JP2018100937A - ガスセンサ素子およびガスセンサユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】還元性ガスを用いてセンサ電極の還元を行うガスセンサ素子において、より早期の活性状態を実現する。【解決手段】ガスセンサ素子は、被測定ガスが導入される測定ガス室、ポンプ電極を有するポンプセル、ポンプセルよりも下流側に位置し、特定ガスを還元する貴金属を含んで構成されたセンサ電極21を有するセンサセル、被測定ガス中の酸素の濃度を調整するポンプセル制御部とを備える。ポンプセル制御部は、ガス濃度の検出を行う前のセンサ始動時において、センサ電極に吸蔵された酸素を除去するために、ポンプセルに除去用電圧を印加して、測定ガス室内に存在する物質を分解して還元ガスを発生させるものであり、センサ電極は、貴金属からなる複数の貴金属領域PMと、固体電解質体70の一部が貴金属領域との間に界面を生じるように分布する電解質領域SEとを有するとともに、センサ電極の電極表面から伸び、貴金属領域に達する開気孔Hを有する。【選択図】図6

Description

この明細書における開示は、被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子およびそのガスセンサ素子を含んで構成されたガスセンサユニットに関する。
固体電解質体および固体電解質体上に設けられた電極を含んで構成され、被測定ガスを電離することで被測定ガス中の特定ガスの濃度を電気的に検出するガスセンサ素子が知られている。このようなガスセンサ素子において、できるだけ早く使用可能な状態にするためには、固体電解質体および電極を早期に活性状態にすることが要求される。
活性状態とは、例えば固体電解質体および電極が特定ガスの反応に適した温度条件であることや、電極の表面状態が特定ガスの反応に適切な状態であることを含む。とくに、表面状態を適切な状態にするために、特許文献1には、電極としてセンサ電極とポンプ電極とを備えるガス濃度検出装置が開示されている。測定対象である特定ガスはセンサ電極で電離して、その量に応じた電流(センサ電流)によって特定ガスの濃度が検出されるのである。このガス濃度検出装置は、センサ始動時において、ポンプ電極に除去用電圧を印加して還元性ガスを生じさせ、センサ電極上に吸着した酸素を還元反応により除去するように構成されている。これにより、センサ電極を、酸素イオンによるセンサ電流に重畳するノイズを抑制した状態にすることができる。
特開2016−70922号公報
ところで、上記する還元性ガスのすべてがセンサ電極上の酸素と反応するわけではなく、センサ電極表面に残留することが考えられる。還元性ガスは徐々にセンサ電極表面から離脱し、センサ電流はゼロレベルに落ち着くものの、センサ電極の早期活性にあっては、還元性ガスの離脱をより早期に実現することが求められる。
そこで、この明細書における開示は上記要求に鑑み、還元性ガスを用いてセンサ電極の還元を行うガスセンサ素子およびガスセンサユニットにおいて、より早期の活性状態を実現することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、この明細書に開示されるガスセンサ素子は、
酸素イオン伝導性を有する固体電解質体(70)を備え、固体電解質体を伝導する酸素イオンの量に基づいて被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子であって、
被測定ガスが導入される測定ガス室(10)と、
固体電解質体上に設けられたポンプ電極(41)を有するポンプセル(40)と、
被測定ガスの導入においてポンプセルよりも下流側に位置し、特定ガスの濃度を検出するために固体電解質体上におけるポンプ電極と同一面に設けられて特定ガスを還元する貴金属を含んで構成されたセンサ電極(21)を有するセンサセル(20)と、
ポンプセルに電圧を印加して、測定ガス室における被測定ガス中の酸素の濃度を調整するポンプセル制御部(50)と、を備え、
ポンプセル制御部は、ガス濃度の検出を行う前のセンサ始動時において、センサ電極に吸蔵された酸素を除去するために、ポンプセルに除去用電圧(V2)を印加して、測定ガス室内に存在する物質を分解して還元ガスを発生させるものであり、
センサ電極は、貴金属からなる複数の貴金属領域(PM)と、複数の貴金属領域との間に界面を生じるように分布する電解質領域(SE)とを有するとともに、
センサ電極の電極表面(S)から伸び、貴金属領域に達する開気孔(H)を有する。
これによれば、センサ電極の電極表面に開口した気孔、すなわち開気孔が存在するから、還元ガスがセンサ電極の表面に滞留することなく、早期に拡散および離脱することを促進することができる。とくに、この開気孔は貴金属領域に達するように形成されているから、特定ガスの電離に寄与する貴金属近傍の還元ガスの拡散と離脱をより効率よく促すことができる。すなわち、センサ電極を早期に活性状態に移行させることができる。
第1実施形態にかかるガスセンサユニットの概略構成を示す側面断面図である。 ガスセンサ素子の詳細構成を示す断面図である。 ポンプセルによる還元ガス発生、および還元ガスによるセンサ電極の還元の様子を示す概念図である。 ポンプ電極に印加される電圧およびセンサ電流の時間変化を示す図である。 センサ電極近傍の詳細構造を示す走査電子顕微鏡による観察結果である。 センサ電極の断面図である。 気孔率に対する活性時間を示す図である。 その他の実施形態に係るガスセンサ素子の詳細構成を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
最初に、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るガスセンサ素子およびガスセンサユニットの概略構成について説明する。
本実施形態におけるガスセンサ素子は、例えば窒素酸化物(NOx)の量を検出するNOxセンサである。このようなガスセンサ素子は、例えば内燃機関において排ガスが流れる排気管に配置されて使用される。被測定ガスは排ガスであり、濃度を検出する対象である特定ガスはNOxである。
ガスセンサユニットは、上記ガスセンサ素子が搭載されたモジュールであり、例えば排気管にはガスセンサユニットを単位として取り付けられる。
以下、被測定ガス中の特定ガスがNOxであることを前提として説明する。ただし、検出対象である特定ガスはNOxに限定されず、固体電解質体や電極の構成材料に適切な元素を選択することで、例えばアンモニアやその他のガスを検出するセンサとして実施することができる。
図1に示すように、ガスセンサユニット1は、車両において内燃機関の排気通路2に設置される。ガスセンサユニット1には、排気通路2を流通する排ガスが被測定ガスとして導入される。これによりガスセンサユニット1は、自身に内蔵したガスセンサ素子100により、被測定ガスのNOx濃度を測定する。ガスセンサユニット1は具体的には、ガスセンサ素子100に加え、センサハウジング101、絶縁碍子102、素子カバー103,104、センサハーネス105及びセンサ制御回路106を含んで構成されている。尚、図1におけるFは、ガスセンサ素子100の内部にて被測定ガスの流通するガス流れ方向を、示している。
センサハウジング101は、絶縁碍子102を介してガスセンサ素子100を内部に保持している。カバー103,104は、センサハウジング101に固定されている。素子カバー103は、ガスセンサ素子100のうちガス流れ方向Fの上流側素子端部100aの外周側を、覆っている。素子カバー103は、内部に収容した上流側素子端部100aへ排気管からの排ガスを被測定ガスとして導入するために、ガス導入孔103aを有している。カバー104は、ガスセンサ素子100のうちガス流れ方向Fの下流側素子端部100bの外周側を、覆っている。カバー104は、内部に収容した下流側素子端部100bへ大気を導入するために、大気導入孔104aを有している。センサハーネス105は、カバー104の内外に跨って複数設けられている。センサ制御回路106は、センサハウジング101および素子カバー103の外部にて、複数のセンサハーネス105を介してガスセンサ素子100と接続されている。なお、本実施形態におけるセンサ制御回路106は、後述のポンプセル制御部50を含み、ポンプセル40に対して電圧を供給するとともに、センサセル20およびモニタセル30への電圧の供給も制御している。
図2を参照してガスセンサ素子100の詳しい構成について説明する。ガスセンサ素子100は測定ガス室10と、基準ガス室11と、センサセル20と、モニタセル30と、ポンプセル40と、ポンプセル制御部50と、ヒータ60と、を備えている。ガスセンサ素子100は、ヒータ60、後述の固体電解質体70および絶縁層90が積層されて構成されている。測定ガス室10は固体電解質体70と絶縁層90とに囲まれた空間として形成され、基準ガス室11はヒータ50と固体電解質体70とに囲まれた空間として形成されている。以下、ガスセンサ素子100の各要素について詳説する。
測定ガス室10は、被測定ガスたる排ガスが導入される空間である。測定ガス室10は、固体電解質体70と絶縁層90とにより挟まれた空間として形成されている。絶縁層90は板状であり、第1スペーサ91を介して板状の固体電解質体70上に積層されている。固体電解質体70を正面視したとき、第1スペーサ91は一辺が開口したC字状を成し、これによって測定ガス室10は、一部が開口した箱状となっている。開口した部分が排ガスの導入口10aである。本実施形態における導入口10aには拡散抵抗体93が配置され、排ガスは拡散抵抗体93を通過して測定ガス室10内に導入される。すなわち、排ガスは、拡散抵抗体93によって所定の拡散抵抗下で測定ガス室10に導入されることになる。
本実施形態における固体電解質体70は、例えばイットリア安定化ジルコニア(YSZ)を採用できる。YSZは略600℃以上の温度下におくことで固体電解質としての機能を発現する。固体電解質体70は後述のヒータ60による加熱により固体電解質としての機能を維持する。なお、固体電解質体70としては、酸化カルシウム安定化ジルコニアや、アルミナ安定化ジルコニアなどを採用することもできる。また、絶縁層90および第1スペーサ91には、アルミナやその他一般に知られた絶縁体を採用できる。
基準ガス室11は、特定ガスであるNOxの濃度を算出するための基準電位を生成するための基準ガスが導入される空間である。基準ガス室11には、基準ガスとしては例えば大気が導入されている。基準ガス室11は、ヒータ60と固体電解質体70とにより挟まれた空間として形成されている。固体電解質体70は、第2スペーサ92を介して板状に形成されたヒータ60上に積層されている。固体電解質体70を正面視したとき、第2スペーサ92は拡散抵抗体93が形成された側に形成され、大気の導入口(図示しない)は、測定ガス室10の導入口10aと反対側に開口するようになっている。
このように、固体電解質体70は、測定ガス室10と基準ガス室11とを仲介するように形成されており、測定ガス室10と基準ガス室11のいずれにも露出している。これによって、排ガス中のNOx濃度と大気中のNOx濃度との差に応じて固体電解質体70をイオンが移動してセンサ電流が生じるようになっている。
センサセル20は、センサ電極21と、固体電解質体70と、基準電極80とを有している。センサ電極21は、固体電解質体70における測定ガス室10に露出した一面に形成されている。一方、基準電極80は、固体電解質体70における基準ガス室11に露出した一面に形成されている。つまり、固体電解質体70は、センサ電極21と基準電極80とに挟まれたようになっている。なお、後述するモニタセル30およびポンプセル40も固体電解質体70および基準電極80を構成要素として含むが、本実施形態においては、センサセル20、モニタセル30およびポンプセル40において固体電解質体70および基準電極80を共有している。
センサ電極21は、白金(Pt)とロジウム(Rh)を含む貴金属触媒である。また、センサ電極21は、固体電解質体70と同一組成のYSZから成る固体電解質を含む。つまり、センサ電極21は、触媒として作用する白金およびロジウムと、イオン伝導性を有する固体電解質とからなる電極である。センサ電極21に含まれる固体電解質は、センサセル20を構成する固体電解質体70と一体的に結合して、互いの間でイオン伝導が可能な状態になっている。
測定ガス室10に導入された排ガス中に含まれるNOxは、露出した貴金属の表面に吸着し、触媒作用により窒素イオンと酸素イオンとに電離する。このうち、酸素イオンがセンサ電極21を構成する固体電解質内を伝導する。この電荷はさらに固体電解質体70に伝導し、これがセンサ電流として検出される。そして、センサ電流の大きさに基づいてNOxの濃度が検出される。センサ電極21の詳しい構成については追って詳述する。
モニタセル30は、モニタ電極31と、固体電解質体70と、基準電極80とを有している。上記したように、固体電解質体70と基準電極80はセンサセル20と共有している。モニタ電極31は、固体電解質体70における測定ガス室10に露出した一面に形成されている。モニタ電極31は、例えば白金(Pt)と金(Au)を含む電極であり、NOxを分解する能力を有しないものの、酸素分子を分解可能に酸素イオンに起因する電流が流れるようになっている。
モニタ電極31は、導入口10aからセンサセル20へ流れる排ガスの流束方向に対して略直交する方向において、上記センサ電極21と隣り合って形成されている。すなわち、測定ガス室10内に略均一に導入される排ガスの流束に対して、センサ電極21とモニタ電極31とは略等価の曝露条件下にある。モニタセル30は、ポンプセル40によって酸素濃度が調整された後における、排ガス中に含まれる残留酸素の濃度を検出する。具体的には、モニタセル30は、残留酸素に起因して生じる固体電解質体70を流れる電流を検出する。このガスセンサ素子100では、センサセル20の出力から、モニタセル30の出力を減算することにより、残留酸素に起因するセンサセル20の出力のオフセットをキャンセルしてNOxの濃度を検出することができるようになっている。
ポンプセル40は、センサセル20およびモニタセル30に対して、排ガスの導入において上流に位置している。ポンプ電極41と、固体電解質体70と、基準電極80とを有している。ポンプ電極41は、固体電解質体70における測定ガス室10に露出した一面に形成されている。ポンプ電極41は、モニタ電極31と同様に白金(Pt)と金(Au)を含む電極であり、酸素を還元して酸素イオンを生じさせる。酸素イオンは固体電解質体70を伝導して基準電極80側に移動し、基準ガス室11に排出される。このように、ポンプセル40は、そのポンピング作用によって測定ガス室10内の酸素濃度を調整するセルである。つまり、ポンプセル40は排ガスの流れに対して上流側において排ガス中の酸素濃度を調整し、センサセル20およびモニタセル30は、酸素濃度が調整された後の排ガスに対して、NOxに起因する電流および残留酸素に起因する電流をそれぞれ出力する。
加えて、本実施形態におけるポンプセル40は、排ガス中に存在する物質を分解して還元ガスを発生させる機能を有している。具体的には、ポンプセル40は、排ガスに含まれる水分子を分解して水素ガスを発生させる。水素ガスは還元性を有し、センサ電極21に吸蔵される酸素を還元して除去する。
ポンプセル制御部50は、ポンプセル40に所定の電圧を、所定のタイミングを以って印加するための部分である。ポンプセル制御部50は、図1に示すセンサ制御回路106の一部を構成する。ポンプセル40に電圧を印加するとは、基準電極80とポンプ電極41との間に電位差を生じさせることを意味している。ポンプセル制御部50は、酸素濃度を調整するためのポンピング作用を発揮するために通常電圧V1が印加可能になっている。また、酸素分子の分解により還元ガスである水素を発生させるための除去用電圧V2が印加可能になっている。除去用電圧V2は基準電極80の電位に対して0.5V〜2.0V程度であり、通常電圧V1の0.3V〜0.4Vよりも高く設定されている。
図3に示すように、ポンプ電極41に除去用電圧V2が印加されている間は、水分子が分解されて水素分子が発生する。還元性を有する水素ガスは、センサ電極21を構成するロジウム原子と結合して酸化ロジウム(III)を成す酸素イオンや、センサ電極21の表面に吸着した酸素イオンを還元して水分子を生じる。
図4に示すように、ポンプセル制御部50は、ガスセンサ素子100の始動(時刻t0)に際して、通常電圧V1の印加を開始する時刻t1までの間、ポンプ電極41に除去用電圧V2を印加する。ポンプ電極41に除去用電圧V2が印加されている間、ポンプセル40において発生した水素がセンサセル20に到達してセンサ電流が変動する。具体的には、センサ電流は、ポンプセル40に通常電圧V1が印加されて通常駆動している状態よりも小さな電流値を示す。センサ電流が通常駆動している状態よりも小さな電流値を示すことは、水素分子がセンサ電極21と相互作用していることを示すものである。
ポンプセル制御部50は、時刻t1において、ポンプセル40に印加する電圧を除去用電圧V2から通常電圧V1に遷移させる。これにより、センサ電流が増加して、通常駆動している状態に移行する。通常駆動している状態に移行した後、すなわち時刻t2以降におけるセンサ電流は、残留酸素量やNOxの濃度により変化するため本来一定ではないが、図4においては説明を簡単にするために一定値として図示している。
ヒータ60は、固体電解質体70の温度を略600℃以上の温度に維持してYSZを固体電解質として機能させるものである。ヒータ60は、セラミックス基板61の間に通電によって発熱する導体層62を設けて形成されている。導体層62は、各種電極21,31,41,80が形成される面を正面視したとき、固体電解質体70にオーバーラップするように形成されており、少なくとも各種電極21,31,41,80が形成される部分およびその近傍の温度を活性温度に維持できるようになっている。なお、ヒータ60により実現される固体電解質体70の温度分布は、要求される性能に応じて適宜設定されるべきであり、要求される温度分布に対応して導体層62の引き回しを設定することができる。
次に、図5および図6を参照して、センサ電極21の詳しい構造について説明する。
図5は、センサ電極21およびその基板である固体電解質体70を、図2に示す側面図と同一方向の断面を走査電子顕微鏡(SEM)により観察した結果である。図5に示す断面は、センサ電極21の電極表面に直交する断面であって電極表面に沿う方向に略30μmの断面を切り出して観察したものである。
センサ電極21は、固体電解質体70における測定ガス室10に露出した一面に形成されている。上記したように、センサ電極21は、PtとRhとを含む貴金属触媒として機能する電極であり、イオン伝導のためにYSZを含んでいる。
図5において、明るいグレーとして観測される領域はPtとRhとを含む貴金属領域PMであり、複数の塊を形成しつつセンサ電極21を構成する。一方、暗いグレーとして観察される領域は固体電解質領域SEである。固体電解質領域SEは散在する貴金属領域PMの隙間に入り込んでイオン伝導のための経路を形成している。また、黒く観測される部分は、Pt、RhおよびYSZがいずれも存在しない空間であり、外部空間と連通しているものもあれば、センサ電極21あるいは固体電解質体70の内部に埋没して存在するものもある。
なお、図5においては、貴金属を含まず、暗いグレー、および、ボイド状に黒く観測される部分で構成される領域が基板となる固体電解質体70である。センサ電極21における固体電解質領域SEは、基板である固体電解質体70と同一の材料で構成されており、センサ電極21の形成後は区別なく互いが一体的に接続している。
また、センサ電極21に対して固体電解質体70と反対側の黒く観測される領域は測定ガス室10の空間である。つまり、センサ電極21と測定ガス室10の空間の境界がセンサ電極21における電極表面Sである。
センサ電極21は、走査電子顕微鏡での観察において黒く観測される部分として、複数の気孔を有している。とくに、複数の気孔のうち、電極表面Sから伸び、貴金属領域PMに達する気孔を開気孔Hと呼称する。開気孔Hにはいくつかのパターンが存在する。図6に示す気孔H1のように、電極表面Sに開口する一つの気孔が一つの貴金属領域PMに達することで貴金属領域PMが露出する気孔や、気孔H2,H3のように、電極表面Sに開口する複数の気孔が一つの貴金属領域PMに達することで貴金属領域PMが露出する気孔や、気孔H4に示すように、電極表面Sに開口する一つの気孔が複数の貴金属領域PMに達することで貴金属領域PMが露出する気孔が存在する。また、広義には、電極表面Sに貴金属領域PMが露出したような形態も開気孔Hに含まれ、このような開気孔は図6において符号H5を付している。一方で、電極表面Sに開口するものの、貴金属領域PMに達しない気孔は開気孔Hに含めない。すなわち、開気孔Hは、図6に示す気孔H1〜H5を含み、気孔H6は含めない。
上記のように開気孔Hを定義し、センサ電極21の電極表面Sに直交する断面であって電極表面Sに沿う方向に少なくとも30μm以上の断面を切り出したとき、センサ電極21全体に占める開気孔Hの面積(断面積)の割合を気孔率と呼称すれば、気孔率は2%以上、且つ、15%以下であることが好ましい。例えば、図5に示す例では、気孔率が略10%である。
なお、図6に示す気孔H5のような開気孔Hは広義の開気孔であるが、センサ電極21全体に占める面積としてはゼロである。
次に、上記のような構成のセンサ電極21を形成する方法について簡単に説明する。
まず、RhがPtとRhとの合計質量に対する質量パーセントにして略40%含まれるように調製された貴金属粉末を混入したペースト状のYSZを、基板となる固体電解質体70上に載置する。そして、ガスセンサ素子100を構成する各要素を適切な方法によって組み上げる。そうして組み上げられたガスセンサ素子100を還元雰囲気下に配置し、センサ電極21と基準電極80との間に通電処理を行う。このとき、センサ電極21においては、Pt−Rh合金が固体電解質体70に分散されるとともに、被測定ガスが流入する気孔が形成される。この気孔には開気孔Hが含まれる。また、基準電極80においては、Ptが固体電解質体70に分散されるとともに、基準ガス(本実施形態においては大気)が流入する気孔が形成される。
ところで、気孔率は、通電に係る電圧、電流、時間、温度、およびPtとRhの組成比などの各種パラメータが相互に関連して決定されるが、この通電処理により生じる開気孔Hに係る気孔率は15%以下であることが好ましい。気孔率が15%を超えると、センサ電極21と、その他の外部機器との接続、例えばセンサ制御回路106との接続に供されるリードと電極表面Sとの接触抵抗が増大し、導通不良を生じる虞があるためである。
なお、上記の通電処理は窒素雰囲気下で行われるのであり、低酸素であるためにRhOが還元され易い環境である。このため、RhOを構成する酸素が離脱する際に僅かながら開気孔Hが生成され、気孔率にして2%程度の開気孔Hが必ず存在する。
通電処理を行う際には、センサ電極21の表面付近に形成されたRhの一部が還元 される。ただし、固体電解質体70から酸素が抜ける現象も起こる。そのため、固体電解質体70に酸素を補充するために、再酸化処理を行う。この再酸化処理を行う際には、測定ガス室10は、還元ガスとしての水素が所定体積%であって残部が窒素である還元ガスの雰囲気とする。この還元ガスの雰囲気は、水素の代わりに、一酸化炭素、炭化水素等を含むものとすることもできる。また、基準ガス室11は、大気の雰囲気とする。
そして、ヒータ60に通電して固体電解質体70が酸素イオン伝導性を有する適切な温度になるよう加熱しつつ、ガスセンサ素子100を所定時間放置する。このとき、大気の雰囲気と還元ガスの雰囲気との酸素濃度の違いにより、基準ガス室11から固体電解質体70を介して測定ガス室10へ酸素イオンが伝導する。これにより、固体電解質体70に酸素が補充される。
また、ガスセンサ素子100に基準ガス室11が形成されていることにより、上記再酸化処理において、基準電極80に十分な酸素が供給され、基準電極80からセンサ電極21へ酸素イオンが伝導しやすくすることができる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係るガスセンサ素子100およびガスセンサユニットを採用することによる作用効果について説明する。
このガスセンサ素子100は、センサセル20を構成するセンサ電極21に開気孔Hを略10%有している。
このため、ポンプセル40への除去用電圧印加により発生する還元ガス(水素)は、センサ電極21の表面に滞留することなく、気孔の開口部から早期に拡散および離脱することができる。つまり、還元ガスの早期の拡散を促進することができる。とくに、この開気孔Hは貴金属領域PMに達するように形成されているから、特定ガスの電離に寄与する貴金属近傍の還元ガスの拡散と離脱をより効率よく促すことができる。すなわち、センサ電極21を早期に活性状態に移行させることができる。
具体的に、発明者は、気孔率に対する活性状態に至るまでの時間を実験により確かめた。図7はその結果である。気孔率の増加に伴って活性時間は減少する傾向を示している。図7を参照すれば、上記したように、気孔率が高いほど還元ガスである水素がセンサ電極21の表面に滞留しにくく、センサ電極21の活性を促していると推察できる。
なお、気孔率が10%以上の領域では、活性時間はほぼ飽和して変化が大きくない。気孔率が高すぎるとセンサ電極21と他の部材(例えばリード)との接触抵抗た大きくなる虞があるため、気孔率の最適範囲である2%〜15%のなかでも、10%程度とすることが好ましい。
(その他の実施形態)
上記した実施形態では、ガスセンサ素子100がモニタセル30を有する構成について説明したが、被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するという観点において、モニタセル30は必須な構成ではない。ただし、ポンプセル40により酸素濃度が調整された後のガス中における酸素濃度を正しく検出し、センサセル20の出力に対してバックグラウンドの補正を行うという点ではモニタセル30を有していることは好ましい。
また、上記した実施形態では、センサ電極21を構成する貴金属としてPtとRhを含むものについて説明したが、いずれかの元素をパラジウム(Pd)やルテニウム(Ru)で代替したり、PtとRhにこれらの元素を添加するように構成しても良い。
また、測定ガス室10について、センサセル20が形成された空間とポンプセル40が形成された空間とが被測定ガスが往来可能に分離されるように構成しても良い。具体的には、例えば図8に示すガスセンサ素子200は、センサセル20が形成された空間とポンプセル40が形成された空間との間に拡散律速体94が形成されている。拡散律速体94は、センサセル20とポンプセル40とを分離することで測定ガス室10を2つの空間に分離しつつ、拡散抵抗を調整しながら被測定ガスを透過させる。
なお、上記した実施形態では、気孔率の算出において、図5に示す走査電子顕微鏡による観察結果を用いた。走査電子顕微鏡で観察するにあたり、図5は、センサ電極21の電極表面に直交する断面であって電極表面に沿う方向に略30μmの断面を切り出した結果であるが、30μmに限定されるものではない。気孔率の算出においては、電極表面に沿う方向に30μmあるいはいそれ以上の大きさで切り出すことが好ましい。
また、上記した実施形態において、気孔率の定義については、センサ電極全体に占める開気孔の面積としたが、別の定義も可能である。例えば、センサ電極21の電極表面に直交する面で断面視したとき、開気孔Hを含めて凹凸を有する電極表面に沿う曲線長に対する、開気孔を成す部分の曲線長の割合と定義することもできる。さらには、センサ電極21の電極表面Sを正面視したとき、全体に占める開気孔の割合と定義することもできる。
10…測定ガス室,20…センサセル,21…センサ電極,30…モニタセル,40…ポンプセル,41…ポンプ電極,70…固体電解質体,PM…貴金属領域,SE…電解質領域,H…開気孔

Claims (5)

  1. 酸素イオン伝導性を有する固体電解質体(70)を備え、前記固体電解質体を伝導する酸素イオンの量に基づいて被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子であって、
    前記被測定ガスが導入される測定ガス室(10)と、
    前記固体電解質体上に設けられたポンプ電極(41)を有するポンプセル(40)と、
    前記被測定ガスの導入において前記ポンプセルよりも下流側に位置し、前記特定ガスの濃度を検出するために前記固体電解質体上における前記ポンプ電極と同一面に設けられて前記特定ガスを還元する貴金属を含んで構成されたセンサ電極(21)を有するセンサセル(20)と、
    前記ポンプセルに電圧を印加して、前記測定ガス室における前記被測定ガス中の酸素の濃度を調整するポンプセル制御部(50)と、を備え、
    前記ポンプセル制御部は、ガス濃度の検出を行う前のセンサ始動時において、前記センサ電極に吸蔵された酸素を除去するために、前記ポンプセルに除去用電圧(V2)を印加して、前記測定ガス室内に存在する物質を分解して還元ガスを発生させるものであり、
    前記センサ電極は、前記貴金属からなる複数の貴金属領域(PM)と、複数の前記貴金属領域との間に界面を生じるように分布する電解質領域(SE)とを有するとともに、
    前記センサ電極の電極表面(S)から伸び、前記貴金属領域に達する開気孔(H)を有するガスセンサ素子。
  2. 前記センサ電極の前記電極表面に直交する断面であって前記電極表面に沿う方向に少なくとも30μm以上の断面を切り出したとき、
    前記センサ電極全体に占める前記開気孔の面積が、2%以上、且つ、15%以下である、請求項1に記載のガスセンサ素子。
  3. 前記貴金属は白金とロジウムとを少なくとも含有する、請求項1または請求項2に記載のガスセンサ素子。
  4. 前記貴金属に含まれるロジウムは、白金とロジウムとの合計質量に対する質量パーセントにして、30%以上、且つ、80%以下である、請求項3に記載のガスセンサ素子。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスセンサ素子(100,200)と、
    前記ガスセンサ素子を内部に保持しているセンサハウジング(101)と、
    前記センサハウジングに固定されて前記ガスセンサ素子のうち前記被測定ガスの導入方向における上流側素子端部(100a)を覆っており、前記被測定ガスを当該上流側素子端部(100b)へ導入する素子カバー(103)と、
    前記ポンプ電極および前記センサ電極への印加電圧を制御するセンサ制御回路(106)と、を含んで構成されるガスセンサユニット。
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