JP2018077602A - 端末装置および端末装置を備える道路付属物 - Google Patents
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Abstract
Description
通常なら内水は下水道の雨水管やポンプ施設によって河川へと排水されるが、施設の能力が雨量に追い付かなかったり、外水の水位が上昇して排水できなかったりすると、内水の水はけが悪くなって建物や土地、道路などが水につかってしまう。近年、ゲリラ豪雨のような局地的豪雨の多発や都市化の進展に伴い、内水氾濫の被害リスクが増大している。
本発明は、水位の情報を得たい任意の場所に設置可能な端末装置および端末装置を備える道路付属物を提供することを目的としている。
また、本発明の端末装置は、道路または地面に設置される道路付属物内に装着可能な端末装置であって、少なくとも水位を検出するセンサーと、設置された位置を検出する位置測位部と、前記位置測位部で検出した位置の位置情報を送信すると共に、前記センサーで検出した検出データを所定のタイミングで送信する通信部と、各部の動作を統括制御する制御部とを備え、前記位置情報とリアルタイムの前記検出データを、前記通信部からハザードマップを作成するハザードマップ作成手段に送信可能とされていることを最も主要な特徴としている。
これにより、本発明にかかる端末装置および端末装置を備える道路付属物は、リアルタイムのハザードマップの提供を行えるハザードマップシステムに適用することができ、水位の情報を得たい任意の場所に設置可能な端末装置および端末装置を備える道路付属物を提供することができる。
なお、本発明の実施例にかかる端末装置が装着される道路付属物、端末装置を備える本発明の実施例にかかる道路付属物は、視線誘導標、境界ブロック、縁石、支持柱、防護柵、壁構造物、標識、デリニエータ、道路鋲などとされる。
発明にかかる端末装置および端末装置を備える道路付属物を適用することができるハザードマップシステム100の構成を図52に示す。このハザードマップシステム100では、閲覧要求があった際に閲覧要求された地点を含む所定のエリアのハザードマップを閲覧者に提供することができる。
図52に示すハザードマップシステム100は、端末群110と情報提供部112と複数の閉域通信網114a,114b,・・・,114mとを備えており、各部の間は通信網で接続されている。閉域通信網114a〜114mは、ハザードマップシステム100が作成しようとするハザードマップの地域をm分割して、m分割した地域毎に設置されている。すなわち、作成しようとするハザードマップの全地域をカバーする閉域通信網114a〜114mが設置される。閉域通信網114a〜114mは、専用の通信回線を利用する通信網であり、データを途中で傍受されたり改ざんされるおそれを防止できる通信網である。閉域通信網114a〜114mは、ワイヤレスの閉域通信網とされるのがよく、例えば、無線LAN(Local Area Network)が用いられる。
図57に示すように子機120は、マイクロコントローラー121、センサー122、位置測位装置123、警告表示器124、閉域通信網通信I/F125とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置126を備えている。センサー122は、水位を検出できると共に、温度および気圧などの気象情報を検出可能とされている。マイクロコントローラー121は、子機120の動作を統括制御する制御手段であり、時計機能を有している。具体的には、マイクロコントローラー121は、センサー122で検出した水位などのセンサー情報を取得すると共に、取得した時刻情報を取り込んで、時刻情報を付したセンサー情報を内部のテンポラリメモリに書き込む。また、子機120が設置された地点の位置情報をテンポラリメモリに書き込む。この場合、子機120の位置情報は、子機120における位置測位装置123がGPS等を使用して測位した位置情報、あるいは、直接入力した子機120の位置情報とされる。また、図示しないスイッチがオンされて電源装置126から電源が投入された際には、子機120を初期化する。そして、位置情報の取得が終了した際に、テンポラリメモリに書き込まれている当該子機120の位置情報に、当該子機120に割り当てられている一意の子機IDを付加して、閉域通信網通信I/F125から親機a1へ送信する。また、マイクロコントローラー121が、センサー122から取得した水位が規定水位を超えたと判断した場合は、マイクロコントローラー121は、そのセンサー情報と取得した時刻情報からなる水位情報に子機IDを付加して閉域通信網通信I/F125を介して所定時間毎に親機a1へ送信すると共に、規定水位を超えたことを報知する警告表示器124を点灯させる。これにより、子機120を観察することで、当該子機の地点の水位が規定水位を超えたことが分かるようになる。警告表示器124は、発光ダイオード(LED)などの発光デバイスによって構成できる。なお、電源装置126は大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成することができる。
なお、第1の閉域通信網114a〜第mの閉域通信網114mにおける子機a2〜ai、子機b2〜bj、子機m2〜mkは、各閉域通信網に割り当てられた区域内の地点に設置されているが、過去の水害情報や海抜高度を考慮して、冠水が発生しやすい地点に重点的に設置するのが好ましい。
図58に示すように親機130は、マイクロコントローラー131、広域通信網通信I/F132、閉域通信網通信I/F133とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置134を備えている。マイクロコントローラー131は、前述した図59に示す構成と同様とされ、CPU141、ROM142、RAM143、I/O144を備え、これらをバス145で接続して構成されているが、ROM142には親機130用の制御プログラムが記憶されている。マイクロコントローラー131では、ROM142に記憶されている親機130用の制御プログラムをCPU141が実行することにより、親機130の動作を統括制御している。すなわち、マイクロコントローラー131におけるCPU141は、閉域通信網通信I/F133を介して子機120から送信された子機ID付きの位置情報、子機ID付きの水位情報を受信してRAM143の領域に設定したテンポラリメモリに書き込む。そして、CPU141は、子機120から受信した子機ID付きの位置情報および子機ID付きの水位情報を、広域通信網通信I/F132を介して情報提供部112へ送信する。なお、電源装置134は、商用電源を所定電圧の直流電圧に降圧する電源装置とされている。また、電源装置134は、商用電源に替えて使用電力容量に合わせた大容量キャパシタあるいは2次電池と、充電用の太陽光パネルとから構成するようにしてもよい。
図60(a)に示す構成の情報提供部112では、親機a1〜親機m1から広域通信網113を介して送られてきたデータが広域通信網通信I/F112dを介して受信されて、データ処理サーバー112bに渡される。データ処理サーバー112bは、受信したデータが子機ID付きの位置情報であった場合は、その位置情報を子機IDと関連付けてデータベース部112cのセンサー座標DB(DB:データベース)151に書き込む。この位置情報は、地図上の座標を示している。また、子機ID付きの水位情報(センサー情報+時刻情報)の場合は、現在時刻と共に子機ID付きの水位情報(センサー情報+時刻情報)を子機IDおよび取得時刻と関連付けてデータベース部112cのセンサー情報DB152に書き込む。これにより、親機a1〜親機m1から送出された子機a2〜ai、子機b2〜bj、子機m2〜mkで検出された水位情報(センサー情報+時刻情報)が、子機IDと関連付けられてセンサー情報DB152に時々刻々と書き込まれていくようになる。
情報配信サーバー112a内に設けられているデータ処理装置150は、閲覧要求を情報配信サーバー112aが受け付けた際に、閲覧要求された地点を含む所定のエリアのリアルタイムのハザードマップを作成する。このハザードマップは、例えば第1レイヤーの表示情報と、第1にレイヤーに重ねられる第2レイヤーの表示情報とから構成される。第1レイヤーの表示情報として、所定のエリアの地図情報が地図情報DB154から読み出されて設定され、第2レイヤーの表示情報として、少なくとも、子機a2〜ai、子機b2〜bj、子機m2〜mkで検出された水位情報の水位を示すアイコンが、水位情報を取得した地点の座標に配置されている表示情報が設定される。この第2レイヤーの表示情報に、避難所やアンダーパスの地点の座標に配置されている避難所やアンダーパスのアイコン、冠水した地点の座標に配置されている冠水したことを示すアイコンを含ませることができる。
以下の説明においては、子機a2〜ai、子機b2〜bj、子機m2〜mkを総称して示すとき、あるいは、いずれかを示すときには子機120として説明するものとする。また、同様に、親機a1〜親機m1を総称して示すとき、あるいは、いずれかを示すときには親機130として説明するものとする。
また、データ処理装置150は、閲覧要求された現在の時刻のリアルタイムのハザードマップを含む、直近の過去から現在の時刻までのいくつかのハザードマップが作成されており、閲覧者は、閲覧者がいる位置情報あるいは閲覧者が指定した位置情報に応じたエリアの時々刻々と推移するリアルタイムのハザードマップを閲覧できる。
図53(a)〜(d)に示すエリアAのハザードマップでは、紙面の上方が北を示しており、このハザードマップを参照すると図53(a)の時刻10:00では、地点Aの水位が50mm未満と表示され、地点B,Cの水位は無しと表示されている。時刻が10:01に進むと図53(b)のように、地点Aの水位が50mm以上100mm未満に増加し、地点Bの水位が50mm未満に増加していることが表示されている。また、時刻が10:02に進むと図53(c)のように、地点Aの水位が100mm以上200mm未満に増加し、地点Bの水位が50mm以上100mm未満に増加し、地点Cの水位が50mm以上100mm未満に増加していることが表示されている。さらに、時刻が10:03に進むと図53(d)のように地点Aの水位が200mm以上400mm未満に増加し、地点Bの水位が200mm以上400mm未満に増加し、地点Cの水位が200mm以上400mm未満に増加していることが表示されている。なお、水位を示すアイコンはエリアA内に設置された子機120であって、有意な水位を検出した子機120が設置された地点の座標位置に、検出した水位を表すアイコンが表示されている。
図54(a)に示すエリアAの浸水発生前の過去の時刻のハザードマップでは、紙面の上方が北を示しており、時刻9:59のハザードマップとされている。第1レイヤーの表示情報である地図においては、エリアAはブロックA−1,A−2,・・・,A−9に分割されており、各ブロック間は道路とされている。また、データ処理装置150は、エリアAの座標情報からエリアA内にある避難所の座標情報を避難情報DB153から読み出して、避難所の座標情報に応じた地点に避難所を表すアイコンを第2レイヤーの表示情報として設定している。図54(a)に示す例ではブロックA−5に避難所Aのアイコンが、ブロックA−6に避難所Bのアイコンが表示されている。図54(a)に示すハザードマップでは、エリアA内の地点に設置されている子機120のいずれも有意な水位を検出しておらず、地点Aの水位は無しとなっている。
なお、水位を示すアイコンは、エリアA内に設置された子機120であって、有意な水位を検出した子機120が設置された地点の座標位置に、検出した水位を表すアイコンが表示されている。
図55に示すエリアAの浸水または冠水発生前の過去の時刻のハザードマップでは、紙面の上方が北を示しており、時刻9:59のハザードマップとされている。第1レイヤーの表示情報である地図においては、エリアAはブロックA−1,A−2,・・・,A−9に分割されており、各ブロック間は道路とされている。また、データ処理装置150は、エリアAの座標情報からエリアA内にある避難所、アンダーパス、区域Aの座標情報を避難情報DB153から読み出して、それらの座標情報に応じた地点に避難所、アンダーパスU1を表すアイコンと、区域Aを表す領域を第2レイヤーの表示情報として設定している。区域Aは周囲と比較し海抜が低い区域を示している。図55に示す例ではブロックA−5に避難所Aのアイコンが、ブロックA−6に避難所Bのアイコンが、ブロックA−2とブロックA−3との間の道路にアンダーパスのアイコンが、ブロックA−6と隣接するブロックA−5,A−9の一部を含む区域Aの領域が表示されている。また、データ処理装置150は、避難所Bのある区域Aが海抜が低いことから避難する際には避難所Aに避難するのが好適と判断して、避難所Aと閲覧者がいるD地点の座標情報から避難経路を算出し、算出した避難経路を第2レイヤーの表示情報として設定する。図55に示す例ではD地点からブロックA−2とブロックA−1との間の道路と、ブロックA−4とブロックA−5の間の道路とを通って避難所Aに達する避難経路が実線で、D地点からブロックA−2とブロックA−3との間の道路と、ブロックA−2とブロックA−5との間の道路とを通って避難所Aに達する避難経路が破線で表示されている。
なお、時間が推移していくに従いブロックA−6内の避難所Bは浸水しているであろうことを、D地点にいる閲覧者が把握することができる。また、データ処理装置150は、避難所Bは周囲の水位により危険であると判断して、避難所Bの表示態様を点滅あるいは点灯表示もしくは色調を変更して危険であることを示す表示態様とする。これにより、D地点にいる閲覧者が避難行動を起こす時には、避難所Aを避難する避難所として選択して避難行動を起こせるようになる。また、水位を示すアイコンは、エリアA内に設置された子機120であって、有意な水位を検出した子機120が設置された地点の座標位置に表示されている。
なお、子機処理は子機120の電源装置126がオンされている限り実行されており、電源装置126がオフされた際に子機処理は終了する。
図63に示すDB書込処理は、データ処理サーバー112bの電源が投入されたときに起動する。起動されるとステップS40でCPU171は、親機130からデータを受信する。受信できない場合は、受信できるまで待機する。受信するデータは、IDを付加した子機120の位置情報、あるいは、子機120が取得したセンサー情報とその取得時刻からなる水位情報である。次いで、ステップS41でCPU171は、受信したデータが、IDを付加した子機120の位置情報の場合は、I/O174を介してセンサー座標DB151にそのIDに関連つけて位置情報をき込み、子機120が取得したセンサー情報の場合は、I/O174を介してセンサー情報DB152に取得時刻と水位情報を取得した子機120のIDに関連して書き込む。ステップS41の処理が終了するとステップS40にリターンして、ステップS40,S41の処理が繰り返し実行される。DB書込処理は、データ処理サーバー112bの電源がオフされた際に終了する。
メッセージ配信処理が起動されるとステップS50で、CPU161は前回配信した時から所定時間(例えば、1分)が経過したか否かを判断する。ここで、所定時間経過していないとCPU161が判断した場合(NO)は所定時間経過するまでステップS50で待機される。ステップS50で所定時間経過したとCPU161が判断した場合(YES)は、ステップS51に進み警告メッセージあるいは警告解除メッセージをCPU161が作成する。この場合、センサー情報DB152から子機120が検出した最新の時刻の水位情報を読み出して、浸水の危険が迫っているエリアがあるとCPU161が判断した場合に警告メッセージが作成され、浸水の危険が去ったエリアがあるとCPU161が判断した場合に警告解除メッセージが作成される。次いで、ステップS52でCPU161は、危険が迫っているエリアである警告領域が登録者情報DB155に登録されている登録者を抽出する。そして、ステップS53でCPU161は、作成したメッセージは配信済みか否かを判断する。ここで、配信済みでないとCPU161が判断した場合(NO)は、ステップS54に分岐してステップS52で抽出した登録者に作成したメッセージを配信する。また、配信済みとCPU161が判断した場合(YES)と、ステップS54の処理が終了した場合は、ステップS50にリターンしてステップS50ないしステップS54の処理が繰り返し実行される。このように、所定時間、例えば1分毎に警告/警告解除メッセージが作成されて、その領域にいる登録者にメッセージが配信されることから、登録者は遅滞なく危険が迫っている/危険が去ったことを理解することができる。
メッセージ配信処理が起動されるとステップS60でCPU161は、センサー情報DB152から子機120が検出した同じ時刻とされる水位情報を読み出して、警告あるいは警告解除に相当する程度だけ、取得した子機120のセンサー情報の水位が変化したか否かを判断する。ここで、水位が変化していないとCPU161が判断した場合(NO)は、水位が変化するまでステップS60で待機される。また、ステップS60で水位が変化したとCPU161が判断した場合(YES)はステップS61に進み、警告メッセージあるいは警告解除メッセージをCPU161が作成する。この場合、浸水の危険が迫っている程度の水位が変化したとCPU161が判断した場合に警告メッセージが作成され、浸水の危険が去った程度の水位が変化したとCPU161が判断した場合に警告解除メッセージが作成される。次いで、ステップS62でCPU161は、危険が迫っているエリアとされる警告領域内の携帯電話基地局を指定する。そして、ステップS63でCPU161は、作成したメッセージは配信済みか否かを判断する。ここで、配信済みでないとCPU161が判断した場合(NO)は、ステップS64に分岐してステップS62で指定した携帯電話基地局から作成したメッセージを登録者情報DB155に登録されている登録者に配信する。また、配信済みとCPU161が判断した場合(YES)と、ステップS64の処理が終了した場合は、ステップS60にリターンしてステップS60ないしステップS64の処理が繰り返し実行される。このように、浸水の危険が迫っている程度の水位が変化した際に警告メッセージが作成されて、その領域にいる登録者に警告メッセージが配信されることから、登録者は遅滞なく危険が迫っていることを理解することができる。
閲覧要求処理が起動されるとステップS70で、CPU161はハザードマップの閲覧要求があったか否かを判断する。ここで、閲覧要求がないとCPU161が判断した場合(NO)は、閲覧要求があるまでステップS70で待機される。閲覧者が自身の携帯電話110aあるいはPC110bから閲覧要求を行い、ステップS70で閲覧要求があったとCPU161が判断した場合(YES)は、ステップS71に進みハザードマップをCPU161が作成する。次いで、ステップS72でCPU161は、作成したハザードマップを閲覧要求した閲覧者に配信する。ステップS72の処理が終了するとステップS70にリターンして、ステップS70ないしステップS72の処理が繰り返し実行されることから、閲覧要求がある毎にハザードマップが作成されて、閲覧要求した閲覧者に配信されるようになる。閲覧要求処理は、情報配信サーバー112aの電源がオフされた際に終了する。
閲覧要求処理のステップS71の処理が開始されると、ハザードマップを作成処理が開始され、ステップS80で、閲覧者のいる地点、あるいは、閲覧者が指定した地点の座標と閲覧要求の現在の時刻とをCPU171が検出する。そして、ステップS81でCPU171は、検出した座標の地点を含む所定範囲のエリアを設定し、当該エリアの地図を地図情報DB154から取得して該地図をハザードマップの第1レイヤーの表示情報として設定する。次いで、ステップS82でCPU171は、センサー情報DB152から、設定したエリアの各子機120の取得時刻が同時刻の水位情報を取得する。この場合、センサー情報DB152から読み出される同時刻の水位情報は、閲覧要求された現在の時刻と、その時刻より過去の直近のいくつかの過去の時刻との水位情報とされ、読み出された水位情報は時刻毎にまとめられる。そして、ステップS83でCPU171は、センサー座標DB151から、設定したエリアの各子機120の座標を取得し、各子機120の座標位置に、取得した時刻毎にまとめられた各子機120の水位を表すアイコンを配置し、時刻毎の第2レイヤーの表示情報として設定する。この場合、例えば、現在の時刻が10:03の場合は、時刻が10:00,10:01,10:02,10:03の時刻毎の第2レイヤーの表示情報が設定される。次いで、ステップS84でCPU171は、避難情報DB153から、設定したエリアの避難所、アンダーパスの座標を取得し、各座標位置に避難所、アンダーパスのアイコンを配置し、第2レイヤーの表示情報として設定する。次に、ステップS85でCPU171は、取得した時刻毎にまとめられた各子機120の水位に応じて冠水している領域を割り出し、該領域にある道路やアンダーパスに冠水注意のアイコンを配置して、時刻毎の第2レイヤーの表示情報として設定する。この場合、CPU171が、取得した各子機120の水位に応じて浸水した領域を割り出し、割り出した浸水領域に避難所がある場合には、避難所のアイコンの表示態様を点滅あるいは点灯表示もしくは色調を変更する。さらに、ステップS86でCPU171は、第1レイヤーの表示情報に、第2レイヤーの表示情報および時刻毎の第2レイヤーの表示情報を重ねた画像データを時刻毎に分けて作成し、設定したエリアの時刻毎のハザードマップを作成する。ステップS86の処理が終了すると、ハザードマップ作成処理は終了し、閲覧請求処理のステップS72にリターンする。
視線誘導標201は、路側や道路に設置される道路付属物であるが、設置する理由は次の通りである。自動車のドライバーは、区画線や防護柵などを走行する際の目印として運転をしているが、夜間や霧、降雨、降雪時にはその視認性が著しく低下することが知られている。そこで、視線誘導標により、視程不良時にも自動車のヘッドライトを反射し、路側や道路線形の視認性を高め、ドライバーの視線を正しく誘導するようにしている。
また、本発明にかかる端末装置を備える道路付属物の実施例である図68(b)に示す視線誘導標202は、縦に細長いポール部202aと、ポール部202aの下端に固着された平板状の基部202bとから構成されている。路側や道路に基部202bが固定されることにより、視線誘導標202が設置される。ポール部202aの外周面の上部に3段のリング状発光部からなる警告表示部220が設けられている。警告表示部220では、3段のリング状発光部で矢印の図形を表示させる発光が行われ、その矢印の方向で浸水あるいは冠水している方向が報知される。
さらに、本発明にかかる端末装置を備える道路付属物の実施例である図68(d)に示す視線誘導標204は、縦に細長いポール部204aと、ポール部204aの下端に固着された平板状の基部204bとから構成されている。路側や道路に基部204bが固定されることにより、視線誘導標204が設置される。ポール部204aの外周面の上部に筒状の発光部からなる警告表示部240が設けられている。警告表示部240では、筒状の発光部に「浸水」や「冠水」の文字を表示する発光を行うことにより、規定水位を超えた冠水状態あるいは浸水状態となったことを報知する。なお、視線誘導標204が備えるセンサーで検出した水位高を示す数字を、警告表示部240に表示するようにしてもよい。
さらに、本発明にかかる端末装置を備える道路付属物の実施例である図68(e)に示す視線誘導標205は、縦に細長いポール部205aと、ポール部205aの下端に固着された平板状の基部205bとから構成されている。路側や道路に基部205bが固定されることにより、視線誘導標205が設置される。ポール部205aの外周面のほぼ全体に多段のリング状発光部からなる警告表示部250が設けられている。警告表示部250は、多段のリング状発光部の発光する段数および発光する段の組み合わせのパターンにより、規定水位を超えた冠水状態あるいは浸水状態となったことを報知する。そして、停電時には、多段のリング状発光部を全て点灯させることにより、街路灯などに替える照明を行う。
以上説明した図68(a)〜(e)に示す視線誘導標201〜205において、ポール部201a〜205aの形状は、断面が円形、楕円形、三角形以上の多角形や花冠形などの縦に細長い形状とすることができる。また、平板状の基部201b〜205bは円形・楕円形・多角形などとされ、その底面は略平坦面とするのが好適である。
図69に示す親機300は、マイクロコントローラー301、センサー302、位置測位装置303、警告表示器304、閉域通信網通信I/F305、広域通信網通信I/F306とを備え、これらをバスにより接続している。また、各部へ電源を供給する電源装置307を備えている。マイクロコントローラー301は、親機300の動作を統括制御する制御手段であり、時計機能を有している。具体的には、マイクロコントローラー301は、マイクロコントローラー301に記憶されている親機300用の制御プログラムを実行することにより、子機120の機能を備える親機300として動作する。すなわち、センサー302で検出した水位のセンサー情報を取得すると共に、取得した時刻情報を取り込んで、時刻情報を付したセンサー情報を内部のテンポラリメモリに書き込む。また、親機300が設置された地点の位置情報をテンポラリメモリに書き込む。この場合、親機300の位置情報は、位置測位装置303がGPS等を使用して測位した位置情報、あるいは、直接入力した親機300の位置情報とされる。また、図示しないスイッチがオンされて電源装置307から電源が投入された際には、親機300を初期化する。そして、位置情報の取得が終了した際に、テンポラリメモリに書き込まれている当該親機300の位置情報に、当該親機300に割り当てられている一意の子機IDを付加する。また、マイクロコントローラー301が、センサー302から取得した水位が規定水位を超えたと判断した場合は、マイクロコントローラー301は、そのセンサー情報と取得した時刻情報からなる水位情報に子機IDを付加してテンポラリメモリに書き込む。そして、規定水位を超えたことを報知する警告表示器304を点灯させる。さらに、マイクロコントローラー301は、閉域通信網通信I/F305を介して子機120から送信された子機ID付きの位置情報、子機ID付きの水位情報を受信してテンポラリメモリに書き込む。そして、マイクロコントローラー301は、子機120から受信した子機ID付きの位置情報および子機ID付きの水位情報と、親機300が取得した子機ID付きの位置情報および子機ID付きの水位情報とを、広域通信網通信I/F306を介して情報提供部112へ送信する。
以下に説明する本発明にかかる端末装置および端末装置を備える道路付属物の各実施例における端末装置として、図69に示す上述した親機300からなる端末装置が適用されたものとして説明する。
これらの図に示すように、本発明にかかる第1実施例の視線誘導標1には、端末装置01が一体化されており、視線誘導標1は、円筒状の縦に細長い樹脂製の円筒状ケース10と、円筒状ケース10の下端に装着される樹脂製あるいは金属製の基部13とから構成され、円筒状ケース10と基部13からなるケース内に端末装置01が内蔵される。視線誘導標1は、道路付属物とされる視線誘導標として機能すると共に、端末装置01としても機能し、基部13は、接着やボルトによって道路等に固定することができる。また、基部13の内部に水や砂をつめて設置することもでき、この場合は、視線誘導標1を道路上等に置くだけで子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。これにより、視線誘導標1は必要な時だけ(例えば、大雨警報時)設置して、その後は撤去する等柔軟に対応できるようになる。視線誘導標1の縦方向の長さL1は約300mm〜1200mmとされ、基部13の外径R1は約200mmとされる。
さらに図4,図5に示すように、基部13の底面に嵌め込まれる厚さの薄い円盤状の基部底板13bの上面には、マイクロコントローラー18a、位置測位装置18b、広域通信網通信I/F18c、閉域通信網通信I/F18d、二次電池18eからなる回路部18が接着やネジ止め等で固定されている。回路部18の各部間はバスで接続されている。なお、広域通信網用アンテナ部15aと広域通信網通信I/F18cとが通線17aで接続され、閉域通信網用アンテナ部15bと閉域通信網通信I/F18dとが通線17bで接続され、GPSアンテナ12と位置測位装置18bとが通線17dで接続されている。なお、広域通信網通信I/F18cは、インターネット通信や公衆通信に対応しており、閉域通信網通信I/F18dは、無線LANなどのワイヤレスの閉域通信網に対応している。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル11に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。また、開口部10aを設けることに替えて、円筒状ケース10を光が透過するようにしてもよい。なお、太陽光パネル11、GPSアンテナ12と位置測位装置18b、アンテナ部15と閉域通信網通信I/F18dおよび広域通信網通信I/F18c、マイクロコントローラー18aと二次電池18e、警告表示部14を備える端末装置01は視線誘導標としての機能を阻害しないように、視線誘導標1と一体化される構造となっている。端末装置01が一体化された第1実施例の視線誘導標1は自立可能とされ、端末装置01における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいて設置可能となり、公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、端末装置01において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置01とすることができる。この場合は、本発明の第1実施例の視線誘導標1に一体化された端末装置01は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第1実施例の視線誘導標1における円筒状ケース10は、円筒状に限定されず縦に細長く内部に収納空間のある形状、例えば、断面が楕円形、三角形以上の多角形や花冠形などの形状の筒状ケースとすることができる。この場合、円筒状ケース10の形状を変更した際には、その形状に合わせるよう蓋部10cの形状も変更すればよい。また、開口部10aは矩形状としてるが、警告表示部14の発光を臨める形状であれば矩形状に替えて円形・楕円形・多角形・花冠形などとしてもよい。また、警告表示部14の段数は任意の段数とすることができ、その形状もリング状とすることができる。そして、警告表示部14の構成に応じて開口部10aの数および形状を変更すれば良い。
これらの図に示すように、本発明にかかる第2実施例の境界ブロック2には、端末装置02が一体化されており、境界ブロック2は、横に長い四角柱状とされ幅より高さが高くされ、一端における上面と端面との間が円弧状に面取りされた形状の樹脂製のブロック本体2aからなる。境界ブロック2は、道路などにおいて境界を表すのに使われる道路付属物とされ、接着やボルトによって道路等に固定することができる。また、境界ブロック2を道路上等に設置することで、端末装置02が一体化された第2実施例の境界ブロック2を子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。ブロック本体2aの横向の長さL2は、約500mmとされ、高さH2は約300mm、幅W2は約200mmとされる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル21に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。また、ブロック本体2aを光が透過するようにして、警告表示部24の開口を省略してもよい。なお、太陽光パネル21、GPSアンテナ22と位置測位装置28b、アンテナ部25と閉域通信網通信I/F28dおよび広域通信網通信I/F28c、マイクロコントローラー28aとセンサー26、二次電池28eからなる端末装置02は境界ブロックとしての機能を阻害しないように、境界ブロック2のブロック本体2aに内蔵される構造となっている。端末装置02が一体化された第2実施例の境界ブロック2は自立可能とされ、端末装置02における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいて設置可能となる。すなわち、端末装置02が一体化された第2実施例の境界ブロック2を公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、端末装置02において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置02とすることができる。この場合は、第2実施例にかかる境界ブロック2に一体化された端末装置02は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第2実施例の境界ブロック2は、四角柱状に限定されず、突部があり横に長く内部に収納空間のある形状であればよい。例えば片側切り下げ形状や、断面が凹形状や凸形状、円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができる。また、面取りされていない端面としてもよい。道路鋲2cおよび太陽光パネル21の形状は、矩形状・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができ、ブロック本体2aの上面の一端側および他端側の開口の形状はそれに合わせた形状とすればよい。さらに、警告表示部24の形状も、道路鋲2cの形状に合わせた形状とすればよく、矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができる。
これらの図に示す本発明の第3実施例にかかる端末装置03は、道路付属物とされる境界ブロック3に装着可能とされ、境界ブロック3は、樹脂製やコンクリート製のブロック本体3aから構成されている。第3実施例の端末装置03は、ブロック本体3aの両側面を挟持するように被せられて固定された境界ブロックカバー30を備えており、端末装置03の取付後においても境界ブロック3は境界ブロックとして機能する。ブロック本体3aは、横に長い四角柱状とされ幅より高さが高くされ、一端における上面と端面との間が円弧状に面取りされた形状とされている。ブロック本体3aは、道路などにおいて境界を表すのに使われる道路付属物とされる境界ブロックを構成しており、接着やボルトによって道路等に設置されている。このブロック本体3aに被せて固定される第3実施例の端末装置03は、ブロック本体3aの両側面を挟持するように被せられるサイズとされ、断面形状が略コ字状とされた樹脂製の境界ブロックカバー30を備えている。ブロック本体3aに第3実施例の端末装置03を被せて固定することで、第3実施例の端末装置03が装着された境界ブロック3は、子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル31に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。また、境界ブロックカバー30を光が透過するようにして、警告表示部34を境界ブロックカバー30の内部に配設してもよい。なお、太陽光パネル31、GPSアンテナ32と位置測位装置38b、アンテナ部35と閉域通信網通信I/F38dおよび広域通信網通信I/F38c、マイクロコントローラー38aと二次電池38e、警告表示部34とセンサー36を備える端末装置3bは、境界ブロックとしての機能を阻害しないように、ブロック本体3aに被せられる構造となっている。境界ブロック3は自立可能とされ、端末装置03における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいた境界ブロック3に装着可能となる。すなわち、公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面に設置された境界ブロック3に装着可能となる。
なお、第3実施例の端末装置03において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置03とすることができる。この場合は、境界ブロック3に装着される端末装置03は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第3実施例の境界ブロック3は、四角柱状に限定されず、突部があり横に長い形状であればよい。例えば片側切り下げ形状や、断面が凹形状や凸形状、円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができる。また、面取りされていない端面としてもよい。境界ブロックカバー30の形状は、筐体ブロック3の形状に合わせた形状とすればよい。さらに、境界ブロックカバー30の断面形状はコの字状に限らず、L字状とし境界ブロック3のほぼ直交する二面に固着するようにしてもよい。さらに、太陽光パネル31および警告表示部34の形状は、矩形状・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができ、境界ブロックカバー30の上面の一端側および他端側の切欠部の形状はそれに合わせた形状とすればよい。
これらの図に示すように、端末装置04は本発明の第4実施例の縁石4に一体化されており、縁石4は、横に細長い四角柱状とされ高さより幅が広くされ、両端面が斜面とされた樹脂製の縁石本体4aからなる。縁石4は、車道と、歩道や安全地帯との境界線として、路肩に敷かれる棒状の道路付属物とされ、接着やボルトによって道路等に固定することができる。また、第4実施例の縁石4に端末装置04が一体化されており、縁石4を道路上等に設置することで、端末装置04が一体化された第4実施例の縁石4を子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル41に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。また、縁石本体4aを光が透過するようにして、警告表示部44の長孔4dを省略してもよい。なお、太陽光パネル41、警告表示部44と超音波センサー46、GPSアンテナ42と位置測位装置48b、アンテナ部45と閉域通信網通信I/F48d、広域通信網通信I/F48c、マイクロコントローラー48aと二次電池48eからなる端末装置04は縁石4の機能を阻害しないように、縁石4の縁石本体4aに内蔵される構造となっている。縁石4は自立可能とされ、端末装置04が一体化された第4実施例の縁石4における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいて設置可能となる。すなわち、端末装置04が一体化された第4実施例の縁石4を公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、端末装置04において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置04とすることができる。この場合は、本発明の第4実施例とされる縁石4に一体化された端末装置04は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第4実施例の縁石本体4aは、四角柱に限定されず、片側切り下げ形状や、断面が凹形状や凸形状、円形・楕円形・多角形・花冠形などの横に長く内部に収納空間のある形状とすることができる。また、斜面とされていない端面や円弧状の端面としてもよい。また、太陽光パネル41および警告表示器44の形状は矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができ、縁石本体4aの上面の矩形孔4cおよび長孔4dの形状はそれに合わせた形状とすればよい。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル51に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。また、警告表示部54の発光が本体部50aを透過するようにしてもよい。なお、太陽光パネル51、GPSアンテナ52と位置測位装置58b、アンテナ部55と閉域通信網通信I/F58dおよび広域通信網通信I/F58c、マイクロコントローラー58aと二次電池58e、警告表示部54とセンサー56を備える端末装置05は支持柱5に装着された際に、支持柱5の機能を阻害しない構造となっている。第5実施例の端末装置05における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに設置される支持柱5にも装着可能となる。すなわち、第5実施例の端末装置05は、公園や避難所、広場、住宅の庭、河川敷内などの地面に設置された支持柱5に装着可能となる。
なお、第5実施例の端末装置05において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置05とすることができる。この場合は、支持柱5に装着される第5実施例の端末装置05は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第5実施例の柱状体5aは、円柱状に限定されず、断面が楕円形や三角形以上の多角形や花冠形などの縦に細長い形状とすることができる。この場合、柱状体5aの形状を変更した際には、その形状に合わせるよう本体部50aの形状も変更すればよい。また、太陽光パネル51および警告表示部54の形状は、矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができ、カバー部50bの開口の形状はそれに合わせた形状とすればよい。
これらの図に示すように、本発明の第6実施例の防護柵6には端末装置06が一体化されており、防護柵6は、代表的な防護策であるガードレールとされている。端末装置06が一体化された本発明の第6実施例の防護柵6は、金属製の平板を短辺方向で屈曲して形成した横に細長い防護部6aと、防護部6aを取り付ける金属製の支柱6bとから構成され、支柱6bに端末装置06が内蔵されている。防護柵とは、主として進行方向を誤った車両が路外、対向車線または歩道等に逸脱するのを防ぐとともに、車両乗員の傷害および車両の破損を最小限にとどめて、車両を正常な進行方向に復元させることを目的とし、また、歩行者等の転落もしくはみだりな横断を抑制するなどの目的をそなえた道路付属物であり、支柱6bによって道路等のグランド6−1に固定することができる。また、端末装置06が一体化された本発明の第6実施例の防護柵6をグランド6−1に設置することで、第6実施例の防護柵6を子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル61に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。なお、太陽光パネル61、GPSアンテナ62と位置測位装置68b、アンテナ部65と閉域通信網通信I/F68dおよび広域通信網通信I/F68c、マイクロコントローラー68aと二次電池68e、警告表示部64とセンサー66を備える端末装置06は防護柵6としての機能を阻害しないように、防護柵6の支柱6bに内蔵される構造となっている。このように第6実施例の防護柵6は、中が中空になっている道路付属物の内部に端末装置06が収納されることにより、端末装置06が本発明の第6実施例の防護策6と一体化される。また、図27に示す第6実施例の防護柵6において、端末装置06を横長になるよう配置して、防護柵6における防護部6aの裏面のくぼみ部等に取り付けることもできる。防護柵6は、ガードレールに限らず転落を防止する防護柵や境界線を隔てる防護柵などがあり、第6実施例の防護柵6において端末装置06の閉域通信網をワイヤレスとすると、端末装置06が一体化された第6実施例の防護策6を、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接設置することが可能となる。すなわち、端末装置06が一体化された第6実施例の防護柵6を公園や避難所、広場、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、第6実施例の防護柵6の端末装置06において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置06とすることができる。この場合は、第6実施例の防護策6に一体化された端末装置06は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第6実施例の支柱6bは、円柱状に限定されず、断面が楕円形、三角形以上の多角形や花冠形などの細長い内部に収納空間のある形状とすることができる。また、支柱6bの形状を変更した際には、その形状に合わせるようケース60aの形状も変更すればよい。また、警告表示部64の形状は、矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などの支柱6bの形状に合わせた形状とすることができる。この場合、警告表示部64の形状や構成を変更した際には、その形状や構成に合わせるよう開口部6dの数および形状を変更すればよい。
壁構造物7は、コンクリート製の擁壁や防護柵基礎部とされ、本発明の第7実施例の端末装置07が装着可能とされている。壁構造物7は、少なくとも表面が平面状とされ所定の厚さと高さとされた壁部7aからなり、下面が地面と接するように壁部7aの表面に第7実施例の端末装置07が装着されている。本発明の第7実施例の端末装置07が装着された壁構造物7は、子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル71に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。なお、太陽光パネル71、GPSアンテナ72と位置測位装置78b、アンテナ部75と閉域通信網通信I/F78dおよび広域通信網通信I/F78c、マイクロコントローラー78aと二次電池78e、3つの警告表示部A74a〜C74cとセンサー76を備える第7実施例の端末装置07は壁構造物7の機能を阻害しないように、壁部7aに取り付けられる構造となっている。第7実施例の端末装置07は、壁部7aだけでなく土工構造物などの道路構造物における略平坦部に取り付けることもできる。この場合、平坦部を凹形状として、凹形状内に第7実施例の端末装置07を嵌め込んで固定するようにしてもよい。第7実施例の端末装置07における閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに設置される壁構造物7に装着可能となる。すなわち、壁構造物7は擁壁や防護柵の基礎部とされることから、第7実施例の端末装置07は、公園や避難所、広場、住宅の庭、河川敷内などの地面に設置された壁構造物7に装着可能となる。
なお、第7実施例の端末装置07において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置07とすることができる。この場合は、壁構造物7に装着された第7実施例の端末装置07は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第7実施例の構造物7の表面は、平面状に限定されず、曲面やメッシュ状・格子状とすることもでき、ケース70aは、それに装着可能な構成とされる。また、ケース70aの形状は、四角柱状に限定されず、断面が三角形以上の多角形や花冠形などの縦に細長い形状とすることができる。この場合、ケース70aの形状を変更した際には、その形状に合わせるよう蓋板70bの形状も変更すればよい。さらに、警告表示部A74a、B74b、C74cの形状は、矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができ、ケース70aの開口部70d等の形状はこれに合わせた形状となる。さらにまた、取水口70cの段数は任意の段数とすることができ、その形状も三角形以上の多角形や花冠形などの形状とすることができる。
標識8は、道路利用者に対して、地理の案内や道路の警告、規制などの情報を知らせる案内標識および警戒標識とされる道路標識である。図32ないし図35に示す本発明の第8実施例の端末装置08が装着された標識8は、地理の案内や道路の警告、規制などの情報が表示されている金属製や樹脂製などの矩形の平板状の標識板8bと、標識板8bを支持する支柱8aとから構成されている。標識板8bの裏面には第8実施例の端末装置08を構成するケース80aが固定されている。本発明の第8実施例の端末装置08が装着された標識8は、子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル81に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。なお、太陽光パネル81、GPSアンテナ82と位置測位装置88b、アンテナ部85と閉域通信網通信I/F88dおよび広域通信網通信I/F88cと、マイクロコントローラー88aと、二次電池88eを備える第8実施例の端末装置08は標識8の機能を阻害しないように、標識板8bの裏面などに取り付けられる構造となっている。第8実施例の端末装置08の閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに設置された標識8に装着可能となる。
なお、第8実施例の端末装置08において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置08とすることができる。この場合は、標識8に装着された第8実施例の端末装置08は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第8実施例の標識8の標識板8bは、矩形・円形・三角形以上の多角形とすることができる。また、端末装置08のケース80aの形状は、四角柱状に限定されず、断面が三角形や多角形・花冠形などの内部に収納空間のある形状とすることができる。さらに、支柱8aは、円柱状に限定されず、断面が楕円・三角形以上の多角形・花冠形などの縦に細長い形状とすることができる。さらにまた、警告表示A84aの形状は、支柱8aに固着できる形状であればよく、矩形・円形・楕円形・多角形・花冠形などとすることができる。
デリニエータ1−2は、本発明の第1実施例の視線誘導標1と同じ視線誘導を行う道路付属物とされている。端末装置01−2が一体化された本発明の第9実施例のデリニエータ1−2を道路上等に置くだけで子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。図38ないし図40に示すように、端末装置01−2が一体化された本発明の第9実施例のデリニエータ1−2は、円筒状の縦に細長い樹脂製の円筒状ケース10−2と、円筒状ケース10−2の上端にはめ込まれる樹脂製の反射体ケース19aと、円筒状ケース10−2の下端に装着される樹脂製あるいは金属製の基部ケース13−2とから構成されるケースを備えている。
図44に示すように、反射体部19−2は反射体ケース19aを備え、反射体ケース19aは、下面がほぼ閉塞されたリング状の前部と、円筒状ケース10−2の上端に嵌め込まれる円筒状部と、四角柱状の後部とから構成されている。反射体ケース19aの前部内に円盤状の警告表示部14−2が貼着や接着等により固定され、警告表示部14−2の前に反射体19bが貼着や接着等により固定されている。反射体ケース19aの後部において、上面にGPSアンテナ12−2が貼着や接着等により固定され、広域通信網用アンテナ部15a−2と閉域通信網用アンテナ部15b−2とからなるアンテナ部15−2が上面から突出されるよう支持されている。警告表示部14−2と広域通信網用アンテナ部15a−2と閉域通信網用アンテナ部15b−2とから、それぞれ通線17a−2,17b−2,17c−2が引き出され円筒状ケース10−2内を挿通されて、回路部18−2の対応するモジュールに接続されている。また、円筒状ケース10−2内には細長い矩形状のセンサー16−2が貼着や接着等により固定されている。センサー16−2は、水位を検出すると共に、温度および気圧などの気象情報を検出可能なセンサーとされる。センサー16−2の水位の検出方式は、コスト・用途に応じて静電容量式・フロート式・超音波式・圧力式等のうちから適宜選択することができる。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル11−2に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。なお、太陽光パネル11−2、GPSアンテナ12−2と位置測位装置18b−2、アンテナ部15−2と閉域通信網通信I/F18d−2および広域通信網通信I/F18c−2、マイクロコントローラー18a−2と二次電池18e−2、警告表示部14−2からなる端末装置01−2はデリニエータとしての機能を阻害しないように、第9実施例のデリニエータ1−2に一体化される構造となっている。端末装置01−2が一体化された第9実施例のデリニエータ1−2は自立可能とされ、端末装置01−2の閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに直接おいて設置可能となる。すなわち、端末装置01−2が一体化された第9実施例のデリニエータ1−2を、公園や避難所、広場、田んぼの中や畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、第9実施例のデリニエータ1−2の端末装置01−2において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置01−2とすることができる。この場合は、第9実施例のデリニエータ1−2に一体化された端末装置01−2は図57に示す構成とされる。
以上説明した本発明の第9実施例の円筒状ケース10−2は、断面が円形・楕円形・三角形・多角形・花冠形などの形状の縦に細長く内部に収納空間のある筒状ケースとすることができる。また、取水口1f−2は、円形・矩形・楕円形・多角形・花冠形などの取水可能な形状とすることができ、その位置は、計測したい水位に合わせて変更することができる。
道路鋲9は、交差点などの視認性を高めるため、路面に埋め込む鋲であり、発光手段や反射材を組み入れたものが多くされている。端末装置09が一体化された本発明の第10実施例の道路鋲9を道路上等に置くだけで子機120の機能を備える上述した親機300として利用することができる。図46ないし図49に示すように、端末装置09が一体化された本発明の第10実施例の道路鋲9は、4面が斜面とされて断面が台形状とされている樹脂製の本体部9aと、本体部9aの下端に装着されて、開口された上面が閉塞される樹脂製あるいは金属製の四角柱ケース90とから構成されている。道路鋲9を道路等に設置する際には、図47に示すようにグランド9−2に四角柱ケース90とほぼ同じ大きさの凹部とされる収納穴9−3を設け、この収納穴9−3内に四角柱ケース90を埋め込んで設置する。この場合、グランド9−2上には本体部9aだけが臨むようになる。
上面が開口された四角柱ケース90の内部は収納空間とされ、この収納空間に回路部98を構成する各モジュールが収納される。回路部98は、四角柱状の二次電池98eと、その上に配置された矩形の板状のマイクロコントローラー98a、位置測位装置98b、広域通信網通信I/F98cおよび閉域通信網通信I/F98dとを備えている。モジュール間はコネクタ接続されている。この場合、サイズと容量が比例する二次電池98eは大型とできる。なお、広域通信網通信I/F98cは、インターネット通信や公衆通信に対応しており、閉域通信網通信I/F98dは、無線LANなどのワイヤレスの閉域通信網に対応している。二次電池98eは、四角柱ケース90の内壁に貼着や接着等により固定され、その他のモジュールは二次電池98eの上面に貼着や接着等により固定されている。センサー96は、図51に示すようにフロート式のセンサーとされるが、フロート式に限らず、コスト・用途に応じて静電容量式・超音波式・圧力式等のうちから適宜選択することができる。このセンサー96は、道路鋲9の姿勢が低くされていることから、冠水したか否かの判別を行うセンサーとされる。なお、センサー96は水位を検出すると共に、温度および気圧などの気象情報を検出可能なセンサーとしてもよい。
また、設置環境に合わせるよう太陽光パネル91に替えて振動発電機等を適宜選択することができる。なお、太陽光パネル91、GPSアンテナ92と位置測位装置98b、アンテナ部95と閉域通信網通信I/F98dおよび広域通信網通信I/F98c、マイクロコントローラー98aと二次電池98e、警告表示部94からなる端末装置09は道路鋲としての機能を阻害しないように、第10実施例の道路鋲9の本体ケース9a−1および四角柱ケース90に内蔵される構造となっている。閉域通信網をワイヤレスとすると、外部電源が確保できない道路以外の地面などに道路鋲9を設置可能とされ、公園や避難所、広場、田んぼの畦、住宅の庭、河川敷内などの地面にも設置可能となる。
なお、第10実施例の道路鋲9に一体化される端末装置09において親機として機能する構成を省略して、子機120の機能のみを備える端末装置09とすることができる。この場合は、第10実施例の道路鋲9に一体化された端末装置は図57に示す構成とされる。また、警告表示部94は、本体ケース9a−1の斜面に配置されているが、本体ケース9a−1の上面に配置してもよい。また、太陽光パネル91は、太陽光があたる本体ケース9a−1の斜面に配置してもよい。
以上説明した本発明の第10実施例の道路鋲9の四角柱ケース90は、四角柱に限定されず、断面が円形・楕円形・多角形・花冠形の内部に収納空間のある形状としてもよい。四角柱ケース90の形状を変更した場合は、斜面を有した本体部9aもそれに合わせた形状に変更すればよい。また、四角柱ケース90を地中に埋没する深さは、通信機等のサイズ・電池の容量・サイズに合わせて変更すればよい。
以上説明した本発明の実施例にかかる端末装置あるいは端末装置を備える道路付属物は、警告の内容に応じた表示の態様で警告表示を行う警告表示部(警告表示器)を備えるようにしたが、警告表示部は必ずしも必要ではなく、警告表示部(警告表示器)を省略した端末装置としてもよい。
さらに、以上説明した本発明の実施例にかかる端末装置あるいは道路付属物に備えられる端末装置は、警告の内容に応じた表示の態様で警告表示を行う警告表示部(警告表示器)と通信部を備えるだけの構成としても良い。この場合は、端末装置あるいは端末装置を備える道路付属物からなる子機が属する親機が、警告表示情報を送信し、この警告表示情報を受信した上記子機が警告表示部(警告表示器)に警告表示情報に応じた表示を行うようにすれば良い。
本発明にかかる端末装置01〜09においては以下のような構成としてもよい。本体やカバーの材質は、樹脂などに限らず、通信に適した開口を設けることで金属やコンクリートとすることもできる。また、はめあわせが生じる場合は、本体の形状に合わせて、蓋部等の形状を変更すればよい。さらに、端末装置を構成する各ユニットは、各ユニットの機能を発揮できる任意の位置に配置されていてもよい。具体的には、アンテナ部のアンテナ形式は、外部との通信が可能な形式であればどのような形式でもよく、冠水するおそれがほぼなく好適な通信を行える位置に配置されるのが好適である。また、太陽光パネルは、日光が直接当たる部位であればいずれの位置に配置するようにしてもよい。この場合、太陽光パネルの形状を配置位置に応じた形状とすることができる。GPSアンテナは、GPS衛星からの電波が受信可能なアンテナ形式とされていればよく、GPS衛星からの電波が受信可能な任意の位置に設置されていればよい。
また、本発明にかかる端末装置において、ユニット間を接続する通線の種類は、GPSアンテナやアンテナ装置から引き出される高周波信号を伝送する通線は同軸ケーブルとされ、警告表示部やセンサー、太陽光パネル、マイクロコントローラから引き出される通線は2芯あるいは多芯のケーブルとされている。また、本発明にかかる端末装置が商用電源を利用できる場合は、二次電池および太陽光パネルを省略することができる。本発明にかかる端末装置において、内部に確実に水が入る場合は取水口を設ける必要はなく、内部に水が入るのが困難な場合は取水口を設けるようにしてもよい。
また、本発明にかかる道路付属物に装着される端末装置は、道路などに設置された既設の道路付属物に装着することができるが、道路付属物に端末装置を装着した状態で道路などに設置するようにしてもよい。
Claims (28)
- 端末装置が一体化される道路または地面に設置される道路付属物であって、
前記端末装置は、
少なくとも水位を検出するセンサーと、
設置された位置を検出する位置測位部と、
前記位置測位部で検出した位置の位置情報を送信すると共に、前記センサーで検出した検出データを所定のタイミングで送信する通信部と、
各部の動作を統括制御する制御部とを備え、
前記位置情報とリアルタイムの前記検出データを、前記通信部からハザードマップを作成するハザードマップ作成手段に送信可能とされていることを特徴とする端末装置を備える道路付属物。 - 前記通信部は閉域通信網と広域通信網とに対応しており、自らが属する前記閉域通信網に属する他に設置されている前記端末装置から前記位置情報とリアルタイムの前記検出データを受信し、受信した前記位置情報とリアルタイムの前記検出データと、自らの前記位置情報とリアルタイムの前記検出データとを、前記通信部から前記広域通信網を介して前記ハザードマップ作成手段に送信可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 警告の内容に応じた表示の態様で警告表示を行う警告表示部を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を示す複数の発光パターンで表示手段を発光させる態様とされていることを特徴とする請求項3に記載の端末装置を備える道路付属物置。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、冠水している方向が表示手段に示される態様とされていることを特徴とする請求項3に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を示す画像が表示手段に表示される態様とされていることを特徴とする請求項3に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を表す文字が表示手段に表示される態様とされていることを特徴とする請求項3に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 前記警告表示部は複数の表示器を備えており、該複数の表示器を照明用として発光させることを特徴とする請求項3に記載の端末装置を備える道路付属物。
- 前記道路付属物は、筒状ケースと、該筒状ケースの下部に設けられる基部とからなるケースを備え、道路または地面に設置される視線誘導標とされ、
前記ケース内の上部に、前記位置測位部の測位用アンテナおよび前記通信部のアンテナ部と、電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段とが内蔵され、前記ケースの周側面の内側に前記センサーが内蔵され、前記二次電池と、前記通信部と、前記制御部とが前記ケース内の下部に内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記道路付属物は、略横に長い内部が収納空間とされた形状とされて、底面に底板が固着されているブロック本体を備え、道路または地面に設置される境界ブロックとされ、
前記ブロック本体の上面に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられると共に、前記収納空間に前記通信部のアンテナ部と、前記センサーとが内蔵され、前記底板の上面に前記位置測位部およびその測位用アンテナと、前記二次電池と、前記通信部と、前記制御部とが設けられて、前記ブロック本体内に内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記道路付属物は、両端面が斜面とされて、内部が収納空間とされた本体部と、該本体部の底面に固着される底板とからなり、道路または地面に設置される縁石とされ、
前記本体部の上面に、電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられ、前記収納空間に前記通信部のアンテナ部と、前記制御部および前記センサーが配置され、前記底板の上面に前記位置測位部およびその測位用アンテナと、前記二次電池と、前記通信部とが設けられて、前記本体部内に内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記道路付属物は、内部が空間とされる支柱で支持され、道路または地面に設置される防護柵とされ、
前記支柱の上端にはめ込まれているキャップの上面に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられると共に、前記支柱の前記空間内に縦長のケースが収納されており、
該ケースの外側面に前記センサーが設けられ、前記ケース内に、前記位置測位部およびその測位用アンテナと、前記通信部およびそのアンテナ部と、前記二次電池と、前記制御部とが内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記道路付属物は、筒状ケースと、該筒状ケースの上端にはめ込まれる反射体ケースと、前記筒状ケースの下端に固着される基部ケースとからなるケースを備える道路または地面に設置されるデリニエータとされ、
前記筒状ケースの周側面の外側に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられると共に、外周側面の内側に前記センサーが設けられ、前記反射体ケースの上面に前記位置測位部の測位用アンテナおよび前記通信部のアンテナ部が設けられ、前記反射体ケース内に反射体が内蔵され、前記基部ケース内に前記二次電池と、前記位置測位部および前記通信部と、前記制御部とが内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記道路付属物は、端面が斜面とされ、該斜面に反射体が固着された本体部と、前記本体部の下に固定されたケースとからなる道路または地面に設置される道路鋲とされ、
前記道路鋲の平面状とされた頂部に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられると共に、前記本体部内には、前記通信部のアンテナ部および前記位置測位部の測位用アンテナと、前記センサーが内蔵され、前記ケース内に前記通信部および前記位置測位部と、前記制御部と、前記二次電池とが内蔵されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の端末装置を備える道路付属物。 - 前記センサーは、水位を検出すると共に、温度および気圧などの気象情報を検出可能なセンサーとされ、前記通信部は、検出された前記気象情報も所定のタイミングで送信することを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載のセンサーを備える端末装置。
- 道路または地面に設置される道路付属物内に装着可能な端末装置であって、
少なくとも水位を検出するセンサーと、
設置された位置を検出する位置測位部と、
前記位置測位部で検出した位置の位置情報を送信すると共に、前記センサーで検出した検出データを所定のタイミングで送信する通信部と、
各部の動作を統括制御する制御部とを備え、
前記位置情報とリアルタイムの前記検出データを、前記通信部からハザードマップを作成するハザードマップ作成手段に送信可能とされていることを特徴とする端末装置。 - 前記通信部は閉域通信網と広域通信網とに対応しており、自らが属する前記閉域通信網に属する他に設置されている端末装置から前記位置情報とリアルタイムの前記検出データを受信し、受信した前記位置情報とリアルタイムの前記検出データと、自らの前記位置情報とリアルタイムの前記検出データとを、前記通信部から前記広域通信網を介して前記ハザードマップ作成手段に送信可能とされていることを特徴とする請求項16に記載の端末装置。
- 警告の内容に応じた表示の態様で警告表示を行う警告表示部を、さらに備えることを特徴とする請求項16または17に記載の端末装置。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を示す複数の発光パターンで表示手段を発光させる態様とされていることを特徴とする請求項18に記載の端末装置。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、冠水している方向が表示手段に示される態様とされていることを特徴とする請求項18に記載の端末装置。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を示す画像が表示手段に表示される態様とされていることを特徴とする請求項18に記載の端末装置。
- 前記警告表示部における前記警告の内容に応じた表示は、警告の内容を表す文字が表示手段に表示される態様とされていることを特徴とする請求項18のいずれかに記載の端末装置。
- 前記警告表示部は複数の表示器を備えており、該複数の表示器を照明用として発光させることを特徴とする請求項18に記載のセンサーを備える端末装置。
- 前記道路付属物は、横に長い形状のブロック本体からなり、道路または地面に設置される境界ブロックとされ、
前記ブロック本体に固定される境界ブロックカバーを備え、
該境界ブロックカバーの上面に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられると共に、前記境界ブロックカバーの上面と前記ブロック本体の上面との間に前記通信部のアンテナ部と、前記位置測位部の測位用アンテナとが設けられ、前記ブロックカバー内に前記センサーと、前記制御部と、前記位置測位部と、前記二次電池と、前記通信部とが内蔵されることを特徴とする請求項16ないし23のいずれかに記載の端末装置。 - 前記道路付属物は、棒状の柱状体からなり、道路または地面に設置される支持柱とされ、
前記柱状体の外周面に合わせた形状の内周面を有し内部が収納空間とされている本体部と、該本体部に嵌め込まれるカバー部とを備え、
前記カバー部の外周面に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられ、前記収納空間に、前記通信部およびそのアンテナ部と、前記位置測位部およびその測位用アンテナと、前記センサーと、前記制御部とが内蔵されることを特徴とする請求項16ないし23のいずれかに記載の端末装置。 - 前記道路付属物は、壁部からなり、道路または地面に設置される壁構造物とされ、
前記壁部の壁面に取り付けられる縦長のケースを有し、
前記ケースの外側面に、電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段が設けられ、前記ケース内に、前記通信部およびそのアンテナ部と、前記位置測位部およびその測位用アンテナと、前記センサーと、前記制御部と、前記二次電池とが内蔵されることを特徴とする請求項16ないし23のいずれかに記載の端末装置。 - 前記道路付属物は、支柱と、該支柱に取り付けられる標識板とからなり、道路または地面に設置される標識とされ、
前記支柱の上端面に前記位置測位部およびそのアンテナ部が設けられると共に前記支柱の外周面に前記センサーが設けられ、
前記標識板に固着される縦長のケースを有し、前記ケースの上端面に電源供給用の二次電池を充電する太陽光発電手段および前記通信部のアンテナ部が設けられ、前記ケース内に前記通信部および前記制御部と、前記二次電池とが内蔵されることを特徴とする請求項16ないし23のいずれかに記載の端末装置。 - 前記センサーは、水位を検出すると共に、温度および気圧などの気象情報を検出可能なセンサーとされ、前記通信部は、検出された前記気象情報も所定のタイミングで送信することを特徴とする請求項16ないし21のいずれかに記載の端末装置。
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