JP2018072192A - 角度検出装置 - Google Patents

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靖之 福島
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Abstract

【課題】樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、製造が簡単で、組立工数と製造コストの削減が可能な角度検出装置提供を提供する。
【解決手段】N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダ8が、転がり軸受7の回転輪2に固定される。磁気エンコーダ8の磁気トラック部材10に隙間を介して対向する位置に磁気センサ13が配置されるように、前記磁気センサ13が実装された電気回路基板14が、前記転がり軸受7の固定輪2に固定される。電気回路基板14は、固定輪2と一体支持されるセンサハウジング12に、ビスやその他のねじ部材等の固定具または接着剤で固定される。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転角度を検出可能な角度検出装置に関し、例えば高分解能出力、あるいは絶対角検出が可能な角度検出装置に適用される技術に関する。
特許文献1に開示されている回転センサ付き軸受は、転がり軸受の内輪に嵌合した回転素子と、外輪に嵌合した芯金に環状のセンサハウジングが固定され、センサハウジングに装着したプラスチックフィルム(フレキシブル基板)で形成した電気回路基板上の検出素子と、回転素子とが近接して対向するように配置される。
特許文献2に開示されている回転検出装置および回転検出装置付き軸受は、互いに磁極数が異なる2つの磁気エンコーダと、それらの磁界を検出する2つの磁気センサを備え、それらの位相差から絶対角を検出する。
回転検出装置を軸受に適用した回転検出装置付き軸受は、内輪の一端面の外径面に圧入嵌合されるリング状の芯金の外径面に、軸方向に2つの磁気エンコーダが並べて配置される。また、2つの磁気センサは信号処理回路と共にセンサモジュールとして一体化され、リング状の金属製センサハウジングの内側に挿入された状態で樹脂モールドが施され、センサハウジングを介して外輪の一端部の内径面に取り付けられる。
特開2004−125455号公報 特許第5081553号公報
Pascal Desbiolles、他1名、「NTN TECHNICAL REVIEW No.75」、NTN株式会社、平成19年10月、p.36−p.41
特許文献1に開示されている回転センサ付き軸受は、ポリイミド樹脂で被覆したフィルム状の電気回路基板を、外輪に固定された環状のセンサハウジングに設けた円弧状の溝の内周面に湾曲して装着される。しかしながら、フィルム状の電気回路基板は、その固定が難しく、一般的には樹脂材料を流して固化する樹脂モールドが施される。また、フィルム状の電気回路基板は、エポキシ系の基板と比べて単価が高いという課題がある。
特許文献2に開示されている回転検出装置付き軸受は、2つの磁気センサを含む信号処理回路に樹脂モールドが施され、センサモジュールとして一体化したのち、センサハウジングを介して外輪の一端部の内径面に取り付けられる。
樹脂モールドの工程では、電気回路基板(信号処理回路)とその周りの隙間に、流動性のある樹脂材料(たとえばエポキシ系樹脂)を充填するが、空洞や気泡がないように充填するのが難しく、空洞や気泡が残らないように途中で脱気工程(真空引き)を入れるなどの多くの工数を必要とし、組立コストが高くなる課題がある。
この発明は、上記課題を解消するものであり、樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、製造が簡単で、組立工数と製造コストの削減が可能な角度検出装置提供を提供することを目的とする。
この発明の角度検出装置は、N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダが、軸受の回転輪に固定され、前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに隙間を介して対向する位置に磁気センサが配置されるように、前記磁気センサが実装された電気回路基板が、前記軸受の固定輪に固定される角度検出装置であって、
前記電気回路基板は、前記固定輪と一体支持されるセンサハウジングに固定具で固定される。
なお、この明細書において、前記「固定具」は、物を固定するための部品を言い、例えば、ねじ部材、リベット、圧入ピン等の孔に嵌まり込んで固定作用を奏する軸状の部品であっても、挟み付けて固定作用を奏するクリップ等であっても良い。
また、この角度検出装置は、角度の検出によって回転速度を検出するものであっても良い。
この構成によると、電気回路基板は固定具で固定するため、樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、角度検出装置の製造が簡単であり、組立工数と製造コストの削減が可能となる。
この発明において、前記固定具がねじ部材であっても良い。前記「ねじ部材」は、ボルト、ビス、ナット等の他、これに類する部材を含む。
ねじ部材による固定であると、回転による締め込み作業で固定することができて、より固定の作業が簡単であり、また着脱自在に固定が行える。そのため、ねじ部材による固定の場合、電気回路基板が故障した場合でも交換が容易である。
この発明において、前記電気回路基板の前記センサハウジングへの固定が、着脱可能になされていても良い。
ねじ部材に限らず、電気回路基板の固定が着脱自在になされていると、電気回路基板が故障した場合でも交換が容易である。
この発明の他の角度検出装置は、N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダが、軸受の回転輪に固定され、前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに隙間を介して対向する位置に磁気センサが配置されるように、前記磁気センサが実装された電気回路基板が、前記軸受の固定輪に固定される角度検出装置であって、
前記電気回路基板は、前記固定輪と一体支持されるセンサハウジングに接着剤で固定されている。
前記電気回路基板を接着剤で接着して固定する場合も、樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、角度検出装置の製造が簡単であり、組立工数と製造コストの削減が可能となる。
この発明において、前記センサハウジングの外周面に、半径方向に対して直角な平坦面と、この平坦面に連通する半径方向の孔または溝が形成され、前記回路基板が前記平坦面に固定され前記磁気センサが前記孔または溝を通じて前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに対向していても良い。この場合に、前記磁気センサが前記孔または溝内に納まっていても良く、また前記孔または溝の外部にあって前記孔または溝に臨んでいても良い。
センサハウジングの外周面に設けられた前記平坦面に前記電気回路基板が固定されていると、確実な固定が行えて、前記電気回路基板、特にその磁気センサの位置が安定し、正確な検出や耐久性等において好ましい。
この発明において、前記電気回路基板が四角形状であって、前記軸受の軸方向に沿って配置され、前記電気回路基板の軸方向幅が、前記磁気エンコーダの幅寸法以下であっても良い。
電気回路基板が四角形状であって、その軸方向幅が磁気エンコーダの幅寸法以下であれば、角度検出装置の軸方向寸法が小さくでき、省スペース化が可能である。
この発明において、前記磁気エンコーダは、互いに異なる着磁極数の2つの磁気トラックを有し、前記磁気センサは、前記2つの磁気トラックを検出して前記回転輪の絶対角を示す信号を出力する機能を有するようにしても良い。
このような絶対角を検出する角度検出装置においても、この発明により、樹脂モールド工程を省略でき、安価に提供することができる。
この発明の第1の角度検出装置は、N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダが、軸受の回転輪に固定され、前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに隙間を介して対向する位置に磁気センサが配置されるように、前記磁気センサが実装された電気回路基板が、前記軸受の固定輪に固定される角度検出装置であって、前記電気回路基板は、前記固定輪と一体支持されるセンサハウジングに固定具で固定されるため、樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、製造が簡単で、組立工数と製造コストの削減が可能となる。
この発明の他の角度検出装置は、前記第1の角度検出装置において、固定具を用いる代わりに前記電気回路基板はセンサハウジングに接着剤で固定されるため、第一の角度検出装置と同様に、樹脂モールドを行うことなく電気回路基板を固定することができて、製造が簡単で、組立工数と製造コストの削減が可能となる。
この発明の第一の実施形態に係る角度検出装置の断面図である。 同角度検出装置を図1の矢印II方向に見た正面図である。 図1のIII-III 線断面図である。 磁気センサの変形例を示す説明図である。 この発明の他の実施形態に係る角度検出装置の断面図である。 同角度検出装置を図5の矢印VI方向に見た正面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る角度検出装置の断面図である。 同角度検出装置における磁気エンコーダの磁極の説明図である。
この発明の第一の実施形態を図1ないし図3と共に説明する。図1に角度検出装置の断面図を、図2に図1のII矢視図、図3に図1のIII-III 断面をそれぞれ示す。
この角度検出装置1は、回転輪2、固定輪3、転動体4、保持器5、シール6から構成される転がり軸受7における回転輪2の端部外径面に、N極とS極を交互に着磁した磁気エンコーダ8が嵌合状態に固定されている。図示の例では、回転輪2は内輪、固定輪3は外輪である。転がり軸受7の代わりに滑り軸受を用いても良い。
磁気エンコーダ8は、芯金9と磁気トラック部材10から構成される。磁気トラック部材10は、磁性粉を混練したゴムを芯金9とともに金型に入れて加硫接着したもの、あるいはプラスチックと磁性粉をまぜたものと芯金9を一体成形し、次の工程で、N極とS極を交互に着磁される。
固定輪3の端部内径面に嵌合状態に固定された金属環11には、環状のセンサハウジング12が同心状に取り付けられている。センサハウジング12の材料としては、樹脂を用いてもよい。図3に示すように、センサハウジング12の外周面には、半径方向に対して直角な平坦面12aと、平坦面12aに連通する半径方向の孔12bが形成される。孔12bに代えて溝を形成しても良い。孔12bの中に磁気センサ13が納まるようにして、磁気センサ13を実装した電気回路基板14が、平坦面12aに固定具15で固定される。固定具15は、この例では、ねじ部材であるビスからなる。固定具15による固定は、電気回路基板14の両側部で行われる。前記平坦面12aには、ねじ孔(図示せず)が加工されていて、前記ねじ部材からなる固定具15は、前記ねじ孔にねじ込まれる。
図1に示すように、電気回路基板14と金属環11が干渉する場合には、金属環11に切欠き部11aを設けて干渉を回避する。
電気回路基板14は、例えばガラスエポキシ系のプリント基板に電気部品を実装したものであり、例えば四角形状とされ、磁気センサ13の実装面とは反対側の面にコネクタ16が実装される。電気回路基板14の軸方向幅を磁気エンコーダ8の幅寸法以下に設定すれば、角度検出装置1の軸方向寸法が小さくでき、省スペース化が可能である。
この構成の角度検出装置1によると、電気回路基板14をねじ部材からなる固定具15で固定しているため、従来のような樹脂モールド加工が不要となり、組立工数が削減されまた製造コストが低減する。また、電気回路基板14はねじ部材からなる固定具15により固定されているため、電気回路基板14が故障した場合でも交換が容易である。
なお、転がり軸受7の一端面に磁気エンコーダ8と電気回路基板14を配置する場合、転がり軸受7のグリースが電気回路基板14の表面に付着しても問題とならないように、撥油、撥水作用のある撥液剤を電気回路基板14も表面に塗布してもよい。また、撥液剤の代わりに、エポキシ樹脂系のモールド剤を部分的に刷毛塗りしてもよい。
この記実施形態の角度検出装置1では、磁気センサ13は、磁気エンコーダ8の回転に伴い、パルス状の矩形信号が出力するが、磁気センサ13として、例えば次のように、磁気信号を電気的に逓倍して高分解能の矩形信号が得られるものを用いても良い。
図4に逓倍して高分解能の矩形信号を得る磁気センサ33の例を示す。この磁気センサ33は、複数の個別磁気センサ33a,33bからなるセンサアレイ、及びこれら磁気センサ33a、33bの出力から前記回転輪2の回転速度及び回転方向を検出可能な出力信号を生成する信号処理回路33cが1パッケージに含まれたセンサモジュールが利用されている。本実施の形態に係る磁気センサ33は、逓倍されたA相およびB相の2層出力信号が出力される。磁気センサ33から出力される、A相出力信号とB相出力信号の電気的な位相差は、90度になっている。
信号処理回路33cは、カウント逓倍や磁気トラック部材10の磁気トラックの磁極幅に応じた分解能の設定を外部からプログラム可能になっている。磁気センサ33は、例えば、磁気トラック部材22のトラック磁極幅が変更されても、プログラミングで調整することができ、仕様変更に柔軟に対応することができる。
この実施形態では、上記の高機能を満足する磁気センサ33として、非特許文献1に開示されたNTN-SNR ROULEMENTS社製のMPS40Sが採用されており、磁気トラック部材22もそれに対応させて形成されている。
図5にこの発明の他の実施形態に係る角度検出装置17の断面図を示し、図6に図5のVI矢視図を示す。
この角度検出装置17の構成は、特に説明する事項の他は図1に示した角度検出装置1と同様であるが、転がり軸受7を、その外輪である固定輪3の外周を覆うセンサハウジング18に組み込み、金属環11を省略している。センサハウジング18の外周面には、半径方向に対して直角な平坦面18aと、平坦面18aに連通する半径方向の孔18bが形成され、孔18bの中に磁気センサ13が納まるようにして、磁気センサ13を実装した電気回路基板14が平坦面18aにねじ15で固定される。孔18bの代わりに溝を設けても良い。センサハウジング18の材料として、例えば金属系材料(鉄系、アルミ系など)を用いる。
この構成の場合も、第一の実施形態で説明した各作用,効果が得られる。また、この実施形態においても、図4と共に説明した逓倍して高分解能の矩形信号が得られる磁気センサ33を用いても良い。
図7に角度検出装置のさらに他の実施例の断面図を示し、図8にその磁気エンコーダと磁気センサを示す。この実施形態において、特に説明した事項の他は、第一の実施形態と同様である。この実施形態の角度検出装置19の磁気エンコーダ20は、芯金21と2列の磁気トラック22a,22bを有する磁気トラック部材22(第一磁気トラック22a、第二磁気22b)から構成され、第一磁気トラック22aと第二磁気トラック22bは互いに着磁極数が異なる。例えば、第一磁気トラック22aを32極対、第二磁気トラック22bを31極対で着磁する。磁気センサ13は第一磁気トラック22aと第二磁気トラック22bの磁束を検出し、それらの1極対の差を利用して磁気センサ13の内部で絶対角を検出する。
具体的には、磁気センサ13は、各磁気トラック22a,22bを構成する2つの個別磁気センサ(図示せず)と信号処理回路(いずれも図示せず)とを備え、前記信号処理回路は、例えば次のように絶対角度を演算する。
前記磁気エンコーダ20を回転させると、これらの磁界を検出する2つの個別磁気センサの信号の間には、1回転に1磁極対分の位相ずれが発生する。前記信号処理回路(図示せず)は、この位相差を位相差検出部で検出し、その位相差に基づいて角度算出部により1回転の区間での絶対角度を算出する。
このような絶対角が検出可能な角度検出装置19であっても、電気回路基板14をねじ部材等の固定具15で固定し、樹脂モールド工程を省略できるので、安価に提供することができる。固定具15に代えて接着剤による接着としても良い。
なお、前述の各実施形態では、電気回路基板14はねじ部材等の固定具15で固定としたが、固定具15として、ねじ部材に代えてリベットやピンを用いても良く、また固定具15を用いる代わりに、または固定具15と併用して、接着剤による接着等の接着他の固定形式で固定してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…角度検出装置
2…回転輪
3…固定輪
7…転がり軸受
8…磁気エンコーダ
9…芯金
10…磁気トラック部材
11…金属環
12…センサハウジング
12a…平坦面
12b…孔
13…磁気センサ
14…電気回路基板
15…固定具
17…角度検出装置
18…センサハウジング
18a…平坦面
18b…孔
19…角度検出装置
20…磁気エンコーダ
22…磁気トラック部材
22a,22b…磁気トラック
33…磁気センサ
33a,33b…個別磁気センサ
33c…信号処理回路

Claims (7)

  1. N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダが、軸受の回転輪に固定され、前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに隙間を介して対向する位置に磁気センサが配置されるように、前記磁気センサが実装された電気回路基板が、前記軸受の固定輪に固定される角度検出装置であって、
    前記電気回路基板は、前記固定輪と一体支持されるセンサハウジングに固定具で固定された角度検出装置。
  2. 請求項1に記載の角度検出装置において、前記固定具がねじ部材である角度検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の角度検出装置において、前記電気回路基板の前記センサハウジングへの固定が、着脱可能になされている角度検出装置。
  4. N極とS極が交互に並ぶ磁気トラックを有する磁気エンコーダが、軸受の回転輪に固定され、前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに隙間を介して対向する位置に磁気センサが配置されるように、前記磁気センサが実装された電気回路基板が、前記軸受の固定輪に固定される角度検出装置であって、
    前記電気回路基板は、前記固定輪と一体支持されるセンサハウジングに接着剤で固定された角度検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の角度検出装置において、前記センサハウジングの外周面に、半径方向に対して直角な平坦面と、この平坦面に連通する半径方向の孔または溝が形成され、前記回路基板が前記平坦面に固定され前記磁気センサが前記孔または溝を通じて前記磁気エンコーダの前記磁気トラックに対向する角度検出装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の角度検出装置において、前記電気回路基板が四角形状であって、前記軸受の軸方向に沿って配置され、前記電気回路基板の軸方向幅が、前記磁気エンコーダの幅寸法以下である角度検出装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の角度検出装置において、前記磁気エンコーダは、互いに異なる着磁極数の2つの磁気トラックを有し、前記磁気センサは、前記2つの磁気トラックを検出して前記回転輪の絶対角を示す信号を出力する機能を有する角度検出装置。
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