JP2018096942A - 衝突検知センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】Gモジュールの端子構造の共通化を図りつつ、共通のターミナルを用いて、ターミナルを所望の端子に接合することができる衝突検知センサを提供する。【解決手段】ターミナル12の接合先の端子を、バスリターン端子BUSRTNとバスアウト端子BUSOUTとの切替えが行える切替端子CHとする。つまり、衝突検知センサの種類に応じて、ターミナル12の接続先の端子をバスアウト端子BUSOUTとバスリターン端子BUSRTNとで切り替え可能となるようにする。これにより、Gモジュール10の端子構造の共通化を図りつつ、共通のターミナル11、12を用いて、ターミナル11、12を所望の端子に接合することが可能となる。【選択図】図5A
Description
本発明は、衝突検知センサに関し、特にエアバッグシステムに適用される衝突検知センサに適用されて好適なものである。
エアバッグシステムは、衝突検知センサを備えることによって自車両が他車両や障害物等に衝突したことを検知し、衝突を検知すると、エアバッグを展開させることで乗員の保護を図る。衝突検知センサは、例えば、自車両の加速度、例えば車両の前後方向や左右方向および上下方向の加速度を検知し、所定の閾値を超える加速度を検知すると、衝突を検知するようになっている(特許文献1参照)。
従来では、加速度検知素子が形成されたチップを配線パターンが形成されたプリント基板に実装することによって、衝突検知センサを構成している。また、衝突検知センサでは、ターミナルが2本備えられる2Pコネクタのタイプと、4本備えられる4Pコネクタのタイプとがあるが、コスト削減を図るためにチップが共通化されているため、プリント基板の配線パターンをターミナル数に対応させて異ならせている。
衝突検知センサについて、更なる簡素化が要望されている。このため、プリント基板を無くしたプリント基板レス構造、つまり金属で構成されるターミナルに対して加速度検知素子が形成されたチップを内蔵するセンサモジュール(以下、Gモジュールという)を直接接合する構造が検討されている。
このようなプリント基板レス構造とする場合、上面形状が矩形状とされるGモジュールの裏面、つまりターミナル側に向けられる一面に、ターミナルに接合される各種端子が備えられる。このとき、Gモジュールの裏面の端子構造を共通化しつつも、接合されるターミナル数やターミナルから引き出される引出部の数が異なる衝突検知センサとされる場合がある。
具体的には、車両用のエアバッグシステムでは、通信プロトコルとして、DSI3(Distributed System Interface 3の略)通信と呼ばれる規格がある。このDSI3通信では、エアバッグ制御用の電子制御装置(以下、エアバッグECUという)に対して複数の衝突検知センサがデイジーチェーン接続され、エアバッグECUから近い段から順番に電圧信号伝達が行われる。そして、複数の衝突検知センサ間で連結されるバスイン端子とバスリターン端子を通じて、エアバッグECUに電流応答信号が伝えられる。
このような形態とされる場合、次段の衝突検知センサに対して信号伝達を行う必要がある位置の衝突検知センサでは、バスイン端子とバスアウト端子およびバスリターン端子の3端子が備えられ、3端子それぞれに接続される3つのターミナルが備えられる。バスイン端子およびバスアウト端子それぞれのターミナルには1つずつ引出部が備えられるが、バスリターン端子のターミナルにはエアバッグECU側に応答信号を伝える引出部と次段の応答信号が伝えられる引出部の2つが備えられる。このため、この位置の衝突検知センサは、合計4つの引出部を有した4ピンタイプとされる。
一方、上記形態であっても最終段に配置される衝突検知センサの場合、もしくは、エアバッグECUに対して衝突検知センサを1つしか接続しない場合、次段の衝突検知センサとの接続の必要がない。このため、バスイン端子とバスリターン端子に接続される2つのターミナルがあればよく、引出部についてもバスイン端子とバスリターン端子それぞれに1つずつ備えられていればよく、合計2つの引出部を有した2ピンタイプとされる。
このように、2ピンタイプと4ピンタイプの異なる衝突検知センサとされる場合がある。この場合においてもGモジュールの裏面の端子構造の共通化を図りつつ、ターミナルについても共通化を図れるようにしたいが、共通化したターミナルを利用すると、そのターミナルの配置と接合したい端子とが一致しなくなる。このため、2ピンタイプと4ピンタイプとで異なるGモジュールを用意するなどが必要になる。
本発明は上記点に鑑みて、Gモジュールの端子構造の共通化を図りつつ、共通のターミナルを用いて、ターミナルを所望の端子に接合することができる衝突検知センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の衝突検知センサは、表面および裏面を有し、所定方向の加速度を検知する加速度検知素子が含まれ、裏面に、バスイン端子(BUSIN)と、バスリターン端子(BUSRTN)とバスアウト端子(BUSOUT)との切替可能な切替端子(CH)、および、切替端子とは異なるバスリターン端子が形成されたセンサモジュール(10)を備えている。そして、バスイン端子に接合される第1接合面(11a)と該第1接合面から引き出された第1引出部(11b)とを有する第1ターミナル(11)と、切替端子に接合される第2接合面(12a)と該第2接合面から引き出された第2引出部(12b)とを有する第2ターミナル(12)と、を有し、切替端子がバスリターン端子とされ、第1引出部と第2引出部による二本の引出部を有する2ピンタイプと、第1ターミナルと第2ターミナルに加えて、切替端子とは異なるバスリターン端子に接合される第3接合面(13a)と該第3接合面から引き出された二本の第3引出部(13b)とを有する第3ターミナル(13)を有し、切替端子がバスアウト端子とされ、第1引出部と第2引出部および二本の第3引出部による四本の引出部を有する4ピンタイプと、を有している。
このような構成では、第2ターミナルの接合先の端子を、バスリターン端子とバスアウト端子との切替えが行える切替端子としている。つまり、衝突検知センサの種類に応じて、第2ターミナルの接続先の端子をバスアウト端子とバスリターン端子とで切り替え可能となるようにしている。これにより、センサモジュールの端子構造の共通化を図りつつ、共通の第1ターミナルおよび第2ターミナルを用いて、第1〜第3ターミナルを所望の端子に接合することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態では、車両用のエアバッグシステムに衝突検知センサが適用される場合について説明する。なお、車両用のエアバッグシステムでは、車両へのセンサの取り付け方向により、センサの前後方向、左右方向および上下方向の3方向の加速度検知タイプがあるが、いずれの衝突検知センサについても適用可能である。
第1実施形態について説明する。本実施形態では、車両用のエアバッグシステムに衝突検知センサが適用される場合について説明する。なお、車両用のエアバッグシステムでは、車両へのセンサの取り付け方向により、センサの前後方向、左右方向および上下方向の3方向の加速度検知タイプがあるが、いずれの衝突検知センサについても適用可能である。
車両用のエアバックシステムに適用されるDSI3通信は、図1に示すように、1つのエアバッグECU20に対して複数の衝突検知センサS1〜S3をデイジーチェーン接続することで、各衝突検知センサS1〜S3との信号の授受を可能とするものである。これを実現するために、DSI3通信では、バスイン端子BUSINとバスアウト端子BUSOUTおよびバスリターン端子BUSRTNを有した構成とされる。
例えば、衝突検知を行うときには、エアバッグECU20から最もエアバッグECU20側に接続された衝突検知センサS1のバスイン端子BUSINにパルス信号が入力される。すると、これに基づき、衝突検知センサS1のバスアウト端子BUSOUTを通じて、次段の衝突検知センサS2のバスイン端子BUSINにパルス信号が伝えられる。同様に、衝突検知センサS2のバスアウト端子BUSOUTを通じて、更に次段の衝突検知センサS3のバスイン端子BUSINにパルス信号が伝えられる。そして、各衝突検知センサS1〜S3は、それぞれのバスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNを通じて、検知した加速度を示す応答信号を異なるタイミングで電流で出力する。この応答信号がエアバッグECU20に伝えられることで、エアバッグECU20にてエアバッグを展開すべき加速度が発生したか否かが判定できるようになっている。
したがって、衝突検知センサS1、S2は、次段の衝突検知センサS2、S3に対して信号伝達を行う必要がある。このため、これら衝突検知センサS1、S2は、バスイン端子BUSINとバスアウト端子BUSOUTおよびバスリターン端子BUSRTNの3端子が備えられると共に、これら3端子それぞれに接続される3つのターミナルが備えられる。バスイン端子BUSINおよびバスアウト端子BUSOUTそれぞれのターミナルには1つずつ引出部が備えられるが、バスリターン端子BUSRTNのターミナルにはエアバッグECU20側に応答信号を伝える引出部と次段に応答信号が伝えられる引出部の2つが備えられる。このため、衝突検知センサS1、S2は、合計4つの引出部を有した4ピンタイプとされる。
一方、上記形態であっても最終段に配置される衝突検知センサS3の場合、もしくは、図示しないがエアバッグECU20に対して衝突検知センサを1つしか接続しない場合、次段の衝突検知センサとの接続の必要がない。したがって、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNに接続される2つのターミナルがあればよく、引出部についてもバスイン端子とバスリターン端子それぞれに1つずつ備えられていればよい。このため、衝突検知センサS3は、合計2つの引出部を有した2ピンタイプとされる。
具体的には、図2Aに示す衝突検知センサS1、S2の斜視模式図および図2Bに示す衝突検知センサS3の斜視模式図のように、各衝突検知センサS1〜S3は、加速度検知素子が形成されたGモジュール10を備えている。
図3に示されるように、各衝突検知センサS1〜S3に備えられるGモジュール10は、共通して、上面形状が矩形、ここでは正方形とされた長方体状とされている。各Gモジュール10には、図1に示すように、所望の方向の加速度検知を行うための加速度検知素子10aが備えられたチップが内蔵されている。衝突検知センサS1、S2には、加速度検知素子10aとしてGモジュール10の表面に対して平行な一方向の加速度検知が行えるものが形成されている。例えば、車両の前後方向をx軸方向、左右方向をy軸方向として、衝突検知センサS1、S2は、x軸方向とy軸方向の加速度検知用とされる。また、衝突検知センサS3には、加速度検知素子10aとしてGモジュール10の表面に対する法線方向の加速度検知が行えるものが形成されている。例えば、車両の上下方向をz軸方向として、衝突検知センサS3は、z軸方向の加速度検知用とされる。
また、Gモジュール10は、加速度検知素子10aに加えて、図1および図4に示すように加速度検知素子10aの出力信号の処理を行う信号処理回路等の周辺回路10bが形成されることでGモジュール10をSip(システムインサートパッケージの略)としている。
図4に示すように、周辺回路10bには、通信部10ba、端子切替部10bb、ワンタイムプログラマブルメモリ(以下、OTPという)10bc、書込回路10bd、読出回路10be、設定回路10bfなどが備えられている。
通信部10baは、バスイン端子BUSINを通じてエアバッグECU20からの信号を入力したり、バスアウト端子BUSOUTを通じて次段のGモジュール10に対して信号を伝えたり、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNを通じて加速度検知結果を伝える。
端子切替部10bbは、通信部10baのバスリターンに接続される配線とバスアウトに接続される配線に接続され、いずれか一方を切替端子CHに接続する接続切替えを行う。この接続切替えにより、通信部10baのバスリターンに接続される配線が選択されると切替端子CHはバスリターン端子BUSRTNとなり、通信部10baのバスアウトに接続される配線が選択されると切替端子CHはバスアウト端子BUSOUTとなる。
OTP10bcは、周辺回路10bにおける経路切替えを行う切替設定部を構成するものである。また、本実施形態の場合、OTP10bcは、書き込み前には端子切替部10bbがバスリターン端子BUSRTNを設定するように初期値が設定されている。そして、OTP10bcへの書き込みが行われると、その書き込み後の内容に応じて、端子切替部10bbによる接続切替えが行われるようになっている。
書込回路10bdは、OTP10bcへの書き込みを行うための回路である。書込回路10bdは、書込み用の通電が行われると、OTP10bcへの書き込みを行う。書込回路10bdへの通電は、周辺回路10bに正極を印加できる正極端子と接地されるGND端子としての役割を果たせるものがあれば可能である。このため、本実施形態では、バスイン端子BUSINを正極端子、バスリターン端子BUSRTNをGND端子として機能させて、書込み用の通電が行えるようにしている。これについての詳細は後述する。
読出回路10beは、OTP10bcに書き込まれた内容の読み出しを行い、それを設定回路10bfに伝える役割を果たす。
設定回路10bfは、読出回路10beで読み出した内容に基づいて、端子切替部10bbの切替設定を行う。これにより、OTP10bcに書き込まれた内容に基づいて、端子切替部10bbの切替設定が行われる。
また、上面形状が矩形とされたGモジュール10は、一方の相対する二辺が平行とされていると共に、もう一方の相対する二辺が一方の相対する二辺に対して垂直とされている。そして、矩形とされたGモジュール10の裏面の四隅のうち対角の位置の一方にバスイン端子BUSIN、他方にバスアウト端子BUSOUTとバスリターン端子BUSRTNとを切り替え可能な切替端子CHを備えている。切替端子CHをバスアウト端子BUSOUTとバスリターン端子BUSRTNのいずれの役割とするかについては、OTP10bcへの書き込みによって決められるようになっている。
また、Gモジュール10の裏面の四隅のうちもう一方の対角の位置の一方に第1非接続端子NC1、他方に第2非接続端子NC2を備えている。第1非接続端子NC1および第2非接続端子NC2は、加速度検知素子や信号処理回路とは電気的に接続されないダミー端子であり、必ずしも必要なものではないが、はんだ等による接合時における接合安定性の向上を図るために形成してある。バスイン端子BUSINやバスアウト端子BUSOUTは後述するターミナル11、12に接合されるが、バスイン端子BUSINやバスアウト端子BUSOUTのみだと、はんだ等による接合時にGモジュール10が傾斜する等、接合安定性が図れない可能性がある。このため、第1非接続端子NC1および第2非接続端子NC2することでGモジュール10をより多くの点で支持可能となり、接合安定性を図ることが可能となっている。
さらに、Gモジュール10の裏面の中央位置、つまり四隅に備えられたバスイン端子BUSIN、切替端子CH、第1非接続端子NC1および第2非接続端子NC2の中央位置に、バスリターン端子BUSRTNを配置している。
そして、図5Aに示すように、衝突検知センサS1、S2については、ターミナル11〜13がGモジュール10の各端子に接合され、図5Bに示すように、衝突検知センサS3については、ターミナル11、12がGモジュール10の各端子に接合されている。衝突検知センサS1、S2に用いられているターミナル11、12と衝突検知センサS3に用いられているターミナル11、12は同じ構造のものであり、共通化されている。
図5Aおよび図5Bに示すターミナル11は、第1ターミナルに相当し、Gモジュール10との接合が行われる平坦面にて構成された接合面11aと、接合面11aから一方向に引き出された引出部11bとを有している。ターミナル11については、引出部11bが1本とされている。同様に、ターミナル12は、第2ターミナルに相当し、Gモジュール10との接合が行われる平坦面にて構成された接合面12aと、接合面12aから一方向に引き出された引出部12bとを有している。ターミナル12についても、引出部12bが1本とされている。各ターミナル11、12に備えられた接合面11a、12aは、長方形状とされており、長辺の長さがGモジュール10の一辺の長さ以上の長さとされている。これらターミナル11、12は、所定間隔空けて並べられて配置され、互いの引出部11b、12bが同方向に引き出されるように配置されている。
また、図5Aに示すターミナル13は、第3ターミナルに相当し、Gモジュール10との接合が行われる平坦面にて構成された長方形状の接合面13aと、接合面13aの一端から引き出された引出部13bとを有した構成とされている。ターミナル13については、引出部13bは二本が平行に引き出された構造とされている。このターミナル13がターミナル11、12の間に配置され、二本の引出部13bがターミナル11、12の各引出部11b、12bと同方向に引き出されている。
このように、図5Aに示す衝突検知センサS1、S2については、ターミナル11〜13に引出部11b〜13bが合計4本備えられた4ピンタイプとされている。また、図5Bに示す衝突検知センサS3については、ターミナル11、12に引出部11b、12bが合計2本備えられた2ピンタイプとされている。
ここで、衝突検知センサS1、S2については、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNおよびバスアウト端子BUSOUTがこの順に並ぶことが望ましい。そして、衝突検知センサS1、S2は、4ピンタイプであることから、引出部11b〜13bの本数に応じて、上記の順に並べられた各端子に対して接合されるようにターミナル11〜13の接合先が割り当てられる。具体的には、1本の引出部11bを有するターミナル11がバスイン端子BUSINと接合され、2本の引出部13bを有するターミナル13がバスリターン端子BUSRTNに接合されることになる。そして、残る一本の引出部12bを有するターミナル13がバスアウト端子BUSOUTに接合されることになる。このことから、ターミナル12に接合される切替端子CHについては、OTP10bcへの書き込みに基づいて、バスアウト端子BUSOUTとなるようにしている。
一方、衝突検知センサS3については、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNがこの順に並ぶことが望ましい。そして、衝突検知センサS3は、2ピンタイプであることから、上記の順に並べられた各端子に対して接合されるように1本の引出部11b、12bを有するターミナル11、12の接合先が割り当てられ、2本の引出部13bを有するターミナル13は使用されない。具体的には、1本の引出部11bを有するターミナル11がバスイン端子BUSINと接合され、残る1本の引出部12bを有するターミナル12がバスリターン端子BUSRTNに接合されることになる。このことから、ターミナル12に接合される切替端子CHについては、OTP10bcへの書き込みに基づいて、バスリターン端子BUSRTNとなるようにしている。
このように、ターミナル12の接合先の端子が、衝突検知センサS1、S2の場合にはバスアウト端子BUSOUTになり、衝突検知センサS3の場合にはバスリターン端子BUSRTNとなる。このため、ターミナル12の接合先の端子を、バスアウト端子BUSOUTとバスリターン端子BUSRTNとの切替えが行える切替端子CHとしている。そして、衝突検知センサS1、S2の場合にはバスアウト端子BUSOUTに切替え、衝突検知センサS3の場合にはバスリターン端子BUSRTNに切替えるようにしている。
これにより、Gモジュール10の端子構造の共通化を図りつつ、共通のターミナル11、12を用いて、ターミナル11、12を所望の端子に接合することが可能となる。
続いて、本実施形態にかかる衝突検知センサS1〜S3における切替端子CHの切替え手法について説明する。
切替端子CHをバスアウト端子BUSOUTとバスリターン端子BUSRTNのいずれにするかの切替えは、上記したようにOTP10bcへの書き込みに基づいて行われる。OTP10bcは、書き込みに基づいて切替設定を行い、周辺回路10bにおける経路切替えを行う。具体的には、OTPbcは、端子切替部10bbが通信部10baのバスアウトとバスリターンのいずれを切替端子CHに繋ぐかを決めるための設定を行う。OTP10bcへの書き込みは、書込回路10bdによって行われ、書込み用の通電に基づいて行われる。そして、OTP10bcへの書き込みが行われると、その書き込み内容が読出回路10beで読み出され、設定回路10bfを通じて、端子切替部10bbによる経路切替えが行われる。これにより、通信部10baのバスアウトとバスリターンのいずれか選択された方が切替端子CHに接続されるという切替端子CHの切替えが行われる。
この切替端子CHの切替えは、Gモジュール10に対して書き込み用の通電が行われることに基づいて実施される。このため、例えばバスイン端子BUSINをプラスとし、バスリターン端子BUSRTNをマイナスとする電流経路を形成して書き込み用の通信を行うことで、OTP10bcへの書き込みを行うようにしている。
このとき、Gモジュール10とターミナル11〜13との接合前にOTP10bcへの書き込みを行うことも可能である。しかしながら、ターミナル11〜13の接合後に行った方がターミナル11〜13を利用してOTP10bcへの書き込みが行え、書込み工程の簡略化を図ることが可能になるため好ましい。また、その場合、例えば、エアバッグECU20からの通信に基づいてOTP10bcへの書き込みを行うことも可能になり、さらに書き込み工程の簡素化が実現できる。ところが、これが可能となるようにするためには、プラスとなるバスイン端子BUSINとマイナスとなるバスリターン端子BUSRTNを利用する電流経路で通信が行える形態になっていることが必要になる。
このため、2ピンタイプとなる衝突検知センサS3についてもバスリターン端子BUSRTNを通じた電流経路が形成されるように、OTP10bcの初期値を切替端子CHがバスリターン端子BUSRTNとなる値に設定している。これのようにすれば、OTP10bcへの書き込み前のときには、ターミナル12がバスリターン端子BUSRTNになっている切替端子CHに接合されていることになる。したがって、ターミナル11からバスイン端子BUSINを通じ、さらにバスリターン端子BUSRTNとなっている切替端子CHからターミナル12を通じて、書き込み用の通信を行うことが可能となる。よって、例えば衝突検知センサS1〜S3を車両に組み付けた後であっても、OTP10bcへの書き込みを行うことが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、Gモジュール10の裏面に第1非接続端子NC1および第2非接続端子NC2を備えるようにしているが、これらについては備えていなくても良い。また、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNおよび切替端子CHの配置についても任意である。例えば、バスイン端子BUSINと切替端子CHを矩形状とされたGモジュール10の四隅における対角の位置に配置しているが、必ずしも対角の位置に配置している必要はない。すなわち、矩形状とされたGモジュール10の任意の一辺に沿う方向において、バスイン端子BUSINとバスリターン端子BUSRTNおよび切替端子CHがこの順に並んだ配置であれば、上記したターミナル11〜13を用いて、上記効果を得ることができる。
また、Gモジュール10については、上面形状が正方形である必要はなく、長方形などの他の矩形状であっても良く、角部が丸められていたり面取りされている矩形状であっても良い。また、ターミナル11〜13の形状についても一例を示したに過ぎず、他の形状、例えば引出部11b〜13bが直線状に引き出されているのではなく、屈曲する部分を有して引き出された構造であっても良い。
また、上記各実施形態では、各衝突検知センサS1〜S3をGモジュール10とターミナル11〜13によって構成している例を示したが、他の構成要素が備えられた構造であっても良い。例えば、Gモジュール10および接合面11a〜13aが封止樹脂で覆われていて引出部11b〜13bの先端のみが露出させられた構造等とされていても良い。
10 Gモジュール
10bb 端子切替部
10bc OTP
11、12、13 ターミナル
11a、12a、13a 接合面
11b、12b、13b 引出部
BUSIN バスイン端子
BUSOUT バスアウト端子
BUSRTN バスリターン端子
CH 切替端子
10bb 端子切替部
10bc OTP
11、12、13 ターミナル
11a、12a、13a 接合面
11b、12b、13b 引出部
BUSIN バスイン端子
BUSOUT バスアウト端子
BUSRTN バスリターン端子
CH 切替端子
Claims (8)
- 表面および裏面を有し、所定方向の加速度を検知する加速度検知素子が含まれ、前記裏面に、バスイン端子(BUSIN)と、バスリターン端子(BUSRTN)とバスアウト端子(BUSOUT)との切替可能な切替端子(CH)、および、前記切替端子とは異なるバスリターン端子が形成されたセンサモジュール(10)を備え、
前記バスイン端子に接合される第1接合面(11a)と該第1接合面から引き出された第1引出部(11b)とを有する第1ターミナル(11)と、前記切替端子に接合される第2接合面(12a)と該第2接合面から引き出された第2引出部(12b)とを有する第2ターミナル(12)と、を有し、前記切替端子がバスリターン端子とされ、前記第1引出部と前記第2引出部による二本の引出部を有する2ピンタイプと、
前記第1ターミナルと前記第2ターミナルに加えて、前記切替端子とは異なる前記バスリターン端子に接合される第3接合面(13a)と該第3接合面から引き出された二本の第3引出部(13b)とを有する第3ターミナル(13)を有し、前記切替端子がバスアウト端子とされ、前記第1引出部と前記第2引出部および二本の前記第3引出部による四本の引出部を有する4ピンタイプと、を有する衝突検知センサ。 - 表面および裏面を有し、所定方向の加速度を検知する加速度検知素子が含まれ、前記裏面に、バスイン端子(BUSIN)と、バスリターン端子(BUSRTN)とバスアウト端子(BUSOUT)との切替可能な切替端子(CH)、および、前記切替端子とは異なるバスリターン端子が形成されたセンサモジュール(10)と、
前記バスイン端子に接合される第1接合面(11a)と該第1接合面から引き出された第1引出部(11b)とを有する第1ターミナル(11)と、
前記切替端子に接合される第2接合面(12a)と該第2接合面から引き出された第2引出部(12b)とを有する第2ターミナル(12)と、を有し、
前記切替端子はバスリターン端子とされており、前記第1引出部と前記第2引出部による二本の引出部を有する2ピンタイプとされた衝突検知センサ。 - 表面および裏面を有し、所定方向の加速度を検知する加速度検知素子が含まれ、前記裏面に、バスイン端子(BUSIN)と、バスリターン端子(BUSRTN)とバスアウト端子(BUSOUT)との切替可能な切替端子(CH)、および、前記切替端子とは異なるバスリターン端子が形成されたセンサモジュール(10)と、
前記バスイン端子に接合される第1接合面(11a)と該第1接合面から引き出された第1引出部(11b)とを有する第1ターミナル(11)と、
前記切替端子に接合される第2接合面(12a)と該第2接合面から引き出された第2引出部(12b)とを有する第2ターミナル(12)と、
前記切替端子とは異なる前記バスリターン端子に接合される第3接合面(13a)と該第3接合面から引き出された二本の第3引出部(13b)とを有する第3ターミナル(13)と、を有し、
前記切替端子はバスアウト端子とされており、前記第1引出部と前記第2引出部および二本の前記第3引出部による四本の引出部を有する4ピンタイプとされた衝突検知センサ。 - 前記センサモジュールは、前記切替端子を前記バスリターン端子と前記バスアウト端子のいずれにするかの切替えの設定を行う切替設定部(10bc)を有している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の衝突検知センサ。
- 前記切替設定部は、初期設定として前記切替端子を前記バスリターン端子としている請求項4に記載の衝突検知センサ。
- 前記センサモジュールは、上面形状が矩形状の長方体状で構成されていると共に、前記矩形状の任意の一辺に沿う方向において、前記バスイン端子と前記バスリターン端子および前記切替端子の順に配置されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の衝突検知センサ。
- 前記センサモジュールは、上面形状が矩形状の長方体状で構成されていると共に、前記裏面において前記矩形状の四隅のうちの一方の対角となる位置の一方に前記バスイン端子が配置され、前記対角となる位置のもう一方に前記切替端子が配置されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の衝突検知センサ。
- 前記矩形状の中央に前記バスリターン端子が配置されている請求項7に記載の衝突検知センサ。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016244650A JP2018096942A (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | 衝突検知センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=62557243
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2018096942A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7509012B2 (ja) | 2020-01-31 | 2024-07-02 | 株式会社デンソー | 計測装置ユニット |
-
2016
- 2016-12-16 JP JP2016244650A patent/JP2018096942A/ja active Pending
-
2017
- 2017-12-11 US US15/837,993 patent/US20180170297A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7509012B2 (ja) | 2020-01-31 | 2024-07-02 | 株式会社デンソー | 計測装置ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180170297A1 (en) | 2018-06-21 |
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