JP5484288B2 - カーポートやテラス等の柱の基礎構造、柱の基礎の施工方法およびプレキャストコンクリートブロック - Google Patents

カーポートやテラス等の柱の基礎構造、柱の基礎の施工方法およびプレキャストコンクリートブロック Download PDF

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本発明は、カーポートやテラス等の柱の基礎構造、柱の基礎の施工方法およびプレキャストコンクリートブロックに関する。
従来、カーポートやテラスの柱の基礎は、現場にて、コンクリートを配合して練り、掘削した穴内に柱の下端部を挿入し、穴内にコンクリートを打設し、養生するという現場打ちコンクリートにより構築している。
しかしながら、この柱の基礎の施工方法では、現場任せのコンクリート配合のため、安定した品質を確保できないという問題がある。また、カーポート等の柱は片持ち形式となり大きな荷重がかかるので、大きな基礎を要し、打設するコンクリートの必要量が多くなるため、練り混ぜ時間が長くなり、施工時間が長くなるという問題がある。また、カーポート等の柱は片持ちとなるので、カーポートが倒壊しないようにコンクリートが固化するまで2、3日の間、サポート用の柱を設置して、コンクリートを養生する必要があり、このため施工に時間がかかるとともに、サポート用柱の設置および撤去の手間がかかるという問題がある。
また、従来、橋脚などの構造躯体の構築方法として、プレキャストブロック工法が知られている。このプレキャストブロック工法は、現場でのコンクリート打設による構造躯体の構築が困難な場合などに用いられ、構造躯体(例えば橋脚)を分割して、プレキャストブロックをセグメントとして工場もしくは、現場付近の製作ヤードなどで製作しておき、これを現場に搬入して組み立て、最後にストレス導入あるいはストレッシングにより一体化を図って構築するものである。
特許文献1には、その一例を示されている。これは、図27に示すように、基礎であるフーチング62のみを場所打ちコンクリートまたはプレキャストブロックで構築し、その中に端部を固定して建て込んだPC鋼棒63上に上から工場製作によるプレキャストブロックによるセグメント65a,65b,65c,65d,65e…をクレーンなどで吊り上げ、順次落とし込んで積み重ねる。
セグメント65a,65b,65c,65d,65e…間には必要に応じてモルタルやエポキシ樹脂による目地材66を充填して相互に接合し、目地材66が硬化した時期にPC鋼棒63を緊張してセグメント65a,65b,65c,65d,65e…間にプレストレスを導入してこれらを一体化し橋脚67を構築する。
特許第3537706号公報
しかしながら、このようなプレキャストブロック工法は、橋脚などの構造躯体の構築に用いられるものであり、各プレキャストブロックをクレーンなどの重機で吊り上げて順次落とし込んで積み重ねるので、工事が大掛かりになるものとなる。また、カーポートやテラス等の柱の基礎構造に用いるものではなく、さらには各プレキャストブロックの内部に別の部材である柱を支持する構造ではない。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、品質の安定および施工時間の短縮を図ることができるとともに、人力でも施工可能なカーポートやテラス等の柱の基礎構造、柱の基礎の施工方法およびこれに用いるプレキャストコンクリートブロックを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造は、カーポートやテラス等の柱を支持する基礎構造であって、
地面の穴内に、プレキャストコンクリートブロックが複数個積層され、
最下段の前記プレキャストコンクリートブロックには、上面にボルトが固定され、
他の前記プレキャストコンクリートブロックは、筒状に形成されるとともに、上下方向に貫通するボルト孔が設けられ、
他の前記プレキャストコンクリートブロックの前記各ボルト孔に、最下段の前記プレキャストコンクリートブロックの前記ボルトが挿通され、該ボルトとナットにより前記各プレキャストコンクリートブロックが一体化されて積層体が形成され、
前記積層体内に、前記柱の下端部分が挿入され、
前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材が充填されている、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、予め工場等で製作されたプレキャストコンクリートブロックを用いるので、安定した品質の基礎構造とすることができるとともに、このプレキャストコンクリートブロックの分を現場でコンクリート練りすることが無いので、施工時間の短縮を図ることができる。さらに、複数個のプレキャストコンクリートブロックを積層して積層体を構成するので、1個のプレキャストコンクリートブロックの重量を人力でも取り扱うことができる重さにできる。さらには、最下段のプレキャストコンクリートブロックの上面にボルトが固定されているので、このボルトを持って穴内に落とし込むができる。また、ボルトにナットを締め込むことにより、各プレキャストコンクリートブロックを一体化して積層体を形成することができるので、作業性が良く、施工時間を短縮することができる。
請求項2に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造は、カーポートやテラス等の柱を支持する基礎構造であって、
地面の穴内に、プレキャストコンクリートブロックが複数個積層され、
最下段の前記プレキャストコンクリートブロックには、上面にねじ穴が設けられ、該ねじ穴にボルトがねじ込まれて固定され、
他の前記プレキャストコンクリートブロックは、筒状に形成され、かつ、上下方向に貫通するボルト孔が設けられているとともに、上面にねじ穴が設けられ、
他の前記プレキャストコンクリートブロックの前記各ボルト孔に、最下段の前記プレキャストコンクリートブロックの前記ボルトが挿通され、該ボルトとナットにより前記各プレキャストコンクリートブロックが一体化されて積層体が形成され、
前記積層体内に、前記柱の下端部分が挿入され、
前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材が充填されている、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、予め工場等で製作されたプレキャストコンクリートブロックを用いるので、安定した品質の基礎構造とすることができるとともに、このプレキャストコンクリートブロックの分を現場でコンクリート練りすることが無いので、施工時間の短縮を図ることができる。さらに、複数個のプレキャストコンクリートブロックを積層して積層体を構成するので、1個のプレキャストコンクリートブロックの重量を人力でも取り扱うことができる重さにできる。さらには、最下段のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴にねじ込まれて固定されたボルトを持って、最下段のプレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込むができる。また、他のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴に仮ボルトを一時的に取り付け、この仮ボルトを持って当該プレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込むができる。また、ボルトにナットを締め込むことにより、各プレキャストコンクリートブロックを一体化して積層体を形成することができるので、作業性が良く、施工時間を短縮することができる。
請求項3に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記ボルト孔には、他の前記プレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、前記ボルトを当該プレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、ボルト孔に、他のプレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、ボルトを当該プレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されているので、ボルトに当該プレキャストコンクリートブロックのボルト孔を挿通し易く、作業性が良い。
請求項4に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記プレキャストコンクリートブロックの外面には、縮径部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、プレキャストコンクリートブロックの外面に縮径部が設けられているので、積層体の外周面と穴の内周面との間に充填材が充填された際に、噛み合い効果により積層体と穴との間の引き抜き強度が向上する。
請求項5に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造は、請求項2に記載の発明において、前記各プレキャストコンクリートブロックは、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられた筒状の同一の構造のものであり、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明においては、同一構造のプレキャストコンクリートブロックを用いるので、製造コストを低減することができる。また、他のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴に仮ボルトを一時的に取り付け、この仮ボルトを持って当該プレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込み、最下段または他のプレキャストコンクリートブロックの上に置く際に、同一構造のプレキャストコンクリートブロックであっても、当該プレキャストコンクリートブロックを鉛直軸周りに所定量回転させてから落とし込むことにより、当該プレキャストコンクリートブロックのボルト孔に最下段のプレキャストコンクリートブロックのボルトを挿通することができる。さらに、ねじ穴が複数個設けられているので、ボルトあるいは仮ボルトを複数個取り付けることができるので、左右の手でそれぞれボルト(仮ボルト)を持つことができるので、落とし込みの作業がやり易い。
請求項6に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法は、カーポートやテラス等の柱を支持する基礎の施工方法であって、
上面にボルトが固定された第1のプレキャストコンクリートブロックおよび上下方向に貫通するボルト孔が設けられた筒状の複数個の第2のプレキャストコンクリートブロックを製作しておき、
地面を掘削して形成した穴の底部に、前記第1のプレキャストコンクリートブロックを前記ボルトを持って落とし込み、
次いで、前記第1のプレキャストコンクリートブロックの上に、複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックを、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置き、
次いで、前記ボルトにナットを締め付けることにより、前記第1のプレキャストコンクリートブロックと複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックとを一体化させて積層体を形成し、
次いで、前記積層体内に前記柱の下端部分を挿入するとともに、前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材を充填する、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明においては、予め工場等で製作されたプレキャストコンクリートブロックを用いるので、安定した品質の基礎構造とすることができるとともに、このプレキャストコンクリートブロックの分を現場でコンクリート練りすることが無いので、施工時間の短縮を図ることができる。さらに、複数個のプレキャストコンクリートブロックを積層して積層体を構成するので、1個のプレキャストコンクリートブロックの重量を人力でも取り扱うことができる重さにできる。さらには、第1のプレキャストコンクリートブロックの上面にボルトが固定されているので、このボルトを持って穴内に落とし込むができる。また、ボルトにナットを締め込むことにより、各プレキャストコンクリートブロックを一体化して積層体を形成することができるので、作業性が良く、施工時間を短縮することができる。
請求項7に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法は、カーポートやテラス等の柱を支持する基礎の施工方法であって、
上面にねじ穴が設けられ第1のプレキャストコンクリートブロックおよび上下方向に貫通するボルト孔が設けられているとともに上面にねじ穴が設けられた筒状の複数個の第2のプレキャストコンクリートブロックを製作しておき、
前記第1のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴にボルトをねじ込み、
次いで、地面を掘削して形成した穴の底部に、前記第1のプレキャストコンクリートブロックを前記ボルトを持って落とし込んで置き、
次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴に仮ボルトをねじ込み、
次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記仮ボルトを持って落とし込み、前記第1のプレキャストコンクリートブロックの上に、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置き、
次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴に仮ボルトをねじ込み、前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記仮ボルトを持って落とし込み、既設の前記第2のプレキャストコンクリートブロックの上に、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置くことを必要な回数行い、
次いで、前記ボルトにナットを締め付けることにより、前記第1のプレキャストコンクリートブロックと複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックとを一体化させて積層体を形成し、
次いで、前記積層体内に前記柱の下端部分を挿入するとともに、前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材を充填する、
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明においては、予め工場等で製作されたプレキャストコンクリートブロックを用いるので、安定した品質の基礎構造とすることができるとともに、このプレキャストコンクリートブロックの分を現場でコンクリート練りすることが無いので、施工時間の短縮を図ることができる。さらに、複数個のプレキャストコンクリートブロックを積層して積層体を構成するので、1個のプレキャストコンクリートブロックの重量を人力でも取り扱うことができる重さにできる。さらには、第1のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴にねじ込まれて固定されたボルトを持って、当該第1のプレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込むができる。また、第2のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴に仮ボルトを一時的に取り付け、この仮ボルトを持って当該第2のプレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込むができる。また、ボルトにナットを締め込むことにより、各プレキャストコンクリートブロックを一体化して積層体を形成することができるので、作業性が良く、施工時間を短縮することができる。
請求項8に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法は、請求項6または請求項7に記載の発明において、前記柱の外周面と前記積層体の内周面との間に、支持金具またはくさびを設け、前記積層体に前記柱を支持させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明においては、支持金具またはくさびにより積層体に柱を支持させるので、サポート用柱等によるサポートを不要にすることができるため、サポート用柱等の設置および撤去の手間を省くことができる。
請求項9に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法は、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記ボルト孔には、前記第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、前記ボルトを前記第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明においては、ボルト孔に、第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、ボルトを当該第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されているので、ボルトに当該第2のプレキャストコンクリートブロックのボルト孔を挿通し易く、作業性が良い。
請求項10に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法は、請求項7に記載の発明において、前記第1のプレキャストコンクリートブロックおよび前記各第2のプレキャストコンクリートブロックは、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられた筒状の同一の構造のものであり、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明においては、同一構造のプレキャストコンクリートブロックを用いるので、製造コストを低減することができる。また、第2のプレキャストコンクリートブロックの上面のねじ穴に仮ボルトを一時的に取り付け、この仮ボルトを持って当該プレキャストコンクリートブロックを穴内に落とし込み、第1または第2のプレキャストコンクリートブロックの上に置く際に、同一構造のプレキャストコンクリートブロックであっても、当該プレキャストコンクリートブロックを鉛直軸周りに所定量回転させてから落とし込むことにより、当該プレキャストコンクリートブロックのボルト孔に第1のプレキャストコンクリートブロックのボルトを挿通することができる。さらに、ねじ穴が複数個設けられているので、ボルトあるいは仮ボルトを複数個取り付けることができるので、左右の手でそれぞれボルト(仮ボルト)を持つことができるので、落とし込みの作業がやり易い。
請求項11に記載のプレキャストコンクリートブロックは、請求項10に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法に用いられるプレキャストコンクリートブロックであって、
筒状に形成され、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられ、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明においては、同一構造のプレキャストコンクリートブロックであるので、製造コストを低減することができる。この安価なプレキャストコンクリートブロックを用いて、請求項11に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法を実行することができる。
本発明によれば、品質の安定および施工時間の短縮を図ることができるとともに、人力でも施工可能なカーポートやテラス等の柱の基礎構造、柱の基礎の施工方法およびこれに用いるプレキャストコンクリートブロックを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るカーポートの柱の基礎構造を示す図であって、一部を断面にして示す側面図である。 同、一部を断面にして示す正面図である。 プレキャストコンクリートブロックの平面図である。 プレキャストコンクリートブロックの側面図である。 本発明の実施の形態に係るカーポートの柱の基礎の施工方法を示す図であって、穴を形成した状態の断面図である。 同、砕石を敷いた状態の断面図である。 同、最下段のプレキャストコンクリートブロックを置いた状態の断面図である。 同、2段目のプレキャストコンクリートブロックの設置作業を説明するための断面図である。 同、2段目のプレキャストコンクリートブロックから仮ボルトを取り外している状態の断面図である。 同、ボルトの上端部にナットをねじ込んでいる状態の断面図である。 同、積層体の内側に柱の下端部分を挿入した状態の断面図である。 同、積層体の外周面と穴の内周面との間にモルタルを充填している状態の断面図である。 同、積層体の内周面と柱の外周面との間にモルタルを充填している状態の断面図である。 同、積層体内に柱の下端部分が固定された状態の断面図である。 支持金具を用いた柱の支持方法について説明するための図であって、柱に支持金具を固定した状態の斜視図である。 同、平面図である。 同、断面図である。 くさびを用いた柱の支持方法について説明するための断面図である。 積層体の外周面と穴の内周面との間にモルタルを充填する際に、サポート用柱等によるサポートを不要にする方法を示す断面図である。 積層体の外周面と穴の内周面との間にモルタルを充填する際に、サポート用柱等によるサポートを不要にする他の方法を示す断面図である。 プレキャストコンクリートブロックの第2の例を示す図であって、平面図である。 同、側面図である。 プレキャストコンクリートブロックの第3の例を示す図であって、平面図である。 同、側面図である。 プレキャストコンクリートブロックの第4の例を示す図であって、平面図である。 同、側面図である。 従来の橋脚などの構造躯体の構築に用いられるプレキャストブロック工法を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態に係るカーポートの柱の基礎構造を示す図である。この実施の形態に係るカーポート1は、少し斜めに延びる屋根2と、この屋根2の一方(下側)の端部を支持する2本の柱3により構成されている。柱3は、正面視において幅が狭い断面形状が長方形の角筒状に形成されている。そして、この実施の形態に係る柱の基礎構造は、カーポート1の柱3の下端部分を支持する基礎構造である。柱3の下端部分は、地面Gに掘削された穴(縦穴)4内に設置された筒状の積層体5内に支持されている。積層体5は、複数個の同じ構造のプレキャストコンクリートブロック6が積層され、ボルト7とナット8により一体化されている。積層体5の外周面と穴4の内周面との間および積層体5の内周面と柱3の外周面との間に充填材(図示せず)が充填されている。なお、積層体5の下側には、砕石9等が敷かれている。
図3および図4に示すように、プレキャストコンクリートブロック6は、コンクリートからなる概略円筒状の部材であり、工場等で製作される。このプレキャストコンクリートブロック6は、人が持つことができる程度の重さのものであり、具体的には約15〜20kgf程度に作製されている。プレキャストコンクリートブロック6の外周面には、高さ方向の中央部に、縮径部11が形成されている。また、プレキャストコンクリートブロック6の下端部には、下方に向かうにつれて次第に縮径するすり鉢状の凸部12が形成されている。また、プレキャストコンクリートブロック6の上面には、前記凸部12が嵌合可能なすり鉢状の凹部13が形成されており、これにより凸部12を凹部13に嵌合させて、プレキャストコンクリートブロック6の上に他のプレキャストコンクリートブロック6を重ねることができるようになっている。
また、プレキャストコンクリートブロック6の凹部13の平らな底面には、複数個(この例では3個)のインサート金具14が周方向に等間隔に埋設されている。インサート金具14には、ねじ穴(雌ねじ)15が設けられている。また、プレキャストコンクリートブロック6には、上下方向に貫通する複数個(この例では3個)のボルト孔(貫通孔)16が周方向に等間隔に形成されている。ボルト孔16は、ねじ穴15と略同一の半径でかつ同一の周方向の間隔で形成されており、各ボルト孔16は、各ねじ穴15の間の中央部に位置している。ボルト孔16は、プレキャストコンクリートブロック6の内周面に開口しており、ボルト7をこの開口部を通してプレキャストコンクリートブロック6の内周面側からボルト孔16に挿入できるようになっている。この例では、ボルト孔16は、半径向に延びる長穴でかつ径方向内側がプレキャストコンクリートブロック6の内周面に開口した、言わば指先のような形状に形成されており、このボルト孔16の径方向外側の円弧状の部分はねじ穴15の半径より多少外側に位置している。
次に、このカーポートの柱の基礎の施工方法を説明する。
図5に示すように、まず、カーポート1の柱3を立設する位置の地面Gを手掘りまたはハンドオーガー等を用いて掘削し、穴(縦穴)4を形成する。
次いで、図6に示すように、穴4の底面に砕石9等を敷いて転圧し、平らにする。
次いで、図7に示すように、プレキャストコンクリートブロック6の各ねじ穴15にそれぞれボルト7をねじ込む。このボルト7は、少なくとも両端部に雄ねじが形成されているものである。その後、これらのボルト7を手で持って、プレキャストコンクリートブロック6を穴4に落とし込み、穴4の底部の砕石9の上にプレキャストコンクリートブロック6を置く。
次いで、図8に示すように、他のプレキャストコンクリートブロック6の各ねじ穴15にそれぞれ仮ボルト(ボルト)27をねじ込む。この仮ボルト27は、少なくとも一端部に雄ねじが形成されているとともに他端部に把持部が形成されているものである。その後、これらの仮ボルト27を手で持って、このプレキャストコンクリートブロック6の各ボルト孔16に既設の一段目のプレキャストコンクリートブロック6の各ボルト7を挿通させつつ、このプレキャストコンクリートブロック6を落とし込み、既設のプレキャストコンクリートブロック6の上に置く。このとき、一段目のプレキャストコンクリートブロック6の凹部13に、このプレキャストコンクリートブロック6の凸部13が嵌合する。
次いで、図9に示すように、2段目のプレキャストコンクリートブロック6から仮ボルトを取り外す。
次いで、図8および図9の作業を繰り返して、図10に示すように、穴4の入口まで、複数個のプレキャストコンクリートブロック6を積み重ねる。この例では、5個のプレキャストコンクリートブロック6が積層される。その後、各ボルト7の上端部にそれぞれナット8がねじ込まれ、これにより各プレキャストコンクリートブロック6が一体化されて筒状の積層体5が形成される。このとき、積層体5の鉛直度を確認する。
次いで、図11に示すように、積層体5の内側にカーポート1の柱3の下端部分を挿入し、立てる。
次いで、図12に示すように、積層体5の外周面と穴4の内周面との間に、バケツ25等に入れた空練のモルタル(充填材)26を水を用いつつ充填する。
次いで、図13に示すように、積層体5の内周面と柱3の外周面との間に、バケツ25等に入れた空練のモルタル(充填材)26を水を用いつつ充填する。このとき、作業者等が柱3を鉛直に支持する。
そうすると、図14に示すように、積層体5内に柱3の下端部分が固定される。
なお、上述の作業において、カーポートの柱が片持ちとなる場合には、カーポートが倒壊しないようにモルタル25が固化するまでサポート用の柱等を設置して、モルタル25を養生する必要がある。
このサポート用柱等によるサポートを不要にし、サポート用柱等の設置および撤去の手間を省くことができるようにするために、この柱3の支持を支持金具を用いて行うようにしてもよい。すなわち、図15から図17に示すように、支持金具32は、柱3の側面にねじ等の固定具33より固定されるコ字板状の一対の柱固定部34と、各柱固定部34の中央部に固定されたナット35と、このナット35に螺合されたボルト36がその中央部に固定された円弧板状の一対の当接部37とを備えている。
そして、まず、図15に示すように、積層体5内に柱3を挿入したときに、積層体5の内側の上端部すなわち最上段に位置するプレキャストコンクリートブロック6の内側の上端部に位置するように、柱3の前後面にそれぞれ、支持金具32の各柱固定部を固定具33により固定する。
次いで、この支持金具32の各当接部37の各柱固定部34からの突出長さを、ナット35に対するボルト36の螺合位置を変えることにより変えて、両当接部37の間の長さをプレキャストコンクリートブロック6の内周面の直径よりも若干短く設定する。
次いで、積層体5内に柱3を挿入する。そうすると、図16および図17に示すように、最上段のプレキャストコンクリートブロック6の内側の上端部に支持金具32に位置し、一対の当接部37がプレキャストコンクリートブロック6の内周面に近接しているので、積層体5に対する柱3の径方向の移動が阻止される。
なお、支持金具32はモルタル25中に埋設される。
また、サポート用柱等によるサポートを不要にするための方法として、くさびを用いるようにしてもよい。すなわち、図18に示すように、積層体5内に柱3を挿入した後、柱3と最上段のプレキャストコンクリートブロック6との間に、複数個のくさび39を打ち込むことにより、積層体5で柱3を支持するようにしてもよい。
なお、くさび39はモルタル25中に埋設される。
また、サポート用柱等によるサポートを不要にするための方法として、積層体5の外周面と穴4の内周面との間にモルタルを充填する際に、図19に示すように、空練の早強モルタル40を水を用いつつ充填するようにしてもよい。あるいは、図20に示すように、最上段のプレキャストコンクリートブロック6の外周面と穴4の内周面との間に、複数個のくさび39を打ち込み、その後空練のモルタルを水を用いつつ充填するようにしてもよい。
このようなカーポートの柱の基礎構造および柱の基礎の施工方法にあっては、予め工場等で製作されたプレキャストコンクリートブロック6を用いるので、安定した品質の基礎構造とすることができるとともに、このプレキャストコンクリートブロック6の分を現場でコンクリート練りすることが無いので、施工時間の短縮を図ることができる。
さらに、複数個のプレキャストコンクリートブロック6を積層して積層体5を構成するので、1個のプレキャストコンクリートブロック6の重量を人力でも取り扱うことができる重さにできる。
さらには、最下段のプレキャストコンクリートブロック6の上面のねじ穴14にねじ込まれて固定されたボルト7を持って、最下段のプレキャストコンクリートブロック6を穴4内に落とし込むができる。また、最下段以外の他(第2段から最上段)のプレキャストコンクリートブロック6の上面のねじ穴14に仮ボルト27を一時的に取り付け、この仮ボルト27を持って当該プレキャストコンクリートブロック6を穴4内に落とし込むができる。また、ボルト7にナット8を締め込むことにより、各プレキャストコンクリートブロック6を一体化して積層体5を形成することができるので、作業性が良く、施工時間を短縮することができる。
また、ボルト孔16に、プレキャストコンクリートブロック6の内面側に開口され、ボルト7を当該プレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されているので、ボルト7に当該プレキャストコンクリートブロックのボルト孔16を挿通し易く、作業性が良い。
また、プレキャストコンクリートブロック6の外面に縮径部11が設けられているので、積層体5の外周面と穴4の内周面との間にモルタル26が充填された際に、噛み合い効果により積層体5と穴4の内周面(地盤)との間の引き抜き強度が向上する
また、同一構造のプレキャストコンクリートブロック6を用いるので、製造コストを低減することができる。
さらに、プレキャストコンクリートブロック6には、ボルト孔が平面視において周方向に同一間隔で複数個(3個)設けられているとともに、ねじ穴15がボルト孔16の間に平面視において周方向にボルト孔16と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個(3個)設けられているので、プレキャストコンクリートブロック6の上面のねじ穴に仮ボルト27を一時的に取り付け、この仮ボルト27を持って当該プレキャストコンクリートブロック6を穴4内に落とし込み、既設のプレキャストコンクリートブロック6の上に置く際に、同一構造のプレキャストコンクリートブロック6であっても、当該プレキャストコンクリートブロック6を鉛直軸周りに所定量回転させてから落とし込むことにより、当該プレキャストコンクリートブロック6のボルト孔16に最下段のプレキャストコンクリートブロック6のボルト7を挿通することができる。
さらに、ねじ穴が複数個設けられているので、ボルト7あるいは仮ボルト27を複数個取り付けることができるので、左右の手でそれぞれボルト7(仮ボルト27)を持つことができるので、落とし込みの作業がやり易い。
また、プレキャストコンクリートブロック5に凸部12および凹部13を形成し、これらを嵌合させるようにしたので、プレキャストコンクリートブロック5の積層作業がやり易きとともに、これらを強固に一体化することができる。
なお、上述の実施の形態では、プレキャストコンクリートブロック6として、概略円筒状のものを用いたが、プレキャストコンクリートブロックの形状は種々変更可能である。例えば、図21および図22に示すように、外周面が四角状のプレキャストコンクリートブロック61としてもよいし、あるいは図23および図24に示すように、内周面が四角状でかつインサート金具14(ねじ穴15)およびボルト孔16がそれぞれ周方向に等間隔に2個設けられているプレキャストコンクリートブロック62としてもよいし、あるいは図25および図26に示すように、概略四角筒状でかつインサート金具14(ねじ穴15)およびボルト孔16がそれぞれ周方向に等間隔に2個設けられているプレキャストコンクリートブロック63としてもよい。
また、上述の実施の形態では、プレキャストコンクリートブロック6のボルト孔16がプレキャストコンクリートブロック6の内周面側が開口しているが、ボルト孔16は側方に開口していなくともよい。
また、上述の実施の形態では、同一構造のプレキャストコンクリートブロック6を用いて積層体6を構成したが、形状等の異なるプレキャストコンクリートブロックを積層して積層体を構成するようにしてもよい。また、最下段のプレキャストコンクリートブロック6は、筒状でなく、全面または一部の底がある有底筒状などでもよい。また、最下段のプレキャストコンクリートブロック6には、ボルト孔16を設けなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、最下段のプレキャストコンクリートブロック6にねじ穴15を設け、ボルト7を螺合して固定するようにしたが、最下段のプレキャストコンクリートブロック6に固定するボルトは、ボルトの端部を当該プレキャストコンクリートブロックに埋設するなどの他の方法により当該プレキャストコンクリートブロックに固定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、2段目から最上段のプレキャストコンクリートブロック6にねじ穴15を設け、仮ボルト27を螺合して、この仮ボルト27を用いて当該プレキャストコンクリートブロック6を落とし込むようにしたが、ねじ穴15を設けず、仮ボルト27を使用せずに、プレキャストコンクリートブロックを把持する把持具を用いるなど他の道具等を用いてプレキャストコンクリートブロックを落とし込むようにしてもよい。
1 カーポート
3 柱
4 穴
5 積層体
6、61、62、63 プレキャストコンクリートブロック
7 ボルト
8 ナット
11 縮径部
15 ねじ穴
16 ボルト孔
26 モルタル(充填材)
27 仮ボルト
40 早強モルタル(充填材)

Claims (11)

  1. カーポートやテラス等の柱を支持する基礎構造であって、
    地面の穴内に、プレキャストコンクリートブロックが複数個積層され、
    最下段の前記プレキャストコンクリートブロックには、上面にボルトが固定され、
    他の前記プレキャストコンクリートブロックは、筒状に形成されるとともに、上下方向に貫通するボルト孔が設けられ、
    他の前記プレキャストコンクリートブロックの前記各ボルト孔に、最下段の前記プレキャストコンクリートブロックの前記ボルトが挿通され、該ボルトとナットにより前記各プレキャストコンクリートブロックが一体化されて積層体が形成され、
    前記積層体内に、前記柱の下端部分が挿入され、
    前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材が充填されている、
    ことを特徴とするカーポートやテラス等の柱の基礎構造。
  2. カーポートやテラス等の柱を支持する基礎構造であって、
    地面の穴内に、プレキャストコンクリートブロックが複数個積層され、
    最下段の前記プレキャストコンクリートブロックには、上面にねじ穴が設けられ、該ねじ穴にボルトがねじ込まれて固定され、
    他の前記プレキャストコンクリートブロックは、筒状に形成され、かつ、上下方向に貫通するボルト孔が設けられているとともに、上面にねじ穴が設けられ、
    他の前記プレキャストコンクリートブロックの前記各ボルト孔に、最下段の前記プレキャストコンクリートブロックの前記ボルトが挿通され、該ボルトとナットにより前記各プレキャストコンクリートブロックが一体化されて積層体が形成され、
    前記積層体内に、前記柱の下端部分が挿入され、
    前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材が充填されている、
    ことを特徴とするカーポートやテラス等の柱の基礎構造。
  3. 前記ボルト孔には、他の前記プレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、前記ボルトを当該プレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造。
  4. 前記プレキャストコンクリートブロックの外面には、縮径部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造。
  5. 前記各プレキャストコンクリートブロックは、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられた筒状の同一の構造のものであり、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎構造。
  6. カーポートやテラス等の柱を支持する基礎の施工方法であって、
    上面にボルトが固定された第1のプレキャストコンクリートブロックおよび上下方向に貫通するボルト孔が設けられた筒状の複数個の第2のプレキャストコンクリートブロックを製作しておき、
    地面を掘削して形成した穴の底部に、前記第1のプレキャストコンクリートブロックを前記ボルトを持って落とし込み、
    次いで、前記第1のプレキャストコンクリートブロックの上に、複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックを、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置き、
    次いで、前記ボルトにナットを締め付けることにより、前記第1のプレキャストコンクリートブロックと複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックとを一体化させて積層体を形成し、
    次いで、前記積層体内に前記柱の下端部分を挿入するとともに、前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材を充填する、
    ことを特徴とするカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法。
  7. カーポートやテラス等の柱を支持する基礎の施工方法であって、
    上面にねじ穴が設けられ第1のプレキャストコンクリートブロックおよび上下方向に貫通するボルト孔が設けられているとともに上面にねじ穴が設けられた筒状の複数個の第2のプレキャストコンクリートブロックを製作しておき、
    前記第1のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴にボルトをねじ込み、
    次いで、地面を掘削して形成した穴の底部に、前記第1のプレキャストコンクリートブロックを前記ボルトを持って落とし込んで置き、
    次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴に仮ボルトをねじ込み、
    次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記仮ボルトを持って落とし込み、前記第1のプレキャストコンクリートブロックの上に、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置き、
    次いで、前記第2のプレキャストコンクリートブロックのねじ穴に仮ボルトをねじ込み、前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記仮ボルトを持って落とし込み、既設の前記第2のプレキャストコンクリートブロックの上に、前記ボルトに前記ボルト孔を挿通させて置くことを必要な回数行い、
    次いで、前記ボルトにナットを締め付けることにより、前記第1のプレキャストコンクリートブロックと複数個の前記第2のプレキャストコンクリートブロックとを一体化させて積層体を形成し、
    次いで、前記積層体内に前記柱の下端部分を挿入するとともに、前記積層体の外周面と前記穴の内周面との間および前記積層体の内周面と前記柱の外周面との間に充填材を充填する、
    ことを特徴とするカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法。
  8. 前記柱の外周面と前記積層体の内周面との間に、支持金具またはくさびを設け、前記積層体に前記柱を支持させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法。
  9. 前記ボルト孔には、前記第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側に開口され、前記ボルトを当該第2のプレキャストコンクリートブロックの内面側から挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法。
  10. 前記第1のプレキャストコンクリートブロックおよび前記各第2のプレキャストコンクリートブロックは、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられた筒状の同一の構造のものであり、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とする請求項7に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法。
  11. 請求項10に記載のカーポートやテラス等の柱の基礎の施工方法に用いられるプレキャストコンクリートブロックであって、
    筒状に形成され、上下方向に貫通する前記ボルト孔が設けられているとともに上面に前記ねじ穴が設けられ、前記ボルト孔は、平面視において周方向に同一間隔で複数個設けられているとともに、前記ねじ穴は、前記ボルト孔の間に平面視において周方向に前記ボルト孔と同一間隔でかつ同一半径位置で複数個設けられていることを特徴とするプレキャストコンクリートブロック。
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