JP2018095095A - 車両用内装部品およびその取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用内装部品の取付け作業の円滑化を図るのに有効な技術を提供する。【解決手段】車両用内装部品としてのサンバイザ10は、ブラケット20と、ブラケット20の被取付け面21から突出し、車体側部材2の開口部5に弾性的に係合可能なクリップ30と、を備え、クリップ30は、車体側部材2の開口部5との係合状態においてブラケット20の被取付け面21に垂直な方向への移動を規制するための第1係合部31と、第1係合部31を車体側部材2に対して相対回転不能に位置決めするための第2係合部34と、を有し、第1係合部31及び第2係合部34は、ブラケット20の被取付け面21に並んで配置され且つ被取付け面21の面方向の断面形状が互いに異なるように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、車体に取付けられる車両用内装部品に関する。
下記の特許文献1には、この種の車両用内装部品の1つであるサンバイザの取付け構造が開示されている。この取付け構造において、サンバイザは、取付け部材であるブラケットを介して車体側に取付けられる。ここで、ブラケットは、車体側の2つの取付け孔のそれぞれにそれぞれが弾性的に係合可能な2つの係合突起を備えている。従って、サンバイザは、ブラケットの各係合突起を弾性変形させながら対応する取付け孔に係合させることによって、固定ねじで車体に固定されるねじ止め作業の前の段階で、車体に仮組みされる。この仮組み状態では、ブラケットは、車体側に位置決めされ且つ車体に対する回転等の相対移動が規制される。この取付け構造によれば、サンバイザを手で支えながらねじ止め作業を行う必要がないという利点が得られる。
実開平1−145814号公報
ところが、ブラケットの2つの係合突起は同形状であり、車体側の2つの取付け孔のいずれにも係合可能であるため、例えばブラケットが上下反転したときのような誤った向きであってもサンバイザを車体に取付けることができる。このため、作業者は、ブラケットの向きを注意深く確認しながらサンバイザの取付け作業を行う必要があり、またサンバイザを誤った向きで取付けた場合にはその取り外し作業が必要となるため、作業に時間がかかり、作業性が低下するという問題が生じ得る。
そこで、サンバイザの設計においては、ブラケットが車体に誤った向きで取付けられるのを防いで速やかな取付け作業を可能とする技術が求められる。また、このような技術は、サンバイザのみならず、サンバイザとは別の車両用内装部品についても同様に実現されるのが好ましい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、車両用内装部品の取付け作業の円滑化を図るのに有効な技術を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
車体に取付けられる車両用内装部品であって、
ブラケットと、
上記ブラケットの被取付け面から突出し、車体側部材の開口部に弾性的に係合可能なクリップと、
を備え、
上記クリップは、上記車体側部材の上記開口部との係合状態において上記ブラケットの上記被取付け面に垂直な方向への移動を規制するための第1係合部と、上記第1係合部を上記車体側部材に対して相対回転不能に位置決めするための第2係合部と、を有し、上記第1係合部及び上記第2係合部は、上記ブラケットの上記被取付け面に互いに並んで配置され且つ上記被取付け面の面方向の断面形状が互いに異なるように構成されている、車両用内装部品、にある。
上記の車両用内装部品(以下、単に「内装部品」ともいう。)は、クリップを車体側部材の開口部に弾性的に係合させた係合状態で車体側に取付けられる。このとき、内装部品は、クリップの第1係合部によってブラケットの被取付け面に垂直な方向への移動が規制されるとともに、クリップの第2係合部によって第1係合部が車体側部材に対して相対回転不能に位置決めされる。
更に、クリップにおいてブラケットの被取付け面に互いに並んで配置された第1係合部及び第2係合部は、被取付け面の面方向の断面形状が互いに異なるように構成されている。このため、内装部品を、ブラケットが上下反転したときのような誤った向きで車体側に取付けようとしても、クリップにおける第1係合部と第2係合部との相対位置、即ちクリップの向きに違いによって、このクリップを車体側部材の開口部に係合させることができない。即ち、このクリップは、内装部品が誤った向きで取付けられるのを防ぐ機能、所謂「誤組み防止機能」を有する。従って、このクリップによれば、内装部品の取付け作業に要する時間を短く抑えることができ、速やかな取付け作業が可能となる。
以上のごとく、上記の各態様によれば、車両用内装部品の取付け作業の円滑化を図ることができる。
実施形態1の右席用サンバイザが遮光位置にある状態を車室側から視た斜視図。 図1中の車体側部材を上方側から視た平面図。 図1中のブラケットを被取付け面側から視た平面図。 図3のブラケットのクリップの斜視図。 右席用サンバイザのブラケットを車体側部材とのボルト固定前の分離状態にて示す斜視図。 右席用サンバイザのブラケットを車体側部材にボルト固定された状態にて示す斜視図。 図6のVII-VII線矢視断面図。 左席用サンバイザのブラケットを車体側部材とのボルト固定前の分離状態にて示す斜視図。 右席用サンバイザのブラケットの構成と左席用サンバイザのブラケットの構成とを対比するための図。 右席用サンバイザ及び左席用サンバイザのそれぞれの取付けパターンを説明するための図。 右席用サンバイザ及び左席用サンバイザのそれぞれの取付けパターンを説明するための図。 実施形態2の右席用サンバイザと、その右席用サンバイザが取付けられる車体側部材と、を示す図。 実施形態3の右席用サンバイザと、その右席用サンバイザが取付けられる車体側部材と、を示す図。 実施形態4の右席用サンバイザのブラケットの断面構造を示す図。 実施形態5の右席用サンバイザが遮光位置にある状態を車室側から視た斜視図。
上述の態様の好ましい実施形態について以下に説明する。
上記の内装部品において、上記クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部は、互いに連接して一体状に形成されているのが好ましい。
この内装部品によれば、クリップの構造を簡素化できるとともに、第1係合部と上記第2係合部を分離して配置する場合に比べてクリップの外形寸法を小さく抑えることができる。
上記の内装部品において、上記クリップの上記1係合部は、円柱状の軸部と、上記軸部の周面に軸方向に並んで配置され且つ上記周面からそれぞれ延出する可撓性の複数の係止羽根と、を備え、上記車体側部材の上記開口部に挿入されることにより上記複数の係止羽根を介して上記車体側部材に係止されるように構成されているのが好ましい。
この内装部品によれば、クリップの第1係合部を車体側部材に係止させるときに、車体側部材に対する軸方向の係止位置を、複数の係止羽根が並んでいる範囲内で任意に変えることができる。
上記の内装部品において、上記ブラケットは、上記車体側部材とのボルト固定のためのボルト孔を備えるのが好ましい。
この内装部品によれば、ブラケットを車体側部材にボルト固定することができる。この場合、クリップを、内装部品のブラケットを車体側部材にボルト固定する前の仮組み手段として使用することができる。
上記の内装部品において、上記ブラケットは、上記ボルト孔としての第1ボルト孔及び第2ボルト孔を備え、上記クリップは、上記ブラケットの上記第1ボルト孔と上記第2ボルト孔とを直線的に結ぶ仮想線から外れた位置に設けられているのが好ましい。
この内装部品によれば、クリップの向きのみならず、このクリップと第1ボルト孔及び第2ボルト孔のとの相対的な配置関係が車体側部材の開口部と一致しない誤った取付け箇所に対しては、この内装部品のブラケットを車体側部材に取付けることができない。従って、内装部品のブラケットが車体側部材に誤った向きで取付けられるのを防止できる取付けパターンの数を増やすことができる。
上記の内装部品は、更にサンバイザ本体と、上記ブラケットに一体化されるとともに、上記サンバイザ本体を回動可能に支持する支持アームと、を備えるのが好ましい。この場合、内装部品がサンバイザとなる。
これにより、サンバイザの取付け作業の円滑化を図ることができるとともに、クリップを、サンバイザのブラケットを車体側部材にボルト固定する前の仮組み手段として使用することができる。
車両用内装部品の取付け構造は、上記の車両用内装部品を車体の右側領域及び左側領域のそれぞれに取付けるためのものであり、上記車両用内装部品としての右側内装部品及び左側内装部品を備え、
上記右側内装部品は、上記車体の上記右側領域に設けられた上記車体側部材の上記開口部に上記クリップとしての右用クリップが弾性的に係合し、上記左側内装部品は、上記車体の上記左側領域に設けられた上記車体側部材の上記開口部に上記クリップとしての左用クリップが弾性的に係合し、
上記右用クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部と、上記左用クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部とが、上記車体の車長方向の直線を対称軸として互いに線対称形状をなすように構成されている。
この取付け構造によれば、右側内装部品及び左側内装部品のうちの一方の内装部品が、この内装部品のための車体側部材に誤った向きで取付けられるのを防ぐことができる。更に、右側内装部品及び左側内装部品のうちの一方の内装部品が、他方の内装部品のための車体側部材に取付けられるのを防ぐことができる。その結果、右側内装部品及び左側内装部品のそれぞれの取付け作業に要する時間を短く抑えることができ、速やかな取付け作業が可能となる。
以下、車体に取付けられる車両用サンバイザ(以下、単に「サンバイザ」という。)の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
このサンバイザの説明のための図面において、特に断わらない限り、前方を矢印FRで示し、上方を矢印UPで示し、右方を矢印RTで示し、左方を矢印LTで示している。このサンバイザにおけるこれらの方向はそれぞれ、車体における当該方向と一致している。
(実施形態1)
図1に示されるように、実施形態1のサンバイザ10は、車体1に取付けられる車両用内装部品の1つであり、総括的に見て、サンバイザ本体11と、支持アーム12と、ブラケット20と、クリップ30と、を備えている。このサンバイザ10は、車体1の右席に対応して取付けられる右席用サンバイザ10Aである。
なお、以下の説明では、サンバイザ10の車体1側への組付けや、このサンバイザ10のブラケット20の車体側部材2への取付けについては、全て「取付け」なる文言を統一して使用している。従って、必要に応じて、「取付け」なる文言を「組付け」なる文言に変更することもできる。
サンバイザ本体11は、サンバイザ10の外郭を形成する部材とされ、特に図示しないものの、シェル部材と、シェル部材の外表面を被覆する表皮とによって構成されている。シェル部材は、長辺と短辺とを有する略矩形の部材とされる。
支持アーム12は、サンバイザ本体11を回動可能に支持するための支持部として構成される。この支持アーム12は、ブラケット20の左右方向の両側面からそれぞれ延出してサンバイザ本体11に取付けられている。この支持アーム12は、金属材料からなり、樹脂材料からなるブラケット20とインサート成形によって一体化されている。ブラケット20は、車体1側の天井パネルに固定されたプレート状の車体側部材2にボルト部材40によって締結固定される。
サンバイザ10は、サンバイザ本体11を2つの支持アーム12,12で回動可能に支持する支持構造を有する。この支持構造は、大型で重いサンバイザ本体11を確実に支持するのに効果がある。
このサンバイザ10は、サンバイザ本体11がユーザの操作によって支持アーム12を中心に回動することで、フロントガラスに沿うように置かれる遮光位置(実線で示される位置)と天井面に沿うように置かれる格納位置(二点鎖線で示される位置)との間での位置変更が可能となる。
図2に示されるように、車体側部材2は、車幅方向(図2中の左右方向)について互いに離間した位置に貫通形成された2つの取付け孔3,4と、これら2つの取付け孔3,4の間に貫通形成された開口部5と、を備えている。この車体側部材2は、右席用サンバイザ10Aのブラケット20に対応した右側の車体側部材2Aである。
取付け孔3及び取付け孔4はいずれも、ボルト部材40の雄ねじ軸(後述の雄ねじ軸41)が螺合可能な円形の雌ねじ孔として構成されている。図2では、2つの取付け孔3,4の中心間距離がd1で示されている。
開口部5は、2つの取付け孔3,4の間の位置であって、且つ2つの取付け孔3,4を直線的に結ぶ仮想線Lから外れた位置に配置されている。即ち、この開口部5の中心位置が仮想線Lから外れている。この開口部5には、ブラケット20に設けられた後述のクリップ30が係合可能である。この開口部5は、円形の第1係合孔5aと、長方形の第2係合孔5bとが互いに連接してなる開口部分である。開口部5の第2係合孔5bの長手方向は、2つの取付け孔3,4が並ぶ方向に一致している。
図3に示されるように、ブラケット20は、車体側部材2とのボルト固定のための2つのボルト孔22,23を備えている。このブラケット20は、右席用サンバイザ10Aを構成する右側のブラケット20Aである。
2つのボルト孔22,23は、ブラケット20の車幅方向(図3中の左右方向)について互いに離間した位置に貫通形成されている。図3では、2つのボルト孔22,23の中心間距離がd2で示されている。この中心間距離d2は、車体側部材2の2つの取付け孔3,4の中心間距離d1と一致している。
第1ボルト孔22は、1つのボルト部材40の雄ねじ軸(後述の雄ねじ軸41)が挿入される円形のボルト孔であり、この雄ねじ軸の軸径を若干上回る孔径を有する。同様に、第2ボルト孔23は、別のボルト部材40の雄ねじ軸(後述の雄ねじ軸41)が挿入される円形のボルト孔であり、この雄ねじ軸の軸径を若干上回る孔径を有する。
図3及び図4に示されるように、クリップ30は、ブラケット20の被取付け面21から突出し、車体側部材2の開口部5に弾性的に係合可能に構成されている。このクリップ30は、樹脂材料からなるブラケット20と一体化された樹脂製のクリップとして構成されている。このクリップ30は、ブラケット20の2つのボルト孔22,23の間の位置であって、且つ一方の第1ボルト孔22と他方の第2ボルト孔23とを直線的に結ぶ仮想線Mから外れた位置に設けられている。即ち、このクリップ30の中心位置が仮想線Mから外れている。
クリップ30は、第1係合部31及び第2係合部34を備えており、これら係止部31及び位置決め部34は、ブラケット20の被取付け面21互いに連接して一体状に設けられている。
クリップ30の第1係合部31は、車体側部材2の開口部5との係合状態においてブラケット20の被取付け面21に垂直な方向への移動を規制する機能(以下、「移動規制機能」という。)を有する。この第1係合部31は、その機能を実現するために、円柱状の軸部32と、軸部32の周面に軸方向に並んで配置され且つその周面からそれぞれ延出する可撓性の複数の係止羽根33と、を備えている。
軸部32は、車体側部材2の開口部5の第1係合孔5aの孔径を下回る軸径を有する。複数の係止羽根33はいずれも、軸部32が車体側部材2の開口部5の第1係合孔5aに挿入された状態で、この第1係合孔5aの孔径を上回る位置まで延出するように構成されている。
より具体的には、係止羽根33は、軸部32の周面のうちの二箇所から径方向外方且つブラケット20の被取付け面21に向けて傾斜して延出するとともに、各箇所において複数(図4では8つ)の係止羽根33が軸方向に微小間隔d3を隔てて平行に配置されるように構成されている。
ここで、第1係合部31の外周形状は、2つの係止羽根33,33のそれぞれの延出先端33aを通る仮想円Cによって規定される(図4参照)。そして、係止羽根33は、この仮想円Cの直径が車体側部材2に設けられている開口部5の第1係合孔5aの孔径を上回るように構成されている。
この係止羽根33は、軸部32側の根元部分を中心に軸方向に弾性変形可能であるが、ブラケット20の被取付け面21に向けて傾斜しているため、被取付け面21から遠ざかる方向に比べて被取付け面21に近づく方向に弾性変形し易い。
上記のクリップ30の第1係合部31は、所謂「ブラッシュクリップ」と称呼される固定具に類似の構造を有しており、ねじ部材とは相違している。このブラッシュクリップに具体的な構造については、例えば特開2016−16785号公報に開示の「クリップ42」が参照される。
一方で、クリップ30の第2係合部34は、第1係合部31を車体側部材2に対して相対回転不能に位置決めする機能(以下、「位置決め機能」という。)を有する。この第2係合部34は、その機能を実現するために、ブラケット20の被取付け面21に第1係合部31と並んでその左側に配置され、特に第1係合部31の軸部32に連接して配置されている。また、この第2係合部34は、開口部5の第2係合孔5bに挿入可能となるように、その断面形状の外形寸法が第2係合孔5bの外形寸法を若干下回るように設定されている。
更に、この第2係合部34は、ブラケット20の被取付け面21の面方向、即ち被取付け面21に沿った方向の断面形状が第1係合部31とは異なるように構成されている。ここで、この第2係合部34は、直方体形状の部位であり、被取付け面21の面方向の断面形状が長方形である。これに対して、第1係合部31において、軸部32の断面形状は円形であり、軸部32に係止羽根33を含めた状態の断面形状は円形に2つの係止羽根33の投影形状を加えた形状である。このため、第2係合部34は、軸部32とは異なる断面形状を有し、また軸部32及び係止羽根33を含む第1係合部31とは異なる断面形状を有する。
図5に示されるように、上記のサンバイザ10を車体1側に取付けるとき、ブラケット20のクリップ30を車体側部材2の開口部5に係合させるべく、クリップ30の第1係合部31を開口部5の第1係合孔5aに挿入し、且つクリップ30の第2係合部34を開口部5の第2係合孔5bに挿入する。
このとき、クリップ30の第1係合部31が複数の係止羽根33を備えているため、車体側部材2に対する軸方向の係止位置を、これら複数の係止羽根33が並んでいる範囲内で任意に変えることができる。
そして、第1係合部31による前述の移動規制機能と、第2係合部34による前述の位置決め機能と、の協働によって、車体側部材2に対してブラケット20が予定された所定位置に保持される。これにより、クリップ30を、サンバイザ10のブラケット20を車体側部材2にボルト固定する前の仮組み手段として使用することができ、サンバイザ10は、車体1側に最終的に取付けられる前の段階である仮組み状態になる。このため、ブラケット20のクリップ30を車体側部材2の開口部5に係合させるのみで、ブラケット20のボルト孔22が車体側部材2の取付け孔3に合致し、ブラケット20のボルト孔23が車体側部材2の取付け孔4に合致する。
その後、1つのボルト部材40の雄ねじ軸41をブラケット20のボルト孔22に挿入した後に車体側部材2の取付け孔3に螺合させ、別のボルト部材40の雄ねじ軸41をブラケット20のボルト孔23に挿入した後に車体側部材2の取付け孔4に螺合させる。これにより、ブラケット20が車体側部材2にボルト固定される結果、サンバイザ10が車体1側に最終的に取付けられる(図5及び図6を参照)。
なお、クリップ30の第1係合部31を車体側部材2の開口部5の第1係合孔5aに挿入するとき、図7が参照されるように、第1係合部31の第1方向D1の挿入動作に対しては、各係止羽根33がブラケット20の被取付け面21側、即ち第1方向D1とは反対の第2方向D2に容易に撓むことができる。従って、クリップ30の第1係合部31を開口部5の第1係合孔5aに容易に挿入することができる。
これに対して、第1係合部31の第2方向D2の挿出動作に対しては、各係止羽根33が第1方向D1に撓みにくい。従って、クリップ30の第1係合部31は、複数の係止羽根33によって車体側部材2の開口部5の第1係合孔5aから抜け止めされる。このとき、第1係合部31は、車体側部材2の開口部5に挿入されることにより、いずれも可撓性を有する複数の係止羽根33を介して車体側部材2に係止される。
図8に示されるように、左席に対応して取付けられる左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bは、右席用サンバイザ10Aのブラケット20Aと左右対称形状の関係にある。即ち、このブラケット20Bのクリップ30は、第2係合部34が第1係合部31と並んでその右側に配置される。図8中の車体側部材2は、左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bに対応した左側の車体側部材2Bである。
以上のように、右席用サンバイザ10A及び左席用サンバイザ10Bは、概して図9に示されるような構成を有する。
即ち、右席用サンバイザ10Aは、車体1の右側領域1aに設けられた車体側部材2Aの開口部5にクリップ30(「右用クリップ30A」ともいう。)が弾性的に係合するように構成されている。また、左席用サンバイザ10Bは、車体1の左側領域1bに設けられた車体側部材2Bの開口部5にクリップ30(「左用クリップ30B」ともいう。)が弾性的に係合するように構成されている。
このとき、右用クリップ30Aの第1係合部31及び第2係合部34と、左用クリップ30Bの第1係合部31及び第2係合部34とが、車体1の左右中心線を対称軸Nとして互いに線対称形状をなすように構成されている。
次に、上記の実施形態1の作用効果について説明する。
実施形態1のサンバイザ10は、クリップ30を車体側部材2の開口部5に弾性的に係合させた係合状態で車体1側に取付けられる。このとき、サンバイザ10は、クリップ30の第1係合部31によってブラケット20の被取付け面21に垂直な方向への移動が規制されるとともに、クリップ30の第2係合部34によって第1係合部31が車体側部材2に対して相対回転不能に位置決めされる。更に、クリップ30においてブラケット20の被取付け面21に互いに並んで配置された第1係合部31及び第2係合部34は、被取付け面21の面方向の断面形状が互いに異なるように構成されている。
本構成によれば、図10に示されるように、右席用サンバイザ10Aのブラケット20Aを右側の車体側部材2Aに取付ける第1の取付けパターンP1については、ブラケット20Aの右用クリップ30Aの向きが車体側部材2Aの開口部5の向きと一致している。ブラケット20Aは、その右用クリップ30Aを車体側部材2Aの開口部5に係合させた状態で、ボルト孔22が車体側部材2Aの取付け孔3に合致し、且つボルト孔23が車体側部材2Aの取付け孔4に合致する。このため、右席用サンバイザ10Aを車体1の右側領域1aに問題なく取付けることができる。
同様に、左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bを左側の車体側部材2Bに取付ける第2の取付けパターンP2については、ブラケット20Bの左用クリップ30Bの向きが車体側部材2Bの開口部5の向きと一致している。ブラケット20Bは、その左用クリップ30Bを車体側部材2Bの開口部5に係合させた状態で、ボルト孔22が車体側部材2Bの取付け孔3に合致し、且つボルト孔23が車体側部材2Bの取付け孔4に合致する。このため、左席用サンバイザ10Bの車体1の左側領域1bに問題なく取付けることができる。
従って、図10ではこれら2つの取付けパターンP1,P2に「OK」なる記号を付している。
これに対して、右席用サンバイザ10Aのブラケット20Aを左側の車体側部材2Bに取付ける第3の取付けパターンP3については、ブラケット20Aの右用クリップ30Aの向きが車体側部材2Bの開口部5の向きと一致しない。このため、右席用サンバイザ10Aをそのままの向きで車体1の左側領域1bに取付けることができない。
同様に、左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bを右側の車体側部材2Aに取付ける第4の取付けパターンP4については、ブラケット20Bの左用クリップ30Bの向きが車体側部材2Aの開口部5の向きと一致しない。このため、左席用サンバイザ10Bをそのままの向きで車体1の右側領域1aに取付けることができない。
従って、図10ではこれら2つの取付けパターンP3,P4に「NG」なる記号を付している。
また、図11に示されるように、右席用サンバイザ10Aのブラケット20Aを上下反転させて右側の車体側部材2Aに取付ける第5の取付けパターンP5については、ブラケット20Aの右用クリップ30Aの向きが車体側部材2Aの開口部5の向きと一致しない。このため、右席用サンバイザ10Aを上下反転させた状態で車体1の右側領域1aに取付けることができない。
同様に、左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bを上下反転させて左側の車体側部材2Bに取付ける第6の取付けパターンP6については、ブラケット20Bの左用クリップ30Bの向きが車体側部材2Bの開口部5の向きと一致しない。このため、左席用サンバイザ10Bを上下反転させた状態で車体1の左側領域1bに取付けることができない。
従って、図11ではこれら2つの取付けパターンP5,P6に「NG」なる記号を付している。
更に、右席用サンバイザ10Aのブラケット20Aを上下反転させて左側の車体側部材2Bに取付ける第7の取付けパターンP7については、ブラケット20Aの右用クリップ30Aの向きは車体側部材2Bの開口部5の向きと一致するものの、ブラケット20Aのボルト孔22,23の位置が車体側部材2Bの取付け孔3,4の位置に合わない。このため、右席用サンバイザ10Aを上下反転させた状態で車体1の左側領域1bに取付けることができない。
同様に、左席用サンバイザ10Bのブラケット20Bを上下反転させて右側の車体側部材2Aに取付ける第8の取付けパターンP8については、ブラケット20Bの左用クリップ30Bの向きは車体側部材2Aの開口部5の向きと一致するものの、ブラケット20Bのボルト孔22,23の位置が車体側部材2Aの取付け孔3,4の位置に合わない。このため、左用サンバイザ10Aを上下反転させた状態で車体1の右側領域1aに取付けることができない。
従って、図11ではこれら2つの取付けパターンP7,P8に「NG」なる記号を付している。
上述のように、サンバイザ10を、誤った向きで車体1側に取付けようとしても、クリップ30における第1係合部31と第2係合部34との相対位置、即ちクリップ30の向きの違いによって、このクリップ30を車体側部材2の開口部5に係合させることができない。即ち、このクリップ30は、サンバイザ10が誤った向きで取付けられるのを防ぐ誤組み防止機能を有する。従って、このクリップ30によれば、サンバイザ10の取付け作業に要する時間を短く抑えることができ、速やかな取付け作業が可能となる。このため、サンバイザ10の取付け作業の円滑化を図ることができる。
特に、クリップ30は、図3が参照されるように、ブラケット20の第1ボルト孔22と第2ボルト孔23とを直線的に結ぶ仮想線Mから外れた位置に設けられているため、サンバイザ10のブラケット20が車体側部材2に誤った向きで取付けられるのを防止できる取付けパターンの数を増やすことができる。即ち、図11中の2つの取付けパターンP7,P8を「NG」にすることができる。
実施形態1のサンバイザ10によれば、クリップ30の第1係合部31及び第2係合部34が互いに連接して一体状に形成されているため、クリップ30の構造を簡素化できるとともに、第1係合部31と第2係合部34を分離して配置する場合に比べてクリップ30の外形寸法を小さく抑えることができる。
以下、上記の実施形態1に関連する他の実施形態について図面を参照しつつ説明する。他の実施形態において、実施形態1の要素と同一の要素には同一の符号を付しており、当該同一の要素についての説明は省略する。
(実施形態2)
図12に示されるように、実施形態2のサンバイザ110は、実施形態1のブラケット20とは異なる構成のブラケット120を備えている。即ち、このブラケット120では、被取付け面21のうち第1ボルト孔22と第2ボルト孔23とを直線的に結ぶ仮想線M上にクリップ30が配置されている。また、このブラケット120に対応した車体側部材2では、2つの取付け孔3,4を直線的に結ぶ仮想線L上に開口部5が設けられている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2のサンバイザ110によれば、図10中の2つの取付けパターンP3,P4について、このサンバイザ110のブラケット120が車体側部材2に誤った向きで取付けられるのを防止できる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
(実施形態3)
図13に示されるように、実施形態3のサンバイザ210は、実施形態1のブラケット20とは異なる構成のブラケット220を備えている。即ち、このブラケット220では、クリップ230は、第1係合部31と第2係合部34が被取付け面21に並んで且つ左右方向に分離して配置された分離構造(以下、「クリップ分離構造」ともいう。)を有する点で実施形態1のクリップ30と相違している。一方で、このブラケット220は、被取付け面21のうち第1ボルト孔22と第2ボルト孔23とを直線的に結ぶ仮想線Mから外れた位置にクリップ230が配置されている点で、実施形態1のクリップ30と一致している。
また、このブラケット220に対応した車体側部材2では、2つの取付け孔3,4を直線的に結ぶ仮想線Lから外れた位置に開口部5が設けられているとともに、この開口部5は、第1係合孔5aと第2係合孔5bが左右方向に分離して配置された分離構造(以下、「開口部分離構造」ともいう。)を有する。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態3のサンバイザ210によれば、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
なお、必要に応じて、上記のクリップ分離構造及び開口部分離構造を、実施形態2のサンバイザ110に適用することもできる。
(実施形態4)
図14に示すように、実施形態4のサンバイザ310は、実施形態3のブラケット220とは異なる構成のブラケット320を備えている。即ち、このブラケット320のクリップ330は、被取付け面21から突出した可撓性の係止爪331によって構成されている。このため、クリップ330は、この係止爪331を介して車体側部材2の第1係合孔5aに弾性的に係合することができる。このクリップ330は、所謂「アンカークリップ」とも称呼される。
実施形態4のサンバイザ310によれば、実施形態4と同様の作用効果を奏する。
(実施形態5)
図15に示されるように、実施形態5のサンバイザ410は、総括的に見て、サンバイザ本体11と、支持アーム12と、サポート軸13と、実施形態1と同様のブラケット20と、を備えている。このサンバイザ410は、サンバイザ本体11をブラケット20の片面のみから延出する1つの支持アーム12で支持する点で、実施形態1と相違している。
サポート軸13は、サンバイザ本体11に設けられ、車体1側の天井パネルに設けられたフック6によって保持されるように構成されている。このサポート軸13は、フック6に保持された状態で、サンバイザ本体11の回動動作を安定させる機能を果たす。
サンバイザ410は、サンバイザ本体11の一方の外表面に化粧ミラー(「バニティーミラー」ともいう)14と、その化粧ミラー14を被覆する被覆状態と、当該被覆状態が解除される被覆解除状態とに切り換え可能なミラーカバー15と、を備えている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態5のサンバイザ410において、サンバイザ本体11を1つの支持アーム12のみで支持する支持構造は、実施形態1のサンバイザ10に比べてサンバイザ本体11が小型で軽量の場合に有効である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の各実施形態では、ブラケットが2つのボルト孔を備える場合について例示したが、ボルト孔の数は1つであっても3つ以上であってもよい。また、サンバイザ以外の、特に軽量の内装部品に対しては、必要に応じてボルト孔を省略することもできる。このようなボルト孔の無い内装部品の場合、クリップを車体側部材の開口部に弾性的に係合させた状態は、その後にボルト固定されることのない状態であり、車体に対するこの内装部品の最終的な取付け状態である。
上記の各実施形態では、ブラケットと一体化されたクリップについて例示したが、クリップは、ブラケットと別体であって成形後にこのブラケットに接合されるように構成されてもよい。
上記の各実施形態では、車両用内装部品の1つとしてサンバイザについて例示したが、サンバイザ以外の内装部品に対して、各実施形態のブラケットの構造を適用することもできる。
1 車体
1a 右側領域
1b 左側領域
2,2A,2B 車体側部材
5 開口部
10,110,210,310,410 サンバイザ(車両用内装部品)
10A 右席用サンバイザ(右側内装部品)
10B 左席用サンバイザ(左側内装部品)
11 サンバイザ本体
12 支持アーム
20,120,220,320 ブラケット
21 被取付け面
22 第1ボルト孔(ボルト孔)
23 第2ボルト孔(ボルト孔)
30,230,330 クリップ
30A 右用クリップ
30B 左用クリップ
31 第1係合部
32 軸部
33 係止羽根
34 第2係合部
M 仮想線
N 対称軸

Claims (7)

  1. 車体に取付けられる車両用内装部品であって、
    ブラケットと、
    上記ブラケットの被取付け面から突出し、車体側部材の開口部に弾性的に係合可能なクリップと、
    を備え、
    上記クリップは、上記車体側部材の上記開口部との係合状態において上記ブラケットの上記被取付け面に垂直な方向への移動を規制するための第1係合部と、上記第1係合部を上記車体側部材に対して相対回転不能に位置決めするための第2係合部と、を有し、上記第1係合部及び上記第2係合部は、上記ブラケットの上記被取付け面に並んで配置され且つ上記被取付け面の面方向の断面形状が互いに異なるように構成されている、車両用内装部品。
  2. 上記クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部は、互いに連接して一体状に形成されている、請求項1の記載の車両用内装部品。
  3. 上記クリップの上記1係合部は、円柱状の軸部と、上記軸部の周面に軸方向に並んで配置され且つ上記周面からそれぞれ延出する可撓性の複数の係止羽根と、を備え、上記車体側部材の上記開口部に挿入されることにより上記複数の係止羽根を介して上記車体側部材に係止されるように構成されている、請求項1または2の記載の車両用内装部品。
  4. 上記ブラケットは、上記車体側部材とのボルト固定のためのボルト孔を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用内装部品。
  5. 上記ブラケットは、上記ボルト孔としての第1ボルト孔及び第2ボルト孔を備え、
    上記クリップは、上記ブラケットの上記第1ボルト孔と上記第2ボルト孔とを直線的に結ぶ仮想線から外れた位置に設けられている、請求項4に記載の車両用内装部品。
  6. サンバイザ本体と、
    上記ブラケットに一体化されるとともに、上記サンバイザ本体を回動可能に支持する支持アームと、
    を備える、請求項4または5に記載の車両用内装部品。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用内装部品を車体の右側領域及び左側領域のそれぞれに取付けるための、車両用内装部品の取付け構造であって、
    上記車両用内装部品としての右側内装部品及び左側内装部品を備え、
    上記右側内装部品は、上記車体の上記右側領域に設けられた上記車体側部材の上記開口部に上記クリップとしての右用クリップが弾性的に係合し、上記左側内装部品は、上記車体の上記左側領域に設けられた上記車体側部材の上記開口部に上記クリップとしての左用クリップが弾性的に係合し、
    上記右用クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部と、上記左用クリップの上記第1係合部及び上記第2係合部とが、上記車体の車長方向の直線を対称軸として互いに線対称形状をなすように構成されている、車両用内装部品の取付け構造。
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