JP5355885B2 - 家具 - Google Patents

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Description

本発明は、脚体と、該脚体の上方で支持される第1天板と、第2天板と、を有し、前記第2天板を連結部を介して前記第1天板に連設できる家具に関する。
従来、デスク(家具)における主天板を支持する脚体の上部のステーに形成したスリット(配置空間)にブラケット(連結部)を取り付け、このブラケットに補助天板(第2天板)の端縁を螺着して、補助天板の荷重が主天板を支持する脚体に加わる状態で、補助天板を支持している天板連結装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許3349419号公報(第4頁、第4図)
しかしながら、特許文献1に記載の天板連結装置にあっては、脚体の上部のステーに、補助天板(第2天板)の連結用のブラケット(連結部)を取り付けるために、スリット(配置空間)などを形成しておかなければならず、主天板に補助天板を連設しないで主天板を単独で使用する状態では、デスク(家具)を側方から見たときにスリットが露呈するため、スリットに塵や埃が溜まり易くなり、かつスリット内は清掃もし難いため見栄えも悪くなるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、第2天板を連結部を用いて第1天板に連設できる家具において、第2天板を連設しない状態であっても、家具の側方に連結部の配置空間が露呈せずに見栄えよく使用できる家具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の家具は、
脚体と、該脚体の上方で支持される第1天板と、第2天板と、を有し、前記第2天板を連結部を介して前記第1天板に連設できる家具において、
前記第1天板の縁辺部が前記脚体によって支持されており、該第1天板の縁辺部の下部における少なくとも一部を取り外すことによって、該縁辺部に前記連結部が配置される配置空間が形成されるようになっており、該配置空間に配置された前記連結部を介して前記第2天板が前記第1天板に連設されることを特徴としている。
この特徴によれば、第1天板の縁辺部の下部における少なくとも一部を取り外すことで連結部が配置される配置空間を形成し、この配置空間に配置された連結部を介して第2天板を第1天板に連設して使用できるようになり、かつ第2天板を連設しないで家具を使用する場合には、第1天板の縁辺部に配置空間が形成されないため、家具の側方に配置空間が露呈せずに見栄えよく家具を使用できる。また、第1天板の縁辺部の下部に配置空間が形成されるため、第1天板の上面には、配置空間を形成するための加工を施す必要がなくなり、平坦で見栄えのよい天板の上面を形成でき、かつ脚体にも、配置空間を形成するための加工を施す必要がなくなり、見栄えのよい脚体を形成できる。
本発明の請求項2に記載の家具は、請求項1に記載の家具であって、
前記第1天板の縁辺部がほぼ全域に渡って前記脚体に支持されており、前記連結部を前記脚体における前記配置空間に対応した部位に連結するとともに、該連結部を前記第1天板及び前記脚体の間に挟まれる板状部材に形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、連結部を脚体に連結することで、第2天板の荷重が直に第1天板に加わらないようにできるばかりか、板状部材をなす連結部が第1天板と脚体との間に挟まれるため、連結部の支持強度が増し、長年の使用しても連結部が外れたり第1天板の縁部近傍にひび割れが生じたりすることを防止できる。
本発明の請求項3に記載の家具は、請求項1または2に記載の家具であって、
前記第1天板は、天板本体と該天板本体の下面に枠状に配置された複数のフレーム部材とにより構成されており、前記天板本体と前記脚体とが、前記フレーム部材によって離間されて配置され、前記複数のフレーム部材の少なくとも1つを取り外すことによって、前記第1天板における前記取り外されたフレーム部材の配置位置に前記配置空間が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、複数のフレーム部材により天板本体と脚体とが離間されているため、少なくとも1つのフレーム部材を取り外すことで、連結部が配置される配置空間を第1天板に容易に形成することができ、かつ枠状に配置された複数のフレーム部材によって天板本体を補強することができる。
本発明の請求項4に記載の家具は、請求項3に記載の家具であって、
前記複数のフレーム部材は、複数の長尺フレーム部材と該複数の長尺フレーム部材の間に配置される中間部材とにより構成されており、前記中間部材が前記天板本体に固定されるとともに、該中間部材には、前記長尺フレーム部材の端部が下方から脱着可能に嵌合される嵌合突部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、長尺フレーム部材を天板本体に取り付ける際には、中間部材によって長尺フレーム部材の位置決めを行うことができるばかりか、長尺フレーム部材を天板本体から取り外す際には、中間部材を天板本体に固着したまま取り外すことができ、配置空間の形成作業を容易に行うことができる。
本発明に係る家具を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明が適用された机の全体像を示す斜視図であり、図2は、机のフレーム部材を示す一部拡大斜視図であり、図3は、机の組み立て状態を示す組立斜視図であり、図4は、主天板の構成を示す斜視図であり、図5は、主天板に対するフレーム部材の取り付けを示す一部拡大斜視図であり、図6(a)は、長尺フレーム部材を示す平面図であり、図6(b)は、長尺フレーム部材を示す側面図であり、図7(a)は、中間部材を示す平面図であり、図7(b)は、中間部材を示す側面図であり、図8は、側脚板に対する取付板の取り付け状態を示す斜視図であり、図9は、取付板に対する補助天板の取り付け状態を示す斜視図であり、図10は、机にサイドテーブルが連設された状態を示す斜視図である。以下、図1、図3、図8〜10の紙面左上方側を机の左側とし、図1、図3、図8〜10の紙面左下方側を机の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、主に会社等で役員が使用する木製の事務机である。この机1は、図1及び図3に示すように、2つの側脚板2,3が左右に離間されて配置されており、これら側脚板2,3の後部には、幕板4が渡設されている。また、右側の側脚板2には、上下に3段の引出し5aを有するキャビネット部5が一体となって設けられている。更に、側脚板2,3及び幕板4の上面には、本実施例における天板本体としての主天板6が載置されている。尚、側脚板2は、本実施例における第1脚体(脚体)を構成している。
図3に示すように、側脚板2,3は、その内側面側の上端部に、本実施例における取付部材としての金属製のL字ブラケット7がネジ(図示略)によって螺着されているとともに、側脚板2,3は、その内側面を対向させた状態で立設されている。
これら側脚板2,3及び幕板4の上面は、面一となっており、側脚板2,3及び幕板4の上面には、主天板6が載置される。また、側脚板2,3の上面には、後述する連結板15が螺着される螺着孔8が、側脚板2,3の前後方向に沿って複数形成されている。尚、後述するように、本実施例では、連結板15が右側の側脚板2の螺着孔8のみに取り付けられる。更に、幕板4の正面側の上端部には、側脚板2,3と同一のL字ブラケット7が螺着されている。
主天板6は、図3及び図4に示すように、左右幅が側脚板2及び側脚板3の離間されている左右幅と略同一且つ、前後幅を側脚板2,3の前後幅と略同一に形成された略矩形状の板体として形成されている。主天板6の下面には、各L字ブラケット7,7,7に対応してネジ17が螺着可能な螺着孔9が複数形成されている。尚、3つのL字ブラケット7,7,7に形成された挿通孔7aに挿通されたネジ17が、主天板6の下面に形成された螺着孔9に螺着されるようになっている。
尚、側脚板2に螺着されたL字ブラケット7は、キャビネット部5の上方に螺着されているが、キャビネット部5の上方には、開口5bが形成されているので、キャビネット部5内の引出し5aを取り外すことで主天板6を螺着することが可能となる。
図4に示すように、主天板6の下面には、主天板6の周縁辺部の全周に亘ってアルミ材等により製造される4本の長尺フレーム部材10と、4個の中間部材11と、が取り付けられている。長尺フレーム部材10と中間部材11とは、互いに連結されて枠状に組まれている。これら長尺フレーム部材10及び中間部材11は、その上下厚み寸法が、所定の厚みD(図2参照)になるように形成されている。
また、図4及び図5に示すように、長尺フレーム部材10,10同士を中間部材11で直角を成して接続させることで、長尺フレーム部材10及び中間部材11で枠状(矩形状)とし、主天板6の下面に螺着する。尚、長尺フレーム部材10と中間部材11とにより本実施例におけるフレーム部材を構成している。
図6(a)及び図6(b)に示すように、長尺フレーム部材10は、略直方体形状の棒状部材であり、この長尺フレーム部材10には、その上面側に長手方向に沿って肉抜溝10aが形成されており、長尺フレーム部材10は、上方に向かって開口する断面視で略コ字形状に形成されている。
尚、肉抜溝10aにおける幅方向の中央部には、長尺フレーム部材10の長手方向に沿って延びる凸条10bが形成されている。この凸条10bによって、肉抜溝10aは幅手方向に仕切られる。尚、この凸条10bの上面は、上面が長尺フレーム部材10の上面と面一となっている。
また、この凸条10bには、長尺フレーム部材10が主天板6の下面に取り付けられる際にネジ17を挿通させる複数の挿通孔10cが等間隔に貫通形成されている。更に、長尺フレーム部材10の下面の中央部には、長尺フレーム部材10が主天板6の下面に取り付けられた際に、長尺フレーム部材10の撓みを防止する細溝10dが、長尺フレーム部材10の長手方向に沿って形成されている。
図7(a)及び図7(b)に示すように、中間部材11は、長尺フレーム部材10と同尺の上下幅を有する平面視で略矩形状の部材である。この中間部材11の内方には、上方に向かって開口する肉抜部11aが形成されている。特に、長尺フレーム部材10が接続される直交する2方向には、中間部材11の側面から開口部11b,11bが形成されており、肉抜部11aは、これら開口部11b,11bを通じて側方外部と連通している。
また、中間部材11の開口部11b,11bには、長尺フレーム部材10の肉抜溝10aに嵌合する突部11c,11cが形成されている。これら嵌合突部11c,11cの両外側面は、肉抜溝10aによって形成された長尺フレーム部材10の端部の内側面に摺接することにより、長尺フレーム部材10を中間部材11に対して下方から嵌合可能となっている(図5参照)。
更に、中間部材11の肉抜部11a内には、上方に向けて突部11dが形成されており、この突部11dの中心には、中間部材11が主天板6の下面に取り付けられる際にネジ18を挿通させる挿通孔11eが形成されている。
図5に示すように、長尺フレーム部材10と中間部材11とを主天板6の下面に取り付ける際には、先ず、中間部材11を主天板6の下面の所定位置に取り付ける。具体的には、主天板6の下面における四隅の角部近傍に、それぞれの中間部材11の上面を当接させる。そして、主天板6の下面に形成された螺着孔(図示略)に、中間部材11の挿通孔11eを介してネジ18を螺着する。このとき、主天板6の下面における四隅角部の中間部材11を、嵌合突部11c,11cが隣り合う中間部材11の嵌合突部11c,11cと対向するように配置する。
次に、図4及び図5に示すように、長尺フレーム部材10は、主天板6の下面における中間部材11,11の間に下方から取り付けられる。このとき、長尺フレーム部材10の両端部の内側面(肉抜溝10a)には、中間部材11,11に形成された嵌合突部11c,11cが摺接する。
そのため、長尺フレーム部材10を位置決めすることが容易にできる。そして、中間部材11と同様に、主天板6の下面に形成された螺着孔6aに、長尺フレーム部材10の挿通孔11eを介してネジ17を挿入して螺着する。尚、本実施例では、この主天板6と、長尺フレーム部材10及び中間部材11によって第1天板が構成されている。
以上の手順により、長尺フレーム部材10及び中間部材11が主天板6の下面に取り付けられる。そして、図3に示すように、主天板6を側脚板2,3及び幕板4の上端に載置して、側脚板2,3及び幕板4に取り付けられたL字ブラケット7,7,7を介してネジ17を主天板6の螺着孔9に螺着する。
このとき、側脚板2,3及び幕板4の上端部には、主天板6に取り付けられた長尺フレーム部材10及び中間部材11が載置されるようになっており、主天板6の左右側縁辺部及び後側縁辺部のほぼ全域が側脚板2,3及び幕板4の上端部によって支持される。
また、図2に示すように、主天板6と、側脚板2,3及び幕板4は長尺フレーム部材10及び中間部材11を挟み込んでいる。長尺フレーム部材10及び中間部材11が有する厚みDによって、主天板6は、側脚板2,3から所定寸法D離間されて配置される。
そのため、机1の外面視で長尺フレーム部材10及び中間部材11の側面が視認可能となっている。また、側脚板2,3に載置された長尺フレーム部材10及び中間部材11により、側脚板2,3の上面に形成された螺着孔8が隠蔽される。
図10に示すように、本実施例における机1には、その側部に本実施例におけるオプション部材としてのサイドテーブル12が連設されるようになっている。このサイドテーブル12は、本実施例における第2脚体としての円柱脚13を有しており、この円柱脚13が床面より立設されている。この円柱脚13は、下方から本実施例における第2天板としての補助天板14を支持している。更に、補助天板14の上面は、机1の主天板6と上面と面一をなすように連設される。
図9に示すように、補助天板14は、主天板6の側端面と当接する端面部14aと、平面視でラウンド形状をなす曲面部14bと、から構成され、平面視で略半円形状の板部材に形成されている。特に、端面部14aの前後幅は、主天板6の側端面と同一寸法に形成されている。また、補助天板14の下面の端面部14a近傍には、後述するように、連結板15を介して、ネジ17によって螺着される螺着孔16が前後方向に複数形成されている。
図8及び図9に示すように、本実施例における連結部としての連結板15は、側脚板2の上面と、補助天板14の下面を連結するアルミ材等により製造される板状部材に形成されている。この連結板15は、その前後幅が側脚板2の前後幅よりも若干小さくなるように形成されている。
また、側脚板2の上面に形成された複数の螺着孔17及び補助天板14の下面に形成された複数の螺着孔8にネジ16を螺着可能な前後幅寸法に形成されている。更に、連結板15の左右には、側脚板2の上面に形成された複数の螺着孔8と、補助天板14の下面に形成された複数の螺着孔16と、にネジ17を挿通させるための挿通孔15aが上下方向に貫通して連設されている。
次に、サイドテーブル12の机1に対する取付方法について説明する。先ず、図8に示すように、連結板15の左半分を側脚板2の上面に配置する。そして、連結板15の左方に複数形成された挿通孔15aにネジ17を挿通させて螺着孔8に螺着させることで、連結板15を側脚板2に対して連結する。このとき、連結板15の右半分は、机1から突出している。
また、図4及び図5に示すように、主天板6の下面に枠状取り付けられた長尺フレーム部材10及び中間部材11のうち、側脚板2の上方に配置される1本の長尺フレーム部材10を取り外す。1本の長尺フレーム部材10を取り外すことによって、主天板6の下面と側脚板2の上面の間における長尺フレーム部材10の配置位置には、連結板15を配置できる所定の上下寸法D(図2参照)を有する配置空間19が形成される。
図8及び図9に示すように、側脚板2の上方に配置される長尺フレーム部材10を取り外した主天板6を、側脚板2,3及び幕板4の上面に載置すると、配置空間19内に側脚板2の上面に取り付けられた連結板15が配置される。そして、3つのL字ブラケット7,7,7を介してネジ17を螺着孔9に螺着する(図3参照)。こうすることで、連結板15の左半分は主天板6と側脚板2とにより挟み込まれ、しっかりと固定される。
最後に、図9に示すように、右方に向けて机から突出している連結板15の右半分に、サイドテーブル12の補助天板14の下面を載置する。このとき、補助天板14は、端面部14aを主天板6の右側端面に当接させる。
そして、下方からネジ17を連結板15の挿通孔15aに挿通させた後、補助天板14下面に形成された螺着孔16に螺着することで、補助天板14は、配置空間19に配置された連結板15を介して主天板6に連設される。つまり、サイドテーブル12を机1に対して取り付ける取付作業が完了する。
以上説明したように、本発明が適用された実施例としての机1にあっては、主天板6の周縁辺部の下部における少なくとも一部(1本の長尺フレーム部材10)を取り外すことで連結板15が配置される配置空間19を形成し、この配置空間19に配置された連結板15を介して補助天板14を主天板6に連設して使用できるようになり、かつ補助天板14を連設しないで机1を使用する場合には、主天板6の周縁辺部に配置空間19が形成されないため、机1の側方に配置空間19が露呈せずに見栄えよく机1を使用できる。また、主天板6の周縁辺部の下部に配置空間19が形成されるため、主天板6の上面には、配置空間19を形成するための加工を施す必要がなくなり、平坦で見栄えのよい天板6の上面を形成でき、かつ側脚板2にも、配置空間19を形成するための加工を施す必要がなくなり、見栄えのよい側脚板2を形成できる。
また、連結板15を側脚板2に連結することで、補助天板14の荷重が直に主天板6に加わらないようにできるばかりか、板状部材をなす連結板15が主天板6と側脚板2との間に挟まれるため、連結板15の支持強度が増し、長年の使用しても連結板15が外れたり主天板6の周縁部近傍にひび割れが生じたりすることを防止できる。
また、複数の長尺フレーム部材10及び中間部材11により主天板6と側脚板2とが離間されているため、少なくとも1つの長尺フレーム部材10を取り外すことで、連結板15が配置される配置空間19を主天板6に容易に形成することができ、かつ枠状に配置された複数の長尺フレーム部材10及び中間部材11によって主天板6を補強することができる。
また、長尺フレーム部材10を主天板6に取り付ける際には、中間部材11によって長尺フレーム部材10の位置決めを行うことができるばかりか、長尺フレーム部材10を主天板6から取り外す際には、中間部材11を主天板6固着したまま取り外すことができ、配置空間19の形成作業を容易に行うことができる。
更に、本発明が適用された実施例としての机1にあっては、主天板6の下面に枠状に取り付けられた長尺フレーム部材10及び中間部材11により、主天板6を薄く軽量に形成しつつ、主天板6を撓み難くすることができ、かつ主天板6上に荷重を加えたときに、主天板6や側脚板2,3が若干撓んだとしても、長尺フレーム部材10及び中間部材11によって主天板6と側脚板2,3とが離間されているため、主天板6と側脚板2,3とが直接擦れ合わずに済むようになり、軋み音が発生し難くなる。
尚、主天板6及び側脚板2,3を木材で形成するとともにフレーム部材10,11を金属で形成した場合には、金属製のフレーム部材10,11によって木製の主天板6がさらに撓み難くなり、かつ主天板6と側脚板2,3が若干撓んだとしても、摩擦抵抗の大きな木材同士が擦れ合わずに、摩擦抵抗の小さな金属が木材に擦れるため、軋み音を効率的に防止することができる。
また、長尺フレーム部材10及び中間部材11の配置位置以外の位置で主天板6を側脚板2,3に連結することで、長尺フレーム部材10及び中間部材11が邪魔にならずに主天板6と側脚板2,3の連結作業を容易に行うことができる。また、主天板6上に荷重を加えたときに、主天板6や側脚板2,3が若干撓んで主天板6が側脚板2,3に対して相対的に移動されても、長尺フレーム部材10及び中間部材11は主天板6とともに移動されるので、主天板6と長尺フレーム部材10及び中間部材11とが擦れ合わなくなり、軋み音が発生し難くなる。尚、本実施例では、L字ブラケット7を介して側脚板2,3と、主天板6と、を連結するようにしているが、長尺フレーム部材10及び中間部材11の配置位置以外の位置で主天板6を側脚板2,3に連結できるのであれば、L字ブラケット7を必ずしも用いなくてもよい。
また、複数の長尺フレーム部材10及び中間部材11により主天板6と側脚板2,3とが離間されているため、少なくとも1つの長尺フレーム部材10を取り外すことで、サイドテーブル12を連結するための連結板15が配置される配置空間を容易に形成することができ、かつサイドテーブル12を連結しないで机1を使用する場合には、配置空間に長尺フレーム部材10及び中間部材11があるため、主天板6の周縁辺部に配置空間が形成されずに済むようになり、机1の側方に配置空間が露呈せずに見栄えよく机1を使用できる。
また、長尺フレーム部材10は、その長手方向に沿って肉抜溝10aが形成された断面視で略コ字形状をなし、肉抜溝10aの中央部には、凸条10bが形成されているので、肉抜溝10aを形成することで長尺フレーム部材10を軽量化しつつ、凸条10bを形成することで長尺フレーム部材10の強度を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、主天板6と補助天板14を連設させる家具として机1を例に説明したが、本発明は机1に限定されず、テーブルやキャビネットや支持台等の天板を備える家具であればいかなる家具であっても適用することができる。
また、前記実施例では、主天板6の下面に取り付けられた長尺フレーム部材10のうち、右方側の側脚板2の上方に配置されていた長尺フレーム部材10を取り外すことで形成された配置空間19に連結板15を配置したが、左方側の側脚板3や幕板4の上端部に配置されている長尺フレーム部材10を取り外して、机1にサイドテーブル12を連設するようにしてもよい。
また、前記実施例では、主天板6の下面に4本の長尺フレーム部材10と4個の中間部材11を枠状に取り付けることで、前記実施例におけるフレーム部材を構成していたが、中間部材を主天板の下面に一体に形成することで、長尺フレーム部材10のみを着脱可能としてもよい。
また、前記実施例では、主天板6の下面に取り付けられた長尺フレーム部材10を取り外すことで、連結板15が配置される配置空間19を形成したが、主天板6の縁辺部の下部における少なくとも一部を取り外すことによって、連結板15が配置される配置空間19を形成するようにしてもよい。
本発明が適用された机の全体像を示す斜視図である。 机のフレーム部材を示す一部拡大斜視図である。 机の組み立て状態を示す組立斜視図である。 主天板の構成を示す斜視図である。 主天板に対するフレーム部材の取り付けを示す一部拡大斜視図である。 (a)は、長尺フレーム部材を示す平面図であり、(b)は、長尺フレーム部材を示す側面図である。 (a)は、中間部材を示す平面図であり、(b)は、中間部材を示す側面図である。 側脚板に対する取付板の取り付け状態を示す斜視図である。 取付板に対する補助天板の取り付け状態を示す斜視図である。 机にサイドテーブルが連設された状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 机(家具)
2,3 側脚板(第1脚体,脚体)
4 幕板
6 主天板(第1天板)
7 L字ブラケット(取付部材)
8,9 螺着孔
10 長尺フレーム部材(第1天板,フレーム部材)
10a 肉抜溝
10b 凸条
10c 挿通孔
10d 細溝
11 中間部材(第1天板,フレーム部材)
11a 肉抜部
11b 開口部
12 サイドテーブル(オプション部材)
13 円柱脚(第2脚体)
14 補助天板(第2天板)
15 連結板(連続部)
15a 挿通孔
16 螺着孔
19 配置空間

Claims (4)

  1. 脚体と、該脚体の上方で支持される第1天板と、第2天板と、を有し、前記第2天板を連結部を介して前記第1天板に連設できる家具において、
    前記第1天板の縁辺部が前記脚体によって支持されており、該第1天板の縁辺部の下部における少なくとも一部を取り外すことによって、該縁辺部に前記連結部が配置される配置空間が形成されるようになっており、該配置空間に配置された前記連結部を介して前記第2天板が前記第1天板に連設されることを特徴とする家具。
  2. 前記第1天板の縁辺部がほぼ全域に渡って前記脚体に支持されており、前記連結部を前記脚体における前記配置空間に対応した部位に連結するとともに、該連結部を前記第1天板及び前記脚体の間に挟まれる板状部材に形成したことを特徴とする請求項1に記載の家具。
  3. 前記第1天板は、天板本体と該天板本体の下面に枠状に配置された複数のフレーム部材とにより構成されており、前記天板本体と前記脚体とが、前記フレーム部材によって離間されて配置され、前記複数のフレーム部材の少なくとも1つを取り外すことによって、前記第1天板における前記取り外されたフレーム部材の配置位置に前記配置空間が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の家具。
  4. 前記複数のフレーム部材は、複数の長尺フレーム部材と該複数の長尺フレーム部材の間に配置される中間部材とにより構成されており、前記中間部材が前記天板本体に固定されるとともに、該中間部材には、前記長尺フレーム部材の端部が下方から脱着可能に嵌合される嵌合突部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の家具。
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