JP2003295528A - 電子写真方法 - Google Patents

電子写真方法

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JP2003295528A
JP2003295528A JP2002095487A JP2002095487A JP2003295528A JP 2003295528 A JP2003295528 A JP 2003295528A JP 2002095487 A JP2002095487 A JP 2002095487A JP 2002095487 A JP2002095487 A JP 2002095487A JP 2003295528 A JP2003295528 A JP 2003295528A
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JP2002095487A
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English (en)
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Jun Azuma
潤 東
Masatada Watanabe
征正 渡辺
Masayuki Fujishima
正之 藤島
Takashi Nagashima
高志 永島
Hironori Sakane
広規 坂根
Takashi Tanaka
敬 田中
Arinori Hikosaka
有儀 彦阪
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成サイクルを繰り返し行うことで感光
体の膜厚が減少して暗電位が低下し、コントラスト電位
が確保できなくなることで画像濃度が低下した場合、サ
ービスマンが画像濃度を見ながら表面電位を徐々に上げ
ていき、適正な電位に再設定するという面倒な作業を行
っていた。 【解決手段】 電荷保持率の良好な有機単層感光体を使
用することで、初期状態においても繰り返し使用した後
であっても、暗電位と明電位が直線関係を示す為に、容
易に設定電位を補正し、再設定することができた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方法における
設定電位の補正方法に関するものであり、より詳細に
は、電子写真による画像形成サイクルを繰り返し行った
ときに生じる感光体の膜厚の減少に伴う電気特性の変化
に応じて、電位を容易に再設定して良好な画像を形成す
ることができる補正方法に対して、良好に適応しうる有
機単層感光体を提供するものである。 【0002】 【従来の技術】電子写真による画像形成では、現在、反
転現像が主流であり、この反転現像によれば、感光体を
一様に帯電させた後、所定の画像情報に基づいてレーザ
照射による画像露光を行なって静電潜像を形成させ、こ
の静電潜像をトナーで現像し、トナー像を感光体から転
写紙に転写し、転写紙上のトナー像を定着して画像を形
成させる。 【0003】このような画像形成で使用される感光体と
しては、セレン、アモルファスシリコン等の無機感光体
や、電荷発生剤や電荷輸送剤を含有する有機感光層を導
電性基体上に形成させた有機感光体が知られており、特
に有機感光体は、軽量性やコスト、安全性、材料選択の
自由度の点で優れており、現在、広く使用されている。
ところで、有機感光体には、電荷発生剤及び電子輸送剤
や正孔輸送剤の電荷輸送剤が単一の有機感光層中に分散
されている単層型のもの(有機単層感光体)と、電荷発
生剤を分散させた電荷発生層と、電荷発生層上に形成さ
れ且つ電荷輸送剤を分散させた電荷輸送層とから有機感
光層が形成されている積層型のもの(有機積層感光体)
とが知られている。この内、有機単層感光体は、特に製
造が容易であり、コストの面でも極めて安価であること
から、現在、広く使用されるようになってきている。 【0004】有機感光体では、通常、画像形成サイクル
をある程度の回数繰り返して行なった後、適正な画像が
形成されるように設定電位を補正することにより、その
寿命を引き延ばすことが行なわれている。具体的には、
例えば、主帯電を行うための帯電器の帯電条件や現像バ
イアス電圧を種々変更し、その都度、実際に画像形成を
行ない、得られる画像を確認しながら行われるが、一般
にサービスマンにより行なわれるが、補正は極めて面倒
である。そこで、本出願人は先に特願平2001−36
6221を提案し、有機単層感光体が各膜厚毎に明電位
は暗電位に比例し、両者の間には直線関係があることを
見出し、これを利用して画像形成サイクルをある程度の
回数繰り返して行ない電位補正を行う時点で、感光体の
異なる二つの暗電位Voとその暗電位において露光を行
った後の明電位Vrを測定し、Vo−Vr直線を求め、
これと適正なコントラスト電位Vcを示す直線との交点
から、前記適正なコントラスト電位Vcとなる暗電位を
算出し、このような暗電位が得られるように、主帯電条
件を変更する電位の補正するというものである。この方
法により、適正な画像を得るための暗電位を簡単に算出
し、補正することが出来る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
な有機単層感光体は、電荷発生剤が感光層に均一に分散
されることにより、ある程度の回数の画像形成を繰り返
し行うと、帯電や転写で用いられるチャージャーから発
生するオゾン、NOxの影響で感光層表面が劣化し、暗
減衰が増加し、それに伴い測定時の暗減衰のバラツキに
よる暗電位と明電位の直線関係に再現性がなくなり、上
述した特願平2001−366221に示すような補正
を使用することが出来なかった。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は請求項1においては、感光体表面を均一に
主帯電し、帯電された該感光体表面に画像情報に基づい
て光照射を行なって静電潜像を形成し、この静電潜像
を、一定の現像バイアス電圧を印加しながら現像するこ
とにより画像形成を行う電子写真方法において、前記感
光体の主帯電から0.5秒後の暗電位が、70%以上で
あることを特徴とする有機単層感光体であり、予め、主
帯電後の感光体表面の暗電位と明電位との差に相当する
コントラスト電位(Vc=Vo−Vr)を設定してお
き、次いで、一定状態の前記感光体について、その表面
を、異なる2つの主帯電電位に帯電させ、それぞれにつ
いて暗電位と明電位とを測定し、該測定結果に基づい
て、下記式: Vr=α・Vo+β (1) 式中、Voは、暗電位(V)を示し、 Vrは、明電位(V)を示し、 α及びβは、それぞれ定数を示す、 からα及びβを算出し、前記算出結果から画定される式
(1)のVo−Vr直線と前記コントラスト電位(V
c)とから、上記コントラスト電位(Vc)を示す暗電
位を算出し、このような暗電位が得られるように、主帯
電条件を変更する電位設定の補正法であり、これにより
容易に感光体の電位低下を再設定し、寿命を伸ばすこと
ができる。ここで、主帯電から0.5秒後の暗電位が、
70%以上である感光体は、主に電荷発生剤、電子輸送
剤の含有量によって、調整することが可能である。 【0007】 【発明の実施形態】以下、添付図面に示す具体例に基づ
いて、本発明を説明する。本発明の現像条件補正方法を
適用する画像形成装置の一例を示す図1において、回転
可能に設けられている感光体ドラム1の周囲には、その
回転方向に沿って、帯電手段2、レーザ光学装置3、現
像手段4、転写手段5、クリーニング装置6及び除電ラ
ンプ7が配置されており、所定の紙等の転写シート9が
転写手段5と感光体ドラム2との間に搬送され、この転
写シート9の表面に、画像が形成されるようになってい
る。また、レーザ光学装置3と現像手段4との間には、
電位センサ10が設けられており、更に、図1では省略
されているが、上記転写シート9の排出側には、熱ロー
ラ等からなる定着装置が配置されている。 【0008】即ち、感光体ドラム1の全面を、帯電手段
2により所定極性に一様に主帯電し、次いで、レーザ光
学装置3を用いて、所定の画像情報に基づいてレーザ光
が帯電された感光体ドラム1の表面に照射され、画像露
光による静電潜像の形成が行なわれる。このようにして
形成された静電潜像は、現像手段4により現像され、ト
ナー像が感光体ドラム1表面に形成される。形成された
トナー像は、転写手段5により、転写シート9の表面に
転写され、トナー像が転写された転写シート9は、図示
されていない定着装置に導入され、熱及び圧力により、
トナー像が転写シート9の表面に定着される。一方、ト
ナー像を転写シート9に転写した後は、クリーニング装
置6により感光体ドラム1表面に付着残存するトナーが
除去され、更に除電ランプによる光照射によって、感光
体ドラム1表面に残存する電荷が除去され、これによ
り、画像形成サイクルの一工程が終了し、次の画像形成
サイクルが行なわれる。 【0009】本発明において、感光体ドラム1は、アル
ミ等の導電性素管上に形成させた有機単層感光体ドラム
であり、この感光層は電荷発生剤及び電荷輸送剤を結着
樹脂中に分散させた単一の層からなる。即ち、このよう
な単層の有機感光層を備えた感光体ドラム1において、
明電位と暗電位との間にに示す直線関係が成立し、特願
平2001−366221の補正方法が適用されること
は既に述べた通りである。 【0010】有機単層感光体の感光層中に分散させる電
荷発生剤としては、例えば、ピリリウム塩、アゾ系顔
料、ジスアゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、フタロシ
アニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系顔料、トルイ
ジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系顔料、キナ
クリドン系顔料等が例示され、所望の領域に吸収波長域
を有するよう、一種または二種以上混合して用いられ
る。特に、現在主流であるデジタル機に好適な電荷発生
剤としては、露光光源として使用される600〜800
nmのレーザ、LED光に感度を有するフタロシアニン
顔料、ジスアゾ顔料が使用される。 【0011】電荷輸送剤としてはそれ自体公知の任意の
電子輸送性或いは正孔輸送性のものを使用できる。その
適当な例は、次の通りである。電子輸送剤としては、ベ
ンゾキノン系化合物、ジフェノキノン系化合物、ナフト
キノン系化合物、アントラキノン系化合物、スチルベン
キノン系化合物などの電子吸引性物質を単独または2種
以上の組み合わせで用いることができる。一方、正孔輸
送性物質としては、例えば次のものが知られており、こ
れらの内から、溶解性や、正孔輸送性に優れているもの
が使用される。その適当な例は、次の通りである。正孔
輸送剤としては、カルバゾール系化合物、ヒドラゾン系
化合物、ベンジジン系化合物などの電子供与性物質を単
独または2種以上の組み合わせで用いることができる。
上述した単層の有機感光層において、電荷発生剤(CG
M)は固形分当たり0.5乃至7重量%、特に2乃至5
重量%の範囲の内、感度に悪影響を及ぼさない範囲で可
及的に少ない量で感光層中に含有されるのがよく、また
電荷輸送剤(CTM)は固形分当たり20乃至70重量
%、特に25乃至60重量%の範囲の内、感度に影響を
及ぼさない範囲で可及的に少ない量で感光層中に含有さ
れるのがよい。また、感度の点や、反転現像を可能とす
るという用途の広さからは、電子輸送剤(ET)と、正
孔輸送剤(HT)とを組み合わせで使用するのがよく、
この場合、ET:HTの重量比は10:1乃至1:1
0、特に1:5乃至1:1の範囲にあるのが最もよい。 【0012】また、電荷発生剤を分散させる樹脂媒質
(結着樹脂)としては、種々の樹脂が使用でき、例え
ば、スチレン系重合体、アクリル系重合体、スチレン−
アクリル系重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リプロピレン、アイオノマー等のオレフィン系重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リエステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタ
ン、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレー
ト、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、シリコー
ン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
エーテル樹脂、フェノール樹脂や、エポキシアクリレー
ト等の光硬化型樹脂等、各種の重合体が例示できる。こ
れらの結着樹脂は、一種または二種以上混合して用いる
こともできる。好適な樹脂は、スチレン系重合体、アク
リル系重合体、スチレン−アクリル系重合体、ポリエス
テル、アルキッド樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレ
ート等である。好適な樹脂としては、ポリカーボネー
ト、特に帝人化成社製パンライト、三菱瓦斯化学社製P
CZ、出光興産社製タフゼット(BグレードやHグレー
ド)等の共重合ポリカーボネートが好適である。 【0013】結着樹脂の分子量は粘度平均分子量(PC
−A換算)で10,000〜200,000が好ましい
が、耐摩耗性と生産性を考慮すると、18,000〜8
0,000が特に好適である。更に、感光層中に占める
結着樹脂の割合は、40〜70重量%が好ましいが、特
に前記一般式(D)の構造の共重合ポリカーボネートを
使用して耐摩耗性の向上を図るならば、50〜70重量
%の範囲が好適である。 【0014】また、上記の単層の有機感光層中には、電
子写真学的特性に悪影響を及ぼさない範囲で、それ自体
公知の種々の配合剤、例えば、ビフェニル、o−ターフ
ェニル、m−ターフェニル、p−ターフェニル、p−ベ
ンジルフェニル及び水素化ターフェニル等のビフェノー
ル誘導体、ステアリン酸ブチル等のアルキルエステル、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレングリコールモノエステル、ポリエチレング
リコールモノエーテル、ポリエチレングリコールジアル
キレート、ポリエチレングリコールジアルキルエーテル
等のポリアルキルオキシド類やポリフェニレンオキシド
等の可塑剤や潤滑剤、ヒンダードアミン、ヒンダードフ
ェノール等の酸化防止剤が配合されていてもよい。ま
た、形成した膜のレベリング性の向上や潤滑性の付与を
目的として、シリコーンオイルやフッ素系オイルなどの
レベリング剤を含有させることもできる。特に、全固形
分当たり0.1乃至50重量%の立体障害性フェノール
系酸化防止剤を配合すると、電子写真学的特性に悪影響
を与えることなく、感光層の耐久性を顕著に向上させる
ことができる。単層の有機感光層を設ける導電性基板と
しては、導電性を有する種々の材料が使用でき、例え
ば、アルミニウム、銅、錫、白金、金、銀、バナジウ
ム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケ
ル、インジウム、ステンレス鋼、真鍮等の金属単体や、
上記金属が蒸着またはラミネートされたプラスック材
料;ヨウ化アルミニウム、酸化錫、酸化インジウム等で
被覆されたガラス等が例示される。本発明に用いる単層
有機感光体では、通常のアルミニウム素管、また膜厚が
1乃至50μmとなるようにアルマイト処理を施した素
管を用いことができる。 【0015】単層有機感光体を形成させるには、電荷発
生材料、電荷輸送剤等と結着樹脂等を、従来公知の方
法、例えば、ロールミル、ボールミル、アトライタ、ペ
イントシェイカーあるいは超音波分散機等を用いて調製
し、従来公知の塗布手段により塗布、乾燥すればよい。
感光層の厚みは、特に制限されないが、一般に10乃至
50μmの範囲内で、感度低下や残留電位増大を来さな
い範囲で可及的に厚く設けることが望ましい。 【0016】塗布液を形成するのに使用する溶剤として
は、種々の有機溶剤が使用でき、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、
n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族系
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭
素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド等、種々の溶剤が例示さ
れ、一種または二種以上混合して用いられる。塗布液の
固形分濃度は一般に5乃至50%とするのがよい。 【0017】また上記単層の感光層は、前記導電性基板
上に直接形成してもよいが、下引き層を介して形成する
こともできる。このような下引き層としては、カゼイ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポ
リアミド、メラミン、セルロース、ポリチオフェン、ポ
リピロール、ポリアニリン、ポリエステル、ポリアクリ
レート、ポリスチレン等の高分子膜を例示することがで
きる。下引き層の厚みは、0.01μm乃至20μmの
範囲が好ましい。また、下引き層に導電性を付与するた
めに、金、銀、アルミ等の金属粉末、酸化チタン、酸化
スズ等の酸化金属粉末、カーボンブラック等の導電性微
粉末を分散させることもできる。 【0018】感光体ドラム1の表面を主帯電するための
帯電手段2としては、コロトロンやスコロトロン等のコ
ロナ帯電器や接触帯電ローラなどが使用されるが、特に
スコロトロンが好適である。かかる帯電手段による感光
体ドラム1表面の帯電極性は、正及び負の何れでもよい
が、オゾン等の発生を防止するという見地からは、正極
性がよい。また、感光体ドラム1の主帯電電位は、同一
条件で主帯電を行うと、画像形成サイクルの繰り返しに
よる感光層の摩耗に伴って低下するが、その初期設定値
は、暗電位(Vo)と明電位(Vr)との差に相当する
コントラスト電位(Vc)が400V以上、特に550
V以上となるような電位、例えば700乃至720Vの
範囲に設定される。即ち、画像形成サイクルの繰り返し
により主帯電電位及びコントラスト電位(Vc)が低下
して画像濃度の低下等を来したときには、本発明に従っ
て補正を行ない、コントラスト電位(Vc)が上記範囲
内となるように、主帯電電位を高める。具体的には、帯
電手段2としてコロナ帯電器を用いているときには、コ
ロナワイヤへの印加電圧を高めたり或いはグリッド電圧
を調整することにより、また接触帯電ローラを用いてい
る場合には、該ローラへの印加電圧を高めることによ
り、主帯電電位を適正な範囲に調整することができる。
特に帯電手段2としてスコロトロンを用いている場合に
は、グリッド電圧の調整により、容易に主帯電電位の調
整を行うことができる。 【0019】レーザ光学装置3を用いての画像露光は、
それ自体公知の手段で行なうことができる。例えば、ス
キャナ等によって読み込まれた画像情報に基づいて、或
いはコンピュータ等から送られた画像情報に基づいて、
レーザ光を照射することにより行なわれる。勿論、この
ようなレーザ光学装置3を用いる代わりに、LEDを用
いたり、ハロゲンランプ等の光学系を使用し、このよう
な光学系からの原稿反射光を直接感光体ドラム1表面に
照射することにより画像露光を行なうことも可能であ
る。本発明において、レーザ光学装置3と現像手段4と
の間には、電位センサ10が設けられており、現像条件
の補正を行なうときには、この電位センサ10により、
暗電位及び明電位の測定を行なう。電位センサ10によ
る測定個所は、感光体ドラム1表面の中心部分、即ち画
像形成領域にあたる部分である。即ち、現像条件の補正
は、一定の電位に感光体ドラム1表面を帯電した後、画
像露光のための光照射を行わずに電位センサ10により
暗電位を測定し、次いで、同じ条件で同電位に帯電され
た感光体ドラム1表面について、通常の画像形成サイク
ルで行なわれる画像露光と同じ条件(例えば同じレーザ
出力)で光照射を行ない、電位センサ10により明電位
を測定する。次いで、主帯電条件を変えて、上記とは異
なる電位に帯電された感光体ドラム1表面について、上
記と同様にして暗電位及び明電位を測定する。この測定
値に基づいて、前述した演算により、現像条件の補正、
具体的には、主帯電条件の調整が行なわれ、予め設定さ
れたコントラスト電位(Vc)が得られるように、感光
体ドラム1表面の主帯電が行なわれるわけである。尚、
上記の暗電位及び明電位の測定は、異なる2つの電位に
感光体ドラム1表面を帯電させて行うことが、前述した
式(1)の直線を画定させるために必須であるが、この
ような異なる2つの電位の差は、通常、100V以上で
あることが好ましい。両者の電位差があまり小さいと、
測定誤差が大きくなるおそれがあるためである。 【0020】現像手段4は、それ自体公知であり、例え
ば、現像ローラにより、少なくとも所定極性に帯電され
たトナーを含む磁性現像剤を、磁力を利用して感光体ド
ラム1表面に搬送することにより行なわれる。このよう
な現像剤も特に制限されず、例えば非磁性トナーと、フ
ェライトや鉄粉等の磁性キャリヤとからなる二成分系現
像剤や、磁性トナーからなる一成分系現像剤の何れをも
使用することができる。トナーの帯電極性は、現像方式
によって異なり、例えば、現在汎用されている反転現像
方式では、感光体ドラム1の帯電極性と同極性であり、
正規現像方式では、感光体ドラム1の帯電極性と逆極性
であり、通常、所定の帯電部材或いはキャリヤとの摩擦
帯電により、適当な帯電量を有するように帯電される。 【0021】上記現像手段4による現像は、接触現像及
び非接触現像の何れでもよく、また、現像に際しては、
通常、現像バイアス電圧を、感光体ドラム1と現像ロー
ラとの間に印加して行なわれる。この現像バイアス電圧
は、帯電トナーを感光体ドラム1表面側に容易に移行し
得るような極性及び大きさを有するものであり、例えば
反転現像では、感光体ドラム1側がその帯電極性とは逆
性となるような向きで、且つ、絶対値が暗電位と明電位
との間の大きさとなるようなものである。従って、本発
明では、前述した現像条件の補正に伴って、上記範囲と
なるように現像バイアス電圧の調整を行なうことが好ま
しい。 【0022】転写手段5としては、コロナ帯電器や転写
ローラが使用される。コロナ帯電器を用いる場合には、
搬送されてきた転写シート9の背面を、コロナ放電によ
り帯電トナーとは逆極性にコロナ帯電させることにより
行なわれ、この場合、転写用のコロナ帯電器と共に、転
写シート9の感光体ドラム1への巻きつきを防止する分
離用帯電器を使用するのがよい。また、転写ローラを用
いる場合には、該ローラが帯電トナーと逆極性の電位と
なるような転写電圧を印加して転写が行なわれる。 【0023】クリーニング装置6は、ポリウレタン等の
ゴム製のブレード或いはローラを備えており、これらを
感光体ドラム1表面に摺擦することにより、転写後の感
光体ドラム1表面に残存するトナーが分離回収される。
また、除電ランプ7は、感光体ドラム1表面に形成され
ている単層の有機感光層が感度を有する波長の光を、該
ドラム1表面に照射することにより、感光体ドラム1表
面の残留電位を除去する。図1では、この除電ランプ7
は、感光体ドラム1の回転方向に対して下流側に配置さ
れているが、これをクリーニング装置6と転写手段5と
の間の領域に配置することも可能である。 【0024】本発明を次の実験例で説明する。 感光体の作製:電荷発生剤として各種フタロシアニン顔
料を4〜8重量部、正孔輸送剤を40重量部、電子輸送
剤を30〜50重量部、結着剤として、ポリカーボネー
ト樹脂を100重量部、更に溶媒としてテトラヒドロフ
ラン800重量部を加え、ボールミルで50時間混合分
散して単層型感光層用塗布液を調製し、この塗布液をア
ルミニウム素管(φ:78mm)上に塗布した後、10
0℃で60分間熱風乾燥することにより、膜厚が12μ
m、14μm、16μm、20μm及び36μmの単層
有機感光体を作製した。 【0025】図1と同様の構成を有し、表面電位計を備
えた複写機に、上記で作製された感光体ドラムをそれぞ
れ装着した。尚、主帯電器としてはスコロトロンが使用
されている。この装置を使用し、主帯電電位を変化さ
せ、各主帯電電位毎に、暗電位と明電位とを測定した。
尚、測定に際してのレーザ出力は一定とした。 【0026】(実施例1) 電荷発生材としてX型メタ
ルフリーフタロシアニン、5重量部電子輸送剤として下
記式[1]で示されるジフェノキノン化合物、40重量部 【化1】 正孔輸送材として下記式[2]で示されるスチルベンアミ
ン化合物、40重量部 【化2】 結着樹脂として下記式[3]で示されるポリカーボネー
ト、100重量部 【化3】 を用い、上記感光体作製方法に則り、各膜厚の感光体を
作製した。この感光体を用いて各膜厚において三つ以上
の複数の異なる暗電位及び明電位を測定したところ、図
2に示すように暗電位に対する明電位は比例的に変化
し、直線関係を示すことを確認した。次に主帯電後0.
5秒後の暗電位が85%である36μmの膜厚の感光体
を用いて主帯電電圧765V、暗電位670V、明電位
110Vにて前述のように複写機にて連続の耐刷テスト
を約40万枚行い、耐刷後に膜厚16μmの感光体にお
いて、異なる二つの暗電位に帯電させ、露光後の明電位
を測定したところ、主帯電電圧820V、720Vにお
いて、暗電位は夫々673V、572V、明電位は夫々
146V、126Vであった。これは、初期膜厚が16
μmの感光体の暗電位−明電位直線上に一致することか
ら、前記電位の補正法の適用が可能であった。 【0027】(実施例2) 電荷発生材を5.5重量部に
する以外は、実施例1と同様の材料を用い、上記感光体
作製方法に則り、各膜厚の感光体を作製した。この感光
体を用いて各膜厚において三つ以上の複数の異なる暗電
位及び明電位を測定したところ、図2に示すように暗電
位に対する明電位は比例的に変化し、直線関係を示すこ
とを確認した。次に主帯電後0.5秒後の暗電位が80
%である36μmの膜厚の感光体を用いて主帯電電圧7
65V、暗電位670V、明電位110Vにて前述のよ
うに複写機にて連続の耐刷テストを約40万枚行い、耐
刷後に膜厚16μmの感光体において、異なる二つの暗
電位に帯電させ、露光後の明電位を測定したところ、主
帯電電圧820V、720Vにおいて、暗電位は夫々6
70V、570V、明電位は夫々145V、125Vで
あった。これは、初期膜厚が16μmの感光体の暗電位
−明電位直線上に一致することから、前記電位の補正法
の適用が可能であった。 【0028】(実施例3) 電荷発生材を6.0重量部に
する以外は、実施例1と同様の材料を用いて、上記感光
体作製方法に則り、各膜厚の感光体を作製した。この感
光体を用いて各膜厚において三つ以上の複数の異なる暗
電位及び明電位を測定したところ、図2に示すように暗
電位に対する明電位は比例的に変化し、直線関係を示す
ことを確認した。次に主帯電後0.5秒後の暗電位が7
7%である36μmの膜厚の感光体を用いて主帯電電圧
765V、暗電位670V、明電位110Vにて前述の
ように複写機にて連続の耐刷テストを約40万枚行い、
耐刷後に膜厚16μmの感光体において、異なる二つの
暗電位に帯電させ、露光後の明電位を測定したところ、
主帯電電圧820V、720Vにおいて、暗電位は夫々
672V、576V、明電位は夫々146V、128V
であった。これは、初期膜厚が16μmの感光体の暗電
位−明電位直線上に一致することから、前記電位の補正
法の適用が可能であった。 【0029】(実施例4) 電荷発生材を6.0重量
部、電子輸送剤を45重量部にする以外は、実施例1と
同様の材料を用いて、上記感光体作製方法に則り、各膜
厚の感光体を作製した。この感光体を用いて各膜厚にお
いて三つ以上の複数の異なる暗電位及び明電位を測定し
たところ、図2に示すように暗電位に対する明電位は比
例的に変化し、直線関係を示すことを確認した。次に主
帯電後0.5秒後の暗電位が71%である36μmの膜
厚の感光体を用いて主帯電電圧765V、暗電位670
V、明電位110Vにて前述のように複写機にて連続の
耐刷テストを約40万枚行い、耐刷後に膜厚16μmの
感光体において、異なる二つの暗電位に帯電させ、露光
後の明電位を測定したところ、主帯電電圧820V、7
20Vにおいて、暗電位は夫々665V、566V、明
電位は夫々143V、122Vであった。これは、初期
膜厚が16μmの感光体の暗電位−明電位直線上に一致
することから、前記電位の補正法の適用が可能であっ
た。 【0030】(比較例1) 電荷発生材を7.0重量部
とすること以外は、実施例1と同様の材料を用いて、上
記感光体作製方法に則り、各膜厚の感光体を作製した。
この感光体を用いて各膜厚において三つ以上の複数の異
なる暗電位及び明電位を測定したところ、図2に示すよ
うに比例的に変化し、暗電位に対する明電位は直線関係
を示すことを確認した。次に主帯電後0.5秒後の暗電
位が67%である36μmの膜厚のものを用いて、16
μmに減少するまで、前述のように複写機にて連続の耐
刷テストを約40万枚行った。この耐刷後の感光体を用
いて暗電位と明電位の関係を測定した結果、図3に示す
ように、暗電位―明電位の一回目、二回目の測定バラツ
キが、暗電位、明電位とも10V以上あり、前記電位の
補正法の適用が不可能であった。 【0031】(比較例2) 電荷発生材を8.0重量部
とすること以外は、実施例1と同様の材料を用いて、上
記感光体作製方法に則り、各膜厚の感光体を作製した。
この感光体を用いて各膜厚において三つ以上の複数の
異なる暗電位及び明電位を測定したところ、図2に示す
ように比例的に変化し、暗電位に対する明電位は直線関
係を示すことを確認した。次に次に主帯電後0.5秒後
の暗電位が60%である36μmの膜厚のものを用い
て、16μmに減少するまで、前述のように複写機にて
連続の耐刷テストを約40万枚行った。この耐刷後の感
光体を用いて暗電位と明電位の関係を測定した結果、図
3に示すように、比較例1と同様に暗電位ー明電位の測
定バラツキが大きく、前記電位の補正法の適用が不可能
であった。 【0032】(比較例3) 電荷発生材を8.0重量
部、電子輸送剤を45部とすること以外は、実施例1と
同様の材料を用いて、上記感光体作製方法に則り、各膜
厚の感光体を作製した。図2に示すように比例的に変化
し、暗電位に対する明電位は直線関係を示すことを確認
した。次に次に主帯電後0.5秒後の暗電位が54%で
ある36μmの膜厚のものを用いて、16μmに減少す
るまで、前述のように複写機にて連続の耐刷テストを約
40万枚行った。この耐刷後の感光体を用いて暗電位と
明電位の関係を測定した結果、図3に示すように、比較
例1と同様に暗電位ー明電位の測定バラツキが大きく、
前記電位の補正法の適用が不可能であった。 【0033】(比較例4) 電荷発生材を8.0重量
部、電子輸送剤を50重量部にすること以外は、上記感
光体作製方法に則り、各膜厚の感光体を作製した。この
感光体を用いて各膜厚において三つ以上の複数の異なる
暗電位及び明電位を測定したところ、図2に示すように
比例的に変化し、暗電位に対する明電位は直線関係を示
すことを確認した。次に次に主帯電後0.5秒後の暗電
位が46%である36μmの膜厚のものを用いて、16
μmに減少するまで、前述のように複写機にて連続の耐
刷テストを約40万枚行った。この耐刷後の感光体を用
いて暗電位と明電位の関係を測定した結果、図3に示す
ように、比較例1と同様に暗電位ー明電位の測定バラツ
キが大きく、前記電位の補正法の適用が不可能であっ
た。 【0034】上記実施例1〜4、比較例1〜4において
各感光体の主帯電から0.5秒後の暗電位の保持率と耐
刷後の暗電位と明電位の1回目と2回目の測定バラツキ
の関係を表1に示す。 【表1】 表1の結果からも分かるように、実施例1〜4のように
主帯電から0.5秒後の暗電位が70%以上の場合は、
耐刷後の感光体の暗電位と明電位の測定バラツキが10
V以内であるが、比較例1〜4のように、主帯電から
0.5秒後の暗電位が70%未満の場合は、耐刷後の感
光体の暗電位と明電位の測定バラツキが10Vを超える
ため、前記電位の補正法の適用が不可能であった。測定
バラツキが大きくなった原因としては、オゾン、NOx
等のガスによる感光層表面の汚染による劣化や軽微なト
ナーフィルミング等で、初期暗減衰の大きな感光体は、
より暗減衰の増加が著しく、電位が安定しないため測定
バラツキが生じたと考えられる。 【0035】 【発明の効果】本発明によれば、有機単層感光体では、
暗電位と明電位とが直線関係(比例関係)にあるという
知見に基づき、2点の主帯電電位のそれぞれについて、
暗電位と明電位とを測定することにより、その感光層膜
厚での上記直線関係を画定せることによって、適正なコ
ントラスト電位を与えるような主帯電条件の補正法に対
して、適応可能な単層感光体を用いることで、サービス
マンの労力を著しく軽減することできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例で用いた感光体を評価した画像
形成装置のプロセス概略図。 【図2】本発明の実施例で用いた感光体の各膜厚におけ
る暗電位―明電位の関係と耐刷後ドラムの暗電位―明電
位に関係を示すグラフ。 【図3】本発明の比較例で用いた感光体の耐刷後の1回
目、2回目の暗電位―明電位の測定結果を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永島 高志 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 坂根 広規 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 田中 敬 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 彦阪 有儀 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA02 DE05 EA01 EC06 EC07 EC14 2H068 AA13 AA19 AA20 AA21 AA31 BA12 BA38 BA60 BA63 BB26 FA30 2H200 FA02 GA13 GA16 GA23 GA34 GA45 GA46 GA52 GA54 GA56 GA58 GA59 GB02 GB12 GB15 HA12 HA29 HA30 HB12 HB28 PA05 PA19 PA24 PB04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 感光体表面を均一に主帯電し、帯電され
    た該感光体表面に画像情報に基づいて光照射を行なって
    静電潜像を形成し、この静電潜像を、一定の現像バイア
    ス電圧を印加しながら現像することにより画像形成を行
    う電子写真方法において、前記感光体は、主帯電から
    0.5秒後の暗電位が、70%以上であることを特徴と
    する有機単層感光体であり、 この感光体に関して、予め、主帯電後の感光体表面の暗
    電位と明電位との差に相当するコントラスト電位(Vc
    =Vo−Vr)を設定しておき、 次いで、一定状態の前記感光体について、その表面を、
    異なる2つの主帯電電位に帯電させ、それぞれについて
    暗電位と明電位とを測定し、該測定結果に基づいて、下
    記式: Vr=α・Vo+β (1) 式中、Voは、暗電位(V)を示し、 Vrは、明電位(V)を示し、 α及びβは、それぞれ定数を示す、 からα及びβを算出し、 前記算出結果から画定される式(1)のVo−Vr直線
    と前記コントラスト電位(Vc)とから、上記コントラ
    スト電位(Vc)を示す暗電位を算出し、このような暗
    電位が得られるように、主帯電条件を変更することを特
    徴とする電子写真法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018116141A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7672612B2 (en) 2006-01-27 2010-03-02 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same
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