(ステップS30の後)かつステップS40の前に、各単色ユニット31を用いて帯電能αを測定し(ステップS35)し、当該帯電能αに基いてトナー供給量を定めるようにしてもよい。この場合、より使用状況に即したトナー供給量を調整することができる点で有効といえる。
また、本実施形態では、トナー供給動作は、トナー像形成動作の後に行われるとして説明した。しかしながら、1回のトナー像形成動作時における印字枚数が多い場合、例えば、当該動作に定められた時間以上の時間がかかる場合には、図15の第2変形例のように、トナー像形成動作を行った後に一度中断してトナー供給動作を行い、残りのトナー像形成動作を再開するようにしてもよい。この場合、1回のトナー像形成動作時における印字枚数が多い場合であっても、適度なタイミングでトナー供給動作を行える点で有効といえる。
また、本実施形態では、トナー供給動作において、トナー供給量は、各感光体PCの帯電能αの関数とされるトナー供給係数kから導かれるトナー帯幅xを一辺とする矩形状のベタ画像(図6参照)が用いられるとして説明した。しかしながら、各帯電能αに基いてトナー供給量が導き出されればよい。例えば、図16の第3変形例のように、基本的に同じ面積のベタ画像を用いて、トナー供給量の違いに応じてベタ画像の濃度を変更するようにしてもよい。
また、本実施形態のトナー供給係数kは、前述の式3の一次関数を用いて定められるとして説明した(図5参照)。しかしながら、トナー供給係数kは、帯電能αが高いほど小さくなるような関数であれば、式3の一次関数でなくてもよい。例えば、図17の第4変形例のように、kが1/αに比例(kがαに反比例)するような関係式であってもよい。
10 画像形成装置
30 トナー像形成ユニット(複数のトナー像形成装置の一例)
31 単色ユニット(トナー像形成装置の一例)
32 帯電装置
32A 帯電部材
36 現像装置
38 クリーニングブレード
40 転写装置
CU 制御装置
PC 感光体(担持体の一例)
MR 記憶部
S 媒体
α 帯電能

Claims (7)

  1. 軸周りに回転し潜像を担持する担持体、前記担持体を帯電させる帯電装置、前記帯電装置により帯電された前記担持体に露光して潜像を形成する露光装置、各色のトナーを用いて前記潜像を各色のトナー像として現像する現像装置、及び、前記担持体に接触し転写されずに前記担持体に残った残トナーを除去する除去部をそれぞれ有する複数のトナー像形成装置と、
    前記複数のトナー像形成装置のそれぞれで前記担持体に現像された各色のトナー像を媒体に転写する転写装置と、
    前記各複数のトナー像形成装置及び前記転写装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記担持体を定められた表面電位にするために前記担持体に流れる電流で前記表面電位を除した値を帯電能と定義した場合、複数の前記担持体は、少なくとも2水準以上の帯電能を有する組み合わせとされ、
    前記制御装置は、トナー像形成動作後に、前記帯電能が低い前記担持体を有するトナー像形成装置ほど多くトナーを前記現像装置から前記担持体に供給させて前記担持体をそれぞれ定められた期間軸周りに回転させるトナー供給動作を行う、
    画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、トナー像形成動作における前記担持体の回転時間が長いほど多くトナーを前記現像装置から前記担持体に供給させて前記トナー供給動作を行う、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のトナー像形成装置は、それぞれの前記担持体における製品出荷時以前に測定された前記帯電能を記憶した記憶部を有し、
    前記制御装置は、それぞれの前記記憶部に記憶されている前記帯電能に基いて、前記トナー供給動作時に前記現像装置から前記担持体に供給させるトナーの量を定める、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御装置は、前記複数のトナー像形成装置を用いてそれぞれの前記担持体における前記帯電能を測定可能とされており、測定したそれぞれの前記帯電能に基いて、前記トナー供給動作時に前記現像装置から前記担持体に供給させるトナーの量を定める、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御装置は、トナー像形成動作時に定められた時間以上の時間を要する場合、前記トナー像形成動作を中断して前記トナー供給動作を行い、再度前記トナー像形成動作を再開する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記帯電装置は、前記担持体に接触しながら放電して前記担持体を帯電させる帯電部材を含んで構成されている、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記担持体は、単層型の有機感光体とされている、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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