JP2018098794A - マルチプレクサ用プリチャージ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路を提供する。
【解決手段】プリチャージ回路が、容量性構成要素の入力ノードをプリチャージするために提供され、その容量性構成要素にはマルチプレクサの出力が次にスイッチされるときにマルチプレクサの信号出力レベルに近接、またはそれに近い充電レベルになるようにマルチプレクサ出力が供給される。プリチャージ回路におけるアンプのレベルシフトの負担を軽減するために、各プリチャージ回路入力チャネルは、それぞれのマルチプレクサチャネルと直列のスイッチでスイッチインおよびスイッチアウトすることができるそれぞれのキャパシタを有し、それぞれのキャパシタはマルチプレクサチャネル上の信号レベルを追跡する。各MUXチャネルに対応するキャパシタを設けることにより、プリチャージアンプへの入力電流が低減され、レベルシフトの負担がキャパシタによって取られることを可能にし、より安定した低電力動作をもたらす。
【選択図】図1

Description

本開示は、マルチプレクサのチャネル切り替えが発生した後の容量ノードにおけるより速い電荷整定時間を可能にするために、マルチプレクサの出力がスイッチされる容量性ノードをプリチャージするプリチャージ回路に関する。
マルチプレクサ(MUX)の出力が、容量性ノード(例えば、アナログ/デジタル変換器(ADC)の一部を形成するスイッチトキャパシタ型デジタル/アナログ変換器(DAC)の入力ノードのような)に接続されるようにスイッチされると、容量性ノードをMUXの出力と同じ電圧に駆動するために電荷の再分配が必要な場合がある。例えば、容量性ノードが直前のMUXサイクルで低電圧出力信号を有するMUXチャネルに接続され、次にそのMUXが高電圧出力を有するMUXチャネルを容量性ノードに出力するように切り替える場合、容量性ノードを現在のMUX出力の高電圧レベルに持ち上げるように充電するために、電荷はMUX出力から容量性ノードに流れなければならない。この電荷の流れは瞬時ではなく有限の時間がかかり、MUXチャネルのスイッチング時間と回路のスループットを制限する。かかる時間を短縮する1つの方法は、次のMUXチャネルが直列にスイッチされる前に、適切に制御されたプリチャージアンプを使用して選択すべき次のMUXチャネルのレベルにほぼ近いレベルに容量性ノードをプリチャージすることである。しかしながら、そのようなアンプは、十分に速いレールツーレールの出力レベルシフトができない、あるいはレールツーレールの電圧範囲で容量性ノードを駆動することができないかもしれないという点で、異なるMUXチャネル上に存在するかもしれない可能性のある入力信号の全範囲に対処することの動作上の困難を経験することがあり得る。
本開示のいくつかの例では、マルチプレクサの出力が次にスイッチされるとき、マルチプレクサの出力が供給される容量性構成要素の入力ノードを、マルチプレクサの信号出力レベルに接近、またはほぼ近い充電レベルにプリチャージするためのプリチャージ回路が提供されている。プリチャージ回路におけるアンプのレベルシフト負担を軽減するために、各プリチャージ回路入力チャネルは、それぞれのマルチプレクサチャネルと直列にスイッチインおよびスイッチアウトすることができるそれぞれのキャパシタを有し、それぞれのキャパシタがそれぞれのチャネル上の信号レベルを追跡するようにする。各MUXチャネルに対応するキャパシタを設けることは、プリチャージアンプへの入力電流を低減し、レベルシフトの負担がキャパシタにかかるのを許し、より安定した低電力動作をもたらす。
このことから、本明細書で説明する例は、マルチプレクサが信号を供給する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路を提供する。マルチプレキシング回路は、複数の入力チャネルおよび出力チャネルを有するマルチプレクサと、マルチプレクサの出力チャネルに接続可能な容量性負荷と、容量性負荷に次に出力されるマルチプレクサへの入力チャネルの1つの信号に依存して、使用時に容量性負荷をプリチャージするように構成されたプリチャージ回路とを備えてもよい。プリチャージ回路は、負荷をプリチャージするために容量性負荷に第1のプリチャージ信号を供給するように構成された第1のアンプと、マルチプレクサへの複数の入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能な複数のキャパシタと、次の出力となるマルチプレクサへの入力チャネルを追跡するそれぞれのキャパシタを第1のアンプ入力と直列に切り替えるように制御可能な第1のスイッチ回路とをさらに備えてもよい。上述したように、キャパシタを設けることは、さもなければ起きるように、第1のアンプは大きな信号レベルの変化に対処する必要がなく、安定かつ電力効率の良い動作をもたらすことを意味する。
一例では、それぞれのキャパシタは、第1のアンプ入力と直列にスイッチされるときに、マルチプレクサから次に出力される入力チャネル上の信号をサンプリングする。
さらなる例では、マルチプレクサへの入力チャネルごとに2つ以上のキャパシタが設けられ、チャネルごとの2つ以上のキャパシタは、マルチプレクサの入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能である。チャネルごとに2つのキャパシタを設けることは、プリチャージができるだけ正確であるように、マルチプレクサによって出力される次の入力チャネルが、プリチャージ段階を通してずっと追跡されるのを可能にする。
2つのキャパシタが設けられる例では、第1のアンプは、それぞれ第1および第2の差動入力を有する差動アンプであり、入力チャネルごとの2つ以上のキャパシタのうちの1つは、キャパシタのためのそれぞれのマルチプレクサ入力チャネルと第1のアンプの第1の差動入力との間のスイッチ回路を介して接続可能であり、2つ以上のキャパシタの他方は、i)第1の動作段階では、キャパシタのためのそれぞれのマルチプレクサ入力チャネル、またはii)第2の動作段階では、マルチプレクサ出力チャネルと、第1のアンプの第2の差動入力との間にスイッチ回路を介して接続可能である。上述したように、そのようなキャパシタの接続は、キャパシタの1つが、プリチャージ段階中ずっとMUXによって出力される次の入力ノードを追跡することを可能にし、一方、他方のキャパシタはMUX出力ライン上の電荷を感知し、それによって第1のアンプによって供給される電荷の正確な制御を許す。
上記の例において、第1の動作段階のさらなる例では、両方のキャパシタが次に出力されるそれぞれのマルチプレクサ入力チャネルを追跡し、したがって第1のアンプは容量性負荷にプリチャージ信号を出力せず、キャパシタの1つがそれぞれのマルチプレクサ入力チャネルを追跡し、キャパシタの他方がマルチプレクサ出力チャネルを追跡する第2の動作段階において、第1のアンプは、マルチプレクサ出力チャネルと次に出力されるそれぞれのマルチプレクサ入力チャネルとの間の信号の差異に応じて、プリチャージ信号を出力する。そのような動作は、マルチプレクサ出力チャネルが、次にマルチプレクサから出力される信号のレベルに正確にプリチャージされることを保証する。
これに関して、第1および第2の動作段階の切り替えの瞬間の上記の例では、それぞれの次のマルチプレクサ入力チャネルおよびマルチプレクサ出力チャネルを追跡する間で切り替わる2つのキャパシタの他方は、それぞれの次のマルチプレクサ入力チャネルの信号レベルに充電される。
一例において、第1のアンプは、パワーアップ中にオートゼロ較正プロセスを始める。そのような較正プロセスは、アンプが正確な動作を提供することを保証する。一例では、オートゼロ較正プロセスは、両方のキャパシタが次の出力となるそれぞれのマルチプレクサ入力チャネルを追跡し、第1のアンプから出力が必要とされないときに、上述の第1の動作段階中に行われる。
さらなる例では、第1のアンプの出力と容量性負荷との間で直列に切り換え可能な電池キャパシタが設けられてもよい。電池キャパシタは、所望の信号レベルが第1のアンプ電源レール電圧に近いときに、容量性負荷を必要な信号レベルに充電する際に第1のアンプを助けるように作動することができる。
一例において、第3の動作段階において、第1のアンプへの容量性負荷に並列負荷を提供するように、そこで第1のアンプが容量性負荷と並列に電池キャパシタを充電することを許すように、電池キャパシタを切り換えるように構成された第2のスイッチ回路が設けられてもよい。次に第4の動作段階がさらに始まり、第2のスイッチ回路は、第1のアンプ出力と容量性負荷との間で直列に電池キャパシタを切り替えるように作動する。そのような動作により、電池キャパシタは、最初に第1のアンプによって充電され、その後、容量性負荷をプリチャージするためにアンプ出力信号を補う。
付加的または代替的な例では、第1のアンプ出力と容量性負荷との間で直列に電池キャパシタを切り替えるように構成された第2のスイッチ回路を設けてもよい。ここでもまた、そのような動作は、電池キャパシタが容量性負荷をプリチャージするために第1のアンプ出力信号を補い、第1のアンプがより低い電圧源によって供給されることを許す。そのような例では、電池キャパシタは、典型的には、それが動作に呼び出される前に電源電圧ノードから充電されるようにスイッチされる。
さらなる例では、第1のプリチャージ回路をミラーリングする第2のプリチャージ回路が設けられる。この例では、第2のプリチャージ回路は、負荷をプリチャージするために第2のプリチャージ信号を容量性負荷に供給するように構成された第2のアンプ、マルチプレクサへの複数の入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能な複数のキャパシタ、および次に出力されるマルチプレクサへの入力チャネルを追跡するそれぞれのキャパシタを第2のアンプ入力と直列に切り替えるように制御可能な第2のスイッチ回路をさらに備えてもよい。第2のプリチャージ回路を設けることは、各段階の要件に特化した専用アンプでプリチャージ段階を2つの別個の段階に分割することを可能にする。
これに関して、一例では、第2のアンプは、第1のアンプが第1のプリチャージ信号を容量性負荷に供給する前に、第2のプリチャージ信号を容量性負荷に供給する。さらに、さらなる例では、第2のプリチャージ信号は第1のプリチャージ信号よりも大きく、それによって2段階のプリチャージ動作が得られる。そのような例で、第1および第2のアンプは、それぞれが実行しなければならないプリチャージタスクに対して電力効率が高くなるように設計されてもよい。例えば、第2のアンプはMUXの出力を大抵の場合に所望の信号レベルにするために、より大きく、そのうえ粗く、精度のないプリチャージ信号を供給してもよく、第1のアンプは所望の信号レベルへのプリチャージを最終化するようにより正確に制御されるが、粗い第2のアンプの作用のためにより少ない電荷を提供するだけでよい。
本明細書に記載の別の例では、マルチプレクサが信号を提供する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するさらなるマルチプレキシング回路も提供される。この例では、プリチャージ回路は、負荷をプリチャージするために第1のプリチャージ信号を容量性負荷に供給するように構成された第1のアンプ、および容量性負荷に補充プリチャージ信号を提供するために第1のアンプの出力と容量性負荷との間で直列にスイッチ可能な電池キャパシタをさらに備える。先の例に関して前に説明したように、電池キャパシタを設けることは、第1のアンプがアンプの電源電圧レールまたはそれに近いレベルに容量性負荷をプリチャージするのを助け、そうでなければ、アンプはそれ自体で適時に達成することが困難となることがある。
本明細書で説明されるさらなる例は、第1のマルチプレクサが信号を提供する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路を動作させる方法を提供する。本方法は、複数のそれぞれのキャパシタを介して、複数の入力チャネル上の信号を第1のマルチプレクサに追跡することと、次に第1のマルチプレクサによって次に出力される入力チャネルの1つを選択することとを含む。次いで、選択されたチャネル上の信号は、選択されたチャネルを追跡するそれぞれのキャパシタを介して、第1のアンプに供給され、それぞれのキャパシタを介して第1のアンプで受信された信号に応じて第1のプリチャージ信号を生成するために使用される。次に、プリチャージ信号は、選択された入力チャネルが第1のマルチプレクサによって出力される前に容量性負荷をプリチャージするために、容量性負荷に供給される。
さらに、上記に基づくさらなる方法の例は、第2のアンプにおいて、第1のマルチプレクサによって次に出力される選択されたチャネル上の信号に対応する第2のアンプで受信された信号に応じて、第2のプリチャージ信号を生成することと、第1のプリチャージ信号が容量性負荷に供給される前に容量性負荷をプリチャージするために第2のプリチャージ信号を容量性負荷に供給することと、をさらに含んでもよい。この例では、第2のプリチャージ信号は第1のプリチャージ信号よりも大きく、それによって容量性負荷の粗いプリチャージが得られ、続いて細かいプリチャージが行われる。
本開示のさらなる特徴、実施形態、および利点は、以下の説明および添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本開示の例は、添付の図面を参照して説明され、同様の参照番号は、同様の部品を言及するものとする。ここで、
第1の動作モードにおける、本開示の第1の例の回路ブロック図である。 第2の動作モードにおける、本開示の第1の例の回路ブロック図である。 第3の動作モードにおける、本開示の第1の例の回路ブロック図である。 第1の動作モードにおける本開示の第2の例の回路図である。 第2の動作モードにおける本開示の第2の例の回路図である。 第3の動作モードにおける本開示の第2の例の回路図である。 第4の動作モードにおける本開示の第2の例の回路図である。 第1の動作モードにおける本開示の第3の例の回路図である。 第2の動作モードにおける本開示の第3の例の回路図である。 第3の動作モードにおける本開示の第3の例の回路図である。 第4の動作モードにおける本開示の第3の例の回路図である。 本開示の第3の例の動作のタイミングを図示するタイミング図である。 本明細書に記載の第1の例の動作を図示する流れ図である。 本明細書に記載の第2の例の動作を図示する流れ図である。 本明細書に記載の第1の例の動作を図示する流れ図である。 本開示の第4の例の回路図である。
本開示の一例では、マルチプレクサの出力が次にスイッチされるとき、マルチプレクサの出力が供給される容量性構成要素の入力ノード(または、代わりにマルチプレクサの出力ノード、それが異なる場合)を、マルチプレクサの信号出力レベルに接近、またはほぼ近い充電レベルにプリチャージすることを意図したプリチャージ回路が提供されている。プリチャージ回路のアンプのレベルシフト負担を軽減するために、プリチャージ回路は、MUXチャネルの数に対応する数の入力チャネルを備え、プリチャージ回路の入力チャネルはMUXの入力チャネルと同じ入力ノードに接続され、それにより同じそれぞれの信号V入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]がその上に現れる。各プリチャージ回路の入力チャネルは、それぞれの入力ノードと直列のスイッチイン、アウトすることができるそれぞれのキャパシタを有し、それによりそれぞれのキャパシタは入力ノード上の信号レベルを追跡する。1つのMUXチャネルが容量性ノードに出力されるとき、対応するプリチャージ回路入力チャネルが選択され、その上のそれぞれのキャパシタがプリチャージ回路アンプと直列にスイッチされる。プリチャージ回路アンプは、キャパシタに保持された電圧に応じて電流を出力する第1のトランスコンダクタンスアンプであり、その出力電流は、ノードをMUXから出力される信号と同じまたはほぼ同じ信号の充電レベルになるようにプリチャージするために、MUXの出力が供給される容量性構成要素の入力ノードに供給される。各MUXチャネルに対応するキャパシタを設けることは、プリチャージアンプへの入力電流を低減し、キャパシタによってレベルシフト負担が取られることを可能にする。これは次に、プリチャージアンプが、サンプルからサンプルに類似または同一の信号入力レベルで働くことを可能にし、より安定した低電力動作をもたらす。
さらなる例では、トランスコンダクタンスアンプにそれぞれの入力キャパシタを設けることに加えて、効率的な粗いバッファアンプを設けてもよく、それは前述の第1のトランスコンダクタンスアンプの対応する入力回路を有し、入力チャネルV入力[1]、V入力[2]、... V入力[n]に接続可能なスイッチトキャパシタを有する。粗いバッファアンプは、容量性ノードを次のMUX出力とほぼ同じ信号レベルにプリチャージするために使用される一方で第1のトランスコンダクタンスアンプはパワーアップされ、それからプリチャージ回路内の第1のトランスコンダクタンスアンプは、上記と同様にプリチャージを完了する。このように「粗い」そして次に「細かい」2段階のプリチャージプロセスを提供することにより、プリチャージ回路は、さらに少ない電力を消費することができ、第1のトランスコンダクタンスアンプはより小さなプリチャージ誤差のみを処理するだけでよく、したがってより低い電源を必要としてもよい。
ここで、上述の動作をさらに説明し、明らかにするために、本開示の第1の例を図1〜3に関して説明する。図1において、多重化されたサンプリング回路10が提供され、複数のそれぞれの入力チャネルV入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]を受信するマルチプレクサ(MUX)12を有する。マルチプレクサ12は、入力チャネルの1つを選択し、選択された入力チャネルの信号を単一のMUX出力に切り替えるように動作する。MUX出力ノードには容量性負荷が接続され、この例ではそれはスイッチトキャパシタDACアレイ14(capdac)であり、アナログ/デジタル変換器(ADC)の一部を形成する。capdac14は、スイッチトキャパシタアレイ144と直列の入力スイッチ142を備え、MUX出力をスイッチトキャパシタアレイ144に切り替える入力スイッチ142に接続されたMUXの出力を有する。
そのようなサンプリング回路10の動作速度に影響を与える1つの課題は、MUX12の出力が異なるチャネルに切り替えられたときのcapdac14の入力ノードの電荷整定時間である。これに関して、MUXがサンプリングのためにcapdacに低電圧を有する入力チャネルを出力している状況を考える。この場合、capdac14の入力ノード上の電荷も比較的低く、現在出力されているMUXチャネル上の低電圧信号を表す。次に、MUXがより高い電圧信号が存在するチャネルに切り替わり、そのより高い電圧を出力することを考慮する。サンプリングを行うためにcapdacの入力ノードをそのより高い電圧にするためには、capdac入力ノードをより高い電圧に充電するために、電荷がMUXからcapdacに流れなければならない。そのような電荷の流れは、有限の時間を要し、サンプリング回路の動作速度およびスループットを低下させる。
この問題は、多重化ADC動作中の場合のように、MUX12の出力が間欠的であるとき、または異なるチャネル間で出力されている出力がゼロ(または何であれ回路の最低電圧)である期間を有するときに悪化する。この場合、capdac上の電荷スイングは、サンプルからサンプルにさらに大きくなり、MUX12からの電位出力信号のフル信号スイング範囲にまで電位が上がる可能性がある。
上記に対処するために、次のMUXチャネルが出力に切り替わる前に、capdacの入力ノードをMUXから出力される次のMUXチャネルにほぼ近いまたはその充電レベルに充電するためにプリチャージ回路が設けられる。この例におけるプリチャージ回路は、オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ(OTA)16を備え、それは入力としてキャパシタの並列アレイ18からの信号を受け取り、各それぞれのキャパシタ(1824、1844、1864)は、それぞれのキャパシタ出力スイッチ(1826、1846、1866)によってOTA入力と直列に回路のスイッチのイン、アウトを行うことができる。それぞれのキャパシタ(1824、1844、1864)はまた、対応するキャパシタ入力スイッチ(1822、1842、1862)を有し、MUX12にも入力されるものと同じ入力チャネルである、それぞれの入力チャネルV入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]に接続するためにそれぞれのキャパシタを切り替える。結果として、各入力チャネルV入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]は、対応するスイッチトキャパシタユニット182、184、186を有し、各スイッチトキャパシタユニットは、それぞれの入力チャネルに接続され、およびそれぞれのキャパシタ(1824、1844、1864)と直列であって、同様にそれぞれのキャパシタ出力スイッチ(1826、1846、1866)と直列であるそれぞれのキャパシタ入力スイッチ(1822、1842、1862)を備える。それぞれのキャパシタ出力スイッチはすべて、OTA16の入力を含む共通ノードに接続される。OTA16の出力は、MUXチャネル切り替え前にOTA16がそのノードをプリチャージすることを可能にするために、スイッチ20を介して、capdac14の入力ノードに接続される。
上述の回路構成の動作は、以下の通りであり、図1〜3および12に示されている。最初に、取得段階(s.12.2)を示す図1を考察し、ここでcapdac14はMUX出力12と直列にスイッチされる、すなわち、capdacがサンプリングおよびその後のA/D変換のためのMUX出力上の信号を得ることができるようにcapdac入力スイッチ142がオンにされる。この段階では、スイッチ20はオフにされ、プリチャージ回路はcapdacの入力ノードに接続されない。しかしながら、電力を節約するためにこの段階中にOTA16がパワーダウンされることがあるが、キャパシタ入力スイッチ1822、1842、1862がオンになり、入力信号V入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]は、それぞれのキャパシタ1824、1844、1864に供給されるようにスイッチトキャパシタユニット18はすべてスイッチされるので、プリチャージ回路はそれ自体休止しておらず、キャパシタは入力信号チャネルV入力[1]、V入力[2]、...、V入力[n]上の信号を追跡する。キャパシタ出力スイッチ1826、1846、1866はすべてオフにされており、信号はOTAに出力されず、OTAはいずれにしてもこの段階中にパワーダウンされている。このような構成では、すべてのキャパシタがそれぞれの入力を追跡し、プリチャージ回路のための次の選択された入力チャネルとなる準備ができている。
次に、図2は動作の次の段階を図示し、出力される次のMUXチャネルが選択され、サンプリングされ、OTAがパワーアップされる(s.12.6)。この例では、例示のために、出力される次のMUXチャネルは、信号V入力[2]をその上に有するチャネル2であると考える。この場合、入力として第2のチャネルを有するスイッチトキャパシタユニット184は、入力スイッチ1842が図示のようにスイッチオフされるように制御され、OTAによるサンプリング(s.12.4)のために信号V入力[2]をキャパシタ1844上でフリーズする。同時に、キャパシタ上の電圧信号がパワーアップを完了したときにOTAに供給することができるように、第2のスイッチトキャパシタユニット184のキャパシタ出力スイッチはオンする。他の選択されていないスイッチトキャパシタユニットは、入力スイッチをオンにして出力をオフにして、それぞれのキャパシタがそれぞれのMUX入力チャネルを追跡するように、以前と同じ状態を維持する。スイッチ20は、プリチャージ信号がcapdac入力に供給されないように、この段階では依然としてオフしているが、変換がADCで進行してもよいように、この段階ではcapdac自体の入力スイッチ142がオフしている。
前述したように、上述した動作および構成の利点のいくつかは、各MUX入力チャネルV入力[1]、V入力[2]、...V入力[n]の少なくとも1つであるそれぞれのスイッチト入力キャパシタ18を設けることに起因する。各MUX入力チャネルに対応するキャパシタを有することにより、プリチャージOTAへの入力電流が減少し、OTAによって直接ではなく、(MUXチャネルからMUXチャネルへの)レベルシフトの負担がキャパシタによって処理されることを可能にする。これにより、OTAがサンプルからサンプルへ類似または同一の入力で働くことを可能にし、安定した低電力動作をもたらす。
ADCがMUXから次のサンプル、この場合はMUXチャネル2からのもの、を取り込む準備ができたら、図3に示すように、ADCが取得モードに再び入る直前に、プリチャージ段階が始まる。ここで、スイッチ20がオンになり、capdac14の入力スイッチ142がオンになり、こうして、capdac14の入力ノードおよびキャパシタを入力キャパシタ1844に保持された電圧に充電するためにOTAが電流を出力することを可能にする。このようにして、capdacは、それがMUXから出力されるようにスイッチされると、MUXチャネル2から出力されるのと少なくともほぼ同じ信号レベルにプリチャージされ(s.12.8)、MUXチャネル切り替えからの電荷整定時間が大幅に短縮される。プリチャージが起きると、その後capdacはチャネル2からの信号を取得する準備ができ、図1に示すように回路は取得モードに戻り、MUX12はチャネル2をcapdac14に出力する。そのようにして、プリチャージおよび取得サイクル全体が完了し、その後サンプルからサンプルへ繰り返される。
図1〜3の例は、説明のために比較的高いレベルの例を表している。図1〜3のより詳細な例を表す、第2および第3の例示的な実施形態がここで説明され、第2のより詳細な例は、図4〜8および13に示され、第3のより詳細な例は、図9〜11および14に図示されている。
図4〜8を参照して、第2の例では、多重化されたサンプリング回路構成40が提供され、この例では16個の入力チャネル、V入力[1]〜V入力[16]、および単一の出力チャネルを有するマルチプレクサ42を有する。マルチプレクサ42の出力は、マルチプレクサの出力をサンプリングするために、入力capdacスイッチ442、およびスイッチトキャパシタアレイ444を備えるcapdac44に供給される。
信号取得に先立ってcapdac44をプリチャージするために、オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ(OTA)46を中心とするプリチャージ回路が設けられる。OTA46の左側には、その入力に並列に接続され、並列回路セットであり、16のMUXチャネルのそれぞれに1つのセットある。回路図上の表記は16の並列セットの存在を指示しているが、分かりやすくするために、図4〜8のそれぞれに並列回路セットのそのような1つのセットが示されている。
各並列回路セットは入力ノード48を備え、MUX42への16の入力チャネルのそれぞれ1つに接続される。第1のキャパシタ56は、第1のスイッチ58を介して入力ノード48と低電圧(0.9v、機能的には0v回路)ノードとの間に接続され、OTA46の非反転入力にも接続される。第2のスイッチ50は、入力ノード48と第2のキャパシタ54の第1の端子との間を接続し、第2のキャパシタ54の第1の端子は第3のスイッチ52を介してMUX42の出力ラインにも接続されている。第2のキャパシタ54の第2の端子は、第4のスイッチ66を介してOTA46の反転入力に接続され、第5のスイッチ62を介して低電圧(0.9v、再び機能的には0v回路)のノード64にも接続される。上述した第1および第2のキャパシタおよび第1〜第5のスイッチのすべては、MUXチャネルのそれぞれのための並列回路セットのそれぞれにおいて、同じ接続を有して繰り返され、適切なスイッチの選択によって、OTAの入力にスイッチされるようにいずれかのセットが選択され得る。
OTAの出力側には、OTAの出力からMUX42の出力ラインに接続された第6のスイッチ68、およびOTAの出力から別のキャパシタ、電池キャパシタと呼ばれるCbat76、の下側端子に接続されるノードに接続された第7のスイッチ70を備えた一組の出力回路が設けられる。その同じノードには第8のスイッチ78も接続され、それは電池キャパシタ76の下側端子を2.5vの電源ノード80に切り替える。電池キャパシタの上側端子は第9のスイッチを介してやはり2.5vのさらなる電源ノード80に接続され、第10のスイッチ74はまた、Cbatキャパシタ76の上側端子をMUX出力チャネルに接続する。
ここで、図4〜8および13を参照して、取得−プリチャージ−取得サイクルを通した上記回路の動作を説明する。図4に示すように、前の(n−1番目)のサンプルが取得されており、回路40が取得モードにあると仮定する。ここでは、MUX42は、その出力ライン上に16のチャネルのうちの1つを出力しており、これは、サンプリングのために、capdac44内の閉じたcapdac入力スイッチ442を介してスイッチトキャパシタアレイ444に供給されている。プリチャージ回路は、スイッチ52、68、および72がオフ(またはトランジスタを介して実装されている場合は高インピーダンス)であるため、MUX出力ラインから切り離されている。プリチャージ回路内では、OTA46は節電ためにパワーダウンされ、その出力はオフのスイッチ68を介してMUX出力ラインから分離されている。Cbat76もまた、スイッチ70および72の両方がオフであることによって、OTA46の出力およびMUX出力ラインの両方からこの段階では分離されている。これに関して、取得中、Cbat76の両端子は、オンスイッチ74、78を介して、同じ入力電圧(2.5v)をキャパシタの両端子に供給する電源端子80に接続されている。そのようにして、Cbatキャパシタの電荷は一定に保たれ、キャパシタに電流が流入したり流出したりしない。
OTAの入力側に関しては、取得中、OTA入力回路のすべての並列セットが同じ状態に維持され、わかりやすくするために、このような並列回路の1つのセットのみを説明する。これに関して、いずれのセットにおいてもスイッチ52はオフであり、したがってMUX出力ラインを感知しない。スイッチ62および58と同様に、スイッチ50はオンであり、それは第1および第2のキャパシタ56および54の両方がそれぞれの入力ノード48とそれぞれの低電圧ノード64(0.9v、事実状0V回路に保持)との間に接続されていることを意味し、それにより両方のキャパシタは入力ノード48上の信号を追跡する。スイッチ60および66は両方ともオフであるので、キャパシタはOTAに接続されず、前述のようにパワーダウンとなる。
したがって、この状態では、図13のs.13.2に示すように、capdacはMUXからサンプリングされる信号を取得することができ、Cbatは定常状態に保持され、入力キャパシタ54および56はそれぞれのMUX入力を追跡する 。
次の動作段階を図5に示す。ここで、capdac44は前のサンプルを取り込んでおり、したがってMUX出力ラインから切り離される(スイッチ442はオフになる)。図11に示すように、取得モードの終了直後に、MUX42は以前に選択された(n−1番目)のチャネルの出力を停止し、前のサンプルはまだcapdac44のキャパシタ444に保持されているが、MUX出力は回路のロー状態に落ちる。OTA46は電源投入を開始し、自動ゼロ調整が行われるように自己キャリブレーションを行う(s.13.6)が、capdac入力ノードのプリチャージはまだ行われていないので、Cbatはまだ必要ではなく、スイッチ68、70、72、74、および78のすべては、取得段階中にあった状態と同じ状態、すなわちOTA出力はMUX出力/capdac入力ラインから依然として切り離されたままである。しかしながら、OTAの入力側では、以下に説明するように、次の出力になるMUXチャネルに関するスイッチの一部が状態を変える。次に選択されるチャネルではないMUX42のMUXチャネルに関連するスイッチの並列セットについては、変化は起こらず、これらのスイッチのセットは、取得モードに留まり、それらのキャパシタ54および56はそれぞれのMUX入力を追跡している。
しかしながら、次にcapdacに出力されるMUXチャネルに関連するスイッチの並列セット(n番目のチャネル)に対して、スイッチ58、60、62、および66が状態を変化させ、キャパシタ54および56が、OTA46の入力ノードおよびそれぞれの反転および非反転入力と直列になるようにスイッチされるという結果を生じる。すなわち、入力ノード48とOTAの反転入力との間でキャパシタ54が直列になるように切り替えるために、スイッチ62がオフし、スイッチ66がオンし、および入力ノード48とOTAの非反転入力との間でキャパシタ56が直列になるように切り替えるために、スイッチ58がオフし、スイッチ60がオンする。このスイッチングの結果は、キャパシタ54および56上で、これが選択されたチャネルの入力が実際にプリチャージ回路にサンプリングされる瞬間であるということである。しかしながら、この時点で、両方のキャパシタ54、56は同じ入力ノード48に接続されているので、それらは両方とも同じ選択入力信号V入力[n]を追跡し、したがって、差動トランスコンダクタンスアンプとして動作するOTAは、その入力の両方に同じ信号を見て、この時点では出力を提供しない。この状態を通して、キャパシタ54および56は、選択された入力信号V入力[n]を追跡し続ける。
次に、動作は、問題のチャネル(取得モードで使用されていない他のチャネルが残っている)について図6に示す状態に移行し、プリチャージが開始される。これに関して、この時点で、OTAがパワーアップされて動作し、キャパシタ54を入力ノード48から切り離すためにスイッチ50がオフし、スイッチ52がオンし、キャパシタ54をMUX出力ラインに接続する。これは、キャパシタ54がMUX出力ラインを感知することを可能にし、一方でキャパシタ56は次の入力V入力[n]を感知し続け、OTAは2つの信号間の差に応じて制御される。この時点で、図11のタイミング図を参照して、プリチャージモードに丁度入り、MUX42は、現在いかなる信号も出力しておらず、すなわち、capdac44内のキャパシタ444は、前のn−1番目のサンプルに対応する電荷を依然として有するべきであるが、出力を有するn−1番目のサンプルと次のn番目のサンプルの間に出力が供給されていない静止ステージにある。したがって、スイッチ52および50はキャパシタ54の接続をそれぞれオン、オフし、キャパシタ54は次のn番目のサンプルの選択されたチャネルのV入力[n]電圧で、前のサンプルを保持するキャパシタ444が接続されているMUX42の静止出力ラインに保持されており、その結果、MUX反転入力は、キャパシタ444に保持されている前のn−1番目のサンプルと、キャパシタ54に保持される将来のn番目のサンプルとの間の差を見て、OTA46はその入力上の増加する差入力信号を見始め、それによりMUX出力ラインを充電するように電流を出力し始める。
これに関して、OTAの出力側で、OTA出力をMUX出力ライン/capdac入力に接続するためにスイッチ68はオンになり、かつ、Cbat76をOTAに対してキャップダック44との並列負荷として置くために、スイッチ72がオンになり、スイッチ74がオフになる。したがって、この時点で、OTAは、できるだけ速くMUXによって出力されるn番目のサンプルの必要な信号レベルまでMUX出力ライン/capdac入力を駆動するために、オンスイッチ68を介して、capdac44およびCbat76の両方を負荷としてMUX42の出力ラインを駆動し、こうして電荷整定時間を短縮する。これに関して、上記で説明したように、OTAの反転入力に接続されたキャパシタ54は、スイッチ52を介してMUXの出力に接続され、したがって、MUX出力を感知し、出力されるMUX出力レベルにcapdacを駆動するためにOTAに対する制御入力信号を提供する。
したがって、この時点で、OTAはMUX出力ライン/capdac入力ノードを可能な限りプリチャージしている。しかしながら、これは、OTAの駆動能力を超えて余分の信号スイングの必要が存在する可能性があるので、ノードを所望の信号レベルに完全にプリチャージしていなくてもよい。したがって、OTAを支援するために、図7に示すように、Cbatキャパシタ76が動作するようになる(s.13.10)。OTA駆動のプリチャージが完了すると、スイッチ68がオフになり、スイッチ70がオンになる。スイッチ78はオフになるので、Cbatキャパシタ76は、OTA出力およびcapdac入力ノードと直列に置かれる。電池キャパシタ76の電荷は、OTAの出力をOTAの駆動能力よりも上げるのに役立ち、したがって、capdacをできるだけ速くMUX出力信号レベルにするのに要求されるいくらかの必要な余分のプリチャージをカバーする。
電池キャパシタがcapdacの充電を終えると、入力キャパシタ54の左手側とcapdac44内のキャパシタの左手側は両方とも、MUXからスイッチインされている入力信号に正確に充電される。これは、MUX内のスイッチのどのバックゲートまたはウェルも、この段階中にプリチャージされることを保証する。
電池キャパシタからの補充が完了すると、プリチャージプロセスが完了し、かつ回路は図1に示された取得段階に戻り、そしてMUXは、変換のために、capdac内のスイッチトキャパシタが取得するn番目のサンプルを出力する。したがって、取得−次の取得のためのプリチャージ−取得のサイクルは、サンプルからサンプルに繰り返すことができる。
第1の例と同様に、第2の例は多数の利点を提供する。前述したように、各MUX入力チャネルに対してそれぞれのキャパシタ54および56を設けることは、OTAからレベルシフトする負担を取り除くことを助け、OTAはサンプルからサンプルに同様の信号レベルで働くことを可能にし、こうして安定した低電力動作を促進する。すなわち、OTAがパワーアップすると、その入力の両方において、キャパシタ54と56の両方に保持されている次のサンプルの信号レベルを直ちに見、それらの間に差がないので、すぐに信号を出力する必要がない。しかしながら、キャパシタ54がMUX出力ラインを感知するようにスイッチされると、OTAはその入力の差を見始めるため、プリチャージ信号を出力し始めるが、このスイッチングが起こったときに選択されたn番目のチャネル出力信号上の信号にキャパシタ54が充電されているため、OTSはその入力にステップ変化を見ず、したがって大きな入力信号のスイングからそれを救う。さらに、変換段階を通して第n番目のチャネル出力信号へのキャパシタ56の継続した接続は、プリチャージ回路が、変換の点まで次のn番目の出力信号の電荷でMUX42の出力ラインを常に維持することができることを意味し、したがってより速い動作が得られ、チャネルからチャネルへの信号の高速移動に適している。
加えて、Cbat電池キャパシタを設けることはまた、要求される電荷がその電源の制約内で提供するのにOTAの能力を超えている場合に、プレチャージを補充するために引き出すことができる有効な電荷の蓄えを提供することによって、サンプルからサンプルへの大きな電圧スイングに対処するのを助ける。総体的により効果的で低電力のプリチャージ回路が得られる。
ここで、図8a〜11および14を参照して、第3の実施形態を説明する。この例では、プリチャージ段階は2つの期間に分割され、容量性ノード(例えば、capdac入力ノード)の粗いプリチャージが行われる第1の期間は、前の例では入力追跡回路をOTAにミラーする入力回路を介して選択され選ばれた入力に接続された電力効率の良い粗いバッファアンプを使用し、前の実施形態で説明したのと同じ入力追跡回路によって制御されるOTAによって細かいプリチャージが行われる第2の期間が続く。したがって、この第3の例の一般的な動作は、粗いバッファアンプが、対象の容量性ノードを、MUX42から出力される次の信号の充電レベルまでほぼプリチャージし、それからOTA92はその出力の直列電池キャパシタによって昇圧され、次いで、容量性ノードをMUX42から出力される信号の充電レベルまで完全に引き込むための細かいプリチャージ段階を行う。この2段階動作は、OTA92をより低い電圧の電源から動作させることができるという点で、プリチャージ作業負荷の多くはバッファアンプによって行われるので、前述の第2の例を超えていくつかの利点を有することができる。このバッファアンプが効率的であれば、プリチャージ構成全体の総体的な電力消費を低減することができる。さらなる利点は、続く例の詳細な説明の後に、後述される。
図8aは、第3の例によるプリチャージ回路構成90を示す。ここで、MUX42および、キャパシタ54、56、入力ノード48、およびスイッチ50、52、54、58、60、62、66、および電源ノード64を備える各セットを有する各MUXチャネルの入力回路の並列セットは、上述した第2の例と同じであるので、ここでは再度説明しない。しかしながら、第3の例では、OTA92は、一変形例において、より低い電圧の電源で供給されてもよいという点で前の例のOTA46と異なっていてもよく、上述したように、必要とされるプリチャージの量が少ないからである。しかしながら、第3の例の別の変形例では、OTA92は、前述した第2の例と同様に、5v電源で供給されてもよい。
第2の例と第3の例との間のわずかな差異は、OTA92の出力における回路、特にスイッチ68の除去によっても生じる。そのため、代わりに、Cbat94と共に、スイッチ70、72、74、および78は保持され、それらのスイッチおよびCbatは第2の例と同じ方法で接続されている。しかしながら、スイッチ68の除去は、Cbat94が対象の容量性負荷(すなわちcapdac44)との並列負荷として置かれるいかなる回路経路も決して存在しないことを意味し、代わりに、細かいプリチャージ段階中にOTAの出力を昇圧するのを助けるために、Cbat94は容量性負荷と直列に回路にスイッチされるだけである。回路のこの部分の決定的な違いは、第2の例のCbat76よりも小さいCbat94を第3の例では使用してもよいという点で、Cbat94自体が第2の例とは異なってもよいことである。この理由は、Cbat94は、OTA92が非常に小さな残留誤差(典型的には100mV未満)を補充するためにのみ必要とされるべきであり、したがって、より小さいCbatが使用され得ることである。
しかしながら、第3の例と第2の例との主な違いは、粗いバッファアンプ92c、および入力追跡回路をOTA92にミラーリングするそれへの入力追跡回路を設けることで生じる。すなわち、MUX42のチャネル数に対応した複数の並列入力回路セットが設けられ、各セットは、MUX42入力チャネルのそれぞれ1つに対応する入力ノード48cを備え、入力ノード48cはキャパシタ56cおよびスイッチ60cを介してアンプ92cの非反転入力に直列に接続されている。同様に、各並列セットのキャパシタ54cは、スイッチ50cを介してそれぞれの入力ノード48cに接続され、スイッチ62cを介してアンプ92cの反転入力に接続される。各並列セットには、キャパシタ56cとスイッチ60cとの間のノードを低電圧源に接続するスイッチ58cと、キャパシタ54cとスイッチ62cとの間のノードを低電圧源64cに接続するスイッチ62cも設けられる。最後に、スイッチ52cはMUX42出力ライン感知スイッチとして作動し、キャパシタ54cとスイッチ50cとの間のノードをMUX42出力ラインに接続する。
効率の良いトランジスタに基づくオペレーショナルトランスコンダクタンスアンプとして実現され得る粗いバッファアンプ92cは、スイッチ66cおよび60cからそれぞれ反転入力および非反転入力を受け取り、2つの入力の信号の差に応じて電流を出力し、出力電流信号はスイッチ100を介してプリチャージされるように容量性ノードに、この場合はMUX42の出力ラインに接続されたcapdac44に、出力される。
動作において、第3の例は、図8a〜11、および14を参照して、次に説明するように働く。図8aから始めて、capdac44が前のサンプルを取りこんでいると仮定する。この場合、スイッチ100、52、72がすべてオフで、プリチャージ回路はMUX42出力ラインから切り離されている。スイッチトキャパシタアレイ444がMUX42出力ライン上の信号をcapdac44入力ノードでサンプリングすることを可能にするために、capdac44入力スイッチ442はオンである。しかしながら、第2の実施形態のように、取得中、粗いおよび細かいプリチャージ回路の両方におけるOTAの入力側のプリチャージ回路の並列セットは、それぞれの入力チャネルV入力[1:16]を追跡するように動作し続け、細かい追跡回路の各並列セット内のキャパシタ54、56、および粗い追跡回路の各並列セット内のキャパシタ54c、56cは、すべてそれぞれの入力ノード48および48cに一方の側で接続されるようにスイッチされ、スイッチ62および58ならびに62cおよび58cによりキャパシタの他方の側をローカル低電圧ノード64および64cにそれぞれスイッチングする。これに関して、粗いおよび細かいプリチャージ回路への分割を考慮して、プリチャージの入力回路の動作は第2の例の動作と同一である。
OTAの出力側では、取得中、バッテリキャパシタCbatは、スイッチ74および78を介して電圧源81と低電圧ノード83との間に置かれるようにスイッチされ、ここで電圧源81は低電圧ノード83よりも高い電圧(この例では2.5v)であり、結果としてCbat94は取得段階中に電荷を蓄積する。図14の脈絡において、上記のすべては、そのステップ14.2の間に実行される。
次の動作段階が図8bに示されている。これは、capdac44が前の取得段階を終了した仮定し、その後、示すように変換が起こることを可能にするためにcapdac入力スイッチ442がスイッチオフする。変換の終了に向かって(図11参照)、粗いバッファOTA92cはパワーアップを開始し、オートゼロし(s.14.6)、MUX42から次に出力される入力チャネルのキャパシタ54cおよび56cは粗いOTA92cの反転および非反転入力と直列にスイッチングされ、一方で依然としてそれぞれの入力48cを追跡しサンプリングする(s.14.4)。
この段階で留意すべき1つの点は、OTA92cが上記のようにパワーアップ中にオートゼロ較正プロセスを始める一方で、追加または代替の例では、粗いバッファOTA92cが精密なプリチャージ信号を供給することを必要とされないので、そのような較正プロセスは必要とされないことがある。この理由は、OTA92cからの粗いプリチャージが行われた後、OTA92によって精密なプリチャージが行われ、したがってOTA92cによる精密なプリチャージは必要なく、必要とされるのは、容量性ノードの電荷を所望のレベルに向かって移動させるためのある程度のバルクプリチャージである。したがって、いくつかの例では、OTA92cは、パワーアップ時に較正または自動ゼロ調整を始める必要はなく、このようにして得られた比較的不正確な粗いプリチャージは、その後、細かいプリチャージ段階において細かいプリチャージOTA92によって後で補償される。
OTA92cのパワーアップ後、動作は図9に示された状態に移動する。ここで、MUXから次に出力されるMUXチャネルについては、そのMUXチャネルに対応するスイッチの並列セットのスイッチ50cがオフになり、スイッチ52cがオンになるので、キャパシタ54cはMUX42の出力ラインを感知することができる。スイッチ100がオンになり、capdac入力スイッチ442もオンになり、capdac内のキャパシタ444がMUX出力ラインに接続される。このような構成では、前の実施形態と同様に、粗いOTA92cは、キャパシタ444に保持された前のn−1番目のサンプルと、入力ノード48cにまだ接続され、その入力電圧を追跡するキャパシタ56cに保持されている次のn番目のサンプルとの間の差を感知し、その差に応じて現在の信号をMUX出力ラインに出力し始める(s.14.12)。こうして、図11のタイミング図に関して、図9に示されるプリチャージ段階が開始された点で、具体的には粗い駆動プリチャージ段階が示される点で、MUX42からの出力は低く、すなわち次のサンプルはMUX42からまだ出力されていない。
細かいプリチャージOTAへの入力回路内では、図9に示すこの同じ点において、第2の実施形態に関して説明したのと同じ動作が起こる。すなわち、OTAはパワーアップを開始し(s.14.8)、オートゼロし、58、60、62、および66のスイッチ状態を出力される次のMUXチャネルに対応する回路の特定セットにスイッチし、そのチャネルの信号がサンプリングされ、OTA入力に供給され始められる(s.14.10)。OTAの出力では、そこでは回路に何も変化は起こらず、Cbat94は電源ノード81と83の間で充電され続ける。
次に、動作の次の段階を図10に示す。図11のタイミング図の脈絡では、図10の回路状態は、図9の回路状態によって表される「粗い駆動」段階の後に示された「細かい駆動」タイミング段階の間と仮定される。図10に示すように、細かい駆動段階の間に、粗いバッファアンプ92cは、スイッチ100がオフに切り替わることによってcapdac入力ノードに接続されないようにスイッチされる。
代わりに、粗いプリチャージはその後OTA92の細かいプリチャージ動作に置き換えられ、それは第2の例のOTA主導のプリチャージ動作とほぼ同じである。
すなわち、OTAがMUX42の出力を感知できるようにスイッチ50がオフになり、スイッチ52がオンになり、スイッチ70および72がオンになり、スイッチ74および78がオフになり、ノードの細かいプリチャージを完了するために、OTA出力は、スイッチ70、Cbat94、およびスイッチ72を介してcapdac入力ノード/MUX42出力ラインに供給される。これに関して、この第3の例におけるCbat94は、OTA出力と直列にスイッチされる前に、ノード81および83を介して既に充電されており、したがって、OTA出力と直列にスイッチされると、OTAが細かいプリチャージ段階を完了する(s.14.14)のを助けるために、CbatはOTA出力信号を昇圧するのを助ける。細かいプリチャージ段階が完了すると、capdacへの入力ノードおよびMUX42の出力ラインは、MUX42の出力信号に完全にプリチャージされることになり、その後、回路は、MUX42によって出力されている現在のサンプルのcapdacによる取得のために、図8に示す取得段階(s.14.2)に戻ることができる。
上述したように、プリチャージの大部分を行う粗いバッファアンプを設けること、および細かいプリチャージモードの間にプリチャージを完了するための細かいOTA回路は、粗いバッファアンプで消費される電力が小さい限りより低い電力をもたらすことができる。しかしながら、より小さいCbatを使用し得ること、および細かいOTAの観点からは、動作時に、容量性負荷が1つしか見られず、それは容量性ノードのものであり、それはcapdacの入力で充電することであるという点で、第3の例の粗い/細かいプリチャージ構成に勝るさらなる利点がある。対照的に、第2の例では、最終的な補充のためにCbatが直列にスイッチされる前に、負荷と並列のCbatをまず充電しなければならないので、単一のOTAは変化する容量性負荷を見る。
さらに、細かいOTAの動作は、その入力のキャパシタ54および56に加えて、細かいOTAが動作するまでには、100mV程度のオーダの小さな残留プリチャージエラーしかないはずで、第2の例よりも第3の例においてより安定であり、そのため、細かいOTAへの入力は予測可能であり、いかなる激しいスイングにも左右されてはならない。その結果、細かいOTAは、粗いプリチャージ段階の後にMUX出力ラインに残っているただ小さな予測可能な電荷エラーに対処するように設計および動作させることができる。
逆に、トランスコンダクタンスアンプでもある粗いバッファアンプは、対処する必要がある粗いプリチャージ段階に対処するように設計され動作させることができるが、細かいプリチャージOTAと電池キャパシタは精密で最終的なプリチャージ補充に依存することができるので、精密動作は必要ではなく、全信号範囲にわたってプリチャージする必要もないことがわかる。そのように、精密な動作を必ずしも提供しない、より簡単で電力効率の良いアンプ設計が使用されてもよい。
ここで、図15に示すように、簡単に4番目の例に移る。第4の例は、OTA46への入力の追跡回路の改変によって上記の第2の例に変形を提供するが、さらなる例を提供するために、第3の例における粗いおよび細かいプリチャージ回路にも同様の改変がなされてもよい。
第4の例において、OTA入力追跡回路はキャパシタ56、およびスイッチ58かつ60を除去し、代わりにOTA46の非反転入力を回路の低電圧ノード64に直接接続するように改変されている。この結果として、キャパシタおよび2つのスイッチが、MUX42への入力チャネルの数に対応する入力回路の各並列セットから除去されるので、部品数をかなり削減することができる。回路の動作に対する効果は、次の入力チャネルは、キャパシタ54がMUX42出力ラインを感知するように切り替わるときに、図6に示す状態まで残っているキャパシタ54をアップするだけでサンプリングされ、OTAからのプリチャージは、出力される次のMUX入力チャネルの信号レベルに出力ライン上の電荷を得るために、最後のサンプルを表すcapdac内のキャパシタ444に保持された電荷と、MUX46によって出力される次のMUX入力チャネルを表すキャパシタ54に保持された電荷との間で出力ライン上の電荷を調整し始める。この時間後およびチャネルが実際に出力される前に出力される次のMUX入力チャネルへのいかなる変化も感知されず、それに関してプリチャージは始まらない。しかしながら、もしMUXから出力される可能性のある信号が、プリチャージの開始および終了の間の時間間隔、すなわちプリチャージ期間中、において比較的ゆっくり動くとすれば、そのような妥協は、回路内の部品数を減らすために許容できる。
上記のすべての例では、スイッチをオンあるいはオフにするか、または「開く」(オフにする)あるいは「閉じる」(オンにする)とすることができる様々なスイッチを参照してきた。当然のことながら、記載された回路におけるスイッチは、典型的には適切に制御されたトランジスタとして実現され、回路内のスイッチの大部分は、通常のNMOS、PMOS、またはTゲートトランジスタスイッチとして実装される。スイッチのいくつか、特にMUX出力ラインに接続するスイッチ52、72、および100はゲート昇圧NMOSトランジスタであってもよく、一方スイッチ50はゲート昇圧PMOSトランジスタと直列のNMOSトランジスタの組み合わせであってもよい。当然のことながら、他のトランジスタベースのスイッチが、記載された回路の実施に使用されてもよい。
さらなる例を提供するために、追加、削除、または代用のいずれの方法によろうが、様々なさらなる改変が上述の例になされてもよく、それらのいずれかおよびすべては、添付の特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。
10 サンプリング回路
12 マルチプレクサ
14 capdac
16 オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ
20 スイッチ
42 マルチプレクサ
44 capdac
46 オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ
48 入力ノード
50 スイッチ
52 スイッチ
54 キャパシタ
56 キャパシタ
58 スイッチ
60 スイッチ
62 スイッチ
64 電源ノード
66 スイッチ
68 スイッチ
70 スイッチ
72 スイッチ
74 スイッチ
76 電池キャパシタ
78 スイッチ
80 電源ノード
81 電源ノード
83 低電圧ノード
92 アンプ
100 スイッチ
142 入力スイッチ
144 スイッチトキャパシタアレイ
184 スイッチトキャパシタユニット
186 スイッチトキャパシタユニット
442 入力スイッチ
444 キャパシタ
1842 キャパシタ入力スイッチ
1844 キャパシタ
1846 キャパシタ出力スイッチ
1862 キャパシタ入力スイッチ
1864 キャパシタ
1866 キャパシタ出力スイッチ

Claims (20)

  1. マルチプレクサが信号を供給する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路であって、
    複数の入力チャネルと1つの出力チャネルとを有するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサの前記出力チャネルに接続可能な容量性負荷と、
    前記容量性負荷に次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネルの1つの信号に応じて前記容量性負荷をプリチャージするように構成されたプリチャージ回路と、を備え、前記プリチャージ回路は、
    前記負荷をプリチャージするために前記容量性負荷に第1のプリチャージ信号を提供するように構成された第1のアンプと、
    前記マルチプレクサへの前記複数の入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能な複数のキャパシタと、
    次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネルを追跡する前記それぞれのキャパシタを前記第1のアンプ入力と直列に切り替えるように制御可能な第1のスイッチ回路と、をさらに備える、マルチプレキシング回路。
  2. 前記それぞれのキャパシタは、前記第1のアンプ入力と直列にスイッチされるときに、前記マルチプレクサから次に出力される前記入力チャネルの前記信号をサンプリングしている、請求項1に記載のマルチプレキシング回路。
  3. 前記マルチプレクサへの入力チャネル毎に2つ以上のキャパシタがそれぞれ設けられ、チャネル毎の前記2つ以上のキャパシタは、前記マルチプレクサの前記入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能である、請求項1に記載のマルチプレキシング回路。
  4. 前記第1のアンプは、それぞれの第1および第2の差動入力を有する差動アンプであり、入力チャネル毎の2つ以上のキャパシタのうちの一方は、前記キャパシタのための前記それぞれのマルチプレクサ入力チャネルと前記第1のアンプの前記第1の差動入力との間のスイッチング回路を介して接続可能であり、前記2つ以上のキャパシタの他方は、
    i)動作の第1の段階では、前記キャパシタのための前記それぞれのマルチプレクサ入力チャネル、または
    ii)動作の第2の段階では、前記マルチプレクサ出力チャネルと、
    前記第1のアンプの前記第2の差動入力との間のスイッチング回路を介して接続可能である、請求項3に記載のマルチプレキシング回路。
  5. 前記第1の動作段階では、前記両方のキャパシタが次に出力される前記それぞれのマルチプレクサ入力チャネルを追跡し、したがって前記第1のアンプは前記容量性負荷にプリチャージ信号を出力せず、前記キャパシタの一方は前記それぞれのマルチプレクサ入力チャネルを追跡し、前記キャパシタの他方は前記マルチプレクサ出力チャネルを追跡する前記第2の動作段階では、前記第1のアンプは、前記マルチプレクサ出力チャネルと次に出力される前記それぞれのマルチプレクサ入力チャネルとの間の信号の差に応じて前記プリチャージ信号を出力する、請求項4に記載のマルチプレキシング回路。
  6. 前記第1の動作段階と第2の動作段階との間の切り替えの瞬間に、前記それぞれの次のマルチプレクサ入力チャネルの追跡と前記マルチプレクサ出力チャネルの追跡との間で切り替わる前記2つのキャパシタのうちの他方は、前記それぞれの次のマルチプレクサ入力チャネルの信号レベルに充電される、請求項5に記載のマルチプレキシング回路。
  7. 前記第1のアンプの前記出力と前記容量性負荷との間に直列に切り換え可能な電池キャパシタをさらに備える、請求項1に記載のマルチプレキシング回路。
  8. 第2のスイッチング回路であって、
    i)第3の動作段階では、前記第1のアンプへ前記容量性負荷に並列負荷を提供するように前記電池キャパシタをスイッチし、前記第1のアンプが、前記容量性負荷と並列に前記電池キャパシタを充電できるようにすることと、
    ii)動作の第4の段階では、前記第1のアンプ出力と前記電池キャパシタの間で直列に前記電池キャパシタをスイッチし、前記電池キャパシタが、前記容量性負荷をプリチャージするために前記アンプ出力信号を補足することができるようにすることと、を行うように構成された、第2のスイッチング回路をさらに備える、請求項7に記載のマルチプレキシング回路。
  9. 第3の動作段階では、前記第1のアンプ出力と前記容量性負荷との間で直列に前記電池キャパシタをスイッチし、前記電池キャパシタが、前記容量性負荷をプリチャージするために第1のアンプ出力信号を補足することができるようにする、ように構成された第2のスイッチング回路をさらに備える、請求項7に記載のマルチプレキシング回路。
  10. 使用中に、前記容量性負荷に次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネルの1つの信号に応じて前記容量性負荷をプリチャージするように構成された第2のプリチャージ回路であって、
    前記負荷をプリチャージするために前記容量性負荷に第2のプリチャージ信号を提供するように構成された第2のアンプと、
    前記マルチプレクサへの前記複数の入力チャネルをそれぞれ追跡するように切り替え可能な複数のキャパシタと、
    次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネル追跡する前記それぞれのキャパシタを前記第2のアンプ入力と直列に切り替えるように制御可能な第2のスイッチング回路と、をさらに備える、第2のプリチャージ回路をさらに備える、請求項1に記載のマルチプレキシング回路。
  11. 前記第2のアンプは、前記第1のアンプが前記第1のプリチャージ信号を前記容量性負荷に提供する前に、前記第2のプリチャージ信号を前記容量性負荷に提供する、請求項10に記載のマルチプレキシング回路。
  12. 前記第2のプリチャージ信号は前記第1のプリチャージ信号よりも大きく、それによって2段階のプリチャージ動作が得られる、請求項11に記載のマルチプレキシング回路。
  13. マルチプレクサが信号を提供する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路であって、
    複数の入力チャネルと出力チャネルとを有するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサの前記出力チャネルに接続可能な容量性負荷と、
    前記容量性負荷に次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネルの1つの信号に応じて前記容量性負荷にプリチャージするように構成されたプリチャージ回路であって、
    前記負荷をプリチャージするために前記容量性負荷に第1のプリチャージ信号を提供するように構成された第1のアンプと、
    前記容量性負荷に補充プリチャージ信号を提供するために前記第1のアンプの前記出力と前記容量性負荷との間で直列にスイッチ可能な電池キャパシタと、をさらに備える、プリチャージ回路と、を備える、マルチプレキシング回路
  14. i)第1の動作段階では、前記第1のアンプへ前記容量性負荷に並列な負荷を提供するように前記電池キャパシタをスイッチし、前記第1のアンプが、前記容量性負荷と並列に前記電池キャパシタを充電することと、
    ii)第2の動作段階では、前記第1のアンプ出力と前記電池キャパシタの間で直列に前記電池キャパシタをスイッチし、前記電池キャパシタが、前記容量性負荷をプリチャージするために前記アンプ出力信号を補足することができるようにすることと、を行うように構成されたスイッチング回路をさらに備える、請求項13に記載のマルチプレキシング回路。
  15. 前記第1のアンプ出力と前記容量性負荷との間で直列に前記電池キャパシタを切り替え、電池キャパシタが、前記容量性負荷をプリチャージするために前記第1のアンプ出力信号を補足することができるようにするように構成されたスイッチング回路をさらに備える、請求項13に記載のマルチプレキシング回路。
  16. 使用中に、前記容量性負荷に次に出力される前記マルチプレクサへの前記入力チャネルの1つの信号に応じて前記容量性負荷をプリチャージするように構成された第2のプリチャージ回路であって、
    前記負荷をプリチャージするために前記容量性負荷に第2のプリチャージ信号を提供するように構成された第2のアンプ、をさらに備える第2のプリチャージ回路を、さらに備える、請求項15に記載のマルチプレキシング回路。
  17. 前記第2のアンプは、前記第1のアンプが前記第1のプリチャージ信号を前記容量性負荷に提供する前に、前記第2のプリチャージ信号を前記容量性負荷に提供する、請求項16に記載のマルチプレキシング回路。
  18. 前記第2のプリチャージ信号は前記第1のプリチャージ信号よりも大きく、それによって2段階のプリチャージ動作が得られる、請求項17に記載のマルチプレキシング回路。
  19. 第1のマルチプレクサが信号を提供する容量性負荷をプリチャージするためのプリチャージ回路を有するマルチプレキシング回路を動作させる方法であって、
    a)複数のそれぞれのキャパシタを介して、前記第1のマルチプレクサへの複数の入力チャネル上の前記信号を追跡することと、
    b)前記第1のマルチプレクサによって次に出力される前記入力チャネルの1つを選択し、前記選択されたチャネルを追跡する前記それぞれのキャパシタを介して、前記選択されたチャネルの前記信号を第1のアンプに供給することと、
    c)前記第1のアンプにおいて、前記それぞれのキャパシタを介して前記第1のアンプで受信された前記信号に応じて第1のプリチャージ信号を生成することと、
    d)前記選択された入力チャネルが前記第1のマルチプレクサによって出力される前に、前記容量性負荷をプリチャージするために前記第1プリチャージ信号を前記容量性負荷に供給することと、を含む、方法。
  20. e)第2のアンプにおいて、前記第1のマルチプレクサによって次に出力される前記選択されたチャネル上の前記信号に対応する前記第2のアンプで受信される信号に応じて、第2のプリチャージ信号を生成することと、
    f)前記第1のプリチャージ信号が前記容量性負荷に供給される前に、前記容量性負荷をプリチャージするために、前記第2のプリチャージ信号を前記容量性負荷に供給することと、をさらに含み、
    前記第2のプリチャージ信号は前記第1のプリチャージ信号よりも大きく、それによって前記容量性負荷の粗いプリチャージが得られ、続いて細かいプリチャージが行われる、請求項19に記載の方法。
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