JP2018100776A - 電磁弁、この電磁弁を吸入弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

電磁弁、この電磁弁を吸入弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】電磁弁の稼動部周辺に発生するキャビテーションを減衰し、エロージョンの発生を防ぐ電磁弁を提供する。電磁弁の稼動部周辺に発生するキャビテーションを捕獲、減衰し、エロージョンの発生を防ぐ構造と、低コストを両立する。
【解決手段】磁気抵抗増大部の内側にキャビテーションを捕獲できる十分な空隙を形成することによって達成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体中で作動する電磁弁に関し、例えば自動車用内燃機関用の高圧燃料供給ポンプの燃料吐出量あるいは燃料蓄圧室を含む高圧燃料配管内の圧力を制御する弁機構などに代表される電磁弁に関する。
自動車等の内燃機関の内、燃焼室へ直接的に燃料を燃焼室内部へ噴射する直接噴射タイプにおいて、燃料を高圧化するための高圧燃料供給ポンプが広く用いられている。
特開2006−307870号公報及び特開2014−25389号公報においては、固定コアと別部材で構成される筒状の非磁性体からなる磁気抵抗増大部があり、当該磁気抵抗増大部内周部に当該固定コアに吸引されて軸方向に変位が許容される可動コアを備える電磁弁が記載されている。(特許文献1及び2参照)。
特開2006−307870号 特開2014−25389号
しかしながら、上記従来技術においては、磁気抵抗増大部内周と可動コアの外周で形成される隙間が狭いために、可動コアの作動に伴い発生するキャビテーションの逃げ場が無く、作動条件によっては可動コアおよび固定コアの内部に形成される可動コア室の内壁にエロージョンが発生することがあった。
本発明の目的は、電磁弁の可動コア室内に発生するキャビテーションを減衰し、エロージョンの発生を低減するものである。
本発明の目的は、磁気抵抗増大部の内側にキャビテーションを捕獲できる十分な空隙を形成することによって達成される。
このキャビテーションを捕獲できる十分な空隙とは好適には前記磁気空隙を挟んで軸方向両側に広がる筒状空隙として形成することができる。
また、磁気空隙が可動コアの吸引時にも残る構成(可動コアが固定コアに衝突しない構成)とすることでこの磁気空隙自体もキャビテーションを捕獲用の空隙として機能させることもできる。
さらに可動コアに軸方向の貫通通路を設けこの貫通通路を通して、可動コアの反磁気空隙側の領域にキャビテーションを逃がすることもできる。
さらに、可動コアと対面する固定コアの中心に磁気空隙に連通するばね収納用のキャビティーを設けこのキャビティーをキャビテーション捕獲用に用いることもできる。
より具体的には、固定コアを一端が閉じたカップ状部材とバルブ機構が取り付けられる筒状コア部との2部分から構成し、カップ状部材の解放端側とこれと対面する筒状コア部の対抗面の外周を磁気抵抗増大部材で密封して(例えば、磁気抵抗増大部材を筒状とし、その両端部からカップ状部材と筒状コアの端部を挿入し、磁気抵抗増大部材の外周にレーザーを照射してカップ状部材と磁気抵抗増大部材、筒状コアと磁気抵抗増大部材を密着固定する。)固定コア組体を形成し、その内部に可動コアを軸方向に移動可能に組み付ける構成とし、これによって、可動コアとカップ状部材の解放端との間に磁気空隙を構成する。そして、この磁気空隙の周囲にこの磁気空隙を挟んで、軸方向両側に広がる筒状空隙として、キャビテーションの捕獲用空隙を形成する。
この時、カップ状部材の外周に環状凸部を設けておき、この環状凸部の外周を磁気抵抗増大部材の一端に挿入して磁気抵抗増大部材の内周面を環状凸部の外周面にあてがって、磁気抵抗増大部材と環状突起とをレーザーで固定することができる。
一方、筒状コアの磁気空隙側端部の外周にはカップ状部材の外周に設けた環状凸部の外径と同じ外径の環状面を設け、この環状面に磁気抵抗増大部材の他端に挿入して磁気抵抗増大部材の内周面を環状面の外周にあてがって磁気抵抗増大部材と環状突起とをレーザーで固定する。
このように構成した本発明によれば、キャビテーションの発生する磁気空隙の周りに、キャビテーションを捕獲する十分な空隙を形成できたので、キャビテーションが起因となって発生するエロージョンを低減できる。
具体的構成によれば、環状凸部の高さ分の環状空隙を磁気空隙の周りに形成することで、筒状コアの内周面と可動コアの外周面の間の径方向空隙寸法をできるだけ小さくしながら(可動コアと筒状コア部の間の磁気抵抗をできるだけ小さくしたほうが吸引力を大きくできる、というねらい。)キャビテーション捕獲用の空隙の径方向寸法を環状凸部の外径を大きく設定することで、十分な大きさにできる。
また、通路加工の追加や高強度材による保護部材の追加や表面処理等による保護膜の追加が不要で、簡便な構造で、キャビテーションを減衰し、エロージョンの発生を低減することができ、結果電磁弁を低コスト化できる。
本発明が実施された第一実施例の高圧燃料供給ポンプの縦断面図である。 本発明が実施された第一実施例の高圧燃料供給ポンプの別縦断面図であり、図1とは別角度の縦断面を表す。 本発明が実施された第一実施例の高圧燃料供給ポンプの横断面図である。 本発明が実施された第一実施例の高圧燃料供給システム全体構成図である。 本発明が実施された第一実施例の電磁弁を説明するための図である。
以下、本発明に係る実施例を説明する。
図4に示すシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。
破線で囲まれた部分が高圧燃料供給ポンプ(以下高圧ポンプと呼ぶ)本体を示し、この破線の中に示されている機構,部品は高圧ポンプ本体1に一体に組み込まれていることを示す。燃料タンク20の燃料はフィードポンプ21によって汲み上げられ、吸入配管28を通してポンプ本体1の吸入ジョイント10aに送られる。
吸入ジョイント10aを通過した燃料は圧力脈動低減機構9,吸入通路10bを介して容量可変機構を構成する電磁吸入弁30の吸入ポート30aに至る。脈動防止機構9については後述する。
電磁吸入弁30は電磁コイル308を備え、電磁コイル308が通電されていない時は、アンカーばね303の付勢力と弁ばね304の付勢力の差により、吸入弁体301は開弁方向に付勢され吸入口30bは開けられた状態となっている。尚、アンカーばね303の付勢力と弁ばね304の付勢力は、
アンカーばね303の付勢力 > 弁ばね304の付勢力
となるよう設定されている。
この電磁コイル308が通電されている状態では電磁プランジャ305が図4の左方に移動した状態で、アンカーばね303が圧縮された状態が維持される。電磁プランジャ305の先端が同軸で接触するように取り付けられた吸入弁体301は弁ばね304の付勢力により高圧ポンプの加圧室11につながる吸入口30bを閉じている。
以下、高圧ポンプの動作について説明する。
後述するカムの回転により、プランジャ2が図4の下方に変位して吸入工程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この工程で加圧室11内の燃料圧力が吸入通路10b(吸入ポート30a)の圧力よりも低くなると、燃料は、開口状態にある吸入口30bを通り加圧室11に流入する。プランジャ2が吸入工程を終了し圧縮工程へと移行した場合、プランジャ2が圧縮工程(図1の上方へ移動する状態)に移る。ここで電磁コイル308は無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。よって、吸入弁体301アンカーばね303の付勢力により開弁したままである。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁体301を通して吸入通路10b(吸入ポート30a)へと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この工程を戻し工程と称する。
この状態で、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと呼ぶ)からの制御信号が電磁吸入弁30に印加されると電磁吸入弁30の電磁コイル308には電流が流れ、磁気付勢力により電磁プランジャ305が図4の左方に移動し、アンカーばね303が圧縮された状態が維持される。その結果、吸入弁体301にはアンカーばね303の付勢力が作用しなくなり、弁ばね304による付勢力と燃料が吸入通路10b(吸入ポート30a)に流れ込むことによる流体力が働く。そのため、吸入弁体301は閉弁し吸入口30bを閉じる。吸入口30bが閉じるとこのときから加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇する。そして、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して加圧室11に残っている燃料の高圧吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この工程を吐出工程と称する。
すなわち、プランジャ2の圧縮工程(下始点から上始点までの間の上昇工程)は、戻し工程と吐出工程からなる。そして、電磁吸入弁30の電磁コイル308への通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル308へ通電するタイミングを早くすれば、圧縮工程中の、戻し工程の割合が小さく、吐出工程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10b(吸入ポート30a)に戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば圧縮工程中の、戻し工程の割合が大きく吐出工程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10bに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル308への通電タイミングは、ECUからの指令によって制御される。
以上のように構成することで、電磁コイルへ308への通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
加圧室11の出口には吐出弁機構8が設けられている。吐出弁機構8は吐出弁シート8a,吐出弁体8b,吐出弁ばね8cを備え、加圧室11と燃料吐出口12に燃料差圧が無い状態では、吐出弁体8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、燃料吐出口12の燃料圧力よりも大きくなった時に始めて、吐出弁体8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁し、加圧室11内の燃料は燃料吐出口12を経てコモンレール23へと高圧吐出される。
かくして、吸入ジョイント10aに導かれた燃料はポンプ本体1の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12からコモンレール23に圧送される。
コモンレール23には、直接噴射用インジェクタ24(所謂直噴インジェクタ),圧力センサ26が装着されている。直噴インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)27の制御信号にてしたがって開閉弁して、燃料をシリンダ内に噴射する。
ポンプ本体1にはさらに、吐出弁体8bの下流側と加圧室11とを連通する吐出流路110が吐出流路とは別に吐出弁をバイパスして設けられている。吐出流路110には燃料の流れを吐出流路から加圧室11への一方向のみに制限するリリーフ弁102が設けられている。リリーフ弁102は、押付力を発生するリリーフばね104によりリリーフ弁シート101に押付けられており、加圧室内とリリーフ通路内との間の圧力差が規定の圧力以上になるとリリーフ弁体102がリリーフ弁シート101から離れ、開弁するように設定している。
直噴インジェクタ24の故障等によりコモンレール23等に異常高圧が発生した場合、吐出流路110と加圧室11の差圧がリリーフ弁体102の開弁圧力以上になると、リリーフ弁体102が開弁し、異常高圧となった吐出流路は吐出流路110から加圧室11へと戻され、コモンレール23等の高圧部配管が保護される。
以下に高圧燃料ポンプの構成,動作を図1乃至図4を用いてさらに詳しく説明する。
一般に高圧ポンプはポンプ本体1に設けられたフランジ1eを用い内燃機関のシリンダヘッド41の平面に密着して固定される。シリンダヘッドとポンプ本体間の気密保持のためにOリング61がポンプ本体1に嵌め込まれている。
ポンプ本体1にはプランジャ2の進退運動をガイドし、かつ内部に加圧室11を形成するよう端部が有底筒型状に形成されたシリンダ6が取り付けられている。さらに加圧室11は燃料を供給するための電磁吸入弁30と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8に連通するよう複数個の連通穴11aが設けられている。
シリンダ6はその外径において大径部と小径部を有し小径部がポンプ本体1に圧入され、かつ大径部と小径部の段差6aがポンプ本体1に面圧着し加圧室11で加圧された燃料が低圧側に漏れることをシールする。
プランジャ2の下端には、内燃機関のカムシャフトに取り付けられたカム5の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット3が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね4にてタペット3に圧着されている。これによりカム5の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に進退(往復)運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下端部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されており、これによりプランジャ2とシリンダ6との間のブローバイ隙間がシールされ、燃料がポンプ外部に漏れることを防止する。同時に内燃機関内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がブローバイ隙間を介してポンプ本体1の内部に流入するのを防止する。
フィードポンプ21によって汲み上げられた燃料は、吸入配管28と結合された吸入ジョイント10aを介してポンプ本体1に送られる。
ダンパーカバー14は、ポンプ本体1と結合することにより低圧燃料室10を形成し、入ジョイント10aを通過した燃料が流入する。低圧燃料室10の上流には、燃料中に含まれる金属粉等の異物を除去するために燃料フィルタ10dが、たとえばポンプ本体1に圧入されるなどして取り付けられている。
低圧燃料室10には高圧ポンプ内で発生した圧力脈動が燃料配管28へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。一度加圧室11に吸入された燃料が、容量制御状態のため再び開弁状態の吸入弁体301を通して吸入通路10b(吸入ポート30a)へと戻される場合、吸入通路10b(吸入ポート30a)へ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダンパ9aで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパ9aが膨張・収縮することで吸収低減される。9bは金属ダンパ9aをポンプ本体1の内周部に固定するための取り付け金具である。
電磁吸入弁30は電磁コイル308を備え、端子307を介しECUと接続され通電と無通電を繰り返すことにより吸入弁の開閉を制御することにより燃料の流量を制御する可変制御機構である。
電磁コイル308が通電されていない時、吸入弁体301には、電磁プランジャ305及び電磁プランジャ305に一体となるよう形成されたアンカーロッド302を介しアンカーばね303の付勢力が伝達される。吸入弁体内側に設置された弁ばね304の付勢力は、
アンカーばね303の付勢力 > 弁ばね304の付勢力
となるよう設定されており、結果、吸入弁体301は開弁方向に付勢され吸入口30bは開けられた状態となっている。この時アンカーロッド302と吸入弁体301は302bに示す部位で接触している(図1に示す状態)。
コイル308の通電により発生する磁気付勢力は、電磁プランジャ305が固定コア306側にアンカーばね303の付勢力に打ち勝って吸引可能な力を有するように設定される。通電時アンカー303は固定コア306側に移動(図の左側)し、アンカーロッド302端部に形成されたストッパ302aがアンカーロッド軸受309に当接して係止する。この時アンカー301の移動量と吸入弁体301の移動量は、
アンカー301の移動量>吸入弁体301の移動量
となる様にクリアランスが設定されておりアンカーロッド302と吸入弁体301の接触部302bは開放され、結果吸入弁体301は、弁ばね304により付勢され吸入口30bは閉じられた状態となる。
電磁吸入弁30は吸入弁体301が加圧室への吸入口30bを塞ぐことができるよう吸入弁シート310が筒状ボス部1bに機密を保って挿入され、ポンプ本体1に固定される。電磁吸入弁30がポンプ本体1に取り付けられた際、吸入ポート30aと吸入通路10bとが接続される。
吐出弁機構8は、吐出弁体8bの摺動軸中心に対し放射状に複数個設けられた吐出通路が穿設され、中心に往復摺動を保持可能なように軸受を設けた吐出弁シート部材8aと、吐出弁シート部材8aの軸受けに対し摺動可能な様に中心軸を設け外周部に吐出弁シート部材8aと接触することにより気密保持可能な環状接触面を有する吐出弁部材8bを有する。さらに吐出弁部材8bを閉弁方向に付勢する弦巻ばねで構成される吐出弁ばね33が挿入,保持されている。吐出弁シート部材はたとえば圧入によりポンプ本体1に保持され,吐出弁部材8b,吐出弁ばね8cが挿入され封止プラグ17によりポンプ本体1に封止されることにより吐出弁機構8を構成している。以上のように構成することで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁として作用する。
さらに、リリーフ弁機構の動作を詳細に説明する。リリーフ弁機構100は図示するように、リリーフ弁ストッパ106,リリーフ弁体102,リリーフ弁シート101,リリーフばねストッパ104,リリーフばね105からなる。リリーフ弁シート103は、リリーフ弁102が摺動可能なように設けられた軸受を有している。摺動軸を一体に有しているリリーフ弁102はリリーフ弁シート103に挿入した後、リリーフばね105を所望の荷重になる様にリリーフばねストッパ104の位置を規定、リリーフ弁体102に圧入等により固定する。リリーフ弁体102の開弁圧力はこのリリーフばね104による押付力で規定される。また、リリーフ弁ストッパ106は、ポンプ本体1とリリーフ弁シート101の間に挿入されリリーフ弁体102の開口量を制限するストッパとして機能する。
こうしてユニット化されたリリーフ弁機構100をポンプ本体1に設けた筒状貫通口1Cの内周壁にリリーフ弁シート101を圧入することによって固定する。ついで燃料吐出出口12をポンプ本体1の筒状貫通口1Cを塞ぐように固定し、燃料が高圧ポンプから外部へ漏れるのを防止すると同時に、コモンレールとの接続を可能とする。
このように、リリーフ弁体102の燃料吐出口12側にリリーフばね105を設けることで、リリーフ弁機構100のリリーフ弁102の出口を加圧室11に開口しても加圧室11の容積が増加することはない。
プランジャ2の動きにより、加圧室11の容積が減少を始めると、加圧室内の圧力は容積減少に伴って増大していく。そして、ついに吐出流路110内の圧力よりも加圧室内の圧力が高くなると、吐出弁機構8が開弁し燃料は加圧室11から吐出流路110へと吐出されていく。この吐出弁機構8が開弁する瞬間から直後にかけて、加圧室内の圧力はオーバーシュートして非常な高圧となる。この高圧が吐出流路内にも伝播して、吐出流路内の圧力も同じタイミングでオーバーシュートする。もしここで、リリーフ弁機構100の出口が吸入流路10bに接続されていたならば、吐出流路内の圧力オーバーシュートにより、リリーフ弁102の入口・出口の圧力差がリリーフ弁機構100の開弁圧力よりも大きくなってしまい、リリーフ弁が誤動作してしまう。これに対し実施例では、リリーフ弁機構100の出口が加圧室11に接続されているので、リリーフ弁機構100の出口には加圧室内の圧力が作用し、リリーフ弁機構100の入口には吐出流路110内の圧力が作用する。ここで、加圧室内と吐出流路内では同じタイミングで圧力オーバーシュートが発生しているので、リリーフ弁の入口・出口の圧力差はリリーフ弁の開弁圧力以上になることがない。すなわち、リリーフ弁が誤動作することはない。
プランジャ2の動きにより加圧室11の容積が増加を始めると容積増加に伴って加圧室内の圧力は減少し、吸入通路10b(吸入ポート30a)内の圧力よりも低くなると、燃料は吸入通路10b(吸入ポート30a)から加圧室11に流入する。そして再びプランジャ2の動きにより、加圧室11の容積が減少を始めると上記のメカニズムにより燃料を高圧に加圧して吐出する。
次に、直噴インジェクタ24の故障等によりコモンレール23等に異常高圧が発生した場合について詳しく説明する。
直噴インジェクタの故障、つまり噴射機能が停止してコモンレール23に送られてきた燃料を内燃機関の燃焼室内に供給できなくなると、吐出弁機構8とコモンレール23間に燃料がたまり、燃料圧力が異常高圧になる。この場合緩やかな圧力上昇であれば、コモンレール23に設けた圧力センサ26で異常が検知され、吸入通路吸入通路10b(吸入ポート30a)に設けた容量制御機構であるところの電磁吸入弁30をフィードバック制御して吐出量を少なくする安全機能が動作するが、瞬間的な異常高圧はこの圧力センサを使ったフィードバック制御では対処できない。また、電磁吸入弁30が故障して最大容量時の様態のまま機能しなくなった場合、燃料がそれほど多く要求されていない運転状態では吐出圧力が異常に高圧になる。この場合はコモンレール23の圧力センサ26が異常高圧を検知しても、容量制御機構そのものが故障しているので、この異常高圧を解消することができない。
このような異常高圧が発生した場合に実施例のリリーフ弁機構100が安全弁として機能する。
プランジャ2の動きにより加圧室11の容積が増加を始めると容積増加に伴って加圧室内の圧力は減少し、リリーフ弁機構100の入口すなわち吐出流路の圧力が、リリーフ弁の出口すなわち加圧室11の圧力よりもリリーフ弁機構100の開弁圧力以上に高くなると開弁し、コモンレール内で異常高圧となった燃料を加圧室内に戻す。これにより、異常高圧発生時でも規定の圧力以上にはならず、コモンレール23等の高圧配管系の保護がなされる。
本実施例の場合、吐出工程時は前述したメカニズムによりリリーフ弁機構100には開弁圧力以上の入口・出口圧力差が発生せず、開弁することはない。
吸入工程、および戻し工程においては加圧室11の燃料圧力は吸入配管28と同じ低い圧力まで低下する。一方、リリーフ室112の圧力はコモンレール23と同じ圧力にまで上昇している。リリーフ室112と加圧室の差圧がリリーフ弁102の開弁圧力以上になると、リリーフ弁102が開弁し、異常高圧となった燃料はリリーフ室112から加圧室11へと戻され、コモンレール23等の高圧配管系が保護される。
次に、電磁吸入弁の構成を、図5を用いて更に詳しく説明する。
実施例に示す電磁弁では、磁気抵抗増大部の内側にキャビテーションを捕獲できる十分な空隙が形成されている。
このキャビテーションを捕獲できる十分な空隙とは好適には磁気空隙の周囲に磁気空隙を挟んで軸方向両側に広がる筒状空隙として形成されている。
また、磁気空隙が可動コア305の吸引時にも残る構成(可動コア305が固定コア306に衝突しない構成)とすることでこの磁気空隙自体もキャビテーションを捕獲用の空隙として機能させている。
さらに可動コア305に軸方向の貫通通路を設けこの貫通通路を通して、可動コア305の反磁気空隙側の領域にキャビテーションを逃がしている。
さらに、可動コアと対面する固定コア306の中心に磁気空隙に連通するばね収納用のキャビティーを設けこのキャビティーをキャビテーション捕獲用に用いている。
より具体的には、固定コア306は一端が閉じたカップ状部で、バルブ機構が取り付けられる筒状コア312との2部分から構成されている。
筒状の磁気抵抗増大部材311の一端部から固定コア306のカップ状部の解放端側端部を挿入し、磁気抵抗増大部材311の外周にレーザーを照射して固定コア306のカップ状部と磁気抵抗増大部材311を密封固定し、また筒状の磁気抵抗増大部材311の他端部から筒状コア312の反バルブ機構側端部を挿入し、磁気抵抗増大部材311の外周にレーザーを照射して筒状コア312と磁気抵抗増大部材311とを密着固定することで固定コア組体を形成している。
固定コア組体の内部に可動コア305を軸方向に移動可能に組み付け、これによって、可動コア305と固定コア306の解放端との間に磁気空隙を構成する。
そして、この磁気空隙の周囲にこの磁気空隙を挟んで、軸方向両側に広がる筒状空隙として、キャビテーションの捕獲用空隙が形成されている。
実施例では特に、固定コア306の外周に環状凸部が設けられており、この環状凸部の外周を磁気抵抗増大部材311の一端に挿入して磁気抵抗増大部材311の内周面を環状凸部の外周面にあてがって、磁気抵抗増大部材311と環状突起とをレーザーで固定している。
一方、筒状コア312の磁気空隙側端部の外周にはカップ状部材の外周に設けた環状凸部の外径と同じ外径の環状面が設けられており、この環状面を磁気抵抗増大部材311の他端に挿入して磁気抵抗増大部材311の内周面を環状面の外周にあてがって磁気抵抗増大部材311と環状突起とをレーザーで固定している。
このように構成した実施例によれば、キャビテーションの発生する磁気空隙の周りに、キャビテーションを捕獲する十分な空隙を形成できたので、キャビテーションが起因となって発生するエロージョンを低減できる。
具体的構成によれば、環状凸部の高さ分の環状空隙を磁気空隙の周りに形成することで、筒状コアの内周面と可動コアの外周面の間の径方向空隙寸法をできるだけ小さくしながら(可動コアと筒状コア部の間の磁気抵抗をできるだけ小さくしたほうが吸引力を大きくできる、というねらい。)キャビテーション捕獲用の空隙の径方向寸法を環状凸部の外径を大きく設定することで、十分な大きさにできる。
また、通路加工の追加や高強度材による保護部材の追加や表面処理等による保護膜の追加が不要で、簡便な構造で、キャビテーションを減衰し、エロージョンの発生を低減することができ、結果電磁弁を低コスト化できる。
以下より具体的に、図5に基づいて実施例を説明する。
コイル308の内周部に磁気通路を構成する固定コア306と筒状コア312があり、通電時に電磁プランジャ305は固定コア306に磁気的に吸引される。その吸引力を効率よく発揮するために、固定コア306と筒状コア312の間には磁気抵抗増大部311が結合され、磁束の多くが電磁プランジャ305と固定コアを通るようにしている。この磁気抵抗増大部311は固定コア306や筒状コア312や電磁プランジャ305よりも磁性が少ない材料で構成されている。
電磁プランジャ305と磁気抵抗増大部311の間には積極的に筒状空隙が設けられており、そのギャップをG1とし、電磁プランジャ305と筒状コア312の間の筒状空隙のギャップをG2とすると、G1 > G2となるよう設定されており、電磁プランジャ305の稼動に伴って発生したキャビテーションがギャップG1内で捕獲減衰され、周辺へのエロージョンの発生を低減する。
1 ポンプ本体
1C ポンプ本体1の筒状貫通口
1e フランジ
2 プランジャ
3 タペット
4 ばね
5 カム
6 シリンダ
6a 大径部と小径部の段差
7 シールホルダ
8 吐出弁機構
8a 吐出弁シート
8b 吐出弁体
8c 吐出弁ばね
9 圧力脈動低減機構
9a 金属ダンパ
9b 取り付け金具
10 低圧燃料室
10a 吸入ジョイント
10b 吸入通路
10c ダンパー室
10d 燃料フィルタ
100 リリーフ弁機構
101 リリーフ弁シート
102 リリーフ弁体
103 リリーフ弁体ガイド
104 リリーフばねストッパ
105 リリーフばね
106 リリーフ弁ストッパ
11 加圧室
11a 連通穴
110 吐出通路
12 燃料吐出口
13 プランジャシール
14 ダンパーカバー
15 リテーナ
17 封止プラグ
20 燃料タンク
21 フィードポンプ
23 コモンレール
24 直接噴射用インジェクタ
26 圧力センサ
27 エンジンコントロールユニット(ECU)
28 吸入配管
30 電磁吸入弁
30a 吸入ポート
30b 吸入口
301 吸入弁体
302 アンカーロッド(可動コア)
302a アンカーロッド302のストッパ部
302b アンカーロッド302と吸入弁体301の接触部
303 アンカーばね
304 弁ばね
305 電磁プランジャ
306 固定コア
307 端子
308 電磁コイル
309 アンカーロッド軸受
310 吸入弁シート
311 磁気抵抗増大部材
312 筒状コア
G1 電磁プランジャ305と磁気抵抗増大部311の間の筒状空隙のギャップ
G2 電磁プランジャ305と筒状コア312の間の筒状空隙のギャップ
41 シリンダヘッド
61 Oリング

Claims (3)

  1. 電磁コイルの内周部に磁気回路を構成する固定コアと、前記固定コアに吸引されて軸方向に変位が許容される可動コアを備え、
    前記可動コアと前記固定コアの吸引面間に磁気空隙が形成されており、
    当該磁気空隙の周りに、磁気抵抗増大部が設けられており、
    前記磁気抵抗増大部が、前記固定コアや前記可動コアと別部材で構成されており、
    前記磁気抵抗増大部の内側に前記磁気空隙を挟んで軸方向両側に広がる筒状空隙が設けられている電磁弁。
  2. 前記磁気抵抗増大部を挟み、前記固定コアの対向側に形成された筒状コアを持ち、前記可動コア外周と前記筒状コア内周で形成される筒状隙間よりも、前記可動コア外周と前記磁気抵抗増大部内周で形成される筒状隙間の方が大きいことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記可動コアの最大径と最大可動変位量で決まる可動容積よりも、前記磁気抵抗増大部内周と前記筒状コアと前記固定コアと前記可動コア外周で形成される筒状隙間の容積の方が大きいことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
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