JP2015168342A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートシェルに対する取り付け作業において、作業性の良いカバー部材取り付け構造を提供する。
【解決手段】シートシェル32には、該シートシェル32の端末が、乗員着座面側から乗員着座面とは反対の面側に向かって折り返されて形成される断面U字状の溝部32kが設けられており、シートカバー34は、該シートカバー34の端末に設けられた係止部材35をシートシェル32の溝部32kに対して、係止部材35と溝部32kの端末壁部に対向する壁面との間に隙間Hがあいた状態で係止することにより、シートシェル32に取り付けられ、カバー部材50の一端部は、該カバー部材50の端末部に設けられた係合部を52、溝部32kの隙間Hに対して圧入することにより、シートシェル32に取り付けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートシェルを備える乗物用シートに関する。
シートバック又はシートクッションが、構造体としてのシートシェルを備えているタイプの乗物用シートが知られている。このタイプの乗物用シートでは、シートシェルの乗員着座面側がシートカバーで覆われている。図3には、特許文献1に記載されている乗物用シート100のシートバック101の構造が縦断面として示されている。シートバック101のシートシェル102には、シートシェル102の端末が乗員着座面側から反対面側に折り返されるようにして形成される溝部102mが設けられている。この溝部102mに対してシートカバー103の端部に設けられている係止部材104が係止されることで、シートカバー103がシートシェル102に取り付けられる。
このようなシートシェルに対して、シートカバーとは別に、目隠し材としてカバー部材を取り付けることがある。特許文献1に記載の技術では、図3に示すように、シートシェル102をシートクッションに連結するためのアッパアーム106を覆うように、カバー部材105が取り付けられている。カバー部材105の端末部は、ボルト107によってシートシェル102に固定されている。ボルト107は、ボルトの頭部が露出しないように、シートシェル102の乗員着座面側から締められている。
特開2007−76642号公報
カバー部材105をシートシェル102に取り付けるためには、作業者は、シートシェル102の乗員着座面の反対面側にカバー部材105をあてがい支えながら、シートシェル102の乗員着座面側に手を回してボルト107を締める必要がある。よって、カバー部材105の取り付け作業は、シートシェル102の一面側から行うことができず、作業性が悪いという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、シートシェルに対する取り付け作業において、作業性の良いカバー部材取り付け構造を提供することである。
本発明の第1発明は、シートバック又はシートクッションが、構造体としてのシートシェルと、該シートシェルの乗員着座面側を覆うシートカバーと、前記シートシェルの乗員着座面とは反対の面側に取り付けられるカバー部材とを備えている乗物用シートであって、前記シートシェルには、該シートシェルの端末が、前記乗員着座面側から前記乗員着座面とは反対の面側に向かって折り返されて形成される断面U字状の溝部が設けられており、前記シートカバーは、該シートカバーの端末に設けられた係止部材を前記シートシェルの前記溝部に対して、前記係止部材と前記溝部の端末壁部に対向する壁面との間に隙間があいた状態で係止することにより、前記シートシェルに取り付けられ、前記カバー部材の一端部は、該カバー部材の端末部に設けられた係合部を、前記溝部の前記隙間に対して圧入することにより、前記シートシェルに取り付けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、シートシェルの溝部にシートカバーの係止部材が係止されると、係止部材と溝部の端末壁部に対向する壁面との間に、隙間があいた状態になる。カバー部材の係合部をこの隙間に対して圧入する作業により、カバー部材の一端部をシートシェルに取り付けることができる。したがって、カバー部材の一端部を取り付ける作業において、シートシェルの一面側から取り付けることができるようになるため、反対の面側に手を回す必要が無くなる。よって、作業性が良くなる。また、カバー部材の一端部を取り付けるための専用の部品を減らせるため、部品点数を削減できる。
本発明の第2発明は、第1発明における乗物用シートであって、前記係合部の端部には、厚肉部と、該厚肉部から圧入方向に向かって薄肉となる勾配部とが設けられており、前記係合部は、該係合部が前記溝部の前記隙間に圧入された状態において、前記厚肉部が前記溝部の前記端末壁部に対向する壁面に当接し、前記係止部材を押圧した状態で、前記シートシェルに取り付けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、係合部の端部に勾配部が設けられているため、係合部を溝部の隙間に挿し込み易くなる。さらに、係合部は、厚肉部が係止部材を押圧した状態で取り付けられているため、係止部材からの弾性変形の作用を確実に受けられるようになる。よって、係合部が溝部から抜け落ち難くなる。
本発明によると、シートシェルに対する取り付け作業において、作業性の良いカバー部材取り付け構造を提供できる。
本実施形態に係る乗物用シートを斜め後から見た図である。 図1のII−II線断面図における右側部分を拡大した図である。 従来の乗物用シートをカバー部材が設けられている高さ位置で水平に切断した場合における断面図の左側部分を示す図である。
図1,2は、本発明の一実施形態を示す。本実施形態の乗物用シート10は、図1に示されるように、座面となるシートクッション20、背もたれとなるシートバック30を備えている。シートクッション20は、鉄製のクッションフレームの上に載置された、表皮で被覆されたクッションパッドで着座者の荷重を弾性的に支持するものである。シートバック30は、シェルタイプのバックフレームの上に載置された、表皮で被覆されたバックパッドで着座者の背面を支持するものである。各図中、矢印により乗物用シートを取り付けた時の乗物の各方向を示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
シートクッション20は、スライドレール21を介してフロアFに取り付けられている。スライドレール21は、フロアFに固定されたロアレール21aに対してアッパレール21bが前後方向に摺動可能に組み付けられている。アッパレール21bにはロアアーム22が取り付けられ、ロアアーム22に図示しないクッションフレームが取り付けられている。クッションフレームの上にはクッション材であるウレタン発泡体製のクッションパッド(図示せず)が載置されその上に表皮であるクッションカバー23が被せられてシートクッション20を構成している。シートクッション20は、スライドレール21の働きにより前後方向に位置調整可能となっている。
シートバック30は、シェルタイプのバックパン32と、その上に載置されたバックパッド33と、その上に被せられたバックカバー34からなる。ロアアーム22に対しリクライナ40を介して取り付けられたアッパアーム31にバックパン32がボルト、ナットで取り付けられている。リクライナ40の働きによりシートクッション20に対してシートバック30の傾き調整が可能となっている。バックパン32の左右両側後方には、カバー部材50が取り付けられている。カバー部材50は、外部からアッパアーム31が見えないように覆うための部材である。バックパン32が特許請求の範囲の「シートシェル」に相当する。
図1,2に示されるように、バックパン32は着座者の上半身外形に適合するように凹面形状が形成されている。着座者の腰部を両側から支持するサイド立ち壁部32f、着座者の肩部を支持すべく両側外方向に延びた肩部支持部32h、着座者の頭部を支持すべく上方向に延びた頭部支持部32iが形成されている。バックパン32には、後方に向かって凸形状の溝である適宜のリブ32rが形成されている。また、着座者の両肩上部に該当する位置にベルト用孔32eが2個あけられている。ベルト用孔32eは、着座者が装着するシートベルトの端部を通してシートバック30後方のアンカーに固定するためのものである。図2に示されるように、バックパン32の端末部には下部を除いて全周に折り返し部32jが形成されている。折り返し部32jは、バックパン32の端末部が、バックパン32の前面側(乗員着座面側)から後面側に向かって折り返されることにより形成されている。折り返し部32jと本体との間には、断面U字状の溝部32kが形成されている。溝部32kは、バックパン32の後面側から見て凹形状に形成されている。溝部32kは、バックカバー34の係止部材35を溝部32kの端末壁部(折り返し部32j)に係止させることにより、バックカバー34をバックパン32に取り付けるためのものである。折り返し部32jが特許請求の範囲の「溝部の端末壁部」に相当する。
バックパン32は、フィラメントの直径が6〜8μmのカーボンファイバーを3000本〜6000本束ねた状態で織った織物を3枚〜6枚重ね合わせ、それをエポキシ樹脂をマトリクス樹脂として複合化した繊維強化プラスチックによって構成されている。アッパアーム31に対して取り付けられるサイド立ち壁部32fはカーボンファイバーの織物が6枚重ねられており肉厚は3〜5mm程度であり、その他の一般部はカーボンファイバーの織物が3枚重ねられており肉厚は1〜3mm程度である。成形の仕方は、上下型を閉じたときに、その間にバックパン32と同形状のキャビティを形成する型のキャビティ内にカーボンファイバーの織物を所定の枚数重ね合わせて配置し、そこに液状の硬化前エポキシ樹脂を注入して反応硬化させて脱型するというものである。
バックカバー34の端末には、係止部材35が設けられている。係止部材35は、バックカバー34の端末と、所定位置Sで共縫いされることにより、バックカバー34に取り付けられている。係止部材35は、エラストマー等の弾性部材からなる。係止部材35は、断面U字状に形成されており、U字状の内側に向かって突出する複数のヒレ部35kを有している。ヒレ部35kは、係止部材35がバックパン32の折り返し部32jに係止されると、折り返し部32jに当接して変形することにより、弾性変形の作用によって折り返し部32jを挟持する。なお、図2は、カバー部材50が設けられている箇所の断面図であるが、カバー部材50が設けられていない箇所においても、係止部材35が溝部32kに対して同様に係止されている。カバー部材50が設けられていない箇所では、溝部32kの幅寸法を小さくすることにより、折り返し部32jに対向する溝部32kの壁面と、係止部材35との間に隙間が生じないように設定することもできる。バックカバー34は通気性があり伸縮が容易なジャージ編のファブリックで作られている。バックカバー34は、バックパッド33の凹面形状に沿わせるために、バックパッド33の所定位置にインサートしたインサートワイヤに対してバックカバー34の所定位置に取り付けた吊りワイヤを係止する周知の引き込み方式もしくは部分的な接着方式によって固定されている。
カバー部材50は、バックパン32と同様の繊維強化プラスチックによって構成されている。図2に示されるように、カバー部材50の前側の端末部には、係合部52が設けられている。バックカバー34の係止部材35がバックパン32の折り返し部32jに係止されている状態で、カバー部材50がバックパン32に取り付けられていないとき、係止部材35は、図2の二点鎖線で示される状態になる。このとき、折り返し部32jに対向する溝部32kの壁面と、係止部材35との間には、適宜の隙間Hが形成される。カバー部材50の係合部52は、溝部32kの上記隙間Hに圧入されることにより固定されている。係合部52の端部には、厚肉部52tと、厚肉部52tから前方に延びる勾配部52fとが設けられている。勾配部52fは、その幅寸法が前方向(圧入方向)に向かうにしたがって薄肉になるように形成されている。これにより、隙間Hに対して、挿し込みやすい構造になっている。厚肉部52tは、その幅寸法が、隙間Hよりも、若干大きく構成される。よって、係合部52を上記隙間Hに対して挿し込むと、厚肉部52tが折り返し部32jに対向する溝部32kの壁面と当接し、係止部材35を押圧した状態となる。ここで、厚肉部52tにおいて係止部材35を押圧する箇所には、係止部材35と面接触可能に形成された平面部52hが設けられている。よって、係合部52は、係止部材35から受ける弾性変形の作用を、平面部52hの位置で受けることにより、バックパン32に対して取り付けられている。カバー部材50の後側の端末部には、適宜のクリップ53が設けられている。クリップ53は、バックパン32の後面に形成されている孔部に挿し込まれており、カバー部材50の後側の端末部を取り付けている。カバー部材50の中間部には、曲面形状に形成される意匠部51が設けられている。意匠部51は、カバー部材50がバックパン32に対して取り付けられている状態のときに、バックパン32の後面形状と滑らかに連続して統一感のある見た目になるように構成されている。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。シートカバー34に設けられている弾性部材からなる係止部材35が、折り返し部32j(溝部32kの端末壁部)に係止されている。この状態において、カバー部材50の前側の端部は、係合部52が溝部32kの隙間Hに対して圧入されることにより、バックパン32に取り付けられている。よって、バックパン32の一面側からカバー部材50の前側の端部を取り付けることができるため、ボルト、ナットによって取り付ける作業と比べて作業性が良くなる。さらに、カバー部材50の後側の端部は、クリップ53が、バックパン32に対して挿し込まれることにより取り付けられている。よって、カバー部材50の後側の端部も、バックパン32の一面側からの作業によって取り付けることができる。また、カバー部材50の前側の端部を取り付けるための専用の部品を減らせるため、部品点数を削減できる。また、カバー部材50の係合部52には、勾配部52fが形成されているため、係合部52を溝部32kの隙間Hに対して挿し込み易くなる。また、係合部52は、厚肉部52tが係止部材35を押圧した状態で取り付けられているため、溝部32kから抜け落ち難くなる。また、係合部52の平面部52hが、バックカバー34の末端部分M(係止部材35と共縫いされている位置Sよりも先端側)を押さえた状態になっているため、末端部分Mがめくれあがって溝部32kからはみ出し、見栄えが悪くなることを防止できる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記実施形態においては、バックパン32の材料として強化材にカーボンファイバー織物を、マトリクス樹脂にエポキシ樹脂を用いた。しかし、これに限らず、強化材としてガラス繊維の織物を用いたり、マトリクス樹脂としてフェノール樹脂や不飽和ポリエステル樹脂のような熱硬化樹脂を用いたりしてもよい。さらにはカーボンファイバーやガラス繊維等の強化材をポリプロピレンやポリアミド等の熱可塑性樹脂と複合化したスタンパブルシートを加熱して冷間プレス成形してもよい。
2.上記実施形態においては、カバー部材50の材料として、バックパン32の材料と同様の繊維強化プラスチックを用いた。しかし、これに限らず、繊維強化プラスチックでない樹脂を材料として、射出成形することでカバー部材を成形してもよい。
3.上記実施形態では、バックカバー34は、係止部材35のヒレ部35kが折り返し部32jを挟持した状態で、バックパン32に取り付けられている。しかし、これに限らず、溝部32kの前端部に貫通孔を設けて、該貫通孔に対して、係止部材35の前端部を挿し込むことにより取り付けるような構造でもよい。このとき、貫通孔からの脱落を防止するために、係止部材35の前端部を矢尻形状等に形成してもよい。
4.上記実施形態では、カバー部材50を、アッパアーム31を覆い隠すものとしてのみ用いた。しかし、例えば、アッパアーム31の付近に側方用のエアバッグが設けられているタイプのシートに対してカバー部材を取り付け、エアバッグカバーとして兼用してもよい。もちろん、エアバッグのみを覆う専用のカバーとしてもよいし、アッパアーム31やエアバッグ等以外のものを覆う構造でもよい。
5.上記実施形態では、カバー部材50の意匠部51が、バックパン32の後面形状と滑らかに連続して統一感のある見た目になるように構成されていた。しかし、意匠部51を、敢えてバックパン32とは異なる形状や色彩に設定することで、目を引くように構成してもよい。
6.上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載されるシートに適用してもよい。
H 隙間
10 乗物用シート
20 シートクッション
30 シートバック
32 バックパン(シートシェル)
32k 溝部
34 バックカバー(シートカバー)
35 係止部材
50 カバー部材
52 係合部
52f 勾配部
52t 厚肉部

Claims (2)

  1. シートバック又はシートクッションが、構造体としてのシートシェルと、該シートシェルの乗員着座面側を覆うシートカバーと、前記シートシェルの乗員着座面とは反対の面側に取り付けられるカバー部材とを備えている乗物用シートであって、
    前記シートシェルには、該シートシェルの端末が、前記乗員着座面側から前記乗員着座面とは反対の面側に向かって折り返されて形成される断面U字状の溝部が設けられており、
    前記シートカバーは、該シートカバーの端末に設けられた係止部材を前記シートシェルの前記溝部に対して、前記係止部材と前記溝部の端末壁部に対向する壁面との間に隙間があいた状態で係止することにより、前記シートシェルに取り付けられ、
    前記カバー部材の一端部は、該カバー部材の端末部に設けられた係合部を、前記溝部の前記隙間に対して圧入することにより、前記シートシェルに取り付けられていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載された乗物用シートであって、
    前記係合部の端部には、厚肉部と、該厚肉部から圧入方向に向かって薄肉となる勾配部とが設けられており、
    前記係合部は、該係合部が前記溝部の前記隙間に圧入された状態において、前記厚肉部が前記溝部の前記端末壁部に対向する壁面に当接し、前記係止部材を押圧した状態で、前記シートシェルに取り付けられていることを特徴とする乗物用シート。

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