JP2007192249A - 複列転がり軸受 - Google Patents

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声一 高田
Hiroyoshi Ito
浩義 伊藤
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Abstract

【課題】予圧付与手段を設けた回転センサ付きの複列転がり軸受を、部品点数を少なくして組立てに手間がかからないようにすることである。
【解決手段】回転輪である2分割された内輪3a、3b間の軸方向隙間7を縮小させて予圧を付与する環状の押さえ部材8の外径面に、回転センサを構成する磁気エンコーダ11を一体に組み込み、磁気エンコーダ11の回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子14を、固定輪である外輪1の側方に磁気エンコーダ11と対向させて装着することにより、磁気エンコーダ11を装着するためのサポート部材と、磁気エンコーダ11を装着する手間をなくし、予圧付与手段を設けた回転センサ付きの複列転がり軸受を、部品点数が少なく、組立てに手間がかからないものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、予圧付与手段を設けた複列転がり軸受に関する。
医療機器やロボット等の回転部を支持する複列転がり軸受には、回転部のがたつきや振動を抑えるために、予圧付与手段を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたものでは、外輪に設けられた複列の軌道面と対向するように、1列ずつの軌道面が設けられた2分割の内輪間に軸方向隙間を設け、2分割された一方の内輪の側方に環状の押さえ部材を配設して、この押さえ部材で軸方向隙間を縮小させることにより、予圧を付与するようにしている。
一方、このように医療機器やロボット等の回転部を支持する複列転がり軸受では、回転部の回転を検出するために、回転センサを取り付けることが望まれている。一般的な回転センサ付き転がり軸受としては、内外輪のうちの回転輪に磁気エンコーダを装着し、固定輪に磁気エンコーダの回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子を、微小な隙間を開けて磁気エンコーダと対向させるように装着したものがある(例えば、特許文献2参照)。通常、磁気エンコーダはサポート部材を介して回転輪に装着され、センサ素子はセンサユニットに組み込まれて固定輪に装着される。また、センサユニットには電気回路基板も組み込まれることが多く、電気回路基板に出力ケーブルが接続される。
特開2000−329143号公報 特開平10−132603号公報
特許文献1に記載されたような予圧付与手段を設けた複列転がり軸受に、特許文献2に記載されたような回転センサを取り付けると、もとより部品点数が多い複列転がり軸受に、回転センサの磁気エンコーダやセンサ素子を装着することになり、さらに、部品点数が多くなって組立てに手間がかかる問題がある。
そこで、本発明の課題は、予圧付与手段を設けた回転センサ付きの複列転がり軸受を、部品点数を少なくして組立てに手間がかからないようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、内径面または外径面に複列の軌道面が設けられた固定輪と、この固定輪の各軌道面と対向する1列ずつの軌道面が設けられるように2分割された回転輪と、これらの固定輪と回転輪の各軌道面間に複列に配列された転動体とを備え、前記2分割された回転輪間に軸方向隙間を設けて、この軸方向隙間を縮小させて予圧を付与する環状の押さえ部材を、前記2分割された一方の回転輪の側方に配設した複列転がり軸受において、前記環状の押さえ部材に磁気エンコーダを一体に組み込み、この磁気エンコーダの回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子を、前記固定輪の側方に前記磁気エンコーダと対向させて装着した構成を採用した。
すなわち、予圧を付与する環状の押さえ部材に磁気エンコーダを一体に組み込み、この磁気エンコーダの回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子を、固定輪の側方に磁気エンコーダと対向させて装着することにより、磁気エンコーダを装着するためのサポート部材と、磁気エンコーダを装着する手間をなくし、予圧付与手段を設けた回転センサ付きの複列転がり軸受を、部品点数が少なく、組立てに手間がかからないものとした。
前記磁気エンコーダとセンサ素子とを半径方向で対向させ、前記環状の押さえ部材に、前記一方の回転輪の軌道面と反対側の径面に当接される筒部を設けることにより、センサ素子と微小な隙間を開けて半径方向で対向する磁気エンコーダを容易に位置決めすることができる。
本発明の複列転がり軸受は、予圧を付与する環状の押さえ部材に磁気エンコーダを一体に組み込み、この磁気エンコーダの回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子を、固定輪の側方に磁気エンコーダと対向させて装着したので、磁気エンコーダを装着するためのサポート部材と、磁気エンコーダを装着する手間をなくし、予圧付与手段を設けた回転センサ付きの複列転がり軸受を、部品点数が少なく、組立てに手間がかからないものとすることができる。
前記磁気エンコーダとセンサ素子とを半径方向で対向させ、環状の押さえ部材に、一方の回転輪の軌道面と反対側の径面に当接される筒部を設けることにより、センサ素子と微小な隙間を開けて半径方向で対向する磁気エンコーダを容易に位置決めすることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1および図2は、第1の実施形態を示す。この複列転がり軸受は、図1に示すように、固定輪としての外輪1の内径面に2列の軌道面2a、2bが設けられ、回転輪としての2分割された内輪3a、3bの外径面に各軌道面2a、2bと対向する軌道面4a、4bが1列ずつ設けられて、これらの外輪1の各軌道面2a、2bと内輪3a、3bの各軌道面4a、4bの間に、転動体としての2列のボール5が保持器6で保持された複列玉軸受であり、一方の内輪3aが他方の内輪3bの外径段差部に軸方向隙間7を設けて外嵌され、内輪3aの側方に配設された環状の押さえ部材8で軸方向隙間7を縮小させて予圧を付与するようになっている。外輪1の外周部にはハウジング等への固定用のボルト孔9が設けられ、外輪1の両端部の内径面には軸受空間をシールするシール10が取り付けられている。
図1および図2(a)に示すように、前記押さえ部材8にはボルト孔8aが設けられ、ボルト孔8aに通されるボルトで内輪3bに締め付けられて、内輪3aの側面を押圧することにより、軸方向隙間7を縮小させて予圧が付与される。また、押さえ部材8の外径面には、回転センサを構成する磁気エンコーダ11が外嵌によって一体に組み込まれ、後述するセンサ素子14に対して所定の隙間で磁気エンコーダ11を位置決めできるように、押さえ部材8には内輪3aの内径面に当接される筒部8bも設けられている。磁気エンコーダ11は、図2(b)に示すように、周方向にN極とS極が交互に存在する所望の磁極数に着磁されている。
また、前記外輪1の側端面にはセンサユニット12がねじ止めされ、センサユニット12内にモールドで固定された電気回路基板13に、磁気エンコーダ11の回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子14が、磁気エンコーダ11と微小な隙間を開けて対向するように装着されている。電気回路基板13には、検出された回転速度を出力する出力ケーブル15が接続されている。
図3は、第2の実施形態を示す。この複列転がり軸受は、前記2分割された回転輪としての内輪3a、3bが、内方部材16の外径面に軸方向隙間7を設けて外嵌され、内輪3bが内方部材16の段差面16aで軸方向を位置決めされている点が第1の実施形態のものと異なる。その他の部分は第1の実施形態のものと同じであり、外径面に回転センサの磁気エンコーダ11が一体に組み込まれた押さえ部材8により、軸方向隙間7を縮小させて予圧を付与するようになっている。
図4は、第3の実施形態を示す。この複列転がり軸受は、固定輪としての外輪1a、1bも2分割され、軌道面2aが設けられた外輪1aが、ボルト孔9を設けられた外輪1bの内径段差部に内嵌され、外輪1bの側端面にねじ止めさたセンサユニット12で抜け止めされている点が第1の実施形態のものと異なる。その他の部分は第1の実施形態のものと同じであり、外径面に回転センサの磁気エンコーダ11が一体に組み込まれた押さえ部材8により、軸方向隙間7を縮小させて予圧を付与するようになっている。
上述した各実施形態では、転がり軸受を内輪が回転輪とされた複列玉軸受とし、回転センサの磁気エンコーダとセンサ素子を半径方向で対向させたが、本発明に係る回転センサ付き転がり軸受は、複列ころ軸受等の他のタイプの複列転がり軸受にも適用することができる。また、外輪が回転輪とされた転がり軸受にも適用でき、この場合は、回転センサの磁気エンコーダを2分割された外輪の押さえ部材に一体に組み込み、センサ素子を内輪に装着すればよい。さらに、磁気エンコーダとセンサ素子を軸方向で対向させることもでき、この場合は、磁気エンコーダを押さえ部材の側端面に一体に組み込めばよい。
第1の複列転がり軸受の実施形態を示す縦断面図 aは図1のIIa−IIa線に沿った断面図、bはaの磁気エンコーダの着磁状態を示す概念図 第2の複列転がり軸受の実施形態を示す縦断面図 第3の複列転がり軸受の実施形態を示す縦断面図
符号の説明
1、1a、1b 外輪
2a、2b 軌道面
3a、3b 内輪
4a、4b 軌道面
5 ボール
6 保持器
7 軸方向隙間
8 押さえ部材
8a ボルト孔
8b 筒部
9 ボルト孔
10 シール
11 磁気エンコーダ
12 センサユニット
13 電気回路基板
14 センサ素子
15 出力ケーブル
16 内方部材
16a 段差面

Claims (2)

  1. 内径面または外径面に複列の軌道面が設けられた固定輪と、この固定輪の各軌道面と対向する1列ずつの軌道面が設けられるように2分割された回転輪と、これらの固定輪と回転輪の各軌道面間に複列に配列された転動体とを備え、前記2分割された回転輪間に軸方向隙間を設けて、この軸方向隙間を縮小させて予圧を付与する環状の押さえ部材を、前記2分割された一方の回転輪の側方に配設した複列転がり軸受において、前記環状の押さえ部材に磁気エンコーダを一体に組み込み、この磁気エンコーダの回転に伴う磁極の変化を検出するセンサ素子を、前記固定輪の側方に前記磁気エンコーダと対向させて装着したことを特徴とする複列転がり軸受。
  2. 前記磁気エンコーダとセンサ素子とを半径方向で対向させ、前記環状の押さえ部材に、前記一方の回転輪の軌道面と反対側の径面に当接される筒部を設けた請求項1に記載の複列転がり軸受。
JP2006008640A 2006-01-12 2006-01-17 複列転がり軸受 Pending JP2007192249A (ja)

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US12/086,642 US7982455B2 (en) 2006-01-12 2007-01-11 Rolling bearing with rotational speed sensor
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018079471A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 Ntn株式会社 角度検出装置

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