JP2018113921A - スプール制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャスティング時におけるバックラッシュを防止しつつ、ルアーの飛距離を向上させる【解決手段】スプール制動装置4は、制動部41と、増減検出部42と、制御部43と、を備えている。制御部43は、検出部42によって検出されたスプールの回転速度の増減に基づき、制動部41による制動力を制御する。制御部43は、スプールの回転速度が増加しているとき、通常制動力モードで制動部41による制動力を制御する。通常制動力モードにおいて、制御部43は、スプールの回転速度に応じて制動部による制動力を変化させる。また、制御部43は、スプールの回転速度の増加が止まったとき、所定時間の間、第1制動力モードで制動部41による制動力を制御する。第1制動力モードにおいて、制御部43は、制動部41による制動力を通常制動力モードにおける制動力よりも小さくする。【選択図】図5

Description

本発明は、両軸受リールのスプール制動装置に関するものである。
両軸受リールは、キャスティング時のバックラッシュを防止するために、スプールを制動するスプール制動装置を有している。特許文献1には、スプール制動装置によってスプールの回転速度を電気的に制御する両軸受リールが開示されている。
特許第5122273号公報
キャスティング時において、ルアーの飛距離を向上させることが要望されている。そこで、本発明の課題は、キャスティング時におけるバックラッシュを防止しつつ、ルアーの飛距離を向上させることにある。
本発明のある側面に係るスプール制動装置は、両軸受リールのスプールを制動するように構成されている。このスプール制動装置は、制動部と、増減検出部と、制御部と、を備えている。制動部は、スプールを制動する。増減検出部は、スプールの回転速度の増減を検出する。制御部は、増減検出部によって検出されたスプールの回転速度の増減に基づき、制動部による制動力を制御する。制御部は、スプールの回転速度が増加しているとき、通常制動力モードで前記制動部による制動力を制御する。通常制動力モードにおいて、制御部は、スプールの回転速度に応じて制動部による制動力を変化させる。また、制御部は、スプールの加点速度の増加が止まったとき、所定時間の間、第1制動力モードで制動部による制動力を制御する。第1制動力モードにおいて、制御部は、制動部による制動力を通常制動力モードにおける制動力よりも小さくする。
この構成によれば、スプールの回転速度が増加している時は、通常制動力モードでスプールを制動するため、キャスティング時におけるバックラッシュを防止することができる。また、スプールの回転速度の増加が止まったときに、通常制動力モードから第1制動力モードに変わり、制動部による制動力が減少されるため、キャスティング時におけるルアーの飛距離を向上させることができる。また、この構成によれば、キャスティング時の糸切れを防止することもできる。
好ましくは、増減検出部は、速度検出部と、速度比較部と、増減判断部と、を有する。速度検出部は、所定の時間間隔毎にスプールの回転速度を検出する。速度比較部は、速度検出部で検出されたスプールの回転速度と、速度検出部で直前に検出されたスプールの回転速度と、と比較する。増減判断部は、速度比較部による比較結果に基づいて、スプールの回転速度の増減を判断する。
好ましくは、制御部は、所定時間経過後、第2制動力モードで制動部による制動力を制御する。第2制動力モードにおいて、制御部は、制動部による制動力を第1制動力モードにおける制動力よりも小さくする。
好ましくは、制御部は、第2制動力モードにおいて、制動部による制動力を一定に制御する。
本発明によれば、キャスティング時におけるバックラッシュを防止しつつルアーの飛距離を向上させることができる。
両軸受リールの斜視図。 両軸受リールの分解斜視図。 制動部の断面図。 検出部が取り付けられた回路基板の斜視図。 スプール制動装置のブロック図。 回転速度及び制動力を示すグラフ。 スプール制動装置の動作を示すフローチャート。
以下、本発明に係るスプール制動装置が採用された両軸受リールの実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、両軸受リール100は、リール本体1と、ハンドル2と、スプール3と、スプール制動装置4とを備えている。
[リール本体]
リール本体1は、第1リール本体部11と、第2リール本体部12とを有している。第1リール本体部11と第2リール本体部12とは、軸方向において互いに間隔をあけて配置されている。第1リール本体部11は、ハンドル2の回転をスプール3へと伝達する回転伝達機構(図示省略)を収容している。
[ハンドル]
ハンドル2は、リール本体1に回転可能に取り付けられている。詳細には、ハンドル2は、第1リール本体部11に回転可能に取り付けられている。ハンドル2の回転は、回転伝達機構を介して、スプール3に伝達される。
[スプール]
スプール3は、リール本体1に回転可能に支持されている。スプール3は、第1リール本体部11と第2リール本体部12との間に配置されている。詳細には、スプール3は、スプール軸31に取り付けられている。スプール軸31は、第1リール本体部11と第2リール本体部12との間を軸方向に延びている。スプール軸31は、第1リール本体部11及び第2リール本体部12に回転可能に支持されている。
[スプール制動装置]
図3から図5に示すように、スプール制動装置4は、スプール3を制動するように構成されている。このスプール制動装置4は、制動部41、増減検出部42、及び制御部43を備えている。なお、増減検出部42の一部の構成、及び制御部43は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によって構成される。すなわち、制御部43は、ソフトウェアで実現される機能構成である。なお、制御部43は、電子回路などのハードウェアで実現されたり、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現されたりしてもよい。
[制動部]
制動部41は、スプール3を電気的に制動するように構成されている。具体的には、制動部41は、磁石411、複数のコイル412、及びスイッチ素子413を有する。
磁石411は、スプール3と一体的に回転する。磁石411は、例えば、スプール軸31に固定されている。なお、磁石411は、スプール3に固定されていてもよい。磁石411は、円筒形である。磁石411は、極異方性着磁された複数の磁極を有する。磁石411の各磁極は、周方向に交互に配置されている。
各コイル412は、互いに直列に接続されている。コイル412は筒状である。コイル412は、磁石411の径方向外側に配置されている。コイル412と磁石411とは互いに間隔をあけて配置されている。コイル412は、磁石411と相対回転可能である。このコイル412は、回路基板36に取り付けられる。なお、コイル412は、コギングを防止してスプール3の回転をスムーズにするためにコアレスタイプのものが採用されている。直列接続された複数のコイル412の両端は、回路基板36に搭載されたスイッチ素子413に電気的に接続される。各コイル412はそれぞれ円弧状に湾曲して形成され、複数のコイル412は、周方向に隙間をあけて配置され、全体として概ね筒状に形成される。スイッチ素子413は、例えば電界効果トランジスタによって構成される。
制動部41は、磁石411とコイル412との相対回転により発生する電流を、スイッチ素子413によってオンオフすることにより、デューティ比を変更してスプール3を制動する。制動部41で発生する制動力はスイッチ素子413のオン時間が長いほど(デューティ比Dが大きいほど)強くなる。
図5に示すように、スイッチ素子413は、整流回路414を介してコイル412に接続される。また、スイッチ素子413は、蓄電素子415に接続される。蓄電素子415は、キャスティング時にコイル412から発生した電力を蓄える。蓄電素子415は、増減検出部42に電力を供給する電源として機能する。また、蓄電素子415は、制御部43を構成するCPUなどにも電力を供給する。蓄電素子415は、例えば、電解コンデンサによって構成される。
[増減検出部]
増減検出部42は、スプール3の回転速度の増減を検出するように構成されている。すなわち、増減検出部42は、スプール3の回転速度の加速度を検出するように構成されている。具体的には、増減検出部42は、速度検出部421と、速度比較部422と、増減判断部423と、を有している。なお、増減検出部42のうち、速度比較部422、及び増減判断部423は、上述したCPUによって構成することができる。
速度検出部421は、所定の時間間隔毎に、スプール3の回転速度を検出する。詳細には、速度検出部421は、所定の時間間隔毎にスプール3の回転速度に応じた出力信号を発生させる。例えば、速度検出部421は、ホール素子によって構成されている。速度検出部421は、回路基板36に取り付けられている。速度検出部421は、各コイル412の隙間に対向する位置に設けられる。速度検出部421は、磁石411の所定の回転位置に応じてオンオフする。速度検出部421は、その出力信号を速度比較部422へと出力する。
速度比較部422は、速度検出部421で検出されたスプール3の回転速度と、その直前において速度検出部421で検出されたスプール3の回転速度とを比較する。すなわち、速度比較部422は、速度検出部421からの出力信号に基づいて、スプール3の回転速度を算出する。そして、速度比較部422は、ある時刻におけるスプール3の回転速度と、ある時刻から所定の時間間隔をあけた前の時刻におけるスプール3の回転速度とを比較する。なお、増減検出部42は、記憶部を更に有しており、直前の回転速度を記憶している。
増減判断部423は、速度比較部422による比較結果に基づいて、スプール3の回転速度の増減を判断する。詳細には、増減判断部423は、スプール3の回転速度が増加しているか否かを判断する。
増減検出部42は、キャスティング判断部424をさらに有していてもよい。キャスティング判断部424は、速度検出部421によって検出されたスプール3の回転速度に基づき、両軸受リール100がキャスティングされたか否かを判断する。
例えば、スプール3が糸繰り出し方向に所定の回転速度以上で回転した場合、両軸受リール100がキャスティングされたとキャスティング判断部424は判断する。キャスティング判断部424は、上記CPUによって構成することができる。
[制御部]
制御部43は、増減検出部42によって検出されたスプール3の回転速度の増減に基づき、制動部41による制動力を制御するように構成されている。詳細には、制御部43は、スプール3の回転速度が増加しているとき、制動部41による制動力を通常制動力モードで制御する。通常制動力モードでは、制御部43は、スプール3の回転速度に応じて制動部41による制動力を変化させる。詳細には、図6に示すように、通常制動力モードでは、回転速度が大きくなるにしたがって制動力も大きくなるように、制御部43は制動力を制御する。なお、通常制動力モードにおける回転速度と制動力との関係を示す制動力情報は、予め設定されており、記憶部(図示省略)などに記憶されている。そして、制御部43は、その制動力情報に基づき、スプール3の回転速度に応じて制動部41による制動力を変化させる。
制御部43は、スプール3の回転速度の増加が止まったとき、所定時間T1の間、制御部41による制動力を第1制動力モードで制御する。制御部43は、第1制動力モードにおいて、制動部41による制動力を通常制動力モードにおける制動力よりも小さくする。
詳細には、図6に示すように、第1制動力モードでは、制御部43は、スプール3の回転速度の増加が止まったとき、制動部41による制動力を所定の制動力Bまで下げる。例えば、制御部43は、通常制動力モードにおける最大制動力Bmaxから30〜40%程度減少させて、制動力Bとする。そして、制御部43は、所定の制動力Bまで制動力を下げた後、徐々に制動力を減少させる。なお、図6中の点線は、通常制動力モードで制御した場合における制動力を示している。
制御部43は、所定時間T1の間だけ第1制動力モードで制動力を制御し、所定時間T1が経過すると、第2制動力モードで制動部41による制動力を制御する。制御部43は、第2制動力モードでは、制動部41による制動力を第1制動力モードにおける制動力よりも小さくする。詳細には、制御部43は、第2制動力モードにおいて、制動部41による制動力を一定に制御する。なお、制御部43は、第2制動力モードでの制動力として、第1制動力モードでの制動力Bから50〜60%程度減少させる。
具体的には、一般的な最大制動力は、8〜10ミリNm程度であるので、例えば、通常制動力モードにおける最大制動力Bmaxが8〜10ミリNmの場合、第1制動力モードでの制動力Bは、例えば、通常制動力モードにおける最大制動力Bmaxから30〜40%程度減少した、5〜7ミリNm程度となる。また、第2制動力モードでの制動力は、第1制動力モードでの制動力Bからさらに、例えば、50〜60%程度減少した、2〜3ミリNm程度の制動力となる。
制動力Bの制御は、予め設定されており、制御部43やその他の記憶部(図示省略)などに記憶されている。また、第1制動力モードにおける所定の制動力Bに達した後の制動力の減少量も、予め設定されており、制御部43やその他の記憶部(図示省略)などに記憶されている。
制御部43は、例えば、スイッチ素子413をデューティ制御することによって、制動部41の制動力を変化させることができる。
[動作]
次に、スプール制動装置100による動作について、図6及び図7を参照しつつ説明する。
速度検出部421は、所定の時間間隔毎に、スプール3の回転速度を検出する(ステップS1)。
キャスティング判断部424は、速度検出部421によって検出されたスプール3の回転速度に基づき、両軸受リール100がキャスティングされたか否かを判断する(ステップS2)。
両軸受リール100がキャスティングされていないとキャスティング判断部424が判断すると(ステップS2のNo)、再度ステップS1の処理を繰り返す。
一方、両軸受リール100がキャスティングされたとキャスティング判断部424が判断すると(ステップS2のYes)、速度比較部422は、速度検出部421で検出されたスプール3の回転速度と、その直前において速度検出部421で検出されたスプール3の回転速度とを比較する(ステップS3)。詳細には、速度比較部422は、速度検出部421からの出力信号に基づいて、スプール3の回転速度を算出し、その算出結果を記憶部に記憶させる。そして、速度比較部422は、ある時刻におけるスプール3の回転速度と、ある時刻から所定の時間間隔をあけた前の時刻におけるスプール3の回転速度とを比較する。
次に、増減判断部423は、速度比較部422による比較結果に基づいて、スプール3の回転速度が増加しているか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4において、スプール3の回転速度が増加していると増減判断部423が判定したとき(ステップS4のYes)、制御部43は通常制動力モードで制動部41による制動力を制御する(ステップS5)。すなわち、制御部43は、回転速度に応じて制動力を変化させる。そして、再度ステップS3の処理から繰り返す。
一方、ステップS4において、スプール3の回転速度の増加が止まったと増減判断部423が判断したとき(ステップS4のNo)、すなわち、キャスティングされた仕掛やルアーが重力や空気抵抗などの影響で最高速度から減速し出したと判断すると、制御部43は第1制動力モードで制動部41による制動力を制御する(ステップS6)。詳細には、制御部43は、スプール3の回転速度の増加が止まったとき、制動部41による制動力を予め設定された所定の制動力Bまで下げて、その後、徐々に制動力を減少させる。
次に、制御部43は、第1制動力モードを開始して所定の時間T1が経過した後、第1制動力モードを終了し、第2制動力モードで制動部41による制動力を制御する(ステップS7)。なお、第2制動力モードにおける制動力は、第1制動力モードにおける制動力よりも小さい。具体的には、第2制動力モードにおける制動力は一定値である。
次に、キャスティング判断部424は、キャスティングが終了したか否かを判断する(ステップS8)、キャスティングが終了したとキャスティング判断部424が判断すると(ステップS8のYes)、スプール制動装置4は、スプール3の制動を終了する。なお、キャスティング判断部424は、例えばスプール3の回転速度が所定の回転速度未満になったとき、キャスティングが終了したと判断する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、スプール3を制動する制動部41の構成は、上記実施形態の構成に限定されず、その他の構成であってもよい。
3 スプール
4 スプール制動装置
41 制動部
42 増減検出部
43 制御部
100 両軸受リール

Claims (4)

  1. 両軸受リールのスプールを制動するスプール制動装置であって、
    前記スプールを制動する制動部と、
    前記スプールの回転速度の増減を検出する増減検出部と、
    前記増減検出部によって検出された前記スプールの回転速度の増減に基づき、前記制動部による制動力を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記スプールの回転速度が増加しているとき、前記スプールの回転速度に応じて前記制動部による制動力を変化させる通常制動力モードで前記制動部による制動力を制御し、前記スプールの回転速度の増加が止まったとき、所定時間の間、前記制動部による制動力を前記通常制動力モードにおける制動力よりも小さくする第1制動力モードで前記制動部による制動力を制御する、
    スプール制動装置。
  2. 前記増減検出部は、
    所定の時間間隔毎に前記スプールの回転速度を検出する速度検出部と、
    前記速度検出部で検出された前記スプールの回転速度と、前記速度検出部で直前に検出された前記スプールの回転速度と、と比較する速度比較部と、
    前記速度比較部による比較結果に基づいて、前記スプールの回転速度の増減を判断する増減判断部と、
    を有する、
    請求項1に記載のスプール制動装置。
  3. 前記制御部は、前記所定時間経過後、前記制動部による制動力を、前記第1制動力モードにおける制動力よりも小さくする第2制動力モードで前記制動部による制動力を制御する、
    請求項1又は2に記載のスプール制動装置。
  4. 前記制御部は、前記第2制動力モードにおいて、前記制動部による制動力を一定に制御する、
    請求項3に記載のスプール制動装置。
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