JP2018079746A5 - - Google Patents

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(8)車両用補強部材は、第2のピストンを軸方向における一方の向きに付勢する付勢部材をさらに備えてもよい。この場合、付勢部材によって第2のピストンが適切な位置に安定的に保持される。
ピストン30の左面と当接するように、ロッド部材41の外周面上に円環状のバルブプレート32aが配置され、ピストン30の右面と当接するように、ロッド部材41の外周面上に円環状のバルブプレート32bが配置される。バルブプレート32aは、連通孔30aの左端部開口を閉塞するように設けられる。バルブプレート32bは、連通孔30bの右端部開口を閉塞するように設けられる。連通孔30の左端部開口は、バルブプレート32aにより閉塞されず、連通孔30の右端部開口は、バルブプレート32bにより閉塞されない。バルブプレート32a,32bは、オイルの流動に対する抵抗として作用する。
バルブプレート32aの左方には、円環状の離間部材33aおよび円環状のワッシャ34aが配置される。離間部材33aはバルブプレート32aと当接し、ワッシャ34aは、離間部材33aと当接する。バルブプレート32bの右方には、円環状の離間部材33bおよび円環状のワッシャ34bが配置される。離間部材33bはバルブプレート32bと当接し、ワッシャ34bは、離間部材33と当接する。離間部材33a,33bの外径は、バルブプレート32a,32bの外径よりもそれぞれ小さく、かつワッシャ34a,34bの外径よりもそれぞれ小さい。
副液体室C22に位置するロッド部材41の外周面の部分には、段差部41aが形成されている。ワッシャ34bは、段差部41aに当接する。これにより、ワッシャ34の右方への移動が制限される。袋ナット42の締め付けにより、ピストン30、バルブプレート32a,32b、離間部材33a,33bおよびワッシャ34a,34bがロッド部材41に対して固定される。
ロッド部材41の右端部の内周面には、ねじ山49が形成されている。また、アジャストロッド51の外周面には、ねじ山49に対応するねじ山51bが形成されている。アジャストロッド51のねじ山51bは、ロッド部材41のねじ山49に噛み合わされる。軸方向におけるねじ山49の形成範囲は、軸方向におけるねじ山51bの形成範囲よりも一定長さだけ大きい。ねじ山49,51bおよび図3の回転機構52により、駆動機構が構成される。回転機構52によりアジャストロッド51が軸心線CLを中心としてピストンロッド40に対して回転されることにより、アジャストロッド51がピストンロッド40に対して軸方向に移動する。アジャストロッド51の移動の向きは、アジャストロッド51の回転の向きに依存する。また、アジャストロッド51の移動可能な範囲は、ねじ山49の形成範囲に依存する。本例において、アジャストロッド51の移動可能な範囲の長さは、約1mmである。
このように、袋ナット42に連通孔42aが形成されるとともに、ロッド部材41の移動通路41bに挿入されたアジャストロッド51が移動されることにより、簡単でかつコンパクトな構成で、補強部材100の減衰力を調整することができる。また、アジャストロッド51の左端部に漸次径小となるテーパ部51aが設けられているので、アジャストロッド51の移動に伴ってオイルが通過可能な断面積が漸次変化する。それにより、連通路R10におけるオイルの移動量を緻密に調整することが可能となる。
図11(a)の例では、シール部材55とねじ山51bとの間の軸方向の距離L1が、ロッド部材41のねじ山49の軸方向の長さL2よりも小さい。
それに対して、図12(a)の例では、シール部材55とねじ山51bとの間の軸方向の距離L1が、ロッド部材41のねじ山49の軸方向の長さL2よりも大きい。この場合、図12(b)に示すように、ねじ山51bの左端部がねじ山49の右端部に達したときに、シール部材55は、ねじ山49の左端部よりも左方に位置する。そのため、シール部材55がねじ山49に接触する状態でアジャストロッド51がロッド部材41に対して回転されることがない。したがって、ねじ山49によるシール部材55の損傷が防止される。

Claims (7)

  1. 車両の車体上の2点間に設けられる車両用補強部材であって、
    シリンダと、
    前記シリンダの内部を気体室と主液体室とに区画するとともに前記シリンダ内で軸方向に移動可能に設けられる第1のピストンと、
    前記主液体室を第1の副液体室と第2の副液体室とに区画するとともに前記シリンダ内で前記軸方向に移動可能に前記主液体室に設けられる第2のピストンと、
    前記第2のピストンに連結されるとともに前記第2の副液体室を通って前記シリンダの外部に延びるピストンロッドと、
    前記主液体室における前記第2のピストンの移動負荷を調整する調整機構とを備え、
    前記気体室に気体が封入されるとともに前記第1および第2の副液体室に液体が封入され、
    前記ピストンロッドは、前記車体上の2点のうち一方に連結され、
    前記シリンダは、前記車体上の2点のうち他方に連結され、
    前記第2のピストンに前記軸方向に沿った貫通孔が形成され、
    前記ピストンロッドは、
    前記第2のピストンの前記貫通孔に挿入されるロッド部材と、
    袋ナットとを含み、
    前記ロッド部材には、円形の断面を有しかつ前記軸方向に延びる移動通路が形成されるとともに、前記移動通路と前記第2の副液体室とを連通させる連通開口が形成され、
    前記ロッド部材の一端部は前記第1の副液体室に突出し、
    前記袋ナットは、前記ロッド部材の前記一端部に取り付けられ、
    前記袋ナットには、前記第1の副液体室と前記ロッド部材の前記移動通路とを連通させる連通孔が形成され、
    前記調整機構は、
    円形の断面を有しかつ前記ロッド部材の前記移動通路に移動可能に挿入されるアジャストロッドと、
    前記アジャストロッドの外面に設けられる第1のねじ山と、
    前記第1のねじ山と噛み合うように前記ロッド部材の内面に設けられる第2のねじ山と、
    前記アジャストロッドを回転させて前記ロッド部材の前記移動通路内で前記アジャストロッドを前記軸方向に移動させる回転機構とを含み、
    前記袋ナットの前記連通孔、前記ロッド部材の内面と前記アジャストロッドの外面との間の隙間、および前記ロッド部材の前記連通開口により、前記第1の副液体室と前記第2の副液体室とを連通させる連通路が形成され、
    前記アジャストロッドの先端部は、前記連通路内に挿入可能な挿入部として前記袋ナットの内部に位置可能であり、
    前記調整機構は、前記回転機構による前記アジャストロッドの移動により前記袋ナットの前記連通孔と前記挿入部との間の位置関係を変化させ、前記連通路において液体が通過可能な断面積を変化させて前記連通路における液体の移動量を 調整することにより前記移動負荷を調整する、車両用補強部材。
  2. 前記挿入部は、テーパ形状を有する、請求項記載の車両用補強部材。
  3. 前記ロッド部材は、前記軸方向に延びる円筒状部材であり、
    前記アジャストロッドは、前記ピストンロッドの他端部から突出する突出端部を有し、
    前記回転機構は、前記アジャストロッドの前記突出端部に取り付けられる、請求項1または2記載の車両用補強部材。
  4. 前記第2のピストンを前記軸方向における一方の向きに付勢する付勢部材をさらに備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用補強部材。
  5. 前記ピストンロッドを前記車体上の2点のうち一方に連結する第1の連結部をさらに備え、
    前記第1の連結部は、
    前記シリンダの外部において前記ピストンロッドの外面の部分に取り付けられる取付部と、
    前記ピストンロッドの軸心の延長線とオフセットして前記軸方向に延びる第1の延伸部とを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用補強部材。
  6. 前記シリンダを前記車体上の2点のうち他方に連結する第2の連結部をさらに備え、
    前記第2の連結部は、前記ピストンロッドの延長線上に位置するように前記軸方向に延びる第2の延伸部を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用補強部材。
  7. 車体と、
    前記車体上の2点間に取り付けられる請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用補強部材とを備える、車両。
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