JP2018094597A - 鉄筋網組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋網の各主筋とスラブの主筋をたやすくて容易に互いに連結結合するようにする。
【解決手段】本発明は鉄筋網組立方法及びそれに使われる装置に関し、より詳しくは、柱や梁などを施工するために設置しようとする鉄筋網1040の各主筋1041とスラブの各主筋をたやすくて容易に互いに連結結合するようにし、移送できるようにした鉄筋網組立方法に関するものであって、ジグ1010と支持台1020及び固定台1030を用いて端部にカプラーCが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープ1042と肋筋1043が結合された鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とを連結結合する鉄筋網の先組立過程において、鉄筋網の先組立する組立過程と;鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程;鉄筋網を移送装置を用いて移送する移送過程を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は鉄筋網組立方法及びそれに使われる装置に関し、より詳しくは、柱や梁などを施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋をたやすくて容易に互いに連結結合し、移送できるようにした鉄筋網組立方法に関する。
一般に、高層建物を施工する時、底にコンクリートを打設して底面を施工してから、前記底面の上部に複数個の柱を施工した後、その上にコンクリートを打設してスラブを施工しながら建物を一層ずつ施工する。この際、前記建物の柱や梁(以下、‘柱’という)は充分な耐久性と耐震性及び圧縮強度、引張強度などを有するようにコンクリートに複数個の鉄筋を埋設して施工する。
ここで、前記柱を施工するためにスラブの上面に端部が突出して位置した各鉄筋に新たな鉄筋を互いに連結結合しなければならないが、即ち前記スラブの上面に位置した各鉄筋の端部にカプラーを各々結合した後、前記各カプラーの上方側に新たな鉄筋を立てて位置、即ち作業者が直接またはクレーンを用いて新たな鉄筋を立ててカプラーの上方側に位置させた後、前記カプラーを回転させるようになれば、前記新たな鉄筋の端部はカプラー内に挿入されて締結されることによって、前記スラブの鉄筋と新たな鉄筋は連結結合され、このような方法により前記スラブの各鉄筋に新たな鉄筋を各々連結結合する。
次に、前記スラブの上部に立てられた形態に設置された各鉄筋の上部と下部との間に複数個のフープを設置した後、結束紐で各鉄筋と各フープを結合及び複数個の肋筋を結合することによって、前記建物の柱を施工するための鉄筋網、即ち複数個の鉄筋とフープ及び肋筋が結合された鉄筋網の施工が完了する。
しかしながら、このような従来の鉄筋網施工は、スラブの各鉄筋と新たな鉄筋を連結結合するためにクレーンや作業者が直接前記スラブの各鉄筋の上部に新たな鉄筋を1つずつ各々立てて位置させる作業、クレーンで新たな鉄筋を支持した状態でカプラーを回転させて前記スラブの各鉄筋と新たな鉄筋をいちいち1つずつ連結結合する作業、前記立てられた各鉄筋にフープと肋筋を結合する作業が高い所でなされることによって鉄筋網を施工する作業時間や人力、費用などの多くの発生による作業効率性及び施工性が低下する問題があった。
また、前記立てられた各鉄筋にフープと肋筋を連結する結合作業が高い所でなされることによって、作業者が移動するか、または作業可能な足場などの踏み台構造物を設置及び作業後、踏み台構造物を解体する作業工程の追加による施工費用増加及び作業性が低下するだけでなく、高い所での作業時、作業者の不注意や手落ちまたは間違って設置された踏み台構造物などにより作業者が墜落する安全事故の危険性が高い問題があった。
したがって、これを解決するために、大韓民国登録特許公報第10−0863974号に‘鉄筋コンクリート柱用鉄筋網の先組立工法’が掲載されているところ、複数個の鉄筋、即ち複数個の上部筋と下部筋及び側部筋を柱形態に配列設置し、その外周面に複数個のフープ筋とタイ筋を設置した後、締結線(図示せず)で各鉄筋にフープ筋とタイ筋が結合された鉄筋網を先組立してからクレーンを用いて前記鉄筋網を設置しようとする所に移送して底コンクリートの上面から突出した装着鉄筋の上側部に位置させた後、前記装着鉄筋に結合されたカプラーを鉄筋網側に移動されるように回転させて、前記装着鉄筋と鉄筋網を結合するので、前記鉄筋網の施工が完了する。
しかしながら、このような従来の鉄筋コンクリート柱用鉄筋網の先組立工法で鉄筋網の各鉄筋とフープは締結線により結合されることによって前記締結線により鉄筋網の各鉄筋は回転できないことによって、前記鉄筋網の各鉄筋と前記スラブの装着鉄筋を結合するためには、前記装着鉄筋に結合されたカプラーを回転させて鉄筋網の鉄筋が締結されることによって、前記鉄筋網の鉄筋と装着鉄筋とは互いに結合される。
ここで、前記鉄筋網の各鉄筋と底コンクリート側の装着鉄筋との連結結合は、カプラーの回転によりなされることによって、上記の各鉄筋の間の結合作業が終わるまでクレーンは鉄筋網を持ち上げた状態を続けて維持しなければならないので、前記鉄筋網施工作業に従う時間及び人力、費用などがたくさんかかり、施工性及び作業効率性が低下する問題があった。
そして、前記鉄筋網の各鉄筋の長さが互いに異なる場合、前記鉄筋網の各鉄筋のうちの一部の鉄筋のみカプラーに締結され、前記鉄筋網の各鉄筋のうち、長さの短い鉄筋はカプラーに締結されず、宙に浮いている状態で位置、即ちカプラーの回転だけでは前記鉄筋網で長さの短い鉄筋を装着鉄筋に結合できないことによって、前記鉄筋網の全体的な耐久性や耐震性及び圧縮強度、引張強度が低下する問題があった。
また、鉄筋網の各鉄筋とフープ及び肋筋が締結線により結合されていることによって、クレーンで前記鉄筋網を立てる時、各鉄筋とフープとの結合部分で捩じれる現象が発生して全体的な鉄筋網が捩じれる問題があり、前記捩じれた鉄筋網は元の状態に復元できないことによって、前記鉄筋網の各鉄筋と底コンクリートの装着鉄筋とを連結結合できないという問題があった。
大韓民国登録特許公報第10−0863974号(2008.10.10.)
本発明は前記したような従来技術での問題点を解決するために提案されたものであって、柱を施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とフープを固定クリップにより結合された鉄筋網の各主筋が回転可能であることによって、クレーンにより持ち上げられて移送される鉄筋網の各主筋をスラブの各主筋に結合されたカプラーに位置させた状態で前記鉄筋網の各主筋を回転させてカプラーに締結することで、前記鉄筋網の各主筋と前記スラブの主筋をたやすくて容易に互いに連結結合するようにすることをその目的とする。
また、前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに補助カプラーを結合することによって、前記補助カプラーは鉄筋網の各主筋をカプラーに容易に案内することは勿論、前記補助カプラーに鉄筋網の各主筋の端部が挿入された状態で鉄筋網を持ち上げたクレーンを分離することによって、鉄筋網の施工作業に従う作業効率性及び施工性が向上するだけでなく、前記クレーンが分離された状態で前記鉄筋網の各主筋を回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに鉄筋網の各主筋端部を挿入締結可能であることによって、前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋は全て結合できるので、上記の各主筋の間の結合作業に従う作業効率性及び施工性を向上するようにすることをその目的とする。
前記の目的を達成するための本発明の一実施形態に従う本発明は、ジグと支持台及び固定台を用いて端部にカプラーが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープと肋筋が結合された鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とを連結結合する鉄筋網の先組立過程において、鉄筋網を先組立する組立過程と;鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程;鉄筋網を移送装置を用いて移送する移送過程を含むことを特徴とする。
この際、鉄筋網を先組立する組立過程は、前記鉄筋網で各主筋と各フープとが合う部分を固定クリップで前記主筋が回転可能に結合するステップ;前記スラブの各主筋の端部に結合されたカプラーに補助カプラーを結合するステップ;クレーンを用いて鉄筋網を持ち上げて支持台を分離してからスラブの各主筋側に鉄筋網を移送するステップ;前記鉄筋網の各主筋の端部を前記スラブの各主筋に結合された補助カプラー内に各々挿入するステップ;前記鉄筋網からジグと固定台を分離するステップ;前記鉄筋網の各主筋を各々回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに挿入締結して上記の各主筋を連結結合するステップ;前記各主筋が連結結合されたカプラーから補助カプラーを解体するステップ;を含むことを特徴とする。
そして、据置台組立過程は鉄筋コンクリート構造物を形成するために仮設された多数の鉄筋の上端に各々カプラーCの下側部分が締結結合されるようにした後、各々のカプラーCに前記据置台2000のカプラー装着部2012を嵌合させるステップ;前記カプラーCに据置台2000を結合させた後には、前記カプラーCの鉄筋挿入部2020に着脱部2030が当接するように結合させて前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が管形態をなしながら連結のための他の1つの鉄筋の挿入が可能な状態になるようにするステップ;クレーン(図示せず)などを用いて連結しようとする鉄筋を移送して該当鉄筋を前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の胴体の内部に掛けておいて前記クレーンを分離するステップ;前記カプラーCを媒介に一対の鉄筋の連結作業が完了した後には、前記据置台2000の着脱部2030を取っ手部2032を上側に移動させることによって分離し、前記据置台2000の胴体の全体を上側に持ち上げてカプラーCから離脱するようにするステップ;前記カプラー装着部2012の開放部2014及び支持部2040のガイド部2042を用いて連結された鉄筋から据置台2000を完全に分離するステップ;を含むことを特徴とする。
そして、鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程は、運送された鉄筋構造物を据置台を用いてカプラーの上部に安置させるステップ;据置台の上部に本願発明の下部フレームに形成された締結ブロックを用いて固定するステップ;上・下部フレームに形成された鉄筋挿入溝を通じて鉄筋が挿入固定されるようにするステップ;回転工具を駆動ギアの突出部に形成された四角形状の溝に挿入して駆動ギアを回転させるステップ;回転工具の回転力を受けた駆動ギアは両側に締結されたアイドルギアを回転させ、アイドルギアは外側に締結された回動ギアを回転させるステップ;アイドルギアを通じて回転力の伝達を受けた回動ギアは“U”字形状の鉄筋挿入溝に挿入固定されている鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーに固定させるステップ;を含むことを特徴とする。
そして、鉄筋網を移送装置を用いて移送する移送過程は、移送しようとする鉄筋の個数だけ多数の固定ジグ6200を移送ジグ6100のベース6110と上板6120及び下板6130の間に形成される結合溝6140に各々スライディング挿入させて備えるステップ;結合溝6140に挿入されて備えられた多数の固定ジグ6200を建築現場に予め施工されている鉄筋の間隔に合うように調整した後、固定ジグ6200が位置したベース6110の各ボルト孔6111に各々の固定ボルト6112を締結して固定ジグ6200の係止板6220をベース6110の上板6120の係止凸部6121側に密着移動させて押圧固定するステップ;固定ジグ6200の固定板6210の下面に突出形成された結合具6230の挿入孔6231に各固定部材6300の固定バー6310を最外側の固定ジグ6200から貫通させて結合するステップ;移送ジグ6100の連結ブラケット6113に備えられた連結環6114に共にロープを媒介にクレーンを連結して移送ジグ6100を移動させるステップを含むことを特徴とする。
前述したような本発明によれば、柱を施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とフープの結合が固定クリップによりなされることによって、前記固定クリップが結合された鉄筋網の各主筋は回転可能であるので、クレーンにより持ち上げられて移送される鉄筋網の各主筋をスラブの各主筋に結合されたカプラーに位置させた状態で鉄筋網の各主筋を回転させてカプラーに前記鉄筋網の各主筋の端部を挿入締結するので、前記鉄筋網の各主筋と前記スラブの主筋はたやすくて容易に互いに連結結合できるだけでなく、前記鉄筋網施工作業に従う時間や人力、費用などの損失を減らすことは勿論、作業効率性と施工性が向上する効果がある。
また、前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに補助カプラーを結合することによって、前記補助カプラーにより鉄筋網の各主筋はスラブの各主筋に結合されたカプラーに容易で、かつたやすく案内されることによって、上記の各主筋の間の結合作業が容易になされることができるようにするだけでなく、前記補助カプラーに鉄筋網の各主筋の端部が挿入された状態で鉄筋網を持ち上げたクレーンを鉄筋網から分離することによって、前記鉄筋網の施工作業に従う作業効率性及び施工性が向上する効果がある。
これと共に、前記クレーンが分離された状態で鉄筋網の各主筋を回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに前記鉄筋網の各主筋の端部を挿入締結可能であることによって、前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋は全て結合できるので、前記鉄筋網の全体的な耐久性や耐震性及び圧縮強度、引張強度を全く維持しながら前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋の間の結合作業に従う作業効率性及び施工性が向上する効果もある。
そして、前記鉄筋網の各主筋とフープが固定クリップにより結合されているので、クレーンで鉄筋網を持ち上げる時、前記鉄筋網の各主筋とフープを結合する部分が捩じれる現象を防止することによって、全体的な鉄筋網が捩じれる現象が防止できるだけでなく、前記鉄筋網を持ち上げる過程で鉄筋網の各主筋とフープが捩じれるとしても各主筋とフープとを結合する固定クリップにより各主筋が回転可能であることによって、前記鉄筋網は元の状態に復元されることによって、前記鉄筋網の各主筋はスラブの各主筋に正確に位置することによって、前記各主筋間の結合作業が非常に便利で、かつ容易になされる効果もある。
本発明の鉄筋網を示す斜視図である。 本発明の鉄筋網を正面から示す正面図である。 本発明の鉄筋網を組み立てるための構成を分離した分離斜視図である。 本発明の鉄筋網をクレーンで持ち上げた状態の図である。 本発明の鉄筋網をスラブの上方に位置させる状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋の端部をスラブの各主筋端部に結合された補助カプラー内に挿入する状態の図である。 本発明の鉄筋網でクレーン及びジグと固定台を分離した状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋を回転させて前記鉄筋網の各主筋の端部をスラブの各主筋の端部に結合されたカプラーに挿入締結する状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とが連結結合された状態で補助カプラーを分離する状態の図である。 本発明に従う据置台を示す分解斜視図である。 本発明に従う鉄筋締結装置を示す分解斜視図である。 本発明に従う固定器を示す分解斜視図である。 本発明に従う鉄筋に据置台及び鉄筋締結装置が設置された状態の斜視図である。 本発明に従う据置台に固定器及び鉄筋締結装置が締結された状態の斜視図である。 第1実施形態を示す図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態に従う分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う斜視図である。 本発明の一実施形態に従う要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う移送状態図である。
本明細書及び請求範囲で使用する用語や単語は、通常的または辞典的な意味に限定して解析されるものでなく、‘発明者は自分の発明を最善の方法により説明するために用語の概念を適切に定義することができる。’という原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解析されなければならない。
また、本明細書に記載された実施形態及び図面に図示した構成は、本発明の好ましい実施形態に過ぎないものであり、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願の時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例がありうることを理解すべきである。
以下、本発明に従う鉄筋網組立と移送方法及びそれに使われる装置をより詳しく説明すると、次の通りである。
本発明は、鉄筋網の組立過程と鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程;移送過程を含むことを特徴とする。
まず、鉄筋網の組立過程を添付した図1及び図9を参照してより詳しく説明する。
本発明は、建物の柱や梁(以下、‘柱’という)などを施工する時に使われる複数個の鉄筋、即ち主筋1041とフープ1042、及び肋筋1043を結合して柱形状の鉄筋網1040を地上で組み立てて、クレーンを用いて前記鉄筋網1040を施工しようとする場所に移送して前記鉄筋網1040の各主筋1041とスラブ1090の上面に突出した各主筋1091をたやすくて容易に連結結合するようにしたものである。
前記鉄筋網1040に使われる鉄筋、即ち主筋1041とフープ1042、及び肋筋1043は、外面に螺旋形態の凸部が形成されたねじ型鉄筋、及び外面にリング形態の凸部が複数個備えられたリング型鉄筋をはじめとする建築及び土木などに使われる全ての鉄筋が適用可能であり、後述するカプラーCは前記鉄筋の外径形状と同一な形状の内径部で形成されている。
また、前記鉄筋網1040は図面のように四角柱形状は勿論、三角や五角、六角などの多角形柱形状は勿論、円形または楕円形柱形状、及び不規則な柱形状など、多様な形状に形成することができ、それによって、前記鉄筋網1040を組み立てるための後述するジグ1010と支持台1020、及び固定台1030などの形状も多様な形状に形成することができる。
前記鉄筋網1040を地上で組み立てて製作するための構成には、図1〜図3のようにジグ1010が設置されており、前記ジグ1010の上部と下部には前記主筋1041の一端を支持固定するように前記主筋1041が挿入位置されて装着される複数個の装着孔1011aを有する装着部材1011が各々結合されている。
前記各装着孔1011aの間の装着部材1011面上には前記各装着孔1011aに主筋1041が挿入及び前記挿入された主筋1041が脱去されることを防止するように固定バー1015が挿入されて固定装置部1014の固定軸1014aによりロッキング及びロッキング状態が解除されるように前記固定バー1015が挿入及び脱去される固定孔1012aが形成された複数個の固定部1012が形成されている。
前記ジグ1010の一側部には固定バー1015が回動可能に結合されるように前記固定バー1015の嵌合凸部1015aが挿入及び脱去される回動部1013が結合されおり、前記回動部1013の反対側であるジグ1010の他側部には各装着孔1011aに主筋1041が各々挿入位置した状態で前記各装着孔1011aから主筋1041が脱去しないように前記固定部1012の固定孔1012aに挿入された固定バー1015を固定、即ちジグ1010の反対方向に回動しないように前記固定バー1015を固定させるための固定装置部1014、及び前記固定装置部1014で挿入及び脱去されながら固定バー1015を固定及び固定状態を解除する固定軸1014aが結合されている。
前記ジグ1010には複数個の主筋1041及びフープ1042と肋筋1043が結合、即ち柱形態に配列設置された各主筋1041の外周面を覆いかぶせる複数個のフープ1042及び補強鉄筋である複数個の肋筋1043が結合された柱形状を有する鉄筋網1040をクレーンに移送させる時、前記クレーンとジグ1010とを連結するための固定ボルト1016が複数個結合されている。
前記主筋1041の他端を支持固定するようにする支持台1020が備えられており、前記支持台1020の上・下部及び両側部には、各主筋1041が各々挿入される挿入孔1020aが複数個形成されている。
前記鉄筋網1040の各主筋1041の外周面に設置される複数個のフープ1042と各主筋1041とが合う部分を結合するための固定クリップ1080が設置されているが、前記固定クリップ1080は図1のように前記固定クリップ1080の中央部に主筋1041の外周面を覆いかぶせる形態に主筋1041が回転可能に嵌合される締結溝1081が形成されており、前記固定クリップ1080の両端部にはフープ1042の外周面に掛かる掛止溝1082が各々形成されている。
前記固定クリップ1080は鉄筋網1040の形状、即ち円形柱または多角形柱などによって他の構造の固定クリップを使用するが、前記固定クリップ1080は鉄筋網1040の各主筋1041が回転可能な構造であれば、如何なるものを使用してもよい。
前記鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の上面に突出した各主筋1091とを互いに連結結合するために、前記スラブ1090の各主筋1091の端部にはカプラーC、即ち主筋1041の外周面に形成されたねじ形状と同一な形状のねじ山を有する内径部が内周面に形成されたカプラーCが結合されている。
前記ジグ1010側には前記ジグ1010の装着部材1011により上・下部側に各々設置された各主筋1041の端部を支持固定することは勿論、支持台1020と共に鉄筋網1040の両側部を形成する各主筋1041を設置することができるようにする固定台1030が設置されており、前記固定台1030の枠、即ち上部と下部及び両側部にはジグ1010側に位置する各主筋1041の端部に結合されたカプラーCを挿入固定するための複数個の固定孔1030aが形成されている。
前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCには前記複数個の主筋1041及びフープ1042と肋筋1043が結合された鉄筋網1040の各主筋1041の端部を前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCに案内するようにする補助カプラー1060が着脱可能に結合されている。
上記の補助カプラー1060は、図5のように、前記鉄筋網1040の各主筋1041の端部の挿入位置を案内することは勿論、前記挿入された主筋1041の外側面の一部を覆いかぶせながら主筋1041が脱去できるように一面が開放された本体1061が設置されており、前記本体1061の両側外周面には結合溝1061aが各々形成されており、前記本体1061の開放された側には本体1061に結合された主筋1041の残りの部分を覆いかぶせるカバー1063が着脱可能に結合されており、前記カバー1063の両側部にはカバー1063をスライディング結合及び分離可能に前記各結合溝1061aに挿入される結合凸部1063aが各々形成されており、前記本体1061の下部にはスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCが挿入されることは勿論、前記カプラーCが脱去できるように一面が開放された延長管1062が形成されている。
前記ジグ1010と支持台1020との間には前記ジグ1010と支持台1020との間の間隔が広く設置された各主筋1041が下方側に垂れる現象を防止するように前記主筋1041を受ける複数個の受け棒1071を有する受け支持台1070が設置されているが、前記受け支持台1070は前記ジグ1010と支持台1020との間のみに設置できるものでなく、前記支持台1020の後方側に主筋1041が長く位置する場合、上記の主筋1041を支持するために、支持台11020の後方側にも設置することができる。
前記ジグ1010と支持台1020は底に位置させて設置するか、または受け台を用いて底から一定高さに位置させて設置することができる。
このように構成された本発明は、ジグ1010と支持台1020を一定間隔で離隔した状態で対向するように設置した後、前記支持台1020の後方上部側に複数個の鉄筋、即ち鉄筋網1040の主筋1041を位置する。
前記主筋1041を支持台1020の上部に形成された複数個の挿入孔1020aに挿入してから続けて移動させて前記ジグ1010の上部に結合された装着部材1011に形成された複数個の装着孔1011aに挿入する。
前記のような方法により前記ジグ1010と支持台1020との間の上部に複数個の主筋1041を設置してから前記ジグ1010と支持台1020の下部でも複数個の主筋1041を設置する。
前記ジグ1010に結合された回動部1013に固定バー1015の嵌合凸部1015aを挿入してから固定バー1015をジグ1010側に回動させて前記装着部材1011に結合された各固定部1012の固定孔1012aに固定バー1015を挿入した後、前記固定装置部1014の固定軸1014aを外部に脱去させて嵌合凸部1015aが形成された反対側の固定バー1015の外面を押して固定バー1015が回動できないように固定する。
すると、前記固定バー1015により前記ジグ1010と支持台1020の上部に設置された各主筋1041が装着部材1011の装着孔1011aから脱去されることを防止することは勿論、前記ジグ1010の上部に各主筋1041は堅く固定設置される。
そして、前記ジグ1010側に位置する各主筋1041の端部にカプラーCを各々結合した後、前記ジグ1010の前方に固定台1030を位置させて前記固定台1030の枠に形成された複数個の固定孔1030aのうち、固定台1030の上・下部に各々形成された各固定孔1030aにカプラーCを各々挿入して固定結合する。
次に、前記ジグ1010と支持台1020及び固定台1030の上部側に複数個の主筋1041が設置された状態で鉄筋網1040の前・後面側に複数個の主筋1041を設置するが、即ち前記支持台1020の前面に形成された複数個の挿入孔1020aに主筋1041を各々挿入してから前記挿入された主筋1041の端部にカプラーCを結合した後、前記カプラーCを固定台1030の前面に形成された複数個の固定孔1030aに各々挿入固定する。
前記のような方法により前記支持台1020と固定台1030の前面に複数個の主筋1041を設置してから前記支持台1020と固定台1030の後面にも上記のように複数個の主筋1041を設置することによって前記複数個の主筋1041は柱形態に配列設置される。
次に、前記ジグ1010と支持台1020との間には柱形態に配列設置された各主筋1041の外側部を覆いかぶせるように複数個のフープ1042、即ち、ある一部分が切欠された構造を有する複数個のフープ1042を一定間隔で離隔するように設置してから前記主筋1041とフープ1042とが合う部分を固定クリップ1080で結合する。
即ち、前記各主筋1041とフープ1042とが合う部分で前記固定クリップ1080の締結溝1081に主筋1041を外周面を挿入して嵌合すると共に、固定クリップ1080の両端部に形成された各掛止溝1082にフープ1042の外周面に掛けて固定し、前記のような方法により前記各主筋1041とフープ1042とが合う部分を固定クリップ1080で結合する。
したがって、前記固定クリップ1080の締結溝81に嵌合された各主筋1041は回転可能であるので、今後前記鉄筋網1040の各主筋1041をスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCに結合させる時、前記鉄筋網1040の主筋1041を回転させることによって上記の各主筋1041,1091の連結結合がたやすくて容易になされる。
一方、前記各主筋1041と各フープ1042とが結合された柱形状である鉄筋網1040の耐久性と耐震性、及び圧縮強度、引張強度及び傾倒硬度、軽度などをさらに補強するための補強鉄筋である肋筋1043を前記鉄筋網1040の外側や内側に複数個設置してから前記固定クリップ1080を用いて鉄筋網1040の各主筋1041に結合固定する。
このように、前記ジグ1010と支持台1020及び固定台1030により複数個の主筋1041とフープ1042及び肋筋1043が結合された柱形状である鉄筋網1040が製作されれば、クレーンを用いて鉄筋網40を持ち上げて縦方向に立てた後、これを施工しようとする場所に移送する。
即ち、クレーンに連結された紐を前記ジグ1010に結合された固定ボルト1016に連結固定した後、前記クレーンに連結された紐を上げれば、鉄筋網1040は図4のように立てられるようになり、前記立てられた状態で紐をさらに上げて鉄筋網1040は底に一定高さだけ離隔させた後、前記鉄筋網1040から支持台1020を分離してから施工しようとする場所に移送する。
ここで、前記鉄筋網1040を持ち上げて移送させるための方法には、クレーンを含んだ多様な構造を有する引揚装置を用いて前記引揚装置の結合された紐及び引揚用バーを用いて鉄筋網1040を持ち上げることができるが、前記鉄筋網1040を引揚及び移送するための装置及び構造は多様に具備及び使用可能である。
前記クレーンにより移送されるジグ1010の反対側、即ち図面上の下部側に位置する鉄筋網1040の各主筋1041の端部を、図5のようにスラブ1090に突出して位置した各主筋1091の上方側に位置させる。
この際、前記スラブ1090側の各主筋1091の端部には前記各主筋1041と各主筋1091とを連結結合するためのカプラーCが各々結合されていることは勿論、前記各カプラーCには補助カプラー1060が各々結合されていることによって、前記補助カプラー1060により鉄筋網1040の各主筋1041は前記スラブ1090側の各主筋1091に結合されたカプラーCに案内され、前記案内される各主筋1041はカプラーCにより前記スラブ1090側の各主筋1091と連結結合される。
即ち、図6のように、前記スラブ1090側の各主筋1091にカプラーCを結合した後、前記補助カプラー1060の延長管1062内にカプラーCを挿入してから前記延長管1062の上部に形成された本体1061とカバー1063とが結合された内側に前記鉄筋網1040の主筋1041端部を挿入することによって前記鉄筋網1040の主筋1041の端部はスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC側に案内される。
前記補助カプラー1060内に鉄筋網1040の各主筋1041が挿入されれば、図7のように、前記鉄筋網1040からジグ1010と固定台1030は勿論、鉄筋網1040を持ち上げて移送させたクレーンを分離する。
次に、図8のように、前記鉄筋網1040の主筋1041を回転させるようになれば、前記主筋1041の端部は前記スラブ1090の主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入されて締結される。
前記のような方法により前記鉄筋網1040の各主筋1041を回転させながらスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入締結するので、前記スラブ1090の上部に施工しようとする柱の鉄筋構造物である鉄筋網1040が設置される。
言い換えると、前記鉄筋網1040の各主筋1041は固定クリップ1080により回転可能に結合されていることによって、前記各主筋1041は固定クリップ1080の締結溝1081内で回転しながら前記各主筋1041の端部が前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入されながら締結されることによって、前記カプラーCにより鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091とは互いに連結結合されるので、前記スラブ1090の上面に鉄筋網1040が設置される。
前記スラブ1090の各主筋1091と前記鉄筋網1040の各主筋1041が前記カプラーCにより連結結合されて鉄筋網1040が設置されれば、図9のように、前記鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCから補助カプラー1060を分離する。
即ち、前記補助カプラー1060の本体1061からカバー1063を上方側にスライディング移動させて分離してから前記本体1061の開放された面と延長管1062の開放された面を通じて前記鉄筋網11040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCを離脱させて補助カプラー1060を分離する。
したがって、前記柱を施工するための位置であるスラブ1090の上面には複数個の主筋1041とフープ1042及び肋筋1043が結合された柱形状の鉄筋網1040の設置が完了する。
即ち、ジグと支持台及び固定台を用いて端部にカプラーが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープと肋筋が結合された鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋を連結結合する鉄筋網の先組立工法において、前記鉄筋網で各主筋と各フープとが合う部分を固定クリップで前記主筋が回転可能に結合するステップ;前記スラブの各主筋端部に結合されたカプラーに補助カプラーを結合するステップ;クレーンを用いて鉄筋網を持ち上げて支持台を分離してからスラブの各主筋側に鉄筋網を移送するステップ;前記鉄筋網の各主筋端部を前記スラブの各主筋に結合された補助カプラー内に各々挿入するステップ;前記鉄筋網からジグと固定台を分離するステップ;前記鉄筋網の各主筋を各々回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに挿入締結して上記の各主筋を連結結合するステップ;前記各主筋が連結結合されたカプラーから補助カプラーを解体するステップ;からなる。
そして、本発明は図10〜図17に示すように、本願発明は作業者が運搬及び取扱可能な25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台及び鉄筋締結装置のみを用いて基礎鉄筋に連結する過程(方法)(S1)と;別途に固定器を用いて15kg以上の連結用鉄筋を基礎鉄筋に連結する過程(方法)(S2)と;25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置とクレーンを用いて基礎鉄筋に連結する過程(S3)(方法)を含む。
前記において、据置台2000は、鉄筋コンクリート構造物で一対の鉄筋を管形状のカプラーCを媒介に連結するに当たって、特定構造の据置台2000を媒介に一層容易で、かつ速かに鉄筋連結作業を実施できるように具現される。
即ち、前記据置台2000を用いた鉄筋コンクリート構造物での鉄筋連結作業は、外周面にねじ山が形成されたいずれか1つの鉄筋上端にカプラーCをねじ結合し、前記カプラーCに特定構造の据置台2000を装着した後、これを媒介に他の1つの鉄筋を臨時に据置した後、簡便に連結作業を実施することができるようになる。
このために、本発明に従う鉄筋連結用据置台は、特定の構造を有するカプラー装着部2012と鉄筋挿入部2020及び支持部2040が一体型胴体で形成され、前記鉄筋挿入部2020側に着脱部2030が選択的に結合及び分離可能な構造で提供されるように構成される。
まず、前記カプラー装着部2012はその胴体の一側に長手方向に沿って開放部2014が形成された略管形状からなり、前記いずれか1つの鉄筋端部にねじ結合されたカプラーCの外周面上に固定設置されるように構成され、ここに、前記カプラー装着部2012の内周面の直径は前記カプラーCの外周面の直径と対応する大きさを有するようになされる。
また、前記カプラー装着部2012の上面の一側は前記着脱部2030の結合時、安着地点となる安着部2016を形成するようになる。
前記鉄筋挿入部2020はその平面が略半円形状をなすように構成されて、前記カプラー装着部2012の上面から一定高さを有するように一体に延長形成されて構成される。
前記支持部2040は前記着脱部2030が位置する地点に向けて長手方向にガイド部2042が形成された略リング形状からなり、前記鉄筋挿入部2020の外周面上にボルト2044の締結を通じて固定結合されるように構成されて、前記着脱部2030の結合時、これを支持するように提供される。
前記支持部2040に形成されたガイド部2042は、前記着脱部2030の結合時、取っ手部2032の移動をガイドするようになり、本発明の実施形態で前記支持部2040はその内周面が前記鉄筋挿入部2020の外周面に密着した状態で一対のボルト2044が前記支持部2040を貫通して前記鉄筋挿入部2020に締結されることによって堅く固定結合されるように構成される。
参照符号2046は、前記一対のボルト2044の締結のために支持部2040に穿孔されたボルト締結ホールを示す。
前記着脱部2030はその平面の形状が前記鉄筋挿入部2020と対応する半円形状からなり、前記鉄筋挿入部2020の開放された部分に選択的に位置しながら前記鉄筋挿入部2020と共に略管形態をなすように構成され、これを通じて連結しようとする他の1つの鉄筋を管形態の内部空間に臨時に据置させることができるようになされる。
また、前記着脱部2030の外周面の中央には取っ手部2032が突出形成されて、作業者が前記取っ手部2032を把持した状態で前記着脱部2030を前記支持部2040のガイド部2042内で上・下方向に移動させて前記鉄筋挿入部2020の開放された部分に選択的に位置させることができるようになされる。
この際、前記取っ手部2032は着脱部2030の胴体を貫通するボルトを媒介に構成され、これに選択的に前記ボルトを回転させてその端部が前記鉄筋挿入部2020に据置された鉄筋の外周面を押圧して仮固定させるようにすることによって、該当鉄筋を移送したジグ(図示せず)などを分離させる過程で鉄筋が任意に離脱及び流動することを防止できるようになる。
一方、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が当接しながら形成される管形状の内周面の直径は前記カプラー装着部2012の内周面の直径より小さな寸法を有するようになされて、これを通じて連結しようとする鉄筋を容易に前記カプラーC側に誘導できるようになる。
次に、前記したようになされた本発明の作用について詳細に説明すると、次の通りである。
本発明に従う据置台を用いて鉄筋を連結するに当たって、まず鉄筋コンクリート構造物を形成するために仮設された多数の鉄筋の上端に各々カプラーCの下側部分が締結結合されるようにした後、各々のカプラーCには前記据置台2000のカプラー装着部2012を嵌合させる。
この際、前記カプラーCの上端は据置台2000の鉄筋挿入部2020の下端に当接するまで挿入結合されるようになり、その挿入状態は前記カプラー装着部2012に長手方向に沿って形成された開放部2014を通じて容易に確認できるようになる。
そして、前記カプラーCに据置台2000を結合させた後には、前記カプラーCの鉄筋挿入部2020に着脱部2030が当接するように結合させて、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が管形態をなしながら、連結のための他の1つの鉄筋の挿入が可能な状態になるようにする。
この際、前記着脱部2030は前記支持部2040に形成されたガイド部2042に取っ手部2032が位置するようにした状態で着脱部2030の下端が前記カプラー装着部2012の上面の安着部2016に届くまで上側から下側方向に移動させることによって、その平面が略半円形状を有する胴体が半円形状を有する鉄筋挿入部2020の胴体と相互当接しながら、相互管形態をなした状態で前記支持部2040を通じて堅く支持されて固定できるようになる。
その後、クレーン(図示せず)などを用いて連結しようとする鉄筋を移送して該当鉄筋を前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の胴体の内部に掛けておいて前記クレーンを分離する。
この際、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の内部に掛けられた鉄筋は、前記カプラー装着部2012に内蔵されたカプラーCの上端側に自然にガイドできるようになり、これに作業者は鉄筋を回転させながら該当鉄筋の下端を円滑にカプラーCの上側部分に締結結合させることができるようになる。
また、前記カプラーCを媒介に一対の鉄筋の連結作業が完了した後には、前記据置台2000の着脱部2030を取っ手部2032を上側に移動させることによって分離し、前記据置台2000の胴体の全体を上側に持ち上げてカプラーCから離脱するようにした後、前記カプラー装着部2012の開放部2014及び前記支持部2040のガイド部2042を用いて連結された鉄筋から据置台2000を完全に分離させることができるようになる。
上記の固定器4000の構成を説明すると、次の通りである。
半円型に形成され、据置台の上部に安着する安着部4100と、半円型に形成され、安着部にスライディング結合されて安着部を据置台に固定する固定部4300と、固定部の一側にヒンジ結合されて連結用鉄筋が直立するようにする回転部4500とから構成される。
固定部4300は、一側に備えられた締結ブロック4310を用いて安着部4100に備えられた締結溝4110にスライディングさせて締結する。
そして、回転部4500は一側に備えられたフランジ4510を用いて固定部の一側に備えられた締結編便4330にヒンジ4530で締結する。
この際、回転部4500の上部には鉄筋の離脱を防止するための鉄筋離脱防止リング4550が締結される。
以下、鉄筋連結過程を説明すると、次の通りである。
<第1実施形態>
作業者が運搬及び取扱可能な25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台及び鉄筋締結装置のみを用いて基礎鉄筋に連結する方法(S1)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S1−1);25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台の内部に安着させるステップ(S1−2);鉄筋締結装置を据置台の上部に締結するステップ(S1−3);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S1−4);鉄筋締結装置及び据置台を分離するステップ(S1−5)からなる。
<第2実施形態>
別途に固定器を用いて15kg以上の連結用鉄筋を基礎鉄筋に連結する方法(S2)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S2−1);据置台上部に固定器を設置するステップ(S2−2);固定器の回転部に15kg以上の連結用鉄筋を挿入した後、直立させるステップ(S2−3);固定器の上部に鉄筋締結装置を締結するステップ(S2−4);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S2−5);鉄筋締結装置及び固定器、据置台を分離するステップ(S2−6)からなる。
<第3実施形態>
25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置とクレーンを用いて基礎鉄筋に連結する方法(S3)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S3−1);25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置に締結した後、クレーンを用いて連結カプラーに挿入させるステップ(S3−2);据置台の上部に鉄筋締結装置を締結するステップ(S3−30);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S3−4);鉄筋締結装置、据置台、鉄筋移送装置を分離するステップ(S3−5)からなる。
そして、本発明は図11に示すように、鉄筋締結装置3000は鉄筋に締結固定される据置台の上部に締結されて鉄筋をカプラーに簡便に締結できるようにするものであって、鉄筋が挿入されるように鉄筋挿入溝3111が形成された下部フレーム3100と;下部フレーム3100の上部面に締結されるギア群3300と;ギア群3300の上部に位置して下部フレーム3100に締結され、鉄筋が挿入されるように鉄筋挿入溝3510が形成された上部フレーム3500を含む。
下部フレーム3100は鉄筋に締結固定される据置台2000又は固定器4000の上部に締結されて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするものであって、据置台2000又は固定器4000に締結可能に下部に締結ブロック3110が形成され、かつ締結ブロック3110の一側には鉄筋が挿入されるように“U”字形状の鉄筋挿入溝3111が形成されている。
そして、下部フレーム3100の上部には鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするギア群3300が締結固定されるように締結孔3130が多数備えられており、その外側には上部フレーム3500を締結固定するための固定孔3150が多数備えられている。
ギア群3300は下部フレーム3100の上部面に備えられている締結孔3130に締結固定されて鉄筋を回転させてカプラーCに締結できるようにするものであって、別途の回転工具により回転される駆動ギア3310と、駆動ギア3310の両側に締結されて回転し、鉄筋を回転させる回動ギア3350を回転させる一対のアイドルギア3330と、一対のアイドルギア3330に締結されて駆動ギア3310により伝達される回転力により鉄筋を回転させてカプラーに締結できるようにし、かつ鉄筋が挿入されるようにする“U”字形状の鉄筋挿入溝3351が形成されている回動ギア3350とからなる。
前記各々のギアの上・下部には突出部3311,3331,3353が形成されて上・下部フレーム3100,3500に形成された締結孔3130,3530に挿入固定されて上・下部フレーム3100,3500からの離脱を防止できるようにした。
そして、前記突出部3311、3331、3353にベアリング3700を締結して回転力を極大化することもできる。
この際、駆動ギア3310の突出部3311には回転工具に締結されて回転工具の回転力の伝達を受けることができるように四角形状の溝3311−1が形成されている。
上部フレーム3500は下部フレーム3100に締結固定されてギア群3300の外部への離脱を防止するようにするものであって、一側には鉄筋が挿入されるように“U”字形状の鉄筋挿入溝3510が形成されている。
そして、下部には鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするギア群3300が締結固定されるように締結孔3530が多数備えられており、その外側には下部フレーム3100に締結固定するための固定孔3550が多数備えられている。
鉄筋締結装置3000を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程は、次の通りである。
運送された鉄筋構造物を据置台2000又は固定器4000を用いてカプラーCの上部に安置させる。
以後、据置台2000又は固定器4000の上部に本願発明の下部フレーム3100に形成された締結ブロック3110を用いて固定する。
この際、上・下部フレーム3500,3100に形成された鉄筋挿入溝3510,3111を通じて鉄筋が挿入固定されるようにする。
以後、回転工具を駆動ギア3310の突出部3311に形成された四角形状の溝3311−1に挿入して回動ギアを回転させる。
回転工具の回転力を受けた駆動ギア3310は両側に締結されたアイドルギア3330を回転させ、アイドルギア3330は外側に締結された回動ギア3350を回転させる。
アイドルギア3330を通じて回転力の伝達を受けた回動ギア3350は“U”字形状の鉄筋挿入溝3351に挿入固定されている鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに固定させる。
本発明の一実施形態に従う鉄筋移送装置6000は、図18〜図22に示すように、移送ジグ6100と固定ジグ6200及び固定部材6300を含む。
前記移送ジグ6100は垂直な平板のベース6110と、前記ベース6110の一側面の上・下部に一定間隔で離隔した状態で垂直に突出形成される上板6120及び下板6130を含む。
前記ベース6110には多数のボルト孔6111が一定間隔毎に離隔するように形成され、前記ボルト孔6111には固定ボルト6112がねじ結合される。
このようなボルト孔6111は、上板6120と下板6130との間のベース6110に形成され、前記固定ボルト6112はボルト孔6111に締結されて後述する固定ジグ6200を移送ジグ6100上で固定させるようになる。
また、前記ベース6110はその上端部の一側に連結ブラケット6113が突出形成され、前記連結ブラケット6113にはロープを通じてクレーンと連結できる連結環6114が結合されて備えられる。
そして、前記上板6120の下面外側端部には係止凸部6121が突出形成され、前記係止凸部6121により上板6120と下板6130との間には“L”形状の結合溝6140が形成される。
したがって、前記結合溝6140に各々の固定ジグ6200がスライディング結合され、前記ベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112により固定ジグ6200が上板6120の係止凸部6121側に押圧密着して固定される。
また、前記下板6130の下面の一側には後述する固定ジグ6200に結合される固定部材6300が締結される固定部材固定ジグ6131が形成される。
そして、前記下板6130の下面の他側には固定部材6300の固定バー6310が締結される固定バー固定ジグ6133が形成される。
固定ジグ6200は、ベース6110の上板6120と下板6130との間に形成される結合溝6140に対応した“L”形状に形成されて、前記結合溝6140にスライディング結合される。
このようにベース6110の結合溝6140には多数の固定ジグ6200がスライディング結合されることができ、結合された多数の固定ジグ6200は一定間隔離隔した状態でベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112により固定される。
一方、前記のような固定ジグ6200は、平板上の固定板6210と、前記固定板6210の上面一端部に垂直に突出した係止板6220を含む。
前記ベース6110の上板6120と下板6130から突出した固定板6210には鉄筋が挿入できる直径を有する装着孔6211が形成され、前記装着孔6211は固定板6210の端部から内側に切欠された“U”字形状に開口するように形成される。
そして、前記係止板6220はその後面にベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112が接して押圧され、その前面は固定ボルト6112により上板6120の係止凸部6121側に移動して密着固定される。
また、前記固定板6210の下面の端部には装着孔6211を挟んで離隔するように突出した一対の結合具6230が形成され、前記結合具6230の中央部には後述する固定部材6300の固定バー6310が挿入されて結合される挿入孔6231が形成される。
前記固定部材6300は、鉄筋が固定ジグ6200から離脱することを防止する固定バー6310と、支持バー6333、スプリング6335が挿入される胴体6331と、胴体6331に挿入されて鉄筋が固定ジグ6200から離脱することを防止する支持バー6333と、支持バー6333の外側に締結されて支持バー6333が前・後進できるようにするスプリング6335と、支持バー6333及びスプリング6335が胴体6331から離脱することを防止するキャップ6337と、支持バー6333の一端に締結されて支持バー6333を後進させるワイヤー6339からなる支持部材6330とから構成される。
前記固定バー6310は、固定ジグ6200の結合具6230を通じて多数の固定ジグ6200を横切って結合されることによって、固定ジグ6200の固定板6210の装着孔6211に挿入されて掛止された多数の鉄筋を横切って支持するので、鉄筋が装着孔6211の開口部側に離脱することを防止するようになる。
固定バー6310は、一端が固定バー固定ジグ6133にヒンジ6311で結合されて支持バー6333の後進によってヒンジ6311を基点に回動して鉄筋の拘束を解除するようになる。
この際、固定バー6310の一端には衝撃緩衝部材をさらに備えて回動された時、固定バー固定ジグ6133の衝突時、衝撃を緩和できるようにする。
そして、他端にはワイヤー6315をさらに備えて回動した時、95〜120゜を超過して回動しないようにして、固定バーによる安全事故の発生を防止する。
支持部材6330は、固定部材固定ジグ6131の下部に締結固定されて固定バー6310を下部で支持するものであって、胴体6331に内設された支持バー6333をワイヤー6339で引けば、支持バー6333が後進しながら固定バー6310を支持したものが解除される。
以後、ワイヤー6339を放せば、スプリング6335の復原力により支持バー6333が前進するようになる。
キャップ6337の後面には滑車6337−1をさらに備えてワイヤー6339を地面から引く時より簡便に引くことができるようにした。
一方、前記固定ジグ6200に構成される固定板6210の装着孔6211に挿入されて掛止される鉄筋はその端部に通常のカプラーCがねじ結合されるが、このカプラーCが固定板6210の装着孔6211より大きい直径に形成されるので、装着孔6211に鉄筋の挿入時、カプラーCが装着孔6211を貫通できなくて、掛止されることによって、鉄筋が固定板6210の装着孔6211に掛止された状態で安全に移送される。
以上のような本発明の鉄筋移送装置の作動を説明する。
まず、移送しようとする鉄筋の個数だけ多数の固定ジグ6200を移送ジグ6100のベース6110と上板6120及び下板6130の間に形成される結合溝6140に各々スライディング挿入させて備える。
以後、結合溝6140に挿入されて備えられた多数の固定ジグ6200を建築現場に予め施工されている鉄筋の間隔に合うように調整した後、固定ジグ6200が位置したベース6110の各ボルト孔6111に各々の固定ボルト6112を締結して固定ジグ6200の係止板6220をベース6110の上板6120の係止凸部6121側に密着移動させて押圧固定する。
したがって、上記のように移送ジグ6100の結合溝6140に固定された多数の固定ジグ6200の装着孔6211の端部にカプラーCがねじ結合された鉄筋をカプラーCが装着孔6211に掛止されるまで挿入して備える。
以後、固定ジグ6200の固定板6210の下面に突出形成された結合具6230の挿入孔6231に各固定部材6300の固定バー6310を最外側の固定ジグ6200から貫通させて結合した後、支持部材6330の支持バー6333で固定バー6310の下部を支持することによって、固定バー6310の回動が不可になるので、固定部材6300が多数の固定ジグ6200に堅く結合された状態を維持して任意的な離脱が防止され、これによって鉄筋の移送時、安全事故を予め防止できるようになる。
以後、移送ジグ6100の連結ブラケット6113に備えられた連結環6114に共にロープを媒介にクレーンを連結して移送ジグ6100を移動させることによって、多量の鉄筋を一度に所望の場所に容易に移動させることができ、このように移動する多量の鉄筋は建築現場に施工されている鉄筋の間隔に合うようにその間隔が調節された状態で移動することによって、カプラーCを通じて移動した鉄筋を施工されている既存の鉄筋に簡便で、かつ速かにねじ結合して設置することができる。
2000 据置台
3000 鉄筋締結装置
4000 固定器
6000 鉄筋移送装置(移送装置)
本発明は鉄筋網組立方法及びそれに使われる装置に関し、より詳しくは、柱や梁などを施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋をたやすくて容易に互いに連結結合し、移送できるようにした鉄筋網組立方法に関する。
一般に、高層建物を施工する時、底にコンクリートを打設して底面を施工してから、前記底面の上部に複数個の柱を施工した後、その上にコンクリートを打設してスラブを施工しながら建物を一層ずつ施工する。この際、前記建物の柱や梁(以下、‘柱’という)は充分な耐久性と耐震性及び圧縮強度、引張強度などを有するようにコンクリートに複数個の鉄筋を埋設して施工する。
ここで、前記柱を施工するためにスラブの上面に端部が突出して位置した各鉄筋に新たな鉄筋を互いに連結結合しなければならないが、即ち前記スラブの上面に位置した各鉄筋の端部にカプラーを各々結合した後、前記各カプラーの上方側に新たな鉄筋を立てて位置、即ち作業者が直接またはクレーンを用いて新たな鉄筋を立ててカプラーの上方側に位置させた後、前記カプラーを回転させるようになれば、前記新たな鉄筋の端部はカプラー内に挿入されて締結されることによって、前記スラブの鉄筋と新たな鉄筋は連結結合され、このような方法により前記スラブの各鉄筋に新たな鉄筋を各々連結結合する。
次に、前記スラブの上部に立てられた形態に設置された各鉄筋の上部と下部との間に複数個のフープを設置した後、結束紐で各鉄筋と各フープを結合及び複数個の肋筋を結合することによって、前記建物の柱を施工するための鉄筋網、即ち複数個の鉄筋とフープ及び肋筋が結合された鉄筋網の施工が完了する。
しかしながら、このような従来の鉄筋網施工は、スラブの各鉄筋と新たな鉄筋を連結結合するためにクレーンや作業者が直接前記スラブの各鉄筋の上部に新たな鉄筋を1つずつ各々立てて位置させる作業、クレーンで新たな鉄筋を支持した状態でカプラーを回転させて前記スラブの各鉄筋と新たな鉄筋をいちいち1つずつ連結結合する作業、前記立てられた各鉄筋にフープと肋筋を結合する作業が高い所でなされることによって鉄筋網を施工する作業時間や人力、費用などの多くの発生による作業効率性及び施工性が低下する問題があった。
また、前記立てられた各鉄筋にフープと肋筋を連結する結合作業が高い所でなされることによって、作業者が移動するか、または作業可能な足場などの踏み台構造物を設置及び作業後、踏み台構造物を解体する作業工程の追加による施工費用増加及び作業性が低下するだけでなく、高い所での作業時、作業者の不注意や手落ちまたは間違って設置された踏み台構造物などにより作業者が墜落する安全事故の危険性が高い問題があった。
したがって、これを解決するために、大韓民国登録特許公報第10−0863974号に‘鉄筋コンクリート柱用鉄筋網の先組立工法’が掲載されているところ、複数個の鉄筋、即ち複数個の上部筋と下部筋及び側部筋を柱形態に配列設置し、その外周面に複数個のフープ筋とタイ筋を設置した後、締結線(図示せず)で各鉄筋にフープ筋とタイ筋が結合された鉄筋網を先組立してからクレーンを用いて前記鉄筋網を設置しようとする所に移送して底コンクリートの上面から突出した装着鉄筋の上側部に位置させた後、前記装着鉄筋に結合されたカプラーを鉄筋網側に移動されるように回転させて、前記装着鉄筋と鉄筋網を結合するので、前記鉄筋網の施工が完了する。
しかしながら、このような従来の鉄筋コンクリート柱用鉄筋網の先組立工法で鉄筋網の各鉄筋とフープは締結線により結合されることによって前記締結線により鉄筋網の各鉄筋は回転できないことによって、前記鉄筋網の各鉄筋と前記スラブの装着鉄筋を結合するためには、前記装着鉄筋に結合されたカプラーを回転させて鉄筋網の鉄筋が締結されることによって、前記鉄筋網の鉄筋と装着鉄筋とは互いに結合される。
ここで、前記鉄筋網の各鉄筋と底コンクリート側の装着鉄筋との連結結合は、カプラーの回転によりなされることによって、上記の各鉄筋の間の結合作業が終わるまでクレーンは鉄筋網を持ち上げた状態を続けて維持しなければならないので、前記鉄筋網施工作業に従う時間及び人力、費用などがたくさんかかり、施工性及び作業効率性が低下する問題があった。
そして、前記鉄筋網の各鉄筋の長さが互いに異なる場合、前記鉄筋網の各鉄筋のうちの一部の鉄筋のみカプラーに締結され、前記鉄筋網の各鉄筋のうち、長さの短い鉄筋はカプラーに締結されず、宙に浮いている状態で位置、即ちカプラーの回転だけでは前記鉄筋網で長さの短い鉄筋を装着鉄筋に結合できないことによって、前記鉄筋網の全体的な耐久性や耐震性及び圧縮強度、引張強度が低下する問題があった。
また、鉄筋網の各鉄筋とフープ及び肋筋が締結線により結合されていることによって、クレーンで前記鉄筋網を立てる時、各鉄筋とフープとの結合部分で捩じれる現象が発生して全体的な鉄筋網が捩じれる問題があり、前記捩じれた鉄筋網は元の状態に復元できないことによって、前記鉄筋網の各鉄筋と底コンクリートの装着鉄筋とを連結結合できないという問題があった。
大韓民国登録特許公報第10−0863974号(2008.10.10.)
本発明は前記したような従来技術での問題点を解決するために提案されたものであって、柱を施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とフープを固定クリップにより結合された鉄筋網の各主筋が回転可能であることによって、クレーンにより持ち上げられて移送される鉄筋網の各主筋をスラブの各主筋に結合されたカプラーに位置させた状態で前記鉄筋網の各主筋を回転させてカプラーに締結することで、前記鉄筋網の各主筋と前記スラブの主筋をたやすくて容易に互いに連結結合するようにすることをその目的とする。
また、前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに補助カプラーを結合することによって、前記補助カプラーは鉄筋網の各主筋をカプラーに容易に案内することは勿論、前記補助カプラーに鉄筋網の各主筋の端部が挿入された状態で鉄筋網を持ち上げたクレーンを分離することによって、鉄筋網の施工作業に従う作業効率性及び施工性が向上するだけでなく、前記クレーンが分離された状態で前記鉄筋網の各主筋を回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに鉄筋網の各主筋端部を挿入締結可能であることによって、前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋は全て結合できるので、上記の各主筋の間の結合作業に従う作業効率性及び施工性を向上するようにすることをその目的とする。
前記の目的を達成するための本発明の一実施形態に従う本発明は、ジグと支持台及び固定台を用いて端部にカプラーが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープと肋筋結合して組立てられる鉄筋網を、クレーンを用いて前記鉄筋網を施工しようとする場所に移送して、前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とを連結結合する前記鉄筋網の連結結合方法であって、前記鉄筋網の組立は、前記各主筋と各フープとが合う部分を固定クリップで前記主筋を回転可能に結合して、前記鉄筋網の移送前に、前記スラブの各主筋端部に結合されたカプラーが補助カプラーに挿入され、前記鉄筋網の移送は、クレーンを用いて前記鉄筋網を持ち上げて前記支持台を分離してから前記スラブの各主筋側に前記鉄筋網を移送して、前記鉄筋網の各主筋と前記スラブの各主筋との連結結合は、移送された前記鉄筋網の各主筋端部を前記スラブの各主筋に前記カプラーを介して結合された前記補助カプラー内に各々挿入するステップと、前記補助カプラー内に各主筋端部が各々挿入された前記鉄筋網から前記ジグと前記固定台とを分離するステップと、前記ジグと前記固定台とが分離された前記鉄筋網の各主筋を各々回転させて前記スラブの各主筋に結合された前記カプラーに前記鉄筋網の各主筋を挿入締結して前記鉄筋網の各主筋を前記スラブの各主筋に連結結合するステップと、前記鉄筋網の各主筋が連結結合された前記カプラーから前記補助カプラーを解体するステップと、を含むことを特徴とする。
前述したような本発明によれば、柱を施工するために設置しようとする鉄筋網の各主筋とフープの結合が固定クリップによりなされることによって、前記固定クリップが結合された鉄筋網の各主筋は回転可能であるので、クレーンにより持ち上げられて移送される鉄筋網の各主筋をスラブの各主筋に結合されたカプラーに位置させた状態で鉄筋網の各主筋を回転させてカプラーに前記鉄筋網の各主筋の端部を挿入締結するので、前記鉄筋網の各主筋と前記スラブの主筋はたやすくて容易に互いに連結結合できるだけでなく、前記鉄筋網施工作業に従う時間や人力、費用などの損失を減らすことは勿論、作業効率性と施工性が向上する効果がある。
また、前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに補助カプラーを結合することによって、前記補助カプラーにより鉄筋網の各主筋はスラブの各主筋に結合されたカプラーに容易で、かつたやすく案内されることによって、上記の各主筋の間の結合作業が容易になされることができるようにするだけでなく、前記補助カプラーに鉄筋網の各主筋の端部が挿入された状態で鉄筋網を持ち上げたクレーンを鉄筋網から分離することによって、前記鉄筋網の施工作業に従う作業効率性及び施工性が向上する効果がある。
これと共に、前記クレーンが分離された状態で鉄筋網の各主筋を回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに前記鉄筋網の各主筋の端部を挿入締結可能であることによって、前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋は全て結合できるので、前記鉄筋網の全体的な耐久性や耐震性及び圧縮強度、引張強度を全く維持しながら前記鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋の間の結合作業に従う作業効率性及び施工性が向上する効果もある。
そして、前記鉄筋網の各主筋とフープが固定クリップにより結合されているので、クレーンで鉄筋網を持ち上げる時、前記鉄筋網の各主筋とフープを結合する部分が捩じれる現象を防止することによって、全体的な鉄筋網が捩じれる現象が防止できるだけでなく、前記鉄筋網を持ち上げる過程で鉄筋網の各主筋とフープが捩じれるとしても各主筋とフープとを結合する固定クリップにより各主筋が回転可能であることによって、前記鉄筋網は元の状態に復元されることによって、前記鉄筋網の各主筋はスラブの各主筋に正確に位置することによって、前記各主筋間の結合作業が非常に便利で、かつ容易になされる効果もある。
本発明の鉄筋網を示す斜視図である。 本発明の鉄筋網を正面から示す正面図である。 本発明の鉄筋網を組み立てるための構成を分離した分離斜視図である。 本発明の鉄筋網をクレーンで持ち上げた状態の図である。 本発明の鉄筋網をスラブの上方に位置させる状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋の端部をスラブの各主筋端部に結合された補助カプラー内に挿入する状態の図である。 本発明の鉄筋網でクレーン及びジグと固定台を分離した状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋を回転させて前記鉄筋網の各主筋の端部をスラブの各主筋の端部に結合されたカプラーに挿入締結する状態の図である。 本発明の鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とが連結結合された状態で補助カプラーを分離する状態の図である。 本発明に従う据置台を示す分解斜視図である。 本発明に従う鉄筋締結装置を示す分解斜視図である。 本発明に従う固定器を示す分解斜視図である。 本発明に従う鉄筋に据置台及び鉄筋締結装置が設置された状態の斜視図である。 本発明に従う据置台に固定器及び鉄筋締結装置が締結された状態の斜視図である。 第1実施形態を示す図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態に従う分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う斜視図である。 本発明の一実施形態に従う要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態に従う移送状態図である。
本明細書及び請求範囲で使用する用語や単語は、通常的または辞典的な意味に限定して解析されるものでなく、‘発明者は自分の発明を最善の方法により説明するために用語の概念を適切に定義することができる。’という原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解析されなければならない。
また、本明細書に記載された実施形態及び図面に図示した構成は、本発明の好ましい実施形態に過ぎないものであり、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願の時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例がありうることを理解すべきである。
以下、本発明に従う鉄筋網組立と移送方法及びそれに使われる装置をより詳しく説明すると、次の通りである。
本発明は、鉄筋網の組立過程と鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程;移送過程を含むことを特徴とする。
まず、鉄筋網の組立過程を添付した図1及び図9を参照してより詳しく説明する。
本発明は、建物の柱や梁(以下、‘柱’という)などを施工する時に使われる複数個の鉄筋、即ち主筋1041とフープ1042、及び肋筋1043を結合して柱形状の鉄筋網1040を地上で組み立てて、クレーンを用いて前記鉄筋網1040を施工しようとする場所に移送して前記鉄筋網1040の各主筋1041とスラブ1090の上面に突出した各主筋1091をたやすくて容易に連結結合するようにしたものである。
前記鉄筋網1040に使われる鉄筋、即ち主筋1041とフープ1042、及び肋筋1043は、外面に螺旋形態の凸部が形成されたねじ型鉄筋、及び外面にリング形態の凸部が複数個備えられたリング型鉄筋をはじめとする建築及び土木などに使われる全ての鉄筋が適用可能であり、後述するカプラーCは前記鉄筋の外径形状と同一な形状の内径部で形成されている。
また、前記鉄筋網1040は図面のように四角柱形状は勿論、三角や五角、六角などの多角形柱形状は勿論、円形または楕円形柱形状、及び不規則な柱形状など、多様な形状に形成することができ、それによって、前記鉄筋網1040を組み立てるための後述するジグ1010と支持台1020、及び固定台1030などの形状も多様な形状に形成することができる。
前記鉄筋網1040を地上で組み立てて製作するための構成には、図1〜図3のようにジグ1010が設置されており、前記ジグ1010の上部と下部には前記主筋1041の一端を支持固定するように前記主筋1041が挿入位置されて装着される複数個の装着孔1011aを有する装着部材1011が各々結合されている。
前記各装着孔1011aの間の装着部材1011面上には前記各装着孔1011aに主筋1041が挿入及び前記挿入された主筋1041が脱去されることを防止するように固定バー1015が挿入されて固定装置部1014の固定軸1014aによりロッキング及びロッキング状態が解除されるように前記固定バー1015が挿入及び脱去される固定孔1012aが形成された複数個の固定部1012が形成されている。
前記ジグ1010の一側部には固定バー1015が回動可能に結合されるように前記固定バー1015の嵌合凸部1015aが挿入及び脱去される回動部1013が結合されおり、前記回動部1013の反対側であるジグ1010の他側部には各装着孔1011aに主筋1041が各々挿入位置した状態で前記各装着孔1011aから主筋1041が脱去しないように前記固定部1012の固定孔1012aに挿入された固定バー1015を固定、即ちジグ1010の反対方向に回動しないように前記固定バー1015を固定させるための固定装置部1014、及び前記固定装置部1014で挿入及び脱去されながら固定バー1015を固定及び固定状態を解除する固定軸1014aが結合されている。
前記ジグ1010には複数個の主筋1041及びフープ1042と肋筋1043が結合、即ち柱形態に配列設置された各主筋1041の外周面を覆いかぶせる複数個のフープ1042及び補強鉄筋である複数個の肋筋1043が結合された柱形状を有する鉄筋網1040をクレーンに移送させる時、前記クレーンとジグ1010とを連結するための固定ボルト1016が複数個結合されている。
前記主筋1041の他端を支持固定するようにする支持台1020が備えられており、前記支持台1020の上・下部及び両側部には、各主筋1041が各々挿入される挿入孔1020aが複数個形成されている。
前記鉄筋網1040の各主筋1041の外周面に設置される複数個のフープ1042と各主筋1041とが合う部分を結合するための固定クリップ1080が設置されているが、前記固定クリップ1080は図1のように前記固定クリップ1080の中央部に主筋1041の外周面を覆いかぶせる形態に主筋1041が回転可能に嵌合される締結溝1081が形成されており、前記固定クリップ1080の両端部にはフープ1042の外周面に掛かる掛止溝1082が各々形成されている。
前記固定クリップ1080は鉄筋網1040の形状、即ち円形柱または多角形柱などによって他の構造の固定クリップを使用するが、前記固定クリップ1080は鉄筋網1040の各主筋1041が回転可能な構造であれば、如何なるものを使用してもよい。
前記鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の上面に突出した各主筋1091とを互いに連結結合するために、前記スラブ1090の各主筋1091の端部にはカプラーC、即ち主筋1041の外周面に形成されたねじ形状と同一な形状のねじ山を有する内径部が内周面に形成されたカプラーCが結合されている。
前記ジグ1010側には前記ジグ1010の装着部材1011により上・下部側に各々設置された各主筋1041の端部を支持固定することは勿論、支持台1020と共に鉄筋網1040の両側部を形成する各主筋1041を設置することができるようにする固定台1030が設置されており、前記固定台1030の枠、即ち上部と下部及び両側部にはジグ1010側に位置する各主筋1041の端部に結合されたカプラーCを挿入固定するための複数個の固定孔1030aが形成されている。
前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCには前記複数個の主筋1041及びフープ1042と肋筋1043が結合された鉄筋網1040の各主筋1041の端部を前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCに案内するようにする補助カプラー1060が着脱可能に結合されている。
上記の補助カプラー1060は、図5のように、前記鉄筋網1040の各主筋1041の端部の挿入位置を案内することは勿論、前記挿入された主筋1041の外側面の一部を覆いかぶせながら主筋1041が脱去できるように一面が開放された本体1061が設置されており、前記本体1061の両側外周面には結合溝1061aが各々形成されており、前記本体1061の開放された側には本体1061に結合された主筋1041の残りの部分を覆いかぶせるカバー1063が着脱可能に結合されており、前記カバー1063の両側部にはカバー1063をスライディング結合及び分離可能に前記各結合溝1061aに挿入される結合凸部1063aが各々形成されており、前記本体1061の下部にはスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCが挿入されることは勿論、前記カプラーCが脱去できるように一面が開放された延長管1062が形成されている。
前記ジグ1010と支持台1020との間には前記ジグ1010と支持台1020との間の間隔が広く設置された各主筋1041が下方側に垂れる現象を防止するように前記主筋1041を受ける複数個の受け棒1071を有する受け支持台1070が設置されているが、前記受け支持台1070は前記ジグ1010と支持台1020との間のみに設置できるものでなく、前記支持台1020の後方側に主筋1041が長く位置する場合、上記の主筋1041を支持するために、支持台11020の後方側にも設置することができる。
前記ジグ1010と支持台1020は底に位置させて設置するか、または受け台を用いて底から一定高さに位置させて設置することができる。
このように構成された本発明は、ジグ1010と支持台1020を一定間隔で離隔した状態で対向するように設置した後、前記支持台1020の後方上部側に複数個の鉄筋、即ち鉄筋網1040の主筋1041を位置する。
前記主筋1041を支持台1020の上部に形成された複数個の挿入孔1020aに挿入してから続けて移動させて前記ジグ1010の上部に結合された装着部材1011に形成された複数個の装着孔1011aに挿入する。
前記のような方法により前記ジグ1010と支持台1020との間の上部に複数個の主筋1041を設置してから前記ジグ1010と支持台1020の下部でも複数個の主筋1041を設置する。
前記ジグ1010に結合された回動部1013に固定バー1015の嵌合凸部1015aを挿入してから固定バー1015をジグ1010側に回動させて前記装着部材1011に結合された各固定部1012の固定孔1012aに固定バー1015を挿入した後、前記固定装置部1014の固定軸1014aを外部に脱去させて嵌合凸部1015aが形成された反対側の固定バー1015の外面を押して固定バー1015が回動できないように固定する。
すると、前記固定バー1015により前記ジグ1010と支持台1020の上部に設置された各主筋1041が装着部材1011の装着孔1011aから脱去されることを防止することは勿論、前記ジグ1010の上部に各主筋1041は堅く固定設置される。
そして、前記ジグ1010側に位置する各主筋1041の端部にカプラーCを各々結合した後、前記ジグ1010の前方に固定台1030を位置させて前記固定台1030の枠に形成された複数個の固定孔1030aのうち、固定台1030の上・下部に各々形成された各固定孔1030aにカプラーCを各々挿入して固定結合する。
次に、前記ジグ1010と支持台1020及び固定台1030の上部側に複数個の主筋1041が設置された状態で鉄筋網1040の前・後面側に複数個の主筋1041を設置するが、即ち前記支持台1020の前面に形成された複数個の挿入孔1020aに主筋1041を各々挿入してから前記挿入された主筋1041の端部にカプラーCを結合した後、前記カプラーCを固定台1030の前面に形成された複数個の固定孔1030aに各々挿入固定する。
前記のような方法により前記支持台1020と固定台1030の前面に複数個の主筋1041を設置してから前記支持台1020と固定台1030の後面にも上記のように複数個の主筋1041を設置することによって前記複数個の主筋1041は柱形態に配列設置される。
次に、前記ジグ1010と支持台1020との間には柱形態に配列設置された各主筋1041の外側部を覆いかぶせるように複数個のフープ1042、即ち、ある一部分が切欠された構造を有する複数個のフープ1042を一定間隔で離隔するように設置してから前記主筋1041とフープ1042とが合う部分を固定クリップ1080で結合する。
即ち、前記各主筋1041とフープ1042とが合う部分で前記固定クリップ1080の締結溝1081に主筋1041を外周面を挿入して嵌合すると共に、固定クリップ1080の両端部に形成された各掛止溝1082にフープ1042の外周面に掛けて固定し、前記のような方法により前記各主筋1041とフープ1042とが合う部分を固定クリップ1080で結合する。
したがって、前記固定クリップ1080の締結溝81に嵌合された各主筋1041は回転可能であるので、今後前記鉄筋網1040の各主筋1041をスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCに結合させる時、前記鉄筋網1040の主筋1041を回転させることによって上記の各主筋1041,1091の連結結合がたやすくて容易になされる。
一方、前記各主筋1041と各フープ1042とが結合された柱形状である鉄筋網1040の耐久性と耐震性、及び圧縮強度、引張強度及び傾倒硬度、軽度などをさらに補強するための補強鉄筋である肋筋1043を前記鉄筋網1040の外側や内側に複数個設置してから前記固定クリップ1080を用いて鉄筋網1040の各主筋1041に結合固定する。
このように、前記ジグ1010と支持台1020及び固定台1030により複数個の主筋1041とフープ1042及び肋筋1043が結合された柱形状である鉄筋網1040が製作されれば、クレーンを用いて鉄筋網1040を持ち上げて縦方向に立てた後、これを施工しようとする場所に移送する。
即ち、クレーンに連結された紐を前記ジグ1010に結合された固定ボルト1016に連結固定した後、前記クレーンに連結された紐を上げれば、鉄筋網1040は図4のように立てられるようになり、前記立てられた状態で紐をさらに上げて鉄筋網1040は底に一定高さだけ離隔させた後、前記鉄筋網1040から支持台1020を分離してから施工しようとする場所に移送する。
ここで、前記鉄筋網1040を持ち上げて移送させるための方法には、クレーンを含んだ多様な構造を有する引揚装置を用いて前記引揚装置の結合された紐及び引揚用バーを用いて鉄筋網1040を持ち上げることができるが、前記鉄筋網1040を引揚及び移送するための装置及び構造は多様に具備及び使用可能である。
前記クレーンにより移送されるジグ1010の反対側、即ち図面上の下部側に位置する鉄筋網1040の各主筋1041の端部を、図5のようにスラブ1090に突出して位置した各主筋1091の上方側に位置させる。
この際、前記スラブ1090側の各主筋1091の端部には前記各主筋1041と各主筋1091とを連結結合するためのカプラーCが各々結合されていることは勿論、前記各カプラーCには補助カプラー1060が各々結合されていることによって、前記補助カプラー1060により鉄筋網1040の各主筋1041は前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCに案内され、前記案内される各主筋1041はカプラーCにより前記スラブ1090側の各主筋1091と連結結合される。
即ち、図6のように、前記スラブ1090側の各主筋1091にカプラーCを結合した後、前記補助カプラー1060の延長管1062内にカプラーCを挿入してから前記延長管1062の上部に形成された本体1061とカバー1063とが結合された内側に前記鉄筋網1040の主筋1041端部を挿入することによって前記鉄筋網1040の主筋1041の端部はスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC側に案内される。
前記補助カプラー1060内に鉄筋網1040の各主筋1041が挿入されれば、図7のように、前記鉄筋網1040からジグ1010と固定台1030は勿論、鉄筋網1040を持ち上げて移送させたクレーンを分離する。
次に、図8のように、前記鉄筋網1040の主筋1041を回転させるようになれば、前記主筋1041の端部は前記スラブ1090の主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入されて締結される。
前記のような方法により前記鉄筋網1040の各主筋1041を回転させながらスラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入締結するので、前記スラブ1090の上部に施工しようとする柱の鉄筋構造物である鉄筋網1040が設置される。
言い換えると、前記鉄筋網1040の各主筋1041は固定クリップ1080により回転可能に結合されていることによって、前記各主筋1041は固定クリップ1080の締結溝1081内で回転しながら前記各主筋1041の端部が前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーC内に挿入されながら締結されることによって、前記カプラーCにより鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091とは互いに連結結合されるので、前記スラブ1090の上面に鉄筋網1040が設置される。
前記スラブ1090の各主筋1091と前記鉄筋網1040の各主筋1041が前記カプラーCにより連結結合されて鉄筋網1040が設置されれば、図9のように、前記鉄筋網1040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCから補助カプラー1060を分離する。
即ち、前記補助カプラー1060の本体1061からカバー1063を上方側にスライディング移動させて分離してから前記本体1061の開放された面と延長管1062の開放された面を通じて前記鉄筋網11040の各主筋1041と前記スラブ1090の各主筋1091に結合されたカプラーCを離脱させて補助カプラー1060を分離する。
したがって、前記柱を施工するための位置であるスラブ1090の上面には複数個の主筋1041とフープ1042及び肋筋1043が結合された柱形状の鉄筋網1040の設置が完了する。
即ち、ジグと支持台及び固定台を用いて端部にカプラーが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープと肋筋が結合された鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋を連結結合する鉄筋網の先組立工法において、前記鉄筋網で各主筋と各フープとが合う部分を固定クリップで前記主筋が回転可能に結合するステップ;前記スラブの各主筋端部に結合されたカプラーに補助カプラーを結合するステップ;クレーンを用いて鉄筋網を持ち上げて支持台を分離してからスラブの各主筋側に鉄筋網を移送するステップ;前記鉄筋網の各主筋端部を前記スラブの各主筋に結合された補助カプラー内に各々挿入するステップ;前記鉄筋網からジグと固定台を分離するステップ;前記鉄筋網の各主筋を各々回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに挿入締結して上記の各主筋を連結結合するステップ;前記各主筋が連結結合されたカプラーから補助カプラーを解体するステップ;からなる。
そして、本発明は図10〜図17に示すように、本願発明は作業者が運搬及び取扱可能な25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台及び鉄筋締結装置のみを用いて基礎鉄筋に連結する過程(方法)(S1)と;別途に固定器を用いて15kg以上の連結用鉄筋を基礎鉄筋に連結する過程(方法)(S2)と;25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置とクレーンを用いて基礎鉄筋に連結する過程(S3)(方法)を含む。
前記において、据置台2000は、鉄筋コンクリート構造物で一対の鉄筋を管形状のカプラーCを媒介に連結するに当たって、特定構造の据置台2000を媒介に一層容易で、かつ速かに鉄筋連結作業を実施できるように具現される。
即ち、前記据置台2000を用いた鉄筋コンクリート構造物での鉄筋連結作業は、外周面にねじ山が形成されたいずれか1つの鉄筋上端にカプラーCをねじ結合し、前記カプラーCに特定構造の据置台2000を装着した後、これを媒介に他の1つの鉄筋を臨時に据置した後、簡便に連結作業を実施することができるようになる。
このために、本発明に従う鉄筋連結用据置台は、特定の構造を有するカプラー装着部2012と鉄筋挿入部2020及び支持部2040が一体型胴体で形成され、前記鉄筋挿入部2020側に着脱部2030が選択的に結合及び分離可能な構造で提供されるように構成される。
まず、前記カプラー装着部2012はその胴体の一側に長手方向に沿って開放部2014が形成された略管形状からなり、前記いずれか1つの鉄筋端部にねじ結合されたカプラーCの外周面上に固定設置されるように構成され、ここに、前記カプラー装着部2012の内周面の直径は前記カプラーCの外周面の直径と対応する大きさを有するようになされる。
また、前記カプラー装着部2012の上面の一側は前記着脱部2030の結合時、安着地点となる安着部2016を形成するようになる。
前記鉄筋挿入部2020はその平面が略半円形状をなすように構成されて、前記カプラー装着部2012の上面から一定高さを有するように一体に延長形成されて構成される。
前記支持部2040は前記着脱部2030が位置する地点に向けて長手方向にガイド部2042が形成された略リング形状からなり、前記鉄筋挿入部2020の外周面上にボルト2044の締結を通じて固定結合されるように構成されて、前記着脱部2030の結合時、これを支持するように提供される。
前記支持部2040に形成されたガイド部2042は、前記着脱部2030の結合時、取っ手部2032の移動をガイドするようになり、本発明の実施形態で前記支持部2040はその内周面が前記鉄筋挿入部2020の外周面に密着した状態で一対のボルト2044が前記支持部2040を貫通して前記鉄筋挿入部2020に締結されることによって堅く固定結合されるように構成される。
参照符号2046は、前記一対のボルト2044の締結のために支持部2040に穿孔されたボルト締結ホールを示す。
前記着脱部2030はその平面の形状が前記鉄筋挿入部2020と対応する半円形状からなり、前記鉄筋挿入部2020の開放された部分に選択的に位置しながら前記鉄筋挿入部2020と共に略管形態をなすように構成され、これを通じて連結しようとする他の1つの鉄筋を管形態の内部空間に臨時に据置させることができるようになされる。
また、前記着脱部2030の外周面の中央には取っ手部2032が突出形成されて、作業者が前記取っ手部2032を把持した状態で前記着脱部2030を前記支持部2040のガイド部2042内で上・下方向に移動させて前記鉄筋挿入部2020の開放された部分に選択的に位置させることができるようになされる。
この際、前記取っ手部2032は着脱部2030の胴体を貫通するボルトを媒介に構成され、これに選択的に前記ボルトを回転させてその端部が前記鉄筋挿入部2020に据置された鉄筋の外周面を押圧して仮固定させるようにすることによって、該当鉄筋を移送したジグ(図示せず)などを分離させる過程で鉄筋が任意に離脱及び流動することを防止できるようになる。
一方、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が当接しながら形成される管形状の内周面の直径は前記カプラー装着部2012の内周面の直径より小さな寸法を有するようになされて、これを通じて連結しようとする鉄筋を容易に前記カプラーC側に誘導できるようになる。
次に、前記したようになされた本発明の作用について詳細に説明すると、次の通りである。
本発明に従う据置台を用いて鉄筋を連結するに当たって、まず鉄筋コンクリート構造物を形成するために仮設された多数の鉄筋の上端に各々カプラーCの下側部分が締結結合されるようにした後、各々のカプラーCには前記据置台2000のカプラー装着部2012を嵌合させる。
この際、前記カプラーCの上端は据置台2000の鉄筋挿入部2020の下端に当接するまで挿入結合されるようになり、その挿入状態は前記カプラー装着部2012に長手方向に沿って形成された開放部2014を通じて容易に確認できるようになる。
そして、前記カプラーCに据置台2000を結合させた後には、前記カプラーCの鉄筋挿入部2020に着脱部2030が当接するように結合させて、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が管形態をなしながら、連結のための他の1つの鉄筋の挿入が可能な状態になるようにする。
この際、前記着脱部2030は前記支持部2040に形成されたガイド部2042に取っ手部2032が位置するようにした状態で着脱部2030の下端が前記カプラー装着部2012の上面の安着部2016に届くまで上側から下側方向に移動させることによって、その平面が略半円形状を有する胴体が半円形状を有する鉄筋挿入部2020の胴体と相互当接しながら、相互管形態をなした状態で前記支持部2040を通じて堅く支持されて固定できるようになる。
その後、クレーン(図示せず)などを用いて連結しようとする鉄筋を移送して該当鉄筋を前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の胴体の内部に掛けておいて前記クレーンを分離する。
この際、前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の内部に掛けられた鉄筋は、前記カプラー装着部2012に内蔵されたカプラーCの上端側に自然にガイドできるようになり、これに作業者は鉄筋を回転させながら該当鉄筋の下端を円滑にカプラーCの上側部分に締結結合させることができるようになる。
また、前記カプラーCを媒介に一対の鉄筋の連結作業が完了した後には、前記据置台2000の着脱部2030を取っ手部2032を上側に移動させることによって分離し、前記据置台2000の胴体の全体を上側に持ち上げてカプラーCから離脱するようにした後、前記カプラー装着部2012の開放部2014及び前記支持部2040のガイド部2042を用いて連結された鉄筋から据置台2000を完全に分離させることができるようになる。
上記の固定器4000の構成を説明すると、次の通りである。
半円型に形成され、据置台の上部に安着する安着部4100と、半円型に形成され、安着部にスライディング結合されて安着部を据置台に固定する固定部4300と、固定部の一側にヒンジ結合されて連結用鉄筋が直立するようにする回転部4500とから構成される。
固定部4300は、一側に備えられた締結ブロック4310を用いて安着部4100に備えられた締結溝4110にスライディングさせて締結する。
そして、回転部4500は一側に備えられたフランジ4510を用いて固定部の一側に備えられた締結編便4330にヒンジ4530で締結する。
この際、回転部4500の上部には鉄筋の離脱を防止するための鉄筋離脱防止リング4550が締結される。
以下、鉄筋連結過程を説明すると、次の通りである。
<第1実施形態>
作業者が運搬及び取扱可能な25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台及び鉄筋締結装置のみを用いて基礎鉄筋に連結する方法(S1)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S1−1);25kg以下の連結用鉄筋を作業者が据置台の内部に安着させるステップ(S1−2);鉄筋締結装置を据置台の上部に締結するステップ(S1−3);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S1−4);鉄筋締結装置及び据置台を分離するステップ(S1−5)からなる。
<第2実施形態>
別途に固定器を用いて15kg以上の連結用鉄筋を基礎鉄筋に連結する方法(S2)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S2−1);据置台上部に固定器を設置するステップ(S2−2);固定器の回転部に15kg以上の連結用鉄筋を挿入した後、直立させるステップ(S2−3);固定器の上部に鉄筋締結装置を締結するステップ(S2−4);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S2−5);鉄筋締結装置及び固定器、据置台を分離するステップ(S2−6)からなる。
<第3実施形態>
25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置とクレーンを用いて基礎鉄筋に連結する方法(S3)であって;連結カプラーの上部に据置台を設置するステップ(S3−1);25kg以上または多数の連結用鉄筋を鉄筋移送装置に締結した後、クレーンを用いて連結カプラーに挿入させるステップ(S3−2);据置台の上部に鉄筋締結装置を締結するステップ(S3−30);鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てるステップ(S3−4);鉄筋締結装置、据置台、鉄筋移送装置を分離するステップ(S3−5)からなる。
そして、本発明は図11に示すように、鉄筋締結装置3000は鉄筋に締結固定される据置台の上部に締結されて鉄筋をカプラーに簡便に締結できるようにするものであって、鉄筋が挿入されるように鉄筋挿入溝3111が形成された下部フレーム3100と;下部フレーム3100の上部面に締結されるギア群3300と;ギア群3300の上部に位置して下部フレーム3100に締結され、鉄筋が挿入されるように鉄筋挿入溝3510が形成された上部フレーム3500を含む。
下部フレーム3100は鉄筋に締結固定される据置台2000又は固定器4000の上部に締結されて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするものであって、据置台2000又は固定器4000に締結可能に下部に締結ブロック3110が形成され、かつ締結ブロック3110の一側には鉄筋が挿入されるように“U”字形状の鉄筋挿入溝3111が形成されている。
そして、下部フレーム3100の上部には鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするギア群3300が締結固定されるように締結孔3130が多数備えられており、その外側には上部フレーム3500を締結固定するための固定孔3150が多数備えられている。
ギア群3300は下部フレーム3100の上部面に備えられている締結孔3130に締結固定されて鉄筋を回転させてカプラーCに締結できるようにするものであって、別途の回転工具により回転される駆動ギア3310と、駆動ギア3310の両側に締結されて回転し、鉄筋を回転させる回動ギア3350を回転させる一対のアイドルギア3330と、一対のアイドルギア3330に締結されて駆動ギア3310により伝達される回転力により鉄筋を回転させてカプラーに締結できるようにし、かつ鉄筋が挿入されるようにする“U”字形状の鉄筋挿入溝3351が形成されている回動ギア3350とからなる。
前記各々のギアの上・下部には突出部3311,3331,3353が形成されて上・下部フレーム3100,3500に形成された締結孔3130,3530に挿入固定されて上・下部フレーム3100,3500からの離脱を防止できるようにした。
そして、前記突出部3311、3331、3353にベアリング3700を締結して回転力を極大化することもできる。
この際、駆動ギア3310の突出部3311には回転工具に締結されて回転工具の回転力の伝達を受けることができるように四角形状の溝3311−1が形成されている。
上部フレーム3500は下部フレーム3100に締結固定されてギア群3300の外部への離脱を防止するようにするものであって、一側には鉄筋が挿入されるように“U”字形状の鉄筋挿入溝3510が形成されている。
そして、下部には鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに簡便に締結できるようにするギア群3300が締結固定されるように締結孔3530が多数備えられており、その外側には下部フレーム3100に締結固定するための固定孔3550が多数備えられている。
鉄筋締結装置3000を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程は、次の通りである。
運送された鉄筋構造物を据置台2000又は固定器4000を用いてカプラーCの上部に安置させる。
以後、据置台2000又は固定器4000の上部に本願発明の下部フレーム3100に形成された締結ブロック3110を用いて固定する。
この際、上・下部フレーム3500,3100に形成された鉄筋挿入溝3510,3111を通じて鉄筋が挿入固定されるようにする。
以後、回転工具を駆動ギア3310の突出部3311に形成された四角形状の溝3311−1に挿入して回動ギアを回転させる。
回転工具の回転力を受けた駆動ギア3310は両側に締結されたアイドルギア3330を回転させ、アイドルギア3330は外側に締結された回動ギア3350を回転させる。
アイドルギア3330を通じて回転力の伝達を受けた回動ギア3350は“U”字形状の鉄筋挿入溝3351に挿入固定されている鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーCに固定させる。
本発明の一実施形態に従う鉄筋移送装置6000は、図18〜図22に示すように、移送ジグ6100と固定ジグ6200及び固定部材6300を含む。
前記移送ジグ6100は垂直な平板のベース6110と、前記ベース6110の一側面の上・下部に一定間隔で離隔した状態で垂直に突出形成される上板6120及び下板6130を含む。
前記ベース6110には多数のボルト孔6111が一定間隔毎に離隔するように形成され、前記ボルト孔6111には固定ボルト6112がねじ結合される。
このようなボルト孔6111は、上板6120と下板6130との間のベース6110に形成され、前記固定ボルト6112はボルト孔6111に締結されて後述する固定ジグ6200を移送ジグ6100上で固定させるようになる。
また、前記ベース6110はその上端部の一側に連結ブラケット6113が突出形成され、前記連結ブラケット6113にはロープを通じてクレーンと連結できる連結環6114が結合されて備えられる。
そして、前記上板6120の下面外側端部には係止凸部6121が突出形成され、前記係止凸部6121により上板6120と下板6130との間には“L”形状の結合溝6140が形成される。
したがって、前記結合溝6140に各々の固定ジグ6200がスライディング結合され、前記ベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112により固定ジグ6200が上板6120の係止凸部6121側に押圧密着して固定される。
また、前記下板6130の下面の一側には後述する固定ジグ6200に結合される固定部材6300が締結される固定部材固定ジグ6131が形成される。
そして、前記下板6130の下面の他側には固定部材6300の固定バー6310が締結される固定バー固定ジグ6133が形成される。
固定ジグ6200は、ベース6110の上板6120と下板6130との間に形成される結合溝6140に対応した“L”形状に形成されて、前記結合溝6140にスライディング結合される。
このようにベース6110の結合溝6140には多数の固定ジグ6200がスライディング結合されることができ、結合された多数の固定ジグ6200は一定間隔離隔した状態でベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112により固定される。
一方、前記のような固定ジグ6200は、平板上の固定板6210と、前記固定板6210の上面一端部に垂直に突出した係止板6220を含む。
前記ベース6110の上板6120と下板6130から突出した固定板6210には鉄筋が挿入できる直径を有する装着孔6211が形成され、前記装着孔6211は固定板6210の端部から内側に切欠された“U”字形状に開口するように形成される。
そして、前記係止板6220はその後面にベース6110のボルト孔6111に締結される固定ボルト6112が接して押圧され、その前面は固定ボルト6112により上板6120の係止凸部6121側に移動して密着固定される。
また、前記固定板6210の下面の端部には装着孔6211を挟んで離隔するように突出した一対の結合具6230が形成され、前記結合具6230の中央部には後述する固定部材6300の固定バー6310が挿入されて結合される挿入孔6231が形成される。
前記固定部材6300は、鉄筋が固定ジグ6200から離脱することを防止する固定バー6310と、支持バー6333、スプリング6335が挿入される胴体6331と、胴体6331に挿入されて鉄筋が固定ジグ6200から離脱することを防止する支持バー6333と、支持バー6333の外側に締結されて支持バー6333が前・後進できるようにするスプリング6335と、支持バー6333及びスプリング6335が胴体6331から離脱することを防止するキャップ6337と、支持バー6333の一端に締結されて支持バー6333を後進させるワイヤー6339からなる支持部材6330とから構成される。
前記固定バー6310は、固定ジグ6200の結合具6230を通じて多数の固定ジグ6200を横切って結合されることによって、固定ジグ6200の固定板6210の装着孔6211に挿入されて掛止された多数の鉄筋を横切って支持するので、鉄筋が装着孔6211の開口部側に離脱することを防止するようになる。
固定バー6310は、一端が固定バー固定ジグ6133にヒンジ6311で結合されて支持バー6333の後進によってヒンジ6311を基点に回動して鉄筋の拘束を解除するようになる。
この際、固定バー6310の一端には衝撃緩衝部材をさらに備えて回動された時、固定バー固定ジグ6133の衝突時、衝撃を緩和できるようにする。
そして、他端にはワイヤー6315をさらに備えて回動した時、95〜120゜を超過して回動しないようにして、固定バーによる安全事故の発生を防止する。
支持部材6330は、固定部材固定ジグ6131の下部に締結固定されて固定バー6310を下部で支持するものであって、胴体6331に内設された支持バー6333をワイヤー6339で引けば、支持バー6333が後進しながら固定バー6310を支持したものが解除される。
以後、ワイヤー6339を放せば、スプリング6335の復原力により支持バー6333が前進するようになる。
キャップ6337の後面には滑車6337−1をさらに備えてワイヤー6339を地面から引く時より簡便に引くことができるようにした。
一方、前記固定ジグ6200に構成される固定板6210の装着孔6211に挿入されて掛止される鉄筋はその端部に通常のカプラーCがねじ結合されるが、このカプラーCが固定板6210の装着孔6211より大きい直径に形成されるので、装着孔6211に鉄筋の挿入時、カプラーCが装着孔6211を貫通できなくて、掛止されることによって、鉄筋が固定板6210の装着孔6211に掛止された状態で安全に移送される。
以上のような本発明の鉄筋移送装置の作動を説明する。
まず、移送しようとする鉄筋の個数だけ多数の固定ジグ6200を移送ジグ6100のベース6110と上板6120及び下板6130の間に形成される結合溝6140に各々スライディング挿入させて備える。
以後、結合溝6140に挿入されて備えられた多数の固定ジグ6200を建築現場に予め施工されている鉄筋の間隔に合うように調整した後、固定ジグ6200が位置したベース6110の各ボルト孔6111に各々の固定ボルト6112を締結して固定ジグ6200の係止板6220をベース6110の上板6120の係止凸部6121側に密着移動させて押圧固定する。
したがって、上記のように移送ジグ6100の結合溝6140に固定された多数の固定ジグ6200の装着孔6211の端部にカプラーCがねじ結合された鉄筋をカプラーCが装着孔6211に掛止されるまで挿入して備える。
以後、固定ジグ6200の固定板6210の下面に突出形成された結合具6230の挿入孔6231に各固定部材6300の固定バー6310を最外側の固定ジグ6200から貫通させて結合した後、支持部材6330の支持バー6333で固定バー6310の下部を支持することによって、固定バー6310の回動が不可になるので、固定部材6300が多数の固定ジグ6200に堅く結合された状態を維持して任意的な離脱が防止され、これによって鉄筋の移送時、安全事故を予め防止できるようになる。
以後、移送ジグ6100の連結ブラケット6113に備えられた連結環6114に共にロープを媒介にクレーンを連結して移送ジグ6100を移動させることによって、多量の鉄筋を一度に所望の場所に容易に移動させることができ、このように移動する多量の鉄筋は建築現場に施工されている鉄筋の間隔に合うようにその間隔が調節された状態で移動することによって、カプラーCを通じて移動した鉄筋を施工されている既存の鉄筋に簡便で、かつ速かにねじ結合して設置することができる。
1010 ジグ
1020 支持台
1030 固定台
1040 鉄筋網
1041 主筋
1042 フープ
1043 肋筋
1060 補助カプラー
1080 固定クリップ
1090 スラブ
1091 主筋
2000 据置台
3000 鉄筋締結装置
4000 固定器
6000 鉄筋移送装置(移送装置)
カプラー

Claims (5)

  1. ジグと支持台及び固定台を用いて端部にカプラーが結合された複数個の主筋を配列設置及び各主筋の外周面に複数個のフープと肋筋が結合された鉄筋網の各主筋とスラブの各主筋とを連結結合する鉄筋網の先組立過程であって、
    鉄筋網を先組立する組立過程と、
    主筋に据置台を連結する据置台組立過程と、
    鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程と、
    鉄筋網を移送装置を用いて移送する移送過程と、
    を含むことを特徴とする、鉄筋網組立方法。
  2. 前記据置台組立過程は、
    鉄筋コンクリート構造物を形成するために仮設された多数の鉄筋の上端に各々カプラーCの下側部分が締結結合されるようにした後、各々のカプラーCに前記据置台2000のカプラー装着部2012を嵌合させるステップと、
    前記カプラーCに据置台2000を結合させた後には、前記カプラーCの鉄筋挿入部2020に着脱部2030が当接するように結合させて前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030が管形態をなしながら連結のための他の1つの鉄筋の挿入が可能な状態になるようにするステップと、
    クレーン(図示せず)などを用いて連結しようとする鉄筋を移送して該当鉄筋を前記鉄筋挿入部2020及び着脱部2030を媒介に形成された管形態の胴体の内部に掛けておいて前記クレーンを分離するステップと、
    前記カプラーCを媒介に一対の鉄筋の連結作業が完了した後には、前記据置台2000の着脱部2030を取っ手部2032を上側に移動させることによって分離し、前記据置台2000の胴体の全体を上側に持ち上げてカプラーCから離脱するようにするステップと、
    前記カプラー装着部2012の開放部2014及び支持部2040のガイド部2042を用いて連結された鉄筋から据置台2000を完全に分離するステップと、
    からなることを特徴とする、請求項1に記載の鉄筋網組立方法。
  3. 前記鉄筋網を先組立する組立過程は、
    前記鉄筋網で各主筋と各フープとが合う部分を固定クリップで前記主筋が回転可能に結合するステップと、
    前記スラブの各主筋端部に結合されたカプラーに補助カプラーを結合するステップと、
    クレーンを用いて鉄筋網を持ち上げて支持台を分離してからスラブの各主筋側に鉄筋網を移送するステップと、
    前記鉄筋網の各主筋端部を前記スラブの各主筋に結合された補助カプラー内に各々挿入するステップと、
    前記鉄筋網からジグと固定台を分離するステップと、
    前記鉄筋網の各主筋を各々回転させて前記スラブの各主筋に結合されたカプラーに挿入締結して上記の各主筋を連結結合するステップと、
    前記各主筋が連結結合されたカプラーから補助カプラーを解体するステップと、
    からなることを特徴とする、請求項1に記載の鉄筋網組立方法。
  4. 鉄筋締結装置を用いて連結用鉄筋を連結カプラーに組み立てる過程は、
    運送された鉄筋構造物を据置台を用いてカプラーの上部に安置させるステップと、
    据置台の上部に下部フレームに形成された締結ブロックを用いて固定するステップと、
    上・下部フレームに形成された鉄筋挿入溝を通じて鉄筋が挿入固定されるようにするステップと、
    回転工具を駆動ギアの突出部に形成された四角形状の溝に挿入して駆動ギアを回転させるステップと、
    回転工具の回転力を受けた駆動ギアは両側に締結されたアイドルギアを回転させ、アイドルギアは外側に締結された回動ギアを回転させるステップと、
    アイドルギアを通じて回転力の伝達を受けた回動ギアは“U”字形状の鉄筋挿入溝に挿入固定されている鉄筋を回転させて鉄筋をカプラーに固定させるステップと、
    からなることを特徴とする、請求項1に記載の鉄筋網組立方法。
  5. 鉄筋網の移送過程は、
    移送しようとする鉄筋の個数だけ多数の固定ジグ6200を移送ジグ6100のベース6110と上板6120及び下板6130の間に形成される結合溝6140に各々スライディング挿入させて備えるステップと、
    結合溝6140に挿入されて備えられた多数の固定ジグ6200を建築現場に予め施工されている鉄筋の間隔に合うように調整した後、固定ジグ6200が位置したベース6110の各ボルト孔6111に各々の固定ボルト6112を締結して固定ジグ6200の係止板6220をベース6110の上板6120の係止凸部6121側に密着移動させて押圧固定するステップと、
    固定ジグ6200の固定板6210の下面に突出形成された結合具6230の挿入孔6231に各固定部材6300の固定バー6310を最外側の固定ジグ6200から貫通させて結合するステップと、
    移送ジグ6100の連結ブラケット6113に備えられた連結環6114に共にロープを媒介にクレーンを連結して移送ジグ6100を移動させるステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の鉄筋網組立方法。
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