JP2018090977A - 引戸レール部材、建具、建具の施工方法および建具の改修方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなガラス引戸などの引戸としては、障子に戸車が設けられていて、下枠に形成された溝部に沿って戸車が転動する形態のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような構成とすることにより、万が一、戸車が溝部から外れて溝部上水平面に乗り上げた場合でも、溝部上傾斜面に当接して側方への移動が止まるため、戸車が引戸レール部材から外れて障子下枠が設けられた枠部から外れることを防止できる。
また、溝部上水平面と溝部上傾斜面とがなす角部が鈍角に形成されていることにより、この角部が直角や鋭角に形成されている場合と比べて角部を容易に清掃することができる。
このような構成とすることにより、底面と側面とがなす角部が直角や鋭角である場合と比べて溝部を容易に清掃することができる。
このような構成とすることにより、溝部の底面および側面と、溝部上水平面および溝部上傾斜面とを同じように清掃することができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。また、ネジなどの固定具を使用せずに引戸レール部材を下枠に取り付けることができるため、固定具が設けられていてその固定具が露出している場合と比べて、引戸レール部材の清掃を容易に行うことができる。
本発明では、引戸レール部材が下枠にネジで固定されていることにより、ネジを外すことで引戸レール部材を下枠から取り外すことができる。これにより、引戸レール部材を下枠から取り外して清掃することができるため、引戸レール部材の清掃を容易に行うことができる。特に、引戸レール部材が掃除しにくい場所にある場合でも、下枠から取り外すことで容易に清掃することができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。また、ネジなどの固定具を使用せずに引戸レール部材を下枠に取り付けることができるため、固定具が設けられていてその固定具が露出している場合と比べて、引戸レール部材の清掃を容易に行うことができる。
本発明では、引戸レール部材が下枠にネジで固定されていることにより、ネジを外すことで引戸レール部材を下枠から取り外すことができる。これにより、引戸レール部材を下枠から取り外して清掃することができるため、引戸レール部材の清掃を容易に行うことができる。特に、引戸レール部材が掃除しにくい場所にある場合でも、下枠から取り外すことで容易に清掃することができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。
また、引戸レール部材が下枠から取り外せることにより、引戸レール部材が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく引戸レール部材のみを交換すればよいため、引戸レール部材が下枠に一体に設けられている場合と比べて、引戸レール部材の交換を容易に行うことができる。
また、既設の下枠を利用できることにより、建具の改修工事を短期間で行うことができる。
以下、本発明の第1実施形態による引戸レール部材、建具および建具の施工方法について、図1乃至図5に基づいて説明する。
図1および2に示すように、第1実施形態による下枠引戸レール部材(引戸レール部材)1は、建具11の下枠部2に設けられている。この建具11は、例えば、スーパーマーケットなどにおける食品売り場とその後方の鮮魚などの生鮮食料品を加工する作業室との間や、薬局における接客スペースと薬品保管室との間に設けられた壁部(躯体)12に形成された開口部13に設けられている。
建具11を挟んで配置された2つの室のうち、一方側を第1室14とし、他方側を第2室15とする。また、以下の説明では、各部材は、建具11が壁部12に設けられた姿勢であるものとしている。
障子17の面に沿った水平方向を見付け方向とし、障子17の面に直交する方向を見込み方向とする。
下枠部2には4本の溝部51,51…が形成され、上枠部3には4本の溝部81,81…(図1参照)が形成されており、1つの溝部に対して2つの障子17,17が配置されている。
固定板部411は、スペーサを介してネジなどの固定具で壁部12に固定されている。
第1突出片412および第2突出片413は、互いに見込み方向に間隔をあけて配置されている。第1突出片412が第1室14側に配置され、第2突出片413が第2室15側に配置されている。
第1側板部421の第1室14側および第2側板部431の第2室15側にはそれぞれ額縁19がネジなどの固定具で固定されている。本実施形態では、額縁19の上面19aは、第1上板部422の上面422aおよび第2上板部432の上面432aと隙間なく面一に設けられている。
溝板部521〜524は、見付け方向に延在し断面形状が上方に開口するC字形に形成され、それぞれの上面に溝部51が形成されている。
このため、底面511と第1側面512とがなす第1角部514が鈍角となり、底面511と第2側面513とがなす第2角部515が鈍角となっている。第1側面512と第2側面513とは、見込み方向に対称に形成されていて、第1角部514と第2角部515とが同じ角度に形成されている。
4つの溝板部521〜524を見込み方向の第1室14側から第2室15側に向かって第1〜第4溝板部521〜524とする。
第1溝部上傾斜板部532の上面には、上方に向かって漸次第1室14側に向かうように傾斜する第1溝部上傾斜面536が形成されている。第1溝部上傾斜面536は、溝部51の第1側面512と略平行で略同じ高さ寸法となるように形成されている。このため、第1溝部上水平面535と第1溝部上傾斜面536とがなす第3角部537は、鈍角となっている。
第1上側水平板部533は、上面が水平面に形成されている。第1鉛直板部534は、下端部が溝部形成部52の下端部と略同じ高さに配置されている。
第2溝部上傾斜板部542の上面には、上方に向かって漸次第2室15側に向かうように傾斜する第2溝部上傾斜面546が形成されている。第2溝部上傾斜面546は、溝部51の第2側面513と略平行で略同じ高さ寸法となるように形成されている。このため、第2溝部上水平面545と第2溝部上傾斜面546とがなす第4角部547は、鈍角となっている。
第2上側水平板部543は、上面が水平面に形成されている。第1上側水平板部533の上面と、第2上側水平板部543の上面とは略同じ高さに配置されている。
第2鉛直板部544は、下端部が溝部形成部52の下端部および第1鉛直板部534の下端部と略同じ高さに配置されている。
支持部材6は、断面形状がC字形状の長尺の部材で、見付け方向に延びて下側に開口する向きで配置されている。支持部材6は、上側に配置され板面が水平面となる上板部61と、上板部61の見込み方向の両縁部からそれぞれ下側に延びる一対の側板部62,62と、を有している。
下枠本体4の第1突出部42および第2突出部43の間における複数の支持部材6の上板部61よりも上側の部分を下枠引戸レール部材用凹部44とする。下枠引戸レール部材用凹部44には、下枠引戸レール部材1が配置されるように構成されている。
本実施形態では、支持部材6の上板部61が本発明の載置部に相当し、第1突出部42の第1折り返し板部423および第2突出部43の第2折り返し板部433が本発明の当接部に相当している。
本実施形態では、支持部材6の上板部61の上面に両面テープ63が設けられていて、下枠引戸レール部材1の下面が両面テープ63に接着されている。本実施形態では、下枠引戸レール部材1は、下枠引戸レール部材用凹部44に嵌合している。なお、下枠本体4に取り付けられた下枠引戸レール部材1を使用者が上方に引き上げることで、下枠引戸レール部材1は、両面テープ63から剥がれて下枠引戸レール部材用凹部44から外れるように構成されている。
上枠本体7は、上枠部3の見付け方向の全体にわたって延びるように配置される長尺の部材で、見付け方向に直交する断面形状が見付け方向全体にわたって略同じ形状となるように形成されている。上枠本体7は、開口部13の縁部に沿って配置され壁部12に固定される固定部71と、固定部41の第1室14側の縁部から下方に突出する第1突出部72と、固定部71の第2室15側の縁部から下方に突出する第2突出部73と、を有している。第1突出部72と第2突出部73とは見込み方向に離間している。
固定板部711は、スペーサを介してネジなどの固定具で壁部12に固定されている。
第1突出片712と第2突出片713とは、見込み方向に間隔をあけて配置されている。第1突出片712が第1室14側に配置され、第2突出片713が第2室15側に配置されている。
第1折り返し板部723の第1室14側および第2折り返し板部733の第2室15側にはそれぞれ額縁19がネジなどの固定具で固定されている。本実施形態では、額縁19の下面は、第1下板部722の下面722aおよび第2下板部732の下面732aと隙間なく面一に設けられている。
上枠本体7の固定部71、第1突出部72および第2突出部73の内側の部分を上枠引戸レール部材用凹部74とする。上枠引戸レール部材用凹部74には、上枠引戸レール部材8が配置されるように構成されている。
溝部形成部82は、板面が水平面となる上板部821と、それぞれ上板部821から下側に突出し見込み方向に間隔をあけて配置された5枚の鉛直板部822〜826と、を有している。5枚の鉛直板部822〜826は、それぞれ板面が見込み方向を向く向きに平行に配置されている。5枚の鉛直板部822〜826を第1室14側から第2室15側に向かって第1〜第5鉛直板部822〜826とする。
本実施形態では、第1〜第5鉛直板部822〜826は、それぞれ上板部821から鉛直方法下側に延びていて、それぞれが上板部821となす角部は略直角となっている。
第2側部84は、第5鉛直板部826の下縁部から第2室15側に延びる第2下板部841と、第2下板部841の第1室14側の縁部から上側に延びる第2側板部842と、を有している。
本実施形態では、上枠引戸レール部材8は、ネジなどの固定具で上枠本体7に固定されている。
まず、壁部12の開口部13に枠部16を固定する(枠部固定工程)。
枠部固定工程のうち、下枠部2の下枠本体4を壁部12の開口部13に固定する下枠固定工程では、まず、下枠本体4を壁部12にネジなどの固定具で固定する。続いて、支持部材6をネジなどの固定具で下枠本体4に固定する。本実施形態では、支持部材6を下枠本体4に固定するとともに壁部12にも固定する。支持部材6を下枠本体4に固定することで下枠引戸レール部材用凹部44が形成される。
下枠引戸レール部材1を支持部材6の上板部61に載置し、第1折り返し板部423および第2折り返し板部433に見込み方向から挟まれて、第1折り返し板部423および第2折り返し板部433と当接した状態とする。このとき、下枠引戸レール部材1の下端面を支持部材6の上板部61の上面に両面テープ63で接着する。
上枠引戸レール部材8を、上端部を上枠本体7の固定板部711の下面と当接させ、第1室側の端面を上枠本体7の第1突出部72と当接させ、第2室15側の端面を上枠本体7の第2突出部73と当接させる。そして、上枠引戸レール部材8をネジなどの固定具で上枠本体7に固定する。これにより、上枠引戸レール部材8が上枠引戸レール部材用凹部74に設置される。
これにより、建具11が施工される。
上述した本実施形態による下枠引戸レール部材1は、第1障子外れ防止部53および第2障子外れ防止部54が設けられている。そして、第1障子外れ防止部53は、第1溝板部521の溝部51の第1側面512の上端部から側方へ見込み方向の第1室14側に水平に延びる第1溝部上水平面535と、第1溝部上水平面535から斜め上方に延びる第1溝部上傾斜面536と、を有し、第2障子外れ防止部54は、第4溝板部524の溝部51の第2側面513の上端部から見込み方向の第2室15側に水平に延びる第2溝部上水平面545と、第2溝部上水平面545から斜め上方に延びる第2溝部上傾斜面546と、を有している。
また、下枠引戸レール部材1が下枠本体4から取り外せることにより、下枠引戸レール部材1が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠部2全体ではなく下枠引戸レール部材1のみを交換すればよいため、下枠引戸レール部材1が下枠本体4と一体に設けられている場合と比べて、下枠引戸レール部材1の交換を容易に行うことができる。
また、下枠引戸レール部材1が下枠本体4から取り外せることにより、下枠引戸レール部材1が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠部2全体ではなく下枠引戸レール部材1のみを交換すればよいため、下枠引戸レール部材1が下枠本体4に一体に設けられている場合と比べて、下枠引戸レール部材1の交換を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、壁部12に固定された下枠本体4および支持部材6に下枠引戸レール部材1を取り付けているため、下枠本体4および支持部材6を壁部12に固定するための固定具を覆うように下枠引戸レール部材1を下枠本体4および支持部材6に取り付けることができる。
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、実施形態と異なる構成について説明する。
図7および図8に示す第2実施形態では、下枠引戸レール部材1(図7参照)および上枠引戸レール部材8(図8参照)を建具11の改修工事の際に用いている。第2実施形態では、建具11の改修方法について説明する。
建具11の改修方法では、下枠引戸レール部材1を既設の下枠部2Bに取り付け、上枠引戸レール部材8を既設の上枠部3Bに取付けている。
既設の上枠部3Bは、下面31の少なくとも一部が平坦面に形成されている。上枠引戸レール部材8は、既設の上枠部3Bの下面31の下に設置され、上板部821がネジなどの固定具で既設の上枠部3の下面31の平坦面に固定されている。
この建具11の改修工事では、既設の建具11の障子17撤去し、既設の建具11の枠部16Bをそのまま利用して、既設の枠部16Bに新たに下枠引戸レール部材1および上枠引戸レール部材8を取り付けて、下枠引戸レール部材1と上枠引戸レール部材8との間に新設の障子17を設けている。
まず、既設の障子17を撤去する既設障子撤去工程を行う。
続いて、既設の下枠部2Bに下枠引戸レール部材1を固定する下枠引戸レール部材設置工程を行う。
下枠引戸レール部材固定工程と前後して、既設の上枠部3Bに上枠引戸レール部材8を固定する上枠引戸レール部材設置工程を行う。
続いて、枠部16に(下枠引戸レール部材1と上枠引戸レール部材8の間に)新設の障子17を設置する障子設置工程を行う。
また、既設の下枠部2Bに下枠引戸レール部材1を設けるため、建具11が改修された後でも下枠引戸レール部材1を下枠部2Bから取り外すことができる。これにより、下枠引戸レール部材1を下枠部2から取り外して清掃することができるため、下枠引戸レール部材1の清掃を容易に行うことができる。特に、下枠引戸レール部材1が掃除しにくい場所にある場合でも、下枠部2Bから取り外すことで容易に清掃することができる。
また、下枠引戸レール部材1が下枠部2Bから取り外せることにより、下枠引戸レール部材1が汚れたり破損したりして交換が必要となった場合に、下枠全体ではなく下枠引戸レール部材1のみを交換すればよいため、下枠引戸レール部材1が下枠に一体に設けられている場合と比べて、下枠引戸レール部材1の交換を容易に行うことができる。
例えば、上記の実施形態では、下枠引戸レール部材1は、下枠本体4に対して着脱可能で、かつ第1障子外れ防止部53および第2障子外れ防止部54を有しているが、下枠本体4に対して着脱可能であれば、第1障子外れ防止部53および第2障子外れ防止部54を有していなくてもよいし、第1障子外れ防止部53および第2障子外れ防止部54を有していれば、下枠引戸レール部材1が下枠本体4に対して固定されていたり、下枠本体4と一体に設けられていたりしてもよい。
また、上記実施形態では、第1障子外れ防止部53および第2障子外れ防止部54は、溝部形成部52と一体に設けられているが、溝部形成部52と別体に設けられていてもよいし、障子17が枠部16から外れることを防止する機構が下枠本体4に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、第1障子外れ防止部53の第1溝部上水平面535と第1溝部上傾斜面536とがなす第3角部537、および第2障子外れ防止部54の第2溝部上水平面545と第2溝部上傾斜面546とがなす第4角部547がそれぞれ鈍角に形成されているが直角や鋭角に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、支持部材6は、断面形状がC字形状の長尺の部材で、見付け方向に延びて下側に開口する向きで配置され、複数の支持部材6が見付け方向の所定の長さごとに、見込み方向に間隔をあけて2つずつ配置されているが、支持部材の形状や配置は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、上枠部3は、上枠本体7と、溝部81が形成されて上枠本体7と別体に形成された上枠引戸レール部材8とを有する構成であるが、上枠本体7に溝部81が形成されている構成であってもよく、上枠部3の形態は適宜設定されてよい。
2 下枠部
3 上枠部
4 下枠本体(下枠)
12 壁部(躯体)
16 枠部
17 障子
53 第1障子外れ防止部(外れ防止部)
54 第2障子外れ防止部(外れ防止部)
61 上板部(載置部)
171 戸車
423 第1折り返し板部(当接部)
433 第2折り返し板部(当接部)
514 第1角部
515 第2角部
537 第3角部
547 第4角部
Claims (11)
- 障子に設けられた戸車が転動可能な溝部と、
前記溝部の側面の上端部の側方に設けられて前記戸車が外れることを防止する外れ防止部と、を有することを特徴とする引戸レール部材。 - 前記外れ防止部は、前記溝部の前記側面の上端部から側方へ水平に延びる溝部上水平面と、
前記溝部上水平面から斜め上方に延びる溝部上傾斜面と、を有し、
前記溝部上水平面と前記溝部上傾斜面とがなす角部が鈍角に形成されている請求項1に記載の引戸レール部材。 - 前記溝部の底面と前記溝部の前記側面とがなす角部が鈍角に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の引戸レール部材。
- 前記溝部上水平面は、前記溝部の底面と平行に配置され、
前記溝部上傾斜面は、前記溝部の側面と平行に配置されるとともに前記溝部の側面と同じ高さ寸法に形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の引戸レール部材。 - 障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有し、
躯体に固定された下枠に形成された載置部に載置されて、前記下枠に形成された一対の当接部に側方から挟まれて当接していることを特徴とする引戸レール部材。 - 障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有し、
躯体に固定された下枠にネジで固定されていることを特徴とする引戸レール部材。 - 躯体に固定された下枠と、
障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有する引戸レール部材と、
前記溝部の側面の上端部の側方に設けられて前記戸車が前記引戸レール部材から外れることを防止する外れ防止部と、を有することを特徴とする建具。 - 躯体に固定された下枠と、
前記下枠に着脱可能に構成され障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有する引戸レール部材と、を有し、
前記下枠には、前記引戸レール部材が載置される載置部と、前記引戸レール部材を側方から挟んで当接する一対の当接部と、が形成されていることを特徴とする建具。 - 躯体に固定された下枠と、
前記下枠にネジで固定され障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有する引戸レール部材と、を有することを特徴とする建具。 - 躯体に枠部の下枠を固定する下枠固定工程と、
前記下枠に障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有する引戸レール部材を設置する引戸レール部材設置工程と、
前記枠部に前記障子を設置する障子設置工程と、を有することを特徴とする建具の施工方法。 - 既設の枠部の下枠に障子に設けられた戸車が転動可能な溝部を有する引戸レール部材を新設する引戸レール部材設置工程と、
前記枠部に前記障子を新設する障子設置工程と、を有することを特徴とする建具の改修方法。
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