JP2018102784A - 椅子の背もたれ - Google Patents

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Abstract

【課題】メッシュ材保持フレームを介してメッシュ材が背フレームに取り付けられている背もたれにおいて、メッシュ材保持フレームに形成した穴がメッシュ材から透けて見えることを防止する。【解決手段】メッシュ材保持フレーム5には、背フレームに取り付けるための雄型係合爪18が後ろ向きに突設されていると共に、雄型係合爪18を成形するために出来た抜き違い穴31が開口している。メッシュ材6の側縁には縁部材26が固定されており、縁部材26の取り付け穴28が、メッシュ材保持フレーム5のボス体29に嵌め込まれる。縁部材26に、抜き違い穴31を後ろから塞ぐカバー部32が形成されている。抜き違い穴31は透けて見えないため、美観の悪化を防止できる。【選択図】図5

Description

本願発明は、メッシュ材を備えた椅子の背もたれに関するものである。
椅子の背もたれにおいて、前後に開口した背フレームにメッシュ材を張った構造のものが広く出回っている。メッシュ材の取り付け構造は様々であるが、メッシュ材の外周にシート状(テープ状)の縁部材を取り付ける一方、背フレームの外周には取り付け溝を形成して、縁部材を取り付け溝に嵌め込むことが広く行われている。
しかし、この方法では、メッシュ材の取り付けの最後の段階で、メッシュ材を強く引っ張らないと縁部材を取り付け溝に嵌め込むことができないため、取り付けが非常に厄介であるという問題がある。
他方、本願出願人は、特許文献1において、メッシュ材を背フレームに直接に取り付けるのではなくて、背フレームの前面に重なる樹脂製のメッシュ材保持フレームにメッシュ材を予め取り付けておいて、メッシュ材保持フレームを、係合爪等を利用した係合手段によって背フレームに取り付けることを開示した。
この場合、メッシュ材の外周には樹脂製の縁部材を縫着等で固定しており、メッシュ材の外周部をメッシュ材保持フレームの前面に重ねてから、縁部材を外側からメッシュ材保持フレームの裏面に重ね合わせて、縁部材を、メッシュ材保持フレームの裏面に突設したボス体に嵌め込んでいる。従って、縁部材には、ボス体に嵌まる取り付け穴が空いている。
特開2016−87408号公報
特許文献1の構造を採用すると、メッシュ材保持フレームへのメッシュ材の取り付けは容易に行える一方、背フレームへのメッシュ材保持フレームの取り付けも、メッシュ材保持フレームを背フレームに前から重ねて下方にずらす等の簡単な方法で行えるため、メッシュ材の取り付けを容易に行える。また、縁部材は、メッシュ材保持フレームと背フレームとの間に挟まった状態になっているため、使用者の体圧によって縁部材が外れるような問題はなくて、取り付け強度にも優れている。
しかし、メッシュ材は織地や編地等の布帛からなっていて透光性があることから、背フレームとの色合いの組み合わせによっては、シートフレームの係合爪の箇所に形成した穴が透けて見えて、人に違和感を与える場合があることが判明した。
すなわち、メッシュ材保持フレームは、相対動する一対の金型(キャビとコア)を必須の要素として射出成形法で製造されるが、メッシュ材保持フレームに鉤状の係合爪を形成するにおいて、一方の金型に、係合爪における鉤部の内面を形成する突部を形成しておく方法(抜き違い法)を採用しており、このため、製品としてのメッシュ材保持フレームには、金型の突部に相当する部分が抜き違い穴として残ることになり、この抜き違い穴がメッシュ材から透けて見えることがあった。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものであり、メッシュタイプの背もたれを美観に優れた態様で提供せんとするものである。
前記目的を果たすべく請求項1の発明では、
前後に開口した背フレームと、前記背フレームの前面に重ねて配置されたメッシュ材保持フレームと、前記メッシュ材保持フレームの裏面に配置されたシート状の縁部材とを有しており、前記メッシュ材保持フレームがメッシュ材で手前から覆われている構成であって、前記メッシュ材保持フレームに、前又は後ろからカバーしないと前記メッシュ材から透けて見え得る穴が空いており、穴を前記縁部材で後ろから塞いでいる。
請求項2の発明では、前記メッシュ材保持フレームには、当該メッシュ材保持フレームを前記背フレームに取り付けるための鉤状の係合爪と、前記係合爪を成形するためにできた抜き違い穴とが形成されており、前記抜き違い穴を前記縁部材で後ろから塞いでいる。すなわち、請求項2では、何らかのカバーをしない場合にメッシュ材から透けて見える穴は、係合爪の形成によって生じた抜き違い穴であり、この抜き違い穴を縁部材で後ろから塞いでいる。
請求項3では、請求項1又は2の好適な具体例として、前記縁部材は遮光性の色になっている。なお、本願発明において、メッシュ材保持フレームに、係合爪を形成するための抜き違い穴の他にもメッシュ材から透けて見える穴がある場合は、これを縁部材で後ろから塞いだらよい。
本願発明は、請求項4の構成も含んでいる。この請求項4では、
前後に開口した背フレームに、メッシュ材を、前記背フレームの前面に重ねた状態で直接的に取り付けるか、又は、前記背フレームの前面に重なるメッシュ材保持フレームを介して取り付けており、前記メッシュ材と背フレームとの間に美粧用シート材を配置している。
メッシュ材保持フレームに形成した抜き違い穴がメッシュ材から透けて見えるのは、光が抜き違い穴を透過することにより、抜き違い穴の形状がメッシュ材の外側から視認できるからであり、本願請求項1の構成を採用すると、縁部材がメッシュ材保持フレームの後ろに配置されていても、光が抜き違い穴等の穴を透過することが阻止されることにより、抜き違い穴等の穴がメッシュ材から透けて見えることを防止できる。
従って、メッシュ材保持フレームを使用してメッシュ材の取り付けを容易に行える背もたれにおいて、美観を向上できる。また、メッシュ材の取り付けに必要な縁部材を抜き違い穴等の穴のカバー材として利用するものであるため、構造の複雑化やコストアップを招来することもない。
抜き違い穴等の穴の透け具合は、メッシュ材の色と背フレームの色とに大きく依存するものであるが、請求項2のように、縁部材を遮光性の色(素材)のもので製造すると、メッシュ材の色や背フレームの色に関係なく、抜き違い穴が透けて見えることを防止できるため、汎用性に優れている。
請求項4の発明では、メッシュ材保持フレームは必須の構成としておらず、メッシュ材を背フレームに直接取り付けるものも含んでいる。このような直接取り付け方式でも、背フレームの前面の形状がメッシュ材から透けて美観を悪化することが有り得ると云えるが、本願請求項4の構成を採用すると、背フレームの前面は美粧用シートで隠れるため、美観の悪化を防止できる。
請求項4の美粧用シートは、背フレームやメッシュ材保持フレームを隠して美観の悪化を防止するという機能の他に、メッシュ材の後面に重ねて配置することにより、美粧用シートを積極的に視認させてアクセント効果を発揮させるという用途にも使用できる。
実施形態に係る椅子の外観図であり、(A)は正面図、(B)は手前から見た斜視図、(C)は後ろから見た斜視図である。 メッシュ材を省略した斜視図であり、(A)はメッシュ材保持フレームを取り付け終えた状態での斜視図、(B)は取り付け途中での一部分離斜視図である。 (A)は背フレームとメッシュ材保持フレームとの分離斜視図、(B)は上部メッシュ材保持フレームと下部メッシュ材保持フレームとの連結状態を示す分離斜視図である。 メッシュ材保持フレームを裏返した状態での分離斜視図である。 (A)はメッシュ材保持フレームの部分的な斜視図、(B)はメッシュ材の部分的な背面図である。 縁部材を取り付けたメッシュ材の正面図である(縁部材はメッシュ材の後ろに隠れるが、実線で表示している。)。 メッシュ材保持フレームと縁部材との連結関係を示す分離正面図である。 (A)は図7のA−A視箇所で切断した平断面図、(B)は図7のB−B視箇所で切断した平断面図である。
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、概要を説明する。本実施形態は、オフィイスで多用されているロッキング式回転椅子に適用している。図1のとおり、椅子は、必須の要素として、脚装置1と座と背もたれ3を備えている。
図2,3のとおり、背もたれ3は、前後に開口した背フレーム4と、その前面に重ね配置したメッシュ材保持フレーム(メッシュ材保持枠)5、及び、メッシュ材保持フレーム5に取り付けたメッシュ材6とを有している。背フレーム4は樹脂の成形品であり(ダイキャスト品でもよい)、上下長手の左右サイドメンバー7と、左右サイドメンバー7の上端に繋がった左右横長のアッパメンバー8と、左右サイドメンバー7の下端に繋がった左右横長のロアメンバー9とを有している。
メッシュ材保持フレーム5は、密着・離反する一対の金型(キャビとコア)を使用した射出成形法によって製造される。椅子の姿勢を基準にすると、一対の金型は前後方向に相対動する。図4,5,8に、金型の相対動方向(型開き方向)を矢印Xで表示している。
ロアメンバー9の上下幅はサイドメンバー7やアッパメンバー8の幅よりも大きくなっており、ロアメンバー9の左右両側部からアーム部10が前向きに突出して、アーム部10の先端が、ベース11(図1(A)参照)に左右横長のピンで連結されている。従って、背もたれ3は、ロッキングばね(図示せず)に抗して後傾動する。また、サイドメンバー7とアッパメンバー8とは、前向きに開口した略V形の断面形状であり、従って、サイドメンバー7とアッパメンバー8とはチャンネル状に形成されている。他方、ロアメンバー9も基本的には前向きに開口した断面形状であり、内部には多数のリブを形成している。アーム部10にも、多数のリブが形成されている。
図3に明示するように、メッシュ材保持フレーム5は、背フレーム4と同様に前後に開口した枠状の形態であり、背フレーム4に対応して、アッパ部12、サイド部13、ロア部14を有しており、下向き開口コ字形の第1部分(上部分)5aと、上向き開口コ字形の第2部分(下部分)5bとに分離している。従って、サイド部13は上下に分離している。
図3(B)に示すように、メッシュ材保持フレーム5における第2部分5bの上端に、前向き鉤状の連結係合爪15を形成している一方、第1部分5aの下端には、連結係合爪15が嵌まり込む左右長手の支軸16を形成している。従って、第2部分5bは、支軸16を支点にして前後に回動させることができる。図3(B)に示すように、第1部分5aと第2部分5bとを屈曲した姿勢にしておいて、先に第1部分5aを背フレーム4に取り付けてから、第2部分5bを後ろに押して背フレーム4に重ねることにより、メッシュ材6をピンと張った状態に保持できる。なお、メッシュ材保持フレーム5は、上下分離方式にせずに全体を一体の構造にすることも可能である。
(2).メッシュ材保持フレーム及びメッシュ材の取り付け構造
既述のとおり、背フレーム4のサイドメンバー7とアッパメンバー8とは前向きに開口した略V型の断面形状であり、サイドメンバー7の溝の内部に設けた係合部を利用して、メッシュ材保持フレーム5の第1部分5aが取り付けられている。
すなわち、図4から容易に理解できるように、背フレーム4における左右のサイドメンバー7の溝内に、平面視門型の雌型係合体17を上下に複数個(3個)形成している一方、メッシュ材保持フレーム5のサイド部13には、雌型係合部体17に上から嵌まり込む鉤型の雄型係合爪18(図5(A)も参照)を後ろ向きに突設しており、これら雌型係合部体17と雄型係合爪18との嵌まり合いにより、メッシュ材保持フレーム5の第1部分5aは前向き離反不能に保持されている。
雄型係合爪18が雌型係合部体17に嵌合した状態では、背フレーム4におけるアッパ部12が、背フレーム4におけるアッパメンバー8に嵌まり込むようになっており、これにより、メッシュ材保持フレーム5は上下動不能に保持される。
また、図4のとおり、背フレーム4のサイドメンバー7に、左右の挟持体からなる規制溝19を形成している一方、メッシュ材保持フレーム5におけるサイド部13には、規制溝19に嵌まり込む板状の規制片20を後ろ向きに突設しており、これら規制片20と規制溝19とにより、メッシュ材保持フレーム5が左右方向にガタ付くことを防止している。
図4に示すように、メッシュ材保持フレーム5のロア部14には、後ろ向きの位置決め突起21を左右に複数個設けている一方、背フレーム4のロアメンバー9には、既述のとおり縦横に延びるリブ22が多数形成されており、リブ22で囲われた空間に位置決め突起21が嵌まるように設定している。メッシュ材保持フレーム5のロア部14は、図2に示す押さえ部材23によって手前から押さえ保持されている。このため、メッシュ材保持フレーム5の第2部分5bが着座者の体圧によって不測に前向き回動するようなことはない。押さえ部材23は、ビスで背フレーム4のロアメンバー9に固定されている。
図5〜7に示すように、メッシュ材6の外周には、樹脂シートから成る縁部材25,26,27が縫着によって取り付けられている。縁部材は、メッシュ材保持フレーム5における第1部分5aのアッパ部に対応したアッパ縁部材25と、メッシュ材保持フレーム5における第1部分5aのサイド部14に対応したサイド縁部材26と、メッシュ材保持フレーム5の第2部分5aに対応した下部縁部材27とに分離している。
サイド縁部材26と下部縁部材27とに分離しているのは、メッシュ材保持フレーム5の第2部分5bの回動を容易ならしめるためである。アッパ縁部材25とサイド縁部材26とに分離しているのは、縫着の容易性や、メッシュ材保持フレーム5への取り付けの容易性のため(変形しやすくするため)である。縁部材の全体を一体構造にしてもよいが、帯状の樹脂シートを材料にして製造する場合は、実施形態のように複数に分割するのが合理的である。
各縁部材25,26,27には、多数の取り付け穴28が空けられている一方、メッシュ材保持フレーム5には、取り付け穴28が嵌まる鉤状のボス体29を多数形成している。ボス体29は、単なる突起の態様と鉤状の形態とがあり、鉤状のものにおいては、図5(A)及び図8(A)に明示するように、メッシュ材保持フレーム5には、射出成形に際しての金型の相対動方向から見てボス体29の鉤部29aと重なる第1抜き違い穴30が空いてる。一方の金型に、第1抜き違い穴30に嵌まる突起を形成することにより、鉤状のボス体29は一対の金型で成形される。逆に述べると、一対の金型でボス体30を形成したことにより、メッシュ材保持フレーム5には、金型の突起の名残としての第1抜き違い穴30が残っている。
雄型係合爪18も一対の金型で形成している。このため、図5(A)及び図8(B)に明示するように、メッシュ材保持フレーム5には、請求項に記載した抜き違い穴として、金型の相対動方向Xから見て雄型係合爪18の鉤部18aと重なる第2抜き違い穴31が開口している。そして、第2縁部材26は、各取り付け穴28の箇所ごとに突片部に分断しているが、各突片部と一体に、又は突片部と分離して、第2抜き違い穴31を後ろから塞ぐカバー部32を形成している。
これにより、第2抜き違い穴31がメッシュ材6を介して透けて見えることを防止して、美観の悪化を防止できる。縁部材25,26,27は、黒又は黒系のように遮光性のものが好ましい。
メッシュ材6をメッシュ材保持フレーム5に取り付けるに当たっては、各縁部材35,26,27を後ろに起こしてメッシュ材6をメッシュ材保持フレーム5の前面に重ねてから、各縁部材25,26,27をメッシュ材保持フレーム5の裏面に重ねて、弾性に抗して取り付け穴28をボス体30に嵌め込む、という手順が取られる。このとき、サイド縁部材26のカバー部32が雄型係合爪18に当たり得るが、カバー部32は容易に弾性変形するため、カバー部32を鉤部18aの裏側に入り込ませることができる。
なお、下段の雄型係合爪18に対応した下段のカバー部32は、取り付け穴28を設けた突片部から分離しているが、これは、雄型係合爪18の立ち上がり部が第2抜き違い穴31の上にあり、突片部とカバー部32とを連続させると取り付けができないためである。サイド縁部材26は、メッシュ材保持フレーム5の規制片20に対応したでは、当該規制片30と干渉しないように切欠かれている。
なお、カバー部と突片部とを全ての箇所で分離してもよい。各取り付け穴28の箇所ごとに突片部を分断したり、カバー部32の少なくとも一部を独立した形態にしたりすると、縁部材の変形が容易になるため、メッシュ材保持フレーム5への取り付け作業を容易化できる。
メッシュ材保持フレーム5にメッシュ材6を取り付ける手順としては、例えば、ロア縁部材27、アッパ縁部材25、サイド縁部材26の順に取り付けることができる。他の順序で取り付けることも可能であるが、いずれにしても、メッシュ材保持フレーム5の第2部分5bを屈曲させておくと、メッシュ材6に強いテンションはかからないため、各縁部材25,26,27の取り付けを軽い力で容易に行える。
アッパ縁部材25は2番目に取り付けられるので、全体を背フレーム4のアッパメンバー8に簡単に重ねることができる。このため、アッパ縁部材25は単なる帯状の形態になっていて、取り付け穴28を点在させている。第2抜き違い穴31の他にメッシュ材6から透けて見える穴が存在する場合は、その穴も縁部材で塞いだらよい。
上記の実施形態は、縁部材にカバー部を設けた場合であったが、メッシュ材とメッシュ材保持フレームとの間に美粧用のシート材を介在させることも可能である。また、メッシュ材保持フレームを備えていない背もたれの場合、背フレームの前面に美粧用のシート材を配置することも可能である。メッシュ材保持フレームの取り付け手段は、必ずしも雌型係合体と雄型係合爪との組み合わせには限らないのであり、係合爪と係合穴との組み合わせや、係合爪同士の組み合わせなども採用可能である。
本願発明は、椅子の背もたれに具体化できる。従って、産業上利用できる。
3 背もたれ
4 背フレーム
5 メッシュ材保持フレーム
6 メッシュ材
7,8,9 背フレームの構成メンバー
14 メッシュ材保持フレームのサイド部
17 雌型係合体
18 雄型係合爪
25,26,27 縁部材
28 取り付け穴
29 ボス体
30 第1抜き違い穴
31 第2抜き違い穴
32 カバー部

Claims (4)

  1. 前後に開口した背フレームと、前記背フレームの前面に重ねて配置されたメッシュ材保持フレームと、前記メッシュ材保持フレームの裏面に配置されたシート状の縁部材とを有しており、前記メッシュ材保持フレームがメッシュ材で手前から覆われている構成であって、
    前記メッシュ材保持フレームに、前又は後ろからカバーしないと前記メッシュ材から透けて見え得る穴が空いており、穴を前記縁部材で後ろから塞いでいる、
    椅子の背もたれ。
  2. 前記メッシュ材保持フレームには、当該メッシュ材保持フレームを前記背フレームに取り付けるための鉤状の係合爪と、前記係合爪を成形するためにできた抜き違い穴とが形成されており、前記抜き違い穴を前記縁部材で後ろから塞いでいる、
    椅子の背もたれ。
  3. 前記縁部材は遮光性の色である、
    請求項1又は2に記載した椅子の背もたれ。
  4. 前後に開口した背フレームに、メッシュ材を、前記背フレームの前面に重ねた状態で直接的に取り付けるか、又は、前記背フレームの前面に重なるメッシュ材保持フレームを介して取り付けており、前記メッシュ材と背フレームとの間に美粧用シート材を配置している、
    椅子の背もたれ。
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