JP2018093599A - モータ制御装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】往復移動可能な移動体を移動させる途中でステッピングモータの駆動を停止した場合のその後の駆動における脱調を防ぐ。
【解決手段】ステッピングモータを制御するモータ制御装置は、ステッピングモータの回転子を駆動する駆動部と、入力された指令に応じて駆動部を制御する駆動制御部と、移動体の移動の途中で駆動部が回転子の駆動を停止したときに、移動の途中で停止したことを示す不正停止情報D53を記憶する不正停止記憶部55、を有し、駆動制御部は、不正停止情報が記憶されている状態において指令として駆動の開始を命じる起動指令Saが入力された場合に、回転子を起動位置へ回転させる位相合わせを行った後で設定時間T9にわたって固定励磁を行いその後に引き続いて起動位置から回転させる回転磁界が生成されるよう、駆動部を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、モータ制御装置および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ機などの画像形成装置は、各種のローラを有している。例えば、電子写真式の画像形成装置は、感光体の表面に形成したトナー像を用紙または中間転写体に転写するためのローラ、およびトナー像を用紙に定着させるためのローラを有している。
これらのローラを用紙または中間転写体などに圧接させたり離間させたりする場合に、圧接位置(作用位置)と離間位置(退避位置)との間で往復移動させるための駆動源として、ステッピングモータが用いられている。ステッピングモータの制御装置は、例えばステッピングモータの2相の電機子捲線(固定子捲線)に所定の順序でパルス電流を流して励磁し、回転磁界を生成する。回転子は、励磁された磁極との間で引き合い、回転磁界に同期して回転する。パルス電流の周波数および回転子の負荷が適当であれば、脱調することなく円滑に回転する。
ステッピングモータの脱調を防ぐための先行技術として、特許文献1〜4に記載の技術がある。
特許文献1には、ステッピングモータに負荷が加わる期間にはその期間を過ぎたときの設定トルクよりもトルクを高く設定することが開示されている。
特許文献2には、起動時にステッピングモータに供給する駆動電流を、加速時の駆動電流よりも小さくすることが開示されている。
特許文献3には、回転駆動中における駆動電圧の異常を検出した場合に、回転子を原点位置復帰させるとともに、現在角度位置を示す駆動パルスカウンタをリセットすることが開示されている。
特許文献4には、回転子と固定子との位相角の角度差が所定範囲外となった際に、回転速度を自起動動作可能な速度に切り替えることが開示されている。
特開2008−044250号公報 特開2007−159205号公報 特開2007−135262号公報 特開2002−337413号公報
画像形成装置においては、移動体としてのローラを離間位置から圧接位置へまたはその逆に移動させている途中でステッピングモータの駆動を緊急停止する場合がある。例えば、用紙のジャムが発生したり、ユーザがハウジングの扉を開いたりしたときに、ローラの駆動を停止する。また、画像形成装置に電力を供給する商用電源の停電が発生すると、駆動は停止する。
プリントジョブの実行中において、ローラの移動の途中で駆動を停止した場合には、ジャムなどのトラブルが解消した後に、ステッピングモータの駆動を再開する。プリントジョブの実行の終了後の移動の途中で駆動を停止した場合には、次のプリントジョブの実行まで駆動を停止し、次のプリントジョブを実行するときに駆動を再開する。
従来、移動の途中でステッピングモータの駆動を停止し、その後に駆動を開始したときに脱調が発生し易いという問題があった。特許文献1〜4の技術は、移動体の移動の途中で駆動を停止した場合に起こる脱調を防ぐものではないので、この問題を解決することができない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、往復移動可能な移動体を移動させる途中でステッピングモータの駆動を停止した場合のその後の駆動における脱調を防ぐことのできるモータ制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るモータ制御装置は、往復移動可能な移動体を付勢力に抗して移動させるためのステッピングモータを制御するモータ制御装置であって、前記ステッピングモータの電機子に電流を流して当該ステッピングモータの回転子を駆動する駆動部と、入力された指令に応じて前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記移動体の移動の途中で前記駆動部が前記回転子の駆動を停止したときに、移動の途中で停止したことを示す不正停止情報を記憶する不正停止記憶部と、を有し、前記駆動制御部は、前記不正停止情報が記憶されている状態において前記指令として駆動の開始を命じる起動指令が入力された場合に、前記回転子を起動位置へ回転させる位相合わせを行った後で設定時間にわたって固定励磁を行いその後に引き続いて前記起動位置から回転させる回転磁界が生成されるよう、前記駆動部を制御する。
本発明によると、往復移動可能な移動体を移動させる途中でステッピングモードの駆動を停止した場合のその後の駆動における脱調を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を備えた画像形成装置の構成の概要を示す図である。 定着器の構成の概要を示す図である。 定着器の加熱ローラを往復移動させる機構の要部の構成を示す図である。 モータ制御装置の構成を示す図である。 モータ制御の準備シーケンスを示す図である。 モータ制御の不正停止後の起動シーケンスを示す図である。 画像形成装置における処理の流れを示す図である。
図1には本発明の一実施形態に係るモータ制御装置5を備えた画像形成装置1の構成の概要が示されている。
画像形成装置1は、電子写真式のプリンタエンジン10を備えたカラープリンタである。画像形成装置1のユーザは、ハウジングの上部に設けられた操作パネル19を用いて画像形成装置1を直接に操作することができる。また、操作パネル19における表示によりジャムなどのトラブルの発生を知ることができる。
プリンタエンジン10は4個のイメージングステーション11,12,13,14を有しており、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色のトナー像を並行して形成する。イメージングステーション11,12,13,14のそれぞれは、筒状の感光体、帯電チャージャ、現像器、クリーナ、および露光用の光源などを有している。
4色のトナー像は一次転写ローラ16A,16B,16C,16Dにより中間転写ベルト16に一次転写される。二次転写ローラ対16Eのニップ部を通過するとき、用紙カセット20から給紙ローラ15Aによって引き出されてレジストローラ対15Bを経て搬送されてきた用紙2に二次転写される。二次転写の後、用紙2は定着器17の内部を通って上部の排紙トレイ18へ送り出される。定着器17を通過するとき、加熱および加圧によってトナー像が用紙2に定着する。
定着器17は、加熱ローラ17Aと加圧ローラ17Bとを有し、これらのローラで用紙2を搬送しながら熱と圧力とを用紙2に加える。加熱ローラ17Aは、その筒状の芯金内に熱源としてランプ加熱式のヒータユニットを内蔵している。誘導加熱型ヒータを加熱ローラ17Aの近傍に配置してもよい。
加圧ローラ17Bは、加熱ローラ17Aと接する作用位置と加熱ローラ17Aから離れる退避位置との間で往復移動可能に設けられている。往復移動の駆動源は、ステッピングモータ3である。ステッピングモータ3は、モータ制御装置5により制御される。
画像形成装置1のハウジングの前面部には、ユーザが開閉することのできる扉(図示せず)が設けられている。ユーザは、扉を開けて、トナーを補充したりジャムで残留している用紙2を取り除いたりする。
画像形成装置1は、用紙2の搬送状態を検知するためのシートセンサ61、および扉の開閉を検出する扉センサ62を有している(図4参照)。
図2には定着器17の構成の概要が、図3には定着器17の加熱ローラ17Bを往復移動させるための可動機構170(170A,B)の構成が、それぞれ示されている。
図2において、加熱ローラ17Aおよび加圧ローラ17Bは細長い円柱状であり、互いに周面同士が対向するように平行に配置されている。これらのローラの軸方向の一端側にステッピングモータ3が配置され、両端に可動機構170A,170Bが配置されている。両端に配置された可動機構170A,170Bは、同様な機構であって互いに連動して動作するので、以下ではその一方の可動機構170Aのみについて説明する。
可動機構170Aは、カム184、レバー183、および圧接センサ55などを有しており、カム184の回動に伴ってレバー183が回動して加圧ローラ17Bをその径方向に移動(揺動)させるように構成されている。
ステッピングモータ3の回転駆動力は、複数のギヤ41,42,43,44,45,46を介してカムシャフト184Aに伝えられる。カムシャフト184Aの両端にカム184が取り付けられており、これらは一体に回転する。ステッピングモータ3の正回転により加圧ローラ17Bは例えば作用位置へ移動し、逆回転により例えば退避位置へ移動する。
図3(A)において、加圧ローラ17Bの位置は退避位置である。すなわち、加圧ローラ17Bは、加熱ローラ17Aから離間している。図3(B)において、加圧ローラ17Bの位置は作用位置である。すなわち、加圧ローラ17Bは、加熱ローラ17Aに圧接(当接)している。加圧ローラ17Bの周縁付近の部分は弾性部材からなり、加熱ローラ17Aとの圧接により凹んでいる。可動機構170Aの仕組みは次の通りである。
図3において、加熱ローラ17Aは、固定フレーム180に回転可能に支持(軸支)されている。また、カム184の回転軸であるカムシャフト184A、およびレバー183の回転軸183Aも、固定フレーム180に支持されている。さらに、移動体としての加圧ローラ17Bを軸支する軸受けフレーム182が、回転軸182Aを中心に回動可能に固定フレーム180に支持されている。
軸受けフレーム182の回転軸182Aは、図において加圧ローラ17Bの下方に左寄りに配置されている。軸受けフレーム182の上端部と固定フレーム180との間には、加圧ローラ17Bを退避位置へ引き寄せるように軸受けフレーム182を引っ張るバネ186が設けられている。
また、軸受けフレーム182の上端部とレバー183の上端部とが、圧接用バネ185により連結されている。圧接用バネ185は引張りバネであり、レバー183が反時計方向に回動したときに、この圧接用バネ185を介して軸受けフレーム182が引っ張られて回動し、加圧ローラ17Bが作用位置に移動する。加圧ローラ17Bが作用位置へ移動した後は、レバー183のさらなる回動によって圧接用バネ185が延び、圧接用バネ185の付勢力(引っ張り力)によって、加圧ローラ17Bが加熱ローラ17Aに対して一定の強さで圧接する。
レバー183の下端側には、カム184との係合部となる長穴183Bが形成されており、カム184にはレバー183の長穴183Bの内面と接する突起184Bが形成されている。
図3(A)において、カム184が時計方向に回転すると、突起184Bにより長穴183Bの周面が押されてレバー183が反時計方向に回転する。レバー183の動きに追従して圧接用バネ185で連結されている軸受けフレーム182も反時計方向に回転する。これにより、加圧ローラ17Bが加熱ローラ17Aに近づいていき、やがて当接する。加圧ローラ17Bが加熱ローラ17Aに当接した後もカム184は回転を続け、圧接用バネ185が伸びて圧接力を発生させる。カム184の回転量が約180度に達すると、図3(B)に示すような圧接状態になる。
ステッピングモータ3には、圧接用バネ185およびバネ186の付勢力、および各部に作用する重力や摩擦力が、負荷として加わることとなる。
圧接センサ55(図2参照)は、圧接状態になったタイミングまたはその間際のタイミングでオン状態となる。圧接センサ55は、例えば透過型のフォトセンサである。
加熱ローラ17Aを作用位置から退避位置へ移動させる場合には、すなわち、図3(B)の状態から図3(A)の状態へ移行させる場合には、ステッピングモータ3の回転方向を切り替えてカム184を反時計方向に回転させ、これによりレバー183を反時計方向に回転させて圧接用バネ185を緩め、バネ186の付勢力で軸受けフレーム182を時計方向に回転させて退避位置とする。
なお、加圧ローラ17Bのホーム位置は退避位置であり、プリントジョブの実行時など加熱ローラ17Aに圧接させる必要があるときにのみ、加圧ローラ17Bは作用位置へ移動される。画像形成装置1のウォームアップでは、加熱ローラ17Aを優先して加熱するために、加圧ローラ17Bを加熱ローラ17Aから離間させて加熱ローラ17Aを温める。ウォームアップレディ温度に到達した時点でウォームアップ完了となる。圧接させる必要があるときには、さらに圧接切替温度まで温め、圧接切替温度に到達した後に圧接させる。
圧接切替温度は、トナーの特性やローラ径、熱源の昇温特性などに応じて設定される。また、プリント開始時には用紙2が定着器17に到着する前に圧接させ、用紙2の後端が定着器17を抜けた後に離間させる。ただし、使用する用紙2の種類によっては離間(軽圧接)状態のまま、プリントジョブの実行を開始して定着器17に用紙2を搬入する場合もある。
加圧ローラ17Bを加熱ローラ17Aから離間させておくことにより、加圧ローラ17Bへの熱拡散を低減して加熱ローラ17Aの昇温を迅速化することができる。また、常時に圧接させる場合と比べて、加圧ローラ17Bの周面の塑性変形が起こりにくくなる。
さて、可動機構170を用いて加圧ローラ17Bを作用位置または退避位置へ移動させる際に、移動の途中でステッピングモータ3の駆動が緊急停止される場合がある。例えば、ジャムなどのトラブルが発生した場合、ハウジングの扉が開かれた場合、および停電が生じた場合などがある。
移動の途中でステッピングモータ3の駆動が停止すると、圧接用バネ185およびバネ186などの付勢部材による付勢力がカム184に作用してカム184が回転して、カム184にギヤ群を介して連結されているステッピングモータ3の角度位置が駆動を停止した時点の位置からずれることがある。
詳しくは、レバー183が上死点を超えていれば圧接用バネ185の張力によって離間側に引き戻されることはほとんどないが、上死点を超える前に駆動が停止した場合には離間側に引き戻されることがある。引き戻される際にステッピングモータ3の駆動を停止しているにもかかわらずステッピングモータ3が回転する場合がある。この場合に、圧接用バネ185の張力などの影響でレバー183が離間側に完全には戻らず、圧接と離間との中間の状態の位置(不正な位置)で停止する。ステッピングモータ3の角度位置は不定となる。
駆動が停止している期間中にステッピングモータ3の角度位置が変化して不定になると、その後に駆動を開始したときに、ステッピングモータ3を回転させるための回転磁界の位相とステッピングモータ3の回転の位相とのずれに起因する脱調が生じるおそれがある。
モータ制御装置5は、加圧ローラ17Bの移動の途中でステッピングモータ3の駆動を停止した場合のその後の駆動における脱調を防ぐ機能を有している。以下、この機能を中心にモータ制御装置5の構成および動作を説明する。
図4にはモータ制御装置5の構成が、図5にはモータ制御の準備シーケンスが、図6にはモータ制御の不正停止後の起動シーケンスが、それぞれ示されている。なお、図4ではステッピングモータ3の構成が模式的に示されている。
図4において、モータ制御装置5は、モータドライバ51、駆動制御部52、不正停止記憶部53、停止位相記憶部54、および上に述べた圧接センサ55などから構成される。これらの要素のうち、圧接センサ55以外を集積回路として一体に構成することができる。
モータドライバ51は、ステッピングモータ3の電機子3Bに電流を流してステッピングモータ3の回転子3Aを駆動する駆動部である。モータドライバ51は、電機子3BのA相コイル(捲線)31およびB相コイル32に、周期的に変化する交流電圧(パルス電圧)を印加して回転子3Aを回転させる回転磁界を生じさせる。交流電圧として、通常、矩形波が用いられる。矩形波は、定電圧源の出力電圧を周期的にオンオフし、または出力電圧の正負を周期的に反転することによって得られる。また、スイッチング回路を用いて矩形波よりも周波数の高いパルス列またはPWM(パルス幅変調信号)を用いることによって、矩形波を合成することもできる。
駆動制御部52は、上位制御部4から入力された指令に応じてモータドライバ51を制御する。上位制御部4は、画像形成装置1の全体の制御を受け持つコントローラであり、画像形成装置1をウォームアップするとき、プリントジョブを実行するときなどに、指令を発する。
上位制御部4からの指令の内容は、駆動のオンオフを指令するイネーブル信号S1、回転の速度を決める周波数可変のクロックS2、および回転方向切替え信号S3の組み合わせにより定まる。指令については後で詳述する。必要に応じて相切替え信号S4により励磁のパターンの切替えが指令されることがある。
駆動制御部52は、例えばA相の電流のオンオフを指令するスイッチング制御信号A+,A−、およびB相の電流のオンオフを指令するスイッチング制御信号B+,B−により、モータドライバ51の出力を制御する。
駆動制御部52は、圧接センサ55の出力の切替わりを信号S55として上位制御部4に通知する。駆動制御部52は、ハ−ドウエアによるデジタル回路、ソフトウエアを用いた処理回路、またはこれらの組み合わせによって構成することが可能である。
不正停止記憶部53は、加圧ローラ17Bの移動の途中でモータドライバ51が回転子3Aの駆動を停止したときに、移動の途中で停止したことを示す不正停止情報D53を不揮発性メモリにより記憶する。不正停止情報D53は、例えば1ビットのフラグであってもよい。
停止位相記憶部54は、加圧ローラ17Bの移動が正常に完了した場合に、回転子3Aが停止したきの当該回転子3Aの位置を示す停止位相情報D54を記憶する。停止位相情報D54は、例えばスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−のそれぞれの信号値(オンオフ状態)を示す4ビットのデータであってよい。それは、移動が正常に完了した場合には回転磁界の位相と回転子3Aの回転の位相とが一致しているからである。
上位制御部4は、例えば画像形成装置1の電源スイッチがオンされたとき、省電力モードから通常モードに復帰したとき、扉の開閉が行われたときなどに、図5に示す準備シーケンスの処理を駆動制御部52に行わせる。
準備シーケンスは、ステッピングモータ3の回転制御の準備として回転子3Aを起動位置に位置決めしておくためのシーケンスである。起動位置は、回転を開始するときの位置として定められた位置である。
準備シーケンスは、数回から十回程度の短い励磁(パルス励磁)により回転子3Aを起動位置へ回転させる位相合わせと、位相合わせに先立って行う固定励磁である前励磁と、位相合わせの後に行う固定励磁である後励磁とから構成される。
固定励磁は、回転子3Aに固定の磁界(回転しない磁界)を印加する処理、つまりスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−の信号値を一定に保つ処理である。前励磁および後励磁は、回転子3Aを静止させる処理、すなわち回転子3Aの位置を安定させる処理である。前励磁の期間T1は、例えば100ms程度とされ、後励磁の期間T3は、例えば400ms程度とされる。
位相合わせには、起動位置に対応する位相のパルス励磁を繰り返す方法、または位置決めの精度を高めるために起動位置に対応する位相とそれに近い位相のそれぞれのパルス励磁を交互に繰り返す方法など、公知の手法を用いることができる。位相合わせの期間T2は、例えば50〜100ms程度とされる。
図5において、時点t1でイネーブル信号S1がオフからオンに切り替わる。駆動制御部52は、イネーブル信号S1がオンであることにより、モータドライバ51に前励磁のための信号(固定励磁信号)を出力する。つまり、例えば、特定の位相に固定されたスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−を出力する。この場合、スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−が変化しないので、0Hzの信号または0Hzのクロックとも言える。
時点t2において、クロックS2の周波数が0Hzから例えば150Hzに切り替えられる。イネーブル信号S1はオンのままである。クロックS2の周波数が150Hzとなったことにより、これに応じた周波数でスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−が切り替わる。
時点t3において、クロックS2の周波数が0Hzに切り替えられる。駆動制御部52は、モータドライバ51に後励磁のための信号(固定励磁信号)を出力する。
時点t4において、イネーブル信号S1がオフに切り替わる。駆動制御部52は、イネーブル信号S1がオフとなったことにより、後励磁のための信号(固定励磁信号)、例えばスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−を停止する。つまり、固定励磁が解除される。回転子3Aは、外力が作用しない限り、位相合わせにより起動位置に位置決めされた状態のままとなる。
その後、ユーザによりプリントジョブが画像形成装置1に入力されて、イネーブル信号S1がオンになるまで、ステッピングモータ3は駆動が停止された状態が続く。駆動を停止することにより、ステッピングモータ3、モータドライバ51、および駆動制御部52の無用の発熱を無くすことができる。
なお、準備シーケンスの処理が行われて回転子3Aが位置決めされた後、扉が開閉されるなどの回転子3Aの位置が変化したおそれのある状況になったときには、再び準備シーケンスの処理が行われる。そのような状況にならなかった場合には、その後のステッピングモータ3の駆動に際して、回転の開始を迅速化するために位相合わせが省略される。
図6において、時点t10でイネーブル信号S1がオンになる。駆動制御部52は、準備シーケンスの場合と同様に、モータドライバ51に前励磁のための信号(固定励磁信号)を出力する。この前励磁の期間T5は、期間T1と同様に例えば100msとされる。
時点t11において、周波数300HzのクロックS2が入力される。駆動制御部52は、クロックS2に応じた周波数300Hzで切り替わるスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−を出力する。クロックS2の周波数が150Hzではないことは、上に述べたように位相合わせが省略されたことを意味する。このことは、上位制御部4が相出力指令Scに基づいて周波数300HzのクロックS2を出力し、駆動制御部52がそれに対応してステッピングモータ3を回転駆動するための相出力を行った、と見ることができる。
駆動制御部52の相出力により、スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−の各信号値はクロックS2に同期したタイミングで切り替えられる。スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−の最初の信号値は、停止位相情報D54が記憶されていない場合には、起動位置に対応する値であり、停止位相情報D54が記憶されている場合には停止位相情報D54が示す停止位相に対応する値である。ここでの例では、起動位置に対応する値であるものとする。
スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−に従って、モータドライバ51は、電機子3Bに電流を流して起動位置から回転を始める回転磁界を生じさせる。回転磁界に追従して回転子3Aが回転し、加圧ローラ17Bが退避位置から作用位置へ向かって移動する。
もしも移動(圧接動作)が順調に進んだとすると、所定の時間T6が経過した時点t13において、加圧ローラ17Bは作用位置に到着して加熱ローラ17Aに圧接する。
しかし、図6においては、時点t11と時点t13との間の時点t12(圧接動作の途中の時点)で、イネーブル信号S1がオンからオフに切り替わっている。
駆動制御部52は、イネーブル信号S1がオフとなったことにより、相出力を停止する。相出力の停止により、モータドライバ51によるステッピングモータ3の駆動が停止する。
駆動制御部52は、加圧ローラ17Bの移動が正常に完了する前に相出力を停止したことにより、不正停止情報D53を生成し、これを不正停止記憶部53に記憶する。これとともに、停止位相記憶部54に記憶している停止位相情報D54を消去する。
その後、圧接動作の中止の原因となったトラブルが解消すると、上位制御部4は、起動指令Saに基づいて、ステッピングモータ3の駆動の開始を駆動制御部52に指令する。すなわち、時点t14において、イネーブル信号S1をオンにする。
駆動制御部52は、イネーブル信号S1がオンになると、不正停止情報D53が記憶された状態であるので、位相合わせを行う。つまり、期間T7において前励磁を行った後、期間T8において位相合わせを行い、設定時間T9にわたって固定励磁を行い、引き続いて相出力を行う。
前励磁の期間T7は、期間T1と同様に例えば100ms程度である。位相合わせでは、位相合わせ指令Spに基づいて周波数150HzのクロックS2が出力されるので、これによって、モータドライバ51により位相合わせのための励磁が行われ、回転子3Aが起動位置まで回転する。設定時間T9における固定励磁は、その前の位相合わせにおける後励磁とその後の圧接動作における前励磁とを兼ねている。固定励磁の期間T9は、例えば500ms程度である。
時点t17において、相出力指令Scに基づいて、相出力として周波数300Hz程度のクロックS2が出力される。駆動制御部52は、クロックS2に同期して、スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−を出力する。
スイッチング制御信号A+,A−,B+,B−によって、モータドライバ51は、起動位置から回転を始める回転磁界を生じさせる。回転磁界に追従して回転子3Aが回転し、加圧ローラ17Bが退避位置から作用位置へ移動する。
上位制御部4は、時点t18で圧接センサ55のオンを検知すると、時点t18の後の時点t19において、クロックS2をオフし、相出力を停止させる。つまり、時点t17から時点t19までの期間T10において圧接動作が行われる。相出力が停止した後、時点t20まで固定励磁を行う。なお、時点t18と時点t19とは同時点であってもよい。
不正停止記憶部53は、圧接動作が完了した時点t19において、記憶している不正停止情報D53を消去する。また、時点t19において、停止位相記憶部54は、期間T10での相出力におけるスイッチング制御信号A+,A−,B+,B−の最終の信号値を停止位相情報D54として記憶する。
時点t20の以後において、例えばプリントジョブの実行が終了したときに、上位制御部4は、加圧ローラ17Bを退避位置へ戻すための駆動の開始を指令する。その場合に、例えば、前励磁、相出力による回転磁界の生成、および後励磁を行う。相出力に際しては、回転方向切替え信号S3を圧接動作時と反対の方向を示すように切り替える。そして、後励磁の終了後にイネーブル信号S1をオフにする。
ところで、時点t12で上位制御部4が何らかのトラブルを検知してイネーブル信号S1をオフにした後に、時点t12から間もない時点t12aにおいてトラブルが解消する場合がある。例えば、ユーザが扉を開けて直ぐに閉めたなど場合である。この場合に、上位制御部4は、時点t12aではなく、図中に破線で示すように、時点t12aから待ち時間Twが経過した時点t12bにイネーブル信号S1をオンに切り替えるとともに、時点t12bの以後に起動指令Saを発する。
待ち時間Twの長さは、ステッピングモータ3の駆動が停止した状態において可動機構170のカム184に作用する付勢力による回転子3Aの振動が収束するのに要する時間以上に設定されている。
駆動制御部52は、イネーブル信号S1がオンの間、クロックS2に基づいて、前励磁、位相合わせ、固定励磁、および相出力(圧接動作、離間動作)を行うよう、モータドライバ51を制御する。この場合における前励磁、位相合わせ、固定励磁、および相出力、のそれぞれの期間の長さは、上に述べた期間T7,T8,T9,T10の長さと同じでよい。
図7には画像形成装置1における処理の流れが示されている。
ステッピングモータ3が停止している状態において、回転子3Aの停止位置が不定である場合には(#101でYES) 、位相合わせのための制御を行う(#102)。回転子3Aの停止位置が不定ではない場合には(#101でNO) 、位相合わせのための制御を行わない。
加圧ローラ17Bを加熱ローラ17Aに圧接させる必要が生じると(#103でYES) 、加圧ローラ17Bを作用位置へ移動させる圧接制御を行う(#104)。圧接制御の開始から所定時間内に圧接センサ55がオンになると(#105でYES) 、停止位相情報D54を記憶するなどの処理を行う(#106)。
加圧ローラ17Bを加熱ローラ17Aから離間させる必要が生じると(#107でYES) 、位相合わせを行わずに、加圧ローラ17Bを退避位置へ移動させる離間制御を行う(#108)。離間制御では、記憶されている停止位相情報D54が示す位置から回転する回転磁界を生成させる。画像形成装置1では離間を検出するセンサを配置しない構成が採用されているので、移動の所要時間に応じて相出力におけるクロックS2のパルス数が定められている。出力パルス数が所定値に達した時点で退避位置への移動(離間動作)が完了したと判断される。離間動作が完了すると、停止位相情報D54を更新するなどの処理を行う(#109)。
ステップ#105においてNOである場合には、不正停止情報D53を記憶する処理を行う(#110)。圧接制御の開始から所定時間が経過するまでの間に、ジャムなどのトラブルを検知した場合にもステップ#105においてNOと判断し、不正停止情報D53を記憶する。そして、ステッピングモータ3を緊急停止させ、必要に応じてトラブルの発生を操作パネル19を用いてユーザに知らせる警告表示を行う(#111)。
以上の実施形態によると、往復移動可能な移動体としての加圧ローラ17Bを移動させる途中でステッピングモード3の駆動を停止した場合に、その後の駆動に際して位相合わせを行うので、移動途中の駆動停止後の駆動における脱調を防ぐことができる。
位相合わせと固定励磁とに引き続いて回転を開始させるので、すなわち位相合わせの後に一旦駆動を停止する期間を設けることなく回転を開始させるので、加圧ローラ17Bの移動の開始を迅速化することができる。
上に述べた実地形態によると、回転子3Aが駆動によらずに回転した可能性のある場合以外は位相合わせを行わずに圧接動作を行うので、ファーストコピータイムを短縮して画像形成装置1の利便性を高めることができる。
上に述べた実地形態において、加圧ローラ17Bに限らず、一次転写ローラ16A,16B,16C,16Dおよび二次転写ローラ対16Eなどの他の往復移動可能な移動体についても、図6に示したシーケンスの制御を行うことができる。
加圧ローラ17Bの離間を検出する離間センサを設け、離間センサの出力に基づいて離間動作を終了させるようにしてもよい。圧接センサ55を設けずに離間センサを設けてもよいし、圧接センサ55および離間センサの両方を設けてもよい。
その他、画像形成装置1およびモータ制御装置5のそれぞれの全体または各部の構成、処理の内容、順序、またはタイミングなどは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
2 用紙(シート)
3 ステッピングモータ
3A 回転子
3B 電機子
4 上位制御部
5 モータ制御装置
17A 加熱ローラ
17B 加圧ローラ(移動体)
51 モータドライバ(駆動部)
52 駆動制御部
53 不正停止記憶部
54 停止位相記憶部
55 圧接センサ(センサ)
185 圧縮用バネ(付勢部材)
186 バネ(付勢部材)
D53 不正停止情報
D54 停止位相情報
Sa 起動指令
Sb 停止指令
Sp 位相合わせ指令
T9 期間(設定時間)
Tw 待ち時間

Claims (9)

  1. 往復移動可能な移動体を付勢力に抗して移動させるためのステッピングモータを制御するモータ制御装置であって、
    前記ステッピングモータの電機子に電流を流して当該ステッピングモータの回転子を駆動する駆動部と、
    入力された指令に応じて前記駆動部を制御する駆動制御部と、
    前記移動体の移動の途中で前記駆動部が前記回転子の駆動を停止したときに、移動の途中で停止したことを示す不正停止情報を記憶する不正停止記憶部と、を有し、
    前記駆動制御部は、前記不正停止情報が記憶されている状態において前記指令として駆動の開始を命じる起動指令が入力された場合に、前記回転子を起動位置へ回転させる位相合わせを行った後で設定時間にわたって固定励磁を行いその後に引き続いて前記起動位置から回転させる回転磁界が生成されるよう、前記駆動部を制御する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記不正停止情報が記憶されている状態において、前記起動指令が入力されてから所定の待ち時間が経過した後に、前記位相合わせを行うよう前記駆動部を制御する、
    請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記待ち時間の長さは、前記付勢力による前記回転子の振動が収束するのに要する時間以上に設定されている、
    請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記移動体の移動が完了した場合に、前記回転子が停止したきの当該回転子の位相を示す停止位相情報を記憶する停止位相記憶部を、有し、
    前記駆動制御部は、前記停止位相情報が記憶されている状態において前記起動指令が入力された場合に、前記回転子を当該停止位相情報が示す位相から回転させる回転磁界が生成されるよう、前記駆動部を制御する、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のモータ制御装置。
  5. 前記駆動制御部は、前記不正停止情報が記憶されていない状態において、前記指令として前記位相合わせを行うことを命じる位相合わせ指令が入力されたときに、前記位相合わせを行ってその後に前記設定時間にわたって前記固定励磁を行いかつその後に前記起動指令が入力されるまで前記駆動を停止するよう前記駆動部を制御し、
    前記停止位相記憶部は、前記不正停止情報が記憶されていない状態における前記位相合わせ指令の入力を契機として前記位相合わせが行われた場合に、前記起動位置を示す位置情報を前記停止位相情報として記憶する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のモータ制御装置。
  6. 径方向に往復移動可能なローラを用いてシートに画像を形成する画像形成装置であって、
    前記ローラを一方向に付勢する付勢部材と、
    前記ローラを前記付勢部材による付勢力に抗して移動させるためのステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの電機子に電流を流して当該ステッピングモータの回転子を駆動する駆動部と、
    入力された指令に応じて前記駆動部の起動を制御する駆動制御部と、
    前記ローラの移動の途中で前記駆動部が前記回転子の駆動を停止したときに、移動の途中で停止したことを示す不正停止情報を記憶する不正停止記憶部と、を有し、
    前記駆動制御部は、前記不正停止情報が記憶されている状態において前記指令として駆動の開始を命じる起動指令が入力された場合に、前記回転子を起動位置へ回転させる位相合わせを行った後で設定時間にわたって固定励磁を行いその後に引き続いて前記起動位置から回転させる回転磁界が生成されるよう、前記駆動部を制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記シートを加熱する加熱ローラを有し、
    前記ローラは、前記加熱ローラに前記シートを圧接するための加圧ローラであって、前記加熱ローラと接する作用位置と前記加熱ローラから離れる退避位置との間の移動が可能に配置されている、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記シートのジャムが発生したときに、前記回転子の駆動の停止を命じる停止指令を前記駆動制御部に入力する上位制御部を有し、
    前記駆動制御部は、前記停止指令が入力されたときに、前記回転子の駆動を停止するよう前記駆動部を制御する、
    請求項6または7記載の画像形成装置。
  9. 前記加圧ローラの前記作用位置への移動が完了したことを検出するセンサを有する、
    請求項6ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
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